趣味の悪い時代をどう生き抜くか

 深夜2時近くとなり、このブログの掲載日時は5/5水曜日となっていると思われるが、就寝前なのでまだ火曜日とさせていただきたい。

 さて、本日火曜日は、「クラーチ剣術教室」に行ってきました。昨年、今年と緊急事態宣言で合せて3ヶ月と少しお休みいたしましたが、再開後みなさん元気にお越しいただけております。しかし、数ヶ月間でもなにかしらの変化というのは生じるもので、もし、これが半年、一年となると、想像以上の変化が起きている可能性があります。生きているリズムとして、毎週同じ時間に適度に身体を動かし、なおかつ刺激があること。お話しができて、笑いが起こり、出来ないときは悔しがる。これがいいんですね。

 人が互いに会って伝え合う情報というのは、意識していない部分でも多くのものを感じ取っているはずです。それはおそらく意識して感じているものよりも多いのではないでしょうか。ですから、生きている中で人が直接会うということは、ふつう我々が思っている以上に多くの情報伝達を無意識的にもおこなっているのです。

 話は逸れますが、今年の1/19にネット回線を光ケーブルに切り替えたときに、Wi-Fiを飛ばした瞬間に私の頭が腫れたようなズーンという響きと頭痛に襲われ、その原因が分からず我慢していると手足の痺れ、震えが起き始めまました。当初は、せっかく工事して光回線に変更したのに、これが原因でないことを願って、何度も何度もWi-FiをONにしたりOFFにしたりして試すのですが、何度やってもONにした瞬間に頭に無音の響きがジンワリとやってくるのです。もう、考えることも出来ず、ただ寝るだけしか出来なくて、しばらく身体に残ってしまうその状態に限界がきてしまい、僅か三日後の1/21には解約の手配をとりました。そのことは1月の記事に書いたので、再び同じ事を書くつもりはありませんが、ここで得たものが一つだけありました。

 それは、Wi-Fiを飛ばしたときの私の頭にズーンと何とも言えない何かをキャッチしている状態は、今までに無いものであり、それがその後、人からも何となく感じ取れるようになってきました。もちろん、Wi-Fiほど強くなく、微々たるものですが、外を歩いていて数十メートル向こうの人がこちらを意識しているときとしていないときの頭に飛んでくるものが、あの時の感じと似ていることに気がつきました。おそらく、感覚の鋭い人は(特に女性は)相手に対する察知力は高いものと思われますが、私の場合、Wi-Fiから飛ぶ電磁波なのか何かが人体の危機を感じたことから、人に対しても「ああ、Wi-Fi飛ばしてきてるなぁ…」なんて(ちがったらどうすんだ!)感じながら、ある人はそれを「気」というかもしれませんが、私は理由は分かりませんがただ感じるようになたことが、唯一あの苦しみの三日間から得たものであります。

 つまり、意識と無意識についてのことになっていきますが、無いものに気がつくためには、実はあるものを無いようにしている可能性が非常に高いのでは無いかと考えます。それが意識と無意識であり、意識をいかに無くすか、書いていて結局甲野先生の影観法に向かって行くのですが、それは書いていて「やっぱりそうか」となったものであり、これまでの解釈の感じとは具体的にどこがどうとは説明出来ませんが、身体の感じ方がチョット異なっております。

 こうしたものは、何を書いているのかサッパリ分からないと思いますが、これを具体的に分かりやすく説明することは別物になってしまいますので不可能です。つまり、感覚的なものの文というのは文章表現としてはおかしなものであり、それは言語、言葉としてのルールに変換して表現するため、無理が生じてしまうのです。ですから、感覚的に何かをキャッチするためには、よく会話の途中で横槍を入れてせっかくの流れが途絶えて雰囲気が台無しになってしまうのと同じように、つい言葉で頭でそのことを理解しようと横槍を入れてしまい、駄目だと決めつけてしまうか、惜しいところで納得してしまうのです。ですから、沈思黙考、横槍を入れそうになる己自身を観察すること。そういう稽古が出来る環境であることが大切です。

 いつもの如く、記事が流れ流れて漂ってしまいましたが、それがブログの自由さということでご勘弁を。
 しかしながら、一部の人にしか分からない表現というのは、こうしたブログなどでは己の自己満足と思われてしまっても仕方が無いのですが、書籍のように本となって多くの方々に買っていただくということになりますと、よほど専門的に詳しく調べ、時間を掛けて行かなければなりませんが、それでも基本的に無いものを生みだしていくものには、感覚的な表現になりやすく、しかもそれは科学的でも無いその場の身体の具合から最適な言葉の調子を選んだものであり、これぞ!という言葉を作って行かなければならない場合もあります。しかしながら、多くの方にそれをお伝えするのは困難です。6月に刊行予定の拙著では、表現を誰にでも想像が出来るように書いております。身体の使い方や技法といった本では無く、生きていく上でのアドバイスとなればと願った本でもあります。

 現在三度目の緊急事態宣言が発令され、今後の見通しもハッキリしておりません。このような状況で、今までのルールで生きてきた人にとって今を無情に感じる人も少なくは無い筈です。難しいことは書いておりません。難しいことを目指そうなどともお伝えしておりません。私が生きてきた人生は逆境が多く、エリートとは正反対の下積み人生でしたので、弱い立場を不器用なままで生きてきて、それを今、私の考えでお伝えすることにより、多くの方々に伝わりやすい本になっているのではないかと思います。

 これからますます趣味の悪い時代になるでしょうが、その流行を選ぶか否かは自分次第。これまでの価値観の見直しが迫られているでしょう。


2021年5月15日(土)『抜刀術 特別講習会』(お申し込み受付中)

金山孝之 YouTubeチャンネル

金山孝之 指導・監修 DVD
『古武術は美しい』~合理性を追求した身体の芸術を身につける~


金山孝之 指導・監修 DVD
『古武術は速い』~型の手続きを追求した剣・杖の実践的な体使い~


金山剣術稽古会

2021年5月 武術稽古日程

2021年6月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文

2021-05-05(Wed)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


1975年生まれ
福岡県北九州市出身
東京都世田谷区在住

松聲館技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


1990年
高校から実業団まで5年間ボクシングに専念する

1999年
中田秀夫監督との出会いにより映画に出演。上京後モデルや舞台のプロデュース公演などをおこなう

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む

2010年
甲野善紀先生に師事し「抜刀術」「剣術」「杖術」「体術」などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務める

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく「Gold Castle 殺陣&剣術スクール」を発足

2014年
甲野善紀先生より
「松聲館技法研究員」を拝命
自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている
 
シニア住宅にて
「高齢者のための剣術教室」をおこなっている

日信工業株式会社の製品
「SAMURAI BRAKE」のプロモーション活動に携わる

2015年
「金山剣術稽古会」を発足
現代における武術稽古の必要性を身体と心で学べる場として活動している

2018年
「関西特別講習会」として定期的に関西地域での講習会を開催

2019年
BABジャパンDVD
『古武術は速い』指導・監修

2020年
BABジャパンDVD
『古武術は美しい』指導・監修

2021年
「日本公認会計士協会(JICPA)」プロモーションビデオ出演

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