2021年5月 武術稽古日程


5月01日 土曜日  Gold Castle 殺陣&剣術スクール
         15時30分~17時00分
         戸越体育館 剣道場 



5月02日 日曜日  Gold Castle 殺陣&剣術スクール
         12時00分~14時00分         
         品川区総合体育館 剣道場
        


5月03日 月曜日  金山剣術稽古会
         17時00分~19時00分         
         新宿スポーツセンター 第二武道場

         

5月04日 火曜日  クラーチ剣術教室
         10時00分~11時30分
         クラーチ溝の口

 
5月06日 木曜日  金山剣術稽古会
         12時00分~14時00分
         戸越体育館 柔道場

       

5月08日 土曜日  Gold Castle 殺陣&剣術スクール
         12時30分~14時00分         
         12時30分~14時00分
         品川区総合体育館 剣道場



5月09日 日曜日  Gold Castle 殺陣&剣術スクール
         13時20分~14時50分
         15時10分~16時40分         
         深川スポーツセンター 剣道場



5月10日 月曜日  金山剣術稽古会
         17時00分~19時00分         
         新宿スポーツセンター 第二武道場

         

5月11日 火曜日  クラーチ剣術教室
         10時00分~11時30分
         クラーチ溝の口


5月12日 水曜日  金山剣術稽古会
         12時00分~14時00分
         

5月15日 土曜日  抜刀術 特別講習会
         15時00分~17時00分
         品川区総合体育館 剣道場 



5月16日 日曜日  Gold Castle 殺陣&剣術スクール
         12時00分~14時00分         
         品川区総合体育館 剣道場



5月17日 月曜日  金山剣術稽古会
         15時00分~18時00分         
         

5月18日 火曜日  クラーチ剣術教室
         10時00分~11時30分
         クラーチ溝の口


5月19日 水曜日  金山剣術稽古会
         12時00分~14時00分


5月22日 土曜日  Gold Castle 殺陣&剣術スクール
         12時30分~14時00分         
         15時30分~17時00分
         品川区総合体育館 剣道場



5月23日 日曜日  Gold Castle 殺陣&剣術スクール
         13時20分~14時50分
         15時10分~16時40分         
         深川スポーツセンター 剣道場 



5月24日 月曜日  金山剣術稽古会
         15時00分~18時00分 


5月25日 火曜日  クラーチ剣術教室
         10時00分~11時30分
         クラーチ溝の口


5月26日 水曜日  金山剣術稽古会
         12時00分~14時00分
         

5月29日 土曜日  Gold Castle 殺陣&剣術スクール
         15時30分~17時00分
         戸越体育館 剣道場 



5月30日 日曜日  Gold Castle 殺陣&剣術スクール
         13時20分~14時50分
         15時10分~16時40分         
         深川スポーツセンター 剣道場
 


5月31日 月曜日  金山剣術稽古会
         15時00分~18時00分         
         




 金山剣術稽古会 入会希望の方へ

各施設が休館のため、月曜日と水曜日は屋外稽古となります。
雨天中止となりますが、場所はご連絡を受けた際にお伝えいたします。
今月はお月謝制ではなく一回毎の稽古料となりますのでご了承ください。


完全予約制ですのでお早めに御連絡下さい。
前月までに御予約の入っていない日はお休みとなる場合が御座います。
お申し込みは金山剣術稽古会のサイト
https://www.kanayama-kenjutsu.com より御連絡下さい。

都合により日程が変更となる場合がありますので御了承下さい。

2021-03-29(Mon)
 

問題は全て自分の中にある

 Gold Castle 殺陣&剣術スクールを2013年10月20日(日)に開講して現在8年目。初回は戸越体育館剣道場で18時30分~20時30分の時刻に開催いたしました。初参加者は知り合いなど3名でした。当時の時間割は毎週日曜日の18時30分~20時30分のみであり、今思えば翌日のことを考えると人が集まりにくい時間帯でした。しかし、安定した日程を組むためには会場予約が比較的押さえやすい日曜日の夜の時間帯が最適だと判断したのです。これまでに開催した中で参加者が0人という日はありませんでした。(数年後、2コマ開催して、片方のクラスがゼロだったことが一度だけありますが…)

 考えてみればここまで危機的状況になることも無く順調に安定した教室運営が出来ております。開講して数ヶ月後には1コマには収まりきれなくなり日曜日の夜間の部をベースに、夕方、昼間、午前のいずれかを押さえて2コマ制といたしました。当時はまだ土曜日はやっておりませんでしたので、教室は日曜日のみ開催しておりました。しばらくして土曜日も一コマ開催することになり、月に3コマをベースとしておりました。

 現在はベースとなるクラスは土曜日の剣術(杖術)クラスと日曜日の殺陣クラス&剣術(杖術)クラス各1コマの計2コマ開催としておりますが、土曜日の殺陣基礎クラスや日曜日の深川スポーツセンターでの開催の場合は計4コマ開催となっております。

 4月からは品川区の開催については二時間殺陣クラスのみとなりますので、これまでに無かった時間の中でどのように展開していくのか楽しみにしているところでもあります。今後も状況に応じて、最善の時間割を組んでいこうと考えております。基本的な軸はブレないように、バランスを見ながら不足しているところをこれからも臨機応変に変更していきます。

 Gold Castleの講習で雨に降られる確率は少なかったのですが、(初回の大雨は別として)深川スポーツセンターに関しては雨の記憶が(しかも豪雨)幾つか記憶に残っております。以前、あるところへ泊まりに行ったとき、台風が接近しており海は大荒れに波が高く、確かに雨風は強かったのですが、不思議な事に二日目には台風がまだ近くにいるのに快晴の一日になったのです。これには本当に驚いたものです。

 講習内容に入ります。(話が飛んでばかりですみません)

 殺陣クラスでは、立廻りタイプJをジックリおこないました。幾つかのポイントや注意点は何度も言うことになってしまいますので、限定公開の動画を見ていただくことが一番かと思います。それを踏まえた上で合わせることが望ましいでしょう。

 杖術クラスでは、繋之型と十一之型をおこない、それぞれ一人ずつ真ん中でおこなっていただきました。これは予定していなかったことですが、一人で型稽古をおこなっているときの粗を出すには、出やすい状況でおこなっていただくことが一番です。稽古とは、自分への観察眼を高めていく事なのかもしれません。

 結果的に導かれていくことが出来れば、そこに礼儀が備わり心が育まれるのだと思います。全てそうだとは言えませんが、その流儀、その学びから何を得ていくのか、そこは外せない部分であります。

 人間という生き物は自分を観る(知る)ことを怠ってはならない定めにあるのかもしれませんね。現代は情報が隙間無く入り込んできますので、人はその定めを蔑ろにしてしまい、その時代展開の早さに翻弄されているように思えます。身体の調和は生きていくための調和にも通じます。身体の調和は心の調和、その調和を整えるには自分を観て自分を知り、そこから立て直していかなければなりません。調和を失えば、偏った動き、偏った心、そこで得られる実感とは不満に感じられるものです。すべては自分が作り出していることなので、まずは己を観る(知る)ということが何より大切なのだと思います。

 それを踏まえて私も自省して行かなければなりません。


2021年4月29日(木/昭和の日)『抜刀術 特別講習会』(お問い合わせ受付中)

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金山孝之 指導・監修 DVD
『古武術は美しい』~合理性を追求した身体の芸術を身につける~


金山孝之 指導・監修 DVD
『古武術は速い』~型の手続きを追求した剣・杖の実践的な体使い~


金山剣術稽古会

2021年3月 武術稽古日程

2021年4月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文

2021-03-29(Mon)
 

与えられるものだけでは得られない

 桜満開の土曜日、今日の講習は戸越体育館にて、ひさしぶりに午前の部9時30分から開始いたしました。

 殺陣基礎クラスから開始いたしましたが、摺り足、廻り足、振り向き構え、今回は足使いを重点的におこないました。最後は、その流れから手を追加して、簡単な殺陣をおこなっていただきました。
 
 朝からでしたが、思いのほか生徒が来て下さいましたので、賑わう講習となりました。続く杖術クラスまで1時間以上間が空いておりましたので、最近毎日おこなっている身体の調整をジックリとおこないました。怪我をしていると出来ないことがありますので、今のうちに出来ることはやっておこうと思います。

 杖術クラスでは、自由に動くことをテーマに、その手掛かりとなる方法を順にお伝えいたしました。おそらく今までの中で最も時間を割いて一人稽古へのヒントを私自身の実体験からお伝えしたように思います。自分の身体から教えてもらえるように考えすぎずに考えていただければ幸いです。

 二日ほど前に不思議な夢を見ましたが、夢から覚めた直後も不思議な事が起こります。そういうことが時々あるのですが、慣れてしまいますと身を委ねて自然でいられるようになりました。世の中にはまだまだ不思議な事はたくさんあり、それらが棲み分けられ存在しているような気がいたします。ですから、人生というのは騙せないのでしょうね。因果応報、全ては見られているのでしょう、きっと。

 明日は先週に続き、雨の深川スポーツセンターでの講習となりそうです。道中の大横川沿いの桜もずいぶん咲いていることでしょう。3月の講習も明日で最後となります。4月からは、品川区での殺陣クラスの時間が倍になりますので、撮影できるレベルに仕上がってくることを期待しております。

 それでは明日も皆様、お待ちしております。


2021年4月29日(木/昭和の日)『抜刀術 特別講習会』(お問い合わせ受付中)

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2021年3月 武術稽古日程

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甲野善紀先生からの紹介文

2021-03-28(Sun)
 

桜を見上げて

 気がつけば桜がすでに満開となっているところもある。この一週間で随分景色が変わってきた。

 昨夜は、松聲館へ伺い甲野先生と稽古。
 この日は剣で大きな展開がありました。それはまさしく心法の剣を感じた瞬間であり、動かなくても感じる部分が結果として精確に表れてきます。これは、前回お伺いした際に左右の背中と肚の感じが、先生の飛観法を起こさせなかったことがあり、何が起きているのか私自身も良く分かっていなかったのですが、昨夜の稽古では意識というか思いが気配となり、それが先生のその瞬間と言える動きになっているように感じました。これは読んで想像してもおそらく伝わらないと思いますが、そうしたやりとりを体験できたことは私にとってとても得難い貴重なものでした。

 「貴方もいずれ出来ますよ。」と仰られましたが、ちょっと想像も付かないものであり、それを真似して稽古しようという気すら起こらないほど手掛かりがないのですが、気配と反射については、このところ自然とそこに向かい始めていますので、その気配と反射それぞれを深く掘り下げて稽古することが今の私には必要であると考えます。

 昨夜の稽古で体験したことは意識的にも無意識的にも大きなものであり、具体的にそうしたものがあるという思いの中での精確な働きを目の当たりにすることが出来ました。あらためて剣術の奥深さを学ぶことが出来ました。

 
 終電で帰宅した翌朝の本日は、戸越体育館で渡部氏と柳澤氏と稽古。
 先日課題にしていた体術「独楽落とし」の接触についての確認。始めて直ぐに、この技についての接触の使い方に理解が進んだ。ゆっくり動くものの馴染ませ方、速く動くものの溶け込み方、それぞれに作用が異なることが検証できた。今後は、さらに利きを高めるための接触の検証と、蠢動の検証、身体使いの検証などをジックリと失敗を重ね洗い出していきたい。

 杖術では色々な技をおこなったが、中でも「流転落とし打ち」が速くなった。それは、打ち合うことが誘いであり、その打ち方と抜き方に省略できる部分があり、稽古というのはそれをずっと繰り返さなくても、始めて直ぐに脳がお膳立てしてくれていたかのようにそのことに気がつくことが毎度といっても過言でないほど訪れる。それだけ未熟だということだろうが、それでも、稽古をしない間に進む感覚が全てに対して起きていることは不思議である。これは、講習などで生徒の皆さんにお伝えしていることであるが、「稽古をしていない間にもそのことを考えている無意識の働きが上達の速度に大きく影響してきますので、やりたいことをやるというのが一番の上達の秘訣です。嫌々やるものは、そのことから離れてしまえば、本当に離れてしまいますので、やっている間しか身に付かないのです。出来ても出来なくても興味をもてること。そこを大事に、失わないようにしたいものです。」 というようなことをお伝えしたと思う。

 その他の技では、「上段受け持ち替え打ち」動きそのものを名前にした技ですが、剣術同様に身体をしなやかに使うことで、下体が上体を引っ張ってくれるような感覚があった。そこにはおそらく膝や足裏が関係していると思われる。

 剣術では袈裟斬りについて、脚部の使い方に微妙な修正が入った。
 これは腿の引き上げ方に思い込みがあり、今までずっと違和感に感じていた理由がハッキリした。それは、微かなもので見た目には殆ど解らないものであるが、身体の実感としては違和感が解消されるほど大きく違うものである。

 後半は胸の使い方と肩、腕の使い方と肩甲骨、それらを観察しながら相手に押してもらったり、全ての抜刀術十二本を確認した。胸を張るということは、肩甲骨が閉じられ腕の付け根が肩までとなってしまうが、胸を引くような姿勢では肩甲骨が広がり腕の付け根が肩甲骨まで繫がる。これは長い刀を抜く際には自然とそのようになり、そこで肘を下げ手首を返すという各関節の使い方も身に付く。鞘引きも同様に、肩甲骨と腕を繋げた状態(胸を引いた状態)からおこなっている。尤もこの場合、胸を出す働きも初動の力に関わっており、そのために胸を引いている必要もある。そういうことからも、抜刀と納刀というのは胸の使い方、鎖骨や胸鎖関節も含め、普段動かさない身体使いを多用している。そこに肩甲骨や、肘手首、指関節などが付随してくるが、下体の使い方も合わせると、実に複雑な動きを一瞬の内におこなっているかということだ。足指、膝、股関節、腰、さまざまな角度や動きの手順が上体と連なって動くのである。当たり前と言えば当たり前であるが、何とも人間の無意識的な計算力は意識には到底及ばない働きがある。

 先週の土曜日から連日稽古が続いたが、そうした日々を過ごせていることに感謝しなければならない。桜が綺麗に咲いていたので、稽古後に撮影したものを掲載いたします。本日もありがとうございました。


2021年3月24日①
2021.03.24②
2021年3月24日③
2021年3月24日④
2021年3月24日⑤
2021年3月24日⑥
2021年3月24日⑦


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甲野善紀先生からの紹介文

2021-03-25(Thu)
 

剣が示していくもの

 本日は高田馬場でO氏と稽古。緊急事態宣言の解除と共にひさしぶりにお会いする他団体の方等とご挨拶。その期間剣道専用の道場のような感じだったが、今日は長年親しんできたいつもの月曜日らしい空間となった。

 そんな中、O氏と二度目の稽古。基礎鍛練稽古や、丁寧に左右の身体使いを連動させる足運びなどをおこなう。こうした稽古から感じ取るものは身体の規矩を作っていくことになる。

 杖術の後は、剣術に時間を割いた。他流で剣術を学んでいるO氏との稽古では、不思議なもので自然と剣術に対する思いというか稽古に必然性を感じるものに気づかされる。力を乗せるために力を抜く、まずは力がまだ入っているということを知らなければならない。これは、私自身もそうであるが、まだ何処かに力が入ったままになっている部分がある可能性がある。それは剣術に限らず言えることであるが、その抜き方を知ることはエネルギーの伝達に関わってくるだろうし、身体そのものの状態を改善することに繫がる。この力が入っている(何かを繋げている)ことに気がつくようになれば、新たな展開が見えてくるだろう。杖整体操もそうだが、杖を使わなくても、同じような状態になることで、太陽神経叢に火種が灯るような、それが感じられるようになれば、意識的に心地よさを感じられるのであるが、この火種が消えてしまうと、鳩尾当たりの「ジワー」が無くなってしまい、再度丁寧な体操が必要になってくる。この神経に関連する体操というのは、おそらく脱力に気づかされるところがあるだろう。また、やろうと思っていても出来なかったことがあるかもしれない。まあ、私の悪い癖で仮説ばかりが先行してしまうが、その思いの情熱は抑えられないので、出来もしないのに書いてしまうのか…と思われてしまうが、杖整体操の発見から私の感覚が高まってきたことは確かである。今は再び、肩甲骨に関心を示すところであるが、その可動と股関節回りの可動の関連も何かしら感じるものがあるし、やはり、動かすことで感度が上がるものなので、もっともっと身体各部位を動かせるようにし、感覚を掴み、繋ぎ、抜いていけるような身体使いが出来るようにこれからも興味を持ち続けていきたい。

 身体が喜ぶこと、理由は今解らずとも、身体の反応に従い、自然と精度を高めていきながら、今日の身体の教えを素直に受け止めていく。

 剣は身体を導き身体は心を導く その導きのままに委ねていくのみ


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甲野善紀先生からの紹介文

2021-03-22(Mon)
 

大雨の深川へ

 今日は台風並の天候の中、深川スポーツセンターへ講習に向かいました。会場へ着いたときには作務衣の裾が絞れるほど濡れており、こんな誕生日もたまには良いだろうと、すぐにそんな日であることを忘れてしまう年齢となってしまいました。しかし、30代の時のような不安というか焦りは無く、40代に入って何かから解放されたかのように状況がスムーズに運ぶようになりました。人によって、年代毎の人生観は異なってくると思いますが、私の場合は40代が生きている実感というか、一日も無駄にはしたくないという状況になりました。

 最近思うことは、「見て覚える」ということの本質的な学びです。

 それはすなわち、自ら自得する学び方を身につけさせるということです。ですが、その教えというのは万人に向いているものではなく限られた人にとっての学び方となります。もちろんそこには全く言葉が無い訳ではないはずですが、答えを教えて、直ぐにその通りにさせるということは目先の事であり、その人の考え方、向き合い方、自得までの苦悩というのは全て必要な経験であり、それがいつしか糧となり、ものの見え方や、予測力や対応力を身につけて行くのだと思います。

 ですから、それを皆におこなうことは不可能ですが、甘くないということは言えるのでしょう。教えというのは自得に導くものであり、それが一人前を育てる最善の方法なのだと思いますが、まだまだ私にはそれが出来ません。環境や状況によるところも大きいですが、いずれそのような言葉の少ない稽古環境で、さまざまなものを感じ取りながら学びとしていきたいところです。そうなりますと極々少人数での稽古となりますので、平日におこなっている私の稽古会がそれに近い状況かもしれません。まだまだ甘いところが多く、そのような稽古空間の実現には月日を要しますが、指導者としての私の次なる課題として常に感じているところではあります。

 さて、本日の講習では、今度高校二年生になるTさんが初めて道衣に袴を着られましたので記念に写真を撮りました。若い生徒達にとって袴を着けるというのは気持ちの面でも大きく変わることになるでしょう。近年若い生徒達が増えておりますので、稽古着を身につける、稽古着を畳む、その習慣だけでも学ぶものは大きいでしょう。更衣室ではとくに他人の不快にならぬよう、どこに荷物を置き、何処を向いて着替えるか、それだけでも出来ている人と出来ていない人の差は歴然でありますし、そうしたものは教えるものではなく見て学ぶものです。学ぶものは二つありますので、見本となる人がいた場合や、ああはなるまいという人がいたなら反面教師として学ぶことです。更衣室というのは学ぶべきものがあります。

 殺陣クラスでは、30分ほど基礎稽古をおこない、残りの1時間を立廻りに費やすことが出来ました。今日は体験参加者がいなかったので、全体的に前半から中盤まで進めることが出来ました。かなり時間を使うことが出来ましたので、4月からの品川区での開催ではさらに30分長い2時間を殺陣クラスに当てることといたしましたので、かなり立廻りが進むことになるでしょう。私の考えとしましては、年代や性別での層に分けて、その相性の中で他のグループには負けないレベルアップをそれぞれが切磋琢磨していただきたいと思っております。それには撮影できるまでのレベルに持って行かなければなりませんが、そこまで行きますとおそらく、新しく入った生徒も早く追いついていけると思われます。タイプKでは、胴斬りの切り返しが後半二回続けてありますので、その膝の抜き方と連動した剣を水平に切り返すための左手首の使い方が、この立廻りにおいて肝となってくるでしょう。私が作ったものですから当然剣術や杖術としての身体使いの要素は入っております。

 今日の基礎稽古でおこなった、走り方や振り向き方、首の動きに目線の動き、それらを忘れないように限定公開の動画を見ながら、次におこなうときは進んだ状態から始められると上達は段違いに早くなるでしょう。

 続くクラスでは体術をおこないました。このクラスでは全員大人の参加となり、若い生徒がいないというのが珍しく感じられるようになりました。講習後に解ったことは、接触というのはその動かせ方によって圧が異なり、それ故に急に「独楽落とし」の利きが悪くなってしまったということ。つまり反射を抑えるための接触が、技によってはその微かな接触が逆に仇となってしまっているのではないかという推測が頭から離れずに、身体が私に回答を迫っている。「たぶんそうだろう。それ以外に変わったものはなく、動き出しが早いものは接触の圧を抜きすぎてしまうと反射させてしまう。それしかない!」他で有効なものは、全てに当て嵌まるはずもなく、そこに、出来ていたものが出来なくなってしまったという落とし穴に落ちてしまった。

 講習では、初めて体術を経験される方々には驚いていただき、やはり実際に技を受けてみるまでは信じられないという反応でした。上には上があるということの積み重ねで練られていくものですが、こうした体術の基盤というか、そこに嫌な感じがなく、しかし強力なものが示されることに有り難い導きと感謝の思いが、常にこの程度で申し訳ないと思いながらも前に進んで行けることに感謝以外の言葉が見つかりません。体術稽古は各々が自得に向けて工夫していくものですので、学び方を学ぶ方法としては最適であると考えます。

 蠢動はやはり、弱所散助の働きがあり、止められそうな気配からが蠢動の真骨頂である、加速していくようなエネルギーの伝達がおこなわれ、気づいたときにはもう遅いという崩れ方になってしまいます。

 今後はこの蠢動からの技をさらに工夫したいと思います。接触技法については、まだまだ検証を試みたいところです。

 最後に、本日撮影した写真を掲載いたします。

2021年3月21日 Gold Castle①
2021年3月21日 Gold Castle②
2021年3月21日 Gold Castle③
2021年3月21日 Gold Castle④
2021年3月21日 Gold Castle⑤
2021年3月21日 Gold Castle⑥
皆のこれからが楽しみです!


2021年4月29日(木/昭和の日)『抜刀術 特別講習会』(お問い合わせ受付中)

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甲野善紀先生からの紹介文

2021-03-22(Mon)
 

感謝と礼儀は脳の仕事を円滑に進める

 春分の日そしてお彼岸を迎え私もまた一つ歳を重ねたことになる。今日の講習、明日の講習、いつもそうであるが、生かせて貰えている感謝の気持ちを忘れないように過ごしたい。墓参りは何年も出来ていないので、せめて思いだけは失わないようにこの期間は大事にしたいと思う。

 今日の講習では、抜刀術と納刀法を体捌きをテーマにおこないました。とくに抜刀に関しては全般的に壁を使って、右手の押さえ方、鞘引きの手の使い方、左足の開き方など、さまざまにおこなっていただきました。

 壁を使うことの利点は、出来なければ失敗することが明確なので、必然的にどこに原因があって、どのようにするべきかを身体各部位の使い方やその集中について初心者でも認識しやすいところです。

 一瞬の中にも把握が重要ですので、まずはゆっくりと自分で把握出来るところから稽古して行きます。そういたしますと、自分の身体の見方や各部への集中の振り分けが徐々に身に付いてくると思います。

 そこを逃して、手っ取り早く形を作ろうとしてしまいますと、年月が経っても、否、年月が経つほどに身体を観ることが、脳の覚え方マニュアルとして固着し、変え難いものになってしまいます。

 感謝をする、礼儀を知る、ということには、そうした考え方の固着による成長度合いの低下に対する戒めが含まれているのかもしれません。尤もそれは武術に限らず、人間関係であったり、生きていく中でやがて訪れる人との協力関係の中で生ずる「互いの審査」の中で、どのような信頼関係を結べるかが重要であります。

 ですから、若い内に感謝の心と礼儀が自然と発せられる事が、教育の中で基盤となっていなければならず、やがて身に沁みて分る、人との協力や支え合いの中で生きているということ。自分と同じような人間と仲良くなれるか、信頼がおけるか、じゃあ、どのようにすればいいのか、今日の講習のように、手っ取り早く形作らずに、見落としがちな部分に目が向くようにジックリと心の内側に目を向けて気がついていかなければなりません。身体もそうですが、つい何気なく気がつかないところに善し悪しというものは潜んでいるものです。

 お彼岸中ということもあり、明日の講習でも、今一度自己を掘り下げながら、感謝と礼儀を考え務めたいと思います。


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甲野善紀先生からの紹介文

2021-03-21(Sun)
 

『抜刀術 特別講習会』のお知らせ

2021年4月29日(木/昭和の日) 品川区総合体育館 剣道場にて抜刀術の特別講習会を開催いたします。

居合刀で抜刀術の稽古を集中的におこないたい方や、抜刀術独特の感覚を得るために、二時間抜刀術と納刀法をおこないます。今回は「ゆっくりと抜き始める」抜刀をお伝えいたします。
(鞘付木刀でもご参加いただけます)

この特別講習会では、現在私の稽古としている抜刀術や納刀法をお伝えして参ります。その中から参加者の方々に合った稽古法をお伝えしていきたいと思います。(初心者の方でもおこなえる内容があります)


2021年4月29日 抜刀術特別講習会



【開催時間】
12時00分~14時00分 『抜刀術/納刀法』


【会場】
品川区総合体育館 剣道場


【参加費】
講習会 3.000円


【お申し込み方法】
ホームページ、または「こくちーず」より下記の内容を明記してご連絡下さい。
①「氏名」 
②「年齢」 
③「性別」 
④「帯・居合刀の有無」(鞘付木刀でも構いません) 
上記の内容を確認しましたら、こちらより折り返しご連絡させていただきます。


≪プロフィール≫
松聲館技法研究員
金山剣術稽古会 主宰
Gold Castle 殺陣&剣術スクール 主宰
高齢者住宅 クラーチ溝の口 剣術教室講師


≪参考動画≫
2019年 抜刀術

かざあな。抜刀術編

2021-03-18(Thu)
 

人生の投資は金銭で換えられない

 3月も折り返しに入り、春らしさを感じる日差しと暖かさになってきました。同じ時刻でも日が出ているとなんだか嬉しく感じるものです。

 先日は関西からS氏が日帰りで稽古に来られました。その熱意はS氏自身の生き方に直結するものであり、このような方とのご縁はなかなか得られないものですので、とても有り難いと思っております。私の稽古会は、組織という程のものでは無く、私の稽古に付き合って参加して頂ける方と深い稽古を重ねております。そのため、私との稽古を第一の目的にというよりは、何か他の団体や個人活動の中で、足りない部分や必要とされている部分を補うために参加されている場合が多く、私の稽古会一本でという方は極々僅かであります。だからといって、差があるわけでも無く、私は他の身体使いなどから色々と学ばせていただく事や試すことももあり、その経験を積むことが出来るのは有り難いことだと思っております。

 S氏は他の武道を離れ、その技に対する思いを持ち続けながら、精神的な支えをどこかに求めていたと思われます。そんなときに私の映像を観て、何か感じるものがあったそうです。実際に東京まで稽古に来られ、それからの人生に対する不安が解消されたそうです。人それぞれに生き方に対する不安はあると思いますが、自分の生きてきた時間、生きていく中で大事にしていたもの、そのなかに芽生えた哲学…等々、金銭では無い投資を自らに課して来たならば、そこから得られる精神的な恵みをどのように実感していくかが、一つの回答でもあり、これからの課題となってきます。生きていく中でジャンルは違えども、今までの自分、今の自分、これからの自分、それぞれが今を生きていくことに納得できるための時間を見つけることが重要だと、私は武術を始めて気づかされました。

 自分に嘘をつく、他人を欺く、媚を売る、人は生きていくためにお金を得ていかなければなりませんが、世の中は欲と不安が商売になりますので、それが本当に必要なものなのか、ただの商売のためのものなのか、善悪渦巻く中で人々は翻弄され続けていきます。ですから、そうした翻弄され続ける情報化社会の中で、本来の自分とは?自分という人間はどうだったのか?自分はどうありたいのか?そうした時間と環境を自ら手に入れる必要があります。自分の時間の中で、欲と不安に翻弄され続けた自分から離れるためのリハビリとして、人が人らしく、欲や不安や口撃とは無縁な時間を確保することが、自分に対する投資であり、そこで得られる感覚やものの見え方というものが、恩恵という形で訪れてくると私は信じております。

 人は人と会って人らしくなれる

 今一瞬降ってきたフレーズですが、もちろん誰とどんな形で会うかということが重要ですので、何を学ぶのではなく、誰に会うかが一番の学びになっているのだと私は思うのです。私自身はまだまだ未熟ですから、私を慕って来て下さる方々から逆に学ばせて頂いております。そうしたご縁が有り難いものであり、何かその場を邪悪なものから守って下さっているようにも感じます。

 S氏には、遠いところ色々と大変でありながらお越し下さりありがとうございました。


 もう一つ記事を書きます。

 昨日は高田馬場で村田氏と稽古。
 浮身や、杖による片足引き、呼雀など進展がみられた。他にも三十連円打も途中まで進めることが出来た。体術では、両腕を伸ばし手を組んで頂き、肘と膝を曲げて十分に耐えられる状況を片手で崩す松聲館の技法にある「切り落とし」を先日工夫した背中を丸く使うことと引き込みを利用して村田氏にも受けて頂いた。

 これは腕をフワッと軽く乗せた状態でおこなうため、村田氏の予想を超えた重さが急に訪れたため、首を軽いムチウチとまでは行かないが、驚いて咄嗟に身を守るように倒れてしまった。村田氏もそんなに体術の技を受けてもらってはいないので、その重さに備える身体の整え方がまだ甘かったのかもしれないが、柔術やレスリングを十年以上やっている方なので、色々なことは経験されているかと思われる。村田氏にその使い方をお伝えし何度か修整して頂くと明らかな違いとなる重さが働くようになった。その他にも「引き込み潰し」や「独楽落とし」も数回に一回は下まで沈められるようになった。やはり、こうした過程を踏んでの稽古は面白いものである。

 この日は、出版社の方々がお見えになり、編集者のYさん、そして初めてお会いするカメラマンのTさんとデザイナーのAさんにご挨拶することが出来ました。こうした方々とお会いすることが出来るのも、武術と出会ったお陰であると思いますし、人を学ぶという意味では、甲野先生にお会いすることが出来たという幸運に恵まれたからだと思います。いろいろな人生を色々な場所で過ごしてきましたが、今があるのはその時代の延長なので素直に感謝出来ます。今の時間も、何れは未来に繫がっていくものですので、大事に考えて生きていかなくてはなりません。

 やはりあらためて、人と人が出会い物事が進んで行く。「人は会わなければならない」ということが、人間らしく考えて生きていくために重要なことだと再認識いたしました。


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『古武術は美しい』~合理性を追求した身体の芸術を身につける~


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『古武術は速い』~型の手続きを追求した剣・杖の実践的な体使い~


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2021年3月 武術稽古日程

2021年4月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文

2021-03-16(Tue)
 

日本公認会計士協会(JICPA)PV出演

昨年12月に出演した作品が先日公開されましたのでお知らせいたします。

【Origins and Future(JICPA)】
ロングバージョン
https://www.youtube.com/watch?v=zRowz1HGas4
ショートバージョン
https://www.youtube.com/watch?v=NQT9Q9Im1E0


(スタジオ撮影時の風景)
2020.12.10 イエロースタジオ2
2020.12.10 イエロースタジオ3
2020.12.10 イエロースタジオ4
2020.12.10 イエロースタジオ5

初めて、演武でのお仕事を経験させていただきました。
また、このような機会がありましたら是非宜しくお願いいたします。


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甲野善紀先生からの紹介文

2021-03-15(Mon)
 

少しずつ身につけたものが一気に花開くまで

 桜の開花宣言が発表された本日の講習では、首の動きや目の動きというものをお伝えいたしました。とくに顎というのは心理的な作用も働きますので、そうした中で自らの雰囲気を作り出すことも芝居の経験が無い方にはおすすめの方法です。

 走り方、振り向き方、首の動きと目の動き、斬られた際のキレと角度の計算など…意外に身体の強度やバランスが求められますので、今日の稽古で皆様には良い経験になったと思われます。

 杖術では基礎的な単体技に時間を割きました。これが考えなくても出来るようになれば、先の立廻りでも難なく進めるのですが、全く経験が無いと数倍難しく感じられます。何事も手順があり、その手順を外すと苦手意識が芽生えてしまいます。先日、限定公開で剣と杖のそれぞれの動きを、みなさまに覚えてきていただくために一人で全ての動きを解説しました。(再生数がどれだけ観ているのかを物語っております)限定公開のタイプJにマイナス評価がついておりましたので、そのお気持ちは受け止めておきましょう。(操作ミスも考えられますので…)

 限定公開用のIDとパスワードも長く使用してきましたので、近々変更いたします。みなさまに再度訊いていただくのもご負担になりますので、私の方から現在殺陣クラスに参加されている生徒の皆様にBCCで一斉メールさせていただきます。

 4月からは、殺陣クラスの時間が増えますので、立廻りを覚えやすくなると思われます。教室としても、レベルを上げて各自の意識が高まるように舵を切って参ります。動ける人(自主稽古してきている人)はドンドン引き上げていきます。


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2021-03-14(Sun)
 

人と繫がることは自らと向き合うこと

 本日は雨の日曜日となってしまいましたが、戸越体育館にて杖術クラスと殺陣基礎クラスの講習をおこないました。
 今週は稽古量の多い週となりました。お陰でその経験は心身に刻まれております。変わるもの変わらないもの、何れそのようになっていくもの、そうした気配を感じながら今の状況とこれからの状況を観ております。

 講習に向かう電車の中で後ろからトントンと背中をタッチされ「金山さんですか?」とお声を掛けられ、一瞬分らなかったのですが、数年前に一度お会いしたSさんでした。Sさんは甲野先生との関係で存じ上げておりましたので、次の駅まで話題は尽きませんでした。このように一度でもお会いしたことがある方で、同じ武術で通じておりますと一気に話が弾みますから電車の中が楽しい空間になりました。お声掛け下さりありがとうございました。

 講習では、先週の特別講習会でもおこなった杖の持ち替えを幾つかおこない、自由に動く稽古の基盤をお伝えいたしました。その後は持ち替えからの攻防をおこない、自らを忘れないことなどをお伝えしました。単純な持ち替え動作は、慣れてしまえば、ただ「やろう」と思うことで、精確におこなうことが出来ます。そのときは、何かしらの誘いを受けること無く、他のことを考えながらでも余裕をもって出来るでしょう。しかし、そこに足の動きが付いたり、或いは正面に相手が付いたりいたしますと、同じ手の持ち替えでも、精確さが失われてしまうものです。そこで重要なことは、そのときの自分の状態を深く考えることです。ただ、その通りに出来た、出来なかったというのは問題解決にはなっておりませんので、自らの状態がどうして変わってしまったのか、何処に原因があるのか、その瞬間の身体と心の状態に気づくことが重要です。

 結局のところ、武術稽古に関して何をもって楽しめるかということになりますと、自らの把握と、何かを知ることにあると思うのです。それは形通りに出来たというような事では無く、自ら何を得ていくか、その得たものから前に進んで行く手掛かりとしていかなければなりません。それは、その人にとってのテーマでありますから、他人のテーマとは関係なく、自らのテーマに対し前に進んで行くための稽古としていかなければ学ぶべきことが分らなくなり、楽しめる期限を自分で切らしてしまうことになります。楽しむ(愉しむ)と言うことは結果であり、安易なものでは無いですが、何かを自分で得ていくということは、何にも代えがたい喜びと感動がありますので、「学び方」や「稽古の目的」に迷いが出た人にとっては、今一度、「自らの状態と自得」について自身と向き合ってみることをお勧めいたします。そこに勝ち負けなどの体裁は皆無です。

 雨の影響により大井町線では、午後から線路脇の土砂が崩れ一時運行を見合わせていたようですが、その影響があったのか続く殺陣基礎クラスは僅か二名の参加となりました。雷が近くに落ちた音もいたしましたが、豪雨の中お越しいただきありがとうございました。体験二回目のRちゃんが今回も笑顔でニコニコと何でも吸収して覚えます。小学三年生のお子さんですが、オーディションのために真剣に取り組んでおります。最後まで全く集中が切れずに、笑顔でおこなうことが出来るので、私が審査員でしたら合格です!初めてお伝えした万乃型も前半まで覚えました。姿勢の修正も少ないので見取り能力も高いのでしょう。Yさんも丁寧に覚えておりますので、このまま続いていきますと身体が(考えなくても)楽に動けるようになると思います。

 明日は、15時から品川区総合体育館柔道場でおこないます。天候も回復し少し温かくなると思いますので、賑わう講習になることを楽しみにしております。スポーツ安全保険の新規加入、または更新される方はご連絡お待ちしております。


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甲野善紀先生からの紹介文

2021-03-14(Sun)
 

今までに無かった出来事

 深夜0時を超えてしまいましたが、昨日3/9は松聲館へ出版社の方とともに伺いました。長時間滞在させていただきましたが、その中で稽古は数十分と今までに無い展開でした。しかし、その数十分が私にとっては数ヶ月、いや数年分の価値があるものとなり、今までに無い時間が過ぎていきました。稽古の不思議さ、無意識に感じるもの、動かずして判るもの、その密度は私にとりましても未経験のものであり、何が起きていてのかは出版社の方には全く判らなかったと思います。帰りに「いつも稽古風景はあのような感じなのですか?」と訊かれましたが、「いや、今夜は僕にとっても初めての展開で稀な出来事です。」とお答えいたしました。自らが未熟であるからこそ驚くことになりましたが、あれほど手を合わせずに時間を費やさずに何かを感じた経験は初めてでした。貴重なお時間を過ごさせていただき有り難う御座いました。

 帰宅後、深夜に杖整体操にある「杖乗解し」をおこなってみた。
 着替えの途中でフト思い立ったので、上半身裸で杖を左上腕の下に置いて、その上に左向きに横になる。三年前の暮れに右肘を痛め、それが治りかけたタイミングで右肩が痛み、それが合わせて1年以上続いただろうか。良くなったと思ったら、昨年の8月に左肘を痛め、それが治りかけつつあるタイミングで昨年の暮れ頃から左肩を痛め現在に至る。なんだか、順番に同じような痛みが長く身体に潜伏している。これが、たまたまなのか、何らかの因果があって順に巡っているのかは判らないが、それで余り支障をきたしている訳では無いので自然に治まるのを待っている。

 それで昨夜は左上腕を下に「杖乗解し」をおこなったのである。これは別段難しいものでは無く、ただ杖の上に横になるだけというもの。筋膜などに働きかけているものと思われるが、杖整体操の講習会を止めた理由の一つに、この杖乗解しが気持ち良過ぎたことがある。これで参加費をいただく事に躊躇があり、勿論その他の姿勢や相手に動かしてもらう操法のための誘導でもあるのだが、結果としてこれが一番気持ちいいという方が多く、それではみなさん御自宅でやっていただいた方がいいだろう。ということで、講習会はしばらく中断している。

 さて、昨夜の杖乗解しで最適な箇所を探っている際に、「下の階から音が聞こえるなぁ、いや、隣部屋かなぁ…」と、なにやら、騒がしいような「ゴォー」という音が聞こえ、よく確かめてみると、どうやら私の左腕から聞こえているらしい。左腕を下に横向きになって、寝ていたので耳が丁度上腕にピタリと押さえつけられ、おそらく血管内を血が流れている音ではないかと思うが、3年近くやっている中でなぜ昨夜初めて聞こえたのかが不思議である。まあ、それはいいとして、かなりの音が腕の中から聞こえ、それは風の音に近い。「ゴォー」という音や少し高い「ヒュー」という音も聞こえる。手を握りしめるとそれに反応して音がするので、血流の音だと思うのであるが、そんなのが聴診器でなく直に耳を押し当てただけで聞こえるのかなんとも不思議であり、心臓の鼓動もまるで聴診器を当てたかのような、血流のポンプが感じられるもので、指の一本一本を順に折り曲げる毎に風の音がし、全て握りしめると「ゴォー」という音になる。驚いたので思わず「どうしたの?」っと、幾つか話しかけてしまったが、今日の稽古場でも微かに確認できたし、帰宅後、さっそく上半身裸になって確認すると昨日と全く同じであった。右腕も試してみたが、昨夜は聞こえなかったが、今夜は少しだけ「ビュー」っと聞こえた。

 おそらく、これは血管を流れている血流の音だと思うが、それにしても凄まじい勢いで、本当に強風が吹いているような音がする。杖と頭で上腕を圧迫しているため聞こえたのだと思うが、左腕から大きな音が聞こえるのは私の左大胸筋の怪我によるもので、それは2013年10月8日の出来事であるが、アスリートなら選手生命が危ぶまれるような大きな怪我であるが、武術稽古に関しては全く問題がなく、寧ろ杖や剣を振り下ろす際には具合が良い。あるものがそこに無いので抜けがいいのだろう。だから、血流の音が薄い肉の間を通じて聞こえたのだと思う。今まで聞こえなかったのは、たまたま上半身裸でおこなったからだろう。血流の音は強風の音に似ている。

 そして今日3/10は戸越体育館で渡部氏と柳澤氏と稽古。
 蠢動と接触の工夫を使った体術「撫で落とし」を試みると、渡部氏が崩れなかった。昨夜の甲野先生にも反応が微妙だったし、月曜日のO氏にも下まで崩すことが出来なかった。
 渡部氏との稽古では、出来たことと出来ないことのデータが、互いの状態の中で蓄積されているので、たまたまとか、相手がどういった状態で崩れたのか崩れなかったのかが、検証として一つ一つ確認することが出来る。これは誠にありがたいことで、さまざまに失敗を重ね、その失敗は信用できる失敗であり、そこから組み立てていくため、結果として出来るのか出来ないのかの迷いが少ない。

 崩せなくなった「撫で落とし」で解ったことは、渡部氏からの指摘で方向が狂っていたことと、私が自らの映像を観て撫で方の精度を上げようと沈み方、または脚部の使い方への関心が、背中の働きを止めてしまっていたということに気が付き、修正したところ以前のようにアッサリと崩すことが出来るようになった。柳澤氏にも受けていただき同様に崩すことが出来たしその反応も確認できた。

 崩しの方向に関しては、よくある修正点の一つであるが、背中の使い方には「なるほどなぁ…」と感じ入るものがあった。つまり、背中を丸く使うことで剣で練られた身体使いが出来るようになり、その丸さには引き込みが肝心となる。だから、なぜ出来るのか解らない「引き込み潰し」や「撫で落とし」には、そうした働きがあるということがより具体的に理解出来た。今まで背中を使っているつもりだったが、実際には始めの瞬間だけであり、腰の辺りが支点となって直ぐに止まってしまう。そこに浮き身を掛ければ僅かに力は増すが、相手が慣れてくれば対応されてしまう。それはつまりまだまだ背中が使えていなかったということ。背中には引き込みが肝要であり、その引き込みにはある種連動し身に付いた動きが求められる。それは剣術であったり杖術の中で自然と養われていくものだと実感した。

 そこで、渡部氏と柳澤氏に杖を使った「呼雀」と「雀返し」をおこなっていただき、前述した内容に着目しおこなっていただいた。この引き込みは今までおこなっていた浮き身とは異なるが浮き身であると思われる。一見すると、下手な人が相手の腕に乗り上げるような足の使い方に近いが、そこは似て非なる働きがあり、背中の力を丸く使うことが出来る。

 それならばと、試しに相手に腰を落として両手を前に出し(肘を少し曲げ)掌を組んだ状態になっていただき、それを片手で下まで沈めるという「切り落とし」を試みた。すると、渡部氏は相当受けが強くなっており未熟な私ではかなり苦労していたのだが、接触する前腕に食い込むような痛みが無く下まで崩せるようになった。何度か繰り返したのち、柳澤氏にも受けていただくと同様に下まで崩すことが出来た。柳澤氏の受けも稽古会に来られた当初は、単純な浮き身だけで崩せたが、同様におこなうと全く動かないほどになっていた。そこで、先日の特別講習会でもおこなった、左右の腕を使って背中の力で横の円に崩す方法でおこなってみたところ、あれほど強力だったものが全然崩せなくなり、「これはどうしたことだ!」とガッカリしたが、今日もっと有効な背中の使い方と引き込み方に気が付いたので、「良しとしよう」と自分に言い聞かせた。おそらくであるが、無意識的に有効な身体使いをしってしまうと、全体の調和というか張りのようなものが、もう別のもので出来上がっており造形が変わってしまったのではないかと想像する。だから、前に進んだら以前のものはもう必要が無い、「それはもう変わってしまった」ということなのだろう。

 最後に杖整体操をおこない、ひさしぶりに「寝返し」をしていただいた。これは相手に杖で引っ張ってもらう操法であり、ただ仰向けになっているものをうつ伏せにしたり、うつ伏せになっているものを仰向けに転がすのである。ひさしぶりにやってもらったので、ここ最近感じることの出来なかった気持ちよさが訪れ、自然と呼吸が深くなり、その場で微睡んでしまう。稽古後は立った状態での直立感がひさびさに感じられ、更衣室で鏡を見ると顔の血色が明るくなっていた。これはこれまでにも感じてきたことであるが、その時の身体の状態により何が効果的なのかはやってみなければ分からない。ただ言えることは劇的に気持ちの良い状態は身体が求める動作であり、そこをどうやって見つけられるかである。

 この二日間は身体にとって記録的と言えるほどの濃密な時間となった。背中と肚に何らかの繋がりを感じ、それが視覚的にもフィルターが掛かるようになり、何らかの情報に誘われなくなった。そのことは今日も試みたが、相手に私を驚かせるような手の動き、足の動きをつけていただき、それにどう反応するのかを、幾つかの状態で検証してみたところ、やはり昨夜甲野先生との時間で感じたような状態では、顔の表情が変わらずにさまざまな動きに反応していることに驚く。駄目な状態でも試したが、その違いは明らかであった。「状態が変われば機能も変わる」それを実感することが出来た。

 これらのことに感謝し、これからも稽古に精進したいと思います。


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2021-03-11(Thu)
 

心の大事さを忘れぬように

 本日の稽古は、高田馬場にて村田氏、飯塚氏、そして他流派からO氏が参加。
 始めに脚部鍛練稽古をおこない、杖術、脚部を使った力の働かせ方などをお伝えする。続いて剣術では、「正面斬り」「胴斬り」ののち「反し突き」「裏交差からの斬り付け」などをおこなった。あらためて、間の入り方の大事さを実感した。

 最後は残り五分程しかなかったが体術をおこなった。「撫で落とし」をお伝えした。これはこれまで殆ど普通に立っている人に止められたことは無いが、シッカリ立っている人でも止められなかったが、今日のO氏は動かせたが下には崩れなかったので、おそらく何かしらの脚部の操作或いは身体の使い方をされていたように思う。「独楽落とし」では下に崩れ驚かれたようだった。

 剣術においては、以前は袋竹刀を使って体術的な崩しを稽古していたが、ここ数年は素振りを重要視している。それは身体が求めているのであるが、自分で操作しているのに手伝って貰っているような感覚、そこに身体の使い方、重心、さまざまなものが実感として先にそれを感じさせてくれるものがあり、後でそれがどういうことかを確認している。技というのは、そうした機能的に備わった身体運用の応用であると思う。だから一瞬で終る型が多い。


 今後の日程ですが、月曜日の稽古は、4月30日まで会場が夜間の利用を制限しており、17時00分~19時00分までとなっております。
(ここから先は追記しました)
 今日は少し早めに会場に到着後、開場まで一階で並んで待っていたのですが、先に稽古を終えられた殺陣 無銘刀の門人の方とすれ違い「ひさしぶりですね、河口さんはお元気ですか?」とご挨拶いたしましたところ、後からこちらまで来て下さり、一年以上お会いしていなかったものですから、「おひさしぶりです。元気にしておりましたか?コロナの影響は大丈夫ですか?」など、短い時間でしたがお話しできて嬉しかったです。河口博昭さんは、殺陣 無銘刀の代表であり、舞台にも役者として出演されております。数年前から、この新宿スポーツセンターで同じ時間帯に利用することがあり、そこで何となく「いい雰囲気でご指導されているなぁ。」と感じるようになり、門人の方々の雰囲気も良くて、この方の不思議な人間力に引き込まれるものがありました。そして、これまでに二回下北沢のスズナリに舞台を観に行きました。私が舞台を観に行く基準は、私の生徒の真剣な姿を応援したいという気持ちもありますが、一番は、その人の生き様をステージで観たいというもので、これは先日、今日8日がシアタートラムで千秋楽を迎えられた佐藤誠さんもそのお一人です。言葉で説明が無くとも伝わってくるものがその人の生き様にはあると思います。そうした人と笑顔で会話が出来ることの喜びは、自らの生きていく力にもなりますし、これからも損得勘定抜きで、心地よく感じられる方の生き様には触れていきたいと思うのです。

 身体と心、そこに適った稽古をこれからも私自身の稽古に求めていかなければなりません。陥りやすいものにならぬようこれからも精進いたします。


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甲野善紀先生からの紹介文

2021-03-08(Mon)
 

2021年4月 武術稽古日程


4月03日 土曜日 Gold Castle 殺陣&剣術スクール
         15時30分~17時00分
         戸越体育館 剣道場 


4月04日 日曜日 Gold Castle 殺陣&剣術スクール
         12時00分~14時00分         
         品川区総合体育館 剣道場        


4月05日 月曜日 金山剣術稽古会
         17時00分~19時00分         
         新宿スポーツセンター 第二武道場
         
 
4月07日 水曜日 金山剣術稽古会
         12時00分~14時00分
         戸越体育館 柔道場
       

4月10日 土曜日 Gold Castle 殺陣&剣術スクール
         12時30分~14時00分
         15時30分~17時00分
         戸越体育館 剣道場 


4月11日 日曜日 Gold Castle 殺陣&剣術スクール
         13時20分~14時50分
         15時10分~16時40分         
         深川スポーツセンター 剣道場


4月12日 月曜日 金山剣術稽古会
         17時00分~19時00分         
         新宿スポーツセンター 第二武道場
         
 
4月13日 火曜日 クラーチ剣術教室
         10時00分~11時30分
         クラーチ溝の口


4月14日 水曜日 金山剣術稽古会
         12時00分~14時00分
         戸越体育館 柔道場


4月17日 土曜日 Gold Castle 殺陣&剣術スクール
         12時30分~14時00分         
         15時30分~17時00分
         品川区総合体育館 剣道場


4月18日 日曜日 Gold Castle 殺陣&剣術スクール
         12時00分~14時00分         
         品川区総合体育館 剣道場


4月19日 月曜日 金山剣術稽古会
         17時00分~19時00分         
         新宿スポーツセンター 第二武道場


4月20日 火曜日 クラーチ剣術教室
         10時00分~11時30分
         クラーチ溝の口


4月21日 水曜日 金山剣術稽古会
         12時00分~14時00分
         戸越体育館 柔道場


4月24日 土曜日 Gold Castle 殺陣&剣術スクール
         12時30分~14時00分         
         15時30分~17時00分
         品川区総合体育館 剣道場


4月25日 日曜日 Gold Castle 殺陣&剣術スクール
         13時20分~14時50分
         15時10分~16時40分         
         深川スポーツセンター 剣道場 


4月27日 火曜日 クラーチ剣術教室
         10時00分~11時30分
         クラーチ溝の口


4月28日 水曜日 金山剣術稽古会
         12時00分~14時00分
         戸越体育館 柔道場


4月29日 木曜日 抜刀術 特別講習会
         12時00分~14時00分
         品川区総合体育館 剣道場 





 金山剣術稽古会 入会希望の方へ


【 新宿スポーツセンターでの稽古時間 】
◇(月曜日)17時00分~19時00分
毎月第四月曜日は休館日のためお休みとなります。
(第四月曜日が祝日の場合は翌火曜日がお休みです)


【 戸越体育館での稽古時間 】
◇(水曜日)12時00分~14時00分 


完全予約制ですのでお早めに御連絡下さい。
前月までに御予約の入っていない日はお休みとなる場合が御座います。
お申し込みは金山剣術稽古会のサイト
https://www.kanayama-kenjutsu.com より御連絡下さい。

都合により日程が変更となる場合がありますので御了承下さい。

2021-03-08(Mon)
 

子供達の表情に元気をもらう

 昨日は、昨年末スタジオ撮影に参加させていただいた作品の完成データを拝見することが出来ました。私としましては、抜刀術や杖術の演武をそのまま活かして下さったことに感謝しております。今後もこのような意義ある映像作品にご縁があることを願っております。

 さて、本日日曜日は深川スポーツセンターでGold Castleの講習をおこないました。
 今日はKさん親子が小学五年生のK君とお母様で参加されました。やはり、親子で剣を交える姿というのは微笑ましく、お二人とも笑顔で無理なく真剣に取り組んでいただきました。

 生徒の皆さんには、基礎稽古のあと、立廻りタイプK前半を芯と絡みA、Bに代わりながらおこなっていただきました。少しずつですが全体的に動きに慣れた感じが見受けられます。先日私が限定公開で解説映像を配信いたしましたので、芯の動き絡みA、Bそれぞれの動きのポイントをお伝えしておりますので、お時間のあるときに見ていただきたいと思います。出来れば場所を見つけて(イメージトレーニングでも良いです)動きの確認をおこなっていただきますと、次の講習で進んだ状態から始めることが出来ます。また、自分でも同じ条件で撮影し、どこが違うのかを見比べるのも宜しいかと思います。殺陣は剣術と違い、見られる角度の計算や相手とのタイミングなどが優先されますので、客観的な視野(これ、大事です)を身につけるには、まず映像で客観的に自分を見ることが近道の一つであると思います。人に見せるものでは無いので撮影しても何ら損はないかと思います。

 剣術クラスでは、Mさんが正規受講生となられました。熱心に取り組まれておりますので、ある段階から動きが大きく変わってくると見ております。
 抜刀術では、幾つかおこないましたが、先日動画で配信した「隅返し」をおこないました。ゆっくり動くことで速くなる、否、速く見えることがあり、それは静から動に対する視覚的な部分が関係しているものと思われます。この辺りにつきましては、まだまだ稽古が少ないのでそれに関するさまざまな検討が必要になりますが、静から動への速さは絶対に必要ですが、動から動に繫がる何かを求めて、今は自らの身体に伺い続ける事がテーマとなっております。

 講習の最後で小学五年生のM君に正座に座ってもらい、その両足の間に私の左膝を割り入れ、趺踞の姿勢から寸止めで抜き打ちをおこないました。ビックリした反応が子供らしくて、目をまん丸にして驚かれましたので、二回おこないました。勿論、脅かすつもりで無く、益々興味を持って貰えるだろうと確信あってのことです。これはむかし講習会で甲野先生がやっておられた抜刀ですが、あの時は見ていて目をまん丸くしたものです。先生の刀は真剣ですから尚更ですが…

 今日は、来年受験勉強を控えるS君のお母様がご挨拶に来られました。小学校5年生から生徒になったS君も来年高校受験となり、その月日の流れに驚くばかりです。

 そして今日は、高校受験を終えたK君が復帰となりました。S君とは入れ違いになってしまいましたが、以前から「高校に入ったら弓道部に入ります。」と仰っておりましたので、稽古着姿を楽しみにしております。生徒の皆さまでも、いずれ袴を着けたいけどどのタイミングで着けて良いのか分からないという方がいらっしゃいましたら、それはいつでも構いません。武道団体によってはいろいろあるかもしれませんが、私の教室では最初から袴を着けても全く問題ありませんし、寧ろ早く着けておいた方が帯がズレ難く、刀の操作も腰骨の安定した位置で出来ますので、遠慮せずに着けられることをお勧めいたします。色につきましても自由です。稽古着を統一して刺繍を施すようなことは一切いたしませんし、それぞれがそれぞれに合ったものを選んでいただければ宜しいかと思います。ですから、何も道衣に袴でなければならないという事も無く、運動着のまま続けられても全く問題ありません。ただ、サイズに関してはネットで購入してしまうと大きかったり小さかったりする場合がありますのでお気を付け下さい。大きい分にはまだ折り込んだり対処出来ますが、小さいと動きにも影響してしまう恐れがありますので、自分のサイズを知らずにネットなどで購入される際にはお気を付け下さい。


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『古武術は美しい』~合理性を追求した身体の芸術を身につける~


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金山剣術稽古会

2021年3月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文

2021-03-08(Mon)
 

杖術に体術と興味を持っていただける講習会となりました

 本日は品川区総合体育館にて『杖術 特別講習会』をおこないました。

 特別講習会は剣術、杖術、抜刀術を月に一回順番におこなっておりますが、今回は杖術に加え体術もお伝えいたしました。
 杖術では、手の持ち替え方、さらには打ち下ろした後の持ち替え方と突いた後の持ち替え方をお伝えしたのち、条件を限定しての払いをさまざまにおこないました。杖の払いでは左右の手が連動して前後上下巻きと返しを組み合わせておこなうものであり、そのどれかが疎かになってしまいますと、相手の杖をシッカリと払うことが出来なくなってしまいます。そのため、払う方向を限定し、安易な払い方とならないように、杖の当て角を操作できるようにおこないました。

 体術では、蠢動をお伝えし、それを用いながら「撫で落とし」をおこないました。半ば信じ難い部分がありますが、接触の使い方と、蠢動の二つが相手の反射を狂わせる働きがあるのだと思います。また接触部におきましても、撫でる際の撫で方も、何らかの技の利き具合に関係していると思われます。膝の曲げ具合など引き込み方も関わっていると思いますが、結局のところ全ての動きが関わり合って技となっております。私個人としましてはしばらく、この蠢動と接触により反射をずらすような技の研究を深めていきたいと思いますし、この蠢動を上回る術理に向かって行かなければなりません。それは全く違ったところにあるかもしれませんが、自然に任せて今は自分が信じるものを追い求めて行こうと思います。

 その他には、背中の使い方により円に相手の両腕を下まで崩す内容をお伝えいたしました。これは、「とくに技という程のものでもなく、誰でも両手で回転すれば出来ますよ。」とお伝えしましたが、意外に出来ない方が多く、相手にもたれ掛かったり、「そうか、その辺からお伝えしなければなぁ…」と思いながら、円に相手に手刀が降りていくときに、どの位置で接触するかが同じ円であっても大違いであり、そこに「なるほどなぁ…」とゆっくりと円にぶつかることの様々な要因に「まだまだ工夫ができそうだ。」と私自身感じるものがありました。ゆっくり動くということは反射も待ちになってしまい、速く動いてしまえばそこで合わせられ易くなってしまいます。そして円の軌道も、押すか当てるか引くかによって力の通り方は異なってしまいます。

 抜刀術では、この体術で円に崩す際に感じたことから、ゆっくり抜き始めることをおこなっておりますが、もちろん相手に間に合うように瞬時に抜く稽古も必要ですが、これからの術というものに近づいて行くためには、相手の反射を狂わす方法がどこかにあると感じるのです。今この記事を書きながら木刀を手にし、同じような感覚で振り下ろしてみたところ、今までにない抜けたような実感の少ない振りを感じました。さらに、それを止まった状態から、ゆっくりと動いているつもりで(実際には止まっているが)振ってみると、やはり身体の抜けが感じられ今までに無い実感がありました。もしかすると影観法で甲野先生が「先に、それをやっている自分がいる。」という感覚に、微かにもその匂いのようなものを感じられたかもしれません。今後は、こうした実感を自身の感覚だけで無く、技として有効であることを見つけて行かなければならないと思っております。

 杖術に体術とお陰様で賑わう講習となりました。次回は4/29(木/昭和の日)12時00分~14時00分『抜刀術 特別講習会』を品川区総合体育館 剣道場で予定しております。まだ告知はしておりませんがお申し込みは承ります。
 本日もお越しいただいた皆さま、ありがとうございました。


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金山剣術稽古会

2021年3月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文

2021-03-06(Sat)
 

舞台を観てきました

 本日は三軒茶屋にあるシアタートラムという劇場で、生徒の佐藤誠さんが主演される舞台『義経千本桜―渡海屋・大物浦―』を観てきました。

 佐藤さんの舞台を観劇するのは今回で三回目ですが、2時間10分の劇中、後半の1時間はずっと涙を流して観ておりました。物語の作り込みも想像を裏切るもので引き込まれやすかったのですが、何よりも佐藤さんや役者の皆さんの演技とさまざまな想いが伝わり自然と涙が溢れ続けてしまいました。

 その感動は私だけでなく、客席の皆さんも同じように伝わっており、終演後カーテンコールが三回続くほど、なかなか拍手が止まりませんでした。劇場を出て、何も言葉が出なくなってしまった経験は舞台鑑賞では初めてかもしれません。声を出したくなくなるほど、その世界観というか、あの空間に生きていた世界を過去形にしたくないような…

 あらためて、舞台の凄さ、演じる俳優の凄さ、ものづくりの凄さというものを体感いたしました。公演は3/8(月)までです。


2021年3月06日(土)『杖術 特別講習会』(お申し込み受付中)

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2021年3月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文

2021-03-04(Thu)
 

無意識の精度を高めることは生き方の精度にも通ずるのでは

 本日は戸越体育館で渡部氏と柳澤氏と稽古。稽古前に幾つか写真を撮影。特別講習会の記事やその他で使うための写真がいつも同じものを使っていましたので、沢山撮っていただきました。

 稽古では、杖の持ち替えをお伝えいたしました。この持ち替えは講習などで初めての方にお伝えしているものではなく、私がふだんおこなっている操作です。これは考えて工夫したものではなく、気が付いたらそのようにおこなっていたもので、2014年頃にはすでにやっていたのではないかと思います。これは杖を打ち下ろした後、左右に持ち替える際に杖が回転しながら手の内を駆け上がってくるような感覚でおこなっております。それには必要な指が杖を弾くようにおこなっているのですが、杖の操作というのは手の内が次第に指先を使い始めるようになるものです。続いて、突きからの左右の持ち替えもおこないました。これは打ち下ろしに比べて、手順が分かれば出来るようになるもので杖をなぞって手の内に吸い付くような感覚でおこないます。月曜日の稽古で飯塚氏に「杖を扱う手の内はシットリ優しく!」とお伝えし、それを連呼しながらおこなっていた姿が印象に残りましたが、自宅などでも左右の持ち替えだけでも手の内の養成になりますので、天井や家具などを気にせずおこなえる内容かと思います。(特に打ち下ろしからの左右の持ち替えは部屋の中でおすすめです)
 
 他に杖術では、正中線に対し左右からの払いをそれぞれに限定して、相手が色々な位置に杖を差し出した所を払う稽古をおこないました。これは、杖を当てる角度(当て角)の稽古になり、その中で滅多にやらない動きも出てきました。これも手の内が重要であり、第三関節の締めと緩み(締緩操作)を養うものであり、その手の内の締緩により当て角の調整や、滑りと締めにより小さな動きでも強く払うことができます。さらにそれに体の沈みを浮きによっておこなえばもっと威力がでます。しかし、杖の損傷が激しくなってしまいますので、数回確認した後は主に手の内の操作を重点的におこないました。得物を使った稽古では、ある境目によりどう払って良いのかが一瞬迷ってしまう場合があります。そうした状況を想定し、払う方向を正中線の右から、あるいは左からと限定し、払いの当て角を掴むための稽古です。

 今週土曜日の『杖術 特別講習会』では杖術と体術をおこなう予定ですが、お申込者を見て内容を考えたところでしたので、今日おこなった左右の持ち替えや、さまざまな払いをお伝えするには丁度良いかと思われます。体術は「蠢動」と「撫で落とし」等を考えておりますので、時間があっという間に過ぎてしまうほど、興味を持って取り組んでいただけると思われます。

 今日はその他にも体術と抜刀術をおこないました。体術では、あらためて相手の反射に対する誤情報が蠢動や、極々僅かな接触の使い方であり、その認識のズレが技が掛かる要因だと思います。これまでの身体の纏まりや、浮き身であったり、腕力では無い体幹部や自重の働きにより崩す内容から、蠢動の働きに気づいて、相手の反射や予測とは違った実感が気づいたときにはもう遅い状態となっていること。それと最近は接触を極々微かにすることで、なにかしらの誤情報を相手に働かせているのではないかということにも気が付き始めましたので、それらを組み合わせた体術稽古が主となってきました。もちろん、今後も何かに気が付き、今やっていることに全く興味を示さなくなってしまうような稽古に展開していかなければなりませんが、技の意識と無意識と同じように、その時に対する意識と無意識も常に働き続けているのだと思います。ですから、常に感謝の気持ちは持ち続けておかなければなりませんし、未熟ながらもまずは一歩一歩登って行くしかありません。まだまだ見下ろす程も登っておりませんので、山頂も見えぬ上り坂をこれからも道に迷わぬよう登って行きたいと思います。


2021年3月06日(土)『杖術 特別講習会』(お申し込み受付中)

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2021年3月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文

2021-03-04(Thu)
 

春の嵐

 午後から強風吹き荒れ、まるで台風のよう。というか台風といってもいい位の風が吹き続けている。そっか、春一番か!と思いきや、今年は2/4に春一番が観測されていた。これまでで最も早いらしい。

 しかし、台風とほとんど変わらな強風でも、周りでいろいろな音が聞こえてくるが(救急車のサイレンや何かが倒れた音や飛ばされた音など)街を歩いていても普段と変わらない。これが、台風情報で「みなさん、くれぐれも注意して下さい!」と脅されていたら、この風の感じ方は、「おっ、春が来たな!」ではなく「窓が割れないだろうか、不気味な風の音が早く通り過ぎますように。」というふうに全く違うものに感じられる。(もちろん、今日の風を恐れることは普通であるが)気の持ちようによって、状況は同じでも人々の心理に与える影響は異なるものです。

 さて、今日は昼から九段下の櫻屋に行き、武道具などを購入。宮崎県での木材がこれまでのように入手出来なくなり、(大手の職人さんが廃業したことや、樫の木そのものが無くなってきた事が原因)そのため、今後の木刀や杖に関して、十分な乾燥が出来ないまま市場に出されることとなり、木目に茶色の太い線が入ることになります。耐久性はこれまでと変わらないそうですが、置いてある木刀を手にした感じがこれまでのものよりも重たく感じます。(私はその方が良いのですが)おそらく乾燥にかける時間によるものでしょう。(それを市場に出さなくてはならないところまできているということです)

 これまでは宮崎県(都城)が大きなシェアを賄っておりましたが、その樫の産地や職人さんに工場設備など、これまでのシェアを賄える場所が国内にあれば、これまでと変わらず、否、昔のように良質な樫の得物が作られるのではないかと思うのです。その辺りのことは全く知りませんので、日本の武道武術の為にも、国産で良質な木材の製造を今は難しくとも数年後数十年後には可能になる会社というか、志を持った方々の経営を願っております。(今がその準備に向かっていれば幸いなのですが…)逆に言えば、海外の木を輸入して、ホントにそれなりの加工で全国の武道具店に置いてもらうよりも、国産で良質な木を未開の地から加工し、(きっと、良質な木でも土地によっては関係なく処分されると思いますので)技術を伝えてもらい、気持ちのこもった得物を現代でも継承していただければ、全国の武道具店で、外国産と大きな値段の違いが無ければ置いていただけることになると思うのですが…近年、徐々に徐々に樫の得物の質が落ちてきていることは残念な気がいたします。

 
 昨日月曜日は、高田馬場で飯塚氏と稽古。先日Gold Castleに体験参加に来られ、「平日は少人数もしくはマンツーマンで色々やりますよ。」とお伝えしたところ平日の方が都合が付きやすいため昨日稽古となりました。
 
 飯塚氏自身も殺陣を指導している立場であり、その他にも理学療法士としてリハビリのお仕事をされていると伺い、「これは珍しいですねぇ」と色々と訊ねてみた。私がかつて住んでいた場所や、週に一回行っている場所の近くに縁があり、あらためて世間は狭いものだなと感じました。

 数年前に毎週月曜日、ここで小学5年生の郁己君と丸二年マンツーマンで稽古していたのを、当時同じくここで殺陣の稽古をされていたときに記憶していたそうで、話の流れから「もしかして、むかし子供と一緒にやっていませんでしたか?」と思い出したように訊かれましたので、「ああ、やってましたよ!」(彼ももう今年から高校生になります)当時は互いに知る由も無く同じ場所でそれぞれに稽古をしていたのです。

 稽古では杖術は初めてだというので1時間ほど杖術をおこないました。殺陣指導者だけあって飲み込みが早く、真剣に自らの動きに置き換えながらおこなっている様子を眺め、私より一回り程年下なので、その情熱に当時を思い出すような懐かしいような気分になり、続いて体術をおこないました。理学療法士なので、身体の使い方には非常に関心があり、杖術の稽古とは一変し、笑顔で「なんだ!これは!説明が付かない!」っというような反応がその都度起こり、私としても面白くなって、結局剣術をやらずに体術を最後までやりました。

 帰宅して、夜にちょっとした打ち合せの件で甲野先生にお電話。先生と電話でお話いたしますと稽古モードとなり、身体を動かしていなくとも次回確認してみたいことや、その方向性が定まってきます。電話稽古と言っても過言では無い密度を感じます。有り難きことです。

 さて、外の風音も落ち着いた気配なので、再度外出して要件を済ませよう。


2021年3月06日(土)『杖術 特別講習会』(お申し込み受付中)

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金山剣術稽古会

2021年3月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文

2021-03-02(Tue)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


1975年生まれ
福岡県北九州市出身
東京都世田谷区在住

松聲館技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


1990年
高校から実業団まで5年間ボクシングに専念する

1999年
中田秀夫監督との出会いにより映画に出演。上京後モデルや舞台のプロデュース公演などをおこなう

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む

2010年
甲野善紀先生に師事し「抜刀術」「剣術」「杖術」「体術」などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務める

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく「Gold Castle 殺陣&剣術スクール」を発足

2014年
甲野善紀先生より
「松聲館技法研究員」を拝命
自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている
 
シニア住宅にて
「高齢者のための剣術教室」をおこなっている

日信工業株式会社の製品
「SAMURAI BRAKE」のプロモーション活動に携わる

2015年
「金山剣術稽古会」を発足
現代における武術稽古の必要性を身体と心で学べる場として活動している

2018年
「関西特別講習会」として定期的に関西地域での講習会を開催

2019年
BABジャパンDVD
『古武術は速い』指導・監修

2020年
BABジャパンDVD
『古武術は美しい』指導・監修

2021年
「日本公認会計士協会(JICPA)」プロモーションビデオ出演

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