日本にも安息日を

 自衛するといっても免疫力を低下させるような殺菌消毒の毎日では、果たして本当の意味での自衛になっているのだろうか…?と考えてしまう。集客事や、それなりに地位のある人は、圧倒的多数で占められているウイルス事情について、殺菌消毒、マスクの徹底を言わなければならないことは想像に難くない。テレビであればスポンサーの目も光っている。おそらくその考えを覆す事は現状では無理であろう。何事も起きていない状態であれば、人は何を言ってるのだろうかと笑って飛ばすような事も、現実に遭遇してしまえば笑っていた人達は一体何処へ行ってしまったのかと思ってしまう。マスクをしていない人が不可思議に思われる時代が来るとはつい数ヶ月前までは思いもしなかった。だから戦争が起きないとは限らないのである。

 今の世の中で学ぶものというのは一体なんなのだろうか。

 私の価値観や生活の行動範囲だけで語る事は出来ないが、日本の宗教は宗教自らによって救えないものとなってしまった。もちろんそうではないものもある筈だが、私のような一般的な人が感じる拒否反応を持たれる方は多いように思う。だから本質的な心の教育が成されなくなっているのではないだろうか。こんなテレビやネットの情報で、人々の心は救われるのであろうか…?会社や学校での競争やストレス、将来の不安、ただ純粋に生きて行くための心が失われてしまっては不幸である。そのようなストレスを一時凌ぎで紛らわすためのテレビやネットの情報は長期的に見れば沈んでいくだけである。数字的な需要があるから供給がそのようになってしまうのであろうが、見かけ上の平和と、成功者の豊かさに賭ける熾烈な競争は、資本主義というものの偏りを感じてしまう。もちろん資本主義により国が豊かになり便利になり成長し続けていく事は大いに賛成であるが、競争し続けなければならないという宿命はストレスと精神の消耗を生み出してしまう。それは暴力の無い弱肉強食の戦いである。

 イスラエル(ユダヤ教)のように、金曜日の日没から土曜日の日没まで仕事をしてはいけないという安息日(Sabbath)を設ける事で、人々は本来の生きていることのありがたさや、心と向き合う事で、何を大事にし何を学ばなければならないのかということに自然と気が付いていくのではないかと思うのである。日本では年に一度の正月でさえも多くの人が働いている。こんなありさまでは人が心を養い幸福に生きて行くことなど価値観を目先の利益(贅沢の実現)にすり替えなければ成り立たないのかもしれない。資本主義という競争は急激な発展を生むが、人が人らしく生きて行くことを教育からして摘んでしまっているような気がする。しかし、武術としての考え方であるならば、両方を立てることが可能であり、私としてはイスラエルのように週に一度の安息日を国が定める事で、人々の心はずいぶん正気に戻るような気がするのである。

 だが、おそらく今の日本では無理だろう。私は日本人だし日本が好きであるが、日本人の能力を活かしきれていないように思う。それは敗戦の影響が今の国民性を作り上げてしまったのかもしれないが、平和をもっと平和にするべきだと思うし、心を育てる安息日という時間に安心と安らぎをいただき、それが人に対し良い循環となって回っていくものでなければならない。スタートアップ国家と言われるイスラエルの優秀な国民性には、男女ともに徴兵制がとられており、その中で戦争が身近に起こりうる生活の中で磨かれる精神性は、ただ贅沢に長生きしたいと思うものではなく、当たり前に生きている事の幸せを感じられると思うし、そうした心理状態から互いに発展していくものは己の利益に特化した騙しあいのようなものではなく、資源が乏しく、周囲から攻め込まれる緊張感を常に持ったまま国家として生き延びていくための切実さから知恵を絞って成長した国である。そう、かつての日本のように…

 さて、強引に講習内容の記事に入ります。
 本日日曜日の深川スポーツセンターでの講習は、多くの方がお越しいただき殺陣クラスではかなり賑わいを見せました。体験参加に女性のWさんと、小学五年生のR君がお越しになられました。そして小学四年生のT君が今回で正規受講生となられました。少しずつですが確実に若い生徒達が増えております。中学二年生のMちゃんも動きが綺麗になってきました。取り組む姿勢がいつも真剣ですので、その姿には感心しております。小学五年生のM君はお父様とマイペースに目標を持って取り組んでおります。お仕事などでお体も疲れていると思いますが、M君とお父様のYさんはとても良い時間を過ごされていると思います。体育であり道徳であり信頼であり国語であり同時に吸収されているものです。それが出来る精神状態と環境であることが大事であり、そこに愛情が大きく関わっているのだと思います。

 立廻りタイプJでは、全体的に進んで来たと思います。KとJの両方を隔週毎におこなっておりますが、最初覚えるのに苦労した方々も、この辺りから立廻りの面白さと工夫について、ご褒美をいただくようにそれが訪れてくるものと思われます。私の考えとしましては、今おこなっているタイプKとタイプJは、皆さんの完成度を高め続けていくものとして残したいと思っています。ですのである段階に進みましたら、その流れから先の手を変更し少し手を増やして行こうと考えております。ですので、また一から覚える事なく、「ああいう風に動けたらいいな…」と思っていた憧れを現実のものになるように進めたいと思いますし、飽きないようにその先の手も少しずつ加えて行きます。勿論大変な思いをさせてしまっては本末転倒ですから、その人の進み具合により全体を見て動きの追加を決めたいと思います。

 今日は最後に一グループ通しでおこないましたが、まあまあの形になってきました。もちろん映像に撮れば粗が沢山見えてしまうものですが、それでも今日の通しでおこなった一連の動きは完成のイメージが見えてくるものでした。先週のタイプKでも通しでおこなっていただきましたので、12月に進んだ方々の組で一度撮影するかもしれません。メンバーにもよりますので撮影告知はいたしませんが、他の生徒達の確認としても全体の動きは必要なので考えておきます。

 続く体術の講習では、人数が私を含めて僅か四人でしたので研究稽古のようなモードになり、そのなかで大きな気づきがありました。これは講習が始まって、まるで準備していたかのようにすぐに動きが出てきたのですが、「軌道の円と接触部の円、その円には肩の位置が関係しており、さらに肩を含めた背中全体を生かすには左右の手が活きていなければならない。それは表裏であり、剣を握る手、杖を握る手と同じ事である。」そのことを検証しながら有効性を確認する事が出来ました。普段の講習では私の個人的な研究をおこなう空気にはなりませんので、今日はありがたい事にお陰さまで今後に繋がる身体の有効性を知る事になりました。

 次に、背中からの発力を検証していた際に、突きがイマイチ受けた人の肘が反射的に曲がってしまうと検証できないため、後ろから背中を押すような形で試みました。体重が75KGありそうなK君を押した際に想像以上に飛んでいったので、よく私の検証に付き合ってくださっているWさんに同じく受けて頂きました。体重が私よりも軽い方ですが、身体がシッカリしているのでどのような反応になるかと思って背中の発力による浮き身との一瞬の兼ね合いでおこなってみたところ、今までに無いほど吹っ飛んでしまい、少し首の下辺り胸椎の辺りを傷めてしまいました。これは危ないので二度とこの形でやるのを止めようと思いましたが、今後は別の検証方法で突きから応用した背中と浮き身の兼ね合いを生かしたエネルギーの伝達法を研究したいと思います。

 今夜も遅くなってしまいましたが、明日は午前中に新しいパソコンが届く予定です。私に何処まで出来るのか解りませんが上手く行けばそのことを記事に書けますが、上手くいかなかった場合はしばらく記事が書けないばかりか、連絡や更新が滞ってしまいます。尤もそのようなことは無いと思いますが、あまりに時代から遅れていた生活が長かったので、明日はおそらくとっても疲れる一日になるでしょう。次の記事は新たなデスクトップで書きます。今日も一日ありがとうございました!


2020年12月19日(土)「杖術 特別講習会」(お申し込み受付中)

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2020年11月 武術稽古日程

2020年12月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文

2020-11-30(Mon)
 

気が付かぬうちに身についたものと、気が付いているうちに身につかぬもの

 先日プロバイダーのカスタマーサービスの方と1時間以上電話でお話したが、何も解らない私に丁寧に説明をしていただいた。ルーターというものを見て、「なんだか裏に5G(ゴージー)と書いているのですが・・・?」と訊いたところカスタマーの女性から「ゴリラですか?」と聴こえたので、「ゴ、ゴリラですか?」、と尋ねたところ「エッ・・・?」となったのでもう一度「ゴリラですか??」と(本当なんです)尋ねたところ、どうやら「ゴギガですか?」と言っていたらしく、電話越しに互いに大爆笑!カスタマーの人もこんなに笑うのかと思うほどゲラゲラと大笑い。真面目に聴き返しただけに自分でもバカだなぁ…と、なかなか笑いが止まらなかった。

 明後日パソコンが届く予定だが、この数日間いろいろと調べたりして時間を使ってしまった。まだこれからしばらく慣れるまで時間がとられそうであるが、慣れてしまえばこれまでに比べ効率と能率が上がるだろう。作業デスクも新調したので、身体の負担も軽減するだろう。

 さて、本日土曜日のGold Castle 殺陣&剣術スクールでは、杖術クラスと殺陣基礎クラスをおこないました。まず、杖術クラスでは、「上段扇抜き」と「巻き上げからの裏お辞儀潰し」を久しぶりにおこないました。その中でTさんにお伝えした言葉で、「重心に身体は動かされますので、足のこと手のことをそれぞれ技術的に感覚を掴んだら、それらを調和感覚で一致させます。この、調和感覚と言うのは、今日も始めにおこなった打ち込みや突きの中で得られるものであり、それが技の中で自然と整えてくれるのです。ですから、重心を先に行かせてしまえば、後はそれに動かされるようにおこなうのです。」というようなことお伝えしたかと思います。

 これは、考えて出来るものではなく、基盤となる基礎稽古の中で得た調和感覚があって掴めるものであり、それなりに時間を要するものです。逆に言えば、その感覚を掴んでいると、同じ「流儀の拍子」の中では、感覚を掴み易いものとなるでしょう。その中で見えてくるものや通じ合うものに気が付きます。
 ですから何かを武術的に学ぶということは、考えて理解するのではなく、どこかで入ってきたものにより感覚的に理解していく事だと思います。もちろん考えて理解もしなければなりませんが、脳のタイプにはいろいろとありますので、私の場合などは、どちらかというと意識していない方から自然と吸収していることに納得を覚えていくため、人よりも時間が掛かりやすいと思います。ですから興味がないとてんで駄目なのです。

 殺陣基礎クラスでは、中学三年生のRちゃんが道衣に袴姿となられ、ずいぶんと見違えました。殺陣に興味があってお母様に見守られながら体験参加に来られた日の事を思い返しますと、ずいぶん上達しましたし、あの頃以上に興味が増しているように感じます。ですので当然上達も著しいものになりました。

 体験参加に来られたSさんも楽しんでジックリと基礎を稽古されておりました。基礎が楽しめると、上達も早まる可能性が高いので、条件が変わっても乱れずに動けるように、この殺陣基礎クラスでは初心者の方から、ある程度動けるうようになった方の基礎の確認としても必要な時間になっていると思います。

 明日は、深川スポーツセンター 柔道場で午後から講習です。日没後はまた一段と冷え込んできましたので、暖かくしてお越しいただければと思います。明日は殺陣クラスと体術をおこなう予定です。お楽しみに!


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2020-11-29(Sun)
 

撮影に向けての打ち合わせ

 本日は、来月撮影が行われる某映像制作の打ち合わせをおこないました。道場にて、演出のMさん、カメラマンのNさん、プロデューサーのSさん御三方と顔合わせ。Mさんとは、以前抜刀術特別講習会にお越しいただいた際にお会いしておりましたので、今日で二回目となります。

 今回のお話を頂いた中で、私のおこなう演武とクライアントが求める理念の一致を演出のMさんからお伺いし、深く感銘を受けました。縁のあるもの流れのあるものには必ず速やかな一致が感じられるものです。今日の打ち合わせの中で、現場のイメージが掴めて来ましたが、こうした経験は久し振りですので、撮影本番日が今から待ち遠しいところです。

 2018年2月26日に撮影したWEB動画「かざあな。」では、一人で全ての事をおこないました。撮影の尾崎さんと、音楽のTAMTAMのMariさん、演武相手に青木さん、私が希望した人に引き受けていただく事が出来ました。次に、神社での撮影許可、スタジオの選定と予約、企画書の作成、レンタカーの手配と運転。当日は朝4時に起きて、前日まで60%だった降水確率が嘘のように無くなり、晴れの天候に飛び上がる思いで外がまだ暗い早朝4時台から「本日決行致します!」と連絡した記憶が残っております。

 自分でワンボックスカーを運転し、尾崎さんをピックアップして神社まで移動。吐息の白い摂氏4℃の寒空の下、そこで8時から杖術編、剣術編、抜刀術編を撮影。撮影数日前にロケハンに行った時に、神社と隣接する家が解体工事中で、これには想定外でしたが、工事会社に確認をとったところ、当日はすでに更地になっておりしばらくは大丈夫という事でした。順調に撮影が進んでいた矢先、車が数台入って来て撮影フレームの中で停車。その日は行事があるとのことで、宮司さんやその他地元の方々が集まり、社務所や神社の中で灯りを付けて何やら会が催されていました。(かざあなの動画を見ておりますと、神社シーンの背景に提灯が点灯している場面がありますので、語確認出来ると思います)そんな事があり、撮影を中断し、私が社務所に行って本日の撮影許可を得て行っている事を説明。普段無いことなので直ぐには取り合ってもらえませんでしたが、しばらくしたのち、長のような方が出てきて了承をいただき、車を退かして下さり映像に入らないところから何人かでこちらの様子を見学されておりました。

 そんなことで予定を一時間以上押して、神社シーンを撮影終了。現場には、尾崎さん、青木さん、記録係に渡部さん、そしてMariさんは音楽のインスピレーションを感じるため早朝からホッカイロや温かいコーヒーにちょっとした腹ごしらえの食料などを買ってきてくださり、「ああ、現場ってのは、こういうサポートがあるのと無いのとでは全然頭の中の余裕や、全体的なチームとしての状態、そこに≪安心&温かさ≫という要素はものづくりにおいて重要なんだなぁ・・・」と学んだものです。

 現場に人が居るっていうだけで違ってくるものがあります。渡部さんの記録が無ければ当日に撮影を終らせることは不可能だったでしょうし、仮に終らせたとしても妥協したカットの編集になってしまい、かざあなとは言えない作品になったと思います。午後は首都高を飛ばしてスタジオまで運転。もちろん道衣に袴姿のまま(笑)。車内では、サンドイッチやおにぎりを食べて談笑している雰囲気が気持ちよくルームミラーで眺めながら、Mariさんには運転を褒めていただき、無事に次のシーンを迎えることが出来ました。

 スタジオシーンでは、杖術編、剣術編、抜刀術編の順番に撮影いたしました。かなり時間を押しており、借りられる時間までが刻一刻と迫って参ります。ですからスタジオシーンでの私の表情は演武の顔ではなく、時間が無いことに対する焦りと少しピリッとした感情が表情に出ております(笑)。

 思わず当時を振り返ってしまいましたが、一人で頭の中にあるものを具現化することの大変さは身に沁みて感じましたが、それに勝る感動と喜びがありました。経験値と言う意味でも、規模は小さくとも色々な役をこなすことで、次への計画も立て易くなります。いつかまた、今度はもっとステージアップした中でこのようなWEB動画を企画しても良いかもしれません。経験値と言う意味では、BABジャパンのDVD撮影も大きな経験値になりますし、来月撮影される映像でもきっとこれまでにない経験をさせていただけると思います。そこで繋がるご縁も、今後の活動の中で思いも寄らぬ展開になって行くかもしれませんし、そうした流れであればそれが自然だという事でしょう。本の企画や海外との打ち合わせの中でしばらく忙しい状態になりますので、私のネット環境も間もなく進展いたしますが、全てがある段階に進んだ時に、その経験からなるインスピレーションの中でまた何かを生み出して行ければと考えております。前回のテーマは「かざあな」でしたが、次のテーマは決まっています。今は言えませんが、そのテーマに向けて、来年は活動とともに発信して行きたいと思います。


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2020-11-28(Sat)
 

情報の断捨離

 連日の講習や稽古が続いている。身体がよく持ち堪えている。身体を労ってあげなければしっぺ返しが来そうだ。
 本日水曜日は戸越体育館で渡部氏、川原田氏、柳澤氏、和泉澤氏と共に稽古をおこなった。金山剣術稽古会では平日にしか開催していないため参加出来る人が限られてくるが、私としては自分の研究稽古の場として少人数でおこなうものとしている。そのため今日のように四名の方が揃うという事は稀である。

 しかし、少人数での集中した雰囲気に慣れている方々なので、わりと自由に模索しながら互いに伝え合ったりしておこなっているので、今日の人数でもふだんとなんら変わるものではなかった。

 今日は私自身「突き」の威力が上がった事が一つの成果であった。これは甲野先生がおこなっている突きを参考に私も数年前から取り組んでいるものであるが、おそらく一番難しいものと思える。出来不出来の差が大きく、その理由が極めて繊細であり曖昧なのだ。だが今日は渡部氏も川原田氏も勢いよく後退させる事ができた。
 その工夫として、相手の差し出す両手に対しそこで全てを終らせるように身体の手順を変えた事にある。もちろんその後の流れも自動的におこなわれるのであるが、意識としては相手の手に触れる瞬間までを全てとして行う必要があり、その意識の差は何故だか分からないが出来不出来に左右する。おそらく、相手の無意識にも働いており、それを察知され反射反応が生じるためだとも思う。だから、自らの手続きは最小限にし、初動の瞬間に全てが終わるぐらいのつもりでやらなければ相手の中でエネルギーを通して行くことは難しい。今はまだこの程度であるが、相手に察知されない手続きの流れが手短に使えるようになれば、もっとエネルギーが高まると思うが、今はまだそこまで使いこなせない。この稽古は、相手に大きなダメージを与えるというよりは、発力の精度と威力を高めそれを機械的におこなえるものとして身につける事で、そこからさらなる働きが展開されると思われる。

 体術、杖術、剣術、抜刀術で感じるものは、「拍子を合わせずに動く」ということ。その瞬間、相手はその状態に留まらなければならない時間があり、その合間に次の動作に入り、さらに同じく次に行く。というような事が、全てにおいて言えるだろう。これはおそらく、部分的な速さから、全体の流れを滞らせずに最適な運ばせ方をおこなうことが、結果としての速さであったり精度の向上となったりするのである。そのことに、いつからか分からないが身体がそれを選ぶようになってきた気がしている。

 今年一年を通じて、体術における進展から何かを掴みかけてきたように思える。勿論まだまだ未熟なのでお恥ずかしい限りのレベルであるが、私自身のレベルの中では大きく前進しただろう。蠢動を技にすることが可能となり、背中の発力を色々と状況に応じて使えるようになってきた。崩しの方向に関しても、考える前になぜだか感じられるようになってきた。その他にも接触部の使い方や、左右の別々の動きによる崩し、それらの方向性の掴み方など、一気に色々な事が自然と感じられるようになった。二ヶ月間の自粛期間があったが、全く停滞はしなかった。これからは、鍛練稽古以外に、杖整体操のような身体の可動域と柔らかさを深部に問い掛けるような、そのような動きを自己調整法としてもっと探っていきたい。そうした時間を確保するために「情報の断舎離」をしなければならない。

 私はこのブログとYouTube、そして二つのホームページを持っているが、それだけでも連絡のやり取りや、内容の更新をして時間が割かれてしまう。ほかにもさまざまなSNSがあるが、到底これをやる時間もないし、それらを全て安定更新させる体力は無い。つまりやるべき事が明確にあるので、さまざまなものに手を出す必要が無い。それでもまだどうにかして情報の断捨離を敢行しなければならないが、テレビを処分した今、今度はネットに対して考えて行かなければならない。

 夜、携帯に出版社のYさんからメールが入っており、来年私は本を刊行することが決まりました。以前からお話を頂いており、三度打ち合わせをおこないましたが、この度決定いたしましたので、それに向けて私自身さらなる精進をして行きたいと思っております。少しずつですが、さまざまなことが動き出しております。全てにおいて責任をもって取り組ませて頂きます。

2020.11.25 金山剣術稽古会


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2020-11-26(Thu)
 

『杖術 特別講習会』のお知らせ

2020年12月19日(土) 戸越体育館 剣道場にて、杖術特別講習会を開催いたします。

2020年7/20発売のDVD【古武術は美しい】に収録された内容や、その他幾つかの技をご紹介させていただく予定です。
初めての方や他流の方も歓迎いたします。
(貸し出し用の軽い杖を数本ご用意しております)


2020.07.14 発売 月刊秘伝より


【開催時間】
12時00分~14時00分


【会場】
戸越体育館 剣道場


【参加費】
3.000円


【お申し込み方法】
ホームページまたはこくちーずより下記の内容を明記してご連絡下さい。
①「氏名」 
②「年齢」 
③「性別」 
④「杖の有無」 

上記の内容を確認しましたら、こちらより折り返しご連絡させていただきます。


≪プロフィール≫
松聲館 剣術技法研究員
金山剣術稽古会 主宰
Gold Castle 殺陣&剣術スクール 主宰
高齢者住宅 クラーチ溝の口 剣術教室講師


≪参考動画≫
杖術 「流転落とし打ち」

杖術 「三十連円打」

杖術 「十一之型」

「かざあな。杖術編」

2020-11-24(Tue)
 

ロフトのよしあし

 本日は寒空の下「クラーチ剣術教室」に行って参りました。予想以上に風が冷たく、電車内でも窓を開けているため、これから冬にかけて電車内の温度がこれまでと違ってくるのは確実でしょう。マスクも飽和状態になっているので、防寒用のマスクなどまた色々と売り出されるような気がいたします。

 会場に到着して浴室で着替えたのち、教室に入ってみると人数が増えたというかお休みされている方がいらっしゃるので全体的には変わらないはずなのですが、圧がこれまでと違い、賑やかで新鮮な空間を感じます。人数による場の圧の違いというのは劇場などでもそうですが、舞台公演などでお客さんを待っている時に、徐々に徐々にお客さんが入ってきますと、これまで場当たり稽古などしていた空間とは全く異なり、お客さんが劇場の雰囲気を作っていると感じたものでした。しかし、今はソーシャルなんとかで、満員御礼という訳には行かないので、劇団の方々は本当に大変な思いをされていらっしゃると思います。

 さて、講習ではいつもより易しい内容を丁寧に動きを把握しながら力みを抜いておこなうことをお伝えいたしました。新しい方は動きを覚えることに専念していただき、長い生徒の皆様には指先、手首、肘、肩、それぞれの動きを確認しながら、確認するための脱力を意識して頂くようにおこなっていただきました。

 ここで、毎週講習をおこなっていますと、普段から顔見知り同士の皆さんかと思いがちになるのですが、以外に滅多に合うことがないそうなので、建物自体が広いということもありますが、皆様にとってもここで週に一度お会いする事が良い気分転換になっていると思います。ですから、休憩時間に話が盛り上がっていると、そっちを優先してついお喋りが長くなってしまいますが、時間は雰囲気で決めておりますので、新しい風というのは皆さんにとっても良い影響を与えてくださっております。

 先日左手首を骨折したWさんが参加され。あまりに普通に見えたので、一瞬忘れていましたが、「あっ、Wさんだ!」っと三回ぐらい叫んでしまいました(笑)。元気そうで何よりでしたので、逆に心配しすぎる方が迷惑に感じられる事もありますので、ご本人のやる気を削がないように出来る範囲でやっていただきました。素晴らしい!

 最近は技と言うか動きの精度を求めていた部分もありましたので、あらためて身体の使い方やその関連性、良い動きとそうでない動き、姿勢についてのポイントなどを具体的にお伝えしていかなければならないと感じます。得物稽古の優れている部分は、触れている箇所が身体の末端部であるという点です。姿勢の要因は末端部からの影響が連鎖的に連なっておりますので、得物の操作を正確におこなうことで、自然と姿勢が整ってくるのです。そのあたり、同じように結果が出ていたとしても、理由を知りながらおこなう場合と、知らず知らずの内に(忘れてしまうという場合も…)やっていた場合とでは、動きに対する興味が違ってくると思いますので、その辺りをなるべくお伝えしていくようにしたいと思います。

 まあ、しかしそうしたことは自然に発する状況でおこなうことが本来は良いのですが、大したことが無いのにさも効果があるような話術を見につけて商売している人も居ると思いますので(そのほうが多いと思いますが…)あまりそのようにはならないようにしたいと思います。

 帰宅すると、昨夜出した粗大ゴミが全て運ばれており大安堵!しかしすでに第二弾がベランダに置かれているので、それが運ばれてから、部屋の掃除とカーテンの交換を考えている。よく考えてみるとカーテンも、所沢に住んでいたものと同じものを使っているのでかれこれ二十年近く使っている事になる。数年前から内側のレースの方が触るとパラパラと粉のようなものが落ちてくるので、多分繊維の劣化だと思うが、もう洗濯機で洗えなくなってしまった。ハンガーラックも通路を狭めているので、身を捻って通るストレスを無くしたいので、木材を買って壁に穴を開けなくて済むような方法を考えたので、部屋の通り抜けが楽になる自作ハンガーラックのDIYをやろうと思っている。それはそうと、ロフトから第二便の本棚を下ろすのが難儀だ…本日本棚は二つ処分したが、垂直のハシゴを片手で持ちながら降りていかなければならない。それが終れば今度は下に置いてあるダンボール五箱を全てロフトに上げなければならない。これは全て出してからでなければ昇れないため、中身を出しては入れるの作業を五回もやらなければならず、ああもう難儀…

 まあ、仕事だと思えば大したことないし、稽古だと思えばプラスに動ける。このままズルズルと放置してしまいたくないので、まだまだ奮闘しなければならない!


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2020-11-24(Tue)
 

正の誘いと負の誘い

 連休最終日は品川区総合体育館にて小太刀の特別講習会を開催いたしました。今回は人数が少なかったのですが、川原田氏が関西からの帰省で参加され、また今回初参加となられたKさんは静岡県からお越し下さいました。その他にも滋賀県から参加希望の方もいらっしゃいますし、少しずつですが私の稽古会や講習会も各地に広がり始めたような気がいたします。

 来月は二度目となる関西からSさんが金山剣術稽古会にお越しいただく予定です。前回は記事にしておりませんでしたが、日帰りで関西から稽古に来られる方はこれまでに経験の無いものでした。とうぜん個人稽古で通常よりも長い時間の稽古となります。杖術、剣術、抜刀術、体術、杖整体操といういふうに、関西往復の大変さはありますが、それだけのものはお伝えできると思います。

 最近は海外からの連絡も頻繁になっており、私のEmailにも連日連絡を交わしているEさんや、ポーランドの方や、タイ、インドネシア、ロシア、アメリカ、昨日と今日はドイツの方と連絡を交わしました。おそらくこうした海外の方々との交流はこれからも益々身近なものとなり、オンラインを通じてやりとりをしていくことになる可能性が高いでしょう。これからの時代は、自ら世界と通じて仕事をおこなうことになるでしょうし、個人レベルでそれが出来る機器の進化にあると思います。もちろん、慎重にならなければならないこともあると思いますので、いずれにせよ簡単ではありません。

 講習記事に戻ります。

 小太刀では左手の添え方や動かし方、入り身の体捌き、中心の取り方、受け止め方等々、技に入る前段階の基礎的な部分を丁寧にお伝えいたしました。

 あらためて、小太刀では「これは別段技と言うほどのものでもない気がするが…」と思いながらも、皆さんが苦戦している様子を見て、「やっぱり難しいようだから技としてお伝えして間違いではなかった…」と安堵するのです。出来てしまうのが技ですが、出来てしまうというのは、無意識的に考えなくてもその働き(肝心な部分)を身体が自然とやっているのです。それがなぜそうなるのかは解りませんが、稽古を重ねて行くと「正の誘い」に身体が反応するのです。これはやはり体術稽古の要素が大きいものと思われます。相手の身体の状態と自分の身体の状態を観察しその中で有効な働きを見出す稽古というのは、そこに得物という仲介物があっても、接点から相手の状態と自分の状態を把握しどのように行うべきかを考える前に身体がそのように動いてしまう事があります。それが今この記事を書いて生まれた「正の誘い」であると思うのです。「誘い」と言う言葉は武術で耳にする言葉であり、相手の動きについ反応してしまったり釣られてしまう事などを例えた言葉です。通常は「誘いに掛ける」とか、「つい、誘いに乗ってしまった」とか、別の言い方であれば「餌を撒く」、「エサを出せ」なんていう言い回しも伝えられた記憶があります。ですから誘いとは、「負の誘い」として使われていることが殆どであると思います。

 小太刀というのは、基本的に入り身で技に入らなければなりませんから、精神的にも対峙する相手に誘われてしまいやすいものです。そうした自らの状態がどうなっているのか把握に務めることすら忘れがちになってしまうものです。一人稽古では自らの把握に務めます。把握し切れていない箇所を探し、動きの中で把握出来るようにいたします。それが感覚であったり、調和であったり、重心操作であったり、姿勢も含めさまざまな要因から「何か」を把握いたします。

 その何かが、乱れるときが「負の誘い」に掛かった状態であり、(通常は、誘いに掛かったと言いますが…)能力の可能性を奪われる状態にあります。

 逆に、把握に務めながら、それが無意識的に自然と身体が反応している時は「正の誘い」に掛かった状態であり、(通常は、このような表現はいたしません)技と言える能力が引き出された状態です。

 この二つの違いは、同じ誘いでも明暗を分けたものであり、そこに何らかの事情が関わっているものと思われます。私もまだそこまでは掴めておりませんが、普段の稽古、一人稽古などで身体に委ねる、身体の声を聴くということが重要であると思います。身体にいう事をきかせるのではなく、身体の声を聴いてあげるのです。自らの考えや知識、思い込みという我を捨てて、その時々の状態から身体はサインを送ってくれているのです。私が二年前の6/7に杖整体操を考案したのも、そのような身体からの声が誘いとなって、そのような動きを導いてくれたのかもしれません。

 何にせよ、人はさまざまに誘われながら生きているのだと思います。正の誘いと負の誘い、プラスに働くかマイナスに落ちていくか…自らを把握し、正の誘いとなるべく人間関係を築き、環境を整え、正の循環を構築していく事が一つの在り方として私は理想であると考えます。武術稽古はまさに実戦なのです。

 今日は講習中に思いも寄らず新たな技が誕生いたしました。平日の金山剣術稽古会では少人数でおこなっているため、基本的に技の研究に繋がって行くのですが、今日の特別講習会で技が誕生することはこれまでになかったことであり、参加人数が少なかった事が、全体の納得度の配分に余裕があるため、その余裕が生まれた隙間に「これは、もしかして出来るかもしれない…」と説明中に、他の技が頭の中に浮んできました。(日本語になっていなくてすみません)

 つまり、左手の添え方からの変化が、この技を気づかせてくれたのですが、一足一刀の間合いから、相手の振り下ろす太刀に対して、入り身から受け流すように捌き、相手の剣圧が抜けた瞬間に自然と剣が返り左足が開きます。もちろん右肘の操作が重要なのですが、それが肩甲骨を動かし背中の流れで、縒りを戻すように左半身が開いていくのです。これが「面白いなぁ…」と感じたところですが、頭の中で考えただけの動きでしたので、渡部氏を相手に試みたところ、アッサリと出来てしまったので、Fさんや川原田氏にも打太刀をやっていただき確認する事ができました。ここまで皆さんの前でやったら、伝えるしかないと、最後は「引き込み潰し」を考えていましたが、この日誕生した「入身受け流し突き」をお伝えいたしました。皆さん苦労されていましたが、渡部氏は私の稽古会でも長年稽古されておりますので、流石に動けており、私が打太刀になって、その技の具合を計る事ができました。その他にも、今日が木刀自体持つのが全く初めてのKさんも、癖が無く素直な身体の反応なので、初めてにしては良い動きになって行きました。

 その前におこなった「浪受返し斬り」では、波の使い方が難しいようで、私も見ていて摺り上げてから落ちていくまでの一連の流れが、正の誘いで動いていたので細かく分析してのは今日が初めてであり、「ああ、そういうことをやっていたのか…」と、把握する事ができました。

 講習後は、人数が少なかった事もあり、せっかく来て下さったので都合の合う方々と共に、以前キリンシティが合った場所で、ひさしぶりに懇親会をおこないました。 連休最終日で人は少ないだろうと踏んでおりましたが、かなり埋まってきて賑わっておりました。オープンテラスで開放感があってやはりこの立地は気持ちの良いものです。正式に懇親会が出来るようになったら、またここで再開したいと考えております。

 帰宅後は、粗大ゴミを搬出!明日の明日に引き取っていただきます。第一弾は八点搬出。しかし、何を間違えたのか、来月に搬出するものを二点出してしまい、シールまで貼ってしまった…部屋から搬出置き場まで階段の昇り降りを何往復したのか分かりませんが、物が大きいので一点一往復という訳にも行かず、分解して運びました。間違えて置いた二点については再度部屋のベランダに置いて、新たにコンビニで世田谷区のA券を四枚購入し貼り付けました。これだけ夜に往復していたら、さすがに大家さんも気が付いたようで、さり気なく遠くから様子を伺っておりましたが、完全に引越しをするに違いないと思われるレベルの量なので、「引越しはしません。」と言っても果たして心から信じてもらえるかどうか…

 さらに来月には第二弾の粗大ゴミが四点あるので、夜逃げの心配もされるのではないかと思ってしまう。でも、それで全部処分しても、別段部屋がガランとしている訳ではない。今まで長年それらをこの狭い部屋に置いていたのかと思うと驚愕してしまうが、仮に今度引っ越すとなったら、すでに荷造り状態の部屋を目指しているのでいとも簡単に夜逃げ…じゃなくて引越しが出来るだろう。荷造りなのか終活なのか、どちらにせよ、もう絶対に使わないけど捨てられないものがある。それは荷造り&終活の一環として纏めて置けば、生あるうちは納得して過ごせる。そう考えると、人生生きて来て「今必要なものが全て」ということなのだろう。

 
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2020年11月 武術稽古日程

2020年12月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文

2020-11-24(Tue)
 

それぞれにとっての三日間

 三連休の二日目となる日曜日は品川区総合体育館でGold Castle 殺陣&剣術スクールの講習をおこないました。
 殺陣クラスでは、前半と後半に分けておこない、最後に通しておこないました。予定にありませんでしたがWさんのスマホを借りて動画を撮影いたしました。もちろんこれは個人で観るためだけのものであり、どのように見えているのかを確認するためのものです。芯の体捌き、絡みのリアクション、それらを含めた互いの声や息づかい…そうしたものを映像でなければ感じられないものがありますので、来年からは高性能カメラを購入する予定ですので編集機能の充実も含め、総合的なレベルアップを図りたいと考えております。もちろん中途半端な状態で映像に致しますと逆効果になりますので、まずは撮影が出来るレベルになるように個々の課題をクリアにできるよう励んでいただきたいと思います。

 剣術クラスでは、「払い上腕斬り」や「鶴嘴崩し」をひさしぶりにおこないました。この払い上腕斬りは殺陣クラスでも応用しておりますので、今回細かい部分をお伝えできたと思います。この左手手之内の操作が速やかな切り返しを生みますので、柄を押し出さない働きが剣先の動きを最小限に留めることが可能となります。

 「鶴嘴崩し」は鍔迫り合いから相手の剣を奪う技ですが、この技は甲野善紀先生の「鴫返し」を参考に工夫したもので、それを甲野先生との稽古で受けていただいた際に「鶴嘴崩し」という名前を付けて下さいました。土日の講習ではあまりお伝えしておりませんでしたので、今日は集中力が低下していたYちゃんもこの技の興味から立ち直りましたし、俳優のSさんも興味深くこの技を実感されておりました。

 平日の稽古会では、私自身の稽古でもあり、どちらかというと門人の方々には私のやりたいことに付いて来てもらう内容ですが、土日の講習では、全体的なバランスと構成を考えながら集中度合いや盛り上がりの想定を考えてお伝えしております。平日の稽古は何かを発掘するものであり、その発掘したものから構成を考えて土日に解り易くお伝えしております。そして明日の特別講習会では、発掘したものを細かな感覚の部分まで、難しい部分もあるかと思いますがそこを敢えて落さずにそのままお伝えしております。明日は15時から品川区総合体育館で開催いたします。色々な影響からか、少ない参加人数となりそうですが、お申し込みは明日の12時頃まで承っております。


2020年11月23日(月/祝)『剣術 特別講習会』(お申し込み受付中)

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2020-11-23(Mon)
 

生徒の助けとなるように

 本日は深川スポーツセンターでGold Castle 殺陣&剣術スクールの講習をおこないました。土曜日の深川はひさしぶりだと思いますが、殺陣基礎クラス&剣術クラスともに集中した雰囲気の中お伝えできたと思います。

 殺陣基礎クラスでは、今回絡み側の斬りかかり方とその足運びと剣の軌道をお伝えし、後半は相手を付けて間合いなどを掴みながら、これまでおこなってきた払いからの胴斬りなどをおこなっていただきました。最後は、殺陣ではあまり抜刀をお伝えする機会がありませんでしたので、抜付を振り向きながらおこなうものとしてお伝えいたしました。しかしこうして手を付けますとなかなか思うように行かない部分が出てきて、その場で少し足運びの手順や、身体の開き方をお伝えしました。殺陣の(指導者として)面白いところは、そのシチュエーションにおいて最適な動きとタイミングを考えるところです。私の場合あまり嘘のある動きは作りませんから、「この状況でどう動くか」ということから、自らの身体に教えてもらっております。ダンス的な殺陣と剣術としての殺陣の違いというのは、タイミングとリズムを、どの引き出しから動きとして用いる事が出来るかであり、そこには単純な形ではなく、身体運用の基盤があって初めて成立するものです。ダンスの基盤はダンスであり、剣術の基盤は剣術なのです。

 ですから足運びや剣と足運びの一致というのは身体に覚えさせる必要があります。動ける身体のための基礎稽古が重要であり、習い事の教室の雰囲気を作るための基礎稽古であってはなりません。号令や形に拘り統制が取れても、それはそのための稽古であり、目的が変わってしまうのです。

 続く剣術クラスでは抜刀術と納刀法をお伝えいたしました。納刀法では、立っておこなうものから座っておこなうものまでさまざまにお伝えいたしました。抜刀術では左半身の体捌きを練るための「後方突き」や右手手之内や手首の使い方を身につける「巴抜き」をお伝えし、最後は「逆手前方抜き」をおこないました。

 速く動くためには、部分的に速くするのではなく、それぞれの繋がりを最適におこなうこと。そうすれば自然と丁度良い加減の速さが見つかる。部分的な速さは繋がりを消し、結果として遅くなってしまい精度も落ちてしまう。先日も書いたが「急がば回れ」が何かに付けて関係してくる。

 Gold Castleでの抜刀術はあまり難しい部分まで踏み入ってお伝えしてしまうと生徒が困惑してしまうので(それでもついそうなってしまうが…)私としても気をつけながら基礎的な部分で自らに手綱を引いている。三ヶ月に一度開催する抜刀術特別講習会では、存分に普段私がやっているものを包み隠さずにお伝えしている。難しいから人が来ないかと思えば、まったくそんな事は無い。出来ても出来なくても実際に観る経験が必要なので、私如きのレベルでどこまでお伝えできるか分からないが、特別講習会は敢えてそうしたものを見せるようにしている。

 明後日の剣術特別講習会では小太刀をおこなう予定であるが、今回はお申し込みが少なく少人数に開催の可能性が高い。その分参加者の方々には細やかに伝えやすいと思うので、どちらにせよ参加して良かったと思われる講習にしたい。

 明日は15時から品川区総合体育館 剣道場で殺陣クラスと剣術クラスの講習をおこないます。とにかく、今危険なのは無症状あるいは軽度の感染による身体の心配よりも、メンタルケアの方が心配であり、その声はなかなか発せないものであります。私も以前そうした生徒をフォローしながら回復に至ることが出来ましたが、周囲は全く気が付かないものです。もし私の生徒で辛い人がいましたら、遠慮なく連絡して下さい。

2014.12 インドネシア
2014.12 インドネシア②
写真は2014年12月に訪れたインドネシアです。ボゴールにあるセントゥール・インターナショナル・サーキットの裏のブースにテントを張って、そこで各メーカーやスポンサーが商品を宣伝しております。私はそこで日信工業さんの広報活動の一環として、甲冑を着て演武をおこないました。懐かしい思い出の写真を掲載します。さあ、明日も良い一日にしよう!


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2020-11-22(Sun)
 

脳のCPUが一杯一杯に

 今日は予定していた東京中心部家電量販店に行くことを直前で躊躇ってしまい、WebでPCの購入をしたばかり。さすがに、素人過ぎてこの二日間で決めるには時間が無さ過ぎた。だから今日はパソコンの勉強に時間が割かれた…

 とにかく、前に進まなくてはやりたいこと、やらなければならないことが滞ってしまう。そして、それらをやるためには物理的なものを排除していかなければならない。とくに依存しやすいものには要注意。

 そんなパソコンの勉強とカスタムオーダーとの思案の中で、昼にOさんからメールが入っており、クラーチ剣術教室にさらにもう一人入会希望の方がいらっしゃるとの連絡を頂く。このご時勢で、三名の新しい方の入会はありがたい事である。まったく不安を煽るのはメディアばかり。メディアにとってそれが仕事になり会社を助けるのだろう。だが当然それによって潰される会社もあるので、まさに弱肉強食なのである。

 不安を煽るのなら観なければいい。先日テレビを処分し、今回新たなPCを予約したがテレビが付けられる機能がありながら敢えて外した。これまではニュースぐらいは必要だと思っていたが、今年になって相も変らぬニュースの偏向報道にウンザリしたので、もはや必要が無い。当然、私の場合テレビを観ているような生活では話にならないのであるが、パソコンも同様に時間の使い方に気をつけなければならない。今は、海外の方とのメールでの連絡や、細々とした対応に時間が必要なので、そこで得られる知識と情報は個人的なものなのでとても身になっている。これからはというよりもう既にそうだと思うが、情報は自分から選別し、その中で時間を決めて心が乱れないように自衛して行かなければならない。色々な人が色々な思惑で情報を撒いているので、これまでの時代と同じように受けてはならない。自らの必要な時間と、個人的に必要な情報の中で有意義に前に進んで行きたいものである。

 しかし、前に進むための環境の変化というのは、労力が掛かるものであるが、パズルをやっているようなもので、これまでよりも大きなパズルを完成させるために四苦八苦しながら楽しんでいる。人間は前に進むことが喜びであり安心でもあるように、どのようにして前に進めていけるかが全てにおいて大事なのではないだろうか。人間は無いものねだりの生き物なので、何事もバランスを取りながら、ねだり過ぎないようにコントロールしたいところではある。


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2020-11-21(Sat)
 

新しい姿勢で気が付くこと

 新しい机と椅子で記事を書いている。やはり姿勢が楽だ。想定外だったのは、姿勢が変わると気持ち的な雰囲気も変わってくるということ。部屋の模様替えというか大改装では、これまで窮屈な姿勢で過ごしていたり、当たり前のようにしていた姿勢というのが気持ちの部分でも大いに関係してくるということ。武術稽古においても、力んでいたり無理のある姿勢から生じる動きに良いものは無い。

 今日はお陰で午前中からバタバタしていたが、部屋の雰囲気が大きく変わり精神的なストレスも軽減された。というより、ストレスになっていたことに気が付いた。

 今日はパソコンを見に行ったが、昨夜からいろいろと調べて付け焼刃で何となくの性能を理解した。しかし家電量販店の対応が不可思議だったので、明日もう少し東京の中心地に近いところまで遠出して買いに行く予定。ネットで買っても良いのだが、色々と判断して店頭で決めようと思っている。なるべく良さそうな人で買いたいが、それまでに他の人に声を掛けられないように、買うそぶりを出さずに探したい。(商品よりも担当者を)


 さて、昨日は戸越体育館で渡部氏と柳澤氏と和泉澤氏と共に稽古。足首と鼠径部の関連性に着目しながら、基礎的な動きから、技に共通する身体使いを確認した。稽古の中で今後の杖術における「小さく強く速やかにおこなえる身体使い」そこに今までと異なるものがあるような匂いがした。以前両手寄せの操法を考案したが、有効なものであるが身体の可動域や動くほどに動ける身体の習得という部分で身体があまりやりたがらなくなってしまった。今は寝かせておく事にしているが、もしかするとそのまま眠り続けてしまう可能性もある。

 剣術では、正面斬りにおいてただ背中が上下する動きに順ずる事を意識しておこなった。肘の動きが重要であり、剣との接触部分を如何に点にしていくか、もしくは点にもならない途切れた点で使うこと。

 抜刀術では、なんといっても初動の何気なさが難しい。技術的な感覚の把握があって出来ることなので、ただ思いだけでは出来るものではない。こうしたことはすべからく「急がば回れ」なのである。

 やるべき事が具体的になるのは稽古があるからだ。お題が現れるのも稽古なら、答えていく事も稽古である。いずれにしても稽古のなかでものごとは進んでいく。それがすべてに関係しているのだ。

 
 ベランダが粗大ゴミで溢れている。玄関前にもスーツケースの他にテーブルが加わった。他の居住者は確実に引越しか何かで出て行くと思っているだろう。もしくは急にゴミを溜めるようになったと訝しげに思い始めたかもしれない。ところがどっこい、まだまだ住むために今は大改装を進めている。家電量販店ばかりに行ってられないので、早く環境を整えて滞っていたものを再開したい。


 11/23(月/祝)におこなう小太刀の特別講習会が迫って参りました。まだお申し込みに余裕がありますので、ご興味のある方はご連絡をお待ちしております。以前動画でご紹介した内容をおこないます。
こちらを参考にどうそ。
https://www.youtube.com/watch?v=vOyarJ5Dpz8
初心者の方には基礎的な部分を集中的にお伝えいたします。


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2020-11-20(Fri)
 

信頼出来る身体の専門家

 昨夜は寝床に入ったのが3時半頃で、しばらく寝付けず4時ぐらいに眠りに付いた。途中何度も目が覚め、7時過ぎに起床。そのまま「クラーチ剣術教室」に向った。意外と眠気は無く、帰りの電車でも寝る事は無かった。

 今日は体験参加にお二人お見えになり、そのままご入会されることになりました。Wさんが先日自宅で手首を骨折されたので、復帰に時間が掛かりそうですが、時々は見学や昼食会の時にはお越しいただければと思います。

 あらためて道具を使って身体を動かすということは、動きの出来不出来が解り易く、そこに目標が付けやすいものであります。指の事、手首の事、肘の事、肩の事、腕だけでも沢山の動きが連動しております。ふだん動かさない所まで可動させることで、身体本来の状態に近づきます。動かさなければ落ちてしまうものですから、道具を使う事で、自然と動かさざるを得ない状態になります。そこに気持ち良さが実感出来れば、それはその人にとって向いているものだと思います。

 来年90歳になられるKさんも元気に参加されております。私にとって90歳の生徒というのは初めての経験であり、これからそうそう出会わないかもしれません。剣術教室という名前ですが、3分の2は杖術をおこなっております。殆どの方が剣道のイメージをお持ちのようなので、初めて見た方は全員驚かれます。今日は講習後の瞬間に体験参加にお越しいただいたお二人から拍手が湧き起こりました。今日はいつも以上に解り易い説明を意識いたしましたが、皆一様に身体への不安を持っておりますので、その不安をどのようにして晴らして行く事が出来るかだと思いますが、これまでの経験から申しますと、筋肉の向上や姿勢の向上を目指すよりも、「あれが私も出来るようになりたい!」という思い一つで十分です。そうしますと、頭で考えられなくても、身体が動いて行きますので、そこから入って行く事が最優先です。やった事がないものは考えても解りませんので、興味のままに失敗しながらやって行きますと、やがて身体が先に覚え、次第に分かってくるものと思われます。例えその後に忘れたとしても、多少の差はありますが、動けば身体は覚えているものです。

 帰宅後は、約一年ぶりに完全予約で整体治療をしていただけるA先生の所へ。以前は頻繁に通う事が多かったが、二年前から杖整体操をおこなうようになり、身体の調子が大崩れすることなく過ごせてきたので、一年に一回ぐらいとなってしまった。しかし、今日の一時間の施術で、今までこんなにいろいろな所がズレていたのは例がなかったほど、背骨、腰、左肩、首、右足首、のズレを調整していただき、その他も硬くなっていた部分を柔らかくしていただいた。A先生のところには12年以上前からお世話になっているが、今日の施術は奇妙なものが多く、武術稽古以上に驚くものがあった。無駄な動きというものを全く感じる隙が無いので、一時間の施術は相当濃いものである。やはり、一年と空けずに身体を調整していただく必要性を感じた。勿論杖整体操も自らおこなう調整法として有効であるが、それだけで補えないものも当然ある。このA先生に出会えているのも私にとっての武術の運だと思う。

 今夜はさすがに早く寝なければならない。来月は撮影を控えているので、ここで故障する訳にはいかない。あさっては机と椅子が届き、予定を変更して今月中にパソコンを買い替える予定。また一つ時代に追いつけると思う。


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2020-11-17(Tue)
 

時代に掃除機だけ追いついた

 時代が育んだ精神性からはさまざまな名曲が誕生した。そう思えば昭和という時代は敗戦を乗り越えて大きく成長した凄まじい勢いの時代だったと思う。そう思うようになった私も歳を重ねたということなのだろう。
https://www.youtube.com/watch?v=WsAYvdcwYjU

 今日は夜から高田馬場で村田氏と稽古。
 この月曜日というのは比較的空いていたのであるが、コロナの影響で他の施設が使えないせいか、徐々に月曜日の夜も各団体が訪れるようになった。しかし、あの自粛期間を思えば、この賑わいは嬉しいものである。皆が稽古をしたくてこの場所に集いそれぞれの目的を果たしている。

 いつものように、強めの鍛練稽古から始まり、杖術、剣術、体術をおこなった。昨日の記事に「流儀の拍子」という言葉を用いたが、あらためてこれまでの稽古の中で自然とそういうものを基礎稽古というか一人稽古のなかで作り上げていたのだと実感。もちろん、流儀と言うのは私が作ったものではなくて、松聲館で甲野先生と稽古していく中で自然と、自分に出来る稽古法や技を模索して行く中で考案したものである。このように自然と生まれたものが後で月日が流れてフトした拍子に気が付き腑に落ちることも少なくはない。

 指導するという事は、身体からの言語化を練るものであり、それがまた身体に還元されていく場合もある。成長するという事は、どの土台でおこなうかということも大きい。土台が変わらなければ、それは見る人にとっては見られてしまうものである。かくいう私もその通りだと思われるが、そこに気づけているかどうかは重要なことでもある。

 今日も真摯に取り組む村田氏と有意義な稽古となった。これまでに沢山の人と少人数で平日におこなってきたが、その人の技量よりも真摯な向き合い方が私にとっても稽古になるのである。だから小学生だった郁己君との稽古でも私にとっては毎回が学びであり心の浄化となっていた。

 
 帰宅後は、来年の1月に品川区の団体登録の更新手続きがあり、それにともなう生徒達へのご協力依頼の返信を確認し、12月中には更新をおこなう予定。今まで品川区では団体登録の更新というものはなかったのであるが、二年前から初めて制度が変わり行われるようになり、今回で二回目の更新となった。二年というスパンは非常に短いと思うが、生徒の皆様のご協力もあって今後も品川区や江東区で安定開催が出来るよう務めたい。

 動画のコメントが結構溜まっていたので、一気に返信していたらこんな時間になってしまった。しかし、連日いろいろな国からコメントを頂ける事はありがたい。Amazonのレビューは全然書かれなくとも(笑)、こうしたコメントは純粋にその方の感想であり私も楽しみである。19日には大きな机と椅子が届くので、私の身体も長時間のデスクワークに耐えられるだろう。そして、本日は新しい掃除機が届いた!

 長らく最新家電とは無縁の生活だったが、2000年の掃除機から2020年の掃除機へと進化。サイクロン方式というのは、紙パックと違って買い替えなくて良いのと吸引力が落ちにくいということ以外に、掃除の成果が目に見えるという事が大きい。

 さっそく掃除機をかけてみると、自動的に進み出し、髪の毛の量が束になって吸引され、埃も粉のように溜まっていた。どこにこのような埃の粉があったのか分からないが、そういえば何年か前に通販番組でそのような検証をしていたような記憶がある。どれどれ、どんなもんかと手で吸い込み口に当ててもイマイチ弱い。少しガックリしたが、風呂敷に付いた糸くずを取ろうと掃除機をかけたところ強力に引っ張り込み、「オォ、いいじゃないか!」とテンションが上がる。吸引力というよりは、取り込み力が優れていて、スティックタイプはそのパワーの弱さゆえに、回転ローラーなどの工夫によって掃除機の主役の座を手に入れたのだと思う。尤もホースが付いた従来型のパワーで回転ローラーが最新式のものは吸引力&取り込み力が凄いと思われるが、部屋のスペースや使い勝手の良さから売り場でもどこかへ追いやられてしまっている。どうやら私は家電に関して筆熱が高まるきらいがある。別段それほど家電に興味がある訳ではないが、武術と同じく最新式で有効なものにはやはり気持ちが高ぶるのだろう。時を経て手に入れた最新式の掃除機には喝采を送りたい!


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2020-11-17(Tue)
 

流儀の拍子

 本日日曜日は、10/18以来となる深川スポーツセンターでの講習となりました。殺陣クラスでは、参加メンバーを見てその中での特徴的な癖や修正箇所をあぶり出し、それぞれに修正していただきました。

 剣を右手で振る癖や、右からの始動が早い癖、それは素振りではなかなか直り難いものですので、相手が差し出す剣に対し正確な角度を決める事で、逆算的に巻き戻すように剣の振り手順が掴めるようになります。これを左右行いながら、手之内の弛め方や肩、肘の抜き具合剣の旋回など、今まで以上に丁寧にお伝えすることが出来たのではないかと思います。旋回からの袈裟斬りに関しても、振るための入力が僅かに早いと切っ先が落ちやすくなり、軌道が横に倒れてしまいます。こうしたことも、普段本人はなかなか気が付かないものですので、今日はそのことを具体的に実感し修正する事が出来たものと思われます。

 立廻りタイプJでは、多くの方が前半、中盤、後半を覚え最後は通しでおこなうことが出来ました。最も手数が多いのが前半ですので、中盤、後半は、あっという間に覚える事が出来ると思います。今後の進め方として、絡みAの動きをそれぞれ覚えていただきます。その後、芯とAの二人一組となりAの横面打ちまでを一つの流れとして出来るように進めて参ります。その後は、Bを覚え、同様に芯とB二人一組で通しておこないます。タイプKの方も徐々に進んでおりますので、焦らず少しずつ出来るようにして頂きたいと思います。若いお子様や、生徒になられて間もない方は、それぞれ進められるところまでを目標に先を急がずに進めて参ります。

 続く杖術クラスでは、日曜日としては久し振りに技を中心にお伝えいたしました。手の動き、足の動きそれぞれ単独では労することなくおこなえるのですが、これが一緒に組み合わせて動くとなると途端に難しくなってしまいます。それは、手の誘い、足の誘いがあり、どちらかに合わせて動こうとしてしまうからなのです。当然最初から別々に動ける人は居ませんが、ピアノの演奏に例える事が多いのですが、右手と左手が独立して拍子を刻んで行かなければ曲にならないのと同じように、手の動き足の動きが別々に動きながらも全て決まっている拍子があるのです。その別々に動く箇所が増えれば増えるほど難易度は高まりますが、それは身体が自然とそのようにし出すのです。そして大事なことは、2019年に発売されたDVD「古武術は速い」の中でもお伝えしておりますが、「始終一致の調和感覚」による稽古がそれらの技をおこなえるようにしているのです。そしてそれが「流儀の拍子」ということになります。

 昨日の記事にも書きましたが、基盤となる基礎稽古が型となり技へと発展して行きます。その基礎稽古に「流儀の拍子」が身体の運用法として、または技の設計図として根幹を成しているのです。ですから、あらためて基礎稽古というのは、「技の設計図となる流儀の拍子を細分化し、始終一致の調和感覚という審査基準の中で、さらなる動きを生み出すための基盤となっているのです。」これはまさに身体の実感から言葉に興したものでありますが、実感無くしてこの言葉にはなりません。ですから何度も言うように稽古というのは、視覚でなく、自らを観る、感じることが大事であり、それが大人になって学ぶべき必要な時間であると思います。

 その事をお伝えするには、身体で感じていただく事が何よりですので、頭ですぐに解らなくても感じていただく事は出来たと思います。何より誰一人として出来ないから諦めるという事がなく、私も/僕も、動けるようになりたいという思いの強さが、最後まで互いに考えながら、そこに訪れた初めての経験に心身ともに喜びを感じられるのでしょう。

 上手く行く日もあれば行かない日もあります。それは私も同じです。その葛藤の中で、自己を観察し主観と客観の中で何かを得ていくのです。人間の能力は想像を超えておりますので、意識的には解らなくとも、無意識の中で何かを得ていることは間違いありません。ですから、直接人に会って何かを学ぶということは想像以上の学びになっているのです。

 今日は私自身に取りましても、言語化することで、これまでの稽古法が具体化いたしました。稽古は学びであり、その学びは自分自身で見つけるものです。それがすべてに繋がっていると私は信じております。

 本日もお越しいただいた皆様ありがとうございました。2020年も残り一ヶ月半となりましたが、私の稽古会や講習会では、心と身体が喜べる安心感をそれぞれに感じ取って頂ければと思いますし、そのようになっているものと思われます。私は個人で全てをおこなっておりますので、一貫してこの雰囲気を大事にこれからも当たり前のように明るく生きていける人生の共有時間を皆様とともに過ごしたいと思っております。もちろん、事情があって来れなくなった方の思いも感じておりますので、生徒である以上はいつかまたお会い出来る日を楽しみにしております。


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2020-11-16(Mon)
 

本日はYさんが正規受講生になられました

 本日土曜日は戸越体育館でGold Castle 殺陣&剣術スクールの講習をおこないました。杖術クラスでは、いつもの常連組の皆様が元気に稽古され賑わっておりました。10歳のYちゃん用の杖が、そろそろ短くなってきたかな…と思っていたところ、その杖に深いヒビが入ってしまいましたので、後半はWさんと一本の杖を使って掴まれた際の対応を幾つかおこなっていただきました。そのなかで、私がその場で作った技をお伝えしたところ、Yちゃんはそれをおこなうというより、自分も技を見つけようと自由に動いており、離れたところから見て、「オッ、これは使えそうだ!」というYちゃんの動きをヒントに新たな、対掴まれ技が生まれました。おそらく、普通の教室や習い事なら、先生の言われた通りの事をやらないと、注意したり叱ったりするものですが、この状況では、私が自らその場で考案した動きに影響を受けて若干十歳のお子様がそれを真似して工夫するということが、私にとっては、これを失わせずに、伸び伸びと自らの積極的な考えを行動に移して行くことのほうが重要であると感じましたので、状況を見て判断しました。尤もちゃんと解っているお子さんなので、礼儀はちゃんと弁えている事を承知しております。

 あらためて、技と言うのは基礎的な動きの感覚を突き詰めたものでもあり、それを相手とおこなう際に意味を成す動きが求められ、それが「理合い」というものになりますが、そうしたそれぞれの型としての動きの中で初めて誕生する動きというものも見えてきます。基盤は基礎的な操法にあるからこそ、変化の整合性が実感として得られるのです。

 ですから、基礎的な動きと言うのは習い始めにおこなうものでありながら、重要な基盤としての質を向上させなるための審査基準となっています。そのため、基盤の稽古はいつになっても向上させるべく怠る事はできません。ただ闇雲にやるというのは、逆効果となり感覚を鈍くしてしまうものですので注意が必要です。

 夕方からの殺陣基礎クラスでは、Yさんが、今回で正規受講生となられました。丁寧に集中して取り組まれておりますので、今後が楽しみです。この殺陣基礎クラスは、人数も少なく体験参加の方にはお勧めです。教室の雰囲気を感じるなら、土曜日の剣術/杖術クラス、日曜日の殺陣&剣術/杖術クラスにご参加されると宜しいかと思います。

 明日はひさしぶりに深川スポーツセンターでの開催となります。ひさしぶりにお会いする生徒もいらっしゃると思いますので楽しみにしております。


2020年11月23日(月/祝)『剣術 特別講習会』(お申し込み受付中)

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『古武術は美しい』~合理性を追求した身体の芸術を身につける~


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『古武術は速い』~型の手続きを追求した剣・杖の実践的な体使い~


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2020年11月 武術稽古日程

2020年12月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文

2020-11-15(Sun)
 

家電量販店へ

 連日気持ちの良い天気が続いている。部屋を掃除して、ベランダと玄関先に(玄関先は大きなスーツケースだけであるが)粗大ゴミが満載しているので、このまま何とか粗大ゴミ回収の日まで晴天が続いてほしい。まだ10日程先なのでさすがに雨に降られるかなぁと思っている。11/21あたりから怪しい気配。

 昨日は家電量販店へ行き、掃除機とドライヤーを買う。とにかくダイソンが心憎い。値段が張るがそれだけに欲しくなるようなポイントを抑えている。「このままでは、これを買ってしまう・・・」と思い、一旦ドライヤーコーナーへ非難。ここでも真っ先に目に飛び込んでくるのがダイソンだ。買うつもりは無くてもデザインが変わっているので試しにスイッチを入れてみると、店員さんがさり気なく会話を始め出す。「このさりげなさは、経験値だなぁ…」と思いながら、間と感情に自然と馴染むように入ってくるのが上手い。まるで会話を交わしていた途中から始まったような感覚。「あぁ、このままでは危ない…」と思いながら、五万円のドライヤーから離れ、十分の一の商品を購入。そして再び掃除機売り場へ!

 二度目に訪れると、販売員の目がよりハンターのように積極的に間合いを詰めてくる。心の準備をしてきたので、ダイソンコーナーには目もくれず国産メーカーを見ていると、なぜここにもという所にダイソンの最新式商品が置かれている。この迷える子羊の心理を熟知した配置に、「ここは恐るべし」と気を引き締め直した。

 今回の掃除機購入のポイントを冷静に考えて見ると、コードレスであり、直ぐに手に取りやすい重量感、紙パック式でないものということであれば十分なのだ。軽さというとモーターが小さくなり、モーターが小さくなると吸引力が弱まる。その辺をカバーしているのが、吸い込み口の回転ローラーの工夫であるが、やはり昔ながらの掃除機の吸引力には軽量なスタンド式では太刀打ちできない。ダイソンが上手いのは、その「吸引力が変わらない」という言葉のマジックである。だが、性能面、利便性、デザインは突出しているので、値段が張っているのも納得出来る。イギリスのメーカーであるが、国産のパナソニックでもデザインと機能面は高いものであるが、やはりその上を行っている。家電の黒船と言っても過言ではない性能とデザインには滅多に…本当に滅多に家電量販店に買うつもりで行くことの無い私にとっては刺激的であった。

 それで結局はパナソニックのスティック型の掃除機を購入。それでも以前の掃除機の八倍ほどしたので、明後日届くのを楽しみにしている。

 帰宅後は、映像演出のMさんに連絡して打ち合わせの日程と確認事項を相談。続いて、私がとても信頼しているMariさんとUちゃんへ企画している内容のご相談と近況のご報告。その後、海外のEさんへご連絡。来年の展開に向けての交流と、さまざまな連絡を交わす事で実りある経験になっている。送信し終えた直後に、出版社のYさんからメールをいただいたので、ご返信。具体的な形となってきたので、来年は早々に忙しくなるだろう。

 このようにして、気が付けば事務所的な連絡体制の部屋となった。私はスマホを持っていないので、重要な連絡は自宅のパソコンからとなっている。だから、テレビを処分し、大きなデスクを購入しそれに見合ったパソコンを設置するのは当然と言えば当然といえる。

 水の入れ替え、空気の入れ替え、土の入れ替え、何事も入れ替えて行かなければ駄目になってしまう。もちろん、残すべきものは残さなければならないが、入れ替えることは、時代と共に進んでいく事になる。そのタイミングはなかなか難しいが、今を生きる、これからを生きるためには新陳代謝で時代の変化に合わせることが必要なのだろう。


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2020年11月 武術稽古日程

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2020-11-13(Fri)
 

部屋の新陳代謝は心の新陳代謝

 今朝はブラウン管テレビを回収業者に引き取ってもらった。これでテレビ台も含め部屋のスペースが広くなった。そこに必要書類のみを収納する本棚を移動させ、来週は大きなデスクと椅子が届く予定。パソコンに関しては来年二月頃にプロバイダー契約の変更に伴うタイミングで買い換える予定。テレビが無い分大き目のデスクトップにしたい。

 しかし、片付いてくると掃除の意欲が湧いてくるものだ。時間がある時に部屋中の壁を拭き掃除したいと思っているがかなりの重労働になりそう。ロフトで高いところに届かないので、ハシゴを借りておこなう予定だが、これは稽古のつもりで取り組みたい。バケツに雑巾もしくは必要の無くなった生地などを集めてやってしまおう!

 今日は掃除機とドライヤーを買い換える予定。掃除機は私が大阪に住んでいたときに購入したものなので、かれこれ二十年の付き合いになる。テレビは十六年だったが、掃除機が一番長く一緒にいたのかもしれない。5.000円台のナショナル製だが、壊れずに優秀だった。ドライヤーに関しては四年ほど前にHITACHIの中国製を買ったものだが最近持ち手が持てないほど熱くなり始め、ああ、もう駄目だなぁと思っていたら、昨日の朝煙が出てしまった。これはもはや使えないので今日買わなければどうにもならない。2.000円位のものだったのでそんなものだと思うが、見え難いところに小さくHITACHIと書いていたのが今になって本物なのかどうか疑わしい(笑)。
 髪を切りに店に行くのが嫌で伸ばしているのだが、乾かす作業だけは面倒だ。だが店に行くコストと時間と会話を省けるので髪を縛ったまま後ろだけをすきバサミで切るのが一番である。だが、重たい部分もあるので、来月は一年振りに行ってみようかと思案している。

 どうでも良い記事ものんびり気分でたまにはいい。部屋の新陳代謝は心の新陳代謝にもなる。長年買い換えたかった掃除機を買うぞ!

 昨日の稽古記事も書くとしたい。

 昨日は戸越体育館で渡部氏と柳澤氏と稽古。昨日は個人的に抜刀術における足の使い方に大きな気づきがあった。これは、どうしてそれに気がつかなかったのかと思うものであったが、独特な足の使い方であり、まずそのようなことをやっている人はいないだろうから考えが及ばないのも無理は無い。しかし、身体と言うのは細かいところまで使えるものだと改めて感じた瞬間であった。

 稽古では体術を多くおこなった。背中の発力はやはり有効であり、技に関しては浮き身との最適なバランスがおこなわれている。そう、これは他人事のように、どのようにしてそうなっているのかを、身体に教えてもらうからである。技をやるには勝手にやっている部分が多く、それはとても大事な事であるが、その勝手になるような身体であり、勝手になった部分から検証して知ることになっている。それを知ることは、技がさらに深まるというよりは、伝えるためにどうやっているかを言葉にしなければならないので知る必要があるが、知ることを前提に進め過ぎてはブレーキが掛かってしまう可能性も感じている。その曖昧さの中でバランスよく身体と心がそれぞれの持ち場で働くことが一つの理想だと思う。

 最後は三十分ほど杖整体操をおこなった。八月に重い荷物を持った際に左肘を痛めてしまい、それが肩と繋がって完治に時間が掛かっている。病院などには行っていないが、以前右も同じような故障をしたので、余計なことをせずに放っておけば治る。まあ、右に比べて遥かにマシなので杖整体操などで普段なかなか出来ない全身を調整しながら、患部に関する肩や背中なども解していくことが大事である。とにかく身体が悪い時は気持ち良いので、その気持ちの良い所で留まることがこれまでの経験上一番である。

 今月は色々な方々との連絡があるので、返信に時間が掛かってしまうが一つ一つ大事に進めて行きたい。それが出来る環境作りが私にとってのこれからの準備である。


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2020-11-12(Thu)
 

信頼して頂くということ

 今宵はもう一件記事を書きます。

 今朝はクラーチ剣術教室のため朝家を出ました。電車が4分遅れていましたので、携帯電話のメモをチェックしていると、乗るはずの電車を見送ってしまい、「あ、しまった!」と次の次の電車に乗車。
 しかし、こんなこともあろうかと保険を掛けているので、最短ルートで乗り換えて行くと結局いつもより一本早い電車で着く事が出来ました。そういえば現在クラーチ剣術教室は七年目を迎えましたが、まだ一度も遅刻したことはありません。それはGold Castleもそうですが、自分の立場がどうであるかで時間の守り方というのは違ってくるものです。ですから逆に言えば、生徒でも必ず早く来られる方や当日欠席の無い方というのは、自分自身を裏切らないという、もう一つの厳しい目があるのだと思います。私の場合、そこは無理に強制しませんが、多くの方から連絡を受ける立場となってみて初めて分かるものが多々あります。その経験は時間に限らず勉強となっており、人というのはどういうふうに感じるものなのかを、逆に学ばせていただいております。また、そうした経験値は匂いから本質を感じることが出来ますので、生き延びて行く中で大事な経験となっております。

 さて、講習では、今日は思いがけず見学の方がお見えになりました。スタッフの方がご紹介くださり、見学後ご入会を決められたそうです。ここでは長くお世話になっておりますが、本当にスタッフの皆様からは良くしていただき、私のような未熟若造講師を(もうそんなに若くはないのですが…)信頼してくださっております。無名の私でも、甲野善紀先生から拝命頂いた松聲館技法研究員という名前と、今でも先生との稽古風景をメールマガジンなどで配信されていることが、少なからず私の自称ではない信頼に繋がっているものだと感じており、そうしたことが今の活動の支えとなっていることには感謝しております。

 これからは私個人による信頼を得ていくためにも、DVDの発売もありましたが、これからも何かしらの仕事を通じて一つ一つ信頼に繋がる結果を残していきたいと思います。それが、関わってくださる方々にとって喜んでいただけることになると思いますので。


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2020-11-11(Wed)
 

自然と必然

 今日は夕方から仮眠。充電した今から記事を書き始める。

 さて、昨日月曜日は高田馬場で村田氏と稽古。いつもより早い17時から会場に向ったので、向う会場近くで後ろから声を掛けて下さった新陰流兵法の指導者の方と共に入館。時々この時間帯では遭遇することがあり、共に入館することがこれまでに今回で三回目だと思う。この方とも偶然があり、私が武術を初めた年と同じ位の頃にこの高田馬場で稽古されており、年齢は私より下だと推測しているが独特の雰囲気の方でありそこに兵法を感じるものがある。私が一年間だけカルチャークラブの講師をしていた最寄り駅が、その方がここへ通われている最寄り駅でもあり、偶然と言えば偶然であるが、そういう方と会話を行うまで十年位は月日が経過していたことになる。

 
 稽古では、いつものように鍛練稽古から始める。ここでの鍛練稽古は他でおこなっているものよりキツいものなので、稽古前から気構えが必要だ。しかし、余計な力と、やった感を消すことで、淡々と出来るようになった。汗はあっというまに吹き出るが、淡々とやれることに意味があるので村田氏との稽古は私にとっても大変ありがたい。

 杖の突きでは、無意識的に背中からの発力の感覚でおこなっていたかもしれない。それを意識して行ってみたときに、あまり違いが無かったことでそのように感じることが出来たが、今後微妙な部分に気がつけば何らかの進展があるかもしれない。

 この日は正面斬りに時間を割いたが、私としては身体がこれを望んでしまっているので、その求めに応じるようにおこなっているが、それ故に感覚的に進展はしている。何度やっても、抜けたような不思議な感覚は、無意識的に予測している実感と、実際に実感の差異に、それがプラスの差異であることで何度でもやりたくなってしまうのだと思う。マイナスの差異は、今はやるべき時ではないことを身体が教えてくれているので、やってはならない。
 だから稽古は好きな内容を徹底的にやることが進展への近道であり、それが出来る環境が望ましい。時間は掛かるかもしれないが到達できる部分への差は大きなものになるだろう。それは結果的に最短距離なのかもしれない。

 この日も帰りは足取りが軽かった。鍛練稽古の影響もあるが、精神的な部分も大きい。同じ運動量でも嫌々おこなうものと、興味を持って集中的に取り組めるものとでは、疲労感が間逆である。だから、心の部分を置き去りにして何かをおこなうということは、身体に悪いのである。世の中はそう上手く好きなことをやれないのは分かっているが、そのなかで精神的に安定するものを得ていくには、ただ休むだけでは不安が増幅してしまう場合もある。人と環境が精神を左右するものであり、それはさまざまな情報の詰まった現代機器では助けにならない。人間が生き物であり地球上に誕生している生物であるなら、人同士が触れ合い、それが育つ環境であることが、畑であり土壌であり水である。そのような場が失われないよう人が機器に使われないことを願う。

 村田氏との稽古では純粋に心を通わしながら稽古に励むことが出来る。純粋さは繊細であり脆さもある。だから丁寧慎重に導いていかなければならない。こうした経験は、休むことなく私にとっての学びとなっている。私がこのような仕事をおこなっていることがもし自然であるならば、出会いやご縁というものも自然の一環であり、必然ということになる。自然と必然は役目があるものであり、今後どのようなことになるのか分からないが、自然と必然からなるものに向けて私は心から邁進したい。


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2020-11-11(Wed)
 

時間が経って伝わること

 精神性が繁栄を支える根底にある。

 これはある方とのメールで気がついたフレーズであるが、その精神性には生命の危機の体験が大きく関わっている。この国の繁栄の礎には、戦後の貧しい中での多くの人々の共通の願いが支え合ったものだと思う。支え合っていかなければ生きていけない時代でもあった。だから、当時の人々は誰かのために犠牲になることを惜しまずに頑張った。不条理と無情の中で、平和を求め、その平和こそが最大の希望であったに違いない。個人の贅沢や繁栄よりも、愛する人、家族、仲間、町の人々、国全体が元気になることを望んだ。だから、人々の働くエネルギーは凄まじいものがあったに違いない。戦後当時の精神性というのは、今よりも人間らしく、活き活きと貧しさの中にも笑顔が溢れ、さまざまな才能を持った人が誕生し、その能力の高さには現代の人では太刀打ち出来ないものが多かったであろう。

 その精神性をどのように育てるかは難しい問題であるが、厳しい環境、厳しい状況を生き抜いて行かなければ養われないと思う。しかしそこには国民性も関わっており、日本人には武士という存在が長くこの地を統治していた。その精神性というのは究極と言えるものであるが、漫画や映画にゲームなど、商品としての流行で喜ばずに、実際にこの地で存在し生活していた先人達の微かな部分だけでも、今を生きている我々は、フト、精神性をファンタージーとしてではなく、今生活している自分自身の在り方、ものの考え方に置き換えて、そこに影響を受けるべきものであると思う。それは過激なことを誘発させるものではなく、命を懸けて生きて行くための精神性はその後の国家の繁栄を促したものであり、そこに本質的な人柄や平和的な思想があるからこそ、成し得たものだと思う。逆に言えば、精神性が損なわれていけば衰退してしまうだろう。だからこそ、教育であったり、政治、宗教、武道武術の教えが重要なのである。だが、現代においてそのことを考え導いている組織があるだろうか。その辺については私如きが述べることは出来ないが、世の中が忘れてしまっていることは感じられるし、そこには人と人が直接会わずに上手く行くシステムを作ったことも関係している。文明が発展しようとも、精神性が損なわれてしまえば、その組織、あるいは国家は衰退するように感じてしまう。だから、そのような時代がもたらす空虚な平和は、元来求めていたものではなかった筈である。だが、戦争が無いから平和かと言えばそうではない。毎月1.000人以上が自死している現状を考えれば、平和なのだろうか?しかし、世界の人口ということを考え、人間が地球に及ぼしている影響と、自然とのこれからのバランスということを考えると、世界中の人が長生きしてしまうと大変なことになるのも事実である。だから、答えは出せない。ただ、長生きしようとも短い人生になろうとも、どう生きたかが結局のところ一番求められるものである。善も悪もあっての世の中なので、どのように生きて行くのか、本当に答えは見つからないが、精神性に目を向けると、少なからず自分の生き方というものに微かな道案内が見えてくるような気がするのである。

 戯言はここまでにして、本題に入ります。

 本日日曜日は品川区総合体育館にてGold Castle 殺陣&剣術スクールの講習をおこないました。日曜日の生徒は気が付けば、低年齢化が進み小学生や中学生の姿が毎週のように見られるようになりました。お子様達に関しましては、親御様の意向もあって私のところに預けて下さっておりますので、その思いを汲み取りながら一人ひとりの性格と年齢に見合った対応をさせていただいております。

 これまでに金山剣術稽古会で、小学五年生から中学一年生まで二年間毎週私と二時間マンツーマンで稽古した郁己君や、Gold Castleで中学一年生から入会し、現在大学一年生となったK君の成長振りに、子供達との信頼関係というものを学びました。もちろん、そのほかにも多くの生徒達が私を信頼し慕ってくださっているのは目を見て感じております。その事は、私の指導力というよりも、一緒の空間で真剣に稽古をされている大人の生徒達の姿が見本になっているのだと思います。

 嘘が無く、忖度も無い、出来るか出来ないか、出来るためにはどうすれば良いのか、出来た時の喜び、出来ないときの探し方等々…そこにある疑問は、どうすれば出来るようになるのかだけであり、その他の精神的な苦痛になる疑問は無い筈です。それがお互いに分かっていれば、責める必要も無く、人間としての成長に合わせて待っていれば驚くような成長が、ある時から訪れます。それが待てるか、潰してしまうかが大人に問われるところです。人生経験が少ないので分からないことは当然ですが、人間として輝いているところは尊重して、今すぐ求めず、大事に待ってあげられるか、そこは言葉に無い部分で感じ取っていかなければなりません。

 子供達の習い事は腰掛でないものですし、生涯の記憶に残るものでもありますので、私も自省と共に成長しながら、子供達それぞれの変化に感動出来る日が訪れるのを楽しみにこれからも向き合って行きたいと思います。

 各ご家庭の親御様には、この場を借りてあらためてお礼申し上げます。


 昼間の部では体験参加三回目のYさんが次回入会されることになりました。都内のいろいろな殺陣教室を見て回って決められたとの事で、私としてもありがたく思います。良くも悪くも狭い世界ですので、情報と言うのは自然と広がっていくものです。先日80歳になられたSさんも土日と続けてご参加いただいておりますし、76歳のOさんも続けて参加されております。生徒達が年齢に関係なく、動きを考え技の稽古をしている姿は良いものです。悔しさは向上心の表れですので、悔しさをバネに、無理なく継続して一つ一つを克服していただきたいと思います。

 今日は、俳優のSさんが居合刀を用意されました。抜刀術や納刀法の講習でしたので、今までと違う感覚でより身になったものと思われます。Sさんは月に一度は何かしらのドラマにご出演されておりますので、私はもうすぐテレビを処分いたしますが、何らかの形でこれからも観たいと思っております。

 立廻りタイプKの後半をおこないましたが、進んだグループも見受けられました。まだ通しではやりませんが、やはり部分部分でおこなうことで全体の動きが良くなります。私はつい求めるものが高くなってしまいますが、これからこのタイプKに取り組む方も、上手な人の動きを参考に盗んで自分のものにしてください。刀を持たずとも、素手でも動きのイメージは掴めると思いますので、自宅でも時間がある時は動きの確認をしておく事です。10分でも集中してやりますと、一人で考えながら行ったものは身の入り方が違うものです。

 夕方の部では、体験参加二回目のGさんがお越しになられました。基礎的な動きを真剣に集中して取り組んで下さいますので、毎回得られるものがあるかと思います。Gさんの相手として組んでくださった大学一年生のK君も、中学一年生の頃に比べると別人のように上達しました。彼は精神面でとても成長しました。そのことは、小さかった頃からどことなく感じるものがありましたので、ずっと見守って来たのですが、見事に自発性を持って自分に出来ることを探すように参加されております。ですから、お子様というのは、自分のことを解っているもので、後から気が付き伝わることが多いのです。この月日の流れは私にとって掛け替えの無い時間の記憶であります。

 抜刀術稽古では、開始直後五分以上その場で座ったままお話しましたが、こういう時と言うのは、ライターさんに話しているように、生徒達の顔付きが、話を引き出してくれているのです。校長先生の長話とは違いますが、あの壇上から眺める生徒達の表情はどう映っているのか見てみたいものでもありますが(笑)、「集中と言うのは、集中しようと考えるのではなく、自らの身体を観察し、誘いに掛からないように居着かないように、そのための身体との折り合いや、抜けが良くなるための発想や抽象的なイメージによる身体の変化、その他にもありますが、それらを実感という、味覚のような料理は出来なくとも味は分かるというものに近い実感のなかで、身体の観察力を高め、取捨選択して行く検証の繰り返しが結果として集中を高める状態になっているのです。」このような事をいろいろと話しましたが、技も然り。同じような動きをするのではなく、身体を観察し、さまざまに把握しながら実感を得ていく中で技に近付いて行くのだと思います。

 今夜は久し振りに4時近くまで書いてしまいましたが、これから風呂に入って5時前には就寝したいと思います。すでに一日経ってしまいましたが、本日もお越しいただきありがとうございました!


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2020-11-09(Mon)
 

夜からでも皆さん集中して良い稽古となりました

 本日土曜日は戸越体育館にて夜から講習をおこないました。剣術クラスの講習では「陰陽之太刀」「陰陽之祓い」を稽古しました。この型稽古では、間合い、歩幅、腰の高さ、目付け、中心、剣の操作に関わる手之内、など様々に他の動きに共通するものを精確におこなうことで、得ていくものがあります。打太刀に関しましては、相手の力を貰う手之内の外し方に、この型稽古では打太刀も得て行く必要があります。こうした、間の掴み方であったり、中心を意識した目付けや、上下左右に誘われない身体の動き、型稽古というのは相手や自らの思い込みに誘われやすいものですので、その誘いを断ち切る身体使いと心の在り方を稽古して行かなければなりません。技を技らしくするのではなく、数々の誘いや、一つ一つの動作の精度を感覚的に掴みながら、その動きの必要性を体感していくことで、結果として技になっていくのだと思います。勿論、そこで得たものは、その型稽古のみならず、さまざまなものに無意識的に身体が自動運転化して行くまでの基盤は養われていくものです。ですから、型稽古での動きの質や精度というのは、自らの動きの要となる良い意味での癖、言葉を変えれば流儀となりますので、表面的な形を観ておこなうことではなく、動きの基盤を身に宿すものとして取り組まなければなりません。勿論、私自身もまだまだそのようにはなっておりませんので、普段の稽古で実感したものが言葉になるように務めて行かなければなりません。

 最後は久し振りに「柄奪り反し斬り」を稽古しました。この技は、初めての方もいらっしゃったと思いますが、一手一手が意味のある動きで余計な要素がありませんので(殆どの技はそういうものですが…)逆に言いますと、意味の無い動きはそこで終ってしまいます。ですので、一手を正確に覚えていくことが大事です。最後に、もう一つの技をおこなう予定でしたが、皆さんの集中度合いを見て、先に行かず、今日は一時間半の中で三つの技を稽古して終りました。それだけ一つ一つの稽古に熱心に取り組んでいただいているということですので、毎週講習内容を考えている私としてはありがたいことです。

 昨夜は小太刀の解説動画を配信いたしました。剣術の解説動画はまだ無い中で小太刀をお伝えいたしましたので、好評を頂いております。Youtubeに関しましては、私のペースで無駄に配信しないことが私の考えですので、タイミングを見て配信いたします。

 現在、幾つかのお話をいただき、それがほぼ決まった形になりましたので、その日が来ましたらまたあらためてお知らせいたします。今年は第二弾となるDVDが発売され、その他にもYoutubeが急成長しました。来年はさらに展開が広がると思いますので、それに備えた生活スタイルの基盤を整えておきたいと思います。テレビは来週にお別れです。もう必要ないでしょう。


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2020-11-08(Sun)
 

必要なものと最低限の思い出を残して

 12/23(水)が2018年をもって祝日では無くなったことをウッカリ忘れてしまい、杖術特別講習会を計画しておりましたが、ある方がメールで教えてくださったので、日程を変更して杖術特別講習会は12/19(土)12時00分~14時00分戸越体育館剣道場で開催することといたしました。誤って掲載したのは一日でしたが、この場を借りてお詫び申し上げます。

 さて、昨日は戸越体育館にて渡部氏と柳沢氏と稽古。体術では「引き込み潰し」を逆方向に進みながら崩すことが出来た。尤もこれは、以前にも何となく出来ていたが殆ど稽古することなく蠢動系の稽古にのめり込んでいったため寝かしていた技である。引き込み潰し同様胸元を掴まれた状態から相手を倒す技であるが、左右どちらの手で掴まれても、また両手で掴まれてもあまり問題なく倒すことが出来る。ただ前方へ踏み出て行きながら倒す際には受け手の上腕に痛みが走るが、それでも強引に倒す技ではなく、どうしようもなく倒されてしまうものである。その他にも幾つか崩す技を研究したが、段取りが多いと防がれやすくなったり、若干強引さが出てしまうので、今はまだ新たな技を探すより、引き込み潰しとまだ名前が付かないが前方へ踏み出しながら崩す技の精度を高めた方がいいだろう。

 この日は最後に小太刀に技を幾つかを撮影した。明日の夜に配信する予定出るが、今月23日の特別講習会でお伝えする予定。

 今日は自宅のロフトからダンボール二箱分をリサイクルに出したが、気が付けば足の踏み場が無いどころか引き出しも開けられないほど物が溜まっており、ロフトはゴミ屋敷状態だった。全くそのような認識は無かったのであるが、ほとんど使わないものばかりに溢れ、その殆どは当時の思い出の品々ばかり。あれから年月が経ち、紫外線で色褪せ、当時は今のものだった質感がいつしか古いものへと変わり果てていた。その変貌に時の流れと、まだまだ新たな生活にしていかなければならない思いが込み上げ、ほんの一部をようやく処理することができた。現在ベランダや玄関前に粗大ゴミを狩り置きしているが、殆どのものがいらない物に占領されており、そのことに気が付かぬまま長年過ごしていたことに驚いた。まだまだこの部屋は変わり、生活も変えられる。


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2020-11-05(Thu)
 

2020年12月 武術稽古日程


12月01日 火曜日 クラーチ剣術教室
          10時00分~11時30分
          クラーチ溝の口
         

12月02日 水曜日 金山剣術稽古会
          12時00分~14時00分
          戸越体育館 柔道場
       

12月05日 土曜日 Gold Castle 殺陣&剣術スクール
          12時30分~14時00分
          15時30分~17時00分
          戸越体育館 剣道場 


12月06日 日曜日 Gold Castle 殺陣&剣術スクール
          15時00分~17時00分         
          品川区総合体育館 剣道場
          15時00分~17時00分         


12月07日 月曜日 金山剣術稽古会
          17時00分~19時00分         
          19時30分~21時30分
          新宿スポーツセンター 第二武道場


12月08日 火曜日 クラーチ剣術教室
          10時00分~11時30分
          クラーチ溝の口
         
 
12月09日 水曜日 金山剣術稽古会
          12時00分~14時00分
          戸越体育館 柔道場
       

12月12日 土曜日 Gold Castle 殺陣&剣術スクール
          12時30分~14時00分
          15時30分~17時00分
          戸越体育館 剣道場 


12月13日 日曜日 Gold Castle 殺陣&剣術スクール
          15時00分~17時00分         
          品川区総合体育館 剣道場
          15時00分~17時00分   


12月14日 月曜日 金山剣術稽古会
          17時00分~19時00分         
          19時30分~21時30分
          新宿スポーツセンター 第二武道場


12月15日 火曜日 クラーチ剣術教室
          10時00分~11時30分
          クラーチ溝の口
         
 
12月16日 水曜日 金山剣術稽古会
          12時00分~14時00分
          戸越体育館 柔道場
       

12月19日 土曜日 杖術 特別講習会
          12時00分~14時00分
          戸越体育館 剣道場 


12月20日 日曜日 Gold Castle 殺陣&剣術スクール
          13時20分~14時50分
          15時10分~16時40分         
          深川スポーツセンター 柔道場


12月21日 月曜日 金山剣術稽古会
          17時00分~19時00分         
          19時30分~21時30分
          新宿スポーツセンター 第二武道場


12月22日 火曜日 クラーチ剣術教室
          10時00分~11時30分
          クラーチ溝の口


12月23日 水曜日 金山剣術稽古会
          12時00分~14時00分
          戸越体育館 柔道場
(特別講習会日程変更となりましたことお詫び申し上げます)


12月26日 土曜日 Gold Castle 殺陣&剣術スクール
          15時30分~17時00分
          戸越体育館 剣道場


12月27日 日曜日 Gold Castle 殺陣&剣術スクール
          13時20分~14時50分
          15時10分~16時40分         
          深川スポーツセンター 剣道場





 金山剣術稽古会 入会希望の方へ


【 新宿スポーツセンターでの稽古時間 】
◇(月曜日)17時00分~19時00分/19時30分~21時30分
毎月第四月曜日は休館日のためお休みとなります。
(第四月曜日が祝日の場合は翌火曜日がお休みです)


【 戸越体育館での稽古時間 】
◇(水曜日)12時00分~14時00分 


完全予約制ですのでお早めに御連絡下さい。
前月までに御予約の入っていない日はお休みとなる場合が御座います。
お申し込みは金山剣術稽古会のサイト
https://www.kanayama-kenjutsu.com より御連絡下さい。

都合により日程が変更となる場合がありますので御了承下さい。

2020-11-03(Tue)
 

「誘い」という感じ方

 やはり確実に私の日常の時間の使い方は変わり、それが仕事に関係してくる種になっている。11月は部屋を革新的に模様替えし、12月にはさらに整理する。1月まで掛かるかもしれないが、この二ヶ月でかなり環境が変わることは間違いない。

 文化の日となる本日は午前中に「クラーチ剣術教室」へ行ってきました。火曜日なので祝日にタイミングが合うことは少ないのですが、電車の雰囲気や外の様子がやはりいつもと違います。

 今日の講習では、杖の抜き技をお伝えいたしました。最近はあまりこうした技をやっていませんでしたので、気をつけなければ休憩時間を飛ばしてしまいそうなほどです。世話人を務めて下さっているOさんの動きを受けたのですが、誘いを掛ける際の修正が出来るようになり、「敵を欺くにはまず味方から」という言葉にもあるように、誘いを掛けるには自らは誘うつもりなく動けるかが大事になります。武術稽古はとかく誘いの強いものであり、それに気が付けるか、または気づいても誘われないでいられるかが長期的なテーマでもあります。

 Oさんはその辺りの客観視野が育ってきており、修正が出来たのだと思います。これは運動神経とは違う、これまでの経験がある動きに関して自動運転的に身体が働いてくれることで、視野の客観性が育つものと思われます。ですから敵を欺くにはまず味方からという意識が、自動運転化した動きの中では利いてくるのです。これは勉強法についても言えることかもしれませんね。ある部分に関してはもう考えなくても出来るようになってくれば、その後の展開についても応用が利くだろうし、逆に考えながら進んでしまうと、どこかで限界が来て頭打ちになってしまうと思います。

 そういう意味では日常に起きている出来事も「誘いだらけ」ですね。その誘いがビジネスにもなっており、流行や購買に繋がっているのでしょう。武術稽古で得たものというのは、武術以外においてさまざまな効果が発揮されるものです。しかし、その効果が発揮できるための稽古法と言うのは簡単なものではありません。スマートフォンやSNSというのは人を縛る装置です。強烈な誘いの誘惑に、いい歳した大人でも電車内で必死にゲームをしています。その画面を横目で見ますと、どうしてそんなものに夢中になっているのか全く解りません。敢えて大きな音を出して音楽を聞いている人も同じです。ストレスの反動がそうさせているのかもしれませんが、電車内の車両が密室の空間であるなら、それは檻に例えますと、本来は野生で自由に動き回っていられるはずの動物達が、狭い部屋に閉じ込められ、延々と同じルーテーィンを繰り返しているのと同じように感じてしまいます。もちろん野生で生きるという事は、食物連鎖の上で襲われてしまうこともありますし、生き延びることは大変困難でしょう。しかし、おかしくなってしまったのかと心配してしまうようなルーティーンで檻の中を徘徊し、さらには狭い檻の中で人間という動物にジロジロと見られ続ける生き方は、人間のエゴでありストレスは相当なものがあるでしょう。もちろん、絶滅する恐れのある動物を保護しているという大事な役割もあるのですが、動物によっては草原やジャングルで自由に走り回る生活が自然であるはずなのに…と感じます。人間も同様。会社に縛られ、家庭に縛られ、ネットに縛られ、いつものルーティーンを繰り返してしまう。人は人により良くも悪くも影響を受けてしまうものですので、皆が皆ネットに夢中になる環境は、人が人の良い影響を受ける場にはなりません。生き方を考えた時に、表面的な娯楽や得を求め続けた暁に何が残り何を得ているのか…?何を選び今の状況があるのか…?皆が同じような思考となってしまうのは、COVID19のお陰でよく分かりましたし、人々はもう既に今の情報生活を失うことを不可能にしてしまっております。ですから情報のあり方が現代において発達しているのか…?人々が生きて行く上でより良くなるための情報整備が進んでいるのか…?出来ることなら、ネットと無縁な生活を送りたいと思っている人も少なくは無いはずです。きっとこれからもさらにネットは発展し人々を縛るものになるでしょう。ですから、自らを持ち、ネットとは無縁の時間を少しでも確保することです。そのバランスの中で、依存症や精神疾患にならぬための自衛をして行かなければなりません。

 話が大きく逸れてしまいましたが、講習後はレストランで皆さんとお食事をいただきました。いつものようにワイワイと楽しくいろんな会話を楽しみました。この当たり前のようにいつものように過ごせていることがとても嬉しい事です。帰りはいつものように皆さんで玄関の外までお見送りをして下さり、今日はWちゃんから伺ったメダカをみんなで観察いたしました。少し肌寒い秋空の下、心地よく最寄り駅まで歩いて岐路に着きました。


2020年11月23日(月/祝)『剣術 特別講習会』(お申し込み受付中)

金山孝之 YouTubeチャンネル

金山孝之 指導・監修 DVD
『古武術は美しい』~合理性を追求した身体の芸術を身につける~


金山孝之 指導・監修 DVD
『古武術は速い』~型の手続きを追求した剣・杖の実践的な体使い~


金山剣術稽古会

2020年11月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文

2020-11-03(Tue)
 

枠の中から飛び出せ!

 今朝は太陽が顔を覗かせ、アレッ天気予報外れたか?と思いながら今だ!と道衣を洗濯。干そうと思った途端にどんよりとした雨雲が…二剣の道衣だから乾き難いのだけどまぁしょうがない。結果夜には部屋干しで乾いたので良かった。

 今夜は一年ぶりぐらいに出版社のYさんからご連絡をいただく。私も想いが募って無駄に長い文を書いて返信。それで今夜は記事が遅いのです。

 先々週はディレクターの方が私をモデルに描いた絵コンテをもって来て撮影とお話しをいたしましたし、海外のEさんとは連日交流をメールで重ねております。これから私の展開がどうなっていくのか分かりませんが、今出来ること、先を見据えて準備できること、それらを同時進行でおこなっているところです。今のこの国の流れというものは大体肌で感じておりますので、今後どう生きて行かなければならないのかを考えますと、今のままでは先が無いという事だけは言えるかと思います。とにかく流れに身を任せ、それを信じて前に進むことが私に出来ることです。

 さて、本日月曜日は夜から高田馬場で村田氏と稽古。

 月曜日はキツめの鍛練稽古をおこなっておりますので、稽古開始10分で汗が滴り落ちます。杖術、抜刀術とおこないましたが体術が一番盛り上がりました。村田氏はレスリングや柔術を長年やっておりますので、普通じゃない崩され方を経験するとやはり驚きと共に興味をもっていただけます。今日は「引き込み潰し」をおこない、右手で襟を掴んで頂いた状態や左手で掴まれた場合、または両手で掴まれた状態、いずれも崩すことが可能でした。これは受けが厳しい体重94㎏のKさんも崩れましたので、まだ止められたことが無い技です。

 これはお伝えしていても伝え難いものであり、なんだか解らないけど出来るものであるだけに、何故出来ないのかが解り辛い。しかし私も左右反対でこれをやると全く出来ない。出来る気もしない。だから、そりゃ解らないだろうなぁ…と思ってしまう。これは小太刀稽古でたまたま発見したものであるが、これと同じような原理で同じような崩し方が他にも見つかればいいのであるが、それはまた自然に任せるとしたい。稽古は、得物を変えながら、それぞれ幾つもの技をおこないながら、その全てを覚える事は難しいと思われるかもしれないが、そこには身体と言う一貫した流儀があり、その流儀が一つであるならば、どのような動きを稽古しても、同じものを稽古していることになっている。目先を変え感覚を変え、意識から引き出せない無意識のヒント。そこからさまざまに応用出来るものが組み上がり、余計な時間を省くことが出来る。だがそれは後になって気がつくものであり、稽古は常に不安と隣り合わせである。隣り合わせであるから、どうにかしようと身体が働いてくれるのだろう。逆境や不安というものはなるべくなら避けたいものである。しかし、何かを生み出すには逆境や不安があるからこそである。人生色々な事があるだろう。特に今年はそうである。それ以外にも毎年災害は何処かで起きており、逆境と不安はいつ我が身に訪れるものか分からない。だから、今はまだまだマシであり、幸せであると考え、仮に逆境が訪れたなら、次により良いものへ進んでいくための試練と信じ、今は分からずとも生きて行くしかない。だって、誰でも先が分かって行動出来るのであれば誰もが成功してしまう。否、誰もが成功することは陰陽の関係ではありえないので、この関係性は崩れない。だが、自ら諦めずに信じて進むこと、またそれが叶わずとも思いを捨て去ることが出来るかが大事であり、さまざまな関係性の中で人は踊らされるのである。そうした客観性と客観視野を持って、感情は穏やかに、笑顔を増やし、前に進もうと目に光を失わずに日々を送りたい。こんな時代でも、こんな状況でも一緒に稽古をしてくれる方がいるという事は有り難いことです。そのためにも私は前に進んで行きます。


2020年11月23日(月/祝)『剣術 特別講習会』(お申し込み受付中)

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金山剣術稽古会

2020年11月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文

2020-11-03(Tue)
 

動の集中と静の集中

昨日日曜日の講習では、会場側の不備があり開始時刻が10分程遅れてしまいましたが、摺り足を丁寧におこない、その歩法を意識して各種の斬りをおこなっていただきました。これは抜刀稽古の最初に「後方突き」などで左半身の体捌きをまずは意識させることと同様に、斬る際に後ろ足の使い方と、その動線や歩幅感覚などを掴んで頂くことが重要です。

 これは今後、「万乃型」に代わる定期的な講習内容となると思います。杖を使った立廻りでは、最後の場面をお伝えいたしました。手数はそんなにありませんので、動きを覚えれば直ぐに身につくパートです。限定公開の動画でも確認できますので、見て頂ければと思います。

 杖術クラスでは、各種単体技を丁寧におこないました。意図したものは自らを観察するという作業です。違和感や動きのストレス、不一致を一致させるにはどのように行うべきかを、単体技の中で探っていただきました。これは「習い癖」を見直すための時間でもあり、言われたことをただこなすのではなく、そのヒントの中から自らが掴んでいけるための意識の持ち方や集中の習慣を覚える必要があり、そうした場を作ることは難しいものです。動ける喜び、速さや力強さが「動の集中」であるなら、ゆっくりと自らの身体の動きを精確に、ズレを探るようにまたは間違いを探すようにおこなうものは「静の集中」となるでしょう。静と動は表裏一体のものであり、どちらかだけでは実となりません。大まかに言えば、一人稽古は静の集中、組稽古は動の集中、その中で感覚と言う情報収集装置を身体の内側や空間全体に飛ばしており、そこから感じ取ったもの掴んだものをその場で試み自分のものにいたします。つまりそれが学習でありますが、最初からそのようには出来るものではありませんので、そのやり方を知った上で、自分なりの感じ方で集中して行きますと、それに見合ったものが掴めるのだと思います。私自身も、違う勉強では全く感じ取ることが苦手ですので、その気持ちは今になってよく分かるものですが、自分に出来る範囲を大事に、ただ表面的な正解を求めるのではなく、納得した正解を自分で感じ取れるかがその他にも共通するものではないかと思います。ただ、その分時間が掛かるかもしれませんがその方が楽しめるものになると思っております。

 講習の最後は、「呼雀」「雀返し」をおこないました。先ほどの静かに自分の内側を探る内容とは逆に、相手を強く引っ張れるか、またはそれを止める事が出来るかという内容ですので、動の集中となり、自然と笑顔が溢れる内容です。ここでは呼雀と雀返しにおける姿勢の違いを確認できました。姿勢や重心など、静の状態の把握も欠かせません。つまり人間は、把握すること探求する事に、進化させていく生きていける確率を高めようとしているのだと思うのです。武術とは生きて行く術を学ぶものですから、把握していくこと探求していくことというのは当然核となる部分であり、それをどのようにその時代において活かしていけるかが武術の役割と言えるのかもしれません。それを強制することなく、自らが掴んでいけるかが、ご縁であり運命でもあるのかもしれません。ですので、皆一様にそうなるように強制するというのは間違いだということであり、私自身もそのことはよくよく気をつけておかなければなりません。動の集中、静の集中から私自身学ぶことがありました。


2020年11月23日(月/祝)『剣術 特別講習会』(お申し込み受付中)

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金山剣術稽古会

2020年11月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文

2020-11-02(Mon)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


1975年生まれ
福岡県北九州市出身
東京都世田谷区在住

松聲館技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


1990年
高校から実業団まで5年間ボクシングに専念する

1999年
中田秀夫監督との出会いにより映画に出演。上京後モデルや舞台のプロデュース公演などをおこなう

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む

2010年
甲野善紀先生に師事し「抜刀術」「剣術」「杖術」「体術」などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務める

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく「Gold Castle 殺陣&剣術スクール」を発足

2014年
甲野善紀先生より
「松聲館技法研究員」を拝命
自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている
 
シニア住宅にて
「高齢者のための剣術教室」をおこなっている

日信工業株式会社の製品
「SAMURAI BRAKE」のプロモーション活動に携わる

2015年
「金山剣術稽古会」を発足
現代における武術稽古の必要性を身体と心で学べる場として活動している

2018年
「関西特別講習会」として定期的に関西地域での講習会を開催

2019年
BABジャパンDVD
『古武術は速い』指導・監修

2020年
BABジャパンDVD
『古武術は美しい』指導・監修

2021年
「日本公認会計士協会(JICPA)」プロモーションビデオ出演

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