記憶に残る撮影現場

 昨日は、横浜市都筑区にあるイエロースタジオでとある映像作品の撮影に行って来ました。

 このような現場というのはとても久しぶりで、2000年に映画監督の中田秀夫さんからお声を掛けて頂き「ラストシーン」という映画撮影のため巣鴨のウィークリーマンションを一ヶ月間借りて日活撮影所へ通っていた日々を思い出します。

 あれから二十年経ちましたが、昨日の現場でも打ち合わせで事前にお会いした松田監督、撮影の野澤さん、プロデューサーの下田さん、現場では照明さん、メイクさん、制作スタッフの方々、そしてクライアントの皆様方の思いが集結した時間を過ごさせて頂きました。松田監督と撮影の野澤さんの存在感と呼吸が軽妙でありながらとてもすばらしいものでした。

 私の方は、演武協力に「かざあな」でもお世話になった青木さんと、往復の送迎や現場のアシスタントとして渡部氏にご協力をいただきました。

 撮影は16時頃から20時30分ぐらいで予定よりも30分ほど早く終える事が出来ました。(午前から午後に掛けては別のパートで女性剣士役の方が撮影をおこなわれておりました)大きなスタジオで12月とはいえ照明を浴びますと顔から汗が噴き出てしまいます。私は汗をかきやすい体質なので何度も何度も汗を拭いてもらい水を持ってきて下さり、周りには常に三人ぐらいの女性が大きなノートなどで扇いで風を送って下さいました。思わず「これは勘違いしてしまいそうですね。」とスタジオ内に笑いが起きましたが、全ては作品のために全員が一致団結しているので、そのすべての時間が非日常的であり、それは私自身もそうなのですが、意義ある作品の制作に携われていることの喜びを感じました。

 その意義ある部分についてはプロデューサーからお伝えいただいたのですが、ご縁の中でこれからも今を生きていたいと思います。良い経験をさせていただきありがとうございました。


2020年12月19日(土)「杖術 特別講習会」(お申し込み受付中)

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『古武術は美しい』~合理性を追求した身体の芸術を身につける~


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『古武術は速い』~型の手続きを追求した剣・杖の実践的な体使い~


金山剣術稽古会

2020年12月 武術稽古日程

2021年1月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文

2020-12-11(Fri)
 

強さの根源

 昨夜は外が明るくなり始めた5時過ぎに寝て、9時30分頃に起床。外の天気と同様、心が晴れ晴れとした爽やかな朝だ。

 さて、昨日は夕方から甲野善紀先生とSさんとともに、とある場所で撮影のために受けを務めさせていただきました。情報公開の事が分からずとある場所と書いて申し訳ないのですが、私としては初めて伺った都心の会場で、先生の体術、剣術、杖術、抜刀術、薙刀術などを拝見いたしました。共に伺ったSさんにもお話したのですが、先生と待ち合わせして、電車に乗って、こうして会場について突然カメラの前でお話されることの凄さに驚かされます。それはもう日常のありのままがそれなのだと、近年は松聲館での甲野先生とお会いする事が私の記憶の中での先生なのですが、それは当然ですが一部分にしか過ぎず、全国で講習会や講座をおこなわれたり、さまざまな撮影などでのお姿も先生の中では日常の出来事なのだと、その一部の時間を共に過ごさせていただける有り難さに感謝しております。

 会場の皆様とも初めてお会いいたしましたが、都会のアットホームさといいますか、広告代理店の方とのお仕事を思い出すようなエネルギッシュさを感じました。アンテナとレスポンス、都心のハイセンスな場所で武術という異色な空間。そうしたあまり観る機会のない空間を体験させていただけたことはまた大きな経験となりました。

 帰りはまるで秋のような心地よい風と涼しさが肌を撫でて行きましたが、人生や世界というのはひとそれぞれに沢山あるのだと実感いたしました。情報が発達いたしますと、なにやら身近に感じることも多いのですが、その人生や世界観の広さ奥行き、現時点で果てしない想像に及ばないものがあるのだと思うと、年齢を重ねること、生きて行くこと、まだまだまだまだ…感動出来るのだと、ただ長く欲を叶えるための人生にならぬよう、感動の世界観人生観、学び、身体の可能性、人との出会いによるこれまでにない出来事の日常化、そうしたことが順を追って行くことで訪れるのかもしれません。仮に訪れなかったとしても、そこに向かって行くという純粋なる心に迷いが無いという事が何より大事なのだと思っております。

 言葉と言うのは、お金と同じように自分の持ち物ではなく、流れの中で通り抜けていくものなのかもしれません。その感じた瞬間が、言語を通じて言葉が定まり、放たれて行くのかもしれません。学びも然りですね。抜けて行ってしまうから留まる事は出来ません。勿論いい事ばかりではありませんが、良い流れを乱さない心身と環境の整え方は作って行かなければなりません。欲望や嘘というのは、場が乱れ、真摯なる発想から得られる心身の状態ではありません。そのような状況にならないための日々の在り方が、強さの根源だと思う今日この頃です。


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2020年8月 武術稽古日程

2020年9月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文

2020-08-19(Wed)
 

月刊秘伝の取材を受けました

 本日は、7月14日に発売予定の「月刊秘伝」(BABジャパン)8月号の取材を受けました。

 内容は、7月中旬に発売予定のDVDの中から幾つかの技を抜粋して解説したものです。その後のインタビューでは、今回で三回目となるBABジャパンのIさんとライターのKさんでしたので、解れるような感覚でお話をさせていただきました。

 今回は某公園で取材をおこなっていただきましたが、受けを務めて下さった渡部氏の車に乗って全てがスムーズに進行いたしました。考えて見れば自動車に乗るのは数ヶ月ぶりですが、極めて便利だと、当たり前のことですが電車移動と車移動との差を痛感いたしました。

 東京に住んで十六年目になりますが、今日の取材で訪れた公園は、「こんな風景がここにあったのか!」と驚きました。電車だとアクセスが大変ですが、そういう場所だからこそ守られているものがあるのだと思います。車向けの公園ですね、またいつか訪れてみたいと思います。

 今回は「蠢動」について、実際にIさんとKさんにも蠢動を受けて頂き、その違いを実感していただきました。取材では、DVDの時にはまだ気が付いていなかった、立っている相手を横に崩す「蠢動による横倒し」立位版を解説いたしました。今回は私が沈まなくとも崩せてしまいましたが、地面が畳みのようなギリギリまで踏ん張っていられる状況でこの技をおこなうと、沈みによる立っていられない崩しがより鮮明になったものと思われます。この蠢動には「弱所散助」の働きが得られ、加速度的に作用いたします。そのために相手は、反射する必要性も感じない内に状況が一変してしまうのです。その辺りの詳細は、今度のDVDでお伝えしておりますが、7月14日発売の月刊秘伝8月号でもお伝えしております。

 今回は、ライターのKさんが合気道を学ばれておりますので、受けていただいたり、IさんとKさんとで互いに違いを確認していただくこともできました。このように、蠢動の効果は誰でも直ぐに実感しやすいものです。原理が解ればあとは、応用して技を増やしていけますので、他流の方でも大いに役立てていただけることと思われます。

 今回、三回目の取材を受けさせていただくことができ、私としてもまた一つ大きな経験をさせていただくことが出来ました。まだまだ足りない部分が多く反省ばかりでありますが、武術稽古と同じようにこういう経験も次に活かせるように進展させて行きたいと思っております。BABジャパンのIさん、ライターのKさん、そして車の運転と受けを務めて下さった渡部氏にも感謝のお礼を申し上げます。


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甲野善紀先生からの紹介文

2020-06-05(Fri)
 

今年も夜間飛行の撮影に参加させていただきました

 本日26日は毎年夜間飛行で発売されている「甲野善紀 技と術理」シリーズの2019年度版の撮影がおこなわれました。

 2013年から毎年参加させていただき、井上欣也さん、五十嵐剛さんとも受けとしてご一緒させて頂いております。スタッフの皆様も同じ方々ですので、撮影という緊張した感じよりも「あの日が再び蘇って来る」という感動に包まれます。

 回を重ねる毎にスムーズに信じられないほど早く進みます。先生のNGが一切無いという凄さとスタッフの方々との呼吸が揃っていて心地良く感じました。

 井上さんと五十嵐さんと三人揃ってお会いするのが大体この日ですので、お会いするだけで嬉しさが込み上げて来ます。それぞれに独立されて武術を基盤とした活動をされておりますので、これまでの年月を共にさせて頂くことのできたお二人の御仁(仲間と言わせてください)とのこれからも御縁を大事にしていきたいと思っております。あらためまして、この場を整えてくださる甲野善紀先生に深くお礼申し上げます。

 撮影は午後から夕方まで非常にスムーズにおこなわれました。スタッフの皆様が帰られた後、撮影と同じくらいの時間かそれ以上の時間を稽古いたしました。その時間経過の早さには誠に驚きました。

 撮影中もでしたが、撮影後も先生から新たな技が生まれ、その誕生の瞬間とそれを初めて受けたときの感触は何度経験しても心地いいものです。たくさん笑い、集中した素晴らしい一日となりました。

 甲野先生、夜間飛行の皆様、井上さんに五十嵐さん、今年もありがとうございました!


2019年4月06日(土) 「抜刀術 特別講習会」(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会ホームページ

2019年3月 武術稽古日程

2019年4月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-03-27(Wed)
 

大きな一日を終えて

 本日はBABジャパンから発売予定となるDVD撮影のため、都内某所で撮影をおこなってきました。まずは打太刀を務めて下さった渡部氏、川原田氏、後藤氏、そしてスタッフの皆様にお礼申し上げます。

 今日終わってみて、私の稽古会の門人であるお三方に打太刀をお願いすることが出来て本当に良かったと思います。気心が知れ、稽古で技を交わし言葉を交わし、そうした普段の何気なさがこういった場で何気なくおこなえるためには重要なのです。

 今日は私の想定以上にテンポ良く進んで行きましたが、基礎稽古、剣術、杖術、小太刀、抜刀術とさまざまにおこないましたので、撮ったものだけでも軽く二時間を超えてしまいました。これだけ長時間集中状態を維持するのは武術の動き以上に大変なものでしたが今日一日で得たものはとても大きなものでした。

 あらためて、普段が試されるということだと思います。今の私の環境にある稽古会や講習会、月に一度の特別講習会や杖整体操、今月で今年になって三回目となる関西での講習会など、そこでおこなっているやり方が間違っていないことが確認できましたし、これからさらに得て行かなければならないものがあると思います。今日の経験は只の撮影に留まらず、そういった私のこれまでの実践の日々が一つの証明としてこれからの生き方に反映していくものと思われます。

 出会いに感謝し、その出会いを導く武術に感謝いたします。


2018年11月17日(土) 「杖術 特別講習会」のお知らせ(お申し込み受付中)

2018年11月22日(木)23日(金) 「関西特別講習会」(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会HP

2018年11月 稽古日程

2018年12月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2018-11-08(Thu)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


1975年生まれ
福岡県北九州市出身
東京都世田谷区在住

松聲館技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


1990年
高校から実業団まで5年間ボクシングに専念する

1999年
中田秀夫監督との出会いにより映画に出演。上京後モデルや舞台のプロデュース公演などをおこなう

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む

2010年
甲野善紀先生に師事し「抜刀術」「剣術」「杖術」「体術」などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務める

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく「Gold Castle 殺陣&剣術スクール」を発足

2014年
甲野善紀先生より
「松聲館技法研究員」を拝命
自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている
 
シニア住宅にて
「高齢者のための剣術教室」をおこなっている

日信工業株式会社の製品
「SAMURAI BRAKE」のプロモーション活動に携わる

2015年
「金山剣術稽古会」を発足
現代における武術稽古の必要性を身体と心で学べる場として活動している

2018年
「関西特別講習会」として定期的に関西地域での講習会を開催

2019年
BABジャパンDVD
『古武術は速い』指導・監修

2020年
BABジャパンDVD
『古武術は美しい』指導・監修

2021年
「日本公認会計士協会(JICPA)」プロモーションビデオ出演

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