講習続きの三連休

 今日から世間では三連休となるが、生憎の猛暑に見舞われこれだけ暑い日が続くのはいったい何年振りだろうか…今年の夏は覚悟しておきたい。そういえば一昨日の木曜日には高田馬場での稽古中に外から蝉の鳴き声が聞こえてきた。これを聞くと夏の到来を実感してしまう。関東では梅雨明けが平年より22日も早かっただけに、雨が続いた昨年とは対照的に長い夏となりそうだ。


 連休初日は戸越体育館でGold Castle 殺陣&剣術スクールの講習をおこないました。今日は国立劇場で生徒のMariさんが舞台に立たれるとのことで私も観に行きたかったのですが生徒で観に行かれた方がいらっしゃいました。当スクールには役者さんも多く、他にも日本舞踊を学んでいる方も何人か知っておりますので、そうした方々にはご連絡させていただきました。

 そうした影響もあってか今日の殺陣クラスの講習は少ない人数の中で出来ることをおこないました。とくに「万乃型」には時間を掛けて一人ひとり形をチェックして直しながら良くなっていきました。生徒で受講八回目のHさんは、一人でコツコツおこなうのが好きなタイプで、何度も何度も繰り返し取り組んでいる姿が印象に残りました。講習後も三十分以上鏡を一切使わずに自分と向き合って取り組む姿は今後の上達が楽しみになってきます。

 私は元が役者だったこともあり、やはり動きの中にお芝居の間というのを作ってしまうのですが、ここがなかなか難しいところで、殺陣はお芝居なのですが、お芝居と剣による動きというのがあって成り立つものですので、お芝居を抜きに殺陣をおこなうとなりますと、ひたすら素振りや足運び、機械的な払いや斬り付けというふうになってしまい殺陣にはなりません。最低限の雰囲気は必要になってきます。ですが、お芝居の苦手な方も多いと思いますので、セリフは一切付けておりません。キッカケや気合いの声はリズムや構成の面で必要ですので入れておりますが、プレッシャーになってしまっては楽しめませんので、苦手な方はそれでも付いていけるように私も指導して行かなければと思います。

 今月はミュージシャンでアメリカ人のWさんがほぼ毎週参加され、今日はWさんに「酔っ払いの演技をして絡むように刀の柄に手を掛けて下さい。」とお願いしたところ、「OK!朝まで飲んでたからバッチリです。」と笑顔でジョークを。なかなか見られない良い演技でしたのでもっと人数がいれば楽しめた内容だったのかなとも思っておりますが、この「柄押さえ手刀打ち」は役者さん向けの内容だったかなとも感じました。今日はそれを少し押し進めたところもありましたので、他の生徒には難しかったというか、動きのポイントが掴みづらかったのいではないかと後から気がつきました。

 続く剣術クラスでは、74歳のOさんが高温注意報による熱中症予防として今日明日お休みされ月曜日の特別講習会に参加されるご連絡をいただきました。このような暑さは無理をする必要がありませんので、そうした危険度に対する対応は大事なことだと思います。杖整体操でOさんなりの快さが実感出来るようになれば、同じような身体の方にとって私も勧め易くなりますので、無理なく気持ちいいかどうかを判定にこの休みの間、Oさんにとっての形というのを一つでも見つけて頂ければと思います。

 講習では久しぶりに体術をおこない、今日は正座でおこなう力の伝達手順や、中心のつかみ方、腿の付け根の意識などをいろいろな方法でおこないました。この感覚は剣を振った際に感じるエネルギーの余韻の受け取り方と同様にあります。速すぎても遅過ぎても合わず、そのタイミングの瞬間というのはいろいろありますが、どのように身体を考えるかによって意識しない部分での仕組みが切り替わっていっているのではないかと思うのです。無意識の計算力といいますか、そこに意識が余計な情報を介入させてしまうとせっかくの優秀な計算が台無しになり働きが悪くなってしまうと思っております。そうしたことを体術稽古の中で発見出来るかが重要になってきます。

 最後は抜刀術をおこないました。今年の2月26日に神社とスタジオで撮影した演武動画の配信に向けて現在編集をお願いしておりますが、やはり、一番難しいのはワンカットで全ての技をおこなうということ。2017年1月17日に撮影した動画がありますが、もう一年半近く前のものですので、そのなかで変わったものや、間であったり細かな動きであったり修正箇所は多々あります。編集の出来ないワンカットでの全ての抜刀納刀というのは、今後も自らの課題として取り組んで行きたいと考えております。

 昨夜は杖整体操の整理などに頭を使い、その後全く寝付けずに朝六時頃にようやく意識が落ち八時三十分に起床。二時間半の睡眠時間でしたが、思いのほか無事でした。

 明日も暑い一日となりそうですが、品川区総合体育館剣道場でお待ちしております。

 今夜はねるぞ!


2018年7月16日(月/海の日) 「剣術 特別講習会」
(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会  

2018年7月 稽古日程

2018年8月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2018-07-15(Sun)
 

まみれた時代

 今朝は一瞬であったが凄まじい豪雨に見舞われ、これが暫く続くと怖いなと思える音であった。今までにない豪雨ということは、今までに無い轟音ともいえる。そうした時間が数日間も続くとなると本当に恐怖であろうし、家も橋も流されてしまうほどの脅威が我が身にも降りかかることを覚悟しておかなければならない。地震も然り、そうした国土に住んでいる定めでもある。

 先日、7/6(金)に私の実家がある北九州の門司でも土砂崩れがあった。そのため実家に住む両親は車が使えず、徒歩で山を降り姉の手配した旅館に一泊した。おそらく姉弟が言わなければそのまま家に残っていただろう。雨が落ち着き一泊で帰れたのは幸いであったが、実は親を避難させた7/6(金)の夜には岡山に住んでいる姉もその日の夜には避難所へ泊まったのであった。幸いにして一泊で帰れるほどの状態であったが、私が六年住んでいた広島県福山市でも被害が出ており、あらためて今回の西日本での豪雨災害は身近に感じる怖さがあった。暑さも厳しくなり足りないものも多いなか本当に大変な状況であるが、何とか前に進めるように願うしかない。

 
 稽古記事に入る。

 昨日と今日は渡部氏と稽古をおこなった。昨日は先日の日曜日に得た「余韻の体捌き」を確認し、今後の立廻りを考える際の構成にも関わってくる見せ方の一つと言える。取って付けた派手な動きはシラケてしまうが、この体捌きは武術からの運用なので説得力を兼ね備えたところも採用に至る理由である。

 剣術では新たに「抜き奪り反し斬り」という技が突如として生まれた。こうした技の不思議なところは、何度も練習して身に付けたものではなく、偶然出来てから技となるものであり、名前に関しても不思議と悩まずに直ぐに嵌った感じがある。動きが面白いので他に同じような技があるのか分からないが、今度の7/16(月/海の日)におこなう「剣術 特別講習会」で初披露したい。もっとも、私もまだ数回しかこの技をおこなっていないが、渡部氏にも技を掛けてもらった際に有効であったことから、この技は私自身剣術として初めての部類の技のためお伝えするのも色々な人相手におこなうのも非常に楽しみである。

 さらに昨日の稽古では戸越体育館柔道場はいつも貸切で利用させて頂いているので、最後の一時間三十分は「杖整体操」の講習会を想定し、これまで纏めた運動内容と呼吸と集中を高める内容を併せて時間を見ながらおこなった。

 実際におこなってみて、最初の呼吸と意識の集中だけでもかなり心が沈静化し自分の言葉に肚が座っているかのような落ち着きがあり、そうした状況から杖を使っての体操に入ると一体どうなるのであろうかと想像も付かなかったが、そうした体操の中でさらに取捨選択して行くことに思考が回り、未知なる実感を得るには至らなかったがそれでも身体は気持ちい。順番の組み換えと、今日さらに考案した内容のものが加わり、かなり纏まってきたかと思う。

 そして本日は杖による打ち込みをかなり細かく身体の手順を考えながらおこなった。こうした受けをつけての地味な打ち込み稽古を最近は時間を掛けておこなっていなかったが、身体の手順に新たな発見があれば身に宿すための稽古は必然となる。

 次に小太刀を稽古。これも7/16(月/海の日)におこなう「剣術 特別講習会」のなかに含まれているが、二時間小太刀に時間を使えるので、私なりに工夫した持ち方や圧の抜き方、その際の体捌きなど一連の動きの中でしか解らない部分があるので、そうした連動性を稽古するには小太刀は持ち手の切り替えが求められるのでその瞬間による「冴え」が技の判定結果ともいえる。中心を取る身体の使い方で感覚を練りながら特別講習会ならではの時間を割ける伝え方で得られるものもあるかと思う。

 今月の特別講習会は祝日の月曜日ということもあり、三連休の方が多いためお申し込みも少ない状況です。少人数でしたらかなり濃密な時間となるでしょうし、その場合予定以外の事も出来る時間もあるかもしれません。私の都合で開催日を決めておりますが、そうした予定に合わせてお越しいただいた方には絶対に後悔の無い時間にしなければならないという思いでこれまで続けてきております。一人で全てを考え実践して行くことは、応えて下さる方一人ひとりから直結した想いが響きます。だからこそ続けて行けるのであり、そのために日々を考えながら生きて行けることが出来ます。

 時が経てば今生きている日々の時間というのはどう感じられるであろうか、それは一日一日更新しているものなので中々思い返すことは難しいのかもしれないが、良い意味で利用しているつもりが悪い意味で利用されていることの無いように、そうした自分というものがどんな時間の中で生きているのかということを点検してみることも大事。人はまみれ時代は変わり天災も起こる。そことどう向き合って生きていくか…人生は本当にわからない。


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2018-07-13(Fri)
 

体操は形にあらず

 本日の「高齢者のための剣術教室」では、先日のGold Castle 殺陣&剣術スクールでおこなった杖による「持ち替え鬼ごっこ」のような、持ち替えによる自由な動きをどのようにおこなおうか瞬間的にひらめき、まず始めに百八十度の三分の一となる六十度の持ち替えの間に一歩ずつ進んだり下がったりをおこない、続いて三歩の間に六十度の持ち替えを一回、それを進んだり下がったりまたは二歩目で方向転換したり三歩目で方向転換したり、二歩目から下がったり三歩目で下がったりそれらを前後組み合わせておこない、もう一つはその場でターンをしながら持ち替えるパターンをおこないました。一歩の持ち替えとターンの持ち替えは、普段の講習でもときどきおこなっておりますので皆さん直ぐに出来るようになりました。

私…「さあ、これで準備が整いましたので、みなさん羊になってください!」

みなさん…「ポカーン」(そりゃそうだ。)

私…「羊飼いの羊のように私が犬(牧羊犬)になってみなさんを追いかけますので迫ってきたら逃げてください!」

みなさん…「あっ、そういうことね!」

私…「じゃあ、行きますよー。」

 これで、私もみなさんもちゃんと持ち替えながら上手に逃げ回っております。今日は全員参加でしたので、スペース的に一杯でしたが、これが逆に逃げ場を考えて行くことになるので丁度いいかなと思っておりました。あまり動いていない人がいましたので、後ろから近づいて「わんっ!」と吠えましたら、「ひゃあぁぁぁ!吠えるとは思わなかったわ。」と私も吠えるつもりはありませんでしたので、何やら可笑しくなってしまいましたが、最後に自由に持ち替えるバリエーションについてお話したあと、「こうした稽古では考えてから動くことをやめて、ゆっくりでいいですから止まらないと決めて、その瞬間毎にどうするかを考えながら動いてください。」とお伝えいたしました。私がお伝えしたかったことをみなさんも酌んで下さり、そういう脳の使い方は瞬間的な判断力を求められますので、ゆっくり止まらずに流れの中で次に出来る動きをおこなっていただければと思います。

 休憩後は「車打ちからの廻り水車」をおこないました。これは「轟之型」にある最後の動きですが、見た目が綺麗ですのでみなさんに喜んでもらえると思い今日初めてお伝えいたしました。手の動き足の動きそれぞれ苦労されていましたが徐々に出来る方が増えてきました。

 剣のほうでは、新たに「真っ向突き之型」をおこないました。「抜付之型」が一番から十七番まであるのに対し真っ向突き之型は一番から十二番までとなっております。一番ずつの形を覚えていきますと、必ず出来るようになっていきます。今日は初めてでしたが結構みなさん出来てきておりました。

 最後は三十分近く「杖整体操」をおこないました。この杖整体操は徐々に特徴が見えてきました。

 一、「気持ちいいところを見つける」ということ。(それが目的です)

 二、「姿勢を目的にせず、自分に出来る形でおこなう」ということ。

 三、「忙しく動かずに、温泉に浸かった気分でおこなう」ということ。

 四、「黙して集中。これまでに無い快さを探す」ということ。

 五、「痛みがあっても形を求めていないので、その人の可動域で探せる」ということ。

 大まかにこの五点を挙げましたが、体操というと根強く「同じ形が出来ないので表情が強張ってしまう」という反応をこれまでにも感じました。この体操は、その瞬間に気持ちがいいかどうかを求めたものであり、私が示す基本的な形がありますが、その形の通りではありません。日によって気持ちの良い所が変わりますし、人によっても変わります。ですので、その日その時の形を自由に自ら探すことがこの体操の特徴ということも分かってきました。つまりは、気持ち良さも発見しましたが、体操における捉え方や方法というのも発見できました。

 最後にSさんが希望されましたので、仰向けに寝ていただき私が相手を務め三回ほど体の上げ下げをおこないました。一回目では「気持ちいい~」という感想で、二回目、三回目では「精神的に落ち着くわ」というまさにその通りと思える感想を伺うことが出来ました。この二人でおこなう動きにつきましては、身体の気持ち良さもさることながら精神的な部分に作用するものもあるように感じます。Sさんいわく「このあと、マッサージに行こうと思ってたけど、行かなくていいわ!」とたった三回の操作でしたのであらためて効果は大きいと感じました。


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2018-07-10(Tue)
 

盛り沢山となった本日の講習

 本日は品川区総合体育館剣道場にてGold Castle 殺陣&剣術スクールの講習をおこないました。

 ひさしぶりに体験参加の方がいないという状況でしたので、生徒をジックリ観ることが出来ました。

 まず、万乃型ではそれぞれが向かい合っておこなうことで目線が安定し、それが姿勢に繋がり雰囲気が出てくることも分かりました。互いに動きを合わせておこなう習慣も身につきますので今後も人数的に可能であればこのようにおこないたいと思います。

 次に「払い五斬」の進化系では、昨日も少しおこないましたが、払い、胴斬り、ターンしながら袈裟斬り、その余韻で形を見せる動きをおこないました。これは私自身これまでになかった殺陣の動きですので、今後の私流の動き方のキッカケ(大変革の予感)となりそうです。

 「余韻の体捌き」とでも申しましょうか、剣術や杖術で練られた身体感覚が、斬りから見せる(魅せる)動きへと転換していく様は、見ていても気持ちいいですし、やっていても気持ちのいいものです。昨日のWさんやTさんのテンションを思い出してもやはり、動きが導く面白さや楽しさがあったのではないかと思います。

 今日も同じく、みなさん盛り上がって取り組んで下さいました。私も今日はいつも以上にテンションが高くなってしまい、YさんHさんMさん組の動きがとても良かったので、さらに追加でいろいろと動きを付けたところ、それがホントに可笑しくて可笑しくて、ひさびさに涙を流して笑ってしまいました。それを他の組の生徒達と一緒に見ながら楽しんでおりましたので、あらためて「ああ、これがGold Castle の講習だよなぁ…」と思いながら、これまでに忘れていた日曜日の講習の感じを取り戻したような気がしました。もちろん、だらけてはいけませんので、その辺りのバランスを見ながら舵を切るのが私の仕事ですが、今は生徒がシッカリとそうした私の考えを理解し通り良くおこなえるものとしてそこへの意識が根付きつつありますので、このような講師が涙を流しながらしゃがみこんで笑うということが出来るようになりました。

 もう一つのグループでは、生徒になって間もないIさんも体調に合わせて自分のペースでおこなっていただければ大丈夫ですので、私も講習内容などでペースを考えてお伝えしたいと思います。(ご安心ください!)

 今日で五十回目となるHさんは、無理なく自分のペースで続けられているからこその継続力だと思われます。初めの頃を今でもハッキリ覚えておりますので、今日の立廻りでの動きや、杖も「四天誕杖」や「二十連円打」まで出来るようになりました。(Wさんにも感謝です)Hさんの御祖父様は今も合気道を教えられているそうですので、Hさんのこれまでの礼儀対応に関しまして納得いたしました。

 杖術クラスでは、単体技、四天誕杖、三十連円打、などをおこないました。生徒になって間もないIさんは八連円打まで出来るようになりました。これから少しずつ覚えて行けるようになれば、同時にいろいろなことが身についてくるのではないかと思われます。動画にも残してありますので、おそらく身体に入った動きというのは映像を見て見え方が変わってくるものと思われます。

 講習が二時間経ったところで、退出時刻までの残り三十分近く「杖整体操」をおこないました。この体操は、おそらく効果があるだろうというものではなく、今快く感じられるかが大事であり、そのために猜疑心や、やる前に否定的なことばかりを口にしてしまうと本人以外の、私にも、周囲で取り組んでいる人にも影響を及ぼします。※(万人に効果があるとは思っておりません。ただ、気持ちよくおこなうものですので、そこを自ら探していくことがこの体操の特徴です。)

 しかしながら、杖整体操ではかなりの方に快さが放たれる「快放状態」と表情がなっておりました。そうした顔になるのもこの体操の特徴と言えるかも知れません。この快放状態という言葉は私が作りましたが、ときにはこの状態になりにくい場合もあります。身体の状態によって快放駄々漏れのときもありますが、今日の私の身体の状態はそのような駄々漏れ状態でした。いたってシンプルなもので、難しいことを考えたり、呼吸を決めておこなうことも無く、ただ気持ち良いところを求めて自分で動いたり、相手に動かしてもらうだけですので、怪しさや怖さとは無縁の誰でも出来る体操にすぎません。

 現時点では、この体操の核となるものを見つけましたので、それを色々な方に実践して反応を見ている段階です。今後は講習会でおこなう場合に備え、誘導や集中の作り方、体操の効果的な順番、最後のリラックス法への導き、それらを考え私の活動に一つ大きな展開として、この杖整体操は需要が高まるような気がしております。おそらく、そうした新たな展開が開けば、これまでとは違う私の何かがその場に表れるような気もいたしております。

 八月に復帰予定の方々の連絡をいただいております。いずれも熱い猛者達ですので、夏本番となっている八月は今まで以上に熱い講習となりそうです。講習内容の引き出しも増え続けておりますので、復帰される方は楽しみにしていて下さい。本日は楽しい講習、そしてリラックスした杖整体操で終える事が出来ました。そして、7/16(月/海の日)におこなう「剣術 特別講習会」の開催も近付いて参りました。今回二部制でおこない、小太刀と大刀による剣術をおこないます。いずれも貸し出し用の武道具が御座いますので、得物の無い方でもまだ生徒になって間もない方でも大丈夫です。そして、こうした単発の講習会では初めてお会いする方との出会いも歓迎しております。他流の方も歓迎しておりますので、ご都合の宜しい方はご連絡下さいお待ちしております。


2018年7月16日(月/海の日) 「剣術 特別講習会」
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2018-07-09(Mon)
 

七夕の夜、それぞれの願い

 今夜は川原田喬生氏と電話。気が付いたら一時間半位喋っていたが、多岐に渡って色々なことをお話させてもらっている。これは不思議なもので、言葉が自然と溢れ出て来る。だから話をさせてもらっているという実感。

 労力に関しても、それに実益が付いているかそうでないかには、どこに照準を合わせ動いているかによる。それは、動くべきときに動き、動いてならないときには動かないこと。引き寄せるもの、離れるもの、そこに大きく関わって来る。

 さて、本日のGold Castle 殺陣&剣術スクールの講習は、深川スポーツセンターで殺陣クラスと杖術クラスをそれぞれおこないました。

 殺陣クラスでは、体験初参加のMさんも生徒のみなさんと一緒に受講されました。先週に続きミュージシャンのWさんも俳優のTさんとペアになって活き活きと斬ったり斬られておりました。悩みながら取り組まれている姿もよく拝見しておりましたので、今日のような内容は、バランスとしては良かったのかなと感じております。

 生徒のMさんと最近生徒になられたばかりのHさんも、胴斬りまでは随分良くなってきましたが、リアクションにはまだまだ課題が残りますので、もう少し感情で斬られるのではなく、身体操作としての技術で斬られる動きをお伝えしていこうと思っております。

 昨日の中華街でYさんが仰っていましたが、「Gold Castle に入って、俳優さんの凄さというのを魅せ付けられました!」というように、一般の方に混じって俳優さんも稽古をおこなっております。教室での稽古に関しては、一般の方も俳優の方も子供も大人も関係ありません。共通しているのは動きを身に付けることです。そうした動きの中に、俳優さんの技術が入ってくると、驚かれる方はいらっしゃいます。そうしたものを見て学ぶこともこの環境では出来ますので、互いに高め合っていけるような、そんな講習になればと思います。

 ですが、一般の方でも上手な方はいらっしゃいます。それは、長期お休みすることなく安定的に通われることで、その人のペースが保たれているからだと思われます。上達すればやれることも増えてきますし、人が揃えば映像に残す準備も出来ています。この教室では、イベントの出演や舞台での発表会というのは考えておりません。講習そのものを本番と捉え、そのなかで学ぶこと、実践出来ることを重要としております。ですので、何かの為に今を蔑ろにしてしまう空間にはしたくないと思っております。期限があったり、成果を求められたり、競争があったり、それは結果として評価されるものであればいいのですが、その過程が心の在り方として醜いものを導いてしまう恐れがあるのなら生き方としてどうであるのか問われる部分でもありますので、皆がそれぞれ自身のステージで活かし生かされるための場としてこの教室は在るべきものと考えております。ただし、成果を客観的に観る事も必要ですので、今年からビデオで撮影してそれを映像に残すという事をおこなっております。

 しかしながら、ビデオ撮影であっても、やはりそれぞれの心にはいろいろな思いが芽生えたかもしれません。上手い下手、そうしたものを残されるのは気持ちが良いものでは無いでしょう。稽古における現時点での確認のための映像でもありますが、もっと長いスパンで、不定期に機を見て撮影をおこなおうと考えております。

 続く杖術クラスでは、Mさんがダブル受講されNさんとともに基礎的な操作を幾つかおこないました。杖は身体を自在に扱うための稽古法としては優れていますので、最初の内は手足、右左、それぞれを意識しながらおこなっていると思われますが、そのうち身体が違和感と心地良さという判定基準が出来ることで教えてくれるようになります。調和や一致などであったり纏まりであったり、そういう感覚を養うことが大事です。

 そうしたことから、今日は「持ち替え鬼ごっこ」をおこないました。杖の持ち替えだけをおこないながら、その動きに手足を連動させ逆足にならないように、鬼側も逃げる側も自由に走らずにおこなうというものです。鬼がなかなか捕まえられない場合は、逃げる側が巴のみでおこなうように変更したり、これは見ていて逃げる側の必死さが可笑しくて堪らないのですが、頭で考えずに自在に動くには、一つの手段と考え取り入れております。

 講習の最後には「掴まれた際の対応法」をおこないました。これは、関西での講習会でもおこないましたし、先日の合気道無限塾東京での講習会でもおこないました。初めておこなったMさんも最後まで形を覚える事が出来ましたし、男性のNさんも手順を覚えるのに苦労されえていましたが、最後には良い動きとなりました。お二人の動きを見て教えておられたWさんとTさんの指導も良かったのではないでしょうか。

 帰宅して、生徒のMariさんからホームページにある「こくっち!」への投稿記事を確認し、直ぐに実行。その内容をこちらの記事にも掲載したいと思います。


GoldCasle殺陣&剣術クラスの皆さん、こんにちは!暑さの中熱く稽古しているご様子、金山先生のBLOGで拝見してま~す。

欠席続きですが同じ生徒の役者&ミュージシャンのMari TAMTAMからご招待の案内です。日本文化に興味ある方が多いと思い、告知させて頂きました。(^^)

日本舞踊に興味はあるけど、縁がないし、、、でもみてみたい、、、という方、日時:来週の土曜日7/14(土曜)am 11:30開演/場所:国立劇場小劇場/玉川流玉川錦之輔先生20周年記念公演「玉の会」を観に来ませんか?

「玉川流」は大きな流派ではないけれど、有名なところでは真田宏之さんが若い頃から名取だったりする流派で、玉川錦之輔先生も元々役者さん(千葉真一さん門下でバリバリアクション&ミュージカル系)で、真田宏之さんの弟弟子にあたります。♪そして演奏する地方(じかた)さんは、坂東玉三郎さんの公演や平成中村座LA公演に参加している一流の方々で、その演奏を聴くだけでも、めちゃくちゃ贅沢。日舞の豪華衣装や小道具、早替えなども間近に見られまーす。そして、Mariも出る(^^)

☆★☆というわけで!少ないけれど先着15名様、ご招待するのでご希望の方は「HEY!WAOドットコムお問い合わせ」宛

<Mari:玉の会招待券希望の件>と明記してメールでお知らせください。

1)お名前(フルネーム)と性別、2)住所、3)連絡先電話番号、4)どこでお会いしたか、またはどこでheywaoを知ったか、5)アバウトな年齢 を忘れずにご記入くださいね?必要事項の記入漏れがあるとご招待出来なくなるので、宜しくお願いいたします。☆締切は7/9火曜日いっぱいです。もちろん!チケットを購入してでも観たい方も大歓迎で~す。♡Mariは3曲目「蓬莱」を踊ります♡滅多にない機会なので、よかったらどうぞ~~

詳しい内容は下記をクリックしてBLOGでチェックしてください。


HEY!WAO!ブログ


 国立劇場に十五名ご招待して下さる機会は滅多に無い事ですので、和の文化に興味のある方や、日本舞踊を学ばれている方には大変お勧めです。このような情報をお知らせして下さりありがとうございます!

 さて、明日も15時から17時まで品川区総合体育館剣道場にて講習をおこないます。このところ日曜日を一コマにしておりますが、参加人数には余裕がありますので、ご参加お待ちしております。


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2018-07-08(Sun)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


松聲館 剣術技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


――――――――――――――

1975年生まれ
福岡県 北九州市出身
東京都 世田谷区在住

1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより俳優デビュー。他分野では、マンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などの活動をおこなってきた。

2006年
小林照子先生とのご縁から  『 からだ化粧 』のモデルを務める。

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む。

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し身体の使い方を研究しながら、『 抜刀術 』『 剣術 』『 杖術 』『 体術 』などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている。

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく
『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』を立ち上げる。

2014年
甲野善紀先生より
『 松聲館 剣術技法研究員 』という名称を頂き、自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている。
 
高齢者向け住宅にて
『 高齢者のための剣術教室 』をおこなっている。

日信工業株式会社の製品『 SAMURAI BRAKE 』のプロモーション活動をおこなう。

2015年
『 金山剣術稽古会 』を立ち上げ、現代における武術稽古の必要性を、身体と心で学べる場として活動している。

2018年
『 関西特別講習会 』として人との繋がりを大事に遠方での講習会もおこなっている。

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