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大きな衝撃となった昨夜の稽古

 昨日の戸越体育館の稽古では、体術における背中にロスがないか両腕の使い方を意識しながらいろいろと試した。座り技に時間を割いたが、昨日の稽古では身体全体が捩れずに開くことで力の伝わりが異なってくる事をジックリおこなった。こうした稽古は昔、中島先生のところで学ばせていただいたが、あらためて丁寧な身体の操作を稽古しておくには、こうした柔道場での集中稽古は実に良い。立ち技でも同様に体の開きによる精妙な崩しをおこなった。体術稽古では、これまでに身に付いた身体の使い方を、ジックリと検証しながら、その操作手順や身体の構造など、相手との接触により得られるところが多分にあり、これは得物を使った稽古で得られるものと関連してくるが、体術稽古との相関性で検証出来ることが稽古としては面白くもあり、前に進みやすいものである。

 夜からは、約二ヶ月振りに甲野先生のメールマガジンの撮影のため松聲館を訪れる。私自身このところ時間が取れなくなり、間が空いてしまうことが増えてきた。だが、昨日の撮影前の稽古では、これまでに何度も衝撃を受けてきたが、その中でもかなり上位となるであろう衝撃を受けたのであった。これまでの概念というか思い込みというのか、さあこれから大変だ!という気持ちと、これはかなり変わることが出来る!という気持ちとが入り交ざり、最後の最後まで興奮状態であった。となってくると、帰りの電車は0時を回った最寄り駅まで止まる最後の電車となり、走って駅まで向かいながら、この感じは私だけではなくこれまでに数多くの先輩方も、こうしてきっと駅まで走って帰られたのだろうと思うと、苦しいはずのダッシュも心地良く感じられる。

 (この日の稽古とメールマガジンの動画は後日配信される予定ですので、詳細につきましては夜間飛行さんのサイトでご確認下さい。)

 そして、本日の高田馬場での稽古では、昨夜の衝撃を検証しようと、W氏を相手に鹿島神流の木刀で袈裟斬りをおこなった。この時に構えを変更する必要があり、その結果W氏が驚くほどの違いが袈裟斬りによる打ち込みの威力に表れた。腕力ではなく、体幹の働きが影響しているものと思われるが、ちょっとしたことが物凄く大きな違いになるという、まさにそんな身体の不思議さである。

 今日は杖術において、初めておこなう動きを取り入れた。これまでにもそうした脳内のどこかに蓄積されたものが形になり、稽古として長く取り入れるものとなってきているが、今回は、打ち込み、突き、払い、体の差し換え、それらが自然と全て入った形となった。今後は稽古相手よって、その時に浮かんだ動きに直ぐに対応出来ることを求める稽古もおこなっていくだろう。

 剣術に関しては、現在W氏との稽古では鹿島神流の木刀で体の芯や手の内を練る稽古をおこなっているが、そろそろ一般的なサイズの木刀を解禁して、さまざまな技を研究しようかと思っている。これには脚足の使い方が大きく関係しているので、床を蹴らない胴斬りが出来るかが、そこに向かうための試金石となってくる。

 8月も残り少なくなってきたが、今年の夏は近年にないほど充実した夏であった。立秋は過ぎているが、秋に向かって自身の身体と心を見つめ、次なる展開に向けて進んで行きたい。


 2016年9月19日(月)敬老の日
 第10回 GM happyコラボレーション 「剣術と立ち回り」

 (お申し込み受付中)

 2016年9月22日(木)秋分の日
 第11回 GM happy コラボレーション「杖術とヨガ」

 (お申し込み受付中)

 「金山剣術稽古会」 
 (会員希望者受付中)

 2016年8月 稽古日程

 2016年9月 稽古日程


2016-08-25(Thu)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


1975年生まれ
福岡県北九州市出身
東京都世田谷区在住

松聲館技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより映画に出演。そのほかマンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などをおこなう

2006年
小林照子先生とのご縁から
「からだ化粧」のモデルを務める

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し「抜刀術」「剣術」「杖術」「体術」などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく「Gold Castle 殺陣&剣術スクール」を発足

2014年
甲野善紀先生より
「松聲館技法研究員」を拝命
自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている
 
シニア住宅にて
「高齢者のための剣術教室」をおこなっている

日信工業株式会社の製品
「SAMURAI BRAKE」のプロモーション活動に携わる

2015年
「金山剣術稽古会」を発足
現代における武術稽古の必要性を身体と心で学べる場として活動している

2018年
「関西特別講習会」として定期的に関西地域での講習会を開催

2019年
BABジャパンよりDVD『古武術は速い』刊行

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