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抜刀術集中指導

 現在深夜の1時30分、9時30分頃に帰宅したのにどうしてこんなに遅くなっているのかいつも不思議に思う。今は家に居てもやらなければいけないことがあるが、なんとかやりくりを上手くしていきたいと思う。

 さて本日の講習であるが、まず昼におこなったgold castleでは、中国人の体験参加の方が2名来られ、今日の講習が気に入っていただけたのか次回も参加したいということになった。まだ外国の生徒さんはいないので、老若男女、多国籍に至るまでこの教室内の空間がまた面白くなりそうである。

 講習では、久しぶりに抜刀術を中心におこなった。まずは体捌きを取り入れた五種類の納刀で身体をほぐし、抜刀術「鷲眼一閃」をおこなった。この抜刀術は、体の移動とともに抜き打ちに斬っていくのであるが、構えの重要性と、足運びの重要性を説明した上で実践していただいたが、おそらく皆、どうやって動いたら良いのか分からず動けない状況に陥ったのではないかと思う。難しいと皆さん仰っていたが、抜刀術は全て難しいので、私としても皆さんの気持ちが痛い程分かりながらも伝えていくしかない。次に「趺踞からの抜刀」をおこなった。これは私が甲野善紀先生の抜刀を参考に稽古を積んだもので、林崎甚助の流れを汲む流派の抜刀とは異なるものである。この抜刀ではまず趺踞という、独特の座り方に苦労される方が多い。非常に不安定であるが、不安定であるからこそ動きやすいものでもある。この座り方を見てその人の身体の具合が良く分かる。近所に老舗の武道具屋さんがあるIさんの座り方は非常に落ち着いたものであり、まだ体は上がってしまうが、足の浮かせ方と開きかたが抜刀と合っていた。

 次に「逆手前方抜き」をおこなった。これは小太刀に」よる体捌きからヒントを得て考案した抜刀であり、そのため鞘引きをほとんどおこなわず、身体の重心移動により逆手で抜刀する技である。

 いずれの抜刀も簡単なものは無く、今日はアクション派のHさんの顔色がいつもと違い、他の方も集中して取り組んでいた。難しいものばかりのメニューだったので大変だったかもしれないが、身体の使い方のヒントがこれまでおこなってきた、蟹の前歩きや雀足移動にクロール歩行などの要素が含まれていることを体感していただければ、これからの稽古が身になってくると思う。

 中国の方も、いきなり難しい抜刀を一緒におこなっていただいたが、全く分からない状況ながらも、今まで見たことの無い動きを体験したことで、非常に興味をもってもらえたのではないかと思う。

 夜からは、西葛西でイオンカルチャークラブの講習をおこなった。まず、歩き方の練習をおこなった際に、Nさんのバランスを良くするにはどうすれば良いかと考え、片足を高く上げ、片足ずつ真っ直ぐに立ち、その足を下ろしながら床に着く寸前に次の足を高く上げるという歩法をおこなった。つまり、足裏の接地の方法と自分の体重を片足でバランスを取りながら立つことを、感覚的に身に付けていただく必要があり、この場合の身体のブレの要因が、足首の使い方にあることが判明した。ここではほぼマンツーマンに近い形での少数稽古であるため、長年の運動不足による姿勢とバランスの悪さからなる身体の不調を、ジックリと見ていきながら直していく治療的空間でもある。悪ければ悪いほど、私としてはそこから直っていく過程がみえるので楽しみでもある。

 さて、明日はどういうわけだか初めての方や二回目の方が多く、どのような出会いがあるのか楽しみである。明日は、昼に戸越体育館、夜に総合体育館なので、会場間違えの無い様にみなさんお気を付けてお越しいただければと思う。


 7月20日の特別講習会「GM happyコラボレーション」が間もなく開催となります。武道具をお持ちの方は、杖、木刀、居合刀などお持ち下さい。それぞれの方のやりたい動きについて私も得物を使い分けながら進めて参りたいと思います。19日いっぱいまででしたらまだ参加のご連絡は可能ですのでご連絡お待ちしております。


 イオンカルチャークラブ剣術教室
 第1回 GM happyコラボレーション(参加者受付中!)
 第2回 GM happyコラボレーション(参加者受付中!)
 金山孝之 7月稽古日程
 SAMURAI BRAKE
2015-07-19(Sun)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


1975年生まれ
福岡県北九州市出身
東京都世田谷区在住

松聲館技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより映画に出演。そのほかマンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などをおこなう

2006年
小林照子先生とのご縁から
「からだ化粧」のモデルを務める

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し「抜刀術」「剣術」「杖術」「体術」などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく「Gold Castle 殺陣&剣術スクール」を発足

2014年
甲野善紀先生より
「松聲館技法研究員」を拝命
自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている
 
シニア住宅にて
「高齢者のための剣術教室」をおこなっている

日信工業株式会社の製品
「SAMURAI BRAKE」のプロモーション活動に携わる

2015年
「金山剣術稽古会」を発足
現代における武術稽古の必要性を身体と心で学べる場として活動している

2018年
「関西特別講習会」として定期的に関西地域での講習会を開催

2019年
BABジャパンよりDVD『古武術は速い』刊行

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