FC2ブログ

終わりのないものへ

 身体に無理をして、自分の限界値を上げようとすることは果たしてどうなのだろうか・・・・・・

 短期決戦や、あと何年かしたらそろそろ引退だ。というような、短い設定で考えてしまうと、その間に身体を酷使して使い切ろうと考えることもあるかも知れない。結果、大きな故障や、我慢と苦痛に耐え続け、精神的に大きな反動がくることもあるだろう。

 人生の生涯を通じて、やり遂げるものがあるのなら、身体の限界まで酷使して、あとは身体が勝手に強くなるだろうという、安易な達成感はマズイだろう。しかし、私自身、この肉体と精神のギリギリに追い込むことは必要であるとも感じている。そこには矛盾があるのだが、目的をしっかりと持つことが大事で、自身のカラダとのコミュニケーションをとりながら、稽古を継続できる身体と精神でなければならないと思っている。

 そのために、感覚を磨くには、安定した環境と、些細な変化も気付ける健康なカラダを維持しておかなけらばならない。そうなってくると、毎回限界までの稽古をおこなうのは、継続を損なってしまうリスクが高いだろう。

 稽古の意欲と、いつでも試せる、動けるカラダを途切れさせないように、食事も含め、体調管理、稽古内容など、まだまだ見直さなければならない点がある。現在の自分が自然にできる範囲内で、自分の中にある感覚を育てていくために、環境を整える工夫が必要に思う。

 「急がば回れ」「塵も積もれば山となる」という言葉にあるように、地道な継続が、確実に途切れない進展につながるのだろうし、それ以外に方法はないとも思う。

 果てしなき道のりであるが、山あり谷あり、どんな人生を選んでもそうだが、継続するということは、大変なことである。もちろん現在は、とても充実した武術稽古の日々を送っている。(まだまだまだまだ物足りないが・・・・・・)だからこそ、情熱というエネルギーが燃え尽きないように、もっともっと、武術稽古と、日常がリンクし、共に発展できるような、すべてがつながり、成長していける。そんな循環にしなければならない。

 終わりのない武術稽古に向かっていくために・・・・・・


2013-04-05(Fri)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


1975年生まれ
福岡県北九州市出身
東京都世田谷区在住

松聲館技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより映画に出演。そのほかマンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などをおこなう

2006年
小林照子先生とのご縁から
「からだ化粧」のモデルを務める

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し「抜刀術」「剣術」「杖術」「体術」などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく「Gold Castle 殺陣&剣術スクール」を発足

2014年
甲野善紀先生より
「松聲館技法研究員」を拝命
自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている
 
シニア住宅にて
「高齢者のための剣術教室」をおこなっている

日信工業株式会社の製品
「SAMURAI BRAKE」のプロモーション活動に携わる

2015年
「金山剣術稽古会」を発足
現代における武術稽古の必要性を身体と心で学べる場として活動している

2018年
「関西特別講習会」として定期的に関西地域での講習会を開催

2019年
BABジャパンよりDVD『古武術は速い』刊行

お問い合わせ

名前:
メール:
件名:
本文:

管理画面
金山孝之のブログQRコード
QR
月別アーカイブ