FC2ブログ

臨時講習

 今日は、第5週目の火曜日ということをスッカリ忘れて張り切ってクラーチ剣術教室に向かったところ、受付で「先生・・・今日はお休みではないでしょうか・・・?」というスタッフの方からの声に、やってしまったと苦笑しながらもご婦人Oさんに電話を繋いで頂き、丁度Wさんと二人で自主稽古をおこなう予定だったらしく、臨時開催することになったのであった。

 世話人を務めて下さっているOさんに急遽皆さんへ連絡していただいたのは誠に申し訳なくご負担になられたのではないかと思う。
そんな急にも関わらずOさんとWさんの他4名の方が駆けつけて下さった。私としても、Oさんのご負担と、こちらのスタッフの方への会場設営準備など申し訳ない気持ちであるが、逆ではなくて良かったと思ったので、慌てることはなくいつもよりユッタリした雰囲気で講習をおこなった。そもそもどうして間違ったのか考えてみたところ、本日は夜から初めて訪れる住吉の武道場に行くことが頭にあったので、それが7月7日に日程を組んだ際に、クラーチ&住吉という頭になっていたので、つい同じものだと勘違いしてしまったことが原因だったのである。

 講習終了後にレストランで、参加された皆さんと食事しているところへトモエちゃん改めシズカちゃん改めSさんがニコニコしながら隣に座られお話になっていたが、本当にSさんはその場を盛り上げる才能は凄いし頭の回転の良い人だと思うのであった。皆さんに喜んでいただいて良かったと思いながら楽しいクラーチでの教室を終え、夜は今日初めての稽古場所である住吉の会場へと向かった。

 先までは西大島と記していたが、今日会場に直接行って見て、行きは西大島から行き帰りは住吉に向かい、両方とも地図を見ながら立ち止まったりして徒歩15分位であった。慣れれば12分前後だろうか。住吉に明記を変更したのは、私は都営新宿線を使っているのだが、半蔵門線も同駅の路線なので、アクセスを考えた時に住吉の方が伝わりやすいかと思い変更した。それと今日歩いてみて、地図上ではやや西大島の方が分かり易いかと思ったが、帰りの住吉経由では、川沿いをスカイツリーを眺めながら歩けるので、多少の時間は気にならず、門前仲町もそうであったが、このあたりの雰囲気は肌に心地よく相性の良さを感じた。文字としては西大島の方が明記したい気持ちになるが、新宿側から数えて西大島駅より一駅手前にある住吉駅の方が、1分位は早いだろうし、エスカレーターも地上まで繋がっている。

 そんなこともあり、先日配信した7月の稽古日程を訂正し、西大島と明記していたのを住吉に変更した。さらに、毎週木曜日の19時00分~21時00分を住吉の会場で個人指導または少数集中稽古をおこなう体制にした。今後高田馬場の夜間、特に金曜日の19時00分~21時00分というのを参加者の状況を見ながら減らしていくか、無くしていこうかと思っている。今年の11月1日から来年の3月31日まで高田馬場の会場が使用できなくなるので、少しずつ私のホームグランドを馬場から住吉へと移していきたいと考えている。

 住吉でおこなう初めての一人稽古では、隣が柔道場で、入り口を挟んで両側の稽古が見えるので、高田馬場での柔道場も剣道場も関係ない使用状況に辟易としていたことから、この剣道場内に管理人のような取り仕切っている方がいるこの会場は、個人で稽古する私としては居心地がいい。

 今日の稽古では、新しい場所ということで新鮮な気分だったからなのか昔おこなっていた抜刀術の「隅返し」が、当時は苦手意識だったせいかあまり好きではない抜刀術であり、先日も高田馬場でK氏とともにおこなったところ、数年ぶりに刀身にダメージを与えるミスを犯してしまい、「やはり、この抜刀術とは縁がないのか・・・」とさらなる苦手意識をもっていたのだが、不思議なことに、今日はその苦手であった隅返しが、どうしてこんなに気持ちのいい身体の感覚になったのか分からない程自分の中で激変したのである。

 そのことは先日の高田馬場で数年ぶりにこの隅返しをおこなった際にも感じた、「アレ、もっと抜きにくかった筈だったのだけど・・・」という印象だった。だが、刀身にダメージを与えてからはほとんど抜くことは無く、このままでは次ぎに進めないので、その悪いイメージを消し去ることのために今日の稽古で、「まあ、十本ぐらい無事に抜ければいいだろう。」と思っていたが、身体の感覚が新しくなって、「これは!」となってしまい、気が付くと、抜刀術稽古は隅返ししかやっていなかった。この隅返しをヒントに私のオリジナルでおこなっているのが「隼抜き」であり、あらためてこの隅返しを集中的に稽古したいと思う。何となくであるが、「住吉」も「隅返し」も似たような名前であるし、当時私にこの抜刀を伝えて下さった師範の名前とも似ている。

 この隅返しが当時の感覚とは違った要因には、重心の使い方と、右手首の使い方が大きい。さらには、昨日の鍛錬稽古で苛め抜いた股関節の働きも関係していると思う。その股関節の働きが実感出来たもう一つの稽古は、「歩を進めながらの袈裟斬り」である。

 この歩を進めながらというのは、起こりも出やすいし、身体の使い方がややこしくやっていてあまり気持ちの良い稽古ではなかった。だが、今日はこの後ろ脚の使い方に気が付くところがあって、擦れる床の音や袴の音から「アレッ!」と思い、どうして今までこれを試さなかったのかと思ってしまったが、昨日の鍛錬稽古を含め、このところ脚部の稽古を重点的に、蟹、雀、アメンボ、蛙、とさまざまな移動法をおこなったことで、何か変化が起こり始めたのかもしれない。だが、次の稽古で同じことが出来ているのか今の時点では何とも言えない。

 7月の稽古日程も増えてきているが、新たな受け入れ先を作って、そこから生まれる人の縁を楽しみにこれからも稽古を通じて学び成長していきたいと思う。


 イオンカルチャークラブ剣術教室
 GM happyコラボレーション(参加者受付中!)
 金山孝之 7月稽古日程
 SAMURAI BRAKE 
2015-07-01(Wed)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


1975年生まれ
福岡県北九州市出身
東京都世田谷区在住

松聲館技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより映画に出演。そのほかマンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などをおこなう

2006年
小林照子先生とのご縁から
「からだ化粧」のモデルを務める

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し「抜刀術」「剣術」「杖術」「体術」などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく「Gold Castle 殺陣&剣術スクール」を発足

2014年
甲野善紀先生より
「松聲館技法研究員」を拝命
自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている
 
シニア住宅にて
「高齢者のための剣術教室」をおこなっている

日信工業株式会社の製品
「SAMURAI BRAKE」のプロモーション活動に携わる

2015年
「金山剣術稽古会」を発足
現代における武術稽古の必要性を身体と心で学べる場として活動している

2018年
「関西特別講習会」として定期的に関西地域での講習会を開催

2019年
BABジャパンよりDVD『古武術は速い』刊行

お問い合わせ

名前:
メール:
件名:
本文:

管理画面
金山孝之のブログQRコード
QR
月別アーカイブ