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斬りの初動

 先日11日の稽古で、杖の手之内の変化が(自然とおこなっていた)剣においても重要であることがわかった。その日は、あぁそうか!と感じたまでであったが、さきほど重たい木刀を振った際に、あまりにあっけなく軌道を走ったので、「これは忘れないように記憶に刻まなければならない」と思い、メモとともにブログに記しておこうと思った。

 木刀の次に真剣でも試したが、同じように実感なく小袈裟、大袈裟ともに軌道を切っ先が走る。これは、向かえ身からなる体幹のまとまりをロスなく斬りに伝達する構造の使い方としては私にとって大きな進展であった。

 僕が思うに、初動が決まれば得物に任せることができると思うし、関わり過ぎてしまうと邪魔だと身体に跳ね返って来るようにも思う。居つかないためにも、初動をいかに決めるかということが今後のテーマになってくるだろう。こうなってくると、袈裟斬りだけでなく、さまざまな斬りの初動、または抜刀術でなにか同じように進展があるかもしれない。

 キッカケは杖の稽古であり、身体から教えられたことで、「なんだそんなことか・・・」という程度のことだが、実感があるのと、ないのとではまるっきり違ってくる。

 次回の道場稽古でいろいろと検証しよう。しかし杖は先生でもある。


2013-03-14(Thu)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


1975年生まれ
福岡県北九州市出身
東京都世田谷区在住

松聲館技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより映画に出演。そのほかマンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などをおこなう

2006年
小林照子先生とのご縁から
「からだ化粧」のモデルを務める

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し「抜刀術」「剣術」「杖術」「体術」などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく「Gold Castle 殺陣&剣術スクール」を発足

2014年
甲野善紀先生より
「松聲館技法研究員」を拝命
自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている
 
シニア住宅にて
「高齢者のための剣術教室」をおこなっている

日信工業株式会社の製品
「SAMURAI BRAKE」のプロモーション活動に携わる

2015年
「金山剣術稽古会」を発足
現代における武術稽古の必要性を身体と心で学べる場として活動している

2018年
「関西特別講習会」として定期的に関西地域での講習会を開催

2019年
BABジャパンよりDVD『古武術は速い』刊行

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