FC2ブログ

子供達の笑顔

 本日のGold Castleは、フランスの雑誌「GEO Ado(ジェオアド)」の取材のため、親御様のご協力を頂き無事に取材を終える事が出来ました。

 記者のマチューさんと通訳の方がとても喜んでお帰りになられました。皆様にはあらためてお礼申し上げます。

 私の教室では、強制して言う事を聞かせるようなことは殆んどありません。やり方はお伝えいたしますが、言う事を聞かせるよりも、信頼関係を築けるやり取りが出来るかどうかが大事です。それはハッキリしております。

 皆が求めていることは、上手になること動けるようになることです。そのためには、礼を知らずいい加減にやっては絶対に上達はいたしません。そして、上手になること動けるようになることは、人に言われてではなく自分がそうなりたいという強い動機があれば、自ずと態度は改まり、上達へのカギを渡すことが出来ます。そういう、上手になりたいという思いと、それにどう応えてあげられるかという思いが、ごまかしのない密なコミュニケーションとなり、生徒は自然と伸びていきます。

 指導でも、ガミガミとこれでもかという程に、自らのストレスを解消するかのようにおこなう人も色々と見てきております。厳しさの履き違えをしてしまいますと、その子の可能性を潰し、人の機嫌をとる嘘の上手な子にしてしまう恐れがあります。そしてそのような器用さは、いずれ自らに降りかかってきますので、自分でどう感じどう納得し前に進んで行くことが出来るかが、生きていく事に対して優先順位を落としてはならないものであります。

 自らが気持ちで礼をしたくなり、進んで掃除をし、周囲に迷惑が掛からないように気を働かせることが自然と出来るようになれば、一つの生きていく強さを手に入れたということになるでしょう。

 
 今日の講習では、若い世代の生徒達を中心に「万乃型」や立廻りタイプM前半~中盤までをおこないました。賑わう中でそれぞれに集中して稽古に励んでおりました。

 杖術クラスでは、基礎的な打ち込みから、「呼雀」「雀返し」「三十連円打」をおこないました。

 呼雀や雀返しでは予想以上に盛り上がり、そんな力の不思議さに若い生徒達は驚いておりました。記者のマチューさんも、講習の合間に杖をしっかりと両手で持っていただき、私が片足立ちになって相手の方に重心を預けた状態から反対側に片手片足立ちで引っ張ったものですから目を大きく見開いて驚いておりました。これは、普段おこなっている鍛練稽古「蟹の前歩き」と「雀」の働きを説明させていただくためにおこなったのですが、身体の使い方というのは、あらためて考えますと、ただ出来るとか上手に動けるという事だけでないもっと大事なものが備わっているように感じます。

 大人の生徒の皆様もそれぞれに教え合い進んで行ったものと思われます。さまざまな方が一緒におこなっているのがGold Castleの特徴でもありますので、いろいろな風景がその組ごとに見えますので、講習中フト我に返ったように眺めたくなることもあります。

 講習後は、若い生徒達だけでのインタビュー。今日は中学三年生のT君、中学二年生のK君、中学一年生のS君、小学六年生のK君が参加されましたので、ちょうど一学年ずつの開きがありました。とうぜん、彼らだけでのインタビューは初めての経験ですので、私はK君のお母様とお話しながら、笑顔でインタビューに答えている彼らを眺めておりました。四人が一緒になって子供らしい笑顔でニコニコしている姿はいいものでした。

 日本の掃除という習慣にも興味を持ってくださり、一度掃除が終ったのですが、子供達はインタビュー中でしたので、子供達の掃除姿の写真を撮るという事になり、四人がはしゃいでモップ掛けをダッシュでおこなっておりました。

 皆さんが帰られた後、最後に二十分程私がインタビューを受け、剣術について、殺陣との関わり方、子供に対する指導法、コミュニケーションの築き方、などいろいろと通訳の方を介してお話させていただきました。私が話すことよりも何より、今日の講習風景や、講習後の子供達の姿を目の当りにすれば、色々な事が伝わったのではないかと思います。まだまだ時間も短いですし、私も未熟な講師ですので、期待に添えられたかどうかは分かりませんが、生徒達には、「いつ突然にどういうお話が来るか分かりませんので、いつでも普段どおりに出来るように、日頃の稽古はこういうことも意識しておこなうようにしましょう。」とお伝えしました。今日は子供達にとって良い経験となった事でしょう。今日残念ながら参加出来なかった生徒達も、また何かの機会があるかもしれませんので、いつでも普段が試されるという認識でこれからも稽古に励んでいただきたいと思います。

 本日は皆様、ありがとうございました!


 金山孝之 指導・監修 DVD
『古武術は速い~“型の手続き”を追求した剣・杖の実践的な体使い~』


2019年10月14日(月/体育の日)『杖整体操』

2019年10月19日(土)『抜刀術 特別講習会』

2019年10月21日(月)&22日(火)『関西特別講習会』

金山剣術稽古会ホームページ

2019年10月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-10-07(Mon)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


1975年生まれ
福岡県北九州市出身
東京都世田谷区在住

松聲館技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより映画に出演。そのほかマンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などをおこなう

2006年
小林照子先生とのご縁から
「からだ化粧」のモデルを務める

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し「抜刀術」「剣術」「杖術」「体術」などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく「Gold Castle 殺陣&剣術スクール」を発足

2014年
甲野善紀先生より
「松聲館技法研究員」を拝命
自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている
 
シニア住宅にて
「高齢者のための剣術教室」をおこなっている

日信工業株式会社の製品
「SAMURAI BRAKE」のプロモーション活動に携わる

2015年
「金山剣術稽古会」を発足
現代における武術稽古の必要性を身体と心で学べる場として活動している

2018年
「関西特別講習会」として定期的に関西地域での講習会を開催

2019年
BABジャパンよりDVD『古武術は速い』刊行

お問い合わせ

名前:
メール:
件名:
本文:

管理画面
金山孝之のブログQRコード
QR
月別アーカイブ