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意思ある世のメッセージ

 今日は、午後からGold Castleの生徒Kさんのスポーツ安全保険の加入手続きを済ませ、その後八歳のYちゃんが使いやすい様に杖を短くカットした。先日の杖術クラスの際に、貸し出し用の軽い杖とはいえまだ体に適していなかったことから今日は約一尺ほど短くしたのである。両端の角をヤスリ掛けしたが、カットする際の目印がいろいろと残ってしまったので、全体を綺麗にヤスリ掛けしようと思ったが、稽古に向かう準備のためまた日をあらためることにした。

 18時から高田馬場にてT氏と稽古。

 中丹田の重要性を説明しながら幾つか検証。これは蠢動と合わせて今後の稽古に欠かせない発掘稽古の原型となっている。

 稽古では、杖術や抜刀術をおこなっているが、身体を使い感覚を養う中で育まれる心の声がT氏という聞き手によって引き出されている。これは喋ってみなければ解らないという、このブログ記事のように書いてみなければ解らない感覚と同じである。

 つまり、話す内容や書く内容というのは、無意識の中でストックされており、それが一日の出来事の中で何をキッカケに出てくるのかを私自身も興味深く感じており、予定調和に無い今の言葉が今現在の自身の在り方を示しているものでもあり、それに従っている自分というのを魂というべきか、底の方から汲み取られた言葉に、自らを知るのである。

 そういうことに気がつきだしたのは、昨年の10月あたりに編集者のYさんとの連絡からだと思う。武術稽古における発想や言葉というのはずっと前から稽古中に湧き起こってくるのが常であったが、そうしたジャンルではないもっと根源的なご質問に私自身、ずっと開けていなかった扉を初めて開けたかのような新鮮な思いで言葉が紡ぎ出たことに自分でも驚いたのであった。

 尤もこのブログも気付けば相当書いてきているので、そうした中での整理は自然におこなわれていたのかもしれない。

 おそらく、私にとってそうした根源的なものに関わることがこれからの私を形成していくであろう。そしてそのことはこれからもずっと稽古と同様に在り続け私を私たらしめるものとして自然とそこへ導かれるのだろう。これからのご縁というのはそうした根源的なものに対する私なりの回答が決めていくように感じている。

 今日の稽古帰りの清々しさは、感謝を発した言霊が、まるで何かに包み込まれるかのように心地良く存在できた。魂は続き身体は借り物であるならば、やはり感謝しながら生きて行かなければならない。自然が与えてくれる心への恵みは意思ある世のメッセージなのだ。


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『古武術は速い~“型の手続き”を追求した剣・杖の実践的な体使い~』

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2019年6月15日(土)『杖術 特別講習会』のお知らせ
(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会ホームページ
(お問い合わせ受付中)

2019年6月 武術稽古日程

2019年7月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-06-03(Mon)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


1975年生まれ
福岡県北九州市出身
東京都世田谷区在住

松聲館技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより映画に出演。そのほかマンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などをおこなう

2006年
小林照子先生とのご縁から
「からだ化粧」のモデルを務める

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し「抜刀術」「剣術」「杖術」「体術」などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく「Gold Castle 殺陣&剣術スクール」を発足

2014年
甲野善紀先生より
「松聲館技法研究員」を拝命
自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている
 
シニア住宅にて
「高齢者のための剣術教室」をおこなっている

日信工業株式会社の製品
「SAMURAI BRAKE」のプロモーション活動に携わる

2015年
「金山剣術稽古会」を発足
現代における武術稽古の必要性を身体と心で学べる場として活動している

2018年
「関西特別講習会」として定期的に関西地域での講習会を開催

2019年
BABジャパンよりDVD『古武術は速い』刊行

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