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久しぶりの快眠

 昨夜は記事を書かずに就寝。おかげで4週間ぶり位に熟睡が出来た。このところずっと1時間または2時間ごとに目が覚める状態だったので、この一晩で昨日からかなり体調が改善された。

 先日『連続切り返し』の動画を差し換えたが、土曜日の私の稽古会の際に「試しに八回やってみましょうか」と、渡部氏にスマートフォンで撮影して頂いたものを配信した。

 先週金曜日の二時間半の一人稽古で連続切り返し八回は二回ほど試みたが、それまでにおこなった抜刀術や他の剣術の稽古で身体がついて来ていない事が分かったので、また何れやってみるかとこの日は切上げた。

 その殆ど稽古していない感覚の中で、どこか出来そうな気配があったため、土曜日に試しにぶっつけ本番で撮っていただいたのである。順番に一から八回までの動きを四回ほど撮影してもらい、全てそれなりに出来ていたがその中から一つを選んで配信した。

 そこで撮影は終ったが、実際に生でどう動いているのかを見ていただくために、渡部氏の目の前で八回切り返しをおこなったところ、「じゃあ、10回もやってみましょうか」、出来ないつもりで一回生で見ていただいたところ、「もしかしたら出来ているのかもしれない」という気に駆られ(自分でもどうなっているのか映像を見ないと解らないため)、一発撮りで撮っていただいたものを配信した。だから十回の切り返しは撮影前に一度しかおこなっていない状態でおこない、撮影も一回で終えた。その後、欲が出てしまい一回から十回まで続けて撮影したが、初めて失敗したためその一度で切上げた。

 この日まで六回しか切り返しをおこなっていなかったものが、いきなり十回まで飛躍的に増えたのには自分自身でも驚いた。浮き身が掛かっていないと起こりえない切り返しの体捌きなので、その中で手続きが無意識レベルで進行して行くのは相当難しい。この「手続きを追えない感覚」を少なくとも身体が体感したことは収穫であった。(そうか!手続きを追えない感覚は直感に通じているのではなかろうか!)


 さて、本日5/20はBABジャパンから私にとって初めてとなるDVD『古武術は速い~“型の手続き"を追求した剣・杖の実践的な体使い~』が発売されることになりました。タイトルにある古武術は、ふだん私は使いませんし文章や言葉でも表現することは殆どありませんが、多くの方にとって分かり易くイメージが付き易いものとして、出版社の方のアイデアを参考にこのタイトルにさせて頂きました。

 言葉というのは私にとって、凄く重要にしている部分もあれば、技の名前などどの文字を使っても構わないし間違っていてもそれはそれでどちらでも良いという不思議な解釈が混在しております。

 それは、心に響くものとして大事な部分と、言葉というのは情報を伝えるための言語手段としての法である。という解釈であるからだと思うのです。心に響くものは心で生まれたもので、その機が捉え生じた言葉の音、文字の図形には他に変えてはならないものがあります。それとは異なり、情報伝達としての言葉や文字には、全てがそうではありませんが私にとってはあまり執着は御座いません。時が流れれば何れ変わる事も多いので、その「時だけの言葉」にはあまり拘らないのかもしれません。つまり、言葉は音楽、文字は絵画のような感覚で、その意味については実際の内容に確たるものがあれば執着頓着しないで、その心理を読み取ることだと思うのです。

 
 さてさて、遅くなりましたが昨日日曜日のGold Castleの講習記事に移ります。

 昨日は品川区総合体育館剣道場での開催でしたが、かなり混雑した状況で賑わいを見せておりました。それでも体調不良で体験参加希望の二名の方がお休みになられておりましたので、逆に助かったといえるほどの盛況振りでした。

 殺陣クラスのお申し込みが多いのですが、剣術や杖術で身につけた身体を自在に操る稽古が殺陣に活かされるものでありますので、体験参加を希望されている方で、殺陣クラスが定員になっていても、土曜日などの剣術クラス、杖術クラスへの参加をお勧めいたしますし、役に立つことであると断言できます。

 舞台や映画で殺陣に興味を持たれたという方も少なくありません。映画や舞台でおこなっているものを殺陣といいますが、そうしたことから、多くの方が知りうる剣との入り口は「殺陣」という言葉がキーワードになります。

 私がなぜ殺陣クラスをおこなっているのかというのは、そうした剣術など武術の世界に触れるキッカケとして、殺陣は剣術や武術とのご縁を繋げるものとして大きな役割があるからです。

 生きて行く上で、学び無しには苦しむものです。

 お金のために学ぶのは就職するまでです。就職したのち何を学ぶのか、生きていくことを学ばなければなりません。

 その生きていくことを学ぶのは、自らの体と向き合うことが第一条件です。

 なぜなら、身体と心は繋がっているからです。

 身体と向き合うには、武術を通じて感覚に目を向けることが学びの教材として具体的な問題を与えてくれるものです。

 そうした、感覚が求められる技というお題に対していかに応えていくかが、武術を通じての学びとなります。感覚には心の条件が重なり、そうしたことから自分自身という人間の中を知ることが求められます。中を変えなければ感覚は手に入らず、そのことすら気が付けないままです。

 社会に出て苦しむのは、生きるための学びを忘れ、自分がどうであるのかを考えずに他人を責めてしまう傾向が強いからではないでしょうか。自己を見つめ、感覚を通じ心を養い、いつしか変わることができ、社会での立ち振る舞いや自分の居場所が学びから新たに得られるのだと私は思います。人は居心地の良い人を求めます。では、居心地の良さとはどういう事なのか、言葉や態度、能力だけに特化しないお金のためだけに学んだ犠牲を、これからの学びで変えて行かなければならないでしょう。

 現代における武術稽古の意義は、そうした社会での生き延び方に即していなければなりません。殺陣を知り、武術に触れ、生き方を考え学ぶ。そうした時代においての役割がそれぞれにあるように思いますので、これからも学び続けて行かなければならないと思っております。

 
 今週の土曜日は『剣術 特別講習会』です。今回は小太刀もおこないます。まだまだお申し込みは受け付けておりますので、ご連絡お待ちしております。


2019年5月20日発売 DVD 【古武術は速い】~“型の手続き"を追求した剣・杖の実践的な体使い~(ご予約受付中)

2019年5月25日(土) 「剣術 特別講習会」のお知らせ(お申し込み受付中)

2019年6月15日(土)「杖術 特別講習会」のお知らせ(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会ホームページ

2019年5月 武術稽古日程

2019年6月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-05-20(Mon)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


1975年生まれ
福岡県北九州市出身
東京都世田谷区在住

松聲館技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより映画に出演。そのほかマンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などをおこなう

2006年
小林照子先生とのご縁から
「からだ化粧」のモデルを務める

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し「抜刀術」「剣術」「杖術」「体術」などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく「Gold Castle 殺陣&剣術スクール」を発足

2014年
甲野善紀先生より
「松聲館技法研究員」を拝命
自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている
 
シニア住宅にて
「高齢者のための剣術教室」をおこなっている

日信工業株式会社の製品
「SAMURAI BRAKE」のプロモーション活動に携わる

2015年
「金山剣術稽古会」を発足
現代における武術稽古の必要性を身体と心で学べる場として活動している

2018年
「関西特別講習会」として定期的に関西地域での講習会を開催

2019年
BABジャパンよりDVD『古武術は速い』刊行

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