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身体感から感じる学び

 今年に入って加湿空気清浄機を部屋に置いているが、おかげで朝起きて喉の調子が悪くなっていない。空気が乾燥し窓を閉め切って寝るこの時期には無くてはならないものとなっている。今年に入って風邪らしい症状はほとんど無い。しかし、七月末から八月中旬まで喘息のように咳が止まらないことがあった。昨年の九月に痛めた右肘は一年で完治した。杖整体操の持ち上げは必ず二名でおこなう事。私も六月からずっと試してきたが、一人で持ち上げる操作は腰に負担が掛かるため、その場合は「寝返し」のように横に転がせる操作が良い。十分に心地良さを得られる。


 昨夜は、五ヶ月ぶりに甲野善紀先生と稽古させていただきました。私自身忙しくなってきたこともあり中々先生の所へ行けなくなっておりましたが、昨夜は逆にそうした期間が技などの理解を深めることに繋がったのではないかと感じました。稽古をするということは、その期間の出来事をいろいろな視点から味わうことになります。そうしたことに感動と喜びがあり、明日なる人生へと繋がっていくものです。

 「一人稽古は一人に非ず」 これは、私自身の経験を言葉にしたものですが、自己と向き合う稽古法が一人稽古と言えますので、自身の身体、それに繋がる心、それを身体に教えて貰いながら観る目を養うのだと思います。その自己を観る目は相手を観る目となり、さらには周囲を観る目、そこから自己に気が付く目が養われるのだと思います。ですので、その全ての広がりの核となる一人稽古を欠かすことは出来ませんし、なにより重要なものです。

 私自身甲野先生から多くの事を学ばせて頂いております。しかし、それは具体的な言葉や教えではなく、先生の身体感からどのように感じるかということなのだと思うのです。そうした身体感から学ぶものは逆に言葉に置き換えられたものよりも具体的ですし説得力のあるものです。それは先生の生き方そのものでありますし、教えとしてそれがもっとも端的で無駄の無いものだと思います。

 身体感に順ずるというのは、御縁を常に磨き上げているようなそのような気がしてなりません。ですから、お会いすることや言葉を交わすこと以上に、どのような身体感に育ったかが、何物にも代え難いコミュニケーションであると思うのです。存在そのものが学びとなる、そうした先生にこの世でお会いできましたことは人生これで十分と言っても過言では無いほどです。

 先生から沢山の棒手裏剣を見せていただき、お話も伺うことができました。そして最後のほうで杖整体操も受けてくださり、あらためてご評価をいただきました。帰りは終電まで22分ほどでしたのでいつものように稽古着のまま走って駅まで向かい、終電一本前の電車に間に合い余韻の濃いままに帰宅いたしました。古希まで二ヶ月となられた先生ですが、そのようなことは信じられませんので、これからも驚く技を拝見し、その身体感からまだまだ多くの事を学ばせていただきたいと思います。お忙しい中夜遅くまでありがとうございました。


2018-12-06(Thu)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


1975年生まれ
福岡県北九州市出身
東京都世田谷区在住

松聲館技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師

現代武術教室講師


1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより映画に出演。そのほかマンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などをおこなう

2006年
小林照子先生とのご縁から
「からだ化粧」のモデルを務める

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し「抜刀術」「剣術」「杖術」「体術」などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく「Gold Castle 殺陣&剣術スクール」を発足

2014年
甲野善紀先生より
「松聲館技法研究員」を拝命
自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている
 
シニア住宅にて
「高齢者のための剣術教室」をおこなっている

日信工業株式会社の製品
「SAMURAI BRAKE」のプロモーション活動に携わる

2015年
「金山剣術稽古会」を発足
現代における武術稽古の必要性を身体と心で学べる場として活動している

2018年
「関西特別講習会」として定期的に関西地域での講習会を開催

2019年
神田すずらん館にて「現代武術教室」講師を務める

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