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救いになるかということ

 昨日は、イラストレーター山本祥子さんの個展を観に谷中にある『HOW HOUSE』というお店に行ってきました。千代田線千駄木から行き、山本さんにお会いししばらくお話したのち、帰りは山手線日暮里駅から電車に乗りました。谷中商店街を歩こうと思っていたのですが、道を外れてしまいそのまま駅へ。

 こうしてご縁が無ければ、谷中に足を運ぶことは無かったかもしれないし、個展を観に行くということも無かったかもしれません。人の出会いは、これまで知らなかったことや初めての経験につながりますから良いものですね。


 さて、本日のGold Castle 殺陣&剣術スクールは、深川スポーツセンターで夕方から剣術クラスの講習をおこないました。土曜日の深川での講習は、50分ほど自主稽古時間を設けておりますので、早めに会場に行ってそれぞれの課題や気になっている部分を稽古出来るように開放してあります。今日から土曜日の深川開催では、会場準備を整えるのは私ではなくWさんにお願いしていますので、私がいないことで逆に一人稽古に没頭しやすいように、気兼ねなく純粋な気持ちで稽古出来ると思われます。

 そうして時間を遅らせて会場に向かっておりましたが、意外に時間に余裕が無くなり早足で向かうことに。月初めはいろいろと対応がありますので、バタバタしてしまいましたが、先に到着され稽古していた方はそれなりに身体も温まり、動きの確認や課題について向き合ったものと思われます。

 講習では、二之太刀からの納刀を幾つかおこないました。剣を一振り振り下ろすだけでも身体各部分への手順がありますので、それを分かりやすく一番から三番に分けて説明したのち繋げて全体でおこないました。

 とくに座りでの納刀法は、足腰、中心軸など、鍛練の要素も兼ねておりますので、姿勢の悪い方や腰下の働きを強くしたい方、そういった方にとっては短い時間でも効果的な稽古法の一つでもあります。

 最後は、居合刀の方は、左右からの袈裟斬りと正面斬り、右から左への胴斬りなどを刃筋を確認する稽古をおこないました。それぞれに、肩などの詰まり無く刃音を鳴らして小さく強く振ることが出来るか。それには構えそのものが大事になりますし、小さくおこないながら強く振るには手の内と身体のエネルギーを通して行く手順が求められます。

 木刀の方は、互いに向かい合って時折おこなっている「鹿威し」(ししおどし)をおこないました。差し出した相手の木刀に当てることだけを目的としてしまってはいけませんので、それに誘われずに自分の剣の操作に目を向け続けることです。我を忘れてしまうことなく、たかだか木刀を差し出されただけで操作が狂わされること無く、いつものように精確に乱れることなく振り下ろす事がこの稽古を本来の目的でもあります。


 明日は、同じく深川スポーツセンター剣道場にて殺陣クラスと剣術クラスの講習をおこないます。12月に入り、いろいろと忙しい方は忙しくなってくると思われますが、来年に向けて心機一転計画をされている方もいるでしょう。私自身も来年はいろいろと動きそうですが、身体感的内在心理が今の私の活動を審査してくれているところがあり、私が私で無くなることの無い審査が常に厳しい監視の目で内側から観られておりますので、それこそが今の私の核に繋がっておりますし、これまで歩んで来た譲れないものとして今の生き方を選んだものです。時代の流れ流行、そうしたものの動きを感じておりますが、そこに惑わされず、嘘をつかなくても、人に合わせなくても生きて行ける今の人生をこれからも続けて行きたいと思います。私が武術に捧げた意味にはそこが関係しておりますので、これまでやってきた色々な仕事などと同じような、人間関係であったり、出世のための媚であったり、有名になった人と距離を近づけるなどといったことには、もううんざりしております。
 
 ですから、そういった事とのかかわりの無いSNSとの距離感が、私を私らしく、私を信じついて来てくださる方々をガッカリさせないためにも、私は私の身体感的内在心理により、情報に惑わされず遮断し守り抜くものが、私の場を維持していくのではないかと思うのです。トップの意思と、その他大勢の意思は同じではないはずです。なぜ違うのか?それには色々な思惑が絡んでいるからだと推察出来ますが、武術稽古が私の選択を示してくれる要因の一つにあることは間違いありません。

 己の欲よりも、人が慕って来るに相応しい人間であるかを常に問い、そこと向き合って行くという事が、私が誤った判断をしないためにも肝に銘じておかなければなりません。自分に合った水の中で突き進んでいくことが、世界が広がることだとフト感じたことでもあります。それは体の使い方における術理と同じようなものです。あれもこれもという術理の邪魔をするような身体の使い方をやっていれば、一見いろいろやっているようで広がっていると思われますが、感覚的にも術理の進展にも「その先」に向かうべくための大きな足枷になっていしまいます。

 そういうものは、頭で考える以前にもう身体が「おかしいよ!」と訴えてきているはずなので、言葉で納得してもらうものでもありませんが、私の生き方についても同様に、自分の世界感という例えて言うなら術理のようなもので、感じ発し行動しようと決めております。あれもこれも、あの人もこの人も、となると「その先」に向かうための足枷となり、世界が小さいまま、その先に到達されている方と会えていても会えない状態になるでしょう。身体感的内在心理は、生き方に大きく作用しているように感じます。ですので、来年以降も私は私のまま、「その先」に向かうための見極めを持って信頼出来る人と通じて行こうと考えております。


2018年12月15日(土)「抜刀術 特別講習会」(お申し込み受付中)

2018年12月23日(日)「杖整体操」の開催(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会HP

2018年12月 稽古日程

2019年1月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2018-12-01(Sat)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


松聲館 剣術技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


――――――――――――――

1975年生まれ
福岡県 北九州市出身
東京都 世田谷区在住

1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより俳優デビュー。他分野では、マンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などの活動をおこなってきた。

2006年
小林照子先生とのご縁から  『 からだ化粧 』のモデルを務める。

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む。

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し身体の使い方を研究しながら、『 抜刀術 』『 剣術 』『 杖術 』『 体術 』などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている。

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく
『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』を立ち上げる。

2014年
甲野善紀先生より
『 松聲館 剣術技法研究員 』という名称を頂き、自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている。
 
高齢者向け住宅にて
『 高齢者のための剣術教室 』をおこなっている。

日信工業株式会社の製品『 SAMURAI BRAKE 』のプロモーション活動をおこなう。

2015年
『 金山剣術稽古会 』を立ち上げ、現代における武術稽古の必要性を、身体と心で学べる場として活動している。

2018年
『 関西特別講習会 』として人との繋がりを大事に遠方での講習会もおこなっている。

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