FC2ブログ

稽古から生まれるもの

 昨日の個人稽古を終えて、本日その加藤氏より私には過分な御言葉を頂いた。誠に心に染み入る内容であったため、加藤氏への承諾を得てここに掲載したい。加藤氏同様に、武術稽古などについて何か探している方へのキッカケとなれば幸いである。現代のインターネットを通じたコミュニケーションはこれからも益々発展していくだろう。その恩恵は私も受けているが、武術という精神の健全な状況から生み出される技という感覚を求めて、対峙し接触する情報量は、人間の持っている機能を最大限引き出しているのではないかと思える。そういった状況下でのコミュニケーションは、(コミュニケーションという言葉が当てはまるかどうか分からないが)全く質の違うものであり、手軽で便利なコミュニケーションツールが発達していく現代社会において、何処かで人間の身体が失われつつある実感を求めているものではないかと私個人として感じている。その実感とは人によってさまざまであると思うが、先にも述べた武術稽古という状況下から感じる実感が、繊細であり内面に届くものであるように思う。



(以下、加藤氏から頂いたメールを掲載させて頂きます)



金山先生、

昨日の稽古ありがとうございました。
3時間以上だったとは思えないほどあっという間でした。
あまりの情報量の多さに脳の方が体より疲労した感じになり昨夜は睡眠というより気絶ぎみに寝ましたが、
先生が教えてくださった沢山の技やまたその課題のおかげで向こうでの稽古が楽しみです。

「こんな事まで教えてもらっていいのですか」っというものから、
「こんなに沢山の事を一瞬で一斉にやっているのか」というものや、
「感覚」という言葉では表すのが難しいことを分かりやすい言葉を使っての的確な助言、
実演と検証などを駆使した教えかたは分かりやすく驚きの連続でした。

私の様な者では上手く言えませんが金山先生には大変感謝しております。
「いくら忙しくなっても今日の様な時間は大切にして行きたい」と別れ際におっしゃっておられましたね。
武術への情熱と追求心や周りの人との接し方など、
私にとって先生みたいな方に出会えた事が大変幸運に思えます。
米国のような所に長く住んでいると昔の自分はどうだったかっというのを忘れがちになってしまいます。
先生の心の持ち様や人への接し方など、まず人として大変大事なことを再確認させて頂きました。
心からお礼を申し上げます。

加藤○○(失礼ながらブログでは苗字だけの掲載とさせて頂きます)

お言葉に甘えて質問等が出た際はまたメールをさせていただきます。
また次回の帰国の際にはぜひ稽古をお願いします。

(掲載終わり)




 私にとって大変励みとなるメールである。二日間で七時間の稽古であったが、加藤氏が感じていたように私自身も、何年か前から稽古をおこなっていたような感じがしていた。縁といえばあっけないが、こういった不思議な出会いがあるから人生は前に進めるのかもしれない。あらためて加藤氏にはお礼を申し上げたい。


2013-12-08(Sun)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


1975年生まれ
福岡県北九州市出身
東京都世田谷区在住

松聲館技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより映画に出演。そのほかマンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などをおこなう

2006年
小林照子先生とのご縁から
「からだ化粧」のモデルを務める

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し「抜刀術」「剣術」「杖術」「体術」などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく「Gold Castle 殺陣&剣術スクール」を発足

2014年
甲野善紀先生より
「松聲館技法研究員」を拝命
自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている
 
シニア住宅にて
「高齢者のための剣術教室」をおこなっている

日信工業株式会社の製品
「SAMURAI BRAKE」のプロモーション活動に携わる

2015年
「金山剣術稽古会」を発足
現代における武術稽古の必要性を身体と心で学べる場として活動している

2018年
「関西特別講習会」として定期的に関西地域での講習会を開催

2019年
BABジャパンDVD
『古武術は速い』指導・監修

2020年
BABジャパンDVD
『古武術は美しい』指導・監修

お問い合わせ

名前:
メール:
件名:
本文:

管理画面
月別アーカイブ