FC2ブログ

生徒の成長を垣間見る

 本日は品川区総合体育館剣道場にてGold Castle 殺陣&剣術スクールの講習をおこないました。今日の剣術クラスでは、「払いからの斬割り」「柄奪り反し斬り」「掴まれての対応」をそれぞれ時間を掛けておこないました。

 「払いからの斬割り」では、互いに正中線を乱さずおこなうことが、間合いの把握であったり正確な操作につながってきます。崩れやすい条件で崩れないことが、稽古においては進展への手掛かりを得られやすいものです。打太刀にしても真っ直ぐに剣を正中線上を下ろすのですが、相手に誘われて斜めに下ろしてしまいます。分っていてもついそうなってしまう場合には、他人事に済まさず自己と向き合うことが大切です。「どうしてそうなるのか?」「どうすればそうならないように出来るか?」それらは、斜めに振ってしまう以外にも、上体が前のめりになってしまう場合や、間合いが詰まってしまう場合、手首を使ってしまう場合等々、まずは自分の「ついそうなってしまう癖」に目を向けて、稽古にあたっていくと宜しいかと思われます。

 次に「柄奪り反し斬り」を久しぶりにおこないました。これは綺麗に動きを作りすぎている部分があり、体捌きの稽古に近いものです。ですから、今日の講習中により実戦的な動きが湧き起こり何人かの方を相手に検証することが出来ました。一足で間合いを詰め相手の前足指を踏みつけるという意外に精確に出来るものでしたので興味が湧き、奪った直後に突きに入るという速さからも、この「柄奪り押さえ突き」は来週10/13(土)におこなう「剣術特別講習会」でおこないます。その前におこなう小太刀に関しては、足運びを重要とした体捌き、中心感覚を掴む稽古、瞬間的に間を詰める脚足の使い方などをおこなう予定です。時間を掛けておこなうことが出来ますので、参加いただいた方は脚部の使い方、同時に別々に動かせる操縦技術の習得、体捌きにおける一致感覚、そうしたものが僅か二時間のあいだで大きく変わるものと思われます。

 今日の講習に戻って、柄を片手或いは両手で押さえられた場合の対応をおこないました。手首の操作と腕の操作が別々に動くことで相手は止めにくくなる。女性のWさんの受けの強さに男性のHさんが驚いておりましたが、筋力も付いたとは思いますが、それだけでは身体が整っているHさんを止められませんので、身体の使い方を自ら研究して講習で検証されております。こういうふうに、自ら考えたことに結果が伴ってくると人間の身体の面白さ不思議さに目が開かれ益々稽古に身が入ります。Wさんは、これまでに武道経験は全く無く、ふつうの女性ですが杖術、剣術、抜刀術、体術なども稽古されておりますので、このところ男性陣に驚かれるまでになりました。私も指導する立場として、信頼して付いて来てくださる方が驚かれるまでになるのは嬉しいものです。

 今日はどちらかというと、木刀を使った体術稽古のような感じでしたが、こうした稽古は自らの身体心理面を観る稽古とも言えます。先にも述べましたが「分っていてもついそうなってしまう。」という状態から抜け出ていくためには、体術稽古のような、相手を通じて自らを観る(知る)ことが今後の成長に大きく関わっていきます。

 観なければならないところは意外にその手前にあるものですので、これは私自身も気をつけているところですが、実は目に見えやすい先の目標より、目に見えにくい身近な目標のほうが先に行くためには欠かせないピースでもあるのです。意外なところに進展の鍵は隠れているものです。

 来週は、「剣術特別講習会」を開催いたします。二部制ですので、第一部小太刀、第二部大刀剣術となります。お申し込みがまだほとんど入っていない状況ですのでお待ちしております。


2018年10月7日(日) 「杖整体操」のお知らせ(お申し込み受付中)

2018年10月13日(土) 「剣術 特別講習会」(お申し込み受付中)

2018年11月22日(木)23日(金) 「関西特別講習会」(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会HP

2018年10月 稽古日程

2018年11月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2018-10-07(Sun)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


松聲館 剣術技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


――――――――――――――

1975年生まれ
福岡県 北九州市出身
東京都 世田谷区在住

1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより俳優デビュー。他分野では、マンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などの活動をおこなってきた。

2006年
小林照子先生とのご縁から  『 からだ化粧 』のモデルを務める。

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む。

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し身体の使い方を研究しながら、『 抜刀術 』『 剣術 』『 杖術 』『 体術 』などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている。

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく
『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』を立ち上げる。

2014年
甲野善紀先生より
『 松聲館 剣術技法研究員 』という名称を頂き、自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている。
 
高齢者向け住宅にて
『 高齢者のための剣術教室 』をおこなっている。

日信工業株式会社の製品『 SAMURAI BRAKE 』のプロモーション活動をおこなう。

2015年
『 金山剣術稽古会 』を立ち上げ、現代における武術稽古の必要性を、身体と心で学べる場として活動している。

2018年
『 関西特別講習会 』として人との繋がりを大事に遠方での講習会もおこなっている。

――――――――――――――
    
ご質問や、稽古希望の方はこちらの【 お問い合わせ 】よりご連絡下さい。

その他ジャンルを問わずお仕事のご依頼や『 剣技指導 』などのご依頼も受付けておりますのでこちらの【 お問い合わせ 】よりご連絡下さい。

お問い合わせ

名前:
メール:
件名:
本文:

管理画面
金山孝之のブログQRコード
QR