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つながりの確証

 今日木曜日は、めずらしく稽古が休みとなったため出掛けの用事や自宅パソコン前での連絡&作業の確認などがこれまでに無く多い一日であった。

まずは、昨日の水曜日の稽古から。

 戸越体育館で渡部氏と稽古。この日はGold Castle 殺陣&剣術スクールでおこなう立廻りタイプⅠ、タイプⅡ、新しいMタイプ(みんながおこなえるタイプの略)を全て確認。考えて見ればこの場で生み出されたものはとても重要なものとなっている。もちろん、この場だけで生み出したのではなく、初めの頃は布団の中でも思い出しては電気を点けてメモを取り、また消しては点けての繰り返しだった夜もあった。電車の移動中でも頭によぎればメモを取り、そうした頭の中のイメージをこの戸越体育館の柔道場で試しては悩み、ビデオに撮影しては検討することが、武術稽古を主とする私の中でも集中して憑かれたように取り組むことが出来ている。それは、武術の道を選ぶ以前に私自身役者の道を歩んでいたことも大きく関係している。そして驚くことに、以前よりも演技というものが身体的にも感覚的にも身に入っているように感じるのである。講師として、生徒達の目を身体に浴びながら表現していくことは、視野を育て、説得力を持つものを伝えられることに心血を注ぎ、コミュニケーションの出入りを自然におこなえるように場に溶け込むことが、役者として必要なものと通じているからなのかもしれない。

 立廻りの確認後は、剣術、体術の稽古に入る。剣術では「峰返し潰し」をおこなう。私もこのところ峰返し潰しに再びこだわっているが、昨日の稽古で大事なことを得たのは、木刀の角度が無意識の内に動いてしまっていたということ。これを改めたところ、渡部氏の崩れ方がカクンと両手が一気に畳を付くような崩れ方となった。僅かでも通りが悪いときは渡部氏は崩れない。私に遠慮なくどう違うのかを伝えて下さるので本当にありがたい稽古となっている。渡部氏には申し訳なかったが、25分間、五十回位はおこなっただろう。これが、足に通らず首への圧で崩すとなると一回でも頚椎が心配で嫌になってしまうが、上手く通ると逆に気持ちが良いくらいなので、何度も受けていただけた。この崩し方の原理が体術にも有効に働くようになればと思うが、まだまだこのように、接触部に圧を感じず心地良く足元から崩れていく崩し方は難しい。だから、私の場合杖や木刀でこの技にこだわり、いずれ何らかの働きの原理を得て体術へ応用したいと考えている。

 次に刀の柄を片手或いは両手で掴まれた際の対応を研究。これは、綺麗に投げ飛ばすまでの動きは得られなかったが、相手を傷つけずに外すことは出来る。次回の講習会でおこなう予定。

 最後は「杖整体操」をおこなった。この日は「腰を揺らがせる」操法を発見!これは一人で腰を楽に揺らがせることが出来てなんとも気持ちが良いのである。袴や帯を締めていると床や畳に横になると痛いため、杖整体操では袴を履かずに、帯を締めずにおこなったほうがいい。稽古の後おこなう場合は致し方ない場合もあるが、今度の7日日曜日に講習会としておこなう杖整体操では、裸足で、ゆったりした運動着で参加されることをおすすめいたします。次回は開脚はおこなわない予定です。二人一組での持ち上げも、三人一組でおこなう予定です。

 まだお申し込みを受け付けておりますので、老若男女身体の硬い人問わずおすすめいたします。次回は二回目ということで、場の空間的にもかなり集中的に出来ますし、集中的におこなえる分遊び心も取り入れることができます。

 
 先日NHKのEテレで放送された「先人たちの底力 知恵泉」という番組の、ドラマパートにSさんが出演されていたのを観ました。殆どSさんのお芝居がメインでした。見逃された方は再放送の予定が10月9日(火)午後12時00分~12時45分に放送されますので、Sさんをご存知の方は録画されることをお勧めいたします。

 そして本日は、稽古がお休みになったことで色々な事が前に前進いたしました。まずは、私の身体の調子が軽くなったこと。深川スポーツセンターに行かなければならない用事を早急に済ませることが出来たこと。早朝に出版社の方に構成表のデータを送ることが出来たこと。生徒との連絡。Yさんに作っていただいた名刺が届いたこと。電車内で山本周五郎の小説を読んで涙がこぼれそうになったこと。動画配信「かざあな。杖術編」のMA作業が完了したこと。併せて新たに予告編制作についての連絡を執り行えたこと。出版社のYさんからもご連絡をいただき、皆、いい流れで繋がっていることを実感。稽古がなくとも、こうした色々な方とのつながりを感じながら、それぞれの今と僕自身の今をこれからの今のために心が通じ合うことにありがたさと感謝の気持ちをいただく。

 こうした一日は、大事な一日である。どんな過ごし方をしても、いい人たちと繋がっていけることは幸せなことである。だから、そういう生き方を選んだのであるし、時間が過去の判断を証明し、時の流れが味方となり強くしてくれる。その先に確証がないからこそ、身体を通じて確証にちかいものを感じられる身体感が養われる必要がある。そうすれば、悪い人に騙されず(騙されたフリをして)心を潰されずに、確証にちかいものが見えている人とともに、この時代を生き抜いていける。

 だから人生はまだまだ面白いのだろう。


2018年10月7日(日) 「杖整体操」のお知らせ(お申し込み受付中)

2018年10月13日(土) 「剣術 特別講習会」(お申し込み受付中)

2018年11月22日(木)23日(金) 「関西特別講習会」(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会HP

2018年10月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2018-10-05(Fri)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


松聲館 剣術技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


――――――――――――――

1975年生まれ
福岡県 北九州市出身
東京都 世田谷区在住

1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより俳優デビュー。他分野では、マンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などの活動をおこなってきた。

2006年
小林照子先生とのご縁から  『 からだ化粧 』のモデルを務める。

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む。

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し身体の使い方を研究しながら、『 抜刀術 』『 剣術 』『 杖術 』『 体術 』などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている。

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく
『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』を立ち上げる。

2014年
甲野善紀先生より
『 松聲館 剣術技法研究員 』という名称を頂き、自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている。
 
高齢者向け住宅にて
『 高齢者のための剣術教室 』をおこなっている。

日信工業株式会社の製品『 SAMURAI BRAKE 』のプロモーション活動をおこなう。

2015年
『 金山剣術稽古会 』を立ち上げ、現代における武術稽古の必要性を、身体と心で学べる場として活動している。

2018年
『 関西特別講習会 』として人との繋がりを大事に遠方での講習会もおこなっている。

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