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歳の重ね方を考える

 二週続けての三連休。気候的にも過ごしやすくなったので旅行にいったりイベントに参加したり、リフレッシュと同時に考え事などの余裕も生まれやすいのではないだろうか。私自身休みの過ごし方を振り返れば、何もやりたいことが見つからずただ何かを求め彷徨うようにエネルギーを使っていた時代もあった。二十代前半の頃は、いろいろな可能性が日々の不安も感じずに無駄に時間を過ごしていたような気もする。やがて三十代になると、当然可能性は狭まり具体的にやらなければならないことに真剣にアプローチするが、なかなか思うようにはいかない。四十代になり、これまでの無駄に思えていた時間の使い方が何処かで身になっていることに気が付く。しかし、それとは違った時間の使い方を取り戻すべく今は学ぶこと、生きること、出会うこと、繋ぐこと、そうしたものに自然とエネルギーが向かうようになった。四十代になった途端に不思議と世間との関わりが変わってきたように感じる。苦しかったものが突然楽になったというか、会話が出来る人が増えたというか、それはおそらく私の中で何かが変わっていったからだと思うのであるが、三十代は歳を重ねる怖さを感じていたが、四十代になってからは歳を重ねることに再び喜べるようになった。それは本当に武術と出会ったからだと思うし、甲野善紀先生という歳を重ねるごとに進化されている人を目の当りに見て、歳を重ねる怖さから興味と楽しみへと変わることが出来た。

 昨日はテレビで樹木希林さんの追悼番組が放映されていたが、お亡くなりになる三ヶ月ぐらい前の収録だったと思うが、こういう歳の重ね方でありたいと思える希望を持てる全うのされかただと感じた。世の中には有名人でなくともすばらしい歳の重ね方をされている方は沢山いると思われるが、おそらく自身の生き方に納得されているからではないかと思うのである。明日23日の23時から放映される情熱大陸という番組に先月日本中で話題になったボランティアの尾畠春夫さんが出演されるそうなので、生き方を考えさせられるその生き様を拝見したい。

 
 さて、本日の講習は深川スポーツセンターで殺陣クラスと剣術クラスの講習をおこないました。

 まず殺陣クラスでは、ゆっくりと斬られる直前の受け方を稽古し、タイミングの作り方や残心などをおこない最後は血振りからの納刀を幾つかのパターンでおこないました。

 続く剣術クラスでは、居合刀を使っての正面斬り、袈裟斬り、胴斬り、などをおこない刃筋を刃音で確認しながら手の内の感覚を養う稽古をおこないました。これまで木刀で馴染んだ動きでも居合刀でおこなうと別物に感じます。当然、形状も材質も重量もバランスも異なるわけですから感覚は別物です。ですが大事な稽古の一つですので、精確に刀を操作する力の最適な加減がこうした稽古ではより求められます。

 後半は抜刀術「隼抜き」からの「逆手廻し納刀」と「隅返し」をおこないました。私自身抜刀術に関しましては身体の抜けと言いますかこれまで身体のアソビを無くすつもりが詰まりになっていたことに気が付き、フワリとした感覚がこれまで以上の精度と速さに繋がったように感じております。もちろんまだまだ未熟な上での速さですが、身体の計算に身を委ねることが出来るようになったのも大きな要因の一つです。

 稽古は停滞することなく、大なり小なり前に進んでいくことに心からそうした働きがあるものの存在へ感謝しております。身体と心と思考はそれぞれ別物だと思いますので、そうした自分であり他人のような感覚と、そこに突然降ってくるものへの礼を忘れずに稽古をおこなえるということは幸せなことであると思います。だからこそ、そうした恩恵を還元して行くことは自然なことなのだと思います。

 明日は、品川区総合体育館にて18時00分~20時00分の時間帯に講習をおこないます。復帰された方も何人かいらっしゃいますが、今年の酷暑で足が遠のいてしまわれた方の復帰も心待ちにしております。生きている中での時間の使い方をそれぞれに、瞬間でも共有できることは互いの人生の接点でもありますので大事に過ごしたいと思います。


2018年10月7日(日) 「杖整体操」のお知らせ(お申し込み受付中)

2018年10月13日(土) 「剣術 特別講習会」(お申し込み受付中)

2018年11月22日(木)23日(金) 「関西特別講習会」(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会HP

2018年9月 稽古日程 加筆修正いたしました

2018年10月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2018-09-23(Sun)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


1975年生まれ
福岡県北九州市出身
東京都世田谷区在住

松聲館技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師

現代武術教室講師


1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより映画に出演。そのほかマンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などをおこなう

2006年
小林照子先生とのご縁から
「からだ化粧」のモデルを務める

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し「抜刀術」「剣術」「杖術」「体術」などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく「Gold Castle 殺陣&剣術スクール」を発足

2014年
甲野善紀先生より
「松聲館技法研究員」を拝命
自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている
 
シニア住宅にて
「高齢者のための剣術教室」をおこなっている

日信工業株式会社の製品
「SAMURAI BRAKE」のプロモーション活動に携わる

2015年
「金山剣術稽古会」を発足
現代における武術稽古の必要性を身体と心で学べる場として活動している

2018年
「関西特別講習会」として定期的に関西地域での講習会を開催

2019年
神田すずらん館にて「現代武術教室」講師を務める

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