FC2ブログ

その人にとっての場が見つけられる人生を

 秋霖止まず肌寒さに何処かしら懐かしさを覚える。季節毎の合図には昔を振り返させる働きもある。そうした訪れを感じる瞬間はどこか切なく何年経っても変わらない。この身が感じた記憶はこれからの人生も自然の合図と共に切なさと希望を全身で浴びるようにして今を明日を生きていく。そうした瞬間は嫌いでは無い。


 本日は新宿スポーツセンターで渡部氏と稽古をおこなった。

 杖術、剣術、抜刀術、杖整体操と濃密な稽古は毎度の事であるが、毎回稽古ではその瞬間に何が発見出来るか想像がつかない。しかしながら必ず何かしらの出来事が発見出来るので稽古というのは発見の場とも言える。このブログ記事に関しても同様で、何を書くかはその瞬間に頭に浮んだ事を書き連ねているだけなので、一行下の文がどうなっていくのかは全く予測が出来ていない。だから、話が飛んでしまったり、起承転結も無く書き疲れて終わる。誤字脱字や句読点の乱用、同じ言い回しの連続などは、アップした後に訂正しているが、敢えて訂正しない場合もブログだし許してもらおうと思ったり、深夜に書きっぱなしで書き上げたそんな雑な文面を掲載するのはリスクがあるが、私としては履歴書の更新だとも思っているので、何をおこないどういうふうに感じ、どういう人間であるのかを拙い文章で書いている。

 ブログで収入を得ているわけでも無いし、広告は一切掲載したくない。純粋にその日の思いを書いて自らの頭を整理することで、文から言葉に変換出来るようにしていることも指導者として必要だと思っている。昔と比べて今は、どういう人間であるのかが分かりやすい時代である。だからこそ、履歴書の一般公開とも言える記事の掲載は仕事に繋がることもある。

 私にとって目先の仕事は自分の生き方考え方にフィットしないものが多く、本音の部分で考えれば「流行っているから」「儲かりそうだから」という誰もが同じ事を考えそうなことに利用されることが分かるのである。だが、儲かることが悪いことではなく、筋が通っているのかどうかの話である。筋が通り結果として利益が出ることは、誰にとっても次に繋がる生き方として求めたいところである。しかしながら、やっていることがあやふやでその先の思いも目先の利益のための口実としか思えないような仕事は、私がこれまでもこれからも捧げていく武術稽古を利用して先生や慕って下さる方々を裏切ることになるので、そのことは今後起こり得る仕事の在り方として肝に銘じておかなくてはならない。

 そういう意味では、時代小説で現在重版され勢いのある「おいらん若君 徳川竜之進」シリーズは、御縁が生まれた偶然さと不思議さの中から私なりに出来ることをさせていただきましたが、先に述べた部分とは全く異なる出会いの中で花魁の剣術という鳴神響一先生の世界観や山本祥子さんの絵がこの作品にこれまでにないものを生み出されていくことに、微力ながら関わらせて頂けることはとても光栄なことです。

 実際の剣の持ち方使い方それにともなう身のこなし方など、私が学び稽古している全てに実用のための意味があります。そうした細かな実用性をともなった動きや形が、歴史の教科書でもあり娯楽作品でもある剣戟作品に僅かでも貢献できるなら、大いに意義のあることだと感じます。編集者のYさんも人間的に素晴らしい方で、こういう方と仕事が出来たら色々と引き出され総合的に向上していくものと思います。向上していくことは、結果として世の中に貢献することだと思いますので、想いをもってお仕事をされている方々との御縁というのは本当に感動的でもあります。

 
 日々一日と出来事は思いを巡らせるので少なからず前に進んでいると思う。その原点であり源泉の場と言える本日の稽古では、抜刀術のある技に若干の変更を加えたが、動きを見たくて渡部氏に撮影して頂いたところ、変化の際に刀身がかなりうねってしまうため、刀が金属疲労で折れてしまわないためにもう一度動き方を見直す必要がある。身体もそうであるが、刀に対してももう少し優しく出来る動きを得ていきたいものである。

 剣術ではひさしぶりに「峰返し潰し」をおこなう。これはやはり不思議な崩れ方をしてしまう。どうしてなのか未だにハッキリしないが、接触部が触れるか触れないかぐらいで技を掛けると、スコンと崩されてしまう。これは潰される側も技の通りが良いと気持ち良ささえ感じられるから不思議である。とにかくこの接触部が触れるか触れないかの感じがこの技におけるもっとも肝要な部分と言える。

 最後は杖整体操をおこなった。今日は全体的に腰下が疲れていたので腰を揺らがせる操作をお願いした。これは井上欣也さんからアドバイスをいただいた操作であるが、腰回りが張っているときは気持ちが良い。その気持ちよさは仰向けになって両腕を持ち上げられてゆっくり下ろされた時のあの感じと同様である。それが状態の悪いときには腰下でも感じられることが分かった。身体の悪いところが無いほうが良いのであるが、杖整体操発案者としては、身体に疲労や詰まりがあった方が、まるで温泉に浸かってジッと留まっていたくなるような思わず声が漏れてしまうあの心地良さを感じたくて気持ちよくなるとつい嬉しくなってしまう。身体のコリや引っ掛かりや詰まりなどが解消されるとあの独特の心地良さが薄れてしまうことも分かってきた。どちらにせよ、杖整体操はやったほうが良いというこれまでの結果なので、今後も身体のバランスを整えるための、故障しないための状態回復法として稽古後の最後に必要と感じたときはおこないたい。稽古前にやってしまうと、身体的にも心理的にも穏やかにトロンと解れもう動く気が無くなってしまうので最後におこなった方が稽古としては無駄が無い。

 おっと、今夜も朝が近づく時間となってしまった。春から比べると髪がずいぶん長くなった。毎月切りに行くのが面倒だからと伸ばし出したが、これはこれで面倒だ。だが、この六年間短髪だった私が伸ばし始めたのには何らかの理由があると思うので、今はそれに従いかつてのような長さに近づいている。まあこれから気温も下がるし意外に髪の毛は暖かいのでこの不快感に慣れていきたいと思う。


2018年10月7日(日) 「杖整体操」のお知らせ(お申し込み受付中)

2018年10月13日(土) 「剣術 特別講習会」(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会HP

2018年9月 稽古日程 加筆修正いたしました

2018年10月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2018-09-21(Fri)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


松聲館 剣術技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


――――――――――――――

1975年生まれ
福岡県 北九州市出身
東京都 世田谷区在住

1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより俳優デビュー。他分野では、マンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などの活動をおこなってきた。

2006年
小林照子先生とのご縁から  『 からだ化粧 』のモデルを務める。

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む。

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し身体の使い方を研究しながら、『 抜刀術 』『 剣術 』『 杖術 』『 体術 』などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている。

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく
『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』を立ち上げる。

2014年
甲野善紀先生より
『 松聲館 剣術技法研究員 』という名称を頂き、自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている。
 
高齢者向け住宅にて
『 高齢者のための剣術教室 』をおこなっている。

日信工業株式会社の製品『 SAMURAI BRAKE 』のプロモーション活動をおこなう。

2015年
『 金山剣術稽古会 』を立ち上げ、現代における武術稽古の必要性を、身体と心で学べる場として活動している。

2018年
『 関西特別講習会 』として人との繋がりを大事に遠方での講習会もおこなっている。

――――――――――――――
    
ご質問や、稽古希望の方はこちらの【 お問い合わせ 】よりご連絡下さい。

その他ジャンルを問わずお仕事のご依頼や『 剣技指導 』などのご依頼も受付けておりますのでこちらの【 お問い合わせ 】よりご連絡下さい。

お問い合わせ

名前:
メール:
件名:
本文:

管理画面
金山孝之のブログQRコード
QR