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どういう時間を生きていくかで人生は大きく変わる

 本日のGold Castle 殺陣&剣術スクールは品川区総合体育館剣道場でおこないました。

 品川区総合体育館は地下二階にあるため、少し空気の流れが滞った息苦しさを感じておりました。そのため、通常手の届かない高所にある大きな窓を壁によじ登って全て空けた所、息苦しさが無くなり空調の効きもほとんど変わらず気持ち良く講習をおこなえるようになりました。なんと言いますか、場の空気が滞っていると心の状態にも影響してくると思いますので、締め切っていない風が入り込むようなそうした空間が私は好ましく思えます。

 主催しておりますと、場の空間というのはとても大事であると感じます。もちろん稽古のためでもありますが、人と人が集う場でもありますので、良い場であれば人の出会いも良い出会いになります。ですから、正直に申し上げますと、管理委託運営している会社によって会場の受付け対応や清掃、空調管理、諸々の対応は明らかに異なります。常識的な判断からすれば大きな差は出にくい筈ですが、直接利用者との収益に関わっていない委託運営となれば、お役所的な対応になりもっとも大事にしなければならないことは、決まりを守り逸脱しないということです。ということは、その決まりを決める人、そして現場のトップがどういう人であるかによりその会場施設のあり方が決まります。誰しも、やってもやらなくても評価や収益が変わらないものは、やらない方がいいだろう。となるでしょう。同じ仕事をおこなうにしても、なるべくなら楽に余計な問題に関わらないようにしたいと思うでしょう。大きな組織運営であれば、統一した決め事を守るという事が、色々なタイプの人々を相手にした仕事では問題を未然に防ぐためには大事であることも分かります。

 大なる故の弱点はそこにあります。皆一律同様に発展よりもリスクを回避する安定感。これは仕組みがそのように成らざるを得ないのでしょう。小が大に対抗出来るのは、現場の判断とトップの考えが密に柔軟に対応できること。そして決め事に曖昧さを持たせ、その曖昧さの中でセンスに任せた対応法。少数精鋭であるなら、何が一番大事かを目先でなく保身でなくトップの考えと共通した価値観の中で成果を挙げられること。

 今年はさまざまに災害が発生しておりますが、多くのボランティアの方々が活躍されていると思われます。有名な方も無名な方も、困っている人の為に時間とお金を犠牲にして助けようと行動に移せる方は素晴らしいです。人生どのような事に時間を使って生きていくかで、人の価値観や心のあり方などその姿雰囲気全てに反映されるものです。同じ仕事であっても、どういった精神で仕事を行うかによって場の雰囲気は変わりますし、働いている方自身の表情を見れば一目瞭然です。何のために働いているのか、何のためにその場所があるのか、そうした根本を考えますと、今おこなっているやり方がそれに沿っているものなのか改めて考える必要がある環境もあるかと思います。人々が活き活きと元気に健康に暮らしていけるための場を提供しているならば、そうなるための働き方ではなくてはなりません。

 余談が過ぎましたが、本日の講習では、半年振りに俳優のYさんが復帰されました。あまり運動をされていなかったそうですが、殺陣の稽古ではお休みされていたのを感じさせないほど、活き活きと気持ちよく汗びっしょりに動かれていました。今日は絡みが斬られる寸前の受け方を大事にするようにお伝えいたしましたが、次回もそうしたさまざまな動きの中で斬られる直前の受け方を大事にお伝えしていこうと思います。

 小太刀の稽古では、中心を取り続ける稽古、袈裟を左右に受け止める稽古、正面斬りを入り身に入り中心圧を抜いて技とする稽古などをおこないました。見ていてハッと感じましたのは、中心を取り続ける稽古での互いのブレの無さでした。通常の足運びの稽古よりも遥かにブレの無い体の運用法が出来ておりました。この稽古は、中心を取り続けるための身体全体の感覚とその姿勢、そしてブレないための足運びが同時に養われますので、一つの重ねた剣の中心からズレないという集中事が、結果として全体の感覚を向上させる稽古となっております。

 今日はホームページに久しぶりにSさんからの「生徒さんの声」を掲載いたしました。私自身皆さんがどのような思いで取り組んでいらっしゃるのかが分かるため毎度非常にありがたく感じております。こうした声を受け止め、良い場を提供できるようにこれからも驕り無く活動して行きたいと思います。

 最後に7月の末にミュージシャンのWさんの知人でニューヨーク州ブルックッリン市にて現役警察官のCさんが体験参加に来られたときの写真をご許可を頂いておりましたので掲載させていただきます。

2018年7月22 日Gold Castle①

2018年7月22日 Gold Castle②
Cさんから頂いた大変ご丁寧なメールでのお礼に感謝しております。こうした人と人との繋がりが良縁の輪となり和となっていくことを願って止みません。ご縁をいただいたWさんにあらためてお礼申し上げます。


金山剣術稽古会 「土曜日稽古会」(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会  

2018年9月 稽古日程 加筆修正いたしました

2018年10月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2018-09-10(Mon)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


松聲館 剣術技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


――――――――――――――

1975年生まれ
福岡県 北九州市出身
東京都 世田谷区在住

1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより俳優デビュー。他分野では、マンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などの活動をおこなってきた。

2006年
小林照子先生とのご縁から  『 からだ化粧 』のモデルを務める。

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む。

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し身体の使い方を研究しながら、『 抜刀術 』『 剣術 』『 杖術 』『 体術 』などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている。

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく
『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』を立ち上げる。

2014年
甲野善紀先生より
『 松聲館 剣術技法研究員 』という名称を頂き、自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている。
 
高齢者向け住宅にて
『 高齢者のための剣術教室 』をおこなっている。

日信工業株式会社の製品『 SAMURAI BRAKE 』のプロモーション活動をおこなう。

2015年
『 金山剣術稽古会 』を立ち上げ、現代における武術稽古の必要性を、身体と心で学べる場として活動している。

2018年
『 関西特別講習会 』として人との繋がりを大事に遠方での講習会もおこなっている。

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