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ジュニアもシニアもみな優秀です!

 昨夜の雷と雨には驚いたが、数秒ごとに空が光っているのは随分経験していない。子供の頃、生まれ育った福岡では台風や雷が多かったように思う。台風に関しては東京に比べて勢力が強く雨戸を閉めて通り過ぎるのを待った事は何度もあった。裏山の竹薮が風に煽られる音が凄まじく、そっと窓を開けて見た所ところ竹が真横にしなっているのを見た時は怖かった。

 雷も多かった記憶がある。家族で集まって電気を真っ暗にして雷が過ぎるのを待っていた想い出ももある。勝手に稲光と雷鳴の時間差でどこら辺りに落ちたかをそれぞれ口走っていたのも懐かしい。親戚の家のテレビが壊れた事もあった。

 そういえば1988年にギネスブックの本を買って読んでいた中に「雷に愛された男、人間避雷針の異名を持つロイ・サリヴァン」という人が生涯で七回雷に打たれたらしい。その確率とは、1/2187000000000000000000000 つまり21870垓(がい)というが、なにか特別な身体だったのかもしれない。きっと雷の怖さは人の何倍もあっただろう。

 
 さて、本日の「クラーチ剣術教室」では、いつものように男性浴場でお風呂上りのTさんといろいろおしゃべりをし、着替えたのち会場へ移動。今日は87歳のKさんがお休みとなり、社長出勤のIさんが今日は珍しく早めに来られていたので、「社長から係長だわね。」とみんなで笑いながら、Hさんなんかハイタッチして迎えているものだからそれが可笑しくて笑ってしまいました。Iさんはご病気を抱えておりますが、そんな様子を微塵も見せることなくマイペースで楽しんで参加されております。Iさんも80代ですから昨年は肺炎になったり食欲が落ちて体力が無くなり講習中に転倒したりして心配しましたが、今では元気にそんな事があったのが信じられないようなご様子です。

 先週熱中症気味でしばらく座って見学されていた「ひまわりさん」ことSさんも今日は元気に保冷材を首に巻いてお越しになりました。「ちょっと、恥ずかしいんだけど…昨日カーテン開けたら、雷さんと目が合っちゃったのよぉ。それで、目が乾いてしばらくおかしくなっちゃった。」と笑いながら仰るものですから私がつい、「それじゃあ、ひまわりが雷に打たれたんですね!」と周りにいたみんなで大笑いしてしまいました。

 そんな感じでいつも皆さんとお話しながら時間になったら講習に移っております。

 講習では久しぶりに「三進五退」をおこない、手足の手順と歩幅を大きく取ることを目的におこないました。間合いを広げて三歩で杖を回転させながら打ち込むというのは普通の運動に比べて夢中になる要素が強く、目的が歩幅を大きく取ることよりもこの距離から三歩で打ち込むという事の方へ意識が高まりますから、気がついたら結構な運動をしていたという事になります。ですから運動をして呼吸が増えても苦しい表情になっている人はこれまでの講習中で一人も居ません。苦しくなく運動を集中して続けられることが継続する結果に繋がっているのだと思います。その方法は、私がこの教室の為に考えたのではなく、私自身の稽古法としておこなっているものをそのまま皆さんの状態で出来ることとして置き換えているだけです。

 もう一つ久しぶりに「旋打」もおこないました。これはテンポの良い稽古法ですので頭を使いながら身体に覚えさせていかなければなりません。覚えるコツは、「飛び越えて、弾くのを含め同一方向で三回打ち、三回目は合わせて止める。」これの繰り返しです。

 次に身体の姿勢についての頑丈さの違いをそれぞれに実験になっていただき、私が検証するためにお呼びした全員が実感していただけたものと思われます。次に、いなし方をお伝えし、スマホを見ながら歩いてきた人をどう捌くかという動きをお伝えいたしました。抵抗しようと固めると足元がグラつきますので、刀を抜く時の肩の動きを参考に相手の力を貰っていなすというようなことを、意外にも皆さん興味を持っていただき楽しくおこなうことができました。

 最後は左の鞘の操作と肩の動きを意識した抜刀を私が合図を出して全員が七、八本抜くのですが、九名全員が一度も引っかからずに何度も抜けたのには私も驚きました。係長のIさんも良く出来ました!

 締めにおこなったのは、このところ継続しておこなっている左右からの袈裟斬りを相手が斜めに差し出し受けている木刀へギリギリのところまで寸止めで強く振り、摺り足と手の指を全部順番に使って木刀と全身がピタリと止まる内容を稽古しました。これの目的は、身体の芯を整えることにあります。切っ先もブレずに、背中もブレずにピタリと寸止めに止める事は難しいものですが、目的が目に見えてハッキリしているものですから、出来た時の気持ちよさは納得出来るものがありますし、ピタリと止める働きというのはあまり考えなくても身体が考えて調整してくれているところもありますので、そうしたピタリと止まって次に向かうということが身体を整えていくにはとても大事なものであると私は考えております。

 帰宅後は、新たなシステム作りのためパソコンと睨めっこ。熟考していたものでも動き出すとあとは早い。そのGOサインが慎重でなければならないのであるが、今回は慎重に検討しこれまでの展開がそのようになっていたかのように、仕組みをそこに重ねていこうと思う。

 体調はイマイチであるが、こればっかりは急げない。今出来ることに時間を使ってあとで諸々取り戻そうと思う。まだまだ自分には負けません!


2018年9月08日(土) 「抜刀術 特別講習会」(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会  

2018年8月 稽古日程

2018年9月 稽古日程 加筆修正いたしました

甲野善紀先生からの紹介文


2018-08-28(Tue)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


松聲館 剣術技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


――――――――――――――

1975年生まれ
福岡県 北九州市出身
東京都 世田谷区在住

1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより俳優デビュー。他分野では、マンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などの活動をおこなってきた。

2006年
小林照子先生とのご縁から  『 からだ化粧 』のモデルを務める。

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む。

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し身体の使い方を研究しながら、『 抜刀術 』『 剣術 』『 杖術 』『 体術 』などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている。

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく
『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』を立ち上げる。

2014年
甲野善紀先生より
『 松聲館 剣術技法研究員 』という名称を頂き、自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている。
 
高齢者向け住宅にて
『 高齢者のための剣術教室 』をおこなっている。

日信工業株式会社の製品『 SAMURAI BRAKE 』のプロモーション活動をおこなう。

2015年
『 金山剣術稽古会 』を立ち上げ、現代における武術稽古の必要性を、身体と心で学べる場として活動している。

2018年
『 関西特別講習会 』として人との繋がりを大事に遠方での講習会もおこなっている。

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