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合気道家とのご縁

 まず始めに、武術稽古や指導という日々の活動が結果として仕事となり、そうした日常が普通の生活として実感できていることに感謝したい。 おそらくなかなか簡単ではない事だと思われるが、そうした生き方へ完全にシフトするとこれまでとは出会う人も変わり、また出会った人も変わってきた。

 私に比べて遥かに優秀な方との出会いが増え、そうした方と語り合える時間も増え、そうした方々はこれからの生き方を自分自身だけでなく真剣に世の中のことを考えながら実践活動へ歩を踏み出している。

 昨日の記事でも書いた、自らの身体を観る稽古で、相手や周囲を観る眼を養い、新たな視点での自分が観えてくる。そうした自らの身体に対するお題から何を学び、どういった問題解決法へ導いていけるのかを日々訓練していることは、まさに生き方そのものの訓練と言えるのだ。

 だから自然と、生き方を考え、問題解決に向けた取り組みを真剣に考えている人との出会いが訪れることは自然の成り行きと言える。

 そういう人たちとどうして私が関わることが出来るのか不思議であるが、今の世の中を見たときに、失われつつある人間のこころについて、これから向かうべく一体感と言える実践者の想いが大きなうねりとなって影響を与えていく時代になって欲しいものであり、私だけの周囲でもそうした考えの人がいるということは、現在のニュースなどで流れている情けないばかりの事件はこれまで、そして現在の社会の常識と言われているものの結果、非常識が露になったという心を疎かにした仕組みの結果ではないだろうか。そろそろ過渡期なのではないだろうかと感じるところもあり、時代の移り変わりと共に「結局は他人や組織にに任せられないよ生き方は。」ということが誰もがこれからの常識として感じているところでもあるんじゃないだろうか。

 だから、生き方の新しい常識が求められそれを実践していく人が増え始めるのだろう。

 それは、他人任せ、組織任せ、社会任せ、でなく、自ら実践することが新しい場を生み出し育て発展していくのではないだろうか、任せないということは、責任がとれるということ、責任がとれるということは心と向き合い続けなくてはならない。現代における武術、武道の意義とは、そうした時代を生き抜くための、他人任せにしない生き方を実践出来る心を自得するための場といえるだろう。そして私が今年に入って感じた、試合の無い合気道には心を育み、練磨し、それが社会の中で循環していける考えが稽古の中で大事にされていることである。武道武術にはそうした礼儀や人としての教えのようなものはあるが、試合に勝つという勲章が掛かれば本音と建前になりがちなものである。勝てば、その人はその後しばらくは良いかも知れないが、負けた相手はどうなのか、また試合結果以外でのその人の学んだものがどう生かされるのか、そこには社会のなかで循環していける教えの何が含まれているのか、別格の人格者になるのは本当に一部だろうし、これからの時代はそうした見えなかった、見えないようにしていた価値観を世間の多くの人が感じられるような、そんな流れが生まれれば閉塞した現代の中でなにかが一気に流れていきそうな気もしている。いつの時代も驚かされる出来事はある日突然にやって来る。


 稽古記事に入る。

 今日は新宿スポーツセンターで、I君、後藤健太氏、遠方からお越しのTさんの三人と稽古。

 Tさんを皆さんに紹介し、それぞれに別々の内容をおこなった。I君と久しぶりにお会いした後藤氏が彼の身長に驚いていたが、先週会ったばかりの私も、あらためて大きさに驚いた。それは身長だけでなく風貌も逞しくなったし、これまでに学んだ動きが身体の成長と共に自然と進化してきていることもある。 小学校五年生から毎週マンツーマンでおこなってきたことは彼にとって確実に重要なものが身に宿っている筈である。もちろんこれからも定期的に集中しておこなうことが出来れば、驚くべき姿を目にすることが出来るかもしれない。それはさておき、後藤氏もI君との稽古を楽しみにされており、今日の帰りでもI君との会話のやりとりをお話され微笑ましく思ったものである。I君も今日の稽古で私と後藤氏がおこなった「裏お辞儀潰し」を受けた際の印象の違いを彼なりの表現で説明されていた。半年前までは、一緒になぞなぞをやっていた少年が逞しくなったものである。

 私の稽古会は、証明書も無ければ段位も無い。しかし、無いからこそ記憶を記録に残し、今の今を大事にする生き方と言える稽古を続けていられるのだろう。

 合気道の方とのご縁は2018年に入ってから急速に繋がってきた。関西では川原田喬生氏が世話人を務めてくださり、冬と春に二回訪れ三回講習会をおこなわせていただいた。六月には品川で無限塾東京のクリス・クランプトン先生が今年新設された道場で私を講師として講習会を開催して下さいました。合気会、養神館、それぞれ異なりますが思いやる心といいますか、そうした合気道に共通する場の空間は、単なる武器術を伝えるということだけでなく、私といたしましても共有する想いのようなものを感じながら取り組ませてもらってます。先日、出版社の方ともお話しさせて頂きましたが、そうしたご縁はなにかしら必然性があると思っておりますので、これからも実践出来る生き方とは何か、現代における武道武術の稽古はどう活かされるべきか、そうしたものを出会っている方々、そしてこれから出会う方々とともに、「対応力の集合体」を目指し、一般的なコミュニティとは違った、日々の恩恵をお返ししていける生きた繋がりのある世界を実感しながら武道武術、アーティスト、職人、医療関係者、個人事業主、などなどさまざまな職種の方と共有して生きられる価値観を日々の実践意識がこれからの、いや今からの時代にはシフトしていく必要があるでしょう。


2018年9月08日(土) 「抜刀術 特別講習会」
(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会  

2018年8月 稽古日程

2018年9月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2018-08-14(Tue)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


1975年生まれ
福岡県北九州市出身
東京都世田谷区在住

松聲館技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師

現代武術教室講師


1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより映画に出演。そのほかマンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などをおこなう

2006年
小林照子先生とのご縁から
「からだ化粧」のモデルを務める

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し「抜刀術」「剣術」「杖術」「体術」などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく「Gold Castle 殺陣&剣術スクール」を発足

2014年
甲野善紀先生より
「松聲館技法研究員」を拝命
自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている
 
シニア住宅にて
「高齢者のための剣術教室」をおこなっている

日信工業株式会社の製品
「SAMURAI BRAKE」のプロモーション活動に携わる

2015年
「金山剣術稽古会」を発足
現代における武術稽古の必要性を身体と心で学べる場として活動している

2018年
「関西特別講習会」として定期的に関西地域での講習会を開催

2019年
神田すずらん館にて「現代武術教室」講師を務める

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