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講習続きの三連休

 今日から世間では三連休となるが、生憎の猛暑に見舞われこれだけ暑い日が続くのはいったい何年振りだろうか…今年の夏は覚悟しておきたい。そういえば一昨日の木曜日には高田馬場での稽古中に外から蝉の鳴き声が聞こえてきた。これを聞くと夏の到来を実感してしまう。関東では梅雨明けが平年より22日も早かっただけに、雨が続いた昨年とは対照的に長い夏となりそうだ。


 連休初日は戸越体育館でGold Castle 殺陣&剣術スクールの講習をおこないました。今日は国立劇場で生徒のMariさんが舞台に立たれるとのことで私も観に行きたかったのですが生徒で観に行かれた方がいらっしゃいました。当スクールには役者さんも多く、他にも日本舞踊を学んでいる方も何人か知っておりますので、そうした方々にはご連絡させていただきました。

 そうした影響もあってか今日の殺陣クラスの講習は少ない人数の中で出来ることをおこないました。とくに「万乃型」には時間を掛けて一人ひとり形をチェックして直しながら良くなっていきました。生徒で受講八回目のHさんは、一人でコツコツおこなうのが好きなタイプで、何度も何度も繰り返し取り組んでいる姿が印象に残りました。講習後も三十分以上鏡を一切使わずに自分と向き合って取り組む姿は今後の上達が楽しみになってきます。

 私は元が役者だったこともあり、やはり動きの中にお芝居の間というのを作ってしまうのですが、ここがなかなか難しいところで、殺陣はお芝居なのですが、お芝居と剣による動きというのがあって成り立つものですので、お芝居を抜きに殺陣をおこなうとなりますと、ひたすら素振りや足運び、機械的な払いや斬り付けというふうになってしまい殺陣にはなりません。最低限の雰囲気は必要になってきます。ですが、お芝居の苦手な方も多いと思いますので、セリフは一切付けておりません。キッカケや気合いの声はリズムや構成の面で必要ですので入れておりますが、プレッシャーになってしまっては楽しめませんので、苦手な方はそれでも付いていけるように私も指導して行かなければと思います。

 今月はミュージシャンでアメリカ人のWさんがほぼ毎週参加され、今日はWさんに「酔っ払いの演技をして絡むように刀の柄に手を掛けて下さい。」とお願いしたところ、「OK!朝まで飲んでたからバッチリです。」と笑顔でジョークを。なかなか見られない良い演技でしたのでもっと人数がいれば楽しめた内容だったのかなとも思っておりますが、この「柄押さえ手刀打ち」は役者さん向けの内容だったかなとも感じました。今日はそれを少し押し進めたところもありましたので、他の生徒には難しかったというか、動きのポイントが掴みづらかったのいではないかと後から気がつきました。

 続く剣術クラスでは、74歳のOさんが高温注意報による熱中症予防として今日明日お休みされ月曜日の特別講習会に参加されるご連絡をいただきました。このような暑さは無理をする必要がありませんので、そうした危険度に対する対応は大事なことだと思います。杖整体操でOさんなりの快さが実感出来るようになれば、同じような身体の方にとって私も勧め易くなりますので、無理なく気持ちいいかどうかを判定にこの休みの間、Oさんにとっての形というのを一つでも見つけて頂ければと思います。

 講習では久しぶりに体術をおこない、今日は正座でおこなう力の伝達手順や、中心のつかみ方、腿の付け根の意識などをいろいろな方法でおこないました。この感覚は剣を振った際に感じるエネルギーの余韻の受け取り方と同様にあります。速すぎても遅過ぎても合わず、そのタイミングの瞬間というのはいろいろありますが、どのように身体を考えるかによって意識しない部分での仕組みが切り替わっていっているのではないかと思うのです。無意識の計算力といいますか、そこに意識が余計な情報を介入させてしまうとせっかくの優秀な計算が台無しになり働きが悪くなってしまうと思っております。そうしたことを体術稽古の中で発見出来るかが重要になってきます。

 最後は抜刀術をおこないました。今年の2月26日に神社とスタジオで撮影した演武動画の配信に向けて現在編集をお願いしておりますが、やはり、一番難しいのはワンカットで全ての技をおこなうということ。2017年1月17日に撮影した動画がありますが、もう一年半近く前のものですので、そのなかで変わったものや、間であったり細かな動きであったり修正箇所は多々あります。編集の出来ないワンカットでの全ての抜刀納刀というのは、今後も自らの課題として取り組んで行きたいと考えております。

 昨夜は杖整体操の整理などに頭を使い、その後全く寝付けずに朝六時頃にようやく意識が落ち八時三十分に起床。二時間半の睡眠時間でしたが、思いのほか無事でした。

 明日も暑い一日となりそうですが、品川区総合体育館剣道場でお待ちしております。

 今夜はねるぞ!


2018年7月16日(月/海の日) 「剣術 特別講習会」
(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会  

2018年7月 稽古日程

2018年8月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2018-07-15(Sun)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


松聲館 剣術技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


――――――――――――――

1975年生まれ
福岡県 北九州市出身
東京都 世田谷区在住

1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより俳優デビュー。他分野では、マンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などの活動をおこなってきた。

2006年
小林照子先生とのご縁から  『 からだ化粧 』のモデルを務める。

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む。

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し身体の使い方を研究しながら、『 抜刀術 』『 剣術 』『 杖術 』『 体術 』などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている。

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく
『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』を立ち上げる。

2014年
甲野善紀先生より
『 松聲館 剣術技法研究員 』という名称を頂き、自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている。
 
高齢者向け住宅にて
『 高齢者のための剣術教室 』をおこなっている。

日信工業株式会社の製品『 SAMURAI BRAKE 』のプロモーション活動をおこなう。

2015年
『 金山剣術稽古会 』を立ち上げ、現代における武術稽古の必要性を、身体と心で学べる場として活動している。

2018年
『 関西特別講習会 』として人との繋がりを大事に遠方での講習会もおこなっている。

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