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まみれた時代

 今朝は一瞬であったが凄まじい豪雨に見舞われ、これが暫く続くと怖いなと思える音であった。今までにない豪雨ということは、今までに無い轟音ともいえる。そうした時間が数日間も続くとなると本当に恐怖であろうし、家も橋も流されてしまうほどの脅威が我が身にも降りかかることを覚悟しておかなければならない。地震も然り、そうした国土に住んでいる定めでもある。

 先日、7/6(金)に私の実家がある北九州の門司でも土砂崩れがあった。そのため実家に住む両親は車が使えず、徒歩で山を降り姉の手配した旅館に一泊した。おそらく姉弟が言わなければそのまま家に残っていただろう。雨が落ち着き一泊で帰れたのは幸いであったが、実は親を避難させた7/6(金)の夜には岡山に住んでいる姉もその日の夜には避難所へ泊まったのであった。幸いにして一泊で帰れるほどの状態であったが、私が六年住んでいた広島県福山市でも被害が出ており、あらためて今回の西日本での豪雨災害は身近に感じる怖さがあった。暑さも厳しくなり足りないものも多いなか本当に大変な状況であるが、何とか前に進めるように願うしかない。

 
 稽古記事に入る。

 昨日と今日は渡部氏と稽古をおこなった。昨日は先日の日曜日に得た「余韻の体捌き」を確認し、今後の立廻りを考える際の構成にも関わってくる見せ方の一つと言える。取って付けた派手な動きはシラケてしまうが、この体捌きは武術からの運用なので説得力を兼ね備えたところも採用に至る理由である。

 剣術では新たに「抜き奪り反し斬り」という技が突如として生まれた。こうした技の不思議なところは、何度も練習して身に付けたものではなく、偶然出来てから技となるものであり、名前に関しても不思議と悩まずに直ぐに嵌った感じがある。動きが面白いので他に同じような技があるのか分からないが、今度の7/16(月/海の日)におこなう「剣術 特別講習会」で初披露したい。もっとも、私もまだ数回しかこの技をおこなっていないが、渡部氏にも技を掛けてもらった際に有効であったことから、この技は私自身剣術として初めての部類の技のためお伝えするのも色々な人相手におこなうのも非常に楽しみである。

 さらに昨日の稽古では戸越体育館柔道場はいつも貸切で利用させて頂いているので、最後の一時間三十分は「杖整体操」の講習会を想定し、これまで纏めた運動内容と呼吸と集中を高める内容を併せて時間を見ながらおこなった。

 実際におこなってみて、最初の呼吸と意識の集中だけでもかなり心が沈静化し自分の言葉に肚が座っているかのような落ち着きがあり、そうした状況から杖を使っての体操に入ると一体どうなるのであろうかと想像も付かなかったが、そうした体操の中でさらに取捨選択して行くことに思考が回り、未知なる実感を得るには至らなかったがそれでも身体は気持ちい。順番の組み換えと、今日さらに考案した内容のものが加わり、かなり纏まってきたかと思う。

 そして本日は杖による打ち込みをかなり細かく身体の手順を考えながらおこなった。こうした受けをつけての地味な打ち込み稽古を最近は時間を掛けておこなっていなかったが、身体の手順に新たな発見があれば身に宿すための稽古は必然となる。

 次に小太刀を稽古。これも7/16(月/海の日)におこなう「剣術 特別講習会」のなかに含まれているが、二時間小太刀に時間を使えるので、私なりに工夫した持ち方や圧の抜き方、その際の体捌きなど一連の動きの中でしか解らない部分があるので、そうした連動性を稽古するには小太刀は持ち手の切り替えが求められるのでその瞬間による「冴え」が技の判定結果ともいえる。中心を取る身体の使い方で感覚を練りながら特別講習会ならではの時間を割ける伝え方で得られるものもあるかと思う。

 今月の特別講習会は祝日の月曜日ということもあり、三連休の方が多いためお申し込みも少ない状況です。少人数でしたらかなり濃密な時間となるでしょうし、その場合予定以外の事も出来る時間もあるかもしれません。私の都合で開催日を決めておりますが、そうした予定に合わせてお越しいただいた方には絶対に後悔の無い時間にしなければならないという思いでこれまで続けてきております。一人で全てを考え実践して行くことは、応えて下さる方一人ひとりから直結した想いが響きます。だからこそ続けて行けるのであり、そのために日々を考えながら生きて行けることが出来ます。

 時が経てば今生きている日々の時間というのはどう感じられるであろうか、それは一日一日更新しているものなので中々思い返すことは難しいのかもしれないが、良い意味で利用しているつもりが悪い意味で利用されていることの無いように、そうした自分というものがどんな時間の中で生きているのかということを点検してみることも大事。人はまみれ時代は変わり天災も起こる。そことどう向き合って生きていくか…人生は本当にわからない。


2018年7月16日(月/海の日) 「剣術 特別講習会」
(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会  

2018年7月 稽古日程

2018年8月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2018-07-13(Fri)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


松聲館 剣術技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


――――――――――――――

1975年生まれ
福岡県 北九州市出身
東京都 世田谷区在住

1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより俳優デビュー。他分野では、マンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などの活動をおこなってきた。

2006年
小林照子先生とのご縁から  『 からだ化粧 』のモデルを務める。

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む。

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し身体の使い方を研究しながら、『 抜刀術 』『 剣術 』『 杖術 』『 体術 』などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている。

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく
『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』を立ち上げる。

2014年
甲野善紀先生より
『 松聲館 剣術技法研究員 』という名称を頂き、自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている。
 
高齢者向け住宅にて
『 高齢者のための剣術教室 』をおこなっている。

日信工業株式会社の製品『 SAMURAI BRAKE 』のプロモーション活動をおこなう。

2015年
『 金山剣術稽古会 』を立ち上げ、現代における武術稽古の必要性を、身体と心で学べる場として活動している。

2018年
『 関西特別講習会 』として人との繋がりを大事に遠方での講習会もおこなっている。

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