Golden Week の Gold Castle

 今日からゴールデンウィークに入りますが、毎年この時期都内は人が少なくなると言いますが、今年はどうでしょうか…。年々外国人観光客の増加で都内は混んでいるのを痛感しております。

 さて日差しの心地良い本日は深川スポーツセンターでGold Castle 殺陣&剣術スクールの講習をおこないました。殺陣クラスは大型連休の影響かかなり人数が少なかったですが、その分一人当たりに時間を掛けて見る事ができますので、生徒にとっては良い状況かもしれません。今日は初めての方が三名いらっしゃいました。そのお三方とも殺陣クラス杖術クラスともにダブル受講され、見学のつもりで参加されたHさんには、せっかっくなので私の杖を掴んでもらい、それを外す内容をおこなったところ、最後の最後に思わぬ抵抗に遭い、その粘りに会場が盛り上がり、良い雰囲気の中終わることが出来ました。Hさんもそのつもりではいませんでしたでしょうから、驚きとともに楽しまれていた表情が印象に残りました。

 シニア男性のお二人も、丁度同じ位の方同士ですので話が通じるところもあるかと思います。体験初参加のUさんは上京して大学に通われているとの事ですが、郷里が私と近く、なんと驚いたことに私の実家から数百メートル離れた高校に通われていたそうで、おそらく今は校舎が移って場所が変わっていますので何らかの利用で旧校舎に通われていたのかもしれませんが、それでも部活動で自宅の目の前の山道を走っていたと伺い、この驚きは言葉にならないほどで、いや、言葉になったものですから、講習中にも関わらず鏡の前で剣を持って構えるUさんの指導を中断して話し込んでしまいました。私の実家はグーグルマップの航空写真で上空から見ると、画面一杯緑色の中に一本道が一つ曲がりくねっているというような有様で、そりゃあ、猿も狸も猪もでるやろー。というような土地なので、そんな場所を部活とはいえ走るのは気持ちの悪いものでは無いかと思います。なんせ、周りに人がいないし、交番も遠いし、道を上りきって下って行く場所は「地獄谷」といわれる場所なので。なんでそんな名前なのか今にしてみると不思議ですが、あの土地の人だけの呼び名だったのかもしれません。切り出した岩が見える離合(りごう)箇所の少ない薄暗いあの道は子供の頃は一人で行こうとは絶対に思わなかったなぁ。そう、離合(りごう)というのは、九州の方言であるとタモリさんが番組で仰っていたことで、私も初めて知りました。田舎の山道で道幅が狭いと、毎回カーブの先に車が来ないかドキドキしていたのを懐かしく思います。そんな田舎を出て、都心での生活が15年となりました。振り返ればいろいろやってきましたが、今は振り返るより次のほうが楽しみなので、今を大事に、今が続いて行っております。

 生徒で、ドラマの主役が決まった人もいらしゃいます。教室にはいろいろな方が集まり、同じ時間を共有して何かを得てそれぞれの時間へ戻って行きます。私としましては、技や講習内容というのは手段であり、大事なことはそれらを通じて自身と向き合い、相手を尊重し、空間全体をより良くしていく意識の集合体でありたいと考えています。難しいことではなく、自分を観ることで周囲への対応が見えてきます。私が昔から教室の空間と言ってきましたのは、空間が出来て初めて物事に取り掛かれると思っておりますので、本当にそのことを実践するためには、準備というのは整っておかなければなりません。それは他の仕事においても言えることだと思いますが、この教室にとっての準備というのは、嫌な事を考える思考を排除することにあります。ですのでそうした要素を髪の毛一本でも持ち込まないように私が私自身の手綱を締めておかなければなりません。自らの甘えが、人を不快にし、大きな犠牲の連鎖を生み出すことにもなりかねません。この教室にさまざまな方が生徒となって下さっていますが、おそらくはそうした部分においての学びも同時に強く意識を持って取り組まれている方もいらっしゃると思われます。厳しさにも質があると思いますので、楽しめるための厳しさというのをそれぞれが自らに問いかけながら、今まで気がつかなかった部分について、稽古に参加し身体と心に向き合う中で得ていっていただきたいものと思います。

 明日は、今月最後の講習となります。殺陣クラスでは月末恒例立廻り講習となりますが、三月の撮影が終わって燃え尽きた感になってはいないでしょうか。私の頭の中ではまだまだやってみたい(やれそうな)アイデアは幾つかありますので、今はそれを順番におこなっている段階です。そのためには、それぞれのレベルを上げていきながら、その段階でやれそうな事がありますので、今は、今の段階でやれることをおこなっていきます。殺陣もそうですが、私がおこなっているものですから、考え方としましては武術と同じです。すなわち自分の事だけでなく、相手を尊重し、全体を良くしていける視野を持つことです。つまり人も同時に育っていかなければなりません。特に厳しい世界で生き残っていかれる方には、こうした部分は見る人によっては一瞬で看破されるものでもありますので、付け焼刃でなく、今の内から身に備え心に宿しておくことが大事です。明日の講習では、ゴールデンウィークのためそれほど参加人数は多くならないかもしれません。立廻りの最後まで到達した方は最初から通しておこなっていただきます。次のタイプⅡに進んだ方は、新しいところからおこない、最後に最初から通して途中までをおこないます。それ以外の方は、序盤の動き、そこからの展開など、それぞれに合わせておこないます。立廻りの撮影はおこないませんが、最後に万乃型を全体で撮影いたします。

 5月に繋がる講習となりますように、明日もみなさま深川スポーツセンターでお待ちしております!


2018年4月30日(月)&5月1日(火) 「関西特別講習会」
(お申し込み受付中)

2018年5月12日(土)「杖術 特別講習会」

金山剣術稽古会  

2018年4月 稽古日程

2018年5月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2018-04-29(Sun)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


松聲館 剣術技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


――――――――――――――

1975年生まれ
福岡県 北九州市出身
東京都 世田谷区在住

1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより俳優デビュー。他分野では、マンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などの活動をおこなってきた。

2006年
小林照子先生とのご縁から  『 からだ化粧 』のモデルを務める。

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む。

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し身体の使い方を研究しながら、『 抜刀術 』『 剣術 』『 杖術 』『 体術 』などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている。

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく
『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』を立ち上げる。

2014年
甲野善紀先生より
『 松聲館 剣術技法研究員 』という名称を頂き、自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている。
 
高齢者向け住宅にて
『 高齢者のための剣術教室 』をおこなっている。

日信工業株式会社の製品『 SAMURAI BRAKE 』のプロモーション活動をおこなう。

2015年
『 金山剣術稽古会 』を立ち上げ、現代における武術稽古の必要性を、身体と心で学べる場として活動している。

2018年
『 関西特別講習会 』として人との繋がりを大事に遠方での講習会もおこなっている。

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