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賑やかが心地良い住吉での稽古

 寒の戻りで寒くなった火曜日は、いつものように「高齢者のための剣術教室」と夜からは住吉での稽古というダブルヘッダーの一日です。

 まずは午前のクラーチ剣術教室から。

 このところはSさんの意欲が高まってきており、それは私の言葉というよりもご自身の長年の望みでもあった太腿に筋肉が付いたことが、その後の稽古内容への理解と動きへの興味に繋がってきていると思います。私から見て以前と比べて太ももが張ってきたように見えますので、歩幅も大きく安定的に取れるようになってますし、やはり動きやすくなっているように感じられます。

 こうした稽古内容で重要な事は、効果が得られるためにやっているというよりも、あくまでそれは結果として後々実感するものですが、目的はその動き、その技が出来るようになりたいという興味の強さが重要です。そういたしますと、疲れることを我慢しなければならないとか、あと何回やれば終われるという思考にはならず、明るく活き活きと自らの思考で動き続ける事になります。これは科学的には解りませんが、おそらく人体にとってプラスであることは、その現場に居てあきらかに感じるものです。動きに興味を持つということは一体どういうことなのでしょうか?それは私自身といたしましても、形に憧れるという事は無く、身体がその喜びを待ち望んでいるからではないかと思うのです。それは、それまで違和感に感じていた動作のストレスが、その動きを手に入れることでなんと心地良く、気持ちだけでなく身体全体が何か感じ取っているように思えるのです。昨日の記事にも書きましたが、骨の成長には身体への衝撃が必要であると山中伸弥教授が番組の中で仰っていましたが、身体にとって良いことと悪い事は、何かしら動きの中で感じるものはあるように思います。無理をすれば故障しますし、何もしなければ弱っていきます。どのような動きが身体にとって喜ばしい事なのか、武術稽古ではそうしたことを同時に探究しているのかもしれません。

 夜からは住吉でI氏と稽古。

 今日は薙刀の団体と剣道の団体に空手の方々もいてこれまでで一番賑やかな空間だったと思います。ですが不思議なもので、よくお会いしていて印象の良い方々だと全く乱されること無く、むしろ良い集中状態を共有することが出来ます。ここでは小学校低学年位からのお子さん達が剣道をおこなっておりますが、なんとも気持ちの良い大人顔負けの集中力と礼儀の良さ、面を外して指導者の話を聞く瞳は皆一様に澄んでおり、思わず見入ってしまうものでした。指導者の指導力、子供と見くびらない接し方、褒める事は一切無いのですが、厳しさの中にしっかりとコミュニケーションが繋がっておりました。お子さんを指導する方々にあまりこういった方を見かけた事はありませんでしたが、これからも同一空間で稽古をおこなうことがここでの一つの楽しみともなりました。私も指導者の一人として足りない事だらけですので、色々なところでお会いする先生方から学ばせていただきたいと思います。

 I氏との稽古では、やはり一人稽古を継続的におこなっているようなので、先週おこなったものが良くなってきており、一瞬でどういう時間を使ってきたかが分かるものです。I氏は一人稽古をやっていますなどという事は決して自ら口にはしないタイプで、私が稽古日程に入れていない別の曜日に他の方と稽古に来た際に黙々と一人稽古をおこなっている姿を拝見してから知ったのでした。

 私はでしゃばりな人や構って欲しいと横から口を挟むタイプの方は昔から生理的に受け付けないので、割り切って対応していますが、控えめで周囲に嫌な気分をさせない配慮が自然と身に付いている方というのは、信頼出来ますし私としましても色々とお話をしてしまうこともあります。これからもそうした方々と共に相手や周囲に迷惑を掛けない、信頼の中で生み出していくものを大事に人生の時間を使っていきたいと思います。


2018年4月14日(土) 「剣術 特別講習会」
(お申し込み受付中)

2018年4月30日(月)&5月1日(火) 「関西特別講習会」
(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会  

2018年3月 稽古日程

2018年4月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2018-03-21(Wed)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


松聲館 剣術技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


――――――――――――――

1975年生まれ
福岡県 北九州市出身
東京都 世田谷区在住

1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより俳優デビュー。他分野では、マンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などの活動をおこなってきた。

2006年
小林照子先生とのご縁から  『 からだ化粧 』のモデルを務める。

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む。

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し身体の使い方を研究しながら、『 抜刀術 』『 剣術 』『 杖術 』『 体術 』などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている。

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく
『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』を立ち上げる。

2014年
甲野善紀先生より
『 松聲館 剣術技法研究員 』という名称を頂き、自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている。
 
高齢者向け住宅にて
『 高齢者のための剣術教室 』をおこなっている。

日信工業株式会社の製品『 SAMURAI BRAKE 』のプロモーション活動をおこなう。

2015年
『 金山剣術稽古会 』を立ち上げ、現代における武術稽古の必要性を、身体と心で学べる場として活動している。

2018年
『 関西特別講習会 』として人との繋がりを大事に遠方での講習会もおこなっている。

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