衝撃の大事さ

 今朝は、PCをチェックして家の中の作業をおこなっている内に昼となり、慌てて寝癖を直して郵便局へGO。

 先日撮影した「かざあな。」のUSBデータをゆうパックにて送付。こうして少しずつ進んでいく事に喜びを感じる。

 帰り道に食材などの買い物を済ませ帰宅。桜も木によっては満開を迎えている。一日一日が本当に早い。木々も律儀な生き物だ。

 帰宅後、今週の月末恒例立廻り講習に備えてビデオカメラをチェック。このカメラに編集機能が付いている事を知り、どのカットで切り貼りするかは自動になってしまうが、音楽が付いて適当に場面が切り替わるとそれだけでも雰囲気が出てくるから面白い。思い切ってホームページの映像記録のサブページに生徒限定視聴用として追加アップした。(自動的に切り貼りしているので我慢してくださいね)

 そして夕方からは高田馬場でI君と稽古。先週の木曜日に久しぶりに伝統空手の先生とお会いする事ができて、その時に七十代後半になられる師範の先生から「あのお子さんは元気に来られていますか?」と気に掛けて下さり、「来月から中学生ですが元気に来ています。」とお答えしたところ、喜んで下さったお顔がとても印象に残りました。私も半年振り位にお会い出来たので、嬉しくて何度も頭を下げずにはいられませんでした。何も知らなくてもビリビリと伝わる凄まじさというか感動が、毎度お会いする度身が引き締まる思いと嬉しさに何ともいえない心地良さを覚えます。重ねた月日の誠実さと厳しさと優しさなのでしょうか。御挨拶させて頂くだけで勉強になります。

 そのI君と空いている武道場の縦の面30Mを蟹と雀、それぞれ一往復ずつおこなった。不思議なもので距離があっても疲労感は15Mの時とさほど変わらない。別に手を抜いているつもりは無いのであるが、気の持ちよう、疲れるものだという脳の指令が身体を守るために何となくそうしているようにも思える。

 合間に会話をすることが多いが、I君の今の世代一般の親や先生が求める将来像と、私が30年ほど前に世間一般的に求められていた将来像について話をしたが、あれから30年経ってみて、当然私は反発の中で自分のやりたいことだけをやって生きてきたので、求められているであろう姿とは掛け離れた生き方をしているが、安定した会社に就職したところで、人間関係などであっけなくこれまで積み上げてきたものを失う事もあるだろう。何のために生きていくのか、自分のために生きていくのである。語弊があってはいけないが自分勝手とは違う。生きていく中で重要な事は、早いうちに自分の持っている能力や役目に向かって邁進出来る事。それは、平凡であることも大変な能力であると思えるし、笑わせる事や、和ませることも、能力のある人はそれが仕事にまでなる。いつの時代にもおそらくそういう役目の人が居たと思えるので、それが途絶える事も求められないことも無く、これからも続いていく輪廻の能力なのではなかろうか。全ての人にその世ごとの役目があり、それが何のためになのかは分からないが、人間という生き物の不思議で面白いところである。

 昨夜はNHKでタモリさんと山中伸弥教授の「シリーズ人体」が続けて深夜まで再放送されていたが、骨についての特集では今の稽古で感じる部分は大いにあった。「骨は衝撃を受けて強くなる」ということに、まさに稽古でおこなっている浮きであったりさまざまな稽古が骨に関係してくる。ちなみに若さをつかさどっているのが骨だということにも稽古を通じて納得できている。私が良く使う文面に、鮮度のある稽古で活き活きと取り組めること。という風に書いているが、科学的にも骨が健康であれば若さやみずみずしさというのは保たれているということなのである。明日おこなう「高齢者のための剣術教室」でも、蟹の前歩きでは多少なりとも身体への衝撃はあると思われるので、骨にとっても良いはずである。剣術と若返りについては以前記事を投稿してくださったFさんのミトコンドリアで私も学ばせていただいたが、骨への衝撃が骨を育て骨密度を高め若返りに繋がると昨夜の再放送を見て、益々これからの高齢化社会における剣術稽古の必要性を感じたのであった。

 夜からは後藤健太氏とT氏が訪れ稽古をおこなった。

 蟹と雀をそれぞれおこない、こうして私も鍛練出来るので参加される方がいるということは大変ありがたいことである。一人稽古では確実に今のような稽古スケジュールは続かないだろうから。

 先日Gold Castleでもおこなった「馬突き」の受けをおこなった。これは足運びの際における重心の置き方が動きの滑らかさに関係してくる事が分かった。頭に革鍔や鍔止めのゴムなどを乗せて三十連円打の二十一番目から三十番目までおこなっていただいた。私とT氏は一番目から最後までおこなった。今日は寝癖をシャワーで流しただけなので、私の頭の形が後藤氏曰くスネオのようになっていて、そこに革鍔を乗せると黄桜のカッパのように見えるらしく、それを聞いていたT氏がたまらず吹き出していた。うーむ…スネオかぁ(笑) 

 そんなこんなで三人とも頭の上に物を乗せて杖術をおこなうという、傍から見ると微笑ましい光景であったと思える稽古でした。

 抜刀術では、また一つ進展があり、先週気が付いた稲妻抜きでの膝、腰の揺らぎを生み出す手続きに柄の送りが身体の揺らぎに結びつき最適な状態で動けることが実感出来た。これをおこなったときの、後藤氏とT氏の反応に前に進んだ確信を得た。柄の操作は、斬り落とすための角度や右籠手を相手の剣先からの動線に対し掻い潜るためにも必要であり、そこに揺らぎを生み出す働きがあるとすれば、これは一石三鳥の手順となる。今日の稽古の最後の最後にこうした教えが得られるというのは本当にありがたいことである。

 明日は最高気温が10℃を下回るそうである。明後日はさらに寒いそうであるが、おそらく寒の戻りはこれで終わりとなるだろう。その日には一つ歳をとることになるが。


2018年4月14日(土) 「剣術 特別講習会」
(お申し込み受付中)

2018年4月30日(月)&5月1日(火) 「関西特別講習会」
(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会  

2018年3月 稽古日程

2018年4月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2018-03-20(Tue)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


松聲館 剣術技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


――――――――――――――

1975年生まれ
福岡県 北九州市出身
東京都 世田谷区在住

1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより俳優デビュー。他分野では、マンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などの活動をおこなってきた。

2006年
小林照子先生とのご縁から  『 からだ化粧 』のモデルを務める。

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む。

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し身体の使い方を研究しながら、『 抜刀術 』『 剣術 』『 杖術 』『 体術 』などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている。

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく
『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』を立ち上げる。

2014年
甲野善紀先生より
『 松聲館 剣術技法研究員 』という名称を頂き、自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている。
 
高齢者向け住宅にて
『 高齢者のための剣術教室 』をおこなっている。

日信工業株式会社の製品『 SAMURAI BRAKE 』のプロモーション活動をおこなう。

2015年
『 金山剣術稽古会 』を立ち上げ、現代における武術稽古の必要性を、身体と心で学べる場として活動している。

2018年
『 関西特別講習会 』として人との繋がりを大事に遠方での講習会もおこなっている。

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