ゴルデンウィークに再び関西で講習会

 本日の「高齢者のための剣術教室」では、これまで使っていた軽いラジアタマツの杖を、樫の杖で稽古をしたいとWさんとSさんにお願いされ、先日購入した赤樫の杖と白樫の杖をお渡ししました。Sさんは赤樫の杖が使い込むことで色が濃くなり「先生みたいな色にしたいのよ!」とニコニコと喜んで手に取りその新しい滑り心地を楽しんでいました。

 今日もいつものように、始めに肩甲骨の運動から股関節の運動をおこない、その中でIさんの歩幅が大きくなっていることに気が付き、これまでと比べて病状のこともありますが、初めて見た歩幅の広さと安定感に嬉しくなってきました。少しずつですがほぼ毎週参加されておりますので、筋力がついたものと思えます。そしてIさんのお人柄なのか、周りにサポートしてくれる方がいますのでIさんも安心して参加されております。こうした自然発生的な協力姿勢は、たまに熱くなりすぎることも見受けられますがとても気持ちの良いものです。助け合いには、互いにプラスになるものがあるように思います。プライドが高い人は前進にブレーキを掛けますので、謙虚に自らを認めることで問題点が見えてきます。心を開放するということは、助け合いになりやすいものです。そしてときには自信も必要です。そのへんのバランス力が心地良く前に進むためのコツとも言えるかもしれません。

 夜からは住吉でI氏と稽古。

 昨日に続き杖術「三十連円打」の二十一番目から三十番目までをおこなう。今日は二十六番目の右車打ちから二十七番目の左車打ち、そして二十八番目の左片足打ちに繋がる足運びと杖の操作が掴めた。あらためて、この二十一番目からの動きはこれまでの番号と比べて異なるものと言えるだろう。

 今日は昨日に比べて湧き出るものを感じるようになった。その湧き出るというのは、アイデアとか新しい技ということの手前にある部分であり、今日のI氏との「斬割」稽古で感じた。体内の水分が炭酸水になったような、シュワーっと気泡が上がってゆくような感覚であり(今日はそのように感じた)内部に充満しているものが外に漏れ出そうとしているような感じというのだろうか。そういうモードになった時は、あるキッカケでドーパミンが放出され時間感覚が麻痺してしまうほどの夢中な状態となる。そして、そういう稽古経験がかさむと、大体身体の状態と感覚的な予知で何かが生まれる事が多いということを身体も私も知っている。

 今日も得るものがある一日であった。感覚に目を向けるという事は、人間らしくなるという事なのかも知れない。であるならば、感覚が衰えた現代人は、人間らしく無くなってしまったのだろうか。そもそも人間が人間らしいとどうやって判断するのだろう。人間らしいというよりか、人の心を失わないためには、気が付ける人間にならなければならないと思う。気が付けるということはやはり感覚に目を向ける時間を割いて学んで行かなければならないのだろう。感覚が無くてもそれなりに生きていける便利な時代となったが、人間関係はやはり感覚がなければ上手くは行かないもの。人が生きていくにはセンスとバランス力をいかに養い磨いていくかであると私は思う。

 さて、先の告知となりますが、4月30日(月)と5月1日(火)の二日間、関西で杖術と剣術の講習会をおこなうことが決定いたしました。世話人を務めて下さる川原田喬夫氏のおかげで、再び関西に行くことが出来ます。こうしたことは、私一人では出来ないことですから、川原田氏には大変感謝しております。チラシが出来たそうですので、ここに掲載いたします。
「金山孝之 関西特別講習会」​

 関西近郊の方、ぜひお待ちしております。


2018年3月10日(土) 「抜刀術 特別講習会」
(お申し込み受付中)

2018年4月14日(土)「剣術 特別講習会」
(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会  

2018年3月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2018-03-07(Wed)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


松聲館 剣術技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


――――――――――――――

1975年生まれ
福岡県 北九州市出身
東京都 世田谷区在住

1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより俳優デビュー。他分野では、マンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などの活動をおこなってきた。

2006年
小林照子先生とのご縁から  『 からだ化粧 』のモデルを務める。

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む。

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し身体の使い方を研究しながら、『 抜刀術 』『 剣術 』『 杖術 』『 体術 』などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている。

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく
『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』を立ち上げる。

2014年
甲野善紀先生より
『 松聲館 剣術技法研究員 』という名称を頂き、自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている。
 
高齢者向け住宅にて
『 高齢者のための剣術教室 』をおこなっている。

日信工業株式会社の製品『 SAMURAI BRAKE 』のプロモーション活動をおこなう。

2015年
『 金山剣術稽古会 』を立ち上げ、現代における武術稽古の必要性を、身体と心で学べる場として活動している。

2018年
『 関西特別講習会 』として人との繋がりを大事に遠方での講習会もおこなっている。

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