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ついに三十連円打となる

 日中は五月上旬の暖かさとなる一日であった。コートを置いたまま高田馬場へ稽古に向った。

 今日はW氏と稽古。武道場には13人いたが、珍しく全員剣や杖をやっていて殺陣団体がいない。唯一声を出しているのが私ぐらいのものであった。W氏との稽古も六月で三年となるので、結構厳しい事を言えるようになった。その厳しさとは、直球でズバッと指摘することにあり、その言葉の選び方にオブラートで包むような気遣いはしない。それは当人も進展を望んでいるからであり、真剣な場として参加されていることを感じているからでもある。

 先日体術を受けてもらって、その頑丈さに驚かされたが、聞いてみたところやはりその事を稽古以外の時間でも考えて工夫していたそうである。私としてはその頑丈になった受けをいかに崩せるかということが一つの検証結果として重要なので、今日は火曜日に気が付いた、自らの腕が得物のように、それに引っ張られる手順でおこなうことを試してみた。結果はかなり有効であった。やはり人間の無意識の計算力とは微細なタイミングの違いにより効くか効かないかに分かれてしまう。

 杖術では、講習用に二十四連円打を考案したが、今日はその後三十番目までほぼ決まってしまった。そのため今後は「三十連円打」と名称が変わる事になった。それほど難しくはないと思われるので、皆さんも直ぐに覚えられるだろう。

 稽古が終わり、九段下の武道具屋さんに行って杖を二本購入。クラーチ剣術教室の生徒さんが、樫の杖で稽古がしたいという申し出を受け、今日のタイミングでお店に行った。これで強く打ち合っても大丈夫だろう。しかしお二人とも70歳代なので、ほどほどにしたいと思う。

 3月10日(土)の抜刀術特別講習会に向けて身体を整えておかなければならない。先日の撮影で、どこか今までに感じたことの無い部分が消耗しているので、まだ無理は出来ない。半年振りの抜刀術の講習会なので私も楽しみである。お申し込みにはまだ余裕がありますので、ご都合の宜しい方、ご連絡お待ちしております。


2018年3月10日(土) 「抜刀術 特別講習会」
(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会  

2018年3月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2018-03-02(Fri)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


1975年生まれ
福岡県北九州市出身
東京都世田谷区在住

松聲館技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師

現代武術教室講師


1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより映画に出演。そのほかマンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などをおこなう

2006年
小林照子先生とのご縁から
「からだ化粧」のモデルを務める

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し「抜刀術」「剣術」「杖術」「体術」などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく「Gold Castle 殺陣&剣術スクール」を発足

2014年
甲野善紀先生より
「松聲館技法研究員」を拝命
自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている
 
シニア住宅にて
「高齢者のための剣術教室」をおこなっている

日信工業株式会社の製品
「SAMURAI BRAKE」のプロモーション活動に携わる

2015年
「金山剣術稽古会」を発足
現代における武術稽古の必要性を身体と心で学べる場として活動している

2018年
「関西特別講習会」として定期的に関西地域での講習会を開催

2019年
神田すずらん館にて「現代武術教室」講師を務める

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