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充実した杖術特別講習会

 三連休の最終日となる本日は戸越体育館にて「杖術 特別講習会」をおこないました。

 今回の講習では「流転落とし打ち」を講習会で初めてお伝えいたしました。この技の特徴は、なるべく腕を使わないよう肩甲骨を意識し支点位置を上げておこなうことにあります。操作は難しくなりますが、流転と名付けたのは、身体の各部が連動し複雑な手順を留まることなくおこなうための身体作りとその動きを練るために考案いたしました。

 普段の操作は目に見える腕を使っておこないますが、その手前である目に見えない肩甲骨を左右別々に動かすための可動域と操作技術を稽古していくことで、杖の軌道を小さくしながらも威力を出せるものとしてそれに関わる手の内の使い方なども稽古いたしました。手っ取り早くおこなうには考えつかない技法ですが、私の中に敢えてこのやり難い身体の使い方に「何か」の発見があるような予感を感じるため、これまで杖の技法で意識しなかった部位を動員することの必要性を感じ取り組んでいます。

 今日は参加者Sさんの御紹介で、外国から日本に移住され合気道を教えられている先生が見学にお越し下さいました。小さな男の子のお子さんお二人も静かに見学され、なんとも良い雰囲気でした。また機会がありましたらいつでも歓迎いたします。

 講習は2時間+延長25分おこないました。最後に「三段抜き」で終えるつもりでしたが、皆さんに「旋打五百回」をおこなっていただきました。本当は千回おこないたかったのですが退出時間を越してしまうため、半分の五百といたしました。適度な疲労感で終える事が出来ましたし講習内容としましてもかなり盛り込んだものとなりました。

 今日は会場入りする前に近くの交番でOさんにお会いし、「これ、何だと思いますか?」と袋に入ったものを渡され、私は「笛ですか?でも、凄く重たいですね。」とお答えしたところ、「そう、篠笛なんだけど、知り合いが作った鉄製の篠笛なんですよ。」とその場で吹いて下さいました。その音色は先月生徒のSさんが持って来て下さった竹製の篠笛と似ていて面白いものでした。

 今回の特別講習会も、おかげさまで充実したものとなりました。お越し下さいましたみなさまありがとうございました。


金山剣術稽古会  

2018年2月 稽古予定

2018年3月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2018-02-13(Tue)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


1975年生まれ
福岡県北九州市出身
東京都世田谷区在住

松聲館技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師

現代武術教室講師


1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより映画に出演。そのほかマンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などをおこなう

2006年
小林照子先生とのご縁から
「からだ化粧」のモデルを務める

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し「抜刀術」「剣術」「杖術」「体術」などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく「Gold Castle 殺陣&剣術スクール」を発足

2014年
甲野善紀先生より
「松聲館技法研究員」を拝命
自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている
 
シニア住宅にて
「高齢者のための剣術教室」をおこなっている

日信工業株式会社の製品
「SAMURAI BRAKE」のプロモーション活動に携わる

2015年
「金山剣術稽古会」を発足
現代における武術稽古の必要性を身体と心で学べる場として活動している

2018年
「関西特別講習会」として定期的に関西地域での講習会を開催

2019年
神田すずらん館にて「現代武術教室」講師を務める

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