技術の共有化だけでなく共有したいもの

 本日のGold Castle 殺陣&剣術スクールは深川スポーツセンター柔道場でおこないました。午後①の部(殺陣クラス)では、やはり土曜日がお休みだったため日曜日は人数が集中して所狭しと皆さんそれぞれに動き回って頂きました。

 それにしましても、このGold Castle 殺陣&剣術スクールを開講してまだ四年と三ヶ月ですが、生徒の成長、教室の成長、講師の成長(?)そうしたものを感じております。それはたびたび書いておりますが、何かのために身につけるということではなく、その動きそのものを考え、その結果何かが養われてくるものであると思っているからに他なりません。ですから、私としましても純粋に講習内容を考える事が出来ますし、それに付いて来て下さる生徒の皆様も純粋に動きを求め楽しみ自らの課題を越えていけるように稽古されているのだと思います。

 私のこれまで過ごしてきた人生は遠回りだったように感じていた時期もありますが、今の生き方次第で、遠回りも近道も無いように思います。それらを活かせるか、活かせる事が出来ればその経験は必要な経験であり、無駄ではなかったということ。人生なかなか自分のやりたいことをやっていくのは難しいものですが、無駄な時間を生きないようにするためには、後に繋がるための自分を持ち続けることだと思います。そこに関して当時はそれがゆえに上手くいかなかったことは多々ありましたが、後にそれが活きてくるのであれば、「俺はこんなところで何をしているんだ!」という状況でも、その中でやれることはある筈です。

 いろいろなことはありますよ。

 これまで出会った人から言われたことで傷ついた事でも、そこに立場というものがあり、その立場というものが人を狂わし善悪をコントロールしてしまう。だから私は、ものごとを狂わしてしまうそういったものには嫌悪感を持っています。頭の良い人は、頭の使いどころに対して偏りが出ないように、頭の回転だけが良い人にならないように、そういったものは立場を手に入れてしまうと陥り易いものですので、私自身も気をつけなければなりません。まあ、私の場合頭が悪いですからそれ以前の問題なんですけど…

 今日は中学一年生のT君が生徒になられました。体験初参加のAさんと、体験2回目のMさんと三人でおこなっているのを拝見しておりますと、T君が進んで身体の姿勢などをお伝えしておりましたので、「ほう。」と思いながらしばらく眺めておりました。同じ中学一年生で久しく参加出来ていないR君は、学業と仕事と部活に武道にダンスなど忙しいためここしばらくはお会いしておりませんが、R君を見ておりますと、やはり親御さんが素晴らしいのだとお会いした瞬間に感じるものです。時々テレビで活躍を拝見しておりますが、またお会いできるのを私だけでなく生徒の何人かも楽しみにしていることでしょう。そうしたお仕事をこの年で経験されているお子さんというのは、社会の厳しさを経験してきていますので、それは教育としてはとても良いことであると思います。早いうちから大人と仕事をすると否応なしに厳しさを経験することになりますので、そうした競争社会で生き残って行く術をどのように身に付けて行くのかは親御さんの教育方針に掛かってきます。子供らしく伸び伸びとしながらも、甘えの通用しない、競争の中で仕事をしていくという経験。いずれ競争が無くても自らを向上させる心の在り方を身につけることが出来れば、周囲に流されずにこれからの時代を生き残っていける方法を導き出すことが出来るのではないかと思われます。

 今日も殺陣クラス杖術クラスともに賑わいを見せ集中した講習となりました。これからも、生徒の成長に合わせ出来ることも増えてきますので、そうした中でGold Castle で良かったと思える、そうした講習をおこなっていきたいと思っております。来週日曜日の殺陣クラスは「月末恒例立廻り講習」となります。昨年6月から取り組んできた立廻りを映像に撮ってそれぞれに確認していただきます。おそらくいろいろと気が付くところがあるかと思いますので、今後はそうしたところを課題としておこなっていただきたいと思います。私も全体的に共通する課題を見極め講習内容に取り入れていきたいと考えております。

 本日も、常連組の生徒、久しぶりに参加された生徒、体験参加にお越しいただいた方々ありがとうございました。私も日々学ばせてもらっています。これからも怪我なく、技術だけでない部分にも目を向けて、殺陣と剣術が技術の共有化ということに留まらず、稽古からなる思考の在り方、自身と向き合っていく中で学び取る普遍的なもの、そうしたことも共有していける、そんな殺陣&剣術スクールでありたいと思います。


2018年2月12日(月/振替休日)
「杖術 特別講習会」
(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会  

2018年1月 稽古日程

2018年2月 稽古予定

甲野善紀先生からの紹介文


2018-01-22(Mon)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


松聲館 剣術技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


――――――――――――――

1975年生まれ
福岡県 北九州市出身
東京都 世田谷区在住

1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより俳優デビュー。他分野では、マンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などの活動をおこなってきた。

2006年
小林照子先生とのご縁から  『 からだ化粧 』のモデルを務める。

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む。

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し身体の使い方を研究しながら、『 抜刀術 』『 剣術 』『 杖術 』『 体術 』などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている。

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく
『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』を立ち上げる。

2014年
甲野善紀先生より
『 松聲館 剣術技法研究員 』という名称を頂き、自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている。
 
高齢者向け住宅にて
『 高齢者のための剣術教室 』をおこなっている。

日信工業株式会社の製品『 SAMURAI BRAKE 』のプロモーション活動をおこなう。

2015年
『 金山剣術稽古会 』を立ち上げ、現代における武術稽古の必要性を、身体と心で学べる場として活動している。

2018年
『 関西特別講習会 』として人との繋がりを大事に遠方での講習会もおこなっている。

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