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いいものを観て行こう

 本日はGold Castle 殺陣&剣術スクールの講習を戸越体育館でおこないました。昼からの杖術クラスは剣道場と柔道場の両面を使っておこないましたので、今日の人数でもスペースを確保しておこなうことが出来ました。内容は半分しか出来ませんでしたが、それぞれの熱量を感じそのまま続けましたがそれで良かったと思います。体で覚えるのと体任せにおこなうのは違ってきますので、体で感覚を手に入れることと、ただ動きの流れをリズム的に覚えるのでは全く違います。大事なことは頭で考える事。脳と身体の回路の通りをよくしていくための稽古として、体で覚える=脳を使って感覚を養うことが重要です。広い意味で考えますと、技や型稽古だけでなく、考えておこなわなければならないことは全てに意味があり、いずれそこが重要な部分である事に気づかされます。気づいた時には遅かったということにならないことが、真剣にならなければならない緊張感が「なにを捉えているか」ということに現実を突きつけられます。

 次の講習までの間、人の居なくなった武道場で生徒のHさんと膝と股関節を緩める走り方を10分間ほどおこないました。膝と足の指との関係は張りと緩みから硬くなったり柔らかくなったりいたしますので、あらためて私といたしましても気付かされました。Hさんから山登りのお話を、武道場に戻って来られた生徒のIさんとともに伺いましたが、相当な経験の持ち主の方なのでHさんのお人柄から納得する部分もあり、僅かな時間でしたが楽しいひと時でした。

 今週はそのHさんとIさん、そして和歌を嗜まれるSさんがダブル受講されました。先月はそのIさんとSさんがこれまでの最多受講回数を塗り替える12回となりました。つまり人の三倍受講されたという事になり、その熱意とそれに応じた成長を嬉しく感じております。

 この教室をおこなって、映像や舞台で殺陣に興味を持って参加された方が多いのですが、刀の使い方や体捌きに憧れを持ってこられる方は当然ですが、斬られる事や、絡みとしての芝居に関して、熱量の差を感じる方も少なくありません。つまりは、殺陣と剣術の認識の違いがハッキリとしていない方が多いからであると思うのです。殺陣というのはお芝居のためのものですので、斬られる芝居も、斬り掛かるまでの間の芝居も、殺陣なのです。ですので、殺陣をやりたくて、入会したものの実際剣術の方がいいという方も多いのではないかと思います。

 個人で楽しむなら剣術を選んだ方がいいかもしれませんし、集団で一つの芝居を完成させることに喜びを見出すなら殺陣。個人プレーか団体プレーか、もちろん剣術でも自分のことだけを考えては稽古になりません。役者であるなら、現場で短い稽古期間に対応するなら、スキルを上げておく必要があります。そういう意味では役者でなく、別段発表の場を目指している訳でもなく、殺陣が好きでおこなっている方は貴重な方と言えるかもしれません。そうした方の熱意が団体作業でおこなう殺陣というものを作り上げていくのです。

 相手を想い斬られる芝居、斬り掛かる芝居、そうしたものに真剣に取り組む事は、何かを形作るための実践法として殺陣の形式を借りた学習であります。周りが見えているか、安全と危険のラインが解っているか、相手の技量に合わせて柔軟に対応出来るか、人間関係にも通じる事ですし、体一つで仕事をおこなっている人にとってはさらに高い部分を求め実践していかなくてはならないでしょう。


 来年1月の土曜日の講習日程は全て戸越体育館にて、12時30分~14時00分/15時30分~17時00分となりました。完璧な抽選結果に私自身驚きました。日曜日につきましては、おそらく深川スポーツセンターの割合が増えそうです。

 明日は、最後となる品川区総合体育館での講習となります。来年の3月末頃まで耐震工事に入りますので、しばらくの間ここでの開催はありません。来年の春頃には私自身おそらく色々と進んでいるかと思いますが、ご縁のある方と長く、よりよい空間を維持していけるようにしたいと思います。


2017年10月14日「杖術 特別講習会」
(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会  

2017年10月 稽古日程

2017年11月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2017-10-08(Sun)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


1975年生まれ
福岡県北九州市出身
東京都世田谷区在住

松聲館技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより映画に出演。そのほかマンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などをおこなう

2006年
小林照子先生とのご縁から
「からだ化粧」のモデルを務める

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し「抜刀術」「剣術」「杖術」「体術」などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく「Gold Castle 殺陣&剣術スクール」を発足

2014年
甲野善紀先生より
「松聲館技法研究員」を拝命
自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている
 
シニア住宅にて
「高齢者のための剣術教室」をおこなっている

日信工業株式会社の製品
「SAMURAI BRAKE」のプロモーション活動に携わる

2015年
「金山剣術稽古会」を発足
現代における武術稽古の必要性を身体と心で学べる場として活動している

2018年
「関西特別講習会」として定期的に関西地域での講習会を開催

2019年
BABジャパンよりDVD『古武術は速い』刊行

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