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冷え込んだ秋の夜

 先ほど終電一本前の電車で帰宅して1時30分を回ったところ。今日も充実した一日であった。

 まずは、少しずつ映像制作の企画を進めており、今回は私も演武映像というよりは作品としてこれまでに無いものを作りたいという考えから、徐々に形になり始めてきた。プロの方々のお力を借りて今出来るもの。そして後に残せるものとして大事に進めて行きたい。

 午後からは高田馬場でW氏、K氏、後藤氏とともに稽古をおこなった。昨日の体術稽古で左の効きをK氏に試したが、やはり両手で受けられるとさすがに厳しい。だが右よりも左の方が効きが良いことは確認できた。

 杖術では、「四方突き」を集中的におこない、その後「十一之型」をおこなった。秒数制限を設けると失敗しやすくなり、大体同じところがミスしやすくなる。そのため、なんらかの原因があるためその部分を稽古して修正していく事が必要となる。ゆっくりおこなう稽古と秒数制限を掛けておこなう稽古の両方で気付くものがある。

 剣術では、「受け流し」をおこなった。やはりこの受け流しは相手に降伏の機会を与えるべく相討ちの無い位置取りとなり寸止めにておこなうことで、なぜおこなうのか?という問いに納得が行く。刺せば手っ取り早いが降伏の機会を与えようとすると相討ちになりうるし、払うことも出来るが後の先とはならず、斬割のように割り行って突きつけてもいいが、やはりの受け流しは剣の操法などによる流儀も関係しているのだろう。

 昨日の稽古で初めておこなった、相手の首の後ろに峰を返して潰していく稽古が予想以上に稽古となった。これは体術に近い力の使い方でもあるが、後藤氏の柔らかさと力の方向の感覚には、受けていて気持ちが良かった。こうした稽古は一見痛そうに見えるが、上手な人がおこなえば受けていて気持ちいいものである。力がぶつからず通していくことが大事。かといって受け手が始めからそれに備えて重心を後ろに掛けていたら、こうした稽古は進展しない。もちろん、分かっていても技が効く事が一番であるが、それ以前の、力の使い方やその通り道を学ぶための稽古として、「効きを探るための稽古」が大事である。

 次に剣術で「峰渡り」をおこなった。これは私の突き返しからの進化版である。最後に後藤氏が左手MPで一気に270度回転させてみてはという提案に、そのための、最初の受けの際に柄を持つ左手の握りが、MP関節を返した状態であることが重要であるとわかった。そのことにより、左手MPの締めが峰を渡りながらかつ重さを掛ける事が出来る。このところ何故だかMP関節からの発見が多い。もしかすると、足のMPも歩法や浮きに何らかの効果をもたらすかもしれない。

 最後は抜刀術「飛燕」をおこなった。今日はこの一本だけ集中して取り組んだが、それぞれに進展があったように思う。


 稽古が終わって一旦帰宅し、夜からは甲野善紀先生のメールマガジンの動画撮影とそれにともなう稽古のため松聲館に行ってきました。ツイッターに、夢で武術の技に対する根幹的な気付きを得たと書かれていましたので、ドキドキしながら伺いました。

 20時から23時45分頃まで稽古と撮影でしたが、力が出せない不思議な感覚にただただ驚くばかりでした。私としましては田島さんに左の切り落としを受けて頂き、右との違いに実に的確な考察で納得いたしました。余計な癖の染み付いていない左に、右との質の違いがあるようです。

 今日の先生の技には、これに対応するには果たしてどうすればいいのかと悩んでしまうものでした。ですが、対応する手掛かりに気がつく事があれば、大きな進展となりそうです。最後に杖を掴まれた際の対応法を何度も教えて下さいました。私がおこなってきたものと全然違っており、研究したいと思います。それから演武撮影に関してのご了承も頂きましたので、杖術、剣術、抜刀術、それぞれ抜粋しておこないたいと思います。


2017年10月14日「杖術 特別講習会」
(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会  

2017年10月 稽古日程

2017年11月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2017-10-06(Fri)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


1975年生まれ
福岡県北九州市出身
東京都世田谷区在住

松聲館技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより映画に出演。そのほかマンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などをおこなう

2006年
小林照子先生とのご縁から
「からだ化粧」のモデルを務める

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し「抜刀術」「剣術」「杖術」「体術」などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく「Gold Castle 殺陣&剣術スクール」を発足

2014年
甲野善紀先生より
「松聲館技法研究員」を拝命
自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている
 
シニア住宅にて
「高齢者のための剣術教室」をおこなっている

日信工業株式会社の製品
「SAMURAI BRAKE」のプロモーション活動に携わる

2015年
「金山剣術稽古会」を発足
現代における武術稽古の必要性を身体と心で学べる場として活動している

2018年
「関西特別講習会」として定期的に関西地域での講習会を開催

2019年
BABジャパンよりDVD『古武術は速い』刊行

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