FC2ブログ

怪我をしてもタダでは転ばないこと

 本日の「高齢者のための剣術教室」は、杖を使っての「一本足左右の持ち替え」を90度転回しながらおこないました。これはさらにバランス力が養われるため、その場での片足上げが難無く行える方は、転回しながらおこなっていただくとより効果的です。

 「反転打ちからの追い打ち突き」は、SさんとNさんがこの名前を覚えるのに苦労されていましたが、帰り際まで「はんてん…なんだっけ?」という感じで、まるでコントのような面白さがありました。

 その反転打ちからの追い打ち突きでは、やはりほとんどの皆さんが追い打ちから突きに入る際の杖の回転と右足の送り方に苦労されていました。足の送り方はシンプルに変更しておこなっておりますが、この部分は皆さんにとっても一つの課題になり、また熱を入れて取り組める対象になるのではないかと思っています。

 最後は抜刀術をおこない、鞘の引き方に対する腰の開きを重点的にお伝えいたしました。木刀が重いと思われますので、右手は抜いた木刀が直角になるところで姿勢を確認していますので、右手は手の内を締めるだけとなっております。左手の鞘の引き方と足と腰の開きをおこない、剣の感覚がある程度記憶されたら、木刀を使わず鞘だけの操作でも十分稽古になります。

 もう一本別の抜刀をおこなおうと思っておりましたが、みなさん熱中して取り組まれておりましたので、そのまま最後までこの抜付の抜刀をおこないました。


 帰宅後は、諸々の用事を済ませて夜からは住吉でI氏と稽古。

 先日の日曜日から左の扁桃腺が痛み出し、年に二~三回細菌による扁桃腺の痛みに悩まされる。これがまた痛くて、唾液を飲み込むこむ際にも激痛で、月曜日に病院へ行ったがいつもの薬がほとんど効かず、左耳までズキズキと痛み出す始末。明日は安静にして様子をみるしかない。

 I氏との稽古では、斬り結びを丁寧におこない、その際の剣に掛かる圧力を散らさずに前後に移動する稽古をおこなった。これにより、剣から腕、腕から背中に通じる力の通り道を感覚的に掴みやすくなり、それが斬り結びにおける剣の軌道と腕の使い方になってくる。

 胴斬りでは切っ先が沈む事無く水平に振れるようになった。肘が外側に張ることも無くなったので次の段階へと進むことが出来る。最後は納刀を幾つか稽古した。踵を上げずにおこなうことで腰の開きを腸骨筋に働きかけながら動きを育てていかなければならない。そのためには、膝を伸ばさず踵を上げない足の開き方が重要である。

 私としては右肘の状態がかなり改善されたことが明るい状況である。これが完治しなければ今計画していることを実行するまで待たなければならず、今は流れを感じているので、この機を逃さずにおこなうには右肘の状態をベストにしなければならない。

 しかし焦る事は無い。それは斬りで培った身体というのは、それ以外で身に付けた身体の強さを凌いでいることを実感したからである。これまでほとんどの体術稽古は右でおこなっていたのであるが、どう言う訳であるのか全くおこなっていなかった左が右を凌ぎ始めたことに驚きと、いままでの稽古はなんだったのかというショックとが入り混じった心境である。そういう意味では今回右肘を痛めたことは、左の斬りからの身体感に気が付けることになったので、非常に良かったと思う。だが私の場合、2013年10月8日におこなった体術稽古で左の大胸筋が一部断裂しており、あるべき部分の筋肉が(ズレているため)極めて少ない。そのため左に関しては慎重におこないたい。


2017年10月14日「杖術 特別講習会」
(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会  

2017年9月 稽古日程

2017年10月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2017-09-27(Wed)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


1975年生まれ
福岡県北九州市出身
東京都世田谷区在住

松聲館技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより映画に出演。そのほかマンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などをおこなう

2006年
小林照子先生とのご縁から
「からだ化粧」のモデルを務める

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し「抜刀術」「剣術」「杖術」「体術」などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく「Gold Castle 殺陣&剣術スクール」を発足

2014年
甲野善紀先生より
「松聲館技法研究員」を拝命
自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている
 
シニア住宅にて
「高齢者のための剣術教室」をおこなっている

日信工業株式会社の製品
「SAMURAI BRAKE」のプロモーション活動に携わる

2015年
「金山剣術稽古会」を発足
現代における武術稽古の必要性を身体と心で学べる場として活動している

2018年
「関西特別講習会」として定期的に関西地域での講習会を開催

2019年
BABジャパンよりDVD『古武術は速い』刊行

お問い合わせ

名前:
メール:
件名:
本文:

管理画面
月別アーカイブ