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確信のある閃きがその人の活きる道

 確信があるゆえに他人と揉めやすくなったり、仕事や自分と合わない環境に対応出来ず苦しんでいる人は多い。かく言う私もそうである…否、そうであった。

 ひとは何処で他人との境界線を決め、どういう関わり方でパーソナルスペースを決めているのだろうか…

 何かの共通点があったり、同じグループであったり、同じ趣味や同じ活動をしていたり、ときにはパッと見かけた瞬間に他人とは違う間合いを許せるひとも居る。

 相手の情報を知っているということは、そういう意味では重要なことだ。

 他人との考え方に(妥協するかしないかという点においても)異なる部分が確信的なものとなっていれば、そこに生じているパーソナルスペースは縮まることはない。そういう意味では私の人生は常にそういう空間で生きていた。

 環境が生み出すパーソナルスペースもあるだろう。混雑した電車内においても、出勤ラッシュや帰宅時における日本独特の殺伐とした空間はどうにもならない。花火大会や大きなスタジアムでのコンサートやスポーツ観戦における混雑は同じ混雑でもそう酷い気持ちにはならない。

 私自身、以前に比べ自らが主体となって日々の活動をおこなっているので、日常における嫌な思いというのが極限まで無くなってきた。これは本当に心にも身体にも健康的で、人と会う日々を送っているものとしてこの事は重要なのである。

 嫌な空間というのは、必然的に生まれているものなので、そうした空間や環境に極力立ち入らないことが大事である。それはインターネットも同様であり、嫌な情報や興味本位で見たがるものは簡単に見ることが出来るが、そこで感じるものが今のその人自身の価値観であるのなら、前に進むためにはもっと良い情報や時の過ごし方をおこなったほうがいい。

 結果を出すにはその人そのものが問われるし、そこに気づかず宣伝してもあまり成果は上がらないだろう。必死に宣伝するよりも、活動の意義やその人自身の存在をどのように評価されるかが本質的に重要なことである。人というのはなかなか変わらないものだからこそ、変えられる人が結果に結びつくのである。

 パーソナルスペースと環境は、そういう意味で自らの価値観や景色を変えるには意識しておきたいものである。

 
 さて、昨日の稽古から。

 月曜日は高田馬場でI君と稽古をおこなった。蟹と雀と飛石を30mずつ一気におこなうので、I君も疲れを見せまいとそのように努めている。何せI君からの提案で30mに伸ばしたので、私も喜んで自分の為にも共に鍛錬している。

 杖の引き合いやお辞儀潰しも、先日のGold Castleで得られた部分を伝えながら何度もおこなった。剣術では久しぶりに袈裟斬りをおこなったが、私がおこなう袈裟斬りは伝え方が難しいのであまりおこなうことは無いが、現時点での身体の感覚を袈裟斬りという同じ動作で検証しているという役目もある。

 抜刀術では初めて「津波返し」をおこなったが、現代の子に多いとされる正座やしゃがんだ姿勢の苦手な椅子の生活に慣れたお子さんには、この抜刀術は大変だと思われるが、I君もはじめに比べると少しずつ姿勢がとれるようになってきているので、今後はこの「津波返し」をおこなうつもりである。

 それにしても、大人でもマンツーマンで二時間稽古をおこなうのは大変である中、小学校六年生のI君は私と一年四ヶ月間ほぼ毎週稽古をおこなっている。この時期のお子さんの一年というのは全てがガラリと変わってしまうので、毎回の稽古が掛け替えの無い成長過程の途中であるため、そこで交わす会話や真剣な話というのは大切なものである。あらためて、この時期大切なお子様を私に預けて下さるご両親様にも感謝しております。

 そして本日は、「高齢者のための剣術教室」に行ってきました。

 運よく傘を差さなくても大丈夫な小雨のなか会場に到着し、今日は全員相手を付けての二十連円打をおこないました。ジックリ進めてようやく相手を付けて本来のこの形となりましたが、どうやら飽きてきた方もチラホラ見受けられるようになり、本来はここからどう動けるかというところなのですが、ここでは動きの完成度を求めるよりは、需要に応じて皆さんがワイワイと楽しく新鮮な気持ちで取り組めることが大事ですので、二十連円打は本日で終了です。

 講習中、外は本降りとなっていたが帰る際には傘を差さなくても平気な雨粒となり、今日一日傘を差さなくて済んだのは運が良かった。帰宅後、事務処理など用件を済ませ、夜から住吉でおこなうI氏との稽古に向かった。

 ここでもI氏を鍛えるため蟹、雀、飛石をそれぞれ一緒におこない、私の大殿筋にもかなり効いてきた。普段からアクションの稽古など活動的なI氏であるが、この脚鍛稽古の洗礼を受けて三日間程は筋肉痛であったそうだ。この脚鍛稽古は、私自身三年は続けているが怪我のリスクも無いし、大腰筋、ハムストリング、大殿筋にとくに効いてくる。だが自宅でやるにはスペース的にも難しいし、マンションだと振動が問題になるし、公園で一人でおこなうには目立たないように方法を変えなければならないという問題点もある。そのため、こうした稽古場で思う存分おこなえるというのは私にとっても必要な稽古の一つとなっている。ふだん使わない部分なので、かなり引き締まることは私の身体で体感している。

 予断であるが、稽古場においてもパーソナルスペースはある。とくに他団体と同じ空間でおこなう場合、そうした距離感というのは、その団体や個人によって許容範囲が変わってくる。そうした相手の雰囲気は一瞬で感じとれるものなので、自分の空間をどういう空間に出来るかということも、そのひとの力量だと思われる。

 I氏との稽古もまだ数えるほどであるが、身体の変化は感じ取れるものになってきた。悩みや苦悩がある人は、そののちにその経験が活きて来るものと思う。自らが主体となって人生を生きていく時に、そうした経験は何かしらの物差しとなって身を助けてくれるのではないか。

 私自身、このところ自分自身への確信めいたものが解ってきたように感じている。これは生まれながらの性分とも関係しているし、それが私という人間なのだという事がハッキリとした。そう思うといろいろな全ての事が繋がってくるし、上手くいくことも上手くいかないことも納得できる。今ある私の状況というのはそうした性分からなるものと思われるが、これからは、そうした私自身の理解から物事を私なりに進めて行きたいと思うのである。そのためにはやはり、風を感じ、そうした中で出会うべくして出会った方々とともに、これからの私の人生において大きな力となる方向に向かって舵を切るつもりである。


2017年9月23日 「抜刀術 特別講習会」
(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会  

2017年9月 稽古日程

2017年10月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2017-09-13(Wed)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


1975年生まれ
福岡県北九州市出身
東京都世田谷区在住

松聲館技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより映画に出演。そのほかマンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などをおこなう

2006年
小林照子先生とのご縁から
「からだ化粧」のモデルを務める

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し「抜刀術」「剣術」「杖術」「体術」などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく「Gold Castle 殺陣&剣術スクール」を発足

2014年
甲野善紀先生より
「松聲館技法研究員」を拝命
自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている
 
シニア住宅にて
「高齢者のための剣術教室」をおこなっている

日信工業株式会社の製品
「SAMURAI BRAKE」のプロモーション活動に携わる

2015年
「金山剣術稽古会」を発足
現代における武術稽古の必要性を身体と心で学べる場として活動している

2018年
「関西特別講習会」として定期的に関西地域での講習会を開催

2019年
BABジャパンよりDVD『古武術は速い』刊行

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