FC2ブログ

三歩拍合

 土曜日の Gold Castle 殺陣&剣術スクールは戸越体育館で夕方に剣術クラス夜からは殺陣クラスの講習をおこないました。剣術クラスは常連組で安定した人数となっており毎週盛況となっていますが、殺陣クラスは今年4月に新設したため、まだ土曜日殺陣クラスの常連組が確立されておりませんので、受け入れ人数にも余裕があることから今後は土曜日の体験参加の受付は殺陣クラスのみにいたします。日曜日はこれまで通り月末以外は承りますが、夜間の部の方が受け入れ人数に余裕があるため、それ以外の時間帯では混雑しないように受け入れ人数を制限させていただきます。今日の剣術クラスでは体験参加の方にはなかなか集中的な個別メニューを付けることは難しくなってきますので、体験参加を終えるまでは土曜日の剣術(杖術)クラスの参加は正規受講生限定とさせていただきます。

 11月からの主要会場の変更にともないまして、深川スポーツセンターでの開催が増えてきます。会場の事情により貸し出し用の武道具がこれまでよりも少なくなりますので、11月以降一コマにおける体験参加人数も調整しなければなりませんし、生徒の皆様にはホームページにも記してあるように武道具を揃えて頂く様にお願いしていますので、基本的に生徒への貸し出し武道具を準備する事は難しくなる状況となります。生徒の皆様には11月までには帯、鞘付き木刀、杖、武道具袋を揃えて頂く事をお願いいたします。

 本日の講習では、とくに剣術クラスでは脚部を練る内容のものが多かったので、明日、明後日と筋肉痛になるかもしれません。当スクールは女性の割合が多いのですが、男性に関しましては真剣に取り組まれている方が続いていらっしゃいます。中でも俳優の方々が熱心にその日に得られるものを探し吸収しようとする姿には、私も見ていて熱が入ってきます。俳優さん以外でも忙しい仕事の合間を縫ってなんとか時間を捻出して参加されている方々もいらっしゃいます。そういう方々の真剣さが、多くの女性参加者も含め、学びの場として徐々に相手を思いやることで自らの稽古になることが解り始めてきているものと感じます。

 一般の女性の方でも役者さんより立廻りの上手な方もいますし、誰がどんな人かは私はお話しませんが、大体力量が近い人や、人柄や相性を見てペアを決めておりますので、年齢も性別も職種も多様な生徒が手合わせをする光景は講師としてのセンスが問われるところでもあります。

 夜間の部ではダブルヘッダーの方が四名いらしたものの、今夜は珍しく参加人数が少なかったので集中的に見ることが出来ました。中でも今月からのテーマである「三歩の間合い」と「三拍のリズム」を併せた「三歩拍合」(さんぽはくあい)は予想以上に成果が上がる結果となりました。つまり、動いてみて出来るかどうかではなく、動く前の間合いが掴めていれば、その後の形が想定内のものとなり、余程のミスがなければ間合いで出来るか出来ないかが判断出来ます。間合いの感覚が掴めれば、そこに拍子を合わせて動けば、自ずと丁度良い位置に丁度良いタイミングで合わせる事ができ、同時に三歩前から想定していることなので、相手を観るということが自然と身に付きます。このことは徹底的に掴めれば、これまで難しいと思われていたことが安定的に正確に安全におこなえるようになるでしょう。私の考える殺陣というのは、剣術をそのまま当て嵌めるようなことではなく、心地良いリズムと間になるような構成をどういう動きで作り出せるかということであり、そこに剣術や武術としての身体の使い方が自然に無理なく嵌まるようにおこなうものとしています。もちろん私がおこないますので、リズムといってもダンスのような振り付け殺陣にはなりませんし、自分の身体に備わっているものから導き出さなければなりません。だからこそ、私自身における武術稽古というのは全てにおいて重要な意味をもっております。

 連日体ひとつで稽古や講習をおこなっておりますと疲労が溜まる筈ですが、精神的なものというのは大きく影響してきます。こうして深夜に毎晩の如く記事を書けるのも、生徒の皆様や稽古に訪れる方々の思いが大きなエネルギーとなって、明日への活力に繋がっております。自分がどうであるのかは自分次第。人はどうにかしてくれませんので、自分がどうあるのかが自分の生きている時間を変えてくれます。そこに目が向き実行し継続するには独りの時間の過ごし方というものも大事になってきます。全ては自らの心の在り方がそのまま返ってくるだけです。

 明日も戸越体育館で夕方の部と夜間の部を続けておこないます。おそらく夜間の部の方が空いているかと思いますので、スペース的な事を考えますと時間調整が出来る方は夜の時間帯をお勧めいたします。

 明日は、生徒のYさんやKさんがイベントに参加されます。そのほかに知っている方々も何人かいますが、いつもお世話になっている方々ですので良い舞台となることを心より願っております。

 それでは明日もみなさまお待ちしております!


2017年9月23日 「抜刀術 特別講習会」
(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会  

2017年9月 稽古日程

2017年10月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2017-09-03(Sun)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


1975年生まれ
福岡県北九州市出身
東京都世田谷区在住

松聲館技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより映画に出演。そのほかマンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などをおこなう

2006年
小林照子先生とのご縁から
「からだ化粧」のモデルを務める

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し「抜刀術」「剣術」「杖術」「体術」などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく「Gold Castle 殺陣&剣術スクール」を発足

2014年
甲野善紀先生より
「松聲館技法研究員」を拝命
自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている
 
シニア住宅にて
「高齢者のための剣術教室」をおこなっている

日信工業株式会社の製品
「SAMURAI BRAKE」のプロモーション活動に携わる

2015年
「金山剣術稽古会」を発足
現代における武術稽古の必要性を身体と心で学べる場として活動している

2018年
「関西特別講習会」として定期的に関西地域での講習会を開催

2019年
BABジャパンよりDVD『古武術は速い』刊行

お問い合わせ

名前:
メール:
件名:
本文:

管理画面
月別アーカイブ