ひさしぶりの鬼ごっこに涙する

 本日のGold Castle 殺陣&剣術スクールの講習は、夕方の部を品川区総合体育館柔道場でおこないました。毎週体験参加の方がお越しになり生徒になる方も増えてきております。一ヶ月ほど休まれたNさんは、知らない方が増えていて驚いていました。

 とくにこのところは、毎週のように生徒さんの紹介で体験参加に来られる方が増えてきております。笑顔で気持ちよく帰られる姿を見送ることは講師として幸せな瞬間です。こうした気持ちをいつまでも大切に、皆さんと共に発展的で気持ちのいい教室として反省しながらより良くしていきたいものと考えております。

 殺陣クラスの講習では、かなりの方が「万乃型」を覚えてきたように思いますので、そろそろ動きの拍子を上げて連動性と間の使い方などを揃えられるようにおこないたいと考えております。

 立廻り稽古では、絡みAそしてBに繋がる「撥ね返し回転斬り結び」をおこないました。この内容は今後も丁寧におこなっていきたいと思います。そのため、序盤の芯の体捌きは生徒になられた皆さんは覚えるようにして下さい。
 
 次に剣術クラスでは、昨日に次いで久しぶりに「誘対稽古」と「鬼ごっこ」をおこないました。やはり皆さん汗をかいて疲れていたようですが、本日二回目となる体験参加のAさんが「楽しいです!」と仰っていたように運動不足解消の方にとって今日の内容は、かなり喜ばしいものだったのではないでしょうか。

 夕方の部でこの鬼ごっこを見ておりまして、鬼となった高校生のKくんとドクターNさんペアに、大の大人たちが真剣になってテトリスのような動きで逃げている様を見て思わず涙を流して笑ってしまいました。講師がこれではいけませんが、ここまで下拵えをしましたらあとはもう見守るだけですので、ちゃんと学んだことを守りながら周囲を観ながら正確な足運びや間合いを維持し、同時におこなうさまざまな状況の対応をおこなえるように脳を訓練いたします。

 「誘対稽古」では、重ねた剣を如何に外さずに、または外すようにおこなうことが出来るかを稽古いたしました。幾つかポイントがありますが、やはり足が居着かずに瞬時にさまざまな方向へ移動することが出来るかが大事であり、考えなくとも自然と足が反応出来るようにおこなえるとかなり余裕をもって対応出来ます。今日私が対応した際の動きを皆さんに見ていただいてお分かりになったと思いますが、足が自在に動かせるには重心が真ん中にあること、体の軸が傾きすぎないこと、そして剣の接点ばかりに目が向かないように、相手の全体を把握すること。そうしたことが出来るようになってきますと、対応者が誘導者を追い詰めるということが出来るようになってきます。それは視野の情報から足運びにより先回りする位置取りが重要であり、そのためには身体が自然に反応出来る様な状態を維持しておくことです。この「誘対稽古」と「鬼ごっこ」は私が考案したものですが、基礎的な部分を取り入れ同時におこなうさまざまな事を把握できるようになることで、組太刀稽古などで二人一組に慣れた相手との稽古で狭くなった視野を拡げることも意図して作っております。

 とくにこうした多情報の把握と処理をスムーズにおこなうには杖の稽古が有効です。丁寧に身体の使い方などを考えながらおこなう稽古法と、杖に身を任せ、身体がそれに自然に反応していく自由な稽古法などをおこなうことで、自在に動きやすくなる身体に近づいていけるものと思います。

 夜の講習では隣の剣道場に場所を移し、初めての方がお二人お越しになられ終了後の掃除まで率先して手伝って頂くほど楽しんで帰られました。生徒の実力を上げることが私にとっての信頼に繋がるものと思っておりますので、教室の体裁ではなく、一人ひとりに向き合ってどのように対応していくことが望ましいかを、そこにどれほど力を注ぐことが出来るかが、結果として生徒の良い面を引き出すことに繋がっていると思うのです。

 これからもそうした教室運営をおこない、新しい方や長く付いて来て下さっている方、そうした方々とともに笑いながらも真剣に、明日への力となるような講習をおこないたいものと考えております。今日もお越しくださった皆様ありがとうございました!お休みだった方もまた元気な姿でお会いすることを楽しみにお待ちしております。


2017年9月23日 「抜刀術 特別講習会」
(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会  

2017年8月 稽古日程

2017年9月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2017-08-21(Mon)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


松聲館 剣術技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


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1975年生まれ
福岡県 北九州市出身
東京都 世田谷区在住

1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより俳優デビュー。他分野では、マンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などの活動をおこなってきた。

2006年
小林照子先生とのご縁から  『 からだ化粧 』のモデルを務める。

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む。

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し身体の使い方を研究しながら、『 抜刀術 』『 剣術 』『 杖術 』『 体術 』などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている。

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく
『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』を立ち上げる。

2014年
甲野善紀先生より
『 松聲館 剣術技法研究員 』という名称を頂き、自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている。
 
高齢者向け住宅にて
『 高齢者のための剣術教室 』をおこなっている。

日信工業株式会社の製品『 SAMURAI BRAKE 』のプロモーション活動をおこなっている

2015年
『 金山剣術稽古会 』を立ち上げ、現代における武術稽古の必要性を、身体と心で学べる場として活動している。

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