まるで従兄弟のような不思議な感覚

 本日はミネアポリスから有給休暇で帰国された加藤氏とW氏とともに戸越体育館で稽古をおこなった。今日は東京で37℃を記録したらしく、さすがに外を歩けば瞬く間に汗が吹き出してきた。

 夏に帰国されたのは十数年ぶりという加藤氏にこの暑さと湿度は慣れるまで大変だったと思う。昨年の11月に帰国された時には、東京で観測史上初となる11月の積雪を記録し、高田馬場の武道場から紅葉に染まった木々に雪が積もるという、これまで見たことの無い景色をしばし眺めていた。

 加藤氏との稽古は2013年12月が最初であった。私のブログのお問い合わせフォームから連絡をいただき高田馬場で稽古をおこなったのを今でも覚えている。初めてお会いするのに、なぜか以前から一緒に稽古をしていたような不思議な感覚があった。というよりも小学校からずっと知っているような友人との再会のような感じに近い。もっと言えば、従兄弟のような感じに近いのかもしれない・・・・・・その年以降、毎年暮れに稽古をおこなうようになっているが、その際も久しぶりと言う感じが全くしないのが不思議である。帰国されるまでの間、私はツイッターやフェイスブックなどをしていないし、メールなどの連絡はしていないのにまるで一週間振り位にお会いした感じだからこの感覚は不思議さを超えて奇妙である。

 さて、今日の稽古では「おそらく時間があっという間に過ぎていきますよ・・・」と言った通り、瞬く間に過ぎてしまった。最後に杖の型稽古の動画を加藤氏に残しておこうと思ったが、その時間も忘れるほど稽古に集中した。

 今年に入って新しく取り組んでいる技など全て初めてのものを次から次にお伝えしたので、大変であったと思われるが向こうでの稽古に役立てていただけるならという思いでおこなった。

 加藤氏が驚いていたW氏の動きに「Wさんは二年二ヶ月位ですよ。」とお話したところとても驚いていたのが印象的であった。特に今日は抜刀術「稲妻抜き」の初動時における動きに進展が見られたので、加藤氏に「ちょっと見て下さい。」と思わず言ってしまったほどW氏の初動の動きに目が奪われたのであった。

 おそらくその要因として、分かっていても中々身体がいう事を聞いてくれないことが出来るようになったことが考えられる。それは、踵を進行方向と反対側に蹴り上げることや、柄に手を持っていかず、柄から右手手之内に持っていけることが素直に出来ているからだと思う。素直さには良い面もあれば逆の面もあるが、その良い面が活かせるための稽古でなければならない。

 稽古後は加藤氏と二人自由が丘でご飯を食べた。積もる話もあり二時間位は居た様に思う。いろいろとアイディアというか、いろいろな想像事を話するのは楽しいものである。私の場合、いろいろ浮んでも「これは成功するだろう。」という確信がなければなかなか動かないが、動き出してしまうと自分でも驚くほどの行動力になってしまうことがある。人と出会えれば出会うほど、そうした何かを形作ることの可能性が高まるし、知識と情報と技術と人が有れば、その先の結果はその中身によって見えてくる。今は、中身を向上させ充実を図る事が何より先決であり、そのときになって自然に決まることが何よりだと思う。
 
 次は、暮れにお会いすることになるが、私もさらに稽古を進展させていきたい。そのため一人稽古の時間を捻出して課題としているものの先を何とか進めたいところである。

 加藤氏にはいつも帰国の際には稽古に来て頂き、私としても得難い稽古相手の加藤氏との稽古は有意義な時間である。次にお会いするのは四ヶ月位先になりそうであるが、それまでにどのような出来事があるのか想像もつかない。その日を楽しみに稽古に励みたい。初めての夏の稽古となりましたが、私にとりましても良い想い出になりました。またご帰国の際にはご連絡下さい。ありがとうございました。


2017年8月12日(土)「立廻り 特別講習会」
(お申し込み受付中)
第一部 残り受付人数六名
第二部 残り受付人数六名

金山剣術稽古会  

2017年8月 稽古日程

2017年9月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2017-08-10(Thu)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


松聲館 剣術技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


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1975年生まれ
福岡県 北九州市出身
東京都 世田谷区在住

1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより俳優デビュー。他分野では、マンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などの活動をおこなってきた。

2006年
小林照子先生とのご縁から  『 からだ化粧 』のモデルを務める。

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む。

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し身体の使い方を研究しながら、『 抜刀術 』『 剣術 』『 杖術 』『 体術 』などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている。

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく
『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』を立ち上げる。

2014年
甲野善紀先生より
『 松聲館 剣術技法研究員 』という名称を頂き、自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている。
 
高齢者向け住宅にて
『 高齢者のための剣術教室 』をおこなっている。

日信工業株式会社の製品『 SAMURAI BRAKE 』のプロモーション活動をおこなっている

2015年
『 金山剣術稽古会 』を立ち上げ、現代における武術稽古の必要性を、身体と心で学べる場として活動している。

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