FC2ブログ

稽古のための稽古

 9月最後のGold Castleの講習は、殺陣クラス剣術クラスともに賑わうものでした。
 殺陣クラスでは、払いからの斬り方や突き方などをさまざまにおこないました。動きのメリハリ、観ている人の意識、そういったものが動きの一つ一つの合間にどう表現できるか、そうした部分を基礎稽古では大事に繰り返しおこなっております。

 基礎稽古というのは、例えて言うなら自動車教習所のようにアクセルとブレーキの操作、ミラーの確認、ハンドルの使い方、それらを標識や車線というルールに合わせてどう操作していくのかを基礎的に学んで行きますが、そうした基礎的な部分が染み込んできますと実際に免許を取って路上で運転する際にどこが危なくてどこが安全なのかの基準が解ってくるものです。剣ですと、相手に払わせる剣先の出し方、相手との間合い、足運びを間違えないこと、殺陣は交通整理を速やかにおこなっているものですので、安全にかつ最適なタイミングでおこなえるように、必要な基礎は身につけておかなければなりません。稽古したことを忘れないように次に活かして下さい。

 剣術クラスでは、DVD『古武術は速い』でもご紹介した小太刀をおこないました。
 初めての生徒も何人かいらっしゃいましたが、足捌き方との連動や肘の動きによる体幹部の導きなど、調和の中で私自身動きが変わってきました。
 MさんとYさんの組でお話いたしましたが「速く動かなければと思うと身体が居着いてしまうものですので、手足の連動を精確に調和を感じながら動くことで結果的に速く動けてしまうものです。そうなってきますと、出来ないかもしれないと思い込む心理状態の居着きが薄れ、出来る!という心理状態と共にその場の状況における感じ方が変わってきます。」というような事をお話しましたが、帰ってからあらためて考えると、速く動こうとするあまりに、手続きがバラバラになりどこかに詰まりが生ずることで心理的な居着きを誘発しているのではないかと思うのです。「速さは抜け」でもありますので、調和を持って動ける身体各部の手続きが、内部の交通整理となり抜けた動き、すなわち速い動きになるのだと思います。
 
 
 さて、来週日曜日はフランスの記者の方が取材に来られます。私も初めての経験ですので、10月で丸六年を迎える教室の現在の姿をそのままお伝えできればと思います。イベントや段位など無くても賑わう講習が続いているのは、純粋に身体の使い方に興味を持って稽古に励んでくださる皆様のお陰であります。ステージが無くても、日常で人と上手く行かなくても、自らの身体と心は離れて行かず共にある存在です。上辺の形ではなく、感覚と調和に気が付き手に入れることで得られているものはそれだけに留まっていないでしょう。そうした稽古の在り方は必然的に生き方に通ずるものですので、何かのための稽古ではなく、稽古のための稽古、これが大事なのです。

 そのようなことを来週はお話出来ればと思います。


 金山孝之 指導・監修 DVD
『古武術は速い~“型の手続き”を追求した剣・杖の実践的な体使い~』


2019年10月14日(月/体育の日)『杖整体操』

2019年10月19日(土)『抜刀術 特別講習会』

2019年10月21日(月)&22日(火)『関西特別講習会』

金山剣術稽古会ホームページ

2019年09月 武術稽古日程

2019年10月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-09-30(Mon)
 

お越し頂きありがとうございました

 ラグビーW杯が盛り上がっておりますが、今日の『杖術 特別講習会』では時間が丸被りしたせいか、稀に見る少ない状況での開催となりました。それでも昨日三名の方がお申し込み下さいましたので講習会の形にはなりました。思い出すのは、前回のオリンピックでフィギュアスケートの羽生選手が金メダルを取った時も、土曜日で丸被りしてこの日は体験参加の方二名のみという事もありました。

 今回はそれぞれ集中的にお伝えすることが出来たと思います。始めに、杖の一人稽古をおこなう際の自由に動く方法を順序を追ってお伝えし、続いて手首や肘、肩回り等の可動を良くする動きをお伝えいたしました。

 今日の参加者を見て急遽「十一之型」をお伝えし、後半は「玉簾」「渦潮」「捧げ首潰し」をおこないました。

 参加者全員ジャンルの異なる生業の方でしたので、興味深さと共に最後まで熱の冷めない講習でした。十一之型では私も一部動きに気づいたことがありましたし、捧げ首潰しでは、右手を返し落とした崩しから、左手に持つ杖を被せるようにおこなう動きの繋がりに、受けを取りながら左右それぞれの働きを混同させないこと等、得られるものがありました。

 予定時刻を二十分延長して終了。杖の技法もそうですが、重心の把握やコントロール、そうした自らの身体を操るということに興味を持って頂けたのではないかと思われます。


 講習後はいつものようにキリンシティへ。私も含めて三名という少ない人数でしたが、会話の内容は普段話せないことが多く、この人数とメンバーだったから話してしまったことに恥ずかしさを感じますが、心地良い時間に気が付けば二時間四十分が経過しておりました。講習会よりも長い時間を過ごしていたとは思えないのですが、それだけ盛り上がっていたのだと思います。

 今回もお越しいただいた皆様、ありがとうございました!
 

2019.09.28 杖術 特別講習会 懇親会①

2019.09.28 杖術 特別講習会 懇親会②

2019.09.28 杖術 特別講習会 懇親会③


 金山孝之 指導・監修 DVD
『古武術は速い~“型の手続き”を追求した剣・杖の実践的な体使い~』


2019年10月14日(月/体育の日)『杖整体操』

2019年10月19日(土)『抜刀術 特別講習会』

2019年10月21日(月)&22日(火)『関西特別講習会』

金山剣術稽古会ホームページ

2019年09月 武術稽古日程

2019年10月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-09-29(Sun)
 

どう動くかではなく、どう動きたいかである

 今週も早いもので金曜日。秋の心地良さに精神的にも乱されることが少なくなってきたのを感じる。これまで動じていたものが動じなくなってきたのは少しばかりでも成長に関係しているのだろうか・・・


 さあ、水曜日の稽古記事から。

 水曜日は戸越体育館にて渡部氏と稽古。Gold Castleの殺陣クラスでおこなっている「一対四瞬殺」を少し変更。始めの一人目の切斬り方の体捌きを少し変更することが出来た。 これにより、一人目に斬り掛かる間が短くなり、さらに二人目三人目との間合いが広がり過ぎないようになった。

 体術稽古では、いつもの座り稽古。この稽古は所謂無意識での身体の使い方の基盤を練るためのもので、分かりやすく例えるなら、箸の使い方を丁寧に意識しておこなっているようなもの。箸の扱いが未熟であれば、料理によって行儀の悪い使い方になったり、食材を落としたりしてしまう。基礎的な箸の使い方が身についてこそ、さまざまな食材を綺麗に口に運ぶことが出来る。だから、無意識レベルで相手の動きに対応できる稽古法が求められ、それを予定に無いいくつかの動きの中で瞬時に対応できることを目的として現在おこなっている。何度も転がしたり転がされるが、座りのため衝撃は少ないもののそれなりに転がっては元に戻る稽古というのは、身体作りとしても良い稽古になっている。基盤なくして技法育たず。

 翌日木曜日は高田馬場で渡部氏とA氏との稽古。

 稽古前に、頭の中で考えていた「斬突き返し」の左足の使い方を渡部氏が来たところで早速試みる。
 視覚的には左足の動きが捉え難いが、全体的なものとして想像通りに変化が分かり辛くなるか少々不安であった。
 しかし、渡部氏曰く、「打ち込んだと思ったら抜かれています。」という感想から、以前の左足の使いより有効であることが検証できた。

 渡部氏は私を立てるような嘘を言わないし、寧ろ遠慮なく言ってくれるのでこうした実際の検証ができる貴重な存在である。腕を大きく使って抜き技をおこなうのではなく、身体全体を少しだけ動かして解らないように抜くこの技は、今後より精度を上げて稽古することで、別の技に発展するかもしれない。しかし、体術同様、基盤を作る身体運用の無意識レベルでの働きを練る稽古はあまり複雑でないほうが良い。そうした動きの応用が複雑な動きを可能としているため。

 勿論、無意識レベルでの体捌きが身につけば、より条件を厳しくしておこなえるように変えて行かなくてはならない。そこに基盤があるならば、変更した厳しい条件の動きでもいずれ乗り越えられる筈である。そしてそこからさらなる厳しさに向って行かなくてはならない。稽古とは常にそういう条件が求められる。

 本日金曜日は高田馬場で一人稽古をおこなった。

 このところ金曜日は私の一人稽古の日程となっているが、お陰で感覚的なものがこうした稽古でなければ育たないことがしみじみと解った。杖術では、動きの中で杖を扱う身体に変わってくることが感じられる。これは一人稽古をおこなわなければ忘れられていく感覚でもある。抜刀術も同様に、身体からの教えが「抽象的な的確さ」の中で稽古が進んで行くのであるが、一人稽古を欠かしてしまってはならない。

 「鷲眼一閃」では、鞘引きをせずに抜き打ちに身体ごと鋒を奔らせるのであるがこれには、さまざまな身体の手続きが求められる。が、しかし、幾つか抜いた中で「どう動くのかではなく、どう動きたいか。」そこを忘れていることに気が付き、そうした感覚の中で構えが少し変わり、さまざまな手順よりもどう動きたいかの方に意識が注がれ、動きの中で感じた実感から働きを精査していく。実感はこれまでにないほどのものでも、どう動いたのかはハッキリしていないことがある。その曖昧さの感覚はそのままに保存しておき、詳しく調べるという野暮なことをしてしまうと、「動きたいかが、動くか。」に戻ってしまう恐れがある。

 今日はその事が解っただけでも大きな収穫であったが、こうした感覚は一人稽古のような状態でなければ気が付かないもの。無いものを手に入れるには、改めて「今を否定すること」を忘れてはならないと自分に気付かされた。

 その「鷲眼一閃」では、これまでは抜き打ちで終っていたが、動きの中で二之太刀に正面斬りが入ることとなった。

 「津波返し」では、鞘引きと沈み込みに微細な手順の変更があり、それにより、詰まることなく鞘引きと沈み込みが居着くことなくおこなえるようになった。尤もこれは私の感覚なので他の人にはあまり参考にならないだろう。

 これまでの抜刀術の中で変化があった技を記すとなると
「懐月」…鞘出しからの鞘引き (近年は突きが加わり納刀が変更となった)
「稲妻抜き」(近年は斬り落とさず、昔のように籠手に付けることとし、両膝の抜き方が変わる)
「飛燕」・・・前足指の抜きと全体的な動きが小さくなる
「逆手前方抜き」・・・足が横に並んだ構えとなる
「鷲眼一閃」・・・二之太刀が入る
「津波返し」・・・鞘引き後に當を打たないように戻す(足の甲を地に付けたさらに低い形もある)
「隅返し」・・・鋒が奔るように振りを小さく重心を使う
「天神抜き」・・・右手を下げた状態で構える、振り上げたのち正面斬りに振り下ろす

このほかにも細かく変更のあった技もあったと思うが、今後も気付きの中で変わってくるだろう。


 今夜は明日の『杖術 特別講習会』のお申し込みが三件ありました。明日は久し振りにかなり少ない状況ですが、集中的にお伝えして参りたいと思います。お伝えする部分と、自身で考える部分、そうした呼吸の中で得られるものがあればと思います。勿論私自身にとっても!


 金山孝之 指導・監修 DVD
『古武術は速い~“型の手続き”を追求した剣・杖の実践的な体使い~』


2019年09月28日(土) 『杖術 特別講習会』

2019年10月14日(月/体育の日)『杖整体操』

2019年10月19日(土)『抜刀術 特別講習会』

2019年10月21日(月)&22日(火)『関西特別講習会』

金山剣術稽古会ホームページ

2019年09月 武術稽古日程

2019年10月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-09-28(Sat)
 

願いを忘れず行いに尽くす

 「元気は自分でどうにかなるものではないですから、他力に任せて行きましょう!」

 火曜日の「クラーチ剣術教室」の休憩時間にそのようなお話を交わしましたが、とは言え、行動に移るのは自らの意思であり、それを委ねるには誰と出会うかということが問題になります。

 たまたま出会った場所、時間帯、その他諸々の条件がありますが、そこで行動に移れた方というのは、やはり何かしらのご縁が通じているのだと思います。

 願いやお祈り、さまざまに人は思うのですが、そうした事は深さや切実さの中で何かしらのご縁をつなげていく可能性を高めるものだと思うのです。


 講習では、Hさんが一ヶ月間の体験講習を終えて生徒になられました。その他ご病気から復帰されたお二人の生徒も元気に取り組まれております。Iさんもその日の体調に合わせて無理することなく参加されております。元気なお三方は新しさを求めることから、精確な動きに向われるようになっております。そこに楽しみを見出されていらっしゃることに嬉しさを覚えます。先週月曜日に膝を痛めたOさんは、一人で歩けるようになり、今回も見学となりましたが、椅子に座って全体を観てときにアドバイスされております。

 体調や怪我などさまざまな状況に遭遇いたしますが、それもまた一つ選択を迫られる出来事でもありますので、そうした中で、どう委ねていけるかがその人毎に決められた他力の導きなのかもしれません。

 私自身がどうであるのか・・・そこに一つだけ本日気が付いたことは、稽古三昧でなければ今の私は居なくなってしまうということです。これからもどういう稽古をし、それを還元循環させていけるかを、自然の流れに任せて願いを継続し行いに尽くしたいと思います。


 金山孝之 指導・監修 DVD
『古武術は速い~“型の手続き”を追求した剣・杖の実践的な体使い~』


2019年09月28日(土) 『杖術 特別講習会』

2019年10月14日(月/体育の日)『杖整体操』

2019年10月19日(土)『抜刀術 特別講習会』

2019年10月21日(月)&22日(火)『関西特別講習会』

金山剣術稽古会ホームページ

2019年09月 武術稽古日程

2019年10月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-09-26(Thu)
 

強風に見舞われる秋分の日

 三連休の最終日そして「秋分の日」。東京は快晴となっておりますが、西日本は台風17号の影響で不安な日々を過ごされているかと思われます。毎年の出来事ですが、被害が少ない一日となりますことを願っております。


 昨日は、品川区総合体育館にてGold Castleの講習でした。連休中のため、参加者が少ないものと思っておりましたが、数名の方が遅れて来られ、いつもの賑わう講習風景となりました。

 殺陣クラス、杖術クラス、それぞれに皆熱心に取り組んで下さいました。殺陣クラスは立廻りがありますので、ホームページにあるパスワード制の動画を観て、芯の動きや絡みのタイミングと位置関係などを覚えて来られますと講習が進みそれぞれに立廻ることが出来るでしょう。

 杖術クラスでは、日曜日の講習としては少し難しい内容をおこないましたが、皆さん集中して興味深く取り組んで下さいました。技として引き出すための型稽古でもありますので、相手との兼ね合いの中で、今その瞬間とその先に訪れる流れとが移行しながら続いていくものですので、その中で感じあうものを大事に励んでいただきますと、こうした組稽古は得られるものに気がつきやすくなってくるものと思われます。そこは、意外に難しいものですので、初めての感覚を手に入れるようなつもりでおこなうと、色々な面で変化につながることも考えられます。

 生徒の皆さんがそれぞれに、稽古し体験しそれぞれの中で進んだ講習であったと思います。杖で打ち合い抜かれ顔の前に迫ってきたことに対する経験も、はじめは目を背けてしまう恐怖心があるかもしれませんが、次第に、恐怖心から技術的な部分へと意識が奪われていきますので、目を瞑っていた状況から相手の動きを観察するといった状況に変わりつつある方もいらっしゃいました。稽古の中で興味深いことは、自らが出来るようになった、或いは掴んだ感覚というのは、その瞬間に相手の見え方がそこまで観えるようになるのです。ですので、自らの状態が変わることで相手の状態において、同等か或いはこちらまで到達していない段階においては、観えなかったものが観えてくるようになります。しかしながら、その先に進んでいる方の動きというのは、まだ到達されていない方にとっては、観えない(把握できない)動きとなりますので、稽古によって観えるようにその状況を把握できるように務めることが重要です。身体と心が繋がっている観点からも、視野が広がることへの具体的な方法といえるでしょう。

 講習後は俳優のSさんから「今夜21時にテレビ朝日でドラマに出ております。」というご報告をいただき、「黒薔薇2」というドラマを拝見いたしました。所々に終始出られておりましたので、物語の推理をしつつ楽しんで観ることができました。個人的にはキャスティングの良いドラマであったと思います。

 こうした俳優さん達であったり、若い世代の生徒達であったり、高齢の生徒であったり、海外ご出身の生徒達であったり、普段の生活であまり関わることの無い方々と一緒に交わることが出来るのも幸せなひと時であります。剣や杖を学びながら、同時にそうした人との触れ合いが心地良いのもGold Castle 殺陣&剣術スクールの特徴だと思います。これからも、気持ちよく取り組める教室運営を心掛けて参りますので、みなさま今後とも宜しくお願い申し上げます。


 金山孝之 指導・監修 DVD
『古武術は速い~“型の手続き”を追求した剣・杖の実践的な体使い~』

(2019年5月20日より発売中)

2019年09月28日(土) 『杖術 特別講習会』(お申し込み受付中)

2019年10月14日(月/体育の日)『杖整体操』(お申し込み受付中)

2019年10月19日(土)『抜刀術 特別講習会』(お申し込み受付中)

2019年10月21日(月)&22日(火)『関西特別講習会』(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会ホームページ(お問い合わせ受付中)

2019年09月 武術稽古日程

2019年10月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-09-23(Mon)
 

一人稽古と組稽古

 二週続けての三連休。都内の駅ではラグビーワールドカップの影響か、いつも以上に外国人を多く見かけた。秋めいた過ごしやすさの中、自然と共に日常を落ち着かせたいところである。


 さて、本日は戸越体育館にて講習をおこないました。
 今週から三週連続で土曜日は杖術講習が続きます。中でも来週は『杖術 特別講習会』ですので、興味をもたれている技や、新しい技などを集中的におこないます。この日は基礎稽古は無く、技のみの講習となります。その分時間的にも余裕がありますので、普段伝え切れていない事にまで話が展開していくこともあるかもしれません。そうした本題から外れた部分というのは、熱が入りやすいものでもありますので、この記事もそうですが、改行が無く文字に埋め尽くされた箇所は本題から外れた内容となっている場合が多いと思われます。

 講習では浮き身を使う「廻し系」の動きを幾つかおこないました。八才のYちゃんは足を使わず杖の操作手順などをお伝えいたしました。戸越体育館が初めてのため、電車の乗り換えを間違えて二時間掛けて来られたインドネシアのWさんも基礎的な動きを熱心に集中して取り組まれておりました。

 他の生徒は、常連の皆様ばかりでしたので、その後におこなった「合心之型」や「合心之型其之弐」でも足運びや杖の操作に間の作り方など、それぞれに課題を稽古しておりました。

 今日はお伝えした中で、「自らの確認と反省に気を取られ過ぎると、相手の動き、間、そうしたものにどう応じていくのか、そこに型稽古では《この部分》というべきところがありますので、勿論自らの確認や反省は稽古において大事なものですが、稽古の内容によっては、それらを忘れ、集中の配分を別の部分に移すことが求められます。当然最初からそうしたことは出来ませんが、稽古を通じて、考えなくても出来る要素を増やしていくことです。」というような内容をお伝えしたのですが、一人稽古と組稽古の違いと言いますか、自らを突き詰めるものと、自らを離れその瞬間とその先が常に移行し続ける動きの中で求められるものが、稽古における違いでありますし、繋がっているものでもあります。

 最後の三十連円打は、全員でおこなっていただきました。全て覚えたフカフカ組には、頭を止めず、軸を傾けず、顎を下げないように動いていただくようにお伝えしました。これは他の皆様も同様に、覚えた方は精確な動き方を稽古していただきます。

 土曜日の講習は、Gold Castleの生徒でも古参メンバーが多く、動き方という観点から観ましても、余裕を持って動けている方も見受けられるようになりました。素人っぽい雰囲気でありながら動けば驚かれるような事が望ましいと思いますが、私自身もそうですがこれからも驕らずに、目の前の事を大事に一つ一つをやっていきたいと思います。


 講習後にYちゃんと写真を撮りました。覚えが早く、十歳未満のお子様はご遠慮しておりましたが、動きと集中力を拝見して、生徒になっていただき七ヶ月が経ちました。これからが楽しみな生徒のお一人です。

2019.09.21 Gold Castle


 金山孝之 指導・監修 DVD
『古武術は速い~“型の手続き”を追求した剣・杖の実践的な体使い~』

(2019年5月20日より発売中)

2019年09月28日(土) 『杖術 特別講習会』(お申し込み受付中)

2019年10月14日(月/体育の日)『杖整体操』(お申し込み受付中)

2019年10月19日(土)『抜刀術 特別講習会』(お申し込み受付中)

2019年10月21日(月)&22日(火)『関西特別講習会』(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会ホームページ(お問い合わせ受付中)

2019年09月 武術稽古日程

2019年10月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-09-22(Sun)
 

フランスの雑誌取材が予定されております

 フランスのティーンエイジャー向けの雑誌Géo Ado(ジェオアド)の取材が、来月10/6(日)のGold Castle 殺陣&剣術スクールの講習で予定されております。

 対象は10歳から15歳までの生徒となっておりますが、講習風景ですので大人の生徒達も写る可能性がございます。

 本日親御様方へご連絡させていただきましたが、こうして若い世代の生徒達が増えてきたことに教室の進展を感じます。お子様の場合、技能だけでなく教育も含めた成長の責任も私にはあります。子供達が真剣に向き合ってくれるように稽古を通じて、子ども扱いせずに向き合っていくことを忘れない様に務めております。メリハリを大事に会話をしながら、子供達の心に近付いて行きながら、私自身感じるものを大事にしております。

 掲載は2ページ、発売は2020年3月を予定しているそうです。

 賑わう講習風景が撮れますように、大人の生徒も含め皆様のご参加をお待ちしております!


 金山孝之 指導・監修 DVD
『古武術は速い~“型の手続き”を追求した剣・杖の実践的な体使い~』

(2019年5月20日より発売中)

2019年09月28日(土) 『杖術 特別講習会』(お申し込み受付中)

2019年10月14日(月/体育の日)『杖整体操』(お申し込み受付中)

2019年10月19日(土)『抜刀術 特別講習会』(お申し込み受付中)

2019年10月21日(月)&22日(火)『関西特別講習会』(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会ホームページ(お問い合わせ受付中)

2019年09月 武術稽古日程

2019年10月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-09-20(Fri)
 

杖に身体が動かされるように抜く

 本日木曜日は高田馬場にて渡部氏とA氏と稽古。基礎的な杖の取り回しに時間を割いて稽古した。

 私自身としては、肩回りの詰まりがあったので、杖を使い杖の遠心力に手首、肘、肩などが動かされるように途中から抜くことで、身体にとっていい調整となることが感じられた。最近おこなっている肘と肩を強く振り上げる動きにより、肩回りが硬く感じられ、余り良くない状態であることから、自らがおこなう動きの特性に合った動きでなければならないと再度改めることにした。

 特に杖術では、身体の抜けが動きの速さや変化に関わってくるものなので、技に対する技法もあるがその前に身体が整っていなければならないと痛感。抜刀術もそうであるが、動きの特性を邪魔しない柔らかさや抜けが、筋力だけでない、抜け感のある骨の通り道に素直に導かれることで生まれるものがある。

 故障していない事、詰まりの無いこと、可動域を狭くしないこと、これからの身体作りに何が重要なのか、まだまだ気が付いていないことが多くありそうだ。

 剣術では、「斬突き返し」をおこなった。一体どういうふうに見えているのか稽古後にA氏に撮影してもらい、渡部氏を打太刀におこなってみたところ、思っていたよりも誘いが掛かっており、ギリギリまで仕太刀の軌道は相手に払われるところに位置していた。先日、「これはどうにも技という実感がしないのだが…」とこぼしてしまったが、打太刀が相手の木刀を払ったと思った瞬間、右籠手に物打ち所が付けられていることから、今後も稽古の中でより精度を追求したいと思う。今夜風呂の中で左足の使い方に気が付いた部分があったので、次回の稽古で試してみようと思う。

 
 9/28(土)の『杖術 特別講習会』の開催が近付いて来ました。今回は「玉簾」「渦潮」「下段受払い突き」「捧げ首潰し」などをおこなう予定です。

 玉簾や渦潮に関しましてはこれまでに講習会や特別講習会でもおこなってきましたが、下段受払い突きも含め、間の空かない相手の素早い攻撃に対する技であります。下段受け払いでは、相手の脚に深く踏み込んで打ち込んで来た場合に対する技ですので、いずれも厳しさの中での対応となります。

 捧げ首落しは、今名前を付けたのですが、(一日経って、「捧げ首潰し」に改めました)この技は一度講習でおこなったものであり、その講習中に生まれたものです。杖を掴んだ相手を、引き込みながら右手を持ち替えて滑り寄せ下げることで、相手が首を潰せと言わんばかりに首を差し出してきます。後はそこに杖を掛けて両手で大文字に潰します。この技は10月22日におこなう関西での講習会でもお伝えしようと思っております。

 講習の進行状況を見て、これに追加する内容もあるかもしれません。お申し込みがまだ少ない状況ですのでご連絡お待ちしております。また特別講習会は、三ヶ月に一回、杖術、抜刀術、剣術とおこなっておりますので、今回の次は12月の開催となります。杖に興味のある方で、初めての方や他流の方、この機会にお越しになってみては如何でしょうか。


 金山孝之 指導・監修 DVD
『古武術は速い~“型の手続き”を追求した剣・杖の実践的な体使い~』

(2019年5月20日より発売中)

2019年09月28日(土) 『杖術 特別講習会』(お申し込み受付中)

2019年10月14日(月/体育の日)『杖整体操』(お申し込み受付中)

2019年10月19日(土)『抜刀術 特別講習会』(お申し込み受付中)

2019年10月21日(月)&22日(火)『関西特別講習会』(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会ホームページ(お問い合わせ受付中)

2019年09月 武術稽古日程

2019年10月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-09-20(Fri)
 

楽しみ方の質が変わる

 本日の「クラーチ剣術教室」では、世話人のOさんが昨日運動中に左膝を痛めたらしく、歩くのも困難ななか今日は見学となりました。

 講習では、歩をつけての打ち込みや突きをおこない、後ろ足の踵がほとんど上がらない寄せ方が出来ている方も数名いらっしゃいます。そして前脚の鼠蹊部を伸ばすことなく歩を進める際の爪先の意識や上体が後ろへ傾かない姿勢などについてもお伝えいたしました。教室が六年目に入り、こうした難しい身体の使い方を感覚的な部分で通じる会話が出来るようになったことに大きな成長を感じます。

 そのため最初の三十分はあっという間に過ぎてしまいました。皆さん興味を持って取り組んでおられましたので、合間に水分を摂りながらも休む方も無く、歩を付けての突きや打ち込みに没頭しておりました。こういう感覚を求めて一打一突きおこなうのは、単純な運動に比べ運動効果が総合的に上がるものでありますし、熱中できるものであれば運動そのものが目的だったはずが、「出来なかった動きが出来るようになりたい」という事のほうに興味が湧き、運動するということは目的でなく、前提条件として当たり前のことになってきます。

 今日は三十連円打の二十番目まで前進後退それぞれおこない、体験参加のHさんは十三番目まで稽古いたしました。毎回少しずつ覚える事をテーマとされておりますので、確実に覚えられるように取り組んでおられます。

 最後は抜刀術「巴抜き」をゆっくりとおこないました。この右手首の使い方が特徴的な巴抜きでは、剣先の軌道と正中線を意識しておこなうことで軌道が掴み易くなります。このところ剣術は一つの項目を集中的におこなっておりますが、技術的な部分をジックリお伝え出来ますので納得していただける部分も増えたように感じます。飽きること無く、取り組めるようになってきましたので、その先を伝えやすくなってきました。今後もみなさんの成長を楽しみに楽しんで務めたいと思います!


 金山孝之 指導・監修 DVD
『古武術は速い~“型の手続き”を追求した剣・杖の実践的な体使い~』

(2019年5月20日より発売中)

2019年09月28日(土) 『杖術 特別講習会』(お申し込み受付中)

2019年10月14日(月/体育の日)『杖整体操』(お申し込み受付中)

2019年10月19日(土)『抜刀術 特別講習会』(お申し込み受付中)

2019年10月21日(月)&22日(火)『関西特別講習会』(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会ホームページ(お問い合わせ受付中)

2019年09月 武術稽古日程

2019年10月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-09-17(Tue)
 

身体の求めを信用して

 睡眠時間を優先したため金山剣術稽古会の記事をしばらく書いていなかったが、まずは9/11(水)昼からおこなった戸越体育館での稽古から記したい。

 この日は例によって渡部氏との稽古。平日の昼間や午後から稽古が出来る方というのは、普通に務められている方や学生の方では無理である。渡部氏も時間を作って稽古を優先して来て下さっている。お陰で私としても型稽古が進んだり、体術などでも受けていただいたり、また私が受けることで掴める事も多い。こうしたご縁は私が武術を続けていく中でこれまでにも何人かお世話になったり、これからもお世話になる方も現れると思うが、未熟な私といえども、渡部氏のお陰で進展のペースが保たれていることは大変感謝している。

 この日は二時間強体術、一時間弱杖整体操をおこなった。

 体術稽古では、ほぼ全て座りでの崩し方を研究。合気上げのような掴まれ方から横に崩す動きをさまざまに検証。背中を使ってみたり、前後の動きでおこなってみたり、交差する形でおこなってみたり、そうした中から円に相手の腕を使って肩を押し込んでいくような動きが有効であった。その際の反対側の手も、引き込むのであるが、その順序を確かめながら、同時におこなうことで崩しからの展開に繋がりやすいことが解った。

 この日は他にも、こちらに向かってきた腕を押さえての崩しにおける、腕の取り方に自然に引き出される軌道が合った。これは杖術における手之内の感覚や手首の軌道などの情報から身体が無意識にそれを選定したようなきがしている。脳で言うならば、大脳皮質でおこなっていた処理を、小脳でおこなうことが出来るようになったということなのかもしれない。つまり、考えて動く際の手順などが、感覚に通じるものではなく少ない実感の検証でしかなかったものが、ある時期から考える前に、感覚の実感が手続き手順の修正を後から気付かせてくれるようになったということだと思う。もちろん、そのレベルはまだまだ低いものであるが、高望みをせず、自らの中で実感進展を得られる内容で工夫することが一つの流れを形成し、その中で必然的に何かが生まれてくるのだろう。

 その腕を触れ取るような形で、同様に脚部も連動し浮き身に近い操作感覚で重心も移動しながら相手の肩を押さえ、その流れから袈裟固めに入るということが自然と流れの中で出来た。それが袈裟固めだと知ったのは、その後渡部氏のスマートフォンで調べて解ったことであるが、正座の中で重心移動中に足を差し換えるようにおこなうので、これも身体が自然に動いた動きのため興味深いものであった。

 渡部氏は私のところで五年目に入るが、これまでに武道を一切学んだ経験が無いため、わざと受けを取るどころか、常に全力で抵抗してくれる。これは私が甲野先生の受けをおこなうときと同じように、どうすれば止められるかを自分なりに考える楽しみが芽生えているからだと思う。自らの身体と心の状態を観察しつつ、自由に工夫し合える稽古の在り方は、まさに研究稽古であり、身体と心の関連性を踏まえるならば、こうした稽古というのは単なる武術稽古には留まらないだろう。

 この日は珍しく受け身を少しだけおこなった。私自身受け身のための稽古というのは、多少おこなったことはあるが、膝を抜いた際の重心移動の動きをギリギリまで確認するために転倒することは床の上でもたまにおこなっていた。それが、結果として衝撃を逃がす倒れ方となり、殺陣などでおこなう倒れ方に大いに役立つこととなった。そうした手を着かない倒れ方は、Gold Castleの講習で幾度と無く指導するようになり、倒れる際の自重の逃がし方を身体が先回りするように教えてくれている感覚があり、それに無意識に従うことでいつの間にか出来るようになったものと思う。まだまだ、受け身は難しいものがさまざまにあるので、機会があればそうした今までおこなったことのない受け身にも身体が望めば取り組んでみたいと思う。

 最後は杖整体操で身体を解した。一時間弱ジックリとおこない、とくに背中や肩廻りを杖乗に解した。講習会では、私もおこなっているが、基本的には参加される方を導いて行かなければならないため、私自身への効果は薄いものである。この日のような状況では、私も渡部氏もそれぞれが好きなように自由におこなっているので、最も効果的にその日その時の状態で身体を解すことが出来る。この日は、久し振りに開脚で頭が畳に着いた状態で維持できた。開脚自体は大して時間を使っていないが、仰向けに寝た背中の乗杖解しが背中を伸ばしてくれたのだろう。これは、心身の状態が利きに作用していることが解ったので、やはり自分で自分の好きなようにやるのが一番利くだろう。しかし講習会でおこなう利点もある。それは、自宅でおこなうよりも畳の道場で人が集まっておこなう事で心身の集中度が増し、呼吸の深さや働きが、自宅でながら的におこなうものと比べ遥かに利いて来るのである。そして、杖整体操特有の、持ち上げ操作や、寝返し、といった一人で出来ないものもあり、あの心地良い不思議さは心身の受け取り方によって差はあるが格別のものを味わった方にとっては納得であろう。

 稽古後は身体がかなり弛んだのを歩きながらも実感。あの心地良さは身体が望むものとしてのサインであるならば、それに応えてあげなくてはならない。なぜなら、普段は身体を纏めるための働きを課しているのだから。寝るだけではバランスが追いつかない、そうした日々の稽古であり、年齢を重ねて行く上で必要に感じるものでもある。日にちが過ぎての記述であるが、三時間があっという間に過ぎた中身のある稽古であった。


 そして9/14(土)はGold Castleの講習後に、同会場にて金山剣術稽古会の土曜日稽古会をおこなった。この日も渡部氏だけであったが、骨盤角度と脹脛への影響について実感出来る部分があった。おそらく普段の私の稽古における姿勢は、骨盤が後傾した状態での調和感覚を求めたものが多く、そのためそれに応じた身体の整い方になってきているのではないかと思うのである。したがって、前重心に骨盤を立てた状態で走った場合の脹脛への影響は、自重に対する衝撃が、後傾で作られた衝撃に対する備えと比べて脆い部分があるように思える。浮きにしてもドンと掛けたものの衝撃は相当であろう。それによって骨が強くなったり膝関節が馴染み、痛み難い状態を保存しているのかもしれないが、その衝撃が何も影響しない訳は無いはずである。この日の稽古では、私自身数年前から実感していた脹脛と動きの相性について、骨盤角度が関係しているのではないかという事が、その部位に感じる張りの違いから一つ思い込んでいたものを改めるキッカケとなった。

 木刀を使っての峰返し潰しでは、この日おこなった講習会でも説明した、前腕と右手首の角度を真っ直ぐに保ったいわゆる横に斬る手の形で試みた。すると、何度か試したが何れも手応え無く渡部氏が崩れるのであった。そこで欲が出てしまい、今度はそれに背中を介入させてみようと試みたところ、通り悪く重たい感触となってしまった。この稽古は繊細な感覚でもあり、その後元の状態に戻しても、何かが記憶して邪魔しているのか、先のような通りの良さが蘇り難い事がある。この日は幸いにも何度か試して元に戻ったが、この峰返し潰しは、上手く出来ても、その数日後安定的に出来る保障の無い難しさがある。だから私としても飽きることなくたまに検証して確認するのである。

 剣術では、「斬割り」改め「斬突き」(きりづき)をおこない、「払いからの斬突き」そして「斬突き返し」をおこなった。斬突きに関しては、遠間にて、間合いを詰めながら斬り込み、相手の正面斬りを弾き、切っ先を喉元に突き付けるものであり、その間合いを一気に詰めながらおこなう形から、名称を改めることとした。

 その中でおこなった「斬突き返し」であるが、私の中で「なんだか技と言うほどのものでもないので、うーんこれは…」と渡部氏にこぼした所、打太刀側からすればそんな事はないと言う。そこで、打太刀、仕太刀を入れ替わり、渡部氏の動きを観察してみたところ、やはり簡単には出来ない部分があるという。それは脚足の移動と剣を振り上げた際の誘いの瞬間にあるのであるが、そこで待てるか否かが技として成立しているかどうかの判定基準になる。

 つまりは、質の部分が技に関わっているのであるが、質が変わっていれば別段技とも思えない、申し訳なく感じてしまう安易な動きと思えてしまうが、質を変えずに同じようにおこなうと、誘いにもならず打太刀をしていて不思議な感じには映らないのだろう。あらためて、剣術や杖術における稽古は、器用な動きでなく質を変えていける稽古でなければならないとこうして記事を書いている今、自らに言い聞かせている。

 抜刀術では、先日一人稽古で得るものがあった「隅返し」をお伝えした。試しに動画を撮ってもらい確認したところ、やはり離れから斬りに移る際の手元の位置が以前とは明らかに異なり、どのコマを観ても形に違和感が無くなってきた。しかし、二尺七寸では身体に対する衝撃が思いのほか強く、久し振りに翌日身体の節々に痛みが生じた。

 そして昨日9/16は、高田馬場で渡部氏と竹田氏と稽古。祝日ということもあり、月曜日としてはこれまでにないほど人で溢れた。この会場は、貸し切りで無く、個人開放の時間帯は誰でも利用できるものであり、そのためさまざまな武道武術団体が同一空間内にて稽古をおこなっている。この光景はなかなか面白いものであるが、昨日は剣道が場所の三分の二を占め、その大声に私も大きな声を出さなくてはならず、大声は威圧的になりやすいので、萎縮と受け身になり易く、あまりいい環境ではなかったが、こういう状況下では、周囲に惑わされない集中状態を自らの身体に向けた集中が上回ることが出来るかを試せる場でもある。

 杖術、剣術、それぞれにそれぞれの内容でお伝えしながら、場所の範囲が限られている中で久し振りに多くの種類をおこなった。

 最後に抜刀術をおこない、静と動の間、そこに自らが感じるものを技と同様に稽古して行かなくてはならない。それはなぜだか解らないが、身体が自然とそこへ感じさせてくれるものがあり、それは技そのものに今その瞬間関わって来るものではないのかも知れないが、精神として練っていくべきものはその働きの間にある。誰かが言っていたとか、そういうものであるとかではなく、自然とそこに気が付いていったということが大事であり、それは鏡を見て確認すべきものでもなく、自らがどうであるかを確認しているということでもある。


 金山孝之 指導・監修 DVD
『古武術は速い~“型の手続き”を追求した剣・杖の実践的な体使い~』

(2019年5月20日より発売中)

2019年09月28日(土) 『杖術 特別講習会』(お申し込み受付中)

2019年10月14日(月/体育の日)『杖整体操』(お申し込み受付中)

2019年10月19日(土)『抜刀術 特別講習会』(お申し込み受付中)

2019年10月21日(月)&22日(火)『関西特別講習会』(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会ホームページ(お問い合わせ受付中)

2019年09月 武術稽古日程

2019年10月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-09-17(Tue)
 

嘘では無いように嘘を演じる

 今日はAmazonで購入した文庫本三冊が届いた。一年以上前からメモしていた本であるが実際手に取るとかなり薄い。しかし私の頭では難しいと思われるのでゆっくりと読み込んでいこうと思う。


 午後からは品川区総合体育館剣道場で講習をおこないました。
 殺陣クラスでは、三歩での間合いの取り方や、その際の足運びと剣の動きなどを稽古いたしました。斬り結ぶ剣の高さや安全におこなう意識の重要性、常にどのような動きでも危険察知能力を高められるようにおこなうことが大事になります。その結果、雰囲気を作って感情を込めて動いても、怪我をしない、またはさせないように安心と信頼の中で稽古が進んで行きます。

 今回は久し振りに「一対四瞬殺」を稽古いたしました。これは、三秒~四秒で四人を斬る動きです。そのため、芯の速さを一番に考えておりますので、絡みの四人は殆んど動く間もなく斬られてしまうことになります。しかしながらこの場合、広がった空間で四人を斬っても何もつまらないものにしかなりません。間合いというのは、同じ動きや構えでも緊迫感がまるで変わってきます。ですので、この立廻り「一対四瞬殺」では、間合いを約束事の第一条件としておこなう必要があります。芯の斬り方はもう少し近接距離用に工夫したものをお伝えいたしますが、安全におこないながら近間で動けるにはまだ稽古が必要です。

 あらためて今日最初におこなった「三歩拍合」による間合いと歩数の稽古は、斬り結びにおける寸止めあるいは衝撃緩和の手之内の使い方や、走り抜ける際の足運びなども含めて、立廻りの手とは違った部分での大事な稽古とも言えます。殺陣は虚構のリアルとも言われているものですから、如何に嘘をそれらしく見せることが出来るか、そこに絡み側のリアクションも含めて見栄えが大幅に変わってくるものが秘められているものと思われます。実際に強いのではなく、強そうな状態を演じる動き方。心情も虚構のリアルでなければなりません。基礎稽古で、こうした嘘を如何に上手くつけるか。これも殺陣を稽古していく中での面白さに繋がってくるものと思われます。

 剣術クラスでは、「正面斬り」「袈裟斬り」「胴斬り」をおこない、後半は「鹿威し」「抜刀鹿威し」をおこないました。今回は型稽古が無く基礎的な部分の精度を高める内容で実施いたしました。

 とくに最後におこなった「抜刀鹿威し」では、何度も続けたくなる系統の稽古ですが、これは刃筋だけでなく、足運びや中心の意識、間合いの感覚なども同時に養われますので、非常に効率的な稽古でもあります。ただ、木刀が芯を捉えた場合の衝撃が強いため直ぐに木刀が傷んでしまうという欠点がありますが、この稽古ではつい力んで姿勢が乱れてしまうのを直す目的もありますので、例え空振りしてしまっても、差し出された木刀に誘われずに乱れず振り下ろすことが出来ていれば、それはそれで稽古になっております。

 講習後は、八才のYちゃんが、掃除のため急いでモップを取りに行っておりましたが、若い生徒たちの自発的に掃除道具を取りに行こうとする姿は誰も強制しておりませんので、なかなか良いものです。自発的に掃除をするというのは、これも大事な学びですので、そこから思考と視野がさらに広がってくるようになればと思います。

 本日も賑わう講習となりました。お越しいただいた皆様、ありがとうございました。


 金山孝之 指導・監修 DVD
『古武術は速い~“型の手続き”を追求した剣・杖の実践的な体使い~』

(2019年5月20日より発売中)

2019年09月28日(土) 『杖術 特別講習会』(お申し込み受付中)

2019年10月14日(月/体育の日)『杖整体操』(お申し込み受付中)

2019年10月19日(土)『抜刀術 特別講習会』(お申し込み受付中)

2019年10月21日(月)&22日(火)『関西特別講習会』(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会ホームページ(お問い合わせ受付中)

2019年09月 武術稽古日程

2019年10月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-09-16(Mon)
 

旅立ち前、思い出の講習

 昨日13日は中秋の名月だったが、一日経って今夜は遅くなってから満月がとても綺麗だ。9月は2019年で一番小さい満月らしいが、月の美しさに大小は関係ない。先日までの暑かった日々が遠く昔のように思える鈴虫やコオロギの音、そうした凌ぎやすくホッと落ち着ける時期をいつの時代の人々も感じていたのだろう。しかし、千葉県の停電も未だ復旧に時間が掛かっているし、明日は夜から雨が降る。自然は曖昧でなくハッキリとそうした心情の変化を起こさせるものだ。


 さて本日のGold Castleでは、生徒のKさんが海外に引っ越されることとなり、明後日の夜には飛行機に乗って旅立つ前に本日最後の講習にお越しいただきました。

 生徒になってまだ三ヶ月ばかりでしたが、いつもニコニコと楽しそうに稽古をされており、普通は上手く行かないとストレスであったり、思い詰めたりしてしまうものでありますが、そうした状態を観たことがなく、どのような状態でも楽しめていることに、Kさんというお人柄と精神的な強さ耐久性というものを感じました。海外に行かれるのもこの二ヶ月の間で決断されたそうで、日本人が四十~五十人程しか居ない某国で、パイオニアとしてご活躍をお祈りしております。

 
 今日の講習では、基礎的な抜刀法と体捌きを含めた納刀法、それから歩きながらの抜刀納刀などをおこないました。

 参加人数も戸越体育館剣道場が手狭になるほどでしたが、その中で一番早く歩きながらの抜刀納刀を勝ち抜き形式でおこなったところ、なんと一番速かったのは小学六年生のK君でした。ジュニアサイズの鞘付木刀というハンデを考慮しても、まだ身体の小さいK君が予想外に一番となった事に私だけでなく生徒の皆様も驚かれたと思います。おそらく、講習日以外でも触っていなければ大人達よりも速くおこなうことはまず難しいでしょう。毎回の講習で着実に何かしらの進展が見受けられます。今後は、精神的な面においてどのような成長が見られるのか、動きと共にその辺りの関連が興味深いところです。

 さらに本日は、講習風景に興味を持ったのか、道場入り口付近に二歳~三歳ぐらいの男の子がジーっと眼を見開いて観ておりました。気になってしょうがないのか道場に入ったり出たりしながら、おそらく上の体育館でバスケットボールをやっている方のお子さんだと思いますが、あまりに真剣な眼差しで講習を眺めていたので、声を掛けようと、生徒達の合間を縫って入り口に近付いたところ、まるでお化けでも見たような反応で、走って出て行ってしまったので、私もおもわず「坊や!坊や!」と叫んでしまいました。なんでそんなことをしたのか私自身分かりませんが、眺めている表情が真剣でしたので声を掛けたい気持ちになったのですが、私が講習に戻ると、また直ぐに坊やが入り口から少し入ったところで眺めてましたので、微笑ましく思いながらも入り口近辺で抜刀を稽古されていたOさんやIさんは気が気でなかったかもしれません。和やかなGold Castleらしいひと時だったと後から思うのでした。

 講習後は、外国に旅立たれるKさんと写真を撮りました。予定は8月一杯まででしたが調整して下さり、旅立つ二日前までお越し下さいました。三ヶ月間という短い期間でしたが、もっと長く指導させていただいたような気がいたします。これからの人生、海外でのご活躍を楽しみに祈っております。ありがとうございました!

2019年09月14日 Gold Castle



 金山孝之 指導・監修 DVD
『古武術は速い~“型の手続き”を追求した剣・杖の実践的な体使い~』

(2019年5月20日より発売中)

2019年09月28日(土) 『杖術 特別講習会』(お申し込み受付中)

2019年10月14日(月/体育の日)『杖整体操』(お申し込み受付中)

2019年10月19日(土)『抜刀術 特別講習会』(お申し込み受付中)

2019年10月21日(月)&22日(火)『関西特別講習会』(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会ホームページ(お問い合わせ受付中)

2019年09月 武術稽古日程

2019年10月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-09-15(Sun)
 

意義ある活動

 本日火曜日は午前中に「クラーチ剣術教室」に行ってきました。

 今日は八ヶ月振りにKさんが復帰され、先月復帰されたMさんと合わせてまた教室が賑わうようになってきました。

 今年で丸五年を迎えた教室ですが、発表会も無く、段位も無い中で継続して行くという事は、講習そのものに何か納得していただけるものがあるかどうかが重要になってきます。目標と楽しみが稽古そのものにあるということは、安定した心持ちの中で今を集中して急ぐことなく臨機応変に進めて行く事ができます。

 先月から体験参加にお越しいただいているHさんも、これまで通われていたスポーツクラブをお辞めになられこの教室に集中して参加されることになりました。先月に体験参加のお知らせと、講習内容の時間割変更したチラシを掲載させていただくことができたお陰で、こうした新しい方とのご縁が生まれたことに感謝しております。

 私自身これまでの中で、もし義理で参加されているような状態であったらこの教室を辞めようという考えがありました。皆さんのご負担になってしまうのであるなら本末転倒であり、それは続けるべきでないと考えていたからです。

 しかし、病気から復帰されたお二人のお姿を拝見しておりますと、気持ちの面でも身体の面でもこの場が必要であることを強く感じましたし、元気な生徒の皆様も、難しさの中から発見していく喜びを掴まれた方もいらっしゃいます。それは難しい、出来ないからと言って直ぐに見切りをつけず、やりながら考えて行くことがどのような動きであっても自然と出来るようになったからです。そこで、完璧に出来なくても、出来る流れに通じる動き方を掴まれる事に喜びを見出されることが、この教室の成果でもあり生徒の皆様の成長であると感じております。

 体験参加のHさんはとにかく熱心で、ご自身の中で今日はここまでを覚えるという意思がハッキリしておりますので、回を追うごとに確実に習得されていけるでしょう。熱意という点では皆さんそれぞれに感じます。Sさんは動きの中でのポイントを掴むのが上手で、そこから生じる質問を私はいつも楽しみにしております。同じく剣が好きなSさんはマイペースで続けられておりますので、無理なく楽しみながら私に褒められると顔を崩して喜んで下さいます。このところ窓側が定位置のWさんは道衣に袴が板についており、体捌きや姿勢についてはあまり注意することがありません。道衣に袴という紐で身体を適度に締めている状態が、姿勢の中で無意識に働きがあるものと思われます。綿足袋も滑りすぎず滑らなさ過ぎず摺り足には最適です。刀を差した際にも運動着に帯を巻いた状態よりも断然安定し、鞘の操作が確実です。ある程度動けるようになれば運動着に帯を巻いた状態よりも、正装で稽古に取り組まれたほうが自然なような気もいたしますし、袴の心地良さを知っていただきたいという思いも無きにしも非ずです。動きの感じ方心地良さが違うのです。

 今日は世話人でもあるOさんと「斬割り」をおこないましたが、私が打太刀を務め、間を変えながらおこなっても、誘われること無く落ち着いて出来ておりました。これには、私自身感じ入るところがあり、生意気な言い方ですが「稽古が進んでいますね。」とお伝えいたしました。突然おこなったものを以前より進んだ状態で対応できるというのは、普段の在り方が左右いたしますので、一人稽古も含め脳内稽古、おそらく無意識的にでも稽古の事を考えている状態にあると感じます。六十九歳から始められ、七十五歳となられた今も毎年進展し続けていらっしゃいますので、これからも怪我や故障には気をつけて長く継続できる状態を維持していただきたいと思います。また、世話人としても、さまざまにお声掛けをして下さり感謝しております。なによりOさんご自身が一番効果を実感されていると思いますので、そうした実体験が、興味がありながら一歩を踏み出せない方にとっては不安を軽くして下さる事だと思います。Oさんだけに限らず、Mさんもお元気になられましたし、大きな病気を抱えられているIさんも、さまざまにクリアしながらお越し下さっているものと感じます。Iさんも、私とのやりとりを楽しみにお越しいただいているのを感じますので、私もそのようなお身体の状態でお越しいただいていることに感じるものがありますので、Iさんには常に優しくなってしまいます。

 講習後は、皆さんご退出される際に「ありがとうございました!」と、ドアの横に立つ私にご挨拶されて出て行かれますが、私のほうこそいつも「ありがとうございました!」という想いですので、つい肩や背中にに触れたりして言葉が出てしまいます。

 意義ある活動こそ、私の求める生き方でもありますので、こうしてこの場を大事にして来て下さる方のお陰で私も活き活きと生かせて貰えます。心情をここまで書いてしまうのも恥ずかしい限りですが、人生における共有時間をご縁の中で共に過ごせる方々とは、私の生き方の中で大事な方々です。


 金山孝之 指導・監修 DVD
『古武術は速い~“型の手続き”を追求した剣・杖の実践的な体使い~』

(2019年5月20日より発売中)

2019年09月28日(土) 『杖術 特別講習会』(お申し込み受付中)

2019年10月14日(月/体育の日)『杖整体操』(お申し込み受付中)

2019年10月19日(土)『抜刀術 特別講習会』(お申し込み受付中)

2019年10月21日(月)&22日(火)『関西特別講習会』(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会ホームページ(お問い合わせ受付中)

2019年09月 武術稽古日程

2019年10月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-09-11(Wed)
 

どういう生き方を選びどういう人になるか

 昨夜は去年と同様に凄まじい風だった。世田谷区では人が飛ばされ亡くなっている。昨年は屋根が剥がれたが今年はなんとか大丈夫であった。それにしても、仕事に行かなければならない人は大変である。必要以上に長い連休よりも、こういう日に休みが取れる方が望ましいと私は思う。

 
 さて、本日は夕方から高田馬場で竹田氏と稽古。会場施設周辺にある公園の木々が無数に折れて散乱しており。これだけ大小さまざまに木が折れているのを目にしたのは初めてである。きっと他の地域でも多くの木が折れていたことだろう。

 稽古では、貸し切りに近い状態だったため、広く贅沢に使うことが出来た。杖術では、姿勢を細かく観察し前脚鼠蹊部と後ろ脚膝関節の曲がり具合などを本人に確認して頂く。また中丹田の意識により姿勢の把握がつきやすいので、互いに杖を持ち合っての押し込みなどもおこなった。

 体術では合気道を学ばれている竹田氏を相手に、頭の中で考えていた座りでの稽古を少しおこなった。今後も頭の中で考えた動きや稽古の中でさまざまに取り組んで行きたい。

 「三十連円打」では二十番目まで進める事ができた。しばらくはこの二十番目までとし、動きの精度を高められるように稽古したい。そういう意味ではクラーチ剣術教室では三十番目までおこなっているので驚くばかりである。

 
 今日はお話の中で、私が会から離れ独立してからの経緯や、そうした時期における稽古とはどのようなものであったのか、一人稽古で何を頼りに進めていくのかなど、竹田氏からのご質問にお応えするような形で私自身も当時の自分を振り返ることができた。

 しかし、人は皆一様に自らの身体で感じ取って稽古をおこなうことは困難であるだろう。皆が独立し自ら発信して生きていくことは不可能である。なにかに頼って生きていくことで安心と喜びを得られる人も居るだろう。しかし、そうした発信性よりも受信性の中で学ばれる方々にとっても、受信だけでは見誤ってしまうものがあることを知っておかなければならない。そういう意味でも、「一人稽古」というのは、盲目になりがちな眼を自ら育て、受信性を高めることに繋がって行くのではないだろうか。得物を用いる武術稽古の利点は、身体から感ずる実感と納得が一人稽古の中で得られやすいところにある。

 もう今では考えられないが、まだ組織に入っていた頃、初めて道場に残って一人稽古をおこなうようになって、いかに自分が受け身で稽古をしていたかが解ったものである。だから当然、良いも悪いも解らず、次に移る止め時も解らない有様であった。今の私を作ったのは「一人稽古」によるものであり、会を離れ独立してからは、さまざまな意見や思惑も関係なく、自らの身体で納得するために稽古に明け暮れる日々が続き、それは勿論現在も同様であるが、その事を知るのと知らないのとでは、技に限らず人としても大きく異なる進み方であったと言えるだろう。物事の良い部分というのは本当に僅かな欠片でしかなく、だからこそ、人との関わりや関係性というのは気をつけた方が良い。そうしたことが、私の近辺で発生したという事でなく、台風の発生のようにめぐり巡って訪れていたということである、これからの人生でもこうした気圧配置に気が付かず、気が付けば台風に巻き込まれていたということにならぬように、僅かなものに対する眼を養い、惑わされず邪魔されず、私は私の道を進み続けて行くだけである。

 
 また竹田氏からは、若い生徒達とのお話を嬉しそうに聴いてくださるので、毎月お越しいただいている若い世代が九名ほどで、長期休講されている生徒が数名おり、そういえば小学生から高校生まで若い世代の生徒達も増えてきたと感じました。当然、親御様のご理解があってのことなので、お子様の成長を感じていただけるような場であり、同時に大人の皆様も、周囲に目が向けられる働きの中で如何に動けるかということを稽古し、自己や空間の客観性からさまざまに学んで行っていただきたいと思います。

 竹田氏には、台風の影響で通常片道二時間半掛かって来られているところを電車の運休などもあり、さらに時間を掛けてお越しいただいたことに頭が下がる思いです。次回もよろしくお願いいたします。


 金山孝之 指導・監修 DVD
『古武術は速い~“型の手続き”を追求した剣・杖の実践的な体使い~』

(2019年5月20日より発売中)

2019年09月28日(土) 『杖術 特別講習会』(お申し込み受付中)

2019年10月14日(月/体育の日)『杖整体操』(お申し込み受付中)

2019年10月19日(土)『抜刀術 特別講習会』(お申し込み受付中)

2019年10月21日(月)&22日(火)『関西特別講習会』(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会ホームページ(お問い合わせ受付中)

2019年09月 武術稽古日程

2019年10月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-09-09(Mon)
 

台風15号間もなく上陸

 台風の影響が心配された本日夜からの講習でしたが、幸いなことに雨風ともに影響の無い状況で皆様御帰宅されたことと存じます。

 昨年の台風では自宅の屋根のトタンが全て剥がれ、夜中の0時台でしたが、その瞬間のバリバリバリという音は凄まじいものでした。剥がれた直後の一瞬の静けさというのも不気味に覚えております。今回は上陸後どのような被害に見舞われるか判りませんが、被害の少ないことを祈っております。


 今夜の講習は数人位かなと思っておりましたが、思っていたよりもお越し頂きましたので、殺陣クラスでは足運びを集中して五人一組の中で前後の移動、左右の移動、円の移動を稽古いたしました。重心の使い方、足捌き、刀を持つ右腕の使い方等々、気持ちの作り方とは別に、こうした技術的な身体の使い方も身に付けておく必要があります。

 体験参加の方もお二人お越しいただき、足運びや各種構え方などをおこなったのち、払いを稽古いたしました。

 杖術クラスでは、「合心之型」をおこないました。今日の参加者ではWさん以外全員「合心之型」は初めてでしたので、予定を変更してこの合心之型のみを稽古いたしました。


 今夜はこれから雨風が強くなるものと思いますが、予想外の出来事がおこるのが災害の恐ろしさでもありますので、河川の近くに住まわれている方や、山や崖の近くに住まわれている方は、大変不安かと思いますが、直ぐに非難出来る状態に備えておくことを願います。


 金山孝之 指導・監修 DVD
『古武術は速い~“型の手続き”を追求した剣・杖の実践的な体使い~』

(2019年5月20日より発売中)

2019年09月28日(土) 『杖術 特別講習会』(お申し込み受付中)

2019年10月14日(月/体育の日)『杖整体操』(お申し込み受付中)

2019年10月19日(土)『抜刀術 特別講習会』(お申し込み受付中)

2019年10月21日(月)&22日(火)『関西特別講習会』(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会ホームページ(お問い合わせ受付中)

2019年09月 武術稽古日程

2019年10月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-09-08(Sun)
 

日曜日は台風15号接近のためご無理の無いように願います

 明日日曜日は18時00分~20時00分品川区総合体育館剣道場で開催ですが、台風15号が接近しておりますので、雨風、電車等混乱も考えられます。一応私は会場に向かいますが、生徒の皆様、体験参加の皆様は、ご無理の無いように願います。

 
 本日土曜日の講習は、柔道場ということもあり、杖術と体術の二本立てでおこないました。

 まず杖術では、杖を掴まれての対応をおこない、DVD『古武術は速い』でも紹介している一番から四番までの流れをおこないました。型稽古ですが、型稽古は動きの精度や質を高めるためのものでもあり、相手の動きが判った上での先回りの対応は型稽古にはならず、その場その時の状況に合った動きが求められますが、どこまでおこなうかということになりますと実戦においては打撃も想定しておこなうべきですが、それでありますと、杖を掴ませない、もしくは相手の動きを感知して突いてしまうということになります。

 そうした実戦志向の稽古も必要には感じますが、生半可な気持ちで挑戦いたしますと行くところまで行ってしまいますので、やはり型稽古は大きく外れすぎない程度に動きの精度を高めていける抵抗が宜しいかと思われます。私もボクシングの経験から、実際のところはどうなのか?というリアルファイトへの関心が無い訳ではありません。常に相手の急所への確実性は念頭においておりますが、頭に思い浮かべたものと、実際に動いてそれが出来るかどうかの違いは、ボクシングで身を持って体験いたしました。相手がゆっくり動いたものもしくは動線が決まった素早い動きに対する攻撃というのは、実戦で使えるかどうかは別物です。

 しかしながら、実戦で稽古を積むというのは容易なことではありません。怪我のリスクや人間関係に影響を及ぼす可能性もあるでしょう。ですので、型稽古では、相手の動きをどこまで引き上げられるかということに眼を向け、そうした中での抵抗が互いに取って稽古となるでしょう。相手の動きを引き出せない、先を知っているから変更するような動きでは、動きの精度やレベルを上げていくことは難しいでしょう。さらにそうした稽古で育まれる心と身体の発想は邪なものであり、なぜそうしてしまうのか?という心理的なものを掘り下げ、俯瞰的視野で稽古の状況を観察すると宜しいのかもしれません。

 少し昔の事を思い出しましたが、以前金山剣術稽古会に参加されていた方で、他流の師範代などを務められていた方がおりましたが、先に述べたように、袋竹刀において打太刀と仕太刀に分かれ型稽古をおこなっていたのですが、他流の師範代という想いが強かったのか、自由攻防に近い状態となり、私も最初は型稽古通りに対応しておりましたが、打太刀が先読みした動きで、剣の軌道まで変えて来られては型通りの動きではどうにもならず、打ち込まれながら、「うーん…これでは稽古にならないなぁ。」と感じながら、「じゃあ、私も本気で行きますから怪我には気をつけて下さいね。」と一言お伝えし、型稽古から大幅に崩れた実戦に近いものとなり、これは寸止めで止めても効果ないだろうな…と思ったので、動きの中で手を巻き剣を抱え込むように突き入れたところ、相手の右目の中に袋竹刀の先端が入り、その瞬間のその右目の映像は今でも脳裏に残っておりますが、その瞬間相手は稽古を止め目を心配して気が気でない状態になっておりました。

 私としてはどこかを突くつもりでおこないましたが、こういう時というのは得てして眼に入ったりするものです。幸い眼球に問題はありませんでしたが、ムキになる相手との稽古というのは結果こういうことになってしまうものです。暫く経ってその方は私の元を去って行きましたが、そもそもが学びに来る半分、他流の師範代でもありますので試しに来る気持ちもあったのでしょう。私自身厳しい状況をなるべく避けたいのは、私自身の中にあるものを知っているからでもあり、生半可な対抗心では結局優しい状況で決着は付かないということです。

 そういう意味ではまだまだGold Castleは平和的空間です。武術の厳しさをどこかで捉えながら、稽古の楽しさを感じていただければ幸いです。

 今日はもう一つおこなった杖を掴まれた際の対応法に新たな動きが見つかりました。三ヶ月ぶりに復帰された役者のMさんに杖を掴んでいただき、今日は押し込んだり或いは引き込んだりする際の相手の崩れ方を稽古する予定でしたが、なんだかイマイチなものでしたので、もう一度Mさんに掴んでもらい、そこで引き込んだ際に思わず杖が立ち上がり、その際のMさんの手元の崩れ方を観察した瞬間に頭の中の手続きが完了し、一つの潰し技が誕生いたしました。

 これの面白いところは、杖を引き込む際に浮き身を掛け相手の方へ寄っていくというもの。浮きも威力の一つとして関わっていますが、相手に近付いていくというのも身体の働きとして威力に関係しております。これは別段新しい気付きではないのですが、そうして近付いた相手との間合いの中で、右手を持ち直しながら相手の手元に滑らせ、同時に左手を上方向に上げながら、右手を下に押し下げると、面白いことに相手が首を差し出してしまう形となるのです。これはいろいろな方とおこないましたが、皆一様に首を差し出す形となり、私も交代して受けましたがやはり首を差し出すような形になります。

 「ほーう、こうれは面白い!」という崩しの形が生まれ、あとは容易く左手で上げた杖をそのまま円に相手の首へ掛けて行けば、両手で持って確実に相手の頭を下向きに潰すことが出来ます。

 小学六年生のK君もFさん相手になかなかいい動きになっておりました。今はこうした稽古が楽しくてしょうがない様子に見て取れます。集中が切れずに最後までどうすれば上手く行くのかをこの歳で考えながら出来ているのは大したものです。身体も小さいですが、小さいからこそ、技が出来た時の喜びは大きいものでしょう。今学んでいる身体運用の手続きや、稽古における学び方というのは、今後の彼の生きかたの中で一つの指針となるかもしれません。最初に学んだものというのはこの先ずっと身体と心に宿っているものでもありますので、気合いや根性だけで追い込むような現代に求められる時代背景とは異なった教育方針は過去のものです。感覚を育て、脳を活性化させ状況判断力、生き抜く力を養いながら、先のビジョンが不透明な時代をどう生き抜いていくかが問われる時代でもあります。時代の流れにどう対応し自分なりの考えを持ち、実行実現していけるか、そうした問題に対する解決策が、身体を通じての稽古で養われるものです。

 続いて「十一之型」をおこないました。二日前に「膝行十一之型」の動画を以前のものと差し替えましたが、膝行しながらというのはほとんど稽古しておりませんが、なんとなく前回よりはスムーズに出来そうな気がしたので四回程撮って頂いた中の一つを配信いたしました。

 そういう影響もあってか、今日は講習開始十分程前から生徒達の多くがそれぞれに十一之型を稽古されておりました。この十一之型はホームページから閲覧できますので、動きの解らない所など確認していただければと思います。また、前回の日曜日に撮影いたしました立廻りの映像もホームページから観られますので、こちらはユーザー名とパスワードを入力して確認してみてください。ユーザー名とパスワードをまだ知らない方は、私の方にご連絡下さい。(Gold Castleの生徒限定で公開しております。以前はYOUTUBEに移動しないと観られませんでしたが、設定を変えましたのでそのままホームページ上からでも閲覧可能となりました)

 講習では、杖術の次に体術をおこないました。

 杖術が思いのほか、私の気付きなどもあり盛り上がってしまったので残り時間が少なくなってしまいましたが、今日おこなう予定だったものの中から一つに絞って、合気道にある合気上げのような状態から、相手を崩す内容をおこないました。これは、合気をかけるというものではなく(そのあたりは私は分かりませんが)手の力で上げられないものを背中の意識と手の関係性と方向性を持って相手を崩すことを目指したものです。これは殆んどの方が出来たように思われます。小学六年生のK君も小さい身体で色々な方と試しておりました。私も受けましたがシッカリ背中と手元の関係が作れておりました。お母様にも、偶然直ぐに出来る姿勢でご見学されておりましたので、受けと取りをおこなっていただき、少しですが体験していただくことが出来ました。

 あらためて、稽古の魅力とは「驚き」であり、その驚きのために夢中になって稽古に取り組むものだと思います。そのことは、私自身も大事にし続けて行かなければならないものであり、驚きが常に示される甲野先生のように、驚きは結果であり、驚かすことを目的に稽古をおこなうのではなく、もっと根底にあるものを求めて厳しい状況の中で手に入れようとしている間の一つの手掛かりの欠片が驚きを示すものとして身に備わるのだと思います。

 今日も怪我人や事故も起こらず、それぞれに得るものがあった稽古となりましたことを感謝いたします。明日は天候が不安な状況ですので、無理をせずに安全策をとっていただきたいと思っております。それでもという方はお待ちしております。


 金山孝之 指導・監修 DVD
『古武術は速い~“型の手続き”を追求した剣・杖の実践的な体使い~』

(2019年5月20日より発売中)

2019年09月28日(土) 『杖術 特別講習会』(お申し込み受付中)

2019年10月14日(月/体育の日)『杖整体操』(お申し込み受付中)

2019年10月19日(土)『抜刀術 特別講習会』(お申し込み受付中)

2019年10月21日(月)&22日(火)『関西特別講習会』(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会ホームページ(お問い合わせ受付中)

2019年09月 武術稽古日程

2019年10月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-09-08(Sun)
 

土曜日はひさしぶりに品川区総合体育館で開催いたします

 本日は告知事項などデスクワークに時間を費やした。

 来月は、通常の講習の他に『杖整体操』『抜刀術 特別講習会』『関西特別講習会』などがあり、新たなご縁が生まれる可能性も高い。講習や稽古会というのは不思議なもので、ホームグラウンドから離れれば離れるほど場の熱量が高い。それは武術を始めて間もない頃、ポルトガルに十日間行った際に強く感じるものだった。

 関西に講習会で向うのも今回で五回目になる。今回は10/21(月)と10/22(火/祝)の二日間。
 21日は平日のため18時00分~20時00分の予定。会場が昨年もおこなった集居夙川館(つどいしゅくがわかん)という洋館内の和室。人数的には8名位までとなりそうであるが、不思議な場の雰囲気を感じる所であった。

 翌22日は、即位礼正殿の儀の日に当たり祝日となっている。この日はベイコム総合体育館柔道場のため、定員の心配は無いものと思われる。初日は体術と杖整体操、二日目は杖術と杖整体操を予定。特に初日の洋館内和室での稽古は密な空間のため、お早めにお申し込みをいただけることをお勧めいたします。

 お申し込みは、世話人を務めて下さる川原田喬生氏の窓口を通じてお願いいたします。
 https://hegelian21.wixsite.com/kanayama-kansai


 そして9/7土曜日のGold Castleは、ひさしぶりに品川区総合体育館での開催となります。このところずっと戸越体育館で開催しておりましたので、お間違えにならないように気をつけて頂きたいと思います。頭では解っていても、ついいつもの電車に乗ったり、いつもの駅で降りてしまうものですので、このブログを見て「ハッ!」っと気づかれることを願います。

 それでは、15時30分より品川区総合体育館柔道場でお待ちしております。


 金山孝之 指導・監修 DVD
『古武術は速い~“型の手続き”を追求した剣・杖の実践的な体使い~』

(2019年5月20日より発売中)

2019年09月28日(土) 『杖術 特別講習会』(お申し込み受付中)

2019年10月14日(月/体育の日)『杖整体操』(お申し込み受付中)

2019年10月19日(土)『抜刀術 特別講習会』(お申し込み受付中)

2019年10月21日(月)&22日(火)『関西特別講習会』(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会ホームページ(お問い合わせ受付中)

2019年09月 武術稽古日程

2019年10月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-09-07(Sat)
 

2019年10月 武術稽古日程


10月01日 火曜日  クラーチ剣術教室
          10時00分~11時30分
          クラーチ溝の口

          金山剣術稽古会
          19時00分~21時00分
          江東区スポーツ会館 剣道場



10月03日 木曜日  金山剣術稽古会
          14時00分~16時00分
          新宿スポーツセンター 剣道場

          19時00分~21時00分
          江東区スポーツ会館 剣道場



10月04日 金曜日  金山剣術稽古会
          17時00分~21時00分
          新宿スポーツセンター 剣道場



10月05日 土曜日  Gold Castle 殺陣&剣術スクール
          12時30分~14時00分
          戸越体育館 剣道場

       

10月06日 日曜日  Gold Castle 殺陣&剣術スクール
          15時00分~17時00分
          品川区総合体育館 剣道場



10月07日 月曜日  金山剣術稽古会
          17時00分~21時00分
          新宿スポーツセンター 剣道場
         


10月08日 火曜日  クラーチ剣術教室
          10時00分~11時30分          
          クラーチ溝の口

          金山剣術稽古会
          19時00分~21時00分
          江東区スポーツ会館 剣道場
         


10月09日 水曜日  金山剣術稽古会
          12時00分~14時00分
          戸越体育館 柔道場



10月10日 木曜日  金山剣術稽古会
          14時00分~16時00分
          新宿スポーツセンター 剣道場

          19時00分~21時00分
          江東区スポーツ会館 剣道場



10月11日 金曜日  金山剣術稽古会
          17時00分~21時00分
          新宿スポーツセンター 剣道場



10月12日 土曜日  Gold Castle 殺陣&剣術スクール
          15時30分~17時00分
          戸越体育館 剣道場

        

10月13日 日曜日  Gold Castle 殺陣&剣術スクール
          12時00分~14時00分
          品川区総合体育館 柔道場



10月14日 月曜日  杖整体操
          18時00分~19時30分
          品川区総合体育館 柔道場



10月15日 火曜日  クラーチ剣術教室
          10時00分~11時30分          
          クラーチ溝の口

          金山剣術稽古会
          19時00分~21時00分
          江東区スポーツ会館 剣道場
         
         
         
10月17日 木曜日  金山剣術稽古会
          14時00分~16時00分
          新宿スポーツセンター 剣道場

          19時00分~21時00分
          江東区スポーツ会館 剣道場



10月18日 金曜日  金山剣術稽古会
          17時00分~21時00分
          新宿スポーツセンター 剣道場



10月19日 土曜日  抜刀術 特別講習会
          15時00分~17時00分
          品川区総合体育館 剣道場
          18時00分~ 懇親会

         

10月20日 日曜日  Gold Castle 殺陣&剣術スクール
          12時00分~14時00分
          品川区総合体育館 剣道場



10月21日 月曜日  関西特別講習会
          18時00分~20時00分
          集居夙川館和室
         


10月22日 火曜日  関西特別講習会
          12時30分~15時30分
          ベイコム総合体育館柔道場
         
         

10月23日 水曜日  金山剣術稽古会
          12時00分~14時00分
          戸越体育館 柔道場



10月24日 木曜日  金山剣術稽古会
          14時00分~16時00分
          新宿スポーツセンター 剣道場

          19時00分~21時00分
          江東区スポーツ会館 剣道場



10月25日 金曜日  金山剣術稽古会
          17時00分~21時00分
          新宿スポーツセンター 剣道場



10月26日 土曜日  Gold Castle 殺陣&剣術スクール
          15時30分~17時00分
          戸越体育館 剣道場



10月27日 日曜日  Gold Castle 殺陣&剣術スクール
          15時00分~17時00分
          品川区総合体育館 剣道場



10月29日 火曜日  クラーチ剣術教室
          10時00分~11時30分          
          クラーチ溝の口

          金山剣術稽古会
          19時00分~21時00分
          江東区スポーツ会館 剣道場
         


10月31日 木曜日  金山剣術稽古会
          14時00分~16時00分
          新宿スポーツセンター 剣道場

          19時00分~21時00分
          江東区スポーツ会館 剣道場






 金山剣術稽古会 入会希望の方へ


【 新宿スポーツセンターでの稽古時間 】
◇(月曜日・金曜日/毎週)17時00分~21時00分
毎月第四月曜日は休館日のためお休みとなります。
(第四月曜日が祝日の場合は翌火曜日がお休みです)

◇(木曜日/毎週)14時00分~16時00分 


【 江東区スポーツ会館での稽古時間 】
◇(火曜日・木曜日/毎週)19時00分~21時00分
月曜日が祝日の際は翌日火曜日が振替休館日となりお休みとなります。


【 戸越体育館での稽古時間 】
◇(水曜日/隔週)12時00分~14時00分 


完全予約制ですのでお早めに御連絡下さい。
前月までに御予約の入っていない日はお休みとなる場合が御座います。
お申し込みは金山剣術稽古会のサイト
https://www.kanayama-kenjutsu.com より御連絡下さい。

都合により日程が変更となる場合がありますので御了承下さい。

2019-09-07(Sat)
 

『抜刀術 特別講習会』のお知らせ

2019年10月19日(土) 品川区総合体育館 剣道場にて抜刀術の特別講習会をおこないます。

居合刀で抜刀術の稽古を集中的におこないたい方や、抜刀術独特の身体感を得るために、二時間抜刀術と納刀法をおこないます。(鞘付木刀も可)

この特別講習会では、現在私の稽古としている抜刀術や納刀法をお伝えして参ります。その中から参加者の方々に合った稽古法をお伝えしていきたいと思います。(初心者の方でもおこなえる内容があります)


2019.04.06 抜刀術 特別講習会
(写真はBABジャパン制作によるDVD撮影の一コマ)


【開催時間】
15時00分~17時00分 『抜刀術/納刀法』
18時00分~20時00分 『懇親会』

【会場】
品川区総合体育館 剣道場


【参加費】
講習会 3.000円


【お申し込み方法】
ホームページ、または「こくちーず」より下記の内容を明記してご連絡下さい。
①「氏名」 
②「年齢」 
③「性別」 
④「帯・居合刀の有無」(鞘付木刀でも構いません) 

上記の内容を確認しましたら、こちらより折り返しご連絡させていただきます。


≪プロフィール≫
松聲館技法研究員
金山剣術稽古会 主宰
Gold Castle 殺陣&剣術スクール 主宰
高齢者住宅 クラーチ溝の口 剣術教室講師


≪参考動画≫
2019年 金山孝之 抜刀術映像

かざあな。抜刀術編


2019-09-06(Fri)
 

『杖整体操』開催のお知らせ

2019年10月14日(月/体育の日) 『杖整体操』おこないます。 

この体操の目的とするところは、気持ちよさの中で身体が整っていく調整が成される所にあります。その気持ちよさには、杖という一本の丸棒が腕の重さによる負担や心的ストレスを和らげ、バランスの乱れた姿勢を整えやすく出来るところにあります。

この体操には、痛みを堪えて伸ばすことや頑張りは必要なく、ただ気持いいところを探しながらその位置を見つけた時に、温泉に浸かるような感覚で留まりリラックスするだけです。

元々は私の身体の調整法の為に考案したものですが、これまでにない身体の心地良さと痛みを堪えることなく気持ちよさのなかで身体の詰まりが取れ、疲労やそれに伴うストレスが抜けていく感じが得られたことから、講習会や稽古会等で色々な人を対象におこなってきたものです。それぞれの反応を受け、内容を整理しより効果的に身体の心地良さとリラックスが得られるための講習会を開催しようと至った訳であります。

ヨガの要素や、体操の要素、整体の要素も、この杖整体操には含まれておりますので、カラダの硬い方やカラダが凝っている方、精神的になかなかリラックスできない方、武道に関係なく会社員の方でも安心して簡単におこなえるものです。頑張らずに心地良さの中で身体が整う講習会ですのでご関心のある方は一度ご参加ください。
(動きやすい服装で大丈夫です。貸し出し用の杖はご用意してあります。)


2018.11.22 杖整体操

2018.11.03 杖整体操④


【開催日】
2019年10月14日(月曜日)


【開催時間】
18時00分~19時30分


【会場】
品川区総合体育館 柔道場


【参加費】
2.000円


【お申し込み方法】
Gold Castle 殺陣&剣術スクールのホームページ、または「こくちーず」より下記の内容を明記してご連絡下さい。
①「氏名」 
②「年齢」 
③「性別」 
④「杖の有無」 

上記の内容を確認しましたら、こちらより折り返しご連絡させていただきます。


≪プロフィール≫
松聲館技法研究員
金山剣術稽古会 主宰
Gold Castle 殺陣&剣術スクール 主宰
高齢者住宅 クラーチ溝の口 剣術教室講師


2019-09-06(Fri)
 

感覚と脳の手続き

 そういえば昨日は晩御飯一食、今日は昼御飯一食だけであった。現在3時を過ぎたところ、体重が2kgほど落ちていた。

 さて、眠りたいところであるが、まだ元気が残っているので書いてみる。
 昨日月曜日は高田馬場で竹田氏と稽古。竹田氏が訪れる前に二十分程抜刀術の一人稽古。久し振りに取り組んだ「鷲眼一閃」に進展があった。というよりも、昨年の12月頃に取り組んだ間合いを長く取っておこなう操法に抜刀術としての調和感覚が失われていたため、元の間合いに戻しそれに見合った手順に変更しただけである。しかしながら、久し振りに切っ先が軽く奔って行く実感はやはりこの手順でなければ感じられないものである。

 竹田氏との稽古では、蟹、雀の脚部鍛練稽古ののち、合気道をおこなっている竹田氏に少し座りでの体術をおこないさらに合気上げのような状態では背中を使うことが有効であるとお伝えした。これは甲野先生の「辰巳返し」の応用である。いわゆる耳たぶを触る感じよりもぶつかりが無く楽に相手の前腕へと通していける。これは関西の講習会でもやってみようと思う。

 続いて杖術の基礎的な打ち込みや突きをおこない、「三十連円打」の十七番目まで稽古した。これまでにさまざまな杖の稽古内容を考案してきたが、大体動きが生まれるときというのは何の準備も無く、「ちょっと考えてみようか」と突如思ったときになぜだか解らないが用意されていたかのよう生まれるものである。したがってそうでないときは考えてみようかという気にはならず、別のことに興味と集中が注がれている。これは無意識レベルで何らかの働きがあるのだろう。

 抜刀と納刀稽古では、ひさしぶりにというか竹田氏は初めてであるが歩きながら抜刀納刀を稽古した。

 これは、歩の速度を緩めずに、足運びと共に鞘を出し、続いて鞘を引きながら抜刀し、斬り上げから斬り下ろしまで歩を合わせ、さらに納刀では鞘を平にし、切っ先が鯉口に触れたところで右足が前になり、続く鞘から鍔元に迎えに行った際に左足、柄頭を押さえながら鍔を体に寄せて右足、というふうにおこなうのは意外に難しいものである。

 抜刀や納刀稽古というのは殆んど静止状態からおこなっており、歩きながら、または走りながらおこなうとなると、難なく出来なければならないため、こうした刀と鞘の扱いも稽古の中では短い距離の中でおこなえるかが重要になってくる。こうした点は、帯刀が許されていた時代とそうでない現代とでは物凄く大きな差として技量に影響しているのだろう。

 稽古における心地良さとは、実感予測に対する実際の実感がそれを違和感にさせるのか心地良さ(纏まりや調和または抜けにおけるストレスの無さ)にさせるのか、そこには身体感覚の把握とそれらをどの手続き手順で動かすか、一つ一つの精度も求められるなか、感じ取って行かなくてはならない。

 こうした身体各部の手続きを、少し専門的に説明すると、動きの動機付けをまずは脳の前頭葉にある前頭連合野が指令を出し、続いて脳の一番後方下にある視覚野から側頭葉にある側頭連合野にて動作に必要な視覚情報の確認をし、さらに頭頂葉にある頭葉連合野からその動作についての位置関係などを確認する。

 ここまでは確認作業であるが、続いて、運動連合野という部位が動きについての準備を整える。そして、運動野に指令が送られ、筋肉の収縮量などの指令が脊髄の運動神経に送られて行き実際に身体を動かすことが出来る。

 こうした手順の流れは一瞬で済まされているため、実は脳のさまざまな部分が連係しあって一つの行動を決定している。そうしたことを何となく知っている人は多いと思うが、武術稽古の中で自らと向き合う時間を大事にすると、この辺りの手続きの流れに「そうだろうなぁ、時間掛かってるし誤作動してしまうし…」と感じる部分もある。

 そこで、そうした動きを円滑におこなうためには、小脳と大脳基底核という部位の働きが重要になってくる。

 小脳は、指令と実際の動きの誤差を修正し、大脳基底核は、必要な筋肉群を組み合わせ動きのコントロールをしている。

 これだけ沢山の手続きをおこなった上で人は動いている。だから、武術稽古では、各部の手続きを最小限にし、視覚情報を抑え、小脳と大脳基底核の働きを存分に引き上げ、気付きを得ているのだろう。

 そうしたことを一纏めに感覚と言っているが、さまざまな働きの部署が脳内にあり、それら手続きをいかに速やかにかつ興味を持ち続けておこなえるか、やはり脳を育てる「脳育」が武術稽古にはある。得たものが普遍性を持っているのも頷ける。
 
 時刻は四時半を回った、脳が休めと訴えている。だがもう少し。ということはまだ訴えていないのだろう。


 そして本日(とっくに昨日ですが)火曜日は、「クラーチ剣術教室」でした。

 今年の一月ご病気のためにお辞めになられたKさんが復帰される予定と伺い、元気でムードメーカー的な存在でもあったKさんの復帰は大変嬉しく思います。ご病気も小康状態で安定しており、皆さんからのお声で一歩を踏み出されました。とはいえ、八十八歳の方ですので無理せずに楽しくがんばることなく笑い合えるような場になればと思っております。

 体験参加のHさんも続いて参加されております。ご自身の中で「今日はこれだけ」ときめて集中的に取り組んでおられますので、出来る喜びを求められているのだと、その真剣さは伝わってきております。そういう意味では、皆さん相当真剣に稽古なさっております。表面的な形から、感覚的な実感を求められる方も見受けられるようになりましたので、意識的には動きを忘れていても、動き始めれば以前に比べ身に付く時間も早くなりましたし、修正力も高くなってきました。

 講習後はレストランで食事をご馳走になりました。今日は日本各地の旅行話に花が咲きました。人が知っているところは観光地化して魅力が無くなり、人知れず訪れることが出来る場所への憧れはあります。そうした旅行や旅というのももっと重ねて行きたいものです。


 そして夜からは甲野善紀先生のところで稽古。意識的にも無意識的にも、私が得られているものは計り知れない。私が5時まで起きていられるのはそうした感動が残っているからです。

 何を書いても野暮な感じにしかなりそうにない気がしますので、今日はここまでにしたいと思います。


 金山孝之 指導・監修 DVD
『古武術は速い~“型の手続き”を追求した剣・杖の実践的な体使い~』

(2019年5月20日より発売中)

2019年09月28日(土) 『杖術 特別講習会』(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会ホームページ(お問い合わせ受付中)

2019年9月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-09-04(Wed)
 

さまざまに撮影をおこなった深川での講習

 昨日のGold Castleの講習では、深川スポーツセンターということで殺陣クラス、剣術クラスともに各一時間半ずつ講習がおこなえることもあり、殺陣クラスでは立廻りを重点的におこないました。

2019.09.01 Gold Castle①

 立廻りに関しましては、剣術とは異なり一人ひとりの段取りが流れを作って行きますので、ある段階にまで進んでいませんとなりません。剣に慣れ、体捌きに慣れ、基本的な約束事が身につき、危険度が無いと判断したところで立廻りに入っていただきます。

2019.09.01 Gold Castle②

 難しいところは、五人でおこなうものであれば全てを交代しながらおこなっていただきますので、その一人ひとりの段取りを覚えていただくには集中しておこなわなければなりません。

2019.09.01 Gold Castle③

 これまで、動きの中で上手く行かない部分など動きやすいように変更してきました。私が自分の動きの中からで作っているものですので、たまに見栄えと出来る動きとの兼ね合いで悩むところでもあります。私といたしましては、いまおこなっている立廻りが生徒達にとって初めて観るであろう自身の立廻り姿として記録に残してあげたいと思っております。

2019.09.01 Gold Castle④

 この教室では、発表会やイベントなどは設けておりませんが、その分、固定メンバーに限定せず、全員の技量を観ながらなるべく同じように接していきたいと考えているからでもあります。

 しかし、剣術や杖術とは違い、立廻りは主観ではなく俯瞰で観てみたいものでもあります。剣術と殺陣の違いは、そうした主観と俯瞰の違いともいえます。

 昨日は生徒のNさんにご協力いただき、講習風景の写真撮影と集合写真を撮ることが出来ました。十代の生徒達も多く参加され、初顔合わせの生徒達もいらっしゃいました。最近お越しになられている生徒達ですと、中学二年生のR君や小学校三年生のYちゃん、土曜日が多い高校三年生のA君が都合により参加できませんでしたが、また別の機会にでも一緒に撮れればと思っております。

 親御様も二階の観覧席から立廻りの様子をご覧になられておりましたので、お子様達の楽しそうにまた真剣に取り組まれている様子を俯瞰的に見守ることができたことと存じます。

2019.09.01 Gold Castle⑤

 基礎稽古組も、「万乃型」や「払い」「払いからの真っ向斬り」など、間合い、姿勢、リアクション、そういったものをジックリとおこないました。また、立廻り組を傍で観ながら気持ちも高まる部分があったかもしれません。皆が通ってきた道ですので、焦らずに身に付けていただければと思っております。

2019.09.01 Gold Castle⑥

 今回、2グループ撮影させていただきましたが、第一回目は、どういうふうに観えているかを知ることが目的ですので、上手下手は関係なく、「カメラの眼」を意識してこれからの稽古に励んで頂きたいと思っております。私の中では、以前おこなった立廻りタイプⅠの経験で、生徒達がどこまで進められるかが解りました。これは指導者としては大きな経験でもあり、のちほど映像を限定公開でパスワードを設けて掲載いたしますが、今の映像は評価の対象にないものですので、「俯瞰的な眼を持つ」ことが今回の映像を撮った一番の目的でもあります。次の深川スポーツセンターでの講習は11/10(日)とかなり間が空いてしまいますが、再び撮影をおこないますので、そこを目標に生徒のみなさまには励んでいただきたいと思います。

 
 剣術クラスでは、斬るための剣の操法をお伝えするために「正面斬り」「斬割り」などを幾つかおこないました。剣の振り方によって身体の作られ方も変わってきます。そうした筋肉の働きは剣に関わらず体術にも関わってくるものと思っておりますので、そうした筋肉の動きの違いをG君に触ってもらいながら剣を振り、背中を使う動きと使われていない動きの違いを確認していただきました。

 後半は体術をおこない、柔道場でしたので座りでの形をいくつかお伝えいたしました。中学三年生で身長180㎝、体格もシッカリしたR君がいわゆる力技でなく崩されることに、幾度と無く声を上げて驚いておりました。私も動きの中で得るものがあり、止められない動きは始めの崩しの中で有効であり、それは強すぎても弱すぎても動きが悪く、その加減を掴み軌道を精確におこなえば崩せる原理の一つとして有効であることが解りました。しかしながら、私自身、甲野先生の技を受けておりますので、「この程度じゃなぁ…」という思いが常に頭の中にあり、体術に関しては感動的な気付きというのはまだまだ訪れる気配がなさそうです。ですが、数年前の私を思えば体術に関するさまざまな感覚は身に宿ってきておりますので、今後はそうした感覚の中から色々なものを掘り起こしていきたいと思っております。「蠢動」はその中でも大きな発見でした。

 ひさしぶりにおこなう体術は毎回盛り上がるものです。おそらく剣や杖の接触より、直に肌と肌が触れる感触の方が心に何らかの働きがあるのでしょう。そうした感触から力がどのように通ってくるのか、そうした肌からの情報は現実の情報であり、言葉よりも伝わる密度や説得力があります。より繊細な肌と肌、皮膚と皮膚との実感が人と人との本来のつながりを生み出しているのかもしれません。しかしそれは、触れ方、通し方によるもので、力みや力技では逆効果となる恐れがあるでしょう。身体と心、技と理解、相手に心地良く伝わる技というのが、人を知るには自らを知るということに繋がりますので、結果として世の中の僅かな部分でプラスに働いているものと思うのです。脳を育てる「脳育」という意味でも、勉強や学びそれ以前の機能そのものを育てる働きが、感覚を重要に観る武術稽古にはある筈です。
 
 
 九月に突入いたしましたが、今月も皆様よろしくお願いいたします。

2019.09.01 Gold Castle⑦


 金山孝之 指導・監修 DVD
『古武術は速い~“型の手続き”を追求した剣・杖の実践的な体使い~』

(2019年5月20日より発売中)

2019年09月28日(土) 『杖術 特別講習会』(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会ホームページ(お問い合わせ受付中)

2019年9月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-09-02(Mon)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


1975年生まれ
福岡県北九州市出身
東京都世田谷区在住

松聲館技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより映画に出演。そのほかマンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などをおこなう

2006年
小林照子先生とのご縁から
「からだ化粧」のモデルを務める

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し「抜刀術」「剣術」「杖術」「体術」などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく「Gold Castle 殺陣&剣術スクール」を発足

2014年
甲野善紀先生より
「松聲館技法研究員」を拝命
自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている
 
シニア住宅にて
「高齢者のための剣術教室」をおこなっている

日信工業株式会社の製品
「SAMURAI BRAKE」のプロモーション活動に携わる

2015年
「金山剣術稽古会」を発足
現代における武術稽古の必要性を身体と心で学べる場として活動している

2018年
「関西特別講習会」として定期的に関西地域での講習会を開催

2019年
BABジャパンよりDVD『古武術は速い』刊行

お問い合わせ

名前:
メール:
件名:
本文:

管理画面
金山孝之のブログQRコード
QR
月別アーカイブ