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2019年4月 武術稽古日程


4月01日(月曜日) 現代武術教室
          19時00分~21時00分
          神田すずらん館



4月02日(火曜日) クラーチ剣術教室
          10時00分~11時30分
          クラーチ溝の口
          金山剣術稽古会
          19時00分~21時00分
          江東区スポーツ会館 剣道場



4月04日(木曜日) 金山剣術稽古会
          14時00分~16時00分
          新宿スポーツセンター 剣道場

          19時00分~21時00分
          江東区スポーツ会館 剣道場



4月05日(金曜日) 金山剣術稽古会
          17時00分~21時00分
          新宿スポーツセンター 剣道場


           
4月06日(土曜日) 抜刀術 特別講習会
          15時00分~17時00分
          品川区総合体育館 剣道場
          18時00分~ 懇親会



4月07日(日曜日) Gold Castle 殺陣&剣術スクール
          13時20分~14時50分
          深川スポーツセンター 柔道場  
          15時10分~16時40分
          深川スポーツセンター 柔道場



4月08日(月曜日) 金山剣術稽古会
          17時00分~21時00分
          新宿スポーツセンター 剣道場



4月09日(火曜日) クラーチ剣術教室
          10時00分~11時30分
          クラーチ溝の口         

          金山剣術稽古会
          19時00分~21時00分
          江東区スポーツ会館 剣道場



4月10日(水曜日) 金山剣術稽古会
          12時00分~14時00分
          戸越体育館 柔道場



4月11日(木曜日) 金山剣術稽古会
          14時00分~16時00分
          新宿スポーツセンター 剣道場

          19時00分~21時00分
          江東区スポーツ会館 剣道場



4月12日(金曜日) 金山剣術稽古会
          17時00分~21時00分
          新宿スポーツセンター 剣道場



4月13日(土曜日) Gold Castle 殺陣&剣術スクール
          12時30分~14時00分
          戸越体育館 剣道場 

          金山剣術稽古会
          15時00分~17時00分
          戸越体育館 剣道場



4月14日(日曜日) Gold Castle 殺陣&剣術スクール
          18時00分~20時00分
          品川区総合体育館 剣道場
           


4月15日(月曜日) 金山剣術稽古会
          17時00分~21時00分
          新宿スポーツセンター 剣道場



4月16日(火曜日) クラーチ剣術教室
          10時00分~11時30分          
          クラーチ溝の口

          金山剣術稽古会
          19時00分~21時00分
          江東区スポーツ会館 剣道場



4月18日(木曜日) 金山剣術稽古会
          14時00分~16時00分
          新宿スポーツセンター 剣道場

          19時00分~21時00分
          江東区スポーツ会館 剣道場



4月19日(金曜日) 金山剣術稽古会
          17時00分~21時00分
          新宿スポーツセンター 剣道場



4月20日(土曜日) Gold Castle 殺陣&剣術スクール
          15時30分~17時00分
          品川区総合体育館 剣道場  



4月21日(日曜日) Gold Castle 殺陣&剣術スクール
          09時10分~11時10分
          品川区総合体育館 柔道場



4月23日(火曜日) クラーチ剣術教室
          10時00分~11時30分          
          クラーチ溝の口

          金山剣術稽古会
          19時00分~21時00分
          江東区スポーツ会館 剣道場



4月24日(水曜日) 金山剣術稽古会
          12時00分~14時00分
          戸越体育館 柔道場



4月25日(木曜日) 金山剣術稽古会
          14時00分~16時00分
          新宿スポーツセンター 剣道場

          19時00分~21時00分
          江東区スポーツ会館 剣道場



4月26日(金曜日) 金山剣術稽古会
          17時00分~21時00分
          新宿スポーツセンター 剣道場



4月27日(土曜日) Gold Castle 殺陣&剣術スクール
          12時30分~14時00分
          品川区総合体育館 剣道場

          金山剣術稽古会
          15時00分~17時00分
          品川区総合体育館 剣道場



4月28日(日曜日) Gold Castle 殺陣&剣術スクール
          13時20分~14時50分
          深川スポーツセンター 剣道場  
          15時10分~16時40分
          深川スポーツセンター 剣道場



4月29日(月曜日) 杖整体操
          15時30分~17時00分
          品川区総合体育館 柔道場



4月30日(火曜日) 関西特別講習会
          18時30分~20時30分
          ベイコム総合体育館(尼崎市記念公園)






 金山剣術稽古会 入会希望の方へ


【 新宿スポーツセンターでの稽古時間 】
◇(月曜日・金曜日/毎週)17時00分~21時00分
毎月第四月曜日は休館日のためお休みとなります。
(第四月曜日が祝日の場合は翌火曜日がお休みです)

◇(木曜日/毎週)14時00分~16時00分 


【 江東区スポーツ会館での稽古時間 】
◇(火曜日/毎週)19時00分~21時00分
月曜日が祝日の場合は振替休館日となりお休みとなります。

◇(木曜日/毎週)19時00分~21時00分


【 戸越体育館での稽古時間 】
◇(水曜日/隔週)12時00分~14時00分 


完全予約制ですのでお早めにご連絡下さい。
前月までに予約の入っていない日はお休みとなる事があります。
初めての方はこちら金山剣術稽古会についてをご参照の上
お申し込み専用窓口よりご連絡下さい。

稽古場所の詳細や稽古内容、稽古時間のご相談、道具類その他のご質問等につきましてご不明な点がありましたらご連絡下さい。

都合により日程が変更となる場合がありますので御了承下さい。


2019-02-28(Thu)
 

「かざあな。」が開きつつある

 深夜0時をまわって暦の上では27日であるが、本日2/26は桑田さんの誕生日、じゃなくて「かざあな。」プロジェクトの撮影をおこなって丸一年となった。

 まだハッキリと覚えている。

 25日の時点で翌日の降水確率が60%となっており、ロケ地となる神社やスタジオへの支払いも済ませており、チームの日程調整も練り直しか…と、これほど天気予報ばかりチェックした日々はかつて無かった。

 朝4時に起床し天気予報をチェックすると、雨予報が曇りへと変わっており、この喜びは真っ暗な早朝、自宅からレンタカーを借りに行く足取りが軽く小走りに弾むようにお店に向かった。 

 早朝の気温は4℃、抜刀術「懐月」では手が悴んで難儀した。程なくして気合いで治まり安堵したのを覚えている。

 この一日で、杖術、剣術、抜刀術のすべてを撮り終えた。今思えば神社ロケと首都高を飛ばしてスタジオ撮影と、それぞれに、全ての演武をよく撮り終える事が出来たと思う。

(昨年の記事を下記に貼っておきます)
2018年2月26日記事「忘れられない一日」


 昨日月曜日は神保町にある「神田すずらん館」で館長の後藤健太氏と稽古。身体に負担の来ない走り方やさまざまな話が「武術サロン」として、垣根を越えた交流の場として単純に稽古をおこなうだけの空間ではないと感じさせられた。

 そして本日は午前中に「クラーチ剣術教室」へ行き元気な高齢者の皆さんと杖と剣の稽古をおこなう。

 講習後は、とある方と会食。人のご縁とはありがたいものである。考えて見れば私の人生はご縁があって展開が急に拓けて来た。これから新時代になるが、ますます同時進行で展開が拓いて行く予感がしている。

 夜からは江東区スポーツ会館でI氏と稽古。

 今日は私の身体が何か訴えかけてきたので、I氏が訪れる前に久しぶりに「連続切り返し」を吐き出すようにおこなった。

 I氏が挨拶に訪れる頃には床を濡らすほど汗が額に溜まっていた。I氏が今日はお休みであったことを確認し「今日は身体を苛めましょうか。明日大丈夫ですか?」ということで、脚鍛稽古、差し換え突き、倒れ雀、連続切り返しを他の稽古とは別にかなり時間を割いておこなった。

 お腹ペコペコで、ご飯を食べたときに感じる「ああ、身体が栄養を我先にと奪い合っているな」というような、身体が喜んでいるのが感じられるが、今日も同様に「ああ、筋や骨、関節が喜んでいるな。間を空けて悪かった。」というような、素直に疲労を身体が喜んでいるのを感じた。新宿スポーツセンターが3月一杯まで改修工事のため昨年10月中旬から利用不可となっているが、いつの間にか、私の稽古も緩んでしまっていた。

 I氏は現在お二人いるが、今日の青年I氏とは今後も身体作りのための、質のある鍛錬系の稽古をおこないたいと思う。話が通る方なので、私も思わず話が長くなってしまうが、もしかするとこういう会話の内容も稽古会として独特なものがあるのかもしれない。批判内容は殆ど話さない。生きかたや、私のこれまでの経験を語らせていただくことが多い。批判は批判を生み、澄んだ心の状態を消してしまう。そこに強さは生じない。

 日々淡々と出来るためのタイムマネージメントをこなしながら、何気なく淡々ということの凄みをこれからも継続したい。


2019年3月09日(土)「杖術 特別講習会」のお知らせ(お申し込み受付中)

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2019年2月 武術稽古日程

2019年3月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-02-27(Wed)
 

狭間に垣間見えるものから得られる法則

 気がつけば深夜の2時。いや気がついていない訳ではないが、有意義な時間を大事にしているとこのような時間になっている。とうぜん眠たいという気持ちにならず、一日を振り返る最後の作業を終えたのち全てを出し切って眠るのである。

 先ほど、生徒のNさんから1月14日におこなった立廻り特別講習会の編集映像が届き全て確認した。私が想像していた以上に良いものとなってきた。細かい部分をその都度お伝えしているので、嫌になりはしないだろうかと不安になるが、かなり時間を費やして作業に当たって下さっている。大学院生でお仕事もされているので、合間を縫っての作業に頭が下がるばかりであるが、この映像が仕上がったら、生徒達からの評判は想像できるのでNさんの苦労は報われることになるだろう。あともう少しだけお時間を頂きます!


 さて、本日は二月最後のGold Castle 殺陣&剣術スクールの講習となりました。このところ、土曜日、日曜日とも常に賑わう講習が続いております。

 殺陣クラスでは、タイプMの一場面を抜き出しておこなっております。とくに最後の場面は、やはり見ていて袈裟斬りから血振り納刀の一連に乱れが多く、その要因は私が見せたい動きのイメージがまだ共有出来ていないところにあるのだと思います。これは私にとりましても一つの実験的場面であり、残心の無い一連の動きに殺陣特有の間と美意識が感じられるだろうかということであります。

 殺陣には、見ていて感じるものがあるかどうか、そこに大きなウエイトが占められております。その「感じるもの」というのが何とも感覚的なものであり、経験を積んでいけば動きの流れの中で、感覚的に見栄えの良い間と速度と体捌きというのが掴めてくるものです。これはやはり経験です。剣術との大きな違いは、決して速ければ良いというものではなく、心地良い流れを掴めているかということが肝心になってきます。そのあたりは、これからの抜き出し稽古で意識しながら徐々に掴んでいただければと思います。「速さのなかにも太刀筋が綺麗に生きていること。」太刀筋を犠牲にして速さの見栄えが勝ることはありません。精確な動きで速く動けるかという事が大事であり、その動きを見せる(求められている動きを表現する)ためには、抑えなければならない速度もあります。竹光に比べて重たい木刀で稽古しておりますので、どうしても急いでしまうと太刀筋が小さく見栄えが悪くなってしまいます。ですが、木刀で綺麗な太刀筋で最適な速度で動けるようになれば、竹光を用いた際にはシッカリと斬る動きでおこなえますし、そうした太刀筋を外さずに驚くほど速く動けることでしょう。いつか、撮影用の竹光刀を購入したら、普段の稽古でおこなっている動きの精度を保ちつつ此れまでにない速さで立ち廻ることが出来ると見ております。次に、立廻り特別講習会を開催したときには、会場を変更し、照明を用い、竹光刀でおこなうことを思案しております。Nさんのご協力は必須ですが、それを期待してしまう今回の映像作品ということです。今回の経験値は、撮影や編集も含めてとても大きなものです。次におこなうときは全ての面がバージョンアップすると確信しております。


 記事に熱が入るとどうしても改行を忘れてしまいますが、昔に比べて多少は改行を意識しているのですがなかなか直りませんね。

 
 今日は体験参加に中学一年生のお嬢さんがお越しになられました。先週参加された小学校五年生のK君のお姉さんで仲良く殺陣と杖術の講習を受けられました。お母様もずっと見守っておられ、とても良い雰囲気を感じさせられるご家族であると心温まる想いがいたしました。最後の杖術「旋打」と「三十連円打」では、それぞれ最後まで出来る生徒と、初めての方やあまり進んでいない方でペアになっていただき、それぞれに私が何もしなくて良い空間が出来ておりました。

 伝えるということの難しさ、そこで私が瞬時に押さえておくべき部分を見抜いて言葉を投げかけたときに、そういった角度から得られるものも経験を積んだ生徒には感じ取っていただきたいと思います。伝える内容は何がいいのか?今伝えるべきなのか考えさせるべきなのか?そうした事は相手によって異なります。相手を見てどのように感じられるかが「伝える」ということにはとても重要な要素のひとつです。

 こうしたことが大事な講習の中で出来るようになったのは成長した生徒が増えてきたからであります。相手を察する気持ちを学んで頂くためにも、今後も内容によってはお任せするようにいたします。

 講習後は、多くの方が退出時間ギリギリまで自主稽古されておりました。(何人かの方からご質問がありましたが、杖術特別講習会は初心者の方でも取り組める内容は沢山ありますので、興味がありましたらお申し込みご連絡お待ちしております。)

 WEB動画「かざあな。」の影響があるのかどうかは分かりませんが、私があの映像でお伝えしたかったことの一つには、私が普段一人稽古をおこなっている様を飾り気無くそのまま作品にしようという意図がありました。何かの本番のために稽古に取り組むのではなく、稽古そのものがメインであるということ。そうした日々の本番が稽古であるということであり、稽古はつまらないものではなく、感動的要素の詰まったものであると、そこに価値があることを知っていただきたいという想いがありました。

 私が数年前一人稽古に明け暮れていた頃は、全ての動作に無駄がないように、メモを取り、思案に耽り、外の景色を無の状態で眺め沈思し、再び動きを精査するというルーティンのような流れを無理なく無駄なくおこなうことを意識しておりました。ときには気が乗らない事もありますし、狂ったように同じ動きをひたすら繰り返すこともあったり直感と脳の指令に心を委ねておこなっておりました。今は一人稽古の時間は少なくなりましたが、そのように心掛けております。

 多重に自己を見つめて管理と自由という矛盾の空間に佇むことで生じ得られることは少なくありません。陰と陽、矛と盾、そうした狭間に垣間見えるものから得られるものがあるというのは共通した法則なのかもしれません。

 さあ、そろそろ今日も終わりにしたいと思います。みなさま、今日も一日ありがとうございました!


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2019年2月 武術稽古日程

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2019-02-25(Mon)
 

イラストレーターのYさんが百回生となりました

 春めく陽気のここちよさ、そんななか門前仲町駅を出て黒船橋から眺める大横川の水位を眺めるのがここを歩く習慣となっている。黒船橋西側はほどなくして隅田川と合流する。その隅田川も東京湾に面した河口付近であるため潮位の変動は大横川の迫力に表れる。そうした水位の変動を見るだけでも気持ちが落ち着いてくる。


 本日の講習は、ふだん以上に参加者が多く春を感じる自然光の空間で杖術講習をおこないました。そして、本日で受講回数が百回に到達されたイラストレーターのYさんにささやかなプレゼントとお手紙をお渡しいたしました。業界では引く手あまたのYさんですので、その作品を拝見するたびに感嘆のため息が出てしまうほど、素晴らしい数々の作品を手掛けられております。そうしたお忙しいなかでの百回というのは、時間の使い方がたいへん優れていらっしゃるのと、モードの切り替えが凄いのだと思います。

 
 Yさんは同性ファンも多く、気さくな雰囲気と周囲を和ませる(笑わせる?)天然的な才能をお持ちで、本当に才能のある方は自然体であるという一つのお手本とも言えるでしょう。以前には、お父様もお母様も、そしてイギリスから姪っ子さんとイギリス人のお父様も体験参加にお越しくださいました。あれから数年経ちましたのでお嬢様も大きくなられたことと思われます。


 私の知っているなかでも、Yさんが参加されるのを楽しみにされている方がいらっしゃいますし、しばらくお休みされていますがミュージシャンのMariさんもYさんのお人柄には絶賛されておりました。そうしたお人柄は絵に表れておりますので、私はGold Castle 殺陣&剣術スクールのサイトに猫の絵を描いていただくお願いをいたしました。


 Gold Castle のホームページに私が写真で大きく出るよりも、教室の雰囲気からして絵にしたいという思いがあり、そこでYさんの絵を見て一目惚れしてしまい、お仕事として一つ描いていただく積もりだったのが、六枚も描いて下さり、その後二枚を描いて下さり合計八枚描いて下さいました。


 Yさんの絵をホームページに載せた月からアクセスが倍増し、それからずっと安定してアクセスは少しずつ増え続けております。私はいっさい検索上位になる有料の手段をおこなっていませんので、この教室が現在まで安定して生徒を導いてくださっているのは、Yさんの招き猫のお陰であると感謝しております。


 これからもお忙しいと思いますが、「おいらん若君 徳川竜之進」シリーズであったり、個展であったり、私だけでなく生徒達もそうした世界が身近に感じられることを楽しみにしておりますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます!


 そして今日は、体験参加が終わり生徒になられたOさんが武道具類など全てを揃えられました。Oさんはおとなしい雰囲気の方ですが粘り強さというものを感じますので、そういった意味ではパッと思い当たるのが、フカフカの妹さんであったり、むかし卓球をされていて今は事務職で座りっぱなしというHさんのように、控えめでおとなしい雰囲気ですが簡単に投げ出さない女性特有の粘り強さがあり、それが月日を経て結果に出てきておりますので、そうした生徒達の成長実績が、これから出会う新たな生徒を見たときに彼ら彼女らが通ってきた道をよりスムーズに通してあげる経験が私がいただいた財産でもあります。そうした意味では、男性のIさんも今日は体調が優れないなかお越し下さいましたが、ただ動きが出来る技が上達する、ということだけではないこの場の雰囲気を味わうことをIさんの生活習慣の中で大切にされているような気がいたします。


 明日は品川区総合体育館柔道場で15時~17時の時間帯でおこないます。明日も賑わう講習となりそうです。二月最後となりますがみなさまお待ちしております!


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2019-02-23(Sat)
 

映像作品を三本抱えて

 河津桜が綺麗に咲き始めた。河津桜と言えば、昨年2月26日に撮影した「かざあな。プロジェクト」の神社シーンに映り込んでいるのが河津桜である。間もなく一年になるが、想定を大幅に超えて制作に時間が掛かっている。しかし、妥協なくおこなっているため私としては急いで後悔の念が残るよりはこれで良かったと思っている。

 2月8日に剣術編を配信して、しばらく頭をリセットするため間を空けていたが、今日から再び編集作業に取り掛かる。これまでの、杖術編と剣術編は、ずいぶん前から音楽は作って頂いており、編集映像を観ながら作品のイメージはつきやすかった。

 しかし、最後となる抜刀術編では、杖術編が完成した10月にとつぜん脳裏に最後の抜刀術編のイメージが浮び、そのイメージを簡単ではあるがMariさんにお伝えした。そのため先に映像編集を仕上げ後で音を作っていただく流れとしている。抜刀術編は、総カット数が少ないため時間的にも、これまでの4分台にはならず、2分~3分の間となりそうだ。もっと技を増やしても良かったと思ったが、少ない技の中で世界観をどう作り上げていくかをこれから少しずつイメージしていきたい。

 
 それと同時に、今日はBABジャパンのYさんからご連絡をいただき、今年の5月に発売予定のDVDの映像チェックをおこなう。昨年11月に撮影がおこなわれ今回初めて仮編集されたものを観た。

 カメラの前でこれだけ喋ったのは役者人生でも経験したことが無い。まあ、映像を観て役者に向いていないのが分かったので、この道を選んで良かったと思った。当然ながら映像作品を販売するということはさまざまに責任が生じるものである。そうしたことを今回の映像を観て、さすがにプロの方々が準備して仕上げたものは説得力のあるものになっていると、初めての経験である私にとって目にしたものは得難い映像そのものであった。

 
 現在、映像作品を三本同時に抱えていることになる。

 1月14日におこなった「立廻り特別講習会」の映像編集もかなり進んで来た。これは撮影と編集をして下さっている生徒のNさんのお陰である。続いて、「かざあな。抜刀術編」の編集依頼が本日より始まった。完成の見込みはこれまでの流れから予想して、6月か7月辺りになるだろう。そしてBABジャパンから発売される私のDVDが今年の5月を予定している。ふだん武術稽古や講習会をおこなっている忙しい日々であるが、気がつけばそうした映像関係の編集などに携わる立場となっている。映像作品における役者業と大きく異なる点は、その事における言葉や動きについて本人しか判らないものがあり、そこについて責任をもって判断する役割が与えられているということである。すなわち、OKかどうかの判断を自分でおこなう事が出来るのである。もちろん私の中で「NGを出さない」ということが、武術をおこなうものとして普段の実力のままにおこなうということが全てだと思っているので、その辺りはこれからの撮影においても自分に突き付けられている対応力として試されている部分である。

 
 明日は、15時00分より深川スポーツセンター剣道場で杖術クラスの講習をおこないます。14時から会場を開放しておりますので、早めに来て一人稽古をされる方はこの機会にどうぞ。

 3月9日(土)に開催する「杖術 特別講習会」も近付いて参りました。今回の講習会でも新しい技で時間が経ってしまうものと思われます。講習後は近くのキリンシティで懇親会をおこないますので、併せてお申し込みお待ちしております。


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2019-02-23(Sat)
 

ホームグラウンド

 ドクターN氏から1月14日におこなった「立廻り特別講習会」の撮影映像の仮編集が届いた。先日私がフリー音源で聴きまくった曲の中から選んだものが予想通り上手くマッチングしていた。刀の斬り結ぶ音や斬られる音のSEが付くと、単純に観ていて楽しい気分になってくる。今の映像配信の時代において、こうした撮影と編集がプロでなくとも(私は指示するだけしかできませんが…)それなりに見せられるものが作れるので、舞台のイベントのように、時間を掛けておこなわずとも、機材の進化により後に残せる映像が手軽に撮れるということである。見せるための映像であるなら幅広く活用できる。特別に時間を割いて稽古したり、他の生徒を置いていくようなイベントではないので、今後も機会をみて撮影していきたい。(それはもうNさんありきであるが…)

  
 本日は夜から江東区スポーツ会館にてI氏と稽古をおこなった。

 今日は珍しく後半から他に誰も居ない貸し切り状態となった。昔はいつも貸し切りに近い状態で、あまりに良い環境だったのでその事を外部に知られたくない思いからブログに書かないようにしていた。

 一年ほど前から少しずつ個人開放利用者が増えてきたが、それでも稽古場としては良い環境であった。しかしこの数ヶ月間は、剣道団体が良い場所を見つけたと隣町から団体で訪れるようになり、声の響く造りの道場で現役社会人の大人が全力で声を張り上げているので、他に稽古に訪れる人がほとんど居なくなってしまい、私としても指導しづらくなってしまった。このままでは個人開放が乗っ取られてしまうと、職員に掛け合い対策をお願いした次第なのである。

 それはさておき、この稀な静けさの空間を贅沢にI氏と身になる稽古が出来た。以前から何度も記しているが、I氏との稽古では感性に共有する部分が多く、生き方としての会話が稽古の中でも中心となっている。

 今日はこれまでで最も会話をしたように思う。もちろんそれは会話と言う稽古であり、それぞれのステージで活かせるための学びの発掘現場でもある。今日はホームグラウンドについての話題が印象に残った。

 自分にとって安心出来る場所、それがその人にとってのホームグラウンドであり、それが今住んでいる家であったり、今働いている会社や建物だったり、定期的に訪れている場所や、その地域であったりする。もっと大きくなれば、日本という国でも海外から帰れば感じられる。そのうち、宇宙に行くことがあれば地球に戻った瞬間に、いや大気圏を通過した瞬間に安堵感が訪れるのかもしれない。そういう意味では、相対するものに対しホームとアウェイのバランスはどちらも大事なのではないかと考える。

 ホームがあるから、アウェイに向かうときの戦いのエネルギーが蓄積されており、ホームに帰れるからめい一杯使い切ることが出来るのだろう。ホームという想定に外れない安心感は、アウェイでの戦いで失われたエネルギーをホームがあるという安心感から補填出来るのかもしれない。それを知らず知らずのうちにおこなっているから、ホームに戻った際の「あぁ…帰ってきたぁ…」という安心感に包まれるのだろう。だからこそ、戦えるためにホームを大事にしておかなければならないのである。

 近年ずっと思うことは、すべての事柄には陰と陽があり、そのバランスのどちらを選択するか気付いてあげなければならないということ。偏りは破綻につながるため、今はどちらを選ぶのかその見極めが大切になる。間逆のことを、同じ目的のためにおこなうということは中々身体も心も納得し辛いものであるが、そこに現れてくる実感だけを求めないことで得られる真の実感があるように思う。「失敗は成功のもと」と言うように、失敗から陰陽のバランスを学ばなければならない。

 そこから「しなやかさ」が育ち強さと弱さを兼ね備える対応力、応対力が養われていくのだろう。

 I氏の動きもそうであるが、人としての魅力や成長をあらためて感じさせられた今日の稽古であった。


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2019-02-20(Wed)
 

Kさん、Hさん、ありがとうございました。

 今日一日は思いのほか雨脚が弱く傘を使わずに済んだ。観られないと思っていたスーパームーンが深夜になって綺麗に顔を出していた。今年はこれが一番大きい満月ということになる。しかし…真上に昇っていたせいなのかあまりその違いが判らなかった。やはり、月を観るなら昇り際がいい。


 さて本日の「クラーチ剣術教室」は、ムードメーカーであるHさんがお引越しのため今日で最後の講習となりました。生徒になって一年十ヶ月でしたが、一人稽古を誰よりもされている方なので覚えは早く質問も多くして下さるとても良い生徒さんでした。

 毎日Wさんと一緒に朝5時からウォーキングを欠かさない七十代ペアにはいつも感心しておりました。大の猫好きということで、私もちょくちょくチョッカイをかけておりましたが、かつて保護猫を十数匹飼っていたそうですので愛情の深い人だと感じておりました。現在でもヘルパーのお仕事をされており、猫助けならぬ人助けを実践されている方です。Gold Castle のホームページの猫を描いて下さったイラストレーターの山本祥子さんを昨年の10月にゲストでお連れした際には、自室のお部屋まで山本さんをお招きし、表札代わりに掲げていた山本さんの猫のイラストなども嬉しそうにお見せになっておりました。

 暮れには右手首を骨折されたのですが、今ではそうしたことを感じさせない所まで動けるようになった矢先のお話でしたので驚いたものでした。そんなHさんと親子漫才か姉妹漫才か、いつも講習前にワイワイと自主練習されていたHさんの相方でもある今年八十八歳のKさんに数ヶ月前から乳がんが見つかり、検査入院など治療をおこなうため先月一杯で退会され、今日は最後のご挨拶にお見えになられました。

 その昔は東京オリンピックに出られる可能性のあったバレーボール選手だったと伺い、稽古に対する取り組み方や伝える側学ぶ側のやりとりにかつての厳しさを連想することも少なくありませんでした。貪欲で謙虚ないつも笑顔のKさんでしたが、病気になられた際には僅かながらもいつもの溢れる元気が失われておりました。当初は私以外に知っている人は限られていたと思いますが、今は皆が声を掛けてKさんのお気持ちを理解しようと務められております。全員女性で十名の賑やかな教室が八名となってしまうのは寂しいものですが、そうした事がいつ訪れても不思議ではない教室であるということをあらためて痛感いたしました。

 お二人ともお会いして二年位ですが、本当にご縁があって良かったと思います。ご縁が生まれるということは悲しみも引き受けるということですので、そういうことが人生において人を成長させて行くのだと思います。ですから、これからも一回の講習を楽しく笑顔で過ごせるように引き受けて参りたいと思います。

 Kさん、Hさん、楽しい講習をありがとうございました!


2019-02-20(Wed)
 

存在の証明は日々の精進

 明後日19日はスーパームーンといわれているが、東京上空では見られそうな(残念ながら雨となりそうです)気配。だがスーパームーンよりも、地表から昇り始めの赤い月のほうが見応えはある。澄んだ大空が見渡せる土地に住みたいという憧れはあるが、それはまだまだ先の話。今は前を見て日々を過ごしていかなければならない。


 さて、本日は昨日と同じく賑わう講習となりました。2月は体験参加が終わる前に入会希望される方が続いております。1月はインフルエンザが大流行した影響もあり、世間的な動き出しは2月からとなっている気がいたします。

 本日の殺陣クラスではこれまでおこなってきたタイプMの抜き出し稽古から、最後にタイプMの序盤の動きを2チームに分けておこないました。

 タイプⅠの動きでは絡みのタイミングなど慣れている方が多くいましたが、今回のタイプMでは絡みの斬り掛かるタイミングや、細かな位置の調整など一からお伝えすることに懐かしさを覚えました。

 芯はなるべく余計な動きをせずに、ベストな体捌き刀捌きをおこなうことです。それを生かすのが絡みの役割であり、動きの中で芯が引き立つように微調整していかなければなりません。とくに役者さんにとっては、そうした芯を引き立たせる動きを身につけるという事がとても重要であります。

 それは、間合いやアングルの調整であったり、相手の強さを示すメリハリの表現。客観的に立廻りを観たときに、心地良く観られるためのテンポが、芯も絡みも含めて、総合的な協力のもと出し引きして行かなければなりません。そうすれば、どの辺りまでやっていいのか、或いはアッサリと片付くことの意味も解ってきます。

 これは私の考え方なのですが、音楽の力というのは、歌詞も重要ですがやはり曲が良くないと成り立ちません。考えずに感じる要素がリズムにはあり、構成を練られた楽譜が台本であるなら、その台本に書かれた音符をそのテンポでおこなえるための技術が求められます。軽い竹光刀では、片手で振り回せますからテンポ良くカンカンと合間に決めの形を挟みながらおこなわれておりますが、私としましては重たいものを扱う体捌きと剣技の中でそれら音符にあったタイミングで動けることが重要であると考えます。しかし動きの速さを単体で考え、ただ展開を繋げただけでは観ていて心地良くなりませんので、全体的なリズムを皆が掴んだ中でおこなえるようになりますと、芯と絡みのやり取りの連鎖が楽譜どおりに乗った場合、細かい技術はさておき見栄えはグンと作品らしくなってきます。

 見せ方のコツといたしましては、メリハリを逆算的に用いることです。屈む前段階に反らしておくこと。逆に大きく伸び上がる前に低くなっておくこと。対照となるべき動きを逆算的に考えておけば、どのようにリアクションを取ればいいのか動きが見えてきます。スピードも然り、速く動く前にはゆっくり動いたり或いは静止すること。逆に静止する寸前には速く動くこと。剣技だけでなく、そうした表現の理解も殺陣クラスの中では身につけていただきたいところです。リアルな迫力とは、全ての動きが高次元な技量でおこなえる武術家と呼べる人であれば、それがそのまま見栄えに繋がるかもしれませんが、ほとんどの方はそこを目指している訳ではありませんので、リアルな感情は後回しにして、見せ方の技術を違和感の無い動きで安定的におこなえることが、私の講習では心掛けているところです。

 身体が自在に動かせるようになるということは、動いている本人もまたそれを観ている相手も、それが本当に調和の取れた動きであるなら心地良いものである筈です。武術稽古でそれを実感出来るようになれば、自ずと立廻りというお題が現れたときに、どのように全体的な流れの中で調和をもって動けるか、身体が感じ教えてくれるようになるでしょう。ですから、剣術や杖術などで身に付いた身体感というのは殺陣にも通じるものがあるのです。

 今一度、自らの動きを細かく点検し、それを視覚でなく動いている中で感じとれる訓練が大切です。ですからゆっくりと杖をおこない、意識は身体全体へと向かい、動きの中でどうなっているか、自らの癖などを知り、そこから対策を見つけ実践し、新たな身体感を身につけることが稽古法としては望ましいと思われます。

 タイプMは、タイプⅠに比べると動きやすいものと思われますので、今が皆同時に一斉スタートした段階ですので、これから毎週の稽古でどのように伸びて行かれるのか楽しみにしております。


 剣術クラスでは、今日は久しぶりに納刀法と抜刀術のみをおこないました。基礎的な部分から後半は一気に難しい内容に入りましたが、昨日の剣術クラスでもそうでしたが、出来そうなものばかりを初心者の方にやっていただくよりも、いきなり難しいものを体験して頂くことも、その方にとって大きな目標となりますので、熱意のある方にはそうした内容がよろしい場合もあります。

 
 まだ先になりますが3/9(土)15時00分~17時00分品川区総合体育館剣道場にて「杖術 特別講習会」をおこないます。今回も新しい技「風鳴」(かざなり)「玉簾」(たますだれ)「透かし玉簾」「渦潮」(うずしお)をおこなう予定です。まだ殆どの方は知らない動きですので興味を持っていただけるものと思われます。18時からは会場から徒歩3分のところにあるキリンシティ大崎店で懇親会をおこないますので、併せてご参加可能な方はご連絡下さい。

 本日も活気のある講習となりました。体験参加を終えたOさんが来週から正規受講生として生徒になられます。そうして共に人生の共有時間を生きて行ける方が少しずつ増えていただける事は、すべてを一人で取り仕切って活動している者として嬉しい限りです。私はこれからも変わらず、稽古し技を追求しそれをご縁のある方にお伝えし、そのなかで真剣になったり笑いあったりしながら時を重ねて行くつもりです。私が何をお伝えできるか分かりませんが、存在の証明がこうした立場の価値であると思っておりますので、日々精進していくことこそが私の仕事であると思っております。これからも人生の共有時間を過ごしてくださる皆様を大切に生きて参ります。


2019年3月09日(土)「杖術 特別講習会」のお知らせ(お申し込み受付中)

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2019年2月 武術稽古日程

2019年3月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-02-18(Mon)
 

時代に応じて変革が求められるもの

 本日は、品川区総合体育館剣道場にてGold Castle 殺陣&剣術スクール剣術クラスの講習をおこないました。

 今日は先月75歳になられたOさんが三百回目の受講回数となられました。体重30㎏台前半で20年間関節リウマチに症と付き合いながらの三百受講は並大抵ではありません。ザッと計算いたしましても、週に一回毎週参加されても一年で約五十回位ですから、六年間掛かります。実際にOさんは今年で六年目となりますが、安定して継続できたことは怪我や病気の予防がシッカリ出来ていたということでもあります。今後は受講回数は十分な回数ですので、自らの動きの基盤、身体の確認の目安となる動きを自ら定め、周囲とは別に幾つかこだわりの持てる動きをこれから長く付き合う技として選定することをお勧めいたします。

 これまで通り、皆と同じ動きをおこなうのも良いですが、それだけでは本当の意味での動きの追求に辿り着くのは難しいので、自らの動きの進展を実感出来る稽古内容を、杖術、剣術、抜刀術、それらの中から一つか二つずつくらい、ご自身の身体で深く向き合える内容のものを選定し、それと同時に皆と同じ内容のものをおこなっていきますと良いでしょう。こうした稽古は私もそうですが、自らの動きの質を確認するものとして質を確認する基盤の技というものは必要になります。

 他の生徒の皆様も同様に、これまで沢山の技や動きをおこなってまいりましたが、その中で一人稽古が出来る環境の方は、ぜひ自らの動きの進展を確認出来る(トライ&エラー)稽古で学んだことを、自身のこだわりの内容に取り込み検証してみてください。きっと、これまでと違った身体の面白さ不思議さに気が付けると思います。

 Oさんの存在は、他の生徒の皆様にとりましても、「私に出来るかしら…大丈夫か不安…」と思われている運動経験の少ない女性の方には勇気をもらえるのではないでしょうか。Oさんの動きによっては驚く手順の調和が取れているものも見受けられますので、私は決して嘘で褒めませんから、その方の状況を踏まえた上で、動きを観て「いい動きです。」とお伝えしております。今後の課題は、先に申し上げました自らの身体の使い方を判断出来るものを選定することと、動きや技に使われる意識を、別のところにも同じように自らを観察し注意して行かれるとさらなる進展と状況に新しいものが見えてくるようになるものと思われます。難しいことですが、自分と向き合う時間が取れているということは、総合的に進展できる環境にあると言えますので、私の想像にもつかないこれからの成長を若造が生意気に語っているのは百も承知ですが期待しております。ですので、怪我や病気にはくれぐれもお気をつけ下さい。

 
 講習では、常連の皆様以外にも久しぶりとなる65歳のNさんや奈良から体調不良にも関わらず参加して下さったKさん、体験参加が終了し今日から生徒になられたFさん、体験初参加の方がお二人いらっしゃり、11歳のK君が入会したいとお母様にお伝えし、さっそく武道具の発注をお受けいたしました。こうした事は賑わうこの教室の雰囲気を作ってくださる生徒の皆様のおかげであります。初めて訪れた方が安心して楽しめる環境であることが開かれた場には重要ですので、生徒のみなさんの自然な雰囲気が11歳から75歳まで幅広く受け入れられる空間にあるのだと思います。

 剣術では「突き」を一段~三段突きまで、脚部と手之内の連動の妙といいますか、それぞれに興味を持って取り組んでいただけたと思われます。内容といたしましては、突きをさまざまに稽古したのち、「劉之型 霧」のみとなりました。内容といたしましては、それだけなのですが、重心移動など動きの中に「憧れ」を抱くものがあれば、どのようにしてそういう動きが出来るのかをみなさん興味を持って集中して稽古をされます。初めて参加された11歳のK君も一時間半最後まで集中が切れることなく取り組むことが出来ました。見学されていたお母様も息子さんの取り組む様子をご覧になって嬉しさもあったかと思います。小学校五年生といいますと、私にとっての毎週一回一年間マンツーマンで稽古してきた郁己君がいますので、一週間毎の成長には本当に驚かされたものです。その郁己くんも四月で中学二年生。休憩時間になぞなぞを言っていた少年も、声が変わりおそらく身長も私を追い越したかもしれない青年となりつつあります。部活動などで以前のように稽古は出来なくなりましたが、また長期学校が休みになった時に稽古に来られるのを楽しみにしております。

 話が逸れてしまいましたが、子どもは大人をよく観ているものですので、そういう目を感じて私も成長させられます。私は誰にもやとわれず、武術を仕事としてご飯を食べております。ですので、私自身の成績を気にすることや上司の目を気にせず、私は私の言葉をストレートに伝えることが出来ます。しかしながら言葉よりも、大事なことはその人そのものの存在でありますので、日々の生き方が重要になります。

 先日フト思ったのですが、武術や武道が、その時代に求められるものとして成り立ったのであるのなら、時代が変わりその大きく変わった世の中に応ずる武術や武道に変わっていかなくてはならない筈です。

 当然の事ながら時代は変わりゆくものです。今を生きる時代に求められる武道武術とはいかなるものなのかを考えた時に、武道武術自体も変革し今を生きる時代に通じるものでなくてはならない筈です。これから益々時代は未来を現実としたものになってゆくでしょう。なんのために武道武術をやっているのか、ただの懐古主義になってしまわぬよう、いつの時代も最新を求めて探求していくことが望ましいと私は思います。映像が氾濫する時代、そうした情報と目が肥えていく時代においてこれまで普通に存続していたものに対する「違和感」が、時代の変化と共にひそやかに忍び寄って来ているのではないでしょうか。

 
 講習後は、となりの柔道場に移動して「杖整体操」の講習会を開催いたしました。杖整体操は初めて参加される方が少なくなく、これまでに四名の方がこの杖整体操の講習会で初めてお会いすることになりました。その中から、金山剣術稽古会に参加された方もいらっしゃいましたし、先日の剣術特別講習会にご参加下さった方もいらっしゃいました。こうした体操からご縁が生まれる環境も大事にしたいと思っておりますので、「以前から身体のことについて関心はあるけれど、剣術や殺陣はちょっと苦手。」という方には杖整体操はご縁が生まれやすい講習会であると思われます。次回は4/29(月/祝)15時30分~17時00分 品川区総合体育館柔道場でおこないますので、身体の硬い方や自分でリラックス出来る方法を知りたい方、お気軽にご連絡下さい。

 杖整体操では、Fさんが開脚して畳に頭がベタッと着くようになり、身体の硬いYさんは5㎝手が前に着くようになりました。相手に引っ張ってもらう「寝返しゆりかごバージョン」では操作する側も負担がない為、今後はこれをお伝えしていこうと思います。効果は「両手持ち上げ」と同様の目がトロンとしてそのまま寝ていたい状態になりますのでこれで十分です。


 帰宅後は、生徒のNさんより1月14日に撮影した「立廻り特別講習会」の仮編集された映像を送って下さいましたので全員分確認。

 今の段階は、画像の質感が決まり、編集のつながりのタイミングが決まったところです。あとは、先日フリー音源を聴きまくり、そのなかで有料でしたが一つマッチする音源が決まりました。効果音などもNさんが合わせて下さいますので、私としましてもその音を重ねた映像を観て作品感が増すものと想像しております。

 贅沢を言えば、Mariさんにお願いしたかったのですが、まだ「かざあな。抜刀術編」もありますし、この規模のものをお願いするには申し訳なく思いますので、いつか準備して、教室としての作品を作れたらとも思っております。しかし、Nさんが無償で(Nさんが頑なに辞退されますので止むを得ず)撮影と編集まで私のワガママを聴いて下さっており、大学院での授業と研究やドクターとしてのお仕事の合間を縫って作業してくださっております。

 Nさんには諸々ご負担をお掛けしております。編集がもっとも大変かと思いますが、俳優さん達の映像を編集する機会もそうそうないものと思いますので、信頼しているからこそのお願いでもあります。みなさんが喜んでいただける映像を楽しみにしております!

 お陰様で本日も充実した一日となりました。明日もこの幸せな一日が深川スポーツセンター柔道場で待っています。明日もまた賑わいのある講習となりますように、みなさまお待ちしております。


2019年3月09日(土)「杖術 特別講習会」のお知らせ(お申し込み受付中)

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2019年2月 武術稽古日程

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2019-02-17(Sun)
 

『おいらん若君 徳川竜之進 3 伏魔』本日発売!

 双葉社・双葉文庫から鳴神響一先生の『おいらん若君徳川竜之進3 伏魔』が刊行されました。

 今回で第三弾目となる人気シリーズです。

 三作とも素晴らしいイラストを手掛けられているのは、Gold Castleの生徒でもある山本祥子さんです。

 ご縁あって私は剣術指導として関わらせていただいております。

 イラストをご覧になりたい方は山本祥子さんのサイトを除いて見て下さい。
 山本祥子さんのサイト

 購入につきましてはこちらをご覧下さい。
 双葉社のサイト


2019-02-14(Thu)
 

バランスの実権を握る感知力

 バランスとは大事なものである。相反するものであったり、総合的な配分であったり、バランスを理解することで、その状況に乱されることも少なくなるだろう。だが、二十代の頃は突っ走るものである。そのなかで困難を迎え大小さまざまな事態が心に刻まれてゆく。

 しかしながら、そうした突っ走った時期というのはその後の人生において財産となっており、困難を迎えた経験値がその後の安定航海の航路を手にする事にもなっている。それもまたバランスなのである。

 陰と陽のバランスからなる法則は、そのバランス感覚の中で「時期を感じ今を知ること」が大切である。絶対付随の相反する事にも気が付いていなければならない。そこが見えていなければ常に片方ばかりを求め、絶対的な法則であるバランスの裁定が下された時に、人は苦悩し自身を見失いがちになる。だから、バランスの裁定が下される前に、自らバランスの時期を悟り舵を切ることが何事かを進めて行く上で真理を得て行けるのではないだろうか。


 さて、本日の金山剣術稽古会では、品川区総合体育館剣道場で渡部氏と稽古をおこなった。隔週水曜日に利用していた戸越体育館が3月末まで耐震化工事のため利用できず、贅沢ではあるが広い品川区総合体育館の会場を二人で稽古している。

 とにかく、私にとっての一番の優先順位は自らの稽古であるため、少人数でおこなう平日の金山剣術稽古会は源泉の場として、多くの方と出会っていくための神聖なる時間なのである。

 稽古では会場の広さと4時に寝て8時に起きた身体の重さから、ひさしぶりに「ゆっくり走りをやってみよう。」と思い立ち、剣道場の白線ライン内側を床を蹴らずに腿を数センチ引き上げるように軽く楽に全身の力を緩め、振動で身体を整えるような感じで歩く速度の半分程のスピードで15分程走った。重心の僅かな傾きで進むため、足そのものは上に小さく引き上げるという感覚である。
傍から見れば、高齢者の方が歩く速度より遅くジョギングをしているような格好である。

 この「ゆっくり走り」は、2010年~2012年頃、当時よく講習会に参加させていただいていた名古屋の縁治療院院長、中村考宏先生が毎月東京で講習会を開かれ、そこでこのゆっくり走りを体験したのがキッカケである。中村先生は骨盤を起こす体操を考案され、私もそのお陰で股関節周りの可動域が向上し、動きの理解が深まることになった。ご著書にもモデルとして参加させていただいた事もあり、その当時の私にとりましては本当に感謝しかありません。

 ゆっくり走りの効果は、10分~15分続けて走った後初めて歩いたときに、その効果を脚が否応なく教えてくれる。膝と股関節が緩んだような感じになり、歩く感覚が何とも妙なのである。手、首、肩など全身を抜いておくことで、小さな振動に身体が心地良く解れる効果も感じる。だから、このゆっくり走りを参考に全身を調整する運動として、今週の2/16(土)におこなう「杖整体操」の初めにみなで10分ほどおこなう予定とした。

 稽古に戻って、先週の木曜日に考案した杖の新しい動き「風鳴」(かざなり)をおこなった。その中で足運びの歩数を減らし杖の操作と足運びの間に新たな感覚が芽生えた。

 次に月曜日におこなった神田すずらん館での稽古で生まれた「玉簾」(たますだれ)を稽古。構えた杖態からの玉簾と、杖を片手で床に突き立てた状態からの玉簾をそれぞれ稽古した。

 とくに片手持ちからの玉簾はすずらん館でおこなったものから少し変更を加え、相手が立てた杖を打ち払って突き入れてくる状況に応じたものとした。これにより殺陣的にタイミングを気にせずに、立てた杖を相手に払わせる誘いとしてこの形に理合いを持たせることが出来た。

 あらためてこうした動きが自動的に生まれ組み替わっていくことに感謝している。新しい動きをおこなうことは、決して以前の内容を疎かにしているのではなく、以前の動きからさらに精査出来る内容のものに身体が興味を示し、それをその日に与えてくれているような気がしてならない。

 だから、以前の内容を稽古してもおそらく、それは「今のものでは無い」のだから、そこに進展的脳の働きは見出せないだろう。稽古をおこなうのは、繰り返しおこない安心感をえるのではなく、前に進み続けるための身体の声に従順になり、そこで優秀な身体から出されたお題に素直に応じていくことが、「バランスの実権」を握っているのだと思う。そう、今出た言葉であるが、バランスの実権を握る感知力こそが、生きていく上で重要なものの一つに当て嵌まるだろう。

 後半は、昨夜甲野先生のところで受けた突きの威力を私なりにどのようにすべきか、渡部氏を相手に試してみた。軽く試すつもりであったが、四十分程突きばかりをおこなってしまった。それには、私自身威力が上がる手順が実感出来たからであった。これには興奮しっぱなしで時を忘れたが、受けていた渡部氏も驚いて貰えたので良かった。しかし、この突きの稽古を最近はほとんどやっていなかったのに、昨夜の甲野先生の突きを受けて、私自身も今までの腕に引っ張られるというのをアッサリ捨てることができた。身体と言うのは、頻繁に動きを研ぎ澄ますような稽古も必要なのかもしれないが、そうした同じ手続きを研ぎ澄ますより、組み換えの新たな手順とその手順の基となる何かを発見することの方が道を歩む歩幅は大きいだろう。

 最後は杖整体操をおこなった。

 私自身ひさしぶりにおこなったので、「ああ、こんなに気持ちいいのはひさしぶりだ…」と呻きながら、同じ姿勢で長く留まり続けました。最後の最後は、「寝返し(ゆりかごバージョン)」をおこなう。これは私自身受けたのは初めてであったが気持ちが良い。両手持ち上げに匹敵するもので、なにより操作をおこなう人の身体の負担がほとんど無い。両手持ち上げは二人で上げなければならないが、これは一人でも楽におこなえるので、ゆりかごバージョンにしたことで、何度も気持ちのいいところを再現できる。これも、2/16(土)におこなう杖整体操でおこなう予定。

 
 杖整体操のお申し込みはまだ受け付けておりますのでお気軽にご連絡ください。3月は会場の都合で杖整体操がありませんので、身体の新たな調整法に興味のある方は是非ご参加ください。

 それから3/9(土)におこなう「杖術 特別講習会」の懇親会会場が「キリンシティ 大崎店」となりました。品川区総合体育館から大崎駅に向かう途中にある橋を渡って左手ビルの一階にあります。徒歩五分も掛からないかもしれません。帰りはそのまま大崎駅に三分ほどで着きますし、目黒川沿いを十分程歩けば五反田駅にも着きます。料金は食事だけなら1.500円前後ですが、ビール専門店でもありますので、飲まれる方は1杯につき+500円前後とお考え下さい。雰囲気の良いお店と景観ですので、初となる懇親会での記念写真も考えておりますので多くのご参加を楽しみにお待ちしております。


2019年2月16日(土)「杖整体操」のお知らせ(お申し込み受付中)

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2019-02-14(Thu)
 

生き方という実践

 本日火曜日はいつもの「クラーチ剣術教室」の講習。

 神奈川県の川崎市にあるシニア住宅クラーチ溝の口で月に4回午前10時からおこなっております。

 この時期は寒いため自宅から稽古着を着たまま出掛ける場合もあります。コートを羽織ってしまえば和服のように見えますので着替えの手間も荷物のかさ張りも無く適度な汗ならとくに問題なく過ごせます。出来ることなら寝るとき以外ずっと稽古着で過ごしたい位ですが、外食やトイレの煩わしさを考えれば、短時間での外出に限られてしまいます。ですがやはり、紐で締めるだけの道衣に袴はいちばん落ち着くものです。

 本日の講習では、今日と来週で引越しのため最後になってしまうHさんに「三十連円打」の二十七番までを、早出一人稽古の時間帯にお伝えいたしました。もし忘れても気楽にGold Castleの土曜日クラスや毎月一回おこなっている特別講習会などにお越しいただければ、いつでも喜んでお伝えいたしますのでご縁は繋がっていたいと私は思っております。

 講習では、その三十連円打の二十七番までをおこないました。よくよく考えれば凄い事で、2~3年掛けて70歳代から80歳代の方がもうすぐ三十番まで到達しようとされているのですから、これをおこなったことのある方は驚かれると思います。

 それと今日は鍔止めのゴムを使って、相手の掌に乗せたゴムを素早く掴む動作をおこないました。やり方としては、まず、相手の掌上にあるゴムを素早く取る動きを練習いたします。これは、抜刀の際に素早く柄に手を掛ける手の使い方を参考におこなっているものですが、どうやらその指先からの動き出しの速さをお伝えするまでには至らず、皆さんそれぞれの取り方になってしまいました。

 まあ、それはそれで皆さん楽しみながら素早く取れる方法を考えておこなっておりました。次に掌上にゴムを乗せている人が「ハイ!」と声を発した瞬間に素早く取るようにおこない、これは予想通り笑いが溢れました。ここまでが準備段階で、最後に掌上にゴムを乗せている人が、「ホイ!」だの「ヘイ!」だの「オイ!」だの適当に似たような言葉を発して「ハイ!」の時だけ取って下さい。というふうに、瞬間的に判断し素早く動く脳と身体の連係となる運動をおこなっていただきました。

 これは盛り上がるだろうと思っていましたが、予想通り盛り上がったものの、意外に盛り上がりが長続きいたしませんでした。相手が掌を引くように勝負方式でおこなうともっと盛り上がる可能性もあるのですが、突き指や引っ掻き傷等のリスクを考えると、言葉による反応速度を縮める方式が最適であろうと思っていたのですが、聴覚の事などを考えますとまた別の内容を考えた方が良さそうです。

 最後は剣を持って「七斬之型」と「巴抜之型」をおこないました。これはクラーチ剣術教室用に考案したもので、その他にも幾つかこの教室専用の型稽古があります。今後も、軽い鍛練をおこないながら、動きを完成させる内容のものと、初めておこなう楽しい内容のものを組みあわせて皆さんが飽きずに長く続けられるものとしておこなって参ります。


 帰宅後、夜からは甲野善紀先生のところへ稽古に行きました。 

 このところ先生は色々な方と稽古をされ、展開が一気に進んでいるようです。私の場合ボクシングをやっていた事から先生の突きを受ける回数はいろいろな技のなかでももっとも多いように思います。ですので、その突きに対する先生の変化は微細に感じられます。

 貫通力といいますか、触れた瞬間に重心が動かされるまさに払えない状態はこれまでの中で今がいちばん強力ですし、それに反して動きが小さくしかも緩やかになってきております。先日古希を迎えられたばかりの先生ですが、技の利きの進展を体感いたしますと、とても信じられない思いがいたします。私自身も未熟ながら日々稽古を続け研究しておりますので少なからず前には進んでいる筈なのですが、甲野先生は余りにも遠い先の世界にいらっしゃいます。

 ですが、そのことが絶望的でなく嬉しく感じられるから不思議です。リアルに年齢に反して技が進まれている人が目の前に居るという現実に、歳を重ねることの素晴らしさが生き方に応じてあるのだという希望なのです。心と技と生き方と、それらが人生の中で普遍的価値観を生み出し、そこに共有した人々と共に新たな時代を生き抜いていく。その過程で築き上げたものは伝達の財産であり、そこに武の現代における大きな役目があるように感じられます。

 いつの時代もそうしたさまざまなものの中から本質を見抜くことは至難であると思います。それは自身の内にあるものも関係しているでしょうし運もあるでしょう。ですから、現代を生きているなかでそうしたことを忘れずに今の時代を生き抜きて行かなければならないと思っております。

 今夜の稽古も素晴らしい時間でした、ありがとうございます。


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2019-02-13(Wed)
 

三段活用を破る「玉簾」の発見

 本日は神保町にある「神田すずらん館」にて館長の後藤健太氏と稽古。この2月から毎週月曜日19時00分~21時00分の時間帯に「現代武術教室」として杖術、剣術、抜刀術などをおこなっている。

 他の曜日では、甲野先生のDVDで2013年から毎年ご一緒させていただく五十嵐剛さんと井上欣也さんも、「忍術教室」や「身体術教室」をおこなわれている。

 こうした人との出会いから物事が発展して行くというのは武術的進展に共通するものであり、それぞれがそれぞれに自在に働けるからこそ、各部分がレベルアップし、それを技という名の生き方や活動に変換して行けるのだろう。

 
 本日も技の進展があった。

 後藤氏との稽古はほとんどの確率で何かが生まれる。

 それを準備している訳でもなく、そうなるように期待していることも余計な心理状態になってしまう恐れがあるため考えないようにしているのであるが、意識とは違うところで瞬間的に何かが断定的な発見をしてしまうのである。

 杖術で新しく考案した「入身撥ね上げ突き」という技があり、それを後藤氏にお伝えしていたところ、最後の突きに関して「もう少し納得してもらえる突きにはならないものか」と考えていた。後藤氏から「突きは一度戻してから突くのですか?」と訊かれ、自分自身動きを確認したところ、「いや、戻す時間はありませんのでそのまま突きます。」とお答えし、そこから私の身体が考え出し、その条件の中で鋭く突ける身体の使い方が自然に出てきたのである。

 もちろんそうしたことは、これまでの経験がどこか身体の中にストックされているからであるが、相手が付いた実戦的限定条件の中で、どのように身体が納得出来る動きを導き出せるかということが、現代武術教室としての身体的対応力を養い実践する場として求められている。

 杖の操法において、通常私の場合「手首の三段活用」として、「巻いて返して巻く」という連続的な動きが、相手の得物を杖で払って戻して突くという、威力と速さにおける理に適った動きになっているのであるが、新しく考案した「入身撥ね上げ突き」では、その三段活用が通常より入り身に接近することで、一拍間を詰める必要が生じたのである。

 そのため、手首を巻いて返した状態で突き入れなければならくなり、その際の速さは得られるが威力についての問題が今日の稽古で解決したのである。

 それは、後ろ足の踵を上げながら腰を開きその張りが体側部を伝って腕へと繋がるのである。この動きには妙な心地良さを身体が感じ、杖を突く際の中心側に近いほうの手は、通常手前に引き寄せることで威力が発せられるのであるが、この後ろ足の踵を上げて腰を開くことで、そのまま重心を前方へと移しながら両腕ともに突き入れていく形となった。

 これには後藤氏も身体の実感を通じて感激され、後ろ足を開くことで半身になり相手からは見え辛い形となることも解った。三段活用を二段活用とし、それを補う後ろ足の使い方が今後の杖術などにおいて新たな展開へと繋がっていく可能性も感じる。この技は「入身撥ね上げ突き」としていたが、この最後の新たな突きの発見から技名を「玉簾」(たますだれ)と改名した。

 最後に後藤氏と玉簾の撮影をおこなう際に、これまでの構えた状態からではなく、片手持ちで地に立てた杖を足で蹴ってその反動から技に入る動きが瞬間的に生まれた。

 まったく予定していないこれまでにもやった事の無い動きが、身体の納得了承を経て突如として技になるから不思議なものである。だが、これこそが現代武術稽古と言えるのだろう。


2019年2月16日(土)「杖整体操」のお知らせ(お申し込み受付中)

2019年3月09日(土)「杖術 特別講習会」のお知らせ(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会ホームページ

2019年2月 武術稽古日程

2019年3月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-02-12(Tue)
 

「杖術 特別講習会」のお知らせ

 2019年3月9日(土)品川区総合体育館 剣道場にて杖術の特別講習会をおこないます。

 今回は、「入身撥ね上げ突き」「旋転払い突き」「まだ名前の決まっていない新しい動き」を中心におこなう予定です。その方に合わせた動きをお伝えして参りますので、初心者から経験者まで幅広く取り組めるものとなっております。毎週通うのは大変と思われている方にはこうした単発での講習会はおすすめです。合気道家の方には好評をいただいております。

 初めての方や他流の方、高齢者の方も歓迎いたします。
 (貸し出し用の軽い杖は用意しています)


2018.08.11(土) 杖術 特別講習会
※写真はWEB動画「かざあな。杖術編」より


【開催時間】
15時00分~17時00分
18時00分~懇親会

【会場】
品川区総合体育館 剣道場


【参加費】
3.000円


【お申し込み方法】
ホームページ、または「こくちーず」より下記の内容を明記してご連絡下さい。
①「氏名」 
②「年齢」 
③「性別」 
④「杖の有無」 
⑤「懇親会の参加または不参加」

上記の内容を確認しましたら、こちらより折り返しご連絡させていただきます。


≪プロフィール≫
松聲館 剣術技法研究員
金山剣術稽古会 主宰
Gold Castle 殺陣&剣術スクール 主宰
高齢者住宅 クラーチ溝の口 剣術教室講師


≪参考動画≫
三十連円打

十一之型


2019-02-11(Mon)
 

やる事が少なくなる導き方へ

 今日は三連休の二日目。そのせいか夕方の山手線は混雑し、新宿駅のホームではちょっと斜めに歩けないほど人が溢れていた。人口が減少していても東京は逆に増え続けている。上京する人や外国人観光客である。今は当たり前のように外国人観光客を目にするが、ブームとは永遠のものではないので、そうなったときの世の中の状況がどうなるのかも気にはなっている。

 
 さて本日のGold Castleは、体験参加二回目の方がお越しくださり、その方のペースに合わせてゆっくりと進めて参りました。ガンガン動ける方もいらっしゃれば、ゆっくりマイペースで取りくまれる方、少しずつ慣れて行きながら楽しめるようにおこなっております。

 殺陣クラスでは、タイプMの抜き出し稽古として、二人一組や三人一組となって場面場面をおこないました。今日お伝えいたしました言葉に、「どの瞬間を写真で撮られても動きが絵になっているようなそんな動き方を考えながらおこなって下さい。ですから、その動きを探るにはゆっくりと点検しながら瞬間瞬間を疎かにしない意識を持ち続けることです。」速い動きでおこなってしまいますと、そうした大事な部分がスルーされてしまいますので、ただ速く動けたということを「良し」としてしまっては、動きを見つけることにはなりません。教室も六年目となり何人かの生徒が育ってきておりますので、今後はそうした部分を感じながらやってみるとさらに良くなるでしょう。

 ミュージシャンのWさんも楽しくHAPPYになっていただきました!イベントなどでお忙しい合間を縫ってのご参加にいつもありがたく思います。もちろん他の生徒のみなさんも、日程を優先してご参加くださっている事はいつもありがたく思っております。

 杖術クラスでは、「三段抜き」が皆さん興味を持って取り組んでくださり、「かざあな。杖術編」や今度プロモーション映像として「神田すずらん館」のサイトにも掲載させていただく予定ですが、やはり人が見て「興味を持っていただける動き」というのが講習会や教室などでは、生徒の集中力を引き出すことになりますので、そうした動きを備えておくことは講師としては誠意でもありますし大切なことだと思います。


 最後におこなった「三十連円打」では、丁度良い具合に全て覚えた生徒と、まだ途中までの方や初めての方が半々でしたので、ペアになっていただきそれぞれの組で生徒同士が教えていくという形になりました。

 これはいつも不思議に思うのですが、丁度いい具合にペアが揃うんですね。

 優しい方には(みなさん優しいのですが)初心者の方と組んで頂いたり、いちばんベストな組を瞬間的に決めるのは私の役目で、キャスティングが決まると後はもう眺めてるだけです(笑)。

 いろいろな人の色々な表情を見ながら言葉を堪えて眺める時間が取れるときというのは、ある意味教室として整った状態と言えるのかもしれません。

 今後も、三十連円打に限らず、そうした眺める時間を増やせる(本当は動いたり言葉を伝えたりしたいのですが)導き方が出来るように講師としても精進して行きたいと思います。

 今日も賑わう楽しい時間でした!ありがとうございます。


2019年2月16日(土)「杖整体操」のお知らせ(お申し込み受付中)

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2019-02-10(Sun)
 

備えあれば憂いなし

 夜にお二人の方と電話でお話し、それぞれ一時間ずつ合わせて二時間も電話してしまった。昔のように電話代が掛からなくなったことは本当にありがたい。昔は時間を気にしながら話をしていたし、県外の人となるとさらに手短にしなければなんて思っていた時代も今は昔。


 さてさて、本日土曜日は積雪が心配でしたが、都内では積もることなく交通機関の影響も受けずに剣術特別講習会を開催することが出来ました。

 ご結婚され10ヶ月振りにお会いした方や、遠方から参加された方、特別講習会に初めて参加された方々も含め盛会となりました。

 講習会では、「陰陽之太刀」「陰陽之祓い」「陰陽之型」をおこない、後半は「劉之構」「劉之型 月」をおこないました。予定していた内容を全てお伝えしたと思っていたのですが、帰ってみて「陰陽之型 霧」が時間の関係で出来ていなかったことに気がつきました。それだけ、私も指導に熱が入っていたのだと思います。

 「陰陽之型」「劉之型」それぞれに左手が重要であることが今日の講習会であらためて解りました。

 陰陽之型では、素手では難しくて出来ないほど得物を包む左手手の内が目まぐるしく最初から最後まで動き続けております。

 劉之型では、相手の頚動脈に速やかに刀の物打ちを付けるには、左手が伸びきってしまうと逆に距離が開いてしまい左手を緩めることで最短距離で届かせることが出来ます。初めの内はどうしても届かせようと両腕を伸ばしてしまいますが、それが逆に届かない原因になっていることが、今日の講習の最後に気がつき面白いものだと感じました。

 私自身ふだん気にせずにおこなっている事でも、指導する観点から観て行きますとあらためて言葉に変換する際に「なるほどなぁ。」と誰かに教えて貰っているような不思議な感じがいたします。

 今日の剣術では、これまでに一瞬で終わるものが多かったので、型として動きを続けて付けております。どうしても実戦的なものを考えますと、一振りの追及になってしまうのですが、その一振りの追及に至る身体の連動性や手の内、体捌きの手順などを身体に取り込む稽古も必要に感じているからです。

 最後に「劉之型 霧」が出来なかったのが残念ですが、これはまた講習会などでお伝えして行こうと思います。


 今回は何となく予備の木刀を二本持って行って正解でした。

 参加されるみなさん全員木刀を持参されますので、予備はどうかと思ったのですが、お二人の方の木刀が折れ、丁度持ってきた二本の木刀があったので講習を続けることが出来ました。やはり「備えあれば憂いなし」ですね。今後も忘れぬようにしたいと思います。


 講習後は駅前のガストで懇親会。
 ふだんなかなかお話出来ない方ともいろいろなお話が出来て、こうした気さくな雰囲気で話に花が咲くのは嬉しいものです。思わぬところでいろいろな繋がりがありますから人が集まるというのは楽しいものですね。

 今日参加された遠方の方から、早速まだ告知していない来月の「杖術 特別講習会」のお申し込みを頂きました。来月は3/9(土)に品川区総合体育館 剣道場にて15時00分~17時00分(延長の可能性大)に開催いたします。懇親会は18時より予定しております。またあらためて告知させていただきます。

 気温の乱高下の激しいなか、今日はかなり寒く積雪の心配もありましたが、お越しいただいたみなさまありがとうございました!


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2019-02-10(Sun)
 

「かざあな。剣術編」 本日配信いたしました

 今日は走ると決めた一日。フラフラになりながらも26kmを走った。実際には+2kmはあると思われるが、少なく見積もっても26km走ることが出来た。間に体操休憩を挟みながらなのでまだまだ身体が出来ていないが、これまでにないほど疲れた。それでも少なからず前へ進めているので、まだまだ基礎的な身体の強さと耐久力を養いたい。

 
 帰宅後、尾崎さんからメールが入っており「かざあな。剣術編」完パケデータが届いておりました。

 いよいよ本日配信ということで、かなり予定よりもお待たせいたしましたがご覧下さい。(音がすばらしいので、イヤホンかヘッドホンでの御視聴をお勧めいたします)


 かざあな。剣術編


 今日は偶然にも、かざあな。で音楽を務めて下さっているMariさんの誕生日とのこと!Mariさん語で「お誕生日おめでとうございまっする!」

 今回の剣術編では、プロドラマーの小関純匡(こせきすみただ)さんもご協力くださっております。いろいろな方にご協力いただいて作品が生まれております。打太刀を務めて下さった青木賢治さん、撮影と編集をおこなって下さった尾崎誠さん、音楽はTAMTAMのMariさんとTakaさん、細かい部分でのサポートをしてくださっているUさん、撮影現場での記録係を務めて下さった渡部さん。みなさまのお陰でまた一つ形にすることが出来ました。あらためて心からお礼申し上げます。

 Mariさんも連日お忙しい身なので、体調に気をつけて素敵なバースデーをお過ごしなさって下さい!


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2019-02-08(Fri)
 

自分の見据えた道をゆく

 火曜日辺りから咳がかなり治まり本日木曜日では数えるほどしか咳が出なくなりました。いろいろとご心配をお掛けいたしました。

 
 午後に三月の武術稽古日程を掲載しました。全ての会場にリンクを貼っておりますのでクリックしていただければ会場までのアクセスや情報を調べることが出来ます。

 五月のGold Castleの講習日程もほぼ決まりました。三月の戸越体育館の耐震化工事を終えてますので、品川区の会場抽選が確保しやすくなりました。一月一杯で品川区の団体登録の更新手続きも終了いたしましたので、少しは整理がついたものと思われます。

 さて、本日の金山剣術稽古会の稽古。

 今日は夜から江東区スポーツ会館剣道場にて渡部氏と稽古をおこなう。もはや、この会場は剣道の団体が常連となってきており、以前のように個人で居合い稽古に来られる方が一人を除いて全く見られなくなった。しかしながら、この会場も定期的に合気道の団体なども利用されるため、今の状態が長く続くとは思えないが暫くは音に気を取られないように集中を高めた稽古を心掛けたい。

 稽古では中丹田の意識をあらためて検討する。脚部を引き上げると抜けてしまうことが解った。続いて鍔止めのゴムを使っての手の内の反射反応をテスト。これが面白く脳に効果的であることから、来週のクラーチ剣術教室で高齢者のみなさんにおこなってみたいと思う。

 杖術では「今日は新しい内容を考えずに、これまでやってきたものの精度を高めるような稽古をしよう。」と自分に念を押して来たものの、裏切られるかのように新たな動きが生まれた。一人でおこなう動きであるが滑らかな実感とこれまでにない動きのつながりが私を心変わりさせ一通りの手順が労せず完成した。これは3/9(土)に予定してある「杖術 特別講習会」でお伝えしたいと思う。それまでに動きを点検しておきたい。

 剣術では明後日2/9(土)におこなう「剣術 特別講習会」でお伝えする「劉之型 月」「劉之型 霧」「陰陽之型」を確認した。これまでの型稽古の中で緊張感を伴うものでもあるので、講習では気をつけて全体を観ていなければならない。

 最後は抜刀術を稽古。やはり速さというのは全てを同時におこなうと宜しくない。ほんの僅かな手続きの時間差を使うことで「急がば回れ」という言葉にもあるようにスムーズに楽に動ける。

 これからの私は、文章にしない言葉を記していかなければならないが、いろいろなことが感覚的に感じられるということはありがたいものである。技に関する身体の追求と心のつながり、そこにどのような道が続いているのであろうか。私は私の道をしっかりと見据えてゆくだけだ。


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2019-02-08(Fri)
 

2019年3月 武術稽古日程


3月02日(土曜日) Gold Castle 殺陣&剣術スクール
          12時30分~14時00分
          品川区総合体育館 剣道場  



3月03日(日曜日) Gold Castle 殺陣&剣術スクール
          13時20分~14時50分
          深川スポーツセンター 柔道場  
          15時10分~16時40分
          深川スポーツセンター 柔道場  
          


3月04日(月曜日) 現代武術教室
          19時00分~21時00分
          神田すずらん館



3月05日(火曜日) クラーチ剣術教室
          10時00分~11時30分
          クラーチ溝の口         

          金山剣術稽古会
          19時00分~21時00分
          江東区スポーツ会館 剣道場



3月07日(木曜日) 金山剣術稽古会
          19時00分~21時00分
          江東区スポーツ会館 剣道場


           
3月09日(土曜日) 剣術 特別講習会
          15時00分~17時00分
          品川区総合体育館 剣道場
          18時00分~ 懇親会



3月10日(日曜日) Gold Castle 殺陣&剣術スクール
          13時20分~14時50分
          深川スポーツセンター 剣道場  
          15時10分~16時40分
          深川スポーツセンター 剣道場



3月11日(月曜日) 現代武術教室
          19時00分~21時00分
          神田すずらん館



3月12日(火曜日) クラーチ剣術教室
          10時00分~11時30分
          クラーチ溝の口         

          金山剣術稽古会
          19時00分~21時00分
          江東区スポーツ会館 剣道場



3月13日(水曜日) 金山剣術稽古会
          12時00分~14時00分
          品川区総合体育館 剣道場



3月14日(木曜日) 金山剣術稽古会
          19時00分~21時00分
          江東区スポーツ会館 剣道場



3月16日(土曜日) Gold Castle 殺陣&剣術スクール
          15時30分~17時00分
          品川区総合体育館 剣道場  



3月17日(日曜日) Gold Castle 殺陣&剣術スクール
          13時20分~14時50分
          深川スポーツセンター 剣道場  
          15時10分~16時40分
          深川スポーツセンター 剣道場
           


3月18日(月曜日) 現代武術教室
          19時00分~21時00分
          神田すずらん館



3月19日(火曜日) クラーチ剣術教室
          10時00分~11時30分          
          クラーチ溝の口

          金山剣術稽古会
          19時00分~21時00分
          江東区スポーツ会館 剣道場



3月23日(土曜日) Gold Castle 殺陣&剣術スクール
          15時30分~17時00分
          品川区総合体育館 剣道場  



3月24日(日曜日) Gold Castle 殺陣&剣術スクール
          13時20分~14時50分
          深川スポーツセンター 剣道場  
          15時10分~16時40分
          深川スポーツセンター 剣道場



3月25日(月曜日) 現代武術教室
          19時00分~21時00分
          神田すずらん館



3月27日(水曜日) 金山剣術稽古会
          12時00分~14時00分
          品川区総合体育館 剣道場



3月28日(木曜日) クラーチ剣術教室
          10時00分~11時30分          
          クラーチ溝の口

         金山剣術稽古会
          19時00分~21時00分
          江東区スポーツ会館 剣道場



3月30日(土曜日) Gold Castle 殺陣&剣術スクール
          15時00分~16時30分
          深川スポーツセンター 剣道場  



3月31日(日曜日) Gold Castle 殺陣&剣術スクール
          13時20分~14時50分
          深川スポーツセンター 柔道場  
          15時10分~16時40分
          深川スポーツセンター 柔道場






 金山剣術稽古会 入会希望の方へ


【江東区スポーツ会館での稽古時間】
◇(火曜日)19時00分~21時00分
月曜日が祝日の場合は振替休館日となりお休みとなります。

◇(木曜日)19時00分~21時00分


完全予約制ですのでお早めにご連絡下さい。
前月までに予約の入っていない日はお休みとなる事があります。
初めての方はこちら金山剣術稽古会についてをご参照の上
金山剣術稽古会のサイトhttps://www.kanayama-kenjutsu.comよりご連絡下さい。

稽古場所の詳細や稽古内容、稽古時間のご相談、道具類その他のご質問等につきましてご不明な点がありましたらご連絡下さい。

都合により日程が変更となる場合がありますので御了承下さい。

【施設休館のお知らせ】
2018年12/1~2019年3/31まで新宿スポーツセンターが空調設備の改修工事にともない休館となります。
2018年10/中旬~2019年3/31まで戸越体育館が耐震化工事のため休館となります。

当期間における「金山剣術稽古会」の開催は、江東区スポーツ会館にて火曜日と木曜日の19時00分~21時00分にて対応させていただきます。そのほか品川区総合体育館で開催を検討しております。曜日と時間は会員の都合を聞いて総合的に判断させていただきます。しばらくご負担をお掛けしてしまいますがご協力のほど宜しくお願い申し上げます。


2019-02-07(Thu)
 

人は人によって活かされる

 本日は夜から江東区住吉にある江東区スポーツ会館にて今回で二回目となるI氏と稽古をおこなった。

 私はおそらく一年間通すと延べ人数2000人位は指導していると思うが、金山剣術稽古会に至ってはほぼ毎回マンツーマンでの稽古となっている。これは私が敢えて宣伝をせず求める人の情熱に任せているからであり、結果として探して来て下さった方との稽古はとても良い集中状態の中で私も引き込まれて行くように言葉が生まれる。

 このマンツーマン方式がいつまで続けられるか分らないが、やはりマンツーマンで稽古をおこなった方々との深い部分での繋がりを感じることはある。一昨年の7月にインターネットを通じて後藤健太氏が杖術特別講習会に参加され、その5日後に金山剣術稽古会に毎週欠かさず参加されるようになりました。立廻り特別講習会や剣術特別講習会、抜刀術特別講習会、そのすべてに参加され、昨年はクラーチ剣術教室にもゲストとして参加して下さいました。その後のBABジャパン制作のDVD撮影にも打太刀として参加して下さいました。そうしたさまざまな場所で後藤氏と交わした言葉は、言葉だけに非ず、その間(ま)から生ずる共有価値観のなかで真実を語り合ったような気がしている。

 私も後藤氏から色々なお話を伺ってきた。それを包み隠さずに話してくれる人柄を信用し力になりたいと思った。色々な経験は財産であり、それを財産にできるかどうかはその人の生き方に掛かっている。

 その後藤健太氏が館長を務める「神田すずらん館」のサイトがこちらです。
 https://suzurankan.jp/


 話を今日の稽古に戻そう。

 I氏とみっちり二往復ずつ脚鍛稽古をおこない、杖術と剣術の稽古をおこなった。前回は自由に動くことをテーマにおこなったが、今回は基礎的な動作の細かい部分をお伝えし、杖術、剣術ともに正面から、または背後から見守るような感じで声を掛けたりした。
 そのときなぜだか、私が武術稽古を始めて間もない頃のS師範の姿が目に浮び、私を見ていた姿や声の掛け方、そういったものがフト蘇り、「なるほどなぁ…」と感謝の気持ちが頭をよぎったのであった。

 稽古後は駅まで一緒に歩き私とI氏は18か19程年が離れているが、若さはいいなあとその存在そのものに活力があり、向かっていこうとするエネルギーのようなものを感じるのである。現代はやりたいことが出来る時代。考えて見れば幸せな時代であろう。そうした時代の中にあってやりたいことを遣らないのは勿体無い。私自身さんざん寄り道をして生きてきたと思っていたが、今はそれは寄り道ではなく、そこを通らなければ今に至らない道であったことに気が付いた。生き方という事を考えるようになって、「あの歳までにはこうなっていなければならない」とか「あの人に気に入られるようにどうすればいいのか」とか、考える必要もなく最終的な価値観に向かって今の今をどう大事に生きて行けるかを考えるようになった。

 そのことで余計な不安もなくなり、表面的で脆い幸福感より、日々の何気ないところに幸福感を求めることでいろいろな有り難いことや嬉しい事に気が付けるようになった。無意識の潜在意識の中にある優秀な編集者を意識下に浮上させるためには、情熱を持ち続けられる事と真摯に向き合い、普通ではない普通を自分の中に確立しそれを淡々と継続していくことにより得ていけるものがある。そこに閃きとセンスがあるのなら、迷うことなく突き進んだほうが良い。

 
 生徒のTさんが出演されていた、先日の大河ドラマ「いだてん」の再放送が今週の土曜日13時05分~13時50分NHK総合で放映されると思われます。役名は「北海道の佐々木」です。ゼッケン17番です。

 いろんな人が周りでは頑張っております!


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2019年2月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-02-06(Wed)
 

出会いが多い分、寂しい思いも増えてくる

 「先生ないしょ話…」

 「なんですか、告白は勘弁して下さいよ!」

 「笑」

 「ヒソヒソ…」
 
 「エー!どうして!!」


 クラーチ剣術教室で2017年4月4日に生徒になられたHさんが今月2月で転居されることになり、この教室のムードメーカーがあと二回の講習で最後になることを今日講習前にご本人から小声で聞いたのでした。

 いつも講習の一時間近く前から一人稽古をされており、周囲の皆さんにも懇切丁寧に教えて下さいましたので、私としましても「まさか!」という思いにしばらく言葉を失いました。

 クラーチ剣術教室を知らない方のために簡単にご説明させていただきますと、シニア住宅の施設内で入居されている高齢者の方々を対象に剣術教室として講習を毎週火曜日におこなっております。2014年8月5日に開講し今年で五年目を迎えます。

 生徒も70歳代から80歳代、半数が80歳代に突入しております。杖を使って肩甲骨の体操から股関節の屈曲運動、腿を引き上げる運動、杖術の打ち込みや突き、単体技、組み合わせ技、二十連円打、旋打、その他多数。剣術では、後方突きからの逆手納刀、巴抜之型、抜付之型、真っ向突き之型、七斬之型(別名 赤木の山)、鹿威し、その他多数をおこなっております。

 今年88歳になられる最高齢のKさんが病気療養のため先月で退会され、そのKさんと夫婦漫才ならぬ姉妹漫才を披露されていたHさんが今月で退会となり私もそうですが皆さんからも大変寂しそうな想いが伝わってきました。

 私の日々の活動も、出会いが多い分その逆も同じように多いものです。そのバランスの中で続けられて来ていると言っても良いでしょう。人はいつしか全員と別れてしまわなければなりません。その時までに一体どれだけの方と出会いご縁が続いて行くのかは予想出来ません。ですから今ご縁がある方との時間は大事にしたいと思います。

 2005年位だったと思いますが、当時アルバイトをしていた喫茶店のオーナーが病気となり、70代でお店のマスターもしながら、コーヒー豆の焙煎も全部一人でおこない、毎週テニスにも行くほど大変元気な方だったのですが、私が大阪で舞台の稽古をしていたある日、マスターから携帯に電話が掛かって、体調が異常であることを電話で伺い、かなり不安がっていましたので、東京に戻ってからお店のスタッフや常連のお客さん誰一人として病状のことを言わずに、オーナーの家の掃除と看病と言うほどでもありませんでしたが、話し相手として常に傍にいる状態が亡くなるまでの一年程続きました。ですので、そうした人の変化していく姿というのはよく知っているつもりです。

 ご縁というのは本当に不思議。知らなければ何とも思わないことが、知ってしまったことで笑いや悲しみとなってしまいます。環境がその人の印象を生み出すものでもありますので、良い環境を心掛け、そうした場で出会いを広げていきたいと思います。

 私もまだまだ強くならなければなりませんね。


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2019-02-06(Wed)
 

劉之構(りゅうのかまえ)の実証稽古

 本日は17時から「神田すずらん館」にて今作成中のすずらん館公式ホームページに収録される演武映像の撮影をおこなった。

 杖術と抜刀術をおこない、あらためてこのすずらん館はこうした映像撮影に向いていると感じた。

 撮影後は後藤氏と稽古。

 先週「新しい剣術の型稽古を考案します。」とお伝えしていたが、想像以上の有効さに後藤氏が感激に近い驚きを見せていた。
 先週の木曜日に渡部氏とおこなった稽古で生まれたのであるが、生みの苦しみというか、形としては悩むことなく腑に落ち決まったのであったが、私のモードがいつもと違いかなり渡部氏を追い詰めてしまった。そうした事もあり、この新しく生まれた「劉之構」「劉之型 月」「劉之型 霧」は想いの深い技になるだろう。

 後藤氏との稽古で、重心をやや前よりに修正し、半身を強めたことでさらに有効であることが実証できた。

 突き、斬り込み、斬り返し、抜き技、等のほか、対薙刀についても左右の変化に対する対応や、脚を狙われた際の対応にも有効であった。特に足元に対応できるようになったことは感動的でもある。後藤氏からは「重さが全然違います!」という感想。

 その重さとは、重い櫂型の木刀を「劉之構」で持つのと、右足前による劉之構に似た形を取ると、その櫂型の木刀の重さの違いは明らかであり、さらに右足前にした場合の、右に対する払いは右腕が詰まり力そのものが発揮できないことも解った。劉之構は左足が前となるので、右手を上左手を下にした刀の柄の握りではこちらの方が半身と前重心を取ることで懐が深くなり、相手にしてみれば攻撃の的がかなり狭まってしまうのだ。さらに前重心を取ることで鍔に両手が隠れ益々有効となる。

 両手の間隔は操法により変化するが、刀を持つ右手上左手下というのは変わらない。そこに右足前、左足前の大きな違いがあることに今更ながら目から鱗が落ちた気分だ。

 構えにはそれぞれに有効なものが秘められていると思う。今後の剣術稽古において、身体が欲したときに構えからなる厳しい条件に対応すべく形というものを、身体感からの情報で考案していきたいと思う。


2019年2月09日(土)「剣術 特別講習会」のお知らせ(お申し込み受付中)

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2019年2月 稽古日程

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2019-02-04(Mon)
 

最年少の体験参加者

 たった今NHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」を観たところです。Tさんよく走っていましたが最後に抜かれてしまいましたね。橋の上での睨み合いはなんだったのでしょうか(笑)。

 その他にも今日は金山剣術稽古会のI氏もNHKにご出演されており、テレビで生徒の姿を観るのが珍しくなくなってきました。

 
 さて、本日のGold Castleの講習では、体験初参加の方が五名訪れ、殺陣クラス剣術クラスともに賑わう講習となりました。そのなかでも、殺陣クラスでは八歳の女の子が体験参加に来られ、お母様の見守るなか初めてとは思えない綺麗な形が作れることに驚きました。ニコニコと好奇心大盛で一時間半最後まで集中が途切れることなく理解も早く取り組むことが出来たのにはたいへん立派でした。

 教室としましては、これまでの経験から小学校五年生未満は大人と混じって最後までおこなうことが難しく、周囲の生徒達の負担が増えてしまうためなるべく避けてきましたが、その旨をお伝えし「まずは一度体験されてみてください。」ということで今回お越し下さいました。

 八歳の体験参加者は一番若くこれまでに二人ほど来られた記憶があります。いずれも男の子でしたので、女の子は今回が初めてとなりました。形が良く吸収が早く集中も続きましたので、またご縁があればご参加いただきたいと思っております。

 ミュージシャンのWさんも久しぶりに復帰されました。気が付けば五ヶ月間空いておりましたがいつものように楽しんで頂けました。今日は俳優の男の子達と組んで殺陣の稽古内容「払い五斬」などをおこなっていただきました。

 剣術クラスでは、唯一Nさんがダブル受講され、まだ講習回数も十回未満ですが全体的な動きが良くなっておりそれに比例して吸収力も高まってきているのを感じます。上達の流れに乗っている内はやればやるほど伸びて行きますのでそのタイミングを大事にドンドン励んで頂きたいと思います。今日の殺陣クラスは七割~八割位が役者活動やなんらかのアーティスト活動をされている方々だと思いますので、そういう方々が増えてきたことを痛感しております。

 剣術では初めに鍛練稽古をおこない基礎的な剣の操法、次に相手を付けての操法などをおこないました。今日の参加者では、もう少し楽しめる内容にしたほうが良いだろうと考え最後に「誘対稽古」をおこないました。まずは、道具に慣れる事。雰囲気に慣れる事。周囲を観る余裕を持つこと。そこから言葉の理解に入っていく場合もありますので、いきなり技術面からお伝えしても苦手意識を植え付けてしまう場合がありますので、それぞれのペースに合わせて講習内容を組み替えていくこともあります。

 新しい生徒が増えてくると、経験の或る生徒の成長にもつながります。教えるということは考えを言葉に置き換え、周囲を観て判断しておこなう必要があります。人に教えるということは自分自身にとっての学びにもなっておりますので「教えたがり」は良くありませんが、状況を見てベストな判断が出来る生徒の自主性にもこれからは期待しております。


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2019-02-03(Sun)
 

明日の大河ドラマに生徒のTさんが出られます

 毎年1月は体験参加者が増える傾向にありますが、今年は2月から動きが感じられます。

 さて講習では、「正面斬り」「袈裟割り」「劉之構」をおこないました。なかでも初めておこなった劉之構による対応には、やはり剣を振る又は斬るという軌道に捉われてしまうと攻防における大きな隙が出ることが判ります。間合いを取っておこなうため危険度は高くありませんが、それでも緊張感のともなう稽古ですので皆それぞれに真剣に集中して取り組んでおりました。そのため、後に予定していた内容が二つほどありましたが、劉之構の攻防をそのまま続けました。

 体験初参加の方と体験三回目の方も、基礎的な技をジックリおこなったほうがいいかと思いましたが、剣術クラスではこのところ体験参加の方も生徒と同じ内容を易しく出来るようにおこなっております。

 来週2月9日の「剣術 特別講習会」では、今日おこなった「劉之構」から少しだけお見せした「劉之型 霧」「劉之型 月」をおこなう予定です。その他に「陰陽之太刀「陰陽之祓い」「陰陽之型」をおこないますので、これだけでも時間が足りるかどうか微妙なところです。

 まだまだお申し込みには余裕がありますのでご連絡お待ちしております。もちろん他流の方や単発で参加される方も歓迎しております。


 明日は深川スポーツセンターで殺陣クラス、剣術クラス合わせて体験初参加の方が五名来られる予定です。剣術クラスに関しましては、あとお一人様受付が可能ですので、殺陣クラスが定員になって参加を断念されている方でも興味深く取り組んでいただける内容です。剣術はレベルが高いと思われている方がいらっしゃるかもしれませんが、殺陣と同様に身体の使い方など共通している部分が多くありますので、両方受講されてみてもよろしいかと思います。

 明日放映の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~ 」で、一昨年の12月から休講中の役者Tさんが出演されます。北海道の富良野塾に9年ほど在籍されていた時期があり、東京に出てきたばかりの頃に生徒になられた役者さんです。一年程休講されておりますが、全国で舞台をおこなわれたり精力的に活動されております。今年になってTさんから「大河ドラマに出ます!」というお話を聞いて私も嬉しくなりました。

 明日はテレビでその姿を拝見するのを楽しみにしております。


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2019-02-02(Sat)
 

如月初日の驚き

 微熱と咳が止まらない本日は、昨日稽古した江東区スポーツ会館に木刀の鍔と鍔止めのゴムを忘れてしまったので、午後から取りに向かった。ふだんは夜からの稽古にしか訪れないため、午後の時間帯に歩く風景もいつもの会社帰りの人々の合間を抜けていくような感じではなく、のんびりした雰囲気で天気と相まって心地良かった。

 ふだんの剣道場で何をやっているのかチラッと覗きに行って見ると、音楽が掛かっており、沢山の親御さんたちが武道場の一段高い場所に集い、小さなお子さんたちが剣道場内で走り回って何か運動をやっている姿がほのぼのとして良かった。

 受付に向かい、先に電話をしてあったので直ぐに忘れ物を渡していただき安心して帰路へ向かう。来週の火曜日の稽古で取りに行けばいいかと思っていたが、今週の日曜日のGold Castleの貸し出し用の木刀が全て出払ってしまうので、やむなく本日受け取りに行ったのである。

 しかしながら電車でゆっくりと本を読むことが出来たのでわりとのんびり時間を過ごすことが出来た。

 帰宅後は、体調に負けじと走りに出かける。1月は時間の合間を縫って122㎞を走った。平均すれば毎日約4㎞になる。2月はさすがにそこまでは無理だと思うが初めから躓くとそのまま例年並みに落ちてしまいカムバックが出来なくなってしまうので、少しずつ今月も積み上げていくつもりだ。


 そして夜からは甲野先生のところへ伺い稽古させていただきました。

 1月の「一ツ成り」から展開が進み技の通し方に大変学ぶべきものがありました。なかなかに難しいものですが、難しいからこそ稽古して感覚的にも技術的にも参考にしていく過程の中で、新たな自分にとっての展開が拓けていけるのだと思います。今すぐに出来るレベルのものではないからこそ、そこに向かうための方法を私自身学んでいるのだと思います。

 体術、剣術ともに先生も驚く展開となりました。その違い、言葉のニュアンス、そうしたものが繊細に伝わりあう時間と言うのは誠に有り難いものです。私の場合まだまだ果てしなく未熟なので、どのように表現していいものかなかなか言葉になりませんが、そういう部分も含めてまだまだ成長が足りないとつくづく感じております。

 今日も多くのものを学ばせていただきました。そうした心身が感じとったものをこれからの私自身の稽古などで還元して行けるように務めて参りたいと思います。


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2019-02-02(Sat)
 

剣術における新たな稽古内容の発掘

 深夜0時をすぎ暦の上では2月となってしまった。寒さを凌ぐのもあと一ヶ月ばかり。今年は暖冬と言われているが積雪はあるのだろうか。

 咳が止まらない本日(前日)1月最後の日は夜から江東区スポーツ会館で渡部氏と稽古。体調が今ひとつであったが、袋竹刀で相手の籠手を自由に打つ実戦形式の稽古でそんな体調のことなど素っ飛んだ。

 今日は新しい剣術の稽古内容を研究する時間として、剣術稽古に時間を割いた。まずは、今度2/9におこなう「剣術 特別講習会」にてまだ発表していない「陰陽之太刀」と「陰陽之祓い」をおこなう予定であるが、今日の稽古で新たに「陰陽之型」というものが生まれた。斬り上げから袈裟斬りへ移行する特殊な手の内の回転が「陰陽」となっており剣においても居着く事の無い身体の連動性を養っておくことは必要であると感じている。

 渡部氏のお陰でこの「陰陽之型」は確認できた。次に、昨年12月あたりに生まれた「三段突き」への対応法として、切っ先を下げない剣の操法に気が付いたのであった。そうしたことから何か感じるものがあり、切っ先を下げない攻防の中でこれまで防ぎきれなかったものへ対応するためのを稽古法として「劉之構え」(りゅうの構え)なるものを考案した。劉という文字は「殺す」という物騒な意味でもあり、また「留まる」という意味も含まれてある。今日の私のモードはそのどちらにも当て嵌まっていたので「劉」という文字があのとき私がそうなったことと結びつき、先ほどあまり考えずに名前を決めたときにすっかり腑に落ちたのである。

 そして「劉之構え」から「劉之型 霧」と「劉之型 月」を考案した。

 整理すると、ここ最近生まれた剣術の新たな稽古内容として
◇「陰陽之太刀」
◇「陰陽之祓い」
◇「陰陽之型」
◇「劉之構え」
◇「劉之型 霧」
◇「劉之型 月」

以上が名前とともに落ち着いた。しかしながら、より術と言える感覚を養うための稽古法にしなければならないので、これをベースに動きを変更して行くことになるだろう。これまでの剣術と異なるのは、一刀で終わるものがほとんどであったが、今回は技そのものの有効性というよりは、身体各部の操作技術や反応速度を高めるための稽古法と言える。

 しかしながら陰と陽の連動した斬りや劉之構えによる攻防は実戦的なので、工夫を重ねていきながら、より実戦的な身体感覚として使えるための型稽古を考えて行かなければならないと思っている。

 今日は籠手下サポーターを付けていた渡部氏の腕にアザがつくほど袋竹刀で叩いてしまった。鬼となった私に精神的にも驚いたと思われるが、これを経験しておくことは武術稽古をおこなっていく上では大事である。考えて見れば高校時代などはグローブを付けているとはいえ、毎日殴り合いをしていたのだから、そういう厳しさに比べれば今は優しい日々だ。もちろん、そうした厳しさをこれからの稽古に求めることはないが、根底にある厳しさを忘れてしまっては絶対にならない。

 そういう遺恨が残るようなリスクのある稽古が出来る相手はなかなか居ないが、それを可能にしてくれた渡部氏には感謝したい。


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2019-02-01(Fri)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


1975年生まれ
福岡県北九州市出身
東京都世田谷区在住

松聲館技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師

神田すずらん館特任講師


1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより映画に出演。そのほかマンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などをおこなう

2006年
小林照子先生とのご縁から
「からだ化粧」のモデルを務める

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し「抜刀術」「剣術」「杖術」「体術」などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく「Gold Castle 殺陣&剣術スクール」を発足

2014年
甲野善紀先生より
「松聲館技法研究員」を拝命
自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている
 
シニア住宅にて
「高齢者のための剣術教室」をおこなっている

日信工業株式会社の製品
「SAMURAI BRAKE」のプロモーション活動に携わる

2015年
「金山剣術稽古会」を発足
現代における武術稽古の必要性を身体と心で学べる場として活動している

2018年
「関西特別講習会」として定期的に関西地域での講習会を開催

2019年
「神田すずらん館」特任講師となる

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