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2018年12月 武術稽古日程


12月01日(土曜日) Gold Castle 殺陣&剣術スクール
           15時00分~16時30分
           深川スポーツセンター 剣道場  
          
 

12月02日(日曜日) Gold Castle 殺陣&剣術スクール
           13時20分~14時50分
           深川スポーツセンター 剣道場  
           15時10分~16時40分
           深川スポーツセンター 剣道場



12月04日(火曜日) クラーチ剣術教室
           10時00分~11時30分

           金山剣術稽古会
           19時00分~21時00分
           江東区スポーツ会館 剣道場



12月06日(木曜日) 金山剣術稽古会
           19時00分~21時00分
           江東区スポーツ会館 剣道場



12月08日(土曜日) Gold Castle 殺陣&剣術スクール
           09時30分~11時00分
           スクエア荏原 アリーナ2  



12月09日(日曜日) Gold Castle 殺陣&剣術スクール
           15時00分~17時00分
           品川区総合体育館 剣道場  
           


12月11日(火曜日) クラーチ剣術教室
           10時00分~11時30分

           金山剣術稽古会
           19時00分~21時00分
           江東区スポーツ会館 剣道場



12月13日(木曜日) 金山剣術稽古会
           19時00分~21時00分
           江東区スポーツ会館 剣道場
           


12月15日(土曜日) 抜刀術 特別講習会
           18時00分~20時00分
           品川区総合体育館 剣道場

           


12月16日(日曜日) Gold Castle 殺陣&剣術スクール
           13時20分~14時50分
           深川スポーツセンター 剣道場  
           15時10分~16時40分
           深川スポーツセンター 剣道場



12月18日(火曜日) クラーチ剣術教室
           10時00分~11時30分

           金山剣術稽古会
           19時00分~21時00分
           江東区スポーツ会館 剣道場



12月19日(水曜日) 金山剣術稽古会
           09時00分~11時00分
           品川区総合体育館 柔道場



12月20日(木曜日) 金山剣術稽古会
           19時00分~21時00分
           江東区スポーツ会館 剣道場



12月22日(土曜日) Gold Castle 殺陣&剣術スクール
           15時00分~16時30分
           深川スポーツセンター 剣道場  



12月23日(日曜日) Gold Castle 殺陣&剣術スクール
           09時10分~11時10分
           品川区総合体育館 柔道場
           
           杖整体操
           12時00分~13時30分
           品川区総合体育館 柔道場




12月25日(火曜日) クラーチ剣術教室
           10時00分~11時30分          



12月26日(水曜日) 金山剣術稽古会
           09時00分~11時00分
           品川区総合体育館 柔道場

           

12月27日(木曜日) 金山剣術稽古会
           12時00分~14時00分
           品川区総合体育館 剣道場





 金山剣術稽古会 入会希望の方へ


【 新宿スポーツセンターでの稽古時間 】
◇(月曜日)19時00分~21時00分
毎月第四月曜日は休館日のためお休みとなります。

◇(木曜日/毎週)14時00分~16時00分 

◇(金曜日/第二・第四)17時00分~19時00分


【 江東区スポーツ会館での稽古時間 】
◇(火曜日/毎週)19時00分~21時00分
月曜日が祝日の場合は振替休館日となりお休みとなります。

◇(木曜日/毎週)19時00分~21時00分


完全予約制ですのでお早めにご連絡下さい。
前月までに予約の入っていない日はお休みとなる事があります。
初めての方はこちら金山剣術稽古会についてをご参照の上
金山剣術稽古会のサイトhttps://www.kanayama-kenjutsu.comよりご連絡下さい。

稽古場所の詳細や稽古内容、稽古時間のご相談、道具類その他のご質問等につきましてご不明な点がありましたらご連絡下さい。

都合により日程が変更となる場合がありますので御了承下さい。

【施設休館のお知らせ】
2018年12/1~2019年3/31まで新宿スポーツセンターが空調設備の改修工事にともない休館となります。
2018年10/中旬~2019年3/31まで戸越体育館が耐震化工事のため休館となります。

当期間における「金山剣術稽古会」の開催は、江東区スポーツ会館にて火曜日と木曜日の19時00分~21時00分にて対応させていただきます。そのほか品川区総合体育館で開催を検討しております。曜日と時間は会員の都合を聞いて総合的に判断させていただきます。しばらくご負担をお掛けしてしまいますがご協力のほど宜しくお願い申し上げます。


2018-10-31(Wed)
 

信頼とは良質である

 10月最後の日、今夜は21時から始まるBSプレミアムのドラマの前に、月末の事務作業や買出しなど諸々の作業をおこなっている。ブログもその一環。

 かざあな。剣術編を本日編集の尾崎さんにデータを整理しなおしたものを送る。そしてMariさんUmiちゃんTakaさん小関さんによる音楽アーティストの方々が録音してくださった新しい音楽も初めて尾崎さんの耳に届けられます。僕の中では映像イメージが浮んでおり、実際に生まれる姿がどんなものになるのかそのイメージと照らし合わせて次なる課題を乗り越えて行きたい。

 11/3(土)開催の「杖整体操」も第三回目となるが、今回も初めての方がお二人参加予定。こうした出会いの場としても杖整体操は心地良く参加しやすく、かつご負担の少ない金額設定であるためこれからも広がっていくと思う。関西では川原田氏が、東京では後藤氏がそれぞれに杖整体操を稽古会等で紹介されている。治療院の商売敵になってしまうかもしれないが、昨今の開業数の多さからすれば全く問題ないだろう。むしろ治療院任せ、柔道整復師任せにならず、自衛するための日々の簡単で気持ちの良い運動はやらないほうが疑問である。痛める前に、気持ち良く自衛する習慣を。

 さて、29日月曜日の稽古記事に戻ろう。

 この日は夜から金山剣術稽古会を新宿スポーツセンターにて後藤健太氏とおこなう。今回久しぶりに間が空き後藤氏とは三週間ぶりの稽古となった。前回後藤氏との稽古で生まれた「逆足之型」をおこない、続いて戸越体育館柔道場で渡部氏との稽古で生まれた杖の抜き技とさらに抜かれたのを打ち落とす動きをおこなった。これは誘いの掛け方さらには抜き方に精度が求められ、抜かれた側にとっては、抜かれた瞬間に払い落とさなければならないため、目付けの稽古にもなり居着かないための身体の状態と反応が稽古として効果的であり、後藤氏との稽古でそのことを再確認することが出来た。

 さらにもう一つの抜き技では、後藤氏から「これを剣でやったらどうなりますか?」というご提案があったので、さっそく木刀に持ち替えて実践。すると想像以上に抜くことが出来てしまい互いに驚く。連続切り返しのような感覚も近いことが分った。これは手元に支点を作ってしまうと負担が大きいばかりか速度も遅くなってしまうため、今後は脚足と肘関節などの運用法を研究し、「沖田の三段突きとは、もしかして高速に相手の払いを抜きながら突いているのではないか…」と思わず口走ったが、払えない突きはいわば無双とも言えるだろう。そいう突きとはいったいどういうものなのか想像するしかないが、今後は連続切り返しのように身体を練る稽古の一環として、相手の払いを抜き続けることが出来るかを稽古の中で研究していきたい。こういう身体進展の可能性がある稽古内容を見つけた瞬間と言うのは嬉しいものであり、これは自分の身体を通じて得ていかなければこうした意欲にはならない。稽古をすれば次なる稽古内容が見つかり、次なる稽古で実践&回答が得られる。そこで何がどうなるのか、やってみないことには分らない。稽古が楽しいという次元よりは、情熱の元のような熱い源泉の泉が湧き出し、人々の癒しの場となるような生きていくために欠かせないものである。楽しいどころか、有難いものであり感謝しかない。人生であと何回出来るか分らないが数は絶対的に限られているものなので、一度の稽古は掛け替えの無い時間と肝に銘じて置かなければならない。

 抜刀術では幾つか柄を噛む手でおこない後藤氏が「速いですね…」と驚かれていた。自分自身の実感としてもこれまで気がつかなかった弱い部分が強くなった事でその違いは歴然としており、時折笑いが出てしまうほどの実感がある。柄を噛むのであるが、その角度と射程も重要である。ウツボが噛み付くまでの射程が長過ぎてはこの効果は減少してしまう。あくまでも爪先の牙がガブッと行くところが肝心。

 最後は杖整体操で終わる。もはや時間がどうしても無い場合を除き、この杖整体操で終える事は常となって来た。なにより激しく動いても、杖整体操後は帰りの道中の足が軽いのだ。身体の硬い人も柔らかい人も同じくして心地良く感じられるので、杖一本で留まることが出来るこの杖整体操はいろいろな人の味方になってくれることは間違いないだろう。

 そして昨日30日火曜日は夜から住吉でS氏と稽古。四回目とあって少しずつ姿勢や足運び動きの手順に慣れてきたようだ。質問されることが多く「武術を初めて自分自身変わったと思いますか?」というご質問に、「はい、確実に変わりました。根本的なものは変わっておりませんが、自分が変わったことで関わる方も変わりました。」とお答えいたしました。すると、「どのように変わられたのですか?」と訊かれましたので、「自分自身変わろうとは考えていませんでした。当時はいろいろあって他に何もやることが無く、ただあの技が出来るようになりたい、ああいう動きがしたいという憧れといいますか、純粋にその想いに耽っていたことが、結果として心の部分に変化を与えていったのだと思います。そうした稽古との向き合い方が、いつしか信頼に繋がり、人とのご縁を結んでくれているように思うのです。だから信頼を裏切るような行動や稽古はやってはならないのです。」

 そのような言葉を発した後、S氏の表情がフッと曇ったので「しまった…」と後悔したが、何でもかんでも素直に言葉にしてしまうと相手は重く苦しい気持ちになることも分るため、私もまだまだ駄目だなあと自分の未熟さを恥じた。

 だが、そうした会話は私の脳裏に暫く残ることも少なくない、良い意味で深層心理に棲む編集者がその考えを整理し、何かストックしてあったものと結んで浮上させることもある。だから、自覚は無いが私の日常の言動はすでに普通の人とはちょっと違ってきているのかもしれない。幸いなことに自覚が無いのでまだまだその先を見るために、組織に属さず日々自分のやりたいことが仕事になっている趣味の必要としない日常で、身体のことや心のこと生き方のことが自然と飽きることなく脳内を巡っているというのは一番健康的で意欲的で私が私らしく生きるために求めている時間の使い方なのだ。

 信頼のコミュニティが自然発生している感がある。それは各々グループ化する訳でもなく、各個人が感じ取っているだけなのかもしれないが、場であり継続であり実践の結果でありこれまでの生き方であり、そうしたことが出会ってからの月日を必要としない次元で判断され共に活動していく道を選ばせていただいているように感じている。

 こうしたことは直感的なもので、分かる人には瞬時に看破されることである。「信頼とは、良質である」ということが言えるのではないだろうか。会社であったり、組織、チーム、そうしたグループ内における信頼の度合いというのは成績に表れているのではなかろうか。信頼とは人間の在り方そのものであり、そこを考えて生きていなかったトップの下では良質なものは生み出せない。成績の良い会社とそうでない会社、そこにある社内の信頼を考えて見てはどうだろうか?だから、信頼のある人が集まれば自ずと良質のものが生み出される。良質であれば人はそれを長いこと求める。しかしながらその反対では長続きしないだろう。信頼に重きを置いた教育とはどういうものなのだろうか?自身の立場を保身する指導者の下で教わることは不可能である。だから、学校とは表面的な体裁の連鎖の学びという側面も強い。しかしそれはもう社会的システムがそうさせているので、一職員の判断ではどうしようもなく大なるものの弱点の一部である。誰もが自信を持って言い辛い信頼ある生き方を自得するために、人は指導者を求め運不運に見舞われる。信頼のコミュニティは生きていく上での良質な何かを生み出していくものである。そうでない狡猾なものは生理的に感じとられるものなので、狡猾は狡猾のコミュニティで生きていくことになる。人は生き方を変えられると思う。良質なものを生み出す生き方を求めるなら、信頼ある生き方の中で関わる人が変わりゆき、いつしかプラスの連鎖が構築されるはず。信頼とはそうした大きなものだから。


2018年11月03日(土) 「杖整体操」のお知らせ(お申し込み受付中)

2018年11月17日(土) 「杖術 特別講習会」のお知らせ(お申し込み受付中)

2018年11月22日(木)23日(金) 「関西特別講習会」(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会HP

2018年10月 稽古日程

2018年11月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2018-10-31(Wed)
 

身体と心、言葉と強さ。

 最近は「クラーチ剣術教室」の存在がこのブログを通じて広まったことで、それまでどういう教室か分ってもらうために敢えて「高齢者のための剣術教室」と表記しておりました。ある方が「西洋剣術も教えられているのですか?」と私に質問され一瞬「???」となりましたが、2秒ぐらいして「ああ、クラーチ剣術教室のことですか!」と大笑いしてしまいました。

 話のついでに、日曜日の深川スポーツセンターで、見学者用と高齢のOさん用にインターホンで「すみません、剣道場に椅子を二脚持っていただけますか?」とお伝えしたところ、「に、、にひゃくですかー!!」と、関西人のようなボケを真面目に勘違いされて、その女性の方に私は笑いながら「いやぁ、二百は幾らなんでも無理でしょ。ふたつでいいです。ハハハ!」と、そんなやりとりを師範室内でおこなっておりました。江東区スポーツ会館、略してスポカンもそうですが、この深川スポーツセンター、スポセンもスタッフの方は対応が良いです。この略語はスポカンの更衣室で耳に入ったのですが、江東区民内での略語ですね。新宿スポーツセンターもスポセンですから。ちなみに私の中では、五反田の品川区総合体育館ではアサゴタ、ヒルゴタ、ユウゴタ、ヨルゴタ、というふうに利用時間帯毎に略語を決め、さらに戸越体育館の場合は、アサトゴ、ヒルトゴ、ユウトゴ、ヨルトゴ、というふうに使っています。例えば、昼は戸越体育館、夜は品川区総合体育館の場合、「今週の○曜日はヒルトゴ、ヨルゴタかぁ」というふうに、覚えるようにしています。今後は、スポセンも加わりますが、ここの場合は会場移動がありませんしスポカンはGold Castleでは利用する予定はありませんので、堂々と深川スポーツセンターでOKです。とはいいつつも、11/4(日)の講習は数年ぶりに夜の時間帯でおこないますので「ヨルスポ」ということになります。大抵はゴゴスポの時間帯を利用しておりますので、スポセンオンリーはゴゴスポと捉えていいのです。じゃあ、スクエア荏原はどうかと言えば、このついでに略してしまえば「スクエバ」ということになりますね。もう少ししつこく書くと、今度開催の文京スポーツセンターはもうスポセンはかぶってしまいますので「ブンスポ」でよろしいかと思われます。最後に可能性のある文京総合体育館はどうするの?ともしかしたら言われるかもしれませんので責任をとって考えますと…最寄り駅の「ホンゴウ」でよろしいかと…。結局のところ、最寄駅名が一番間違えにくいという結論に至りました。(まったく、深夜に無駄な文字数を費やして何をやってるんだか…)

 さて、お話をクラーチに戻して。

 そういえば先週、先々週と月9ドラマ「SUITS/スーツ 」にクラーチ溝の口が出ていたそうです。先週は私も観る事が出来ました。いつも皆さんと食事させていただいているレストランのシーンが映っておりました。ここは、テレビドラマのロケ地としても良く利用されているそうでそういったお話を生徒の方々から何度も伺っております。いつかGold Castleの生徒さんがロケで遭遇となったら驚きですが、こういう世界は本当に狭いのでなきにしもあらずと言えるでしょう。以前にも、Gold Castleの生徒がレギュラーで出ている番組の隊長役の方が、同じくGold Castleの生徒で俳優のTさんのお知り合いだったということもあったり、富良野塾で共に活動されていた役者の方が、その後上京し別々に活動され、Gold Castleでバッタリ再会ということもありました。そういう意味では、Gold Castle 殺陣&剣術スクールという私が付けた名前の教室もこの五年間で少しは一般の方もそうですが俳優さん役者さんにも知られてきているのかもしれません。お名前は言えませんが、今年の一月に一度体験参加に来られた誰もが知っているお笑い芸人のNさんがお越しになりました。誰も気がつかないように取り計らいましたが、その後私の金山剣術稽古会での参加希望についてご連絡をいただきましたが、色々ご自身でプロデュースされたりお忙しい身の方ですので、お時間が出来たらまたそういう機会が訪れるかもしれません。現状、Gold Castleではテレビに出られている方も少なくありませんが、一般の方々と稽古をおこなっても何ら支障は御座いません。むしろ、安定的に参加できている会社員の方や自営業の方々の方が上手にリード出来ている部分も多いです。スケジュール的に難しく、一回で一ヶ月分のものを身に付けたい方は金山剣術稽古会の方で公開稽古でもいいし、非公開(稽古記事にも載せない)でも対応いたします。

 話がクラーチに戻ってないのでここで強制的に。

 今日は、これまでと趣向を変え、型稽古のような一連の覚える動きを止め、簡単そうな動きを丁寧におこなうように最初の頃に戻った内容をおこないました。行きの電車の中で考えていた「杖を使った座らせ方と立たせ方」を始まる前の時間帯で世話人のOさんと猫好きのHさんに試してみたところ、上手くいったところとそうでないところが入り混じりまぁまぁという結果に。しかし、発想としては杖を介しておこなうことで申し訳なさというか気持ち的に楽な部分もあるのではないかという思いから誰でも安心出来るという事から杖を使っておこなってみようと考えたのでした。もちろん介護が必要な方には不向きであることは百も承知ですが、介護が必要に思っていなくても立ったり座ったりが難しくなってきた方というのは少なくないと思われますので、介護っぽくない介護といいますか、重々しくない雰囲気で出来るための工夫を今後は研究したいと思っております。

 社長出勤復活のIさんが、今日は指先を一本一本順番に意識しておこなう内容のものをおこなっていたところ、まるでご飯を食べながら眠る子供のように、目を瞑ってゆっくりと眠りにつきそうな表情でおこなっていましたものですから、そーっと傍によってその様子をしばらく伺いながら85歳のIさんが眼を開けた瞬間に私が思わず「寝てたの…?」と優しく問い掛けたものですから、Iさんが顔を赤くして「あらいやだ、まぁー!」とその場から逃げるように去って行きましたものですから、皆で大笑い。私も自分でやったことですが声を出して笑ってしまいました。(ちゃんと考えながらおこなっていたそうです。失礼いたしました!)

 今日は新たに正座または椅子に座って互いに杖の端を持ち合い押される中での身体を支える脚部の使い方をおこないました。全員その効果の違いに驚かれていましたが、おこなった私といたしましても80歳代の方や体重の軽い筋力の無い方でも明らかな違いがありましたので、この部位の筋力といいますか身体の操作は年齢や筋力が衰えても効果があるということがハッキリと確実なものとして検証することが出来ました。80歳代で特別鍛えていなくても、身体の強さを実感出来る経験は出来るという事です。そしてそういう実感を得られた方の表情と言うのはやはり活き活きとされております。どこかで諦めの言葉がコミュニケーションの手段として話題の先頭に立ってしまいますが、共通のコミュニケーションの話題として、病気や怪我諦めの言葉になってしまうと、自らをそうした呪縛で追い込んでしまうことになりますので、考えなくてもいいことまで考えてしまうことになります。

 誰かと勝負すれば負けてしまうことに意欲が損なわれてしまいますが、現在の自分と勝負すれば勝てる要素はたくさんあります。泣き言を言わなくなっただけでも勝ちです。出来るか出来ないかはやって見なければ分りませんが、どうせやれるのなら結果が出る前に自らを否定するのを止めて、出来なかったとしてもその時になって初めて判断したほうが自分に負けません。なぜだか、出来るか出来ないかの実践よりも出来ないと言った言葉が正しいという方に重きが置かれているようで、そんなことは正しいも正しくないも無く、出来るやり方を考えてから初めて諦めるのです。そうしたところに意識が芽生え始めると、コミュニケーションの手段としての自らの身体を卑下する発言による呪縛から解放され、身体と心が人を呼び込む状態になり暗い負の連鎖から明るいプラスの連鎖へと切り替わって行けるかも知れません。私のような青二才の考えであることは百も承知ですが、身体と心が密接な関わりがあるというのは実感しておりますので、言葉と強さも関係していると思います。まずは「今までの自分」を相手に勝負すること、そこで得られた勝ちは自ずと言葉になって変化が見受けられるものと思われます。

 そういう意味では、このクラーチ剣術教室の生徒の皆様は、少しずつ少しずつ今までの自分に勝ってきていると言えるでしょう。そういう方が今の生徒さん達全員ではないでしょうか。また新しく、そうした仲間が一人二人増えることも楽しみにしております。今日も盛り上がる講習となりみなさまありがとうございました!


2018年11月03日(土) 「杖整体操」のお知らせ(お申し込み受付中)

2018年11月17日(土) 「杖術 特別講習会」のお知らせ(お申し込み受付中)

2018年11月22日(木)23日(金) 「関西特別講習会」(お申し込み受付中)

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2018年10月 稽古日程

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2018-10-31(Wed)
 

逞しくなられた二百回生のFさん

 10月最後となったGold Castle 殺陣&剣術スクールは殺陣クラス、杖術クラスともに賑わいを見せる講習となりました。

 殺陣クラスでは、タイプⅠ組、タイプⅡ組、体験参加組に分れそれぞれにポイントを見ながらかなり進めて行く事が出来ました。タイプⅠ組では、奈良からお越しのKさんがK君とともに絡みBの終わりまで進めることが出来ました。そして俳優チームのS君、T君、FさんはDの最後まで進みました。タイプⅡ組のYさんWさんYさんは中盤まで進みました。タイプⅡがここまで進んだのは今日が初めてですが、役者のYさんはサウナから出てきたかのようなすさまじい汗で待ってましたとばかりに取り組んで下さいました。配役を決めず、芯も絡みも全ておこなっておりますので、進みが遅くとも全員相当の経験値を積んで行くことになります。

 今日はひさしぶりにテレビなどで活躍中の子役の生徒達がお越しになりました。二人共いまの状況ですと、乾いたスポンジのようにやればやるほど吸収して行く時期です。周りの生徒達も良い刺激を受けて上達が早くなりますので、11月から殺陣クラスは活気を帯びグングン進んで行くものと思われます。

 体験参加はお二人とも12歳と13歳、私が金山剣術稽古会で1年間毎週マンツーマンで稽古をおこなってきた郁己君と同じ年頃なので、私の得意とする年齢でもあります(笑)。と、冗談ではなくやはり毎週二時間二人で稽古をおこなってきた経験は私にとっても大変勉強になりました。今日は子役の彼らも小学校六年生と中学校二年生でしたので、これまで育ててきた稽古空間の中で皆と一緒になって成長していける時間となるように導いて行きたいと思っております。

 Tさんも半年振りとなった昨日に続いてご参加下さいました。形そのものは悪くありませんので、今後は継続的におこなえればかなり上達出来るのではないかと見ております。

 奈良からお越しのKさんもタイプⅠの序盤から絡みBの最後まで進み、K君とペアでおこなっていただきましたが、K君も約一ヶ月ぶりの参加にも関わらずBの一連の動きを良く覚えており、幾つかの舞台でソロで剣舞を披露されるKさんに「そこ、声出してください!」と高校二年生のK君が優しく教えていたのが私にしてみれば面白くも嬉しくも感動もあり、微笑ましくニッコリしてしまう瞬間でした。

 今日の講習では、私自身初心に戻るというか、慣れていてはいけないということを痛感し、全ての時間神経を張り巡らし、緩めることなくその瞬間に対応していく厳しさがあることをこの現場で学びました。これを毎回おこなうことは講習内容の鮮度も含め至難でありますが、そこに向かって行き続ける事が私のこの場での使命でもありますので、精進していきたいと思います。

 続いて杖術クラスでも、ダブル受講の方や体験参加の方で賑やかにそれぞれペアを組んでおこないました。今日はフカフカの妹Fさんが二百回生となられ皆さんから拍手が湧き起こっていました。数年前までは百回生が珍しかったのですが、今は二百回生、三百回生がいらっしゃいます。今日二百回目の受講となられたFさんも私がいつまでも「逞しくなった!」というのももう一年以上続いているかもしれませんので、今後は封印しようと思います。フカフカのお姉さんのFさん(ややこしくてすみません)との稽古では、激しい動きの中でも力みが抜け笑顔で自然に対応出来ていることに驚きました。これからも色々な方が生徒として仲間になって下さると思いますが、こうしたFさんの成長の証はきっと同じようなスタートの境遇にある方にとって大きな励みになることは間違いないでしょう。

 段位や肩書きはありませんが、周囲も認める成長は動きだけでなく、精神的な部分においても、お人柄にしましても、そのありのままの姿が何よりの証拠ですので、それがこの教室だけでなく色々なところでも活きてくるものだと思っておりますので、これからもGold Castleらしさといいますか、この教室の特色を現している生徒のお一人として励んでいただきたいと思っております。これからの不安に思われている新しい生徒さんの励みになる存在として期待しております。この場をお借りしてあらためてお礼申し上げます。

 午後②の部で13歳のR君が新しく生徒になられました。今は楽しむこと、自由さ、心地良さ、そうしたことをこの場で感じ、そこから多くの事を学んでいただきたいと思います。この年頃で大人たちの空間へ毎週参加しようと行動されることは大きな一歩ですので、親御さんのご期待もあると思いますので、生徒は仲間であるという共通の認識の中で少しずつ慣れていきながら、成長していただけることを楽しみにしております。

 最後は二十分程きのう出来なかった杖整体操をおこないました。今日は初めての方も多くどういった反応になるのか興味深いところでしたが、目がトロンとなった方が数人見受けられましたので、時間が無かった割には心地良くなっていただけたと思います。今日で体験参加二回目のIさんも、目がトロンとされておりました。「楽しく学ばせていただきました。」というご連絡をいただき次回も体験予約を承りました。初めから上手には出来ませんので、今まで動かさなかった部分を自分のペースでおこなうこと、そしてそれを楽しめる余裕をもっておこなうことが上達の秘訣ともいえますし、気持ち的にもリフレッシュして明日への活力に繋がります。

 今日は最後に子役の生徒達と記念撮影をおこないました。ご本人から許可を頂きましたのでお知らせいたします。何度かお伝えさせて頂いておりますが、10/31(水)21時00分~21時59分 NHKBSプレミアムにて「いよっ!弁慶」の主人公・賀川智樹役を務める大西統眞君と、毎週木曜日24時30分~25時00分 東京MX等で放映されている「神の牙-JINGA-」の主人公JINGAの弟、御影刀眞役を務める萩原壮志君がテレビで活躍されております。今後も活躍が期待されるお二人ですのでそうした仲間と共に元気で明るい稽古が出来ますようにこれからも皆様よろしくお願い申し上げます。

 
2018.10.28 Gold Castle①


2018.10.28 Gold Castle②
左が 萩原壮志君  右が 大西統眞君です 応援しています!


2018年11月03日(土) 「杖整体操」のお知らせ(お申し込み受付中)

2018年11月17日(土) 「杖術 特別講習会」のお知らせ(お申し込み受付中)

2018年11月22日(木)23日(金) 「関西特別講習会」(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会HP

2018年10月 稽古日程

2018年11月 稽古日程

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2018-10-28(Sun)
 

今夜は満点

 本日は深川スポーツセンターでGold Castle 殺陣&剣術スクールの講習をおこないました。 今朝起きてみて、「あっ、そうだ今日から時間割が変わったんだ!」ということに気がつき、頭がぼんやりとしている中ゆっくりゆっくりカタツムリ状態で準備に掛かりました。

 この五年間で寝坊で遅刻したり、会場を間違えて遅れたり、体調不良で休んだことは一度もありません。会社員時代やアルバイト時代は、遅刻や休むことはしばしばありましたが、大半は精神的なものだったと思います。そういう方多いんじゃないでしょうか?

 クラーチ剣術教室では四年間で一度だけ風邪でお休みさせていただいたことがありましたが、別の週に振り替えさせて頂いたと思います。(たしか、休みの日を間違えて行ってしまいそのまま講習になったことがありました。)もっとも、クラーチ剣術教室の場合は、高齢者の皆さんへ風邪を移す訳には行きませんので、今後も危ないなと思ったときは曜日を振り替えさせていただくことを考えております。

 ということで、身体の調子やエネルギーは精神的なものに大きく左右されていますので、どこで自分の生き方に折り合いをつけて行くかということを考えながら若い内は将来を考えた方がいいと思います。

 このところ若い十代の体験参加の方が続いて訪れております。テレビなどで活躍されている十代の生徒の影響もあるかもしれません。小学生から中学生になった時期というのは、こどもの可愛らしさから徐々に大人びた言動に変わってくる頃です。そうした時期に反抗期も重なってきますが、親としての子供への向き合い方にも変化が求められます。可愛い子供に対し、一人の人間というリスペクトも同じ屋根の下持つことが出来るかどうかはその後の親と子の関係性において重要な要素であると思います。

 当スクールでは、大人も子供も一緒になっておこないますので、甘えることが出来ません。義務教育ではありませんのでそれだけでも十分に厳しい環境と言えるでしょう。ただし全ては私の判断で取り決めておこなっているものですので、自分の成績を気にする必要もありませんし、純粋に向き合って詰め込む必要も無く伝えることが出来るのです。

 本日は、頭がボーっとしていたせいか、電車を間違え東西線からではなく京葉線経由で会場に到着。一年以上はこのルートで行ってなかったと思うので新鮮でしたが、土曜日の東京駅の構内は渋谷のスクランブル交差点みたいで急ぐ必要が無くても急ぎ足になってしまいます。

 昨夜は、WEB動画「かざあな。~剣術編~」の撮影カットの確認と使用タイムの洗い出し作業に没頭。少しだけの積りが結局最後までやってしまい、2時前に終了。メールボックスをチェックしてみるとMariさんから剣術編の音楽を2パターン新たに収録して下さったものを送っていただいたので聴き比べ。

 剣術編は、アコースティックギターとブルースハープ、それにベース、オルガンとドラム、(まだまだあると思います)等々で構成されており。この剣術編の曲はすでに6月には完成しており、杖術編配信完了後に少し音の強調をご提案させて頂いたところ当初決定していたものからさらに2パターン、ドラム&ベースの野太さや、オルガンのフレーズなどに変更が加わり、より胸がギュっとなる哀愁感漂う素晴らしい音楽をそれぞれ作ってくださいました。もはや強調だけのレベルでなく、細かい部分でのプロが聴かせる琴線に触れるメロディーの心にくさよ。音楽だけで作品として十分なレベルに…。杖術編も好きでしたが、今はもう完全にコレですねぇ… ミュージシャンの凄さをものづくりの中で実感させていただけるこの贅沢な期間が永遠と続けばいいのに…と思ってしまいます。性格変わりそうなほど、音楽の力を受け止めております。

 僕自身音楽のことは詳しくないのですが、生演奏での収録も多く、今回の剣術編ではドラムに小関さんという一流のドラマーの方もご協力くださっております。本当にありがとうございます!TAMTAMのMariさんTakaさんに加えなんだかとっても贅沢なことになってきております…。

 そんなこんなで気がつけば3時、どちらのバージョンを選択するか贅沢な悩みを抱えたまま眠りについたのでした。

 そして電車を間違えた本日の講習では、皆さんが訪れるまで昨日購入した杖を確かめるように30分程一人稽古をおこないました。やはりそうでしたが、一人稽古モードになると同じ深川スポーツセンターの剣道場でも景色が変わります、もっともほとんど目を瞑りまたは半開きでおこなっていたのですが、我を感じ我を忘れ、その狭間で何を見つけることができるだろうか…と。空間がものすごく小さく感じ、滝のように吹き出した汗とともに次なる一人稽古課題が見つかり終える事ができました。

 しばらくして生徒の皆さんが訪れ、今日から土曜日の深川スポーツセンターでの講習は剣術クラスまたは杖術クラスのみをおこなうことになりましたので、会場の利用時間に余裕があることから、一時間近く自主稽古時間として通常の講習前に会場を利用できるようにいたしました。お休みされて遅れをとっている方はここで追いつく時間にもなりますし、一人稽古に励みたい方はそのように使っていただいてもかまいません。私も居ますが声を掛けられなければ皆さんの自主性にお任せいたします。かなり贅沢な会場の使い方ですが、その分良い稽古となる場は整えております。使い方は皆さん次第です。

 約半年振りに復帰されたTさんも元気にやや緊張気味に受講されました。私としましてもこうして数ヶ月ぶりにお会い出来ると嬉しさとともにホッといたします。教室の空間は生徒の皆様によって変わっていきます。それに合わせたベストな状態を整えて安定開催へと繋げていきます。

 今日はかざあな。杖術編にも収録されてある技、「合心之型その二」をおこないましたが、少々難しいところも否めないと感じますので、少しだけもっと易しい内容にシフトしようと心掛けます。そのぶん「特別講習会」などでは多少難しい内容でもお伝えしていこうと思います。土曜日の皆様は本当に良く付いて来てくださっております。

 帰宅後は、Hさんがホームページにある「生徒さんの声」を書いてくださいましたので写真と共に掲載させていただきました。もうすぐ二年と知ってまだ最初の頃の記憶が鮮明なので驚きです。体の姿勢や動きの纏まりなど変化が目に見えてハッキリしてきたことにも納得です。稽古着も似合っておりますので、これからもあらたな動きの出来る自分と出会うために楽しんで付いて来ていただければと思います。

 今日の一人稽古で魂を込めた新しい相棒となる杖に油を塗り袋に入れて保管。その後水に24時間浸してあった玄米を炊き、納豆と玉子に小松菜と鶏肉で食べる。簡単な食事であるが、食後の身体の感じはこうした食事がもっとも心地良い。苦しさや後悔するような食べ物は、きっとそれなりの理由があるので惑わされないようにしたい。

 今夜は、伊勢市天然記念物指定とされる蓮台寺柿をいただきましたので、ありがたくいただきたいと思います。

 今夜は栄養満点&睡眠満点となりそうです!聴覚も満点です!


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2018年10月 稽古日程

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2018-10-27(Sat)
 

藍に染まった杖との別れ

 今宵も深夜に記事を書き始める。道衣に袴を洗濯しながら。間もなく3時が近付こうとしているが後回しには出来ない性格なのだろう。それにしても18時過ぎに見た黄色い満月は綺麗だった。空高く昇ってしまえば見慣れたお月様でも、滅多に見ることの出来ない東のまだ低い位置に出現したばかりの赤い月はなんとも不気味な気配が漂う。低い位置だと大きく見えるのでインパクトも大きい。だが、月は丁度良いサイズである。これが数百倍数千倍のサイズのものだったら風情もないだろう。月から見える宇宙は実際にはどのように見えるのだろうか…

 本日は新宿スポーツセンターで渡部氏と稽古をおこなった。2012年頃から使っている杖にヒビ割れが各所見られるようになり、残念だが新しく白樫の杖を買いに行こうと思う。これまでほとんど曲がりも無く激しく打ち合ったりしていたが大きな損傷も見受けられなかった、ところが昨年辺りから傷が目立つようになり、手の内に違和感の無いようにヤスリなどを掛けて持たせてきたが愛着があるだけになかなか新しい杖に買い換える気にはならなかった。良い杖と出会えるのも難しいのであるが、店舗で真っ直ぐでも袋を剥いでしばらくすると曲がりが見られるものも少なくない。私もこれまでに教室などで数十本~百本近く杖を購入している筈だが木目、重さ、重心、フィーリングなど、当然私が使うものでなくとも店内に置いてあるものの中で一本一本見てから購入している。木刀にしろ、杖にしろ、職人さんが自信を持ってお勧めするものを手にしたいがそういう「この一本」にであう確立は低いものである。慣れ親しんだ「藍に染まった杖との別れ」であるが、ひらがなのみで書くとドキリとしてしまう。口には出さないようにしよう。

 稽古では杖術、剣術、抜刀術をおこない、とくに杖術ではこのところ新しい内容が増えてきたように思う。今度の11/17(土)の「杖術 特別講習会」では新しい内容が多くなるだろう。抜刀術でもこのところは打太刀をつけておこなっているので、独特の間の感覚や自身の居着きに対する対応も感覚的に馴染んできた。

 夜からは住吉でS氏と稽古。まだ本日で三回目なので焦らずにじっくりと道具になれていただければと思う。どこかで夢中になれるスイッチが発動されれば占めたものなので、それまでは楽しみながら馴染ませるという稽古が良い。まあ、マンツーマンなので緊張されているが、そのうち自然に解れて身体に入ってくるだろう。

 今夜もS君が出演されている「神の牙-JINGA-」を観た。大人向けの特撮ヒーローアクションものなので「牙狼-GARO-」を全話見た私にとっては楽しみな時間である。さらに生徒が出ているとあれば至福の時間といえる。

 T君主演のドラマ「いよっ!弁慶」も来週31日と迫ってきた。BSプレミアムにて21時00分~21時59分 単発のドラマなので是非観て頂きたい。録画は必須です。


 最後に、先日現地調査に行ってきた文京スポーツセンターの写真と案内を掲載させていただきます。

【文京スポーツセンター】
東京都文京区大塚3丁目29?2
03-3944-2271


徒歩5分ぐらいです。
東京メトロ丸の内線「茗荷谷駅」下車。ホームから地上に上がって改札一番出口を出ます。(ホームからエスカレーターがあります)


改札を出て右手に行きますと、大通り(国道254線)がありますので横断歩道を渡ってください。


横断歩道を渡って左に進みますとすぐ右手に交番がありますので、その前にある横断歩道を渡ったのち右折いたします。


文京アクセス①
交番前の横断歩道を渡って右折したときの景色。


文京アクセス②
突き当たりに筑波大学がありますので、その左脇にある「教育の森公園」を抜けて行きます。


文京アクセス③
教育の森公園入り口からの景色。もう突き当たりにスポーツセンターが見えております。


文京アクセス④
吹き抜けの多いデザイナーズな建物です。改修工事を終え今年の7月からオープンいたしました。
ですのでとても綺麗です。


文京スポーツセンター柔道場
目がチカチカしない色合いの広い柔道場です。ここで11/3(土)に剣術クラスの講習と、杖整体操の講習会をおこないます。滅多に利用しない綺麗な会場ですのでお勧めです!


 さて4時になりました。昼前に起きて稽古着を干し午後から杖を買いに行く予定。このところ玄米を食べていないのであらためて玄米による調子の良さを知る。食はおろそかに出来ませんね。


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2018-10-26(Fri)
 

自分に合った水の中で生きるということ

 昨夜は思考が底をついたため23時には就寝した。本日は脳もスッキリし日中は次回製作中の「かざあな。~剣術編~」の音楽を繰り返し聴きながら袴などのアイロン掛け。たまに「袴にアイロン掛けるのは難しいんじゃないですか?」と聞かれる事があるが、折り目通りに掛けるだけなので簡単である。しかしじっくり時間があるときでないと、折り目が二重になったり、段差など重ねて掛けたことで線が入ってしまう可能性もある。僕にとってのアイロン掛けは気持ちが落ち着く時間でもあるので、音楽を掛けながらおこなうのは実にゆったりした気分でいられる。次回のかざあな剣術編は楽器も曲調も全く異なり、男臭い感じが漂う。杖術編の音楽は一発で気に入ったのであるが、この剣術編も同じぐらい気に入っている。もしかすると剣術編の方が好きになってしまう可能性もある。あらためてTAMTAMのMariさんとTakaさんのセンスには脱帽です。


 本日は夜から出版社のBABジャパンを訪問し、来月11月に撮影予定の最終打ち合わせをおこないました。社長の東口さん始めスタッフの方々とご挨拶。先日イラストレーターの山本祥子さんに作っていただいた名刺を忘れてしまい大失敗。不覚も不覚こういう日のために作っていただいたのに…大反省です。

 山本さんには大変お世話になっており、Gold Castle 殺陣&剣術スクールの猫の絵もそうですし、鳴神響一先生の「おいらん若君 徳川竜之進」シリーズでも私を剣技指導としてお声かけ下さり、先日のGold Castle五周年祝いにブログにも掲載いたしましたが最古参生徒のOさんのご依頼で五匹の猫を描いて下さいました。山本さんも売れっ子のイラストレーターとして各種媒体で活躍中の方ですからお時間取らせてしまい何とも申し訳ない思いがいたしますが、感謝している生徒のお一人です。とはいえ、講習では遠慮なく叱ってしまうこともあり、叱ってくれる人がいない立場といいますか現在の状況ですので、逆に感謝されていることに戸惑いを覚えつつ、皆さんもそうですが笑いと緊張を交えた講習の舵を切りながら皆で前に進んで行こうとしております。

 話が逸れてしまいましたが、打ち合わせの中で来年1月発売予定のDVDが5月に延期となりました。撮影は予定通り11月におこないます。発売日が延期となりましたが、それまでに取材など本の方へ出させて頂くことになりそうです。打ち合わせ後は懇親会まで開いてくださり、色々と多岐に渡るお話をさせていただきました。このブログのリンクに「人生の一頁」という武術を始めるまでの出来事を書いた記事がありますが、それにも書けなかったお話など思えばいろいろとあったなぁ…と自分でも思ってしまいます。

 これまでお世話になった方、今現在もお世話になっている方、そうした方との関わり、そこからの発展、今僕が生きている場はそうした出会いの集まる場になっていると感じております。以前、WEB動画かざあな。で打太刀を務めて下さった青木賢治さんから、「金山さんは、ブラックホールのように人がひきつけられるんです。」という過分なお言葉を頂きましたが、私がそうなのかどうかはさておき、そういう場に生きているという実感は強く感じております。

 井上欣也さんからは「同じ時間軸を生きていると、考えていることや想いが同調しますね。」という言葉も印象に残っています。退路を絶った人間にはどこかしら意識とは違うところで何かが働いているのかもしれません。このところ私がもっとも興味があるのは「深層心理からの教示」です。意識だけが自分ではない。だから身体の声に耳を傾け、直感にはなんらかの意図が隠され後で納得させられることも多分にあります。ですから深層心理を棲み家とする超優秀な編集者の仕事を邪魔しないように意識がいつも主役に出ていてはいけないのでしょう。身体からのサインに従える生き方は贅沢な生き方だと思います。人は魚と同じように水によって生き方が変わってしまいます。自分にあった水(環境)、それは身体がサインとして発しているかもしれません。人によっては水を変える必要に迫られているかもしれません。原因となる水そのものを別物に変えなければ生きてはいけないこともあるでしょう。それを食い止めているのは何なのか…

 僕は好きなように生きてきました。当然、貧乏で食べるものにも困った時代を長年経験してきましたが、我慢して会社で働くことはどうしても無理でした。僕には今の水が合っていると思います。水が変わればそこに生きている人も違いますので、生きやすくなりました。今出会っている人には本当に感謝しておりますし、これからも共に幸せに生きていくための日々を模索しながら何かを得るために実践して生きていたいと思います。

 そうした色々な方とこれからどういう展開が待ち受けているのか、共に何かを生み出し発展させ生き方として通じて行くものとなるように今やるべき事を一つ一つやっていこうと思います。


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2018-10-25(Thu)
 

癒しのクラーチ剣術教室

 本日のクラーチ剣術教室では、このところ体調不良で一ヶ月程お休みされているKさんが気に掛かりますが、お会いされた方は「元気でしたよ、食事も自分で作ってるから大丈夫よ。」と世話好きの(良い意味で)Hさんから伺いましたので安心しました。Kさんも八十七歳になられますので風邪を引かれたそうですがゆっくり治してまた元気な姿とHさんとの漫才のような掛け合いが聞けるのを楽しみにしております。

 五年目を迎える教室ですが、現在十名の生徒数のうち半数の方が八十歳代となられました。昭和の八十歳代と平成の八十歳代は健康年齢が全然違いますから驚きです。これからも皆さんがどこまで付いて来て下さるか、皆さんの信頼を裏切らない講習を考え続けて行かなければなりません。

 効果的に身体を動かし脳に刺激となる内容を飽きないように楽しめるものとしてお伝えしていかなければなりません。毎々ヒット曲を提供するのは至難ですが、私自身の深層心理に問いかけていない部分もありますので、どこかでポン!と次なる新鮮なものが用意され頭に浮んでくるかもしれません。いろいろやり過ぎても大変ですが、新曲はいつの時代も待ち望まれますから。

 今夜は、思考が底をつきました。まだまだ時間がありますがたまには早く身体を休めたいと思います。


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2018-10-23(Tue)
 

行き着く先は感謝になる

 六年目に突入したGold Castle 殺陣&剣術スクールでは本日も体験参加の方含め賑わう講習となりました。

 今日は9月の抜刀術特別講習会にもお越しいただいたパフォーマーであり役者のNさんが殺陣クラスと剣術クラスの講習に参加されました。海外でも活動されている方ですので、こういう方にお越しいただくのは講師といたしまして身の引き締まる思いがいたします。また是非お越しいただき、皆さんにとっても良い刺激となる講習になればと思っております。

 13歳のR君も今日は体験参加二回目ということで前回よりも雰囲気に慣れたというか、今日を楽しみにしていたというのがひっそりと伝わってきました。大人と一緒におこなう事で成長していくことは中学一年生から入会し、現在高校二年生となったK君が証明しています。言葉遣いや礼儀など、直接言葉で言うよりも大人を観て覚える事も勉強です。これからまた講習での楽しみが増えてきそうに感じております。

 役者のMさんのご紹介でMさんがお越しになられました。Mさんは殺陣のセンスも良く、そのほかにも杖術に関心があり、そこで得られる身体感というものを求め公園などで一人稽古されているそうです。私も昔は夜中に近所の公園で木刀での素振りや杖の稽古などをおこなった時期もありました。砂まみれになりながらあっという間に一時間は経っていたのを覚えております。

 杖はいつかGold Castle での殺陣クラスでおこないたいと考えておりますが、現在はタイプⅠ、タイプⅡ、タイプM、この三種類を柱としてそれぞれに合ったものをおこないたいと思います。ですので、生徒の中でもある程度進んできた方は、今後立廻りの時間を増やし、その中で個別にまたはペアで抜き出し稽古をおこなうスタイルとしていきたいと考えています。その他の生徒は、これまでのように、万乃型や、払い五斬、三歩拍合、空抜け、払い抜け、そうしたものをおこなっていただきます。

 生徒が増えてきますと、立廻りも安定的に進めることが出来ますので、とくにこれからは男性陣の充実を図りたい所でもありますので、これからの生徒達を育てていけるように励んで参りたいと思います。また女性陣に関しましては、これまでのように新しく生徒になられ継続して参加されている方もいらっしゃいますので、伸び盛りの時期に吸収していただけるように務めて参ります。

 剣術クラスでおこなった抜刀術や納刀法も皆さんに興味を持って取り組んで頂きました。初めは難しいと思われる部分も多いかと思いますが、徐々に頭が慣れてきますと身体に余裕が生まれますので、その時まで焦らず自分の身体に興味が持てるように、何か一つでも見つけることが出来れば大きな一歩です。

 来週は10月最後の講習となります。10月もいろいろと動きのある時期ですが、来週は土曜日日曜日ともに深川スポーツセンターでの開催となります。土曜日は15時00分~16時30分(杖術クラス)の講習となりますが、14時00分~14時50分までは自主稽古が出来るように会場を整えておりますので、お早めに来て稽古をされたい方は遅れを取り戻すのに良い機会だと思われますので、私も会場におりますのでご質問を承ります。(自主稽古は受講回数に入っておりませんのでご安心ください。)

 明日は第四月曜日。武道場での稽古が無い日なので、メールのご返信や「かざあな。剣術編」の下拵えに時間を費やそうと思う。やらなきゃいけないことはあるが、自分で作り出した出来事を「やらなきゃいけない」状態にさせられるありがたさに感謝しなければならない。これまで回り回って時を重ね生きて来たので、やるべきことやりたいことが繋がった今は思いもよらぬエネルギーが沸いてくるのだろう。行き着く先は感謝になる。


2018年10月21日 Gold Castle


 明日、22日(月)フジテレビにて21時00分~21時54分「SUITS/スーツ」という番組に私が毎週火曜日にお世話になっている「クラーチ溝の口」が映るそうです。どの位映っているか分りませんが、余裕があれば観てみたいと思います。


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2018-10-21(Sun)
 

暫くお別れとなる戸越体育館での稽古

 金山剣術稽古会 土曜日稽古会を本日15時00分~17時00分まで戸越体育館剣道場でおこなった。

 今日は渡部氏のみの参加だったので、予定時刻を30分早め14時30分から開始。杖術、剣術、小太刀をおこなった。

 互いに汗が吹き出るほどの熱い稽古となった。動きの確認のため三十連円打の撮影と新しい杖の抜き技も撮影した。そうした撮影が絡んでくると心理的にも動揺しやすくなるため、今日は渡部氏をかなり追い込んだ。これは成功させなければ終わらないという追い込みであり、非常にミスの出やすい内容であるが、それを失敗しないでおこなうことは極めて難しいもの。そうしたときに自分をどう思うのか、私をどう思うのか、この状況をどう思うのか、追い込まれた際の向き合い方には本心が出るので、そこで強さを知るか弱さを知るのかが逃げない気持ちや結果に表れる。

 いつもいつもこうした稽古では身が持たないばかりか性格が曲がってしまうかもしれないのでそうした鬼が表面に出ないように稽古しているが、そうしたものが武術稽古の根底にあることは否定しないので、いつ如何なるときでも状況によっては鬼が現れるということを知った上でさまざまに語りさまざまに楽しみ稽古に取り組んでいる。

 杖術で偶然「打ち押さえ」というのが出たが、これは相手の手元に突き入るようにおこなうため、かなり集中しておこなわなくては稽古相手を怪我させてしまう。今後この打ち押さえに突き入る動きをおこなうかはあらためて検討したいが、今日の二時間三十分は、「稽古は甘くない。」という私自身も含めそういう教えをどこかから頂いていたような時間であった。こういう稽古も出来たことは渡部氏に感謝しなければならない。

 今日は朝からみかん一個と小さな菓子パンのようなものを一個しか口に入れてなかったが、全くエネルギーが落ちることなく動いたと思う。昨夜はふだんよりも2時間ほど早い1時に寝たのが良かったのかもしれない。今夜はまた3時になりそうであるが、明日は夕方から講習なのでそれまではゆっくり時間を使えそうだ。

 戸越体育館は明後日22日から来年3月31日まで耐震化工事のため利用不可となる。マンツーマンでの集中稽古には最高の場所であっただけに残念であるが、それまでの間、品川区総合体育館か江東区スポーツ会館で金山剣術稽古会の稽古をおこなう予定である。ご縁のある方との稽古会でもあるが、そうしたご縁がこれまでと違った流れから繋がっていくことを予感し期待している。それまで、今ご縁のある方々との集中稽古で今の内にいろいろな事を進めていきたい。


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2018-10-21(Sun)
 

Gold Castle 殺陣&剣術スクール五周年

 本日は戸越体育館剣道場でGold Castle 殺陣&剣術スクールの講習をおこないました。2013年10月20日に開講した教室が本日で丸五年を迎えることが出来ましたのは、付いて来て下さる生徒の皆様のお陰です。流派を名乗っている訳でもありませんし段位もありません。動きそのものがこの教室の根幹を成すものとしてありますので、身体の使い方、技の通り、手に入れた身体感、そうしたものが各々に芽生え始めることで、私と生徒達との間に信頼が生まれ今日に繋がっているのではないかと感じております。

 私が一人でおこなっているものですから、縛りもしがらみも全くありません。そのことは稽古における状況としては純粋に向き合うことが出来ますので今後もそうした関係性の中で自由に速やかな対応で務めて参りたいと思います。

 五年経ちますと、生徒の技量にも差が生まれ始めます。土曜日の剣術クラス杖術クラスにしましても、二、三年前に比べ内容は難しくなってきております。日曜日に関しましても、立廻りでの経験は基礎的な部分も含め動き全体の中でセリフは無くとも表現としてのお芝居も関わってきますので難しくなっております。

 そうした中で、新しく生徒になられた方、これから入られる方、そうした方をどのようにジックリと育てて行くかが私にとっての課題とも言えます。早く育てたいという思いもありますが、そこに楽しさが失われてしまえばこのGold Castle という教室らしさが失われてしまいます。もちろんその方の求めに応じて調整して行きますが、六年目に突入しあらためて皆と共に礼儀を心得ながら笑い溢れる講習となる教室運営を大事にしていこうと考えております。

 これまでにも多くの出会いや思い出がありましたし、これからも出会いと思い出が作られていくでしょう。それを良いものにしていくには場が整っていることが大事ですので、人の良い部分が表に出る場となるように、これからも生徒の皆さんと共に進んでいく所存です。

 支えて下さっている生徒の皆様に心からお礼申し上げます。


2018.10.20 Gold Castle


2018.10.20 Gold Castle 猫イラスト


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2018-10-20(Sat)
 

深層心理からの教示

 10月も半ばを過ぎ、熱いお風呂が気持ちいい。昔からぬる目の湯加減を好むのだが、久しぶりに熱いお湯に浸かると肌に染み込むような気持ちよさを覚える。身体はその時々によって意識に訴えかけてくる。その訴えこそが実はとても大事であることに気がつき、そのサインが自らをプラスに運んでくれることに信頼が持てるようになったのはここ数年間のこと。そしてそれを任せている間の無意識の働きと、意識的な場における結びつきを共同作業でおこなうことを楽しめるようになった。なぜ、そういう動きをしたくなったのか?なぜ、そういう言葉が突然出たのか?そこには「因果」が関係していると思われるが「本当にそのことに興味がある」、「そのことが頭から離れない」というような事はむしろ頭から忘れ離してしまった方が、意識下にある自分より遥かに優秀な編集者ともいえる脳の別部分に委ねたほうが良いのである。そうした「寝かせた状態」が、あるとき突然に身体が何かを選びはじめたり、堰を切ったように言葉が意識の整理が付く前に出てしまうことにこれまで以上の深い関心が出てきた。

 思いの度合いや純粋な探究心が深層心理で整理編集され、どこかでその時に合わせたかのように浮上して意識下にあらわれる。だが、何かに利用しようとか、表面的な体裁のための探求心になってしまえば、そうしたものは意識下だけの自分であり、優秀な編集者が棲む深層心理からの教示をいただくことは無い。私が稽古で邪心をもつことは全てを失う事であると確信を持っていえるのはそうしたことだからである。稽古以外でも邪心に関わるような人間関係や行動は慎まなければならない。

 
 さて火曜日からの稽古記事を記したい。

 火曜日はクラーチ剣術教室の後、夜から江東区住吉にてS氏と稽古。現在住吉での稽古はI氏とS氏のみであるが、12月から新宿スポーツセンターが来年3月末まで空調設備の工事にともない利用できなくなるため、この住吉での稽古が増えてくることになる。個人的には住吉の稽古場は駅から徒歩15分歩くが、遊歩道というのか長い川沿いの直線を歩くのが半分位なので、風情を感じるというか人も少なく私はこの稽古会場までの往路は好きである。剣道場は数ヶ月にひと月は混雑することもあるが、それ以外はほぼ数人しか利用していないので良い環境で稽古が出来ている。

 S氏との稽古では、まったく初めての方なので一からゆっくりと姿勢から身体を動かした際の骨格の動き方の関連まで時間を使ってお伝えしている。こうした稽古では私自身一人では深く考えないような部分まで時間を使っておこなえるので改めて言葉にして得られることも少なくない。また身体を動かすことだけでなく生き方を通じての会話も学びとなるので、そういう方にお越しいただけるのは私としても有り難い事であると思う。

 翌日水曜日の稽古は戸越体育館で渡部氏と稽古。

 渡部氏が一人稽古をしたいということで、先に会場入りしていただき私は11時前に到着。会場は9時から使えるように借りているので、先に来て一人稽古をおこなっていただくことは喜ばしいことだ。もちろん私も一人稽古を大事にしているので、そういうタイミングを見計らって一人稽古をおこなうことは常である。ただ、共におこなうもの(これから一緒に稽古をおこなう人)が一人でも居ると一人稽古は成り立たないので、その合間の時間は貴重な時間といえる。

 しっかり汗をかいている渡部氏と挨拶を交わして稽古に入る。 

 杖術稽古で、「このところ新しい何かを生み出すような稽古を意図してやっていませんでしたので、ちょっと考えましょうか。」と渡部氏に自由に打ち込みや突きを繰り出して貰い、それをさまざまに払い対応していく中で手首を返して打ち落とす新しい動きを得ることが出来た。昨日の杖術稽古では、型というよりは実戦形式でおこないながら身体が選んだ、求めたものを検証し稽古法に取り組むべく試行錯誤を繰り返した。この日に得た手首の返しにともなう打ち落としは今後新しい型稽古に取り入れる可能性も高い。

 次に、杖の抜き技についても実戦を想定しより小さく有効であるものを取り入れながら、瞬時の対応を養う装置化した身体の動きを手に入れるための稽古法として、打ち込みからの抜き技と、それに対する払い、突きからの抜きと、それに対する払いをそれぞれおこなった。この稽古に言えることは、攻め手側受け手側共に居着けない状態となり易く、そうした瞬時の反応と併せて足が居着いてしまわない稽古法としては今後多くおこなうことになるだろう。11月17日(土)におこなう「杖術 特別講習会」でおこなう予定。前回新たな型稽古として考案した「逆足之型」も同様におこないたい。

 そして昨日木曜日の稽古記事に進む。

 昨日は新宿スポーツセンターにて渡部氏と稽古。予定より15分早めに開始したもののあっという間に2時間15分が経過。水曜日に得た杖術稽古が中心となりかなりの時間を費やした。誘いに掛ける重心移動の難しさ、予測した対応ではない、瞬時の対応が求められる難しさ、そうしたものがこの稽古では身に取り入れることが出来る。

 抜刀術では、久しぶりに袋竹刀を持って行き渡部氏に打太刀をお願いして四本抜刀術をおこなった。あらためて二尺七寸での対応は困難であることを痛感するが、そこにどう対応していくか、身体的心理的居着きをどのように処理していくか、深層心理からの教示を待つべく稽古に向き合う。

 最後は15分ぐらいしか時間がなかったが、身体の調子が戻ってきたので木刀による「連続斬り返し」改め「連続切り返し」をおこなった。この稽古の特徴は、抜刀術もそうであるが動いている最中は自分でもどうやっているのかよく解らない所があり、そのよく解らない所をどうするのかを感覚的に得ていく稽古である。人間の持っている能力、計算力を引き出すには意識に頼らず、無意識の計算力、処理能力に任せたほうが上手くいく。そういう稽古として連続切り返しや抜刀術の稽古はより自己と向き合うということになる。

 不思議なことに、連続切り返しをおこなった後、それまで腰の具合が良くはなってきたが若干重さを感じていたところが解れたような感覚があり、一日経った今日はほぼ感じなくなった。浮き身を掛け高速で震えるように落下していくことで何か腰が落ち着いたのかもしれない。まさに「落ちて着く」という感じだ。今回、前回撮影した連続斬り返し映像と差し換えて四回から六回までの切り返しを撮影した。まだまだ全然扱えていない感覚でおこなっているが、今後もっと何かしらの進展があったら映像を差し換えようと思っている。これに限らず他の映像も、かざあな。など配信したタイミングに合わせて削除する映像もあるだろう。

 昨日はダブルヘッダーのため、夜からは住吉でI氏と稽古。

 前回に続いて先日もお昼からNHKの生放送30分番組のMCを務められ、その放送を拝見させたいただいたが、何とも不思議な気分がするのである。同じ人のようで違う人のようでもあるし流石だと感動。とにかく嬉しいことは、真面目で生き方を真剣に考えておられるI氏がちゃんとそれに応えられる場で活躍されているということ。性格的にもお人柄としてもNHKでのお仕事はピッタリだと思う。今後の発展が益々楽しみな方である。

 稽古では、いつものように脚部鍛練稽古をみっちりおこない、浮きによる軸足を作らず床を蹴らない脚足の運用法として「表裏転廻」をおこなった。感覚的に掴めてきた所で、今度は私自身もひさしぶりに「高速転廻」をおこなった。昔は「落ち蛙」という名前で講習会でもおこなったことがあったが、このところはめっきりおこなっていない。

 この「高速転廻」をI氏にもおこなっていただき、意外にも、と言っては失礼かもしれないが体幹がしっかりしているので、「連続高速転廻」が頭に閃き、両手を打つ音に反応しておこなっていただいた。これはやっていて楽しさを感じる内容でもあるので、今週の講習会や稽古会でもおこなうつもりである。

 杖術では「二十連円打」を少しおこなった後、「掴まれた際の対応」をおこなった。私が驚いたのは一番から四番まで手順があるのであるが、ほとんど悩むことも間違えることも無く覚える事が出来た。I氏いわく「あまり何も考えずにおこなっていました。考えると上手くいかないことが多いです。」と仰っていたように、身体がもっている自然の計算力に委ねることが稽古の順番としては効率が良い。理屈は後から意識的に考え、初めて経験するものに対しては身体に委ねてデータだけインプットしておくほうが良い。

 どうしてI氏が考えずに出来たのか数秒考えたが、おそらく先ほどおこなった「高速転廻」が考えている暇の無い動きなので自然とそういう思考回路になっていったのだろう。逆に言えば、動いている瞬間は考える暇がなく身体に動きの手続き調和のタイミングを委ねているところがあるので、動く前の状態作りが大事であるということなのだ。

 このことにI氏は深く感じるものがあったようで、自身への考え方に通じるものがあったのではないかと思っている。そうしたことからその場に座り、私がこのところ感じ続けていることのお話をさせていただいた。先にも書いたが「寝かせておく」ことの大切さ、身体のことだけでなく、人間関係においても同様に寝かせておくことでその人への想いは昇華されるのではなかろうか。

 なにごとも、調べれば最新の情報が目に入る時代。魑魅魍魎が姿を変え跋扈している日常。そうした物思いに耽る時間も許されない慌しい社会の中で、魑魅魍魎達の術中に嵌らないように生きていくことは、これから生き抜いていくための対応法でもあり、そのためには、「身体を通じた深層心理からの教示を自らの脳内に浮上させるべく身体感を養うこと。」同時に自らのなかに別の存在を感じる客観性を育て、視野を広げ、そこから観える自身の姿にこれからの対応法が観えてくるのではないだろうか。

 心を正常に保つには、身体からの声、心からの声に、ちゃんと反応してあげなければならない、意識があまりにも我を占領しすぎてしまうと、身体や心は崩壊してしまう。意識は我の全てではないということだろう。自意識過剰という言葉があるが、別の意味としてもこれに当て嵌まる。そうした意識を常に浮上させようとする魑魅魍魎達の餌食にならないように、チコちゃんに叱られるかもしれないが、ボーっとする時間も重要なのである。

 最後は杖整体操をおこなった。ここでもI氏にとって重要な何かを感じ取って頂けた。それは心の部分であるが、この杖整体操では人の心のバリアが表に出やすいので、それを解き放ち「快放状態」に持って行けることで、その人にとって感じていた「不安」「不満」「精神的滞り」などに変化の兆しが生ずるのではないかと感じている。防御反応が先に出やすい人は、一人でおこなう体操をおこなうことで自由な姿勢痛みを我慢することの無い心地良さを体感すれば、身体と心は密接に通じ合っているものなので、なんらかの変化が自らの中で発見できるかもしれない。

 帰宅してからは、毎週木曜日の深夜0時30分~東京MXなどで放映されている神ノ牙-JINGA-にGold Castle 殺陣&剣術スクールのS君が主要キャストで出演されているので欠かさず観ている。昨夜の第三話はS君の回となっており、ホラーに憑依されるという役どころ。主人公の井上正大さんと戦う場面もあり、かなり剣を振るシーンが多かった。作品でのアクションシーンは現場のスタッフによる動きの付け方であるが、この作品の大抜擢が決まるキッカケとなったのはGold Castleでおこなっておる殺陣クラスの「万乃型」が別のオーディションでプロデューサーの目に留まったことにある。このお話はお母様から伺ったのであるが、私もこの作品の初期の「牙狼」を全話観ていたので今回の大抜擢には驚いている。毎週木曜日テレビを点けるのが楽しみである。

 数日分の稽古記事により長くなってしまったが、その日ごとに得られるものは貴重である。今夜もまだまだパソコン前での作業はあるが、今後もこうしたことが自然と増えてくるような気がしている。自分の生き方を選んだ上でその同一線上に人と関われるということは誠にもって有り難いことである。


2018年11月03日(土) 「杖整体操」のお知らせ(お申し込み受付中)

2018年11月17日(土) 「杖術 特別講習会」のお知らせ(お申し込み受付中)

2018年11月22日(木)23日(金) 「関西特別講習会」(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会HP

2018年10月 稽古日程

2018年11月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2018-10-19(Fri)
 

「杖術 特別講習会」のお知らせ

 2018年11月17日(土)品川区総合体育館 剣道場にて杖術の特別講習会をおこないます。

 これまでに講習会などでおこなった型稽古等を集中的にお伝えしたいと思います。その方に合わせた型稽古がありますので、初心者から経験者まで幅広く取り組めるものとなっております。毎週通うのは大変と思われている方にはこうした単発での講習会はおすすめです。合気道家の方には好評をいただいております。

 初めての方や他流の方、高齢者の方も歓迎いたします。
 (貸し出し用の軽い杖は用意しています)


2018.08.11(土) 杖術 特別講習会
※写真はWEB動画「かざあな。杖術編」より


【開催時間】
18時00分~20時00分


【会場】
品川区総合体育館 剣道場


【参加費】
3.000円


【お申し込み方法】
ホームページ、または「こくちーず」より下記の内容を明記してご連絡下さい。
①「氏名」 
②「年齢」 
③「性別」 
④「杖の有無」 

上記の内容を確認しましたら、こちらより折り返しご連絡させていただきます。


≪プロフィール≫
松聲館 剣術技法研究員
金山剣術稽古会 主宰
Gold Castle 殺陣&剣術スクール 主宰
高齢者住宅 クラーチ溝の口 剣術教室講師


≪参考動画≫
三十連円打

十一之型


2018-10-17(Wed)
 

猫に縁、本日のクラーチ剣術教室

 今日のクラーチ剣術教室では、Gold Castle 殺陣&剣術スクールからWさん、Yさん、Nさんがゲスト参加されました。夏には、郁己君とお母様、川原田氏、後藤氏の四名で伺ったこともあり、ゲストの多い内外から人気の教室となってきました。

 今日はクラーチの生徒さんが三人お休みでしたので、丁度人数的にはいつもと同じ十名のなかで講習をおこないました。今回初の女性ゲストということもあり、生徒の皆様いつもと違って緊張というか遠慮が伺えましたので、程なくしてペアを組んでいただくことにいたしました。

 Gold Castle のホームページの猫をコピーして自室の前の表札辺りに貼り付けてあるHさんが、その作者でもあるYさんをご紹介したところ、もう居ても立ってもいられずに、休憩時間になるとYさんを連れ出して、自室の前に貼ってあるある猫の表札を見せに行ってしまいました!(笑)ちなみにお部屋の中の猫の絵か置物まで嬉しくてお見せしたそうです。

 Hさんはいつも猫の柄が入ったTシャツを着ている程猫好きで、元来お世話をすることが好きなタイプの優しい方です。猫好きと言えばゲストに来られたWさんも性根の入った猫好きですので、Hさんと対面させたいという私の願望が叶いました(笑)。Hさんは特別講習会や杖整体操にも来られておりますが、まさに猫を被る…というのは冗談ですが、やはりHさんのホームグランドでお会いしなければ始まらないと思っておりましたので、今日はHさんは夢見心地だったのではないでしょうか!(笑)

 男性ゲストのNさんも猫を飼っており、HさんWさん含めたお三方はいずれも保護猫を十数年育てており、猫好きが猫好きを呼ぶという何かそうした波長があるように感じました。

 講習では、それぞれペアになっていただいたことで、みなさんの緊張も解けていつものようにワイワイと賑わいながら教え合う風景となりました。もうそうなったら私はやることが無いので見渡してニコニコしているおさぼりタイムです(笑)。

 最後は、十五分程「杖整体操」をおこない、ゲストのみなさんがそれぞれクラーチの生徒さん達を施術するふれあいタイムとなって、あらためてこの杖整体操の役割の大きさを知る事になりました。今日始めて仰向けになって両腕を持ち上げられる操作を八十五歳のIさんに実践しましたところ、握力を心配しましたが無事に二回ほどおこなうことができ、このまま横になっていたいと仰って頂くほど気持ち良くなって頂くことが出来ました。Tママも始めて受けられましたが気持ち良くなっていただくことが出来ました。そしてGold Castle の生徒でもあり、クラーチ剣術教室の世話人でもあるOさんも今日初めて私の操作で両腕を上げ始めたところから脱力し表情がトロンとしてきました。この表情の弛緩は芝居では出来ないと思いますので、「ああ、ようやく効きはじめてきたな!」とこの杖整体操の特徴の一つともいえる、相手にゆっくり戻してもらう際のなんともいえない独特の気持ちよさを得ることが出来たと感じました。

 Oさんいわく、「不安が緊張になってどうしてもカラダが強張ってしまうんです。」と仰っていたように、長年の痛みや不安というのは、一言では取り除けません。ですから、そうした心と身体の状態が初めて信頼に傾いたというのは極めて大きい出来事であると思います。そこで初めて弛み解放し流れ取り除かれるものがあるのかもしれません。心と身体は密接に関わっておりますので、身体の状態がそのように受け入れられるようになったということは、どこかで心の状態にも変化が起きているかもしれません。私としても、諦めずにみなさんに受け入れられたことは大きな経験でもあります。

 講習後は、スタッフの方にお願いして恒例の記念撮影。昨日15日(月)21時00分放送のフジテレビのドラマにクラーチ溝の口が映ったそうです。来週22日(月)も21時00分から放送のフジテレビのドラマにクラーチ溝の口がシーンの中で登場するらしいので、忘れずにチェックしたいと思います。

 写真撮影が終わってレストランで皆さんとお食事。今回も人数が多いため別室をお借りしての懇親タイム。テーブルが広いため椅子を寄せ合いワイワイと話が飛び交う。今日はTママがワインゼリーを作ってきてくださり、バニラアイスを乗せて皆でいただきました。評判もよく美味しかったのですが、甲州ワインがほのかに気持ち良くなるほど効いてきました。いつも本当に皆さんの分を作ってきて下さりありがとうございます!

 玄関で皆さんとお別れし、ゲストのお三方は振り返って遠くから手を振っているクラーチの皆さんにお返しの手を振りながら、私は先頭に立ってスタスタといつものように歩いて駅まで向かいました。ホームで私だけ反対側の電車でしたのでそこで先に電車に乗った三人を見送ってお別れ。レストランでも「また来てくださいね~!」と言われておりましたので、本当に今回もゲストの皆さんにとってもクラーチの皆さんにとっても良い時間を過ごすことが出来たと思います。

 一度行ったら病み付きになる雰囲気はありますので、今後ゲスト参加は頻度が増えそうな気もしております。益々この教室が明るく爽やかで楽しめるものとなるように私も務めて参りたいと思います。

 本日はみなさま、楽しいひとときを共に過ごさせていただきありがとうございました!

 最後に記念写真を掲載させていただきます。


2018年10月16日クラーチ剣術教室


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2018-10-17(Wed)
 

かざあな。剣術編に向けてスタートいたしました

 先週金曜日の夜にかざあな。予告編を配信し、翌日土曜日の朝にかざあな。杖術編を配信。さらにその日の夜中に、テロップを替えて下さった予告編に再配信し直して、かざあなプロジェクト第一弾、かざあな。~杖術編~は一段落した。

 配信を終えた直後は、しばらく数日間は次の事を考えずにいようと思っていたが、昨日月曜日からすでにモードが剣術編に入ってしまっているから自分でも驚く。

 これは二ヶ月三ヶ月と舞台稽古から本番を終えて翌日翌々日に、セリフの事も心配せずに、準備したものの事も心配せずに、稽古に行くことも心配せずに、まるでその数ヶ月間の日々のルーティーンが嘘だったかのように次の気持に切り替わっている感じにも似ている。

 僕自身、今は杖術編の事は完全に離れ、今は剣術編の音楽に聴き入っている。次回作かざあな。~剣術編~は杖術編とは全く違うサウンドになっているから私も新鮮な気持で何度も聴いてしまう。作品で音楽を務めて下さっているTAMTAMのMariさん&Takaさんは、TAMTAMというメジャーデビューされたミュージシャンであることは何度かこのブログでお伝えさせていただいていますが、いま筋肉体操で話題の武田真治さんと高橋由美子さんがご出演された「南くんの恋人」の主題歌「友達でいいから」の作詞作曲もされているんです。「友達でいいから」のフレーズは僕でもメロディーは出てくるほどのメジャー曲を作られたのがこのお二人だったと知ったのは、じつは、Mariさんにかざあな。の企画をお伝えした後の昨年9月頃だったと思います。

 先に知っていたら恐れ多くて、動画配信のために音楽を作っていただくなんて酔っ払っても言えません。Mariさんにお願いした一番の理由は、昨年だったと思うのですが狛江エコルマホールでのHEY!WAO!のイベントにご招待して下さった事に遡ります。

 当時私の教室によく通ってくださっていた生徒さんであり、MariさんUmiちゃん、ウインターの三名のミュージシャン関係の方々が集中して殺陣や剣術、杖術に取り組んでくださいました。なかでも印象深いのは杖の「二十連円打」を楽屋だったかスタジオだったかで練習していたというお話。十三番位までは進んでいたと思いますがブログを拝見しても分るように本当にお忙しく音楽活動をされております。

 当時は、どういう方なのか詳しくは知らなかったですし、ただ、雰囲気は僕のこれまでの経験上凄い方だと直感的に感じておりました。そして、ご招待して下さったエコルマホールでのライブと、本番前ギリギリまで楽屋でにこやかにウインター達とお話させてもらえた感動はとてつもなく大きかったのでした。本番前、呼び出しが掛かる前なのに、ウインターはいつものように優しくジャンベ(アフリカの太鼓)のチューニングを見せて下さったり、質問にも丁寧にお答え下さり、そこへ躊躇無くご案内してくださり皆さんにご紹介して下さった、本番前の一番忙しくピリピリしてるはずの時間帯にいつものようにお気を使ってくださり、この瞬間に「この方々は素晴らしい!ふだんもステージも同じ生き方なんだ!」と短い時間でしたが感動するには十分な時間でした。

 ライブは中学生達がおそらく全校生徒だったと思いますが、ブラックミュージックに導かれ数人どころか数十人が踊り、ステージに招かれ客席まで練り歩くといった物凄い一体感のある、学生達にとって一生忘れることのない想い出の場に私も遭遇したのでした。音楽だけでなく、Mariさんの人種差別のお話にも会場がシーンと静まり、場が一転ピンスポットライトの下Mariさんのお話は心を打つものでした。音楽のちから、感動、一体感、理屈じゃない身体が感じる魂の伝達がある!そうした沢山の感動が、このエコルマホールでのライブでは強く強く印象に残ったのです。忘れてはならないのは、緞帳(どんちょう)が下りた後、私をステージに呼んで下さり、皆さん全員と記念撮影をしていただき、その後、荷物搬入用の巨大なエレベーターに一緒に乗って一階入り口までMariさんとウインターが見送って下さり、最後まで手を振って下さった事が今でも鮮明に記憶に残っております。

 そうした想いが、僕の中でかざあな。という演武映像を撮ろうと考えた時に、是非ともMariさんに音楽をお願いしたいと思ったのであります。後に残るものをリスペクトしている方と出来たらこんな幸せなことはありません。そして、今年の2月26日にかざあなの撮影をおこない、それから今日に至るまでMariさんにどれだけ助けられているか勘定しきれないほど色々な面でサポートご教授いただいております。ものづくりの面白さを実感しながら、プロの実力をさまざまに感じ感動させられております。生きることに躓いている方には、Mariさんのような方をライブや、HEY!WAO!の活動を通じて知り合っていくだけでも救われるのではないでしょうか。

 かざあな。剣術編は、年内完成を目指して現在取り組んでおります。音楽の素晴らしさ、音屋と呼ばれるプロの方々、僕はそういう方々が昔から潜在的に好きなんだと思います。


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2018-10-17(Wed)
 

今夜は早めに

 本日は深川スポーツセンターにてGold Castle 殺陣&剣術スクールの講習をおこないました。

 殺陣クラスでは、タイプⅠを全員でおこない、絡みBのラストまで進みました。その日のメンバーによってはタイプⅡ組とに分かれておこなうこともありますので、現在三種類の立廻りをおこなっておりますが、そのメンバーに合わせて進められるところまでを考えております。

 杖術クラスでは、人数が少なかったこともあってか金山剣術稽古会モードとなり、そうした私の変化に空間が変わったのを感じました。気とも言うのでしょうか?分りませんが空間が変わる瞬間というのは不思議なものです。

 普段の講習とは異なりかなり話が多くなってしまいましたが、おそらく普段言わないことをズバズバと言ってしまう私になっておりましたので相手の表情の奥を観察しながら話しておりましたが、結果的に良かったと思います。もちろん、今日の参加者を見てそうした状況になっても良いと判断したからですが、自らの身体の使い方や状況を観察することは、自己との向き合いの手掛かりでもあり、我を忘れない我となるためにも、技という結果に表れやすいものに対し具体的に向き合うことが出来ることは武術稽古の特徴の一つではないでしょうか。自分と向き合い我を忘れないというのはなかなか難しいものです。ですから、動作の中で自らの身体を把握することに務め技という結果に対し判定しながら同時に我を知ることになっていくのではないかと思います。我の状態を知れば、相手への対応も見えてくる。逆に、相手の対応を見れば我の状況も解ってくる。ですので、技に対しても対人関係においても核なるものを踏まえ、自己と向き合う中で得られるものの判断がついてきます。すなわち、求めるものを求めず今の段階で必要なもの足りないものへの意識を忘れないこと。「良し」と思っていたことが実は妨げになっていることもよくあることです。その「良し」を疑ってみることが大切であり、頑なさにもセンスが求められるのです。

 今週火曜日のクラーチ剣術教室には、ゲストが数名参加されます。よくゲストがお越しになる教室だと思われているかもしれませんが、みなさんも刺激になるだろうし絶対に喜んでいただけます。イジられキャラのNさんなんかは持って来いの方です(笑)。今回は初の女性ゲストもお越しになられますので賑わう講習となるでしょう。

 今夜はひさしぶりに2時には寝ようと思います。本日もありがとうございました!


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2018-10-15(Mon)
 

かざあな。杖術編 併せて予告編も再配信いたしました。

 かざあな。プロジェクト第一弾「かざあな。~杖術編~」昨夜配信いたしました。

 かざあな。~杖術編~

 それにともない、昨日配信した「かざあな。PV_近日公開編」を再編集し、「かざあな。~予告編~ 絶賛公開中」と表記を変えたものを配信し直しました。ですので再度こちらにその予告編もお伝えいたします。

 かざあな。~予告編~

 これで第一弾、杖術編が完了いたしました。ここまで長い時間を費やしましたが、一切の妥協をしないチームですので、そうした部分が細かな部分にまで及んでおります。今回、そうした私の知らない世界の方々とやりとりをさせていただき、とても良い経験となっております。まだ二作残っているということは、まだ、この幸せなやりとりが続けられるというまるで舞台公演中のような嬉しさがあります。昨日、近日公開編を作って下さったUMIちゃんが、本編配信日に、テロップを変えて再度作り直してくださいました!これはアンビリーバボーな有り難さで、もうほんとにほんとに感謝感激で埋め尽くされてしまいます。

 あらためて人は個性があってそれぞれ違うから、何かが生み出されるということが分りました。それぞれの分野が、発展的に素敵にお付き合いしていく事が出来れば、毎日の日々は輝けますし力も無限の如く発揮されます。そうした経験価値観を知るということは、とてつもなく大きな財産です。それを知らなかった頃の自分は、今と見えるもの感じるものは全く違います。だから、自分が変わるための生き方をしながら、見える目見られる目が変わり、これまでと違う世界観の中で生きて行けるような気がいたします。批判だらけの日常は悲しいものです。言葉遣い、関わる人、時間を割く内容、そうしたもののループからなんとか脱して行かなければなりません。心やさしく、瞬間的に感じるものがどういうものなのか、そこを変えて行けるような出会いはすばらしいものです。

 そういう学びを得られたことも、このかざあなプロジェクトを実行して良かった事だと思います。まだまだ人生は奥深いなぁ。出会えば出会うほど、知らないことを学ばせていただける。人が人を好きになれる世の中でありたいと願います。


2018-10-14(Sun)
 

親しんだ懇親会会場とのお別れ

 本日は品川区総合体育館剣道場にて「剣術 特別講習会」を開催いたしました。今回も第一部に小太刀、第二部に大刀剣術と分けておこない、それぞれに集中した講習となりました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

 小太刀では、参加者が少ないこともあり、普段おこなわない脚足の歩の伸ばせ方を一列になっておこないました。これは前重心による重心移動にともなう慣性の働きと、重心を留め慣性の働きを先行することで脚足が流れていくという、床が滑りやすい道場では面白い稽古でもあります。

 床を蹴らずに、スケードボードに乗ったような感覚で床を滑っていくのですが、重心配分、寄せ足と前足の連動、足裏の皮膚の張り、そういったものが関係し歩が伸びていきます。もちろん微妙な浮き身も関係しています。

 そうした細かい身体の使い方をジックリとお伝えしたのち小太刀の稽古に入りました。今回新たに発見があったのは、小太刀で受ける際の軌道。肩甲骨の働きによる強さと、受け止める際の衝撃を吸収する動きが今回の講習会中に得ることが出来ました。これは特徴的でもありますので、告知の許可をいただいた、BABジャパンのDVD収録でお伝えしようと思います。出版社のBABジャパンは、武道武術をやっている人ならご存知の「月刊秘伝」を発行されている出版社です。今回お話を頂きましたので、私に出来る事があれば微力ながらお引き受けさせていただいた次第です。初めてのDVD発売に向けて、私もこれまでの稽古で得たものをなるべく解りやすくお伝え出来る様に考えております。慣れていないものですから、こうしたときは出版社の方のサポートは大変助かります。すべてはご縁からのことですので、大切にしていきたいと思っております。

 
 話を戻します。小太刀では今回稽古でもやっていない初めての技「対上段入身水平斬り」をおこないました。これは今後何かしらの変更があるかもしれませんが、私の小太刀には、右手首の使い方が肝でもありますので、やはり大刀剣術に比べて変化の多い小太刀剣術は難しい反面面白さがあります。

 第二部では、初めてお会いする方もお越しになられ、人数が少なかったのですがその分時間を掛けて観る事も出来ましたので、参加いただいたその方は懇親会にも参加して下さり、おかげで楽しい講習会&懇親会になりました。人数が多ければ今日はそこまで観る事もお話しすることも出来なかったかもしれませんので、良かったと思います。

 懇親会では、いつもお世話になっていたデニーズ東五反田店が11月上旬で閉店になってしまうという悲しいお知らせを聞き、こちらのお店は本当に良くして下さり、いつも安心して利用させていただくことが出来ました。今日もベテランスタッフの方がお二人ご挨拶に来てくださり、こんなに良い雰囲気で混雑しているお店が無くなってしまうのは寂しい限りですが、私も一人で講習前にはほぼ毎回利用させて頂いておりましたので残念でなりません。次の懇親会会場を考えなくてはなりませんが、幾つか考えているところがありますので、次回五反田へ講習に行ったときに訪ねようと思います。今日で懇親会の利用が最後となりましたが、ほんとうにデニーズ東五反田店のスタッフの皆様、楽しく利用させていただきありがとうございました。


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2018-10-14(Sun)
 

「かざあな。」PV_近日公開編 本日配信いたしました

 動画配信プロジェクト「かざあな。」三部作の第一弾「かざあな。~杖術編~」に先駆けて、近日公開編を本日配信いたしました。


 「かざあな。」PV_近日公開編
※テロップ変更のため、再配信いたしました。

 かざあな。~予告編~


 この予告編に関しましては、音楽を作って下さったTAMTAMのMariさんとTakaさん、そしてGold Castle 殺陣&剣術スクールの生徒でもあり、Mariさんが主宰されるHEY!WAO!のホームページを制作されているUMIちゃんからのご提案でデータをお渡しして僅か一週間で配信させることが出来ました。それがどれほど時間を割いておこなう事かを考えますと、この作品に対する想いは感謝の思いで埋め尽くされます。

 今後は杖術編、剣術編、抜刀術編と配信していきます。贅沢にも音楽はそれぞれオリジナルを作って下さいます。音楽の良さ音の美しさもプロの手が加わっておりますので、是非ともイヤホンかヘッドホンで聴いていただきたいと思います。

 演武協力の青木さん、撮影の尾崎さん(本編では編集もおこなってくださいます)のお陰で映像が撮れました。皆様にあらためてお礼申し上げます。


2018-10-12(Fri)
 

「かざあな。杖術編」 公開間近となりました

 3時を過ぎ、今日の記事は明日にしようかと思いはしたものの、嬉しくて眠れない状態。それは、動画配信プロジェクト「かざあな。杖術編」の予告編を、音楽のMariさんとTakaさん、そしてMariさんの活動されているヘイワオドットコムのホームページ制作をされているFUちゃんがすばらしい映像編集をしてくださったからです!

 本編4分15秒に対し予告編は1分44秒となっております。その1分44秒の全てに編集の魂が感じられ、本当に僅か六日位で仕上がったことに驚愕しております。(信じられません!)毎日何時間も寝る間を削って作業してくださり、すばらしい映像となった嬉しさもあるのですが、そこまで懸けてくださったことに心から感動しております。

 Mariさんがヘイワオドットコムのブログでもご紹介してくださっております。heywao.com ブログ

 今週中に配信を予定としております。本編の方も近日中になりそうです。長らくお待たせしておりますがようやく一本配信出来ることに安堵しております。あらためまして、Mariさん、Takaさん、そして今回物凄いことをして下さいましたFUちゃん。メールでもお書きしましたが、もう僕にとっての宝物のような方々です。いや、宝物と言っては失礼ですね。ですが、世の中にはこういう本物のプロの方々がいるということを知りました。そのことは生きている中での希望というか嬉しさというか、技術をどういったものに使うかということでも学びました。お礼を言っても言っても言いたくなる、そんな気持です。世の中の人を見る目が変わりそうなほど、いや、変わらなくては駄目だと思うほどの、感動を頂きました。「魂の編集をありがとうございます!」視聴の際にはとにかくオリジナルで作成していただいた音楽が素晴らしくMA編集で現場の雑音もTakaさんマジックでかなりクリアになっております。間もなく公開されるこの作品はヘッドホンかイヤホンでご視聴いただくと数倍音の良さが伝わりますのでおすすめです。


 時間を巻き戻して、本日といっても完全に昨日の時間だが…新宿スポーツセンターで渡部氏と稽古。

 月曜日に後藤氏と稽古の際に新しく生まれた「逆足之型」をおこなった。特徴的なのは逆足に使う部分があり、その際の足運びと杖の動き、さらには重心の使い方などこれまでには無かった動きである。さすがの渡部氏も初めは困惑していたが、そこは私の稽古を誰よりも受けているので、程無くして攻め手も受け手も身体に入った。

 三十連円打に関してはこれまで意識していなかった杖の打ち止め方、打ち離れ方、そういったものが両手でおこなう場合と片手でおこなう場合とでは変える必要があることが分かった。もうそろそろお伝え出来ると思うが、現在ある出版社からの依頼を受け、剣術、杖術、抜刀術、小太刀などを収録したDVDを制作するための準備をおこなっており、構成台本も仕上がりつつある。来月11月初旬に撮影に入るが、そうしたこともあり、最近の稽古では撮影内容に近いものをおこなっている。

 最後に抜刀術をおこなった。今日は渡部氏に打太刀をお願いし、実際に斬り込ませる起こり頭を捉え各技をおこなった。これは「かざあな。抜刀術編」でも青木賢治氏に打太刀をお願いして幾つかおこなっているので、抜刀術や居合いの奥義ががなぜ「鞘の内」と呼ばれているのかは、鞘から刀が抜き放たれた瞬間勝負が決するからこそ、鞘から刀を抜かせてはならないことが前提であり、つまり抜かせた瞬間に勝負が決する速さが求められるのである。そのため抜刀術稽古では、その瞬間の体捌きを求め稽古し、鞘の内と言われる活人剣の境地に近づける稽古が居合い抜刀術の本来の稽古法としてあるべき姿ではないかと私は思うのである。

 夜からは、会場を移して住吉でS氏と稽古。

 S氏は今日が初めてで全くの初心者であるが、ご縁を感じたので私の稽古会でも一からお伝えしていくことになった。今日はあいにく剣道場が混雑しており、普段は数人しかいない剣道場に20人~30人近くいたのではないだろうか。それでも全くの初心者のS氏には広いスペースは今のところ無くても全く問題ではないので、得物に慣れていただくところからジックリとおこなった。

 金山剣術稽古会も、私があまり宣伝をしないためかお申し込みは数ヶ月に一人位である。まあ、そんな時期ものちのち懐かしい思い出になるかもしれないが、今はご縁のある方々とともに人生の稽古時間を共有し互いに成長して行きたいと思う。

 明日土曜日の「剣術 特別講習会」ですが、今回記録的な少人数での開催となりそうです。そんな開催もたまにはいいかと思いますので、講習会&懇親会ともに少人数で濃い内容になればと思います。参加された方はその分いろいろと集中的に時間を掛けられますので、楽しみにしていてください。


2018年10月13日(土) 「剣術 特別講習会」(お申し込み受付中)

2018年11月03日(土) 「杖整体操」のお知らせ(お申し込み受付中)

2018年11月22日(木)23日(金) 「関西特別講習会」(お申し込み受付中)

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2018年10月 稽古日程

2018年11月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2018-10-12(Fri)
 

纏まりから軽さへ手続きが入れ替わった身体感

 本日の金山剣術稽古会は夜から新宿スポーツセンターで後藤健太氏とおこなった。

 三連休最後の日となる体育の日だったせいか剣道場は混雑しており、三十分早めに到着され「杖整体操」で身体を解されていた後藤氏とともに今日はこの杖整体操にて身体を整える内容から始まった。

 私も後藤氏も月曜日はごまかしの効かない疲労に襲われているので、身体の調整が稽古の中でも割合を占めてきた。後藤氏も杖整体操の工夫をいろいろと試されているので、新たな気持ち良さを得られることも少なくない。今現在、正座をして記事を打ち込んでいるが、腿とふくらはぎの間に杖を挟んでおり、微妙な骨盤角度の操作により圧が調整でき気持ち良いのである。これは後藤氏がおこなっていた方法を見て、さっそく自宅で実践している。

 今日は一時間以上杖整体操をおこなったが、昨日の杖整体操の講習会でおこなわなかった開脚をおこない、また一つ得るものがあった。

 まず、膝を曲げて長座に座り、両足の土踏まずに杖をあてがい、肩幅間隔に両手で杖を握る。上体を深く沈め骨盤角度を最大に前傾させる。背中を曲げずに爪先は上に向け少しずつ膝を伸ばしながら足を開いていく。(もう少し杖が長いと理想)次に膝を伸ばしたまま徐々に開いた足を閉じていく。この時背中が前に引っ張られますが無理をしないこと。肩甲骨や背中全体の詰まりをとるように揺らぎながら足幅を開いたり狭めたりを繰り返す。これだけで、肘が付かなかった私は頭が床に付いたまま維持できました。おそらく、杖を土踏まずにあてがうことで、骨盤が後ろに傾かない姿勢を維持しやすいのではないかと思います。その分胸椎が張ってきますが、無理をしないように徐々に骨盤角度と胸椎の関係を馴染ませていくことで姿勢が調整され、自然と可動域が向上し届かないところに届く身体になるものと思われます。後藤氏も開脚の開き幅が見違えるほどに大きくなり、さらに届かなかった部位に手が届くようになり感激されておりました。私も決して柔らかい身体の持ち主ではありませんが、これをおこなうと「柔らかいですね!」とこれまで何人かに言われるほど開くようになりました。

 次に、昨日の講習会でも好評だった「うつ伏せからの順手持ち上げ」をおこなったところ、たまたま施術側の姿勢の調整をおこなっていたところ、後藤氏が「今の、揺らいだ感じが気持ち良いです!」と仰っていたので、交代してもらい私も受けたところ一瞬ゾクッとするような気持ち良さが訪れました。先日発見した腰の揺らぎもそうですが、またあらたに揺らぎ系の操法が見つかりました。次の11/3(土)におこなう杖整体操の講習会では、今日発見したほとんど痛みの無い開脚にともなう骨盤調整による可動域の向上とうつ伏せでの揺らぎからの持ち上げ、などおこないたいと思います。

 一時間以上おこなった杖整体操でしたが、メインディッシュはこのあと訪れました。

 おもむろに後藤氏も私もそれぞれ自由に杖の稽古を始め、そのなかで裏車からの廻し打ちというこれまでおこなっていなかった動きの繋がりを確かめながら、追い打ち、馬突きへと繋げ受け手を付けた型稽古に発展した。

 その型稽古の中で、裏車からの廻し打ちにまで間が開き過ぎてしまうことから、合間に突きを入れられることが解ったのであるが、杖の動きはそれで良くとも足が居着いてしまい、答えに向かっている筈なのに何かが違うという感じがして、幾度と無く後藤氏に受けてもらっては一人で考えて動くという事を繰り返した。そんなときに「とらわれを捨てよう!」と逆足で裏車をおこなったところ、なんとも心地良く、そのままさらに逆足に出て突きへとスムーズに入ることが出来た。

 これには、「とらわれの後悔」とでも言うのか、これまで身体は同側で動くものだという思い込みが、果たして全てではない事を今更ながらに知ったのであった。もちろん、新陰流などで逆足に切り結ぶ体捌きは知っているが自ら試したこともあったが自らの稽古として採用はしていない。しかしながら、今日解ったというのは身体感における手続きの事なのである。

 これまで私は、身体の纏まりに操作法の手掛かりを求めていたが、その纏まりというのは何のための纏まりかという事であり、当然技が効くための身体の状態になっていることが第一なのであるが、技が効かない場合は纏まりというのは只の「やった感」に過ぎない。纏まり方にももいろいろあると思うが、詰まりや踏ん張りが誤って纏まりとして認識されていた可能性も無きにしも非ずなのである。今年に入って間もない頃から、「得物に身体が導かれる」或いは「残り身が引っ張られる」ということに気が付き、その動きやすさと手続きの整理が出来たことで、速さと精度に威力が伴うことが解ったのであった。そのときの身体の状態というのは、これまで思っていた纏まりと比べ、疲労度が少なく心地良いのである。速くなり精度が上がり威力も伴えば、やった感が薄れても脳や身体はこの現実を今後は採用することになる。それが今の私の身体感であり、これまでの手掛かりから今後は「纏まりから軽さへ手続きが入れ替わった身体感」ということになる。

 そうしたこともあり、杖での逆足裏車から逆足突きへのつながりは何とも心地良いのである。これまでにない手と足の連動に新たな手続きが生まれることになるだろう。身体が知る結果への身体感がこれまで否定していた動きを改めることになった。当然であるが大事なことは見た目の新しい形ではなく、どのような手順手続きが心地良く動けるための結果に繋がって行くであろうかということだ。まずは、今日生まれた新しい杖の型を稽古し、次への段階に向けて深めて行こうと思う。

 それにしても、毎回月曜日は全くもって驚きの日である。


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2018年10月 稽古日程

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2018-10-09(Tue)
 

「杖整体操」 開催のお知らせ

 杖を使っての健康法を講習会でおこないます。 

 この体操の目的とするところは、気持ちよさの中で身体が整っていく調整が成される所にあります。その気持ちよさには、杖という一本の丸棒が腕の重さによる負担や心的ストレスを和らげ、バランスの乱れた姿勢を整えやすく出来るところにあります。

 この体操には、痛みを堪えて伸ばすことや頑張りは必要なく、ただ気持いいところを探しながらその位置を見つけた時に、温泉に浸かるような感覚でリラックスするだけです。

 元々は私の身体の調整法の為に考案したものですが、これまでにない身体の心地良さと痛みを堪えることなく気持ちよさのなかで身体の詰まりが取れ、疲労やそれに伴うストレスが抜けていく感じが得られたことから、講習会や稽古会等で色々な人を対象におこなってきたものです。それぞれの反応を受け、内容を整理しより効果的に身体の心地良さとリラックスが得られるための講習会を開催しようと至った訳であります。

 ヨガの要素や、体操の要素、整体の要素も、この杖整体操には含まれておりますので、カラダの硬い方やカラダが凝っている方、精神的になかなかリラックスできない方、武道に関係なく会社員の方でも安心して簡単におこなえるものです。頑張らずに心地良さの中で身体が整う講習会ですのでご関心のある方は一度ご参加ください。
(動きやすい服装で大丈夫です。貸し出し用の杖はご用意してあります。)


【開催日】
2018年11月3日(土曜日)


【開催時間】
15時30分~17時00分


【会場】
文京スポーツセンター 柔道場


【参加費】
2.000円


【お申し込み方法】
Gold Castle 殺陣&剣術スクールのホームページ、または「こくちーず」より下記の内容を明記してご連絡下さい。
①「氏名」 
②「年齢」 
③「性別」 
④「杖の有無」 

上記の内容を確認しましたら、こちらより折り返しご連絡させていただきます。


≪プロフィール≫
松聲館 剣術技法研究員
金山剣術稽古会 主宰
Gold Castle 殺陣&剣術スクール 主宰
高齢者住宅 クラーチ溝の口 剣術教室講師


2018-10-08(Mon)
 

第二回目 杖整体操 心地良く終了~

 夕方におこなったGold Castle の講習後、同会場で第二回目となる「杖整体操」の講習会を開催いたしました。

 今回は初めてお会いするSさんも、クラーチ剣術教室の生徒さん達と一緒になっておこなっていただきました。初めは緊張されていましたが、クラーチのWさんやHさんの雰囲気に緊張が解され楽しかったと仰っていただきました。今日は二人一組でおこなっていた両手持ち上げなどを三人一組とし、両側から二人で持ち上げるようにおこないました。身体への負担を考えますとやはりこれが適していることと、三人が集中して静かな中で感じ合っていくことがよりこの杖整体操らしさというか、この独特の運動にはマッチしていると感じます。川原田氏が合気道と通じるものがあります。と仰っていたのも頷けるように、相手とのテンションのなかで、どう感じているだろうか、自らの身体感と相手との身体感を感じるようにおこなうのです。ですから自らの心にバリアが掛かっている人は、この杖整体操では良い意味で表に出されます。そういう人でも、次第に「快放状態」になれる身体感を得て、心理的状況が弛むような、そう、この杖整体操は身体だけでなく、心の状態も弛ませる働きがあると私は診ております。

 今日は第一回目からかなり変更点もありリラックスした雰囲気の中で集中しておこなうことが出来ました。次回は11月3日(土)におこなう予定ですが、今回の内容を省みて、時間配分や内容など次回につながる点も見えてきましたので次回はさらに心地良くパッケージングしたものをお伝えできると思います。

 今回はうつ伏せになってからの順手持ち上げが好評でした。先日考案した一人で出来る腰の揺らぎも同じく好評。最後に五分間好きなようにやってもらうのも良かった。私も今日はやり過ぎていないので調子が良い。なにごともやり過ぎは逆効果となります。

 今回三連休ということで参加できなかった方もいらっしゃったと思いますが、次回は11月3日(土)15時30分~17時00分 文京スポーツセンター 柔道場にて開催いたします。今年の6月に改修工事が終わり綺麗になっていると思われます。丸の内線茗荷谷駅から徒歩五分ですので、新鮮な場所でおこなうとまた感じが違うものと思われます。近日中に告知をいたしますので、常連の方、初めての方、誰でも気持ちよく取り組めるものですのでご連絡お待ちしております。

 本日お越しのみなさま、ありがとうございました!


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2018-10-08(Mon)
 

そのひとときが一生忘れない想い出に

 夏が戻ってきたような暑さの中、本日は品川区総合体育館柔道場でGold Castle 殺陣&剣術スクールの講習をおこないました。

 家を出る前にGold Castle の生徒さんでもあり、近日中に配信予定の演武動画「かざあな。杖術編」の音楽を作って下さったMariさんからロッケンロールなメールをいただき元気をいただく!Mariさんも企画や運営、さらにはステージに立って歌や子供達に聞かせる大事なお話をされたり、一流の技術を持ったプロのアーティスト達がステージと客席を一体とした(実際に毎度ステージ上に学生達が上がってみんなで歌に踊りとつながっている光景は感動的です。)
 僕もこどもの頃、学校の体育館で「劇団 野ばら」という劇団のミュージカル劇を観た記憶が残っており、今記憶に残っているのは「あいつがぼくにいったけ、おまえはずるいぞひきょうだぞー」というフレーズ。小学校の体育館で初めて観た演劇に当時は何だか知れない感動を覚え、劇団の人たちが乗ってきたワンボックスカー(劇団野ばらというステッカーが貼ってあった)を名残惜しく見つめていました。今は便利な時代。気になって劇団野ばらを検索すると出てきました!http://gekidan-nobara.com/

 ずーっと、何十年も心に残っていた記憶が、当時と変わらず活動を続けてらっしゃることに深い感動を覚えます。小学生のときの記憶や感動というのは大人になって大切な想い出へと昇華いたします。こどもの頃に受けた衝撃はその後一生記憶の中に残り続けて行くのではないでしょうか。

 だから、Mariさんの活動はとてもすばらしい一期一会の出会いであり、一生記憶に残るものでもあります。主宰者の想いはとても大切です。人の縁、場のちから、そうしたものは周りに感化され、エネルギッシュに、愛をもって、喜びと感動のなかで、音楽のちから、人のちからが、長く心に奥底に残っていくものだと思います。

 整った場にはすばらしい人の姿を感じられます。反対に乱れた場では人の嫌な部分が集約されます。ですから、人生限られた時間の中で、自分はいったいどういうことに時間を掛けて生きていくのかを考えた時に、輝いている場、輝く場、輝ける場を見つけ、そこで豊かに前に進める心の成長を感じられる出会いを求めたいものです。そんな活動を続けられているMariさんはじめチームの皆さん、Uちゃんにウインターも、リスペクトしております。Mariさんが活動されているHEY!WAO!のブログにみなさんの元気な姿と、すばらしい公演だったのを感じさせられる記事をここにリンクさせていただきます。HEY!WAO!ブログ

 
 本日の講習に向かう前に、自宅で玄米を茶碗に二杯、卵と納豆と味噌汁とともに胃袋にかき込んで出発。

 今月から殺陣クラスが日曜日一コマとなったことで、今日は混雑するのを覚悟していましたが、あれれ、ふつうにいつもの感じだったので拍子抜け。しかも体験参加の方が三名もいらっしゃった中での状態でしたので、それぞれにじっくりと進めて行く事が出来ました。生徒組は皆で立廻りタイプⅠをBの最後までおこないました。とりあえずは通しで最後までおこなえることを目指して進めていこうと思います。日によってはタイプⅡやタイプMをおこなう場合もあるかと思いますが、最終的には撮影まで出来たらいいなと考えております。

 そこで、1月14日(月/成人の日)の祝日に、品川区総合体育館で昼間の部と夕方の部の時間帯が確保できましたので、可能性として「立廻り特別講習会」を思案しているところです。

 第一部12時00分~14時00分立廻りタイプⅠ、第二部15時00分~17時00分立廻りタイプⅡをおこない、いずれも最後に撮影できればいいなぁとも思案しているところです。

 ですが、立廻りに関しましては人数が揃わなければ開催出来ませんので、2019年1月14日(月)の祝日に第一部、第二部ともにそれぞれ最低五名参加希望者が揃いましたら開催に踏み切ろうと思っております。まだ、先の日程なので分からない方がほとんどだと思われますが、11月一杯を持って判断させていただきたいと思います。まだ、途中までの方にはかなり集中しておこなえますので、撮影まで辿り着ける確率は高いものと思えますし、通常の講習でも合わせて動きやすくなるかと思われます。今からでもOKの方はご連絡下さい!

 話を本日の講習に戻します。

 体験参加の方も楽しんで取り組まれました。体験参加の方にもいろいろな方がいらっしゃいますので、舞台が間近にあって切羽詰った状態で参加される方、昔から興味があって熟考したのち参加に踏み切った方、仕事を引退しこれからの趣味として始めようと思われている方、時代劇が好きで自分もああいう風に斬ってみたいと思われる方、(なかにはああいう風に斬られたいという方もいらっしゃいましたが)仕事のために身に付けておく必要があると思われている方、運動不測解消のために参加される方、などなどいろいろな方々が参加されております。私としましては、その方がどういう目的で体験参加に来られているのかを感じ、一度だけ体験してみたいという方には、あまり難しいことをやらずに動きやすい動きをドンドンおこなっていただきます。入会するかどうかを考えておられる方には、最初におこなうべく動きを納得していただけるように説明しながらおこないます。千差万別に求めているもの感じるものが違いますので、今日だけの一期一会でも、先に申し上げた「劇団 野ばら」さんやHEY!WAO!の活動をされているMariさんのように、真摯に対応する姿勢を忘れぬよう心掛けております。

 剣術クラスでは、殺陣クラスに比べて身体の運用法などまず驚かせる動きを見せて説明に入ります。そうしますとただ説明するのと比べ吸収力が変わってきます。また体験参加の方には普段味わえないものを体感していただくために、印象に残るような動きをおこなうこともあります。参加者の純粋な興味が伝わると自然とそうなることがありますね。

 今月20日で丸五年を迎える教室ですが、丁度その日は第一回目開催と同じ戸越体育館剣道場です。あの日からすると、多くの生徒達と知り合うことが出来ましたし、多くの生徒が上達されました。徐々に出来る内容も楽しみなものになりそうですので、みなさま楽しみにご参加ください。そして、ああ、上達しているんだと実感したのは、大きな怪我はもちろんこれまでにもありませんでしたが、軽い打撲のようなものも最近はほとんど見受けられなくなりました。自己を見つめる目、見るのではなく観ることを講習でもこのブログでも何度と無く言っておりますので、浸透してきているように感じます。来週土曜日は「剣術 特別講習会」です。Gold Castle の生徒でなくても取り組める内容ですので、他流の方、初めての方、その人に合わせた内容でおこないます。お申し込みがまだの方はご連絡お待ちしております。


2018年10月13日(土) 「剣術 特別講習会」(お申し込み受付中)

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2018-10-08(Mon)
 

金山剣術稽古会 初土曜日開催

 今日は品川区総合体育館剣道場で金山剣術稽古会として初めてとなる土曜日稽古会を開催した。

 ホームページを開設したばかりであり、ホームページも割り合いシンプルなため分りにくい部分はあるかと思われるが、「どうぞどうぞお客さまいらっしゃいませ!」という会では無いので、じっくりと場の空間を育てて行きたい。

 今日はGold Castleの流れから渡部氏が参加、そして後藤氏も駆けつけてくださった。これまで何百コマここでおこなったか分らないが、それでも私の稽古会としては今日が初めてなので、やはり他の武道場、新宿スポーツセンターや江東区スポーツ会館のような感覚がまだ私の実感として持てていない。もちろんそれは想定済みであるが、なんというか、やっぱり身体感なのであろう。稽古の記憶、それは講習会の記憶とは違うものである。私もともに情熱的に稽古をおこなう場。それにはやはり私自身としての一人稽古がここに染み付いていないからなのかもしれない。そうした一人の空間を見守る場の存在が、後々の稽古状況で見方になってくれることがある。もちろんそれは無意識のことなのであるが、そこでの時間の使い方の記憶は深く脳内に宿っているものである。直感とはそうした奥深くにあるものも瞬間的に蘇って来るものなのであろう。道場内の景色が変わるのはそうした時間の記憶にある。

 杖術では「流転落とし打ち」や「上段扇抜き」などおこない、一瞬で汗が吹き出してきた。今日興味深かったのは、ひさしぶりにおこなった松聲館の杖術「下段抜き」と「影踏み」。ここで面白かったのは、ひさしぶりだったせいかこれまでの手順で身体がやりたがらないということだった。このところ剣術や抜刀術などでおこなっている「足指の抜き」が身体の通りを良くし技に繋がる一連の動作を速やかにかつ動きやすくしてくれることが解った。そうした「一手間の通り良さ」を身体が知ってしまったことで、手間の無い動き難さを改めなければならないと身体が教えてくれたのである。

 とくに「下段抜き」という甲野先生の技では、瞬間的に重心移動させ、かつ左へも移りながらおこない、刹那には急制動しなければならない。この誘いと変化と急制動を一瞬の内におこなうには、身体にさまざまな手続きが求められそれを自動的に処理しておこなえる感覚を養う稽古が必要である。

 今日得たものは、考え方を改めたことにより、得物に身体が引っ張られるのであるが、それが早すぎても遅すぎてもよくない。「ここ!」という瞬間に身体が反応しなければならないので、考えていては余計に邪魔になってしまう。もちろん脳がいろいろと考えてはいるのであるが、思考的に考えないことが、そうではない考えを優先させてあげるには大切である。

 そうしたことにより、これまでおこなっていた下段抜きが、なんだかズルをしているような操作感覚になり、急制動による慣性が邪魔にならず、丁度良い感じで心地良い。ほんの僅か手続きが変わっただけで、その稽古が止まらなくなるような心地良さというのは本当に不思議である。

 剣術でも、「睡蓮」「裏睡蓮」をおこなった。これは払うのではなく、相手の剣圧が高まる前の位置にがスッと押さえに差し出すような感じである。これは真っ向に斬り下した相手は成すすべなく外されその刹那には首を斬られてしまう。ちなみに、睡蓮という名は、剣を斜(ハス)に差し出すという意味合いから、蓮(ハス)を連想して睡蓮と名付けた。

 抜刀術では、先日後藤氏も感動されていた右手が柄を噛みに行く手の掛け方をおこなった。これは明らかに初動時の初速が上がりそのまま最後まで繋がっているというとても重要でもはや欠かせなくなった手の掛け方である。私としては「ウツボに手を掛ける」というふうに言葉を楽しんでいるが、渡部氏もまだほとんどこの掛け方を稽古していないので、今後私もそうであるがこの右手がウツボになった感覚でどのような抜きに変わっていくのか非常に楽しみなところである。

 今日は慣れない場所のせいか、空気の癖が読めてなく、鞘の送りが汗で引っ掛かりどうにも抜きづらくなってしまった。こういう場合は、帯を変えるのも一手ではあるが、帯の締め方も強く締めすぎないことが重要である。講習会では割り合いキチッと着付けてあるが、稽古会では緩く着付けている。そうしたいつもとの違いが今日の講習会後の稽古会では出てしまったようだ。抜けない自分に自分が一番驚いた。

 初めての土曜日稽古会であったが、渡部氏、後藤氏のお陰で良い稽古となった。お二人とも時間の都合をつけて稽古に参加されていることを当たり前と思ってはいない。源泉の場でもあるこの稽古会は私にとっても掛け替えのない場なので、これからも少しずつともに稽古をおこなえる方との御縁を待ち望んでいる。


2018年10月7日(日) 「杖整体操」のお知らせ(お申し込み受付中)

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2018-10-07(Sun)
 

生徒の成長を垣間見る

 本日は品川区総合体育館剣道場にてGold Castle 殺陣&剣術スクールの講習をおこないました。今日の剣術クラスでは、「払いからの斬割り」「柄奪り反し斬り」「掴まれての対応」をそれぞれ時間を掛けておこないました。

 「払いからの斬割り」では、互いに正中線を乱さずおこなうことが、間合いの把握であったり正確な操作につながってきます。崩れやすい条件で崩れないことが、稽古においては進展への手掛かりを得られやすいものです。打太刀にしても真っ直ぐに剣を正中線上を下ろすのですが、相手に誘われて斜めに下ろしてしまいます。分っていてもついそうなってしまう場合には、他人事に済まさず自己と向き合うことが大切です。「どうしてそうなるのか?」「どうすればそうならないように出来るか?」それらは、斜めに振ってしまう以外にも、上体が前のめりになってしまう場合や、間合いが詰まってしまう場合、手首を使ってしまう場合等々、まずは自分の「ついそうなってしまう癖」に目を向けて、稽古にあたっていくと宜しいかと思われます。

 次に「柄奪り反し斬り」を久しぶりにおこないました。これは綺麗に動きを作りすぎている部分があり、体捌きの稽古に近いものです。ですから、今日の講習中により実戦的な動きが湧き起こり何人かの方を相手に検証することが出来ました。一足で間合いを詰め相手の前足指を踏みつけるという意外に精確に出来るものでしたので興味が湧き、奪った直後に突きに入るという速さからも、この「柄奪り押さえ突き」は来週10/13(土)におこなう「剣術特別講習会」でおこないます。その前におこなう小太刀に関しては、足運びを重要とした体捌き、中心感覚を掴む稽古、瞬間的に間を詰める脚足の使い方などをおこなう予定です。時間を掛けておこなうことが出来ますので、参加いただいた方は脚部の使い方、同時に別々に動かせる操縦技術の習得、体捌きにおける一致感覚、そうしたものが僅か二時間のあいだで大きく変わるものと思われます。

 今日の講習に戻って、柄を片手或いは両手で押さえられた場合の対応をおこないました。手首の操作と腕の操作が別々に動くことで相手は止めにくくなる。女性のWさんの受けの強さに男性のHさんが驚いておりましたが、筋力も付いたとは思いますが、それだけでは身体が整っているHさんを止められませんので、身体の使い方を自ら研究して講習で検証されております。こういうふうに、自ら考えたことに結果が伴ってくると人間の身体の面白さ不思議さに目が開かれ益々稽古に身が入ります。Wさんは、これまでに武道経験は全く無く、ふつうの女性ですが杖術、剣術、抜刀術、体術なども稽古されておりますので、このところ男性陣に驚かれるまでになりました。私も指導する立場として、信頼して付いて来てくださる方が驚かれるまでになるのは嬉しいものです。

 今日はどちらかというと、木刀を使った体術稽古のような感じでしたが、こうした稽古は自らの身体心理面を観る稽古とも言えます。先にも述べましたが「分っていてもついそうなってしまう。」という状態から抜け出ていくためには、体術稽古のような、相手を通じて自らを観る(知る)ことが今後の成長に大きく関わっていきます。

 観なければならないところは意外にその手前にあるものですので、これは私自身も気をつけているところですが、実は目に見えやすい先の目標より、目に見えにくい身近な目標のほうが先に行くためには欠かせないピースでもあるのです。意外なところに進展の鍵は隠れているものです。

 来週は、「剣術特別講習会」を開催いたします。二部制ですので、第一部小太刀、第二部大刀剣術となります。お申し込みがまだほとんど入っていない状況ですのでお待ちしております。


2018年10月7日(日) 「杖整体操」のお知らせ(お申し込み受付中)

2018年10月13日(土) 「剣術 特別講習会」(お申し込み受付中)

2018年11月22日(木)23日(金) 「関西特別講習会」(お申し込み受付中)

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2018年10月 稽古日程

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2018-10-07(Sun)
 

2018年11月 武術稽古日程


11月01日(木曜日) 金山剣術稽古会
           14時00分~16時00分
           新宿スポーツセンター 第二武道場
           19時00分~21時00分
           江東区スポーツ会館 剣道場


          
11月03日(土曜日) Gold Castle 殺陣&剣術スクール
           13時00分~14時30分
           文京スポーツセンター 柔道場  
          
           杖整体操
           15時30分~17時00分
           文京スポーツセンター 柔道場




11月04日(日曜日) Gold Castle 殺陣&剣術スクール
           18時30分~20時30分
           深川スポーツセンター 剣道場  



11月05日(月曜日) 金山剣術稽古会
           19時00分~21時00分
           新宿スポーツセンター 第二武道場



11月06日(火曜日) クラーチ剣術教室
           10時00分~11時30分

           

11月08日(木曜日) 金山剣術稽古会
           14時00分~16時00分
           新宿スポーツセンター 第二武道場
           19時00分~21時00分
           江東区スポーツ会館 剣道場



11月09日(金曜日) 金山剣術稽古会
           17時00分~19時00分
           新宿スポーツセンター 第二武道場



11月10日(土曜日) Gold Castle 殺陣&剣術スクール
           13時00分~14時30分
           文京スポーツセンター 剣道場  



11月11日(日曜日) Gold Castle 殺陣&剣術スクール
           18時00分~20時00分
           品川区総合体育館 剣道場  
           


11月12日(月曜日) 金山剣術稽古会
           19時00分~21時00分
           新宿スポーツセンター 第二武道場



11月13日(火曜日) クラーチ剣術教室
           10時00分~11時30分

           金山剣術稽古会
           19時00分~21時00分
           江東区スポーツ会館 剣道場



11月15日(木曜日) 金山剣術稽古会
           14時00分~16時00分
           新宿スポーツセンター 第二武道場
           


11月17日(土曜日) 杖術 特別講習会
           18時00分~20時00分
           品川区総合体育館 剣道場

           


11月18日(日曜日) Gold Castle 殺陣&剣術スクール
           18時30分~20時30分
           深川スポーツセンター 剣道場  
          


11月19日(月曜日) 金山剣術稽古会
           19時00分~21時00分
           新宿スポーツセンター 第二武道場



11月20日(火曜日) クラーチ剣術教室
           10時00分~11時30分

           金山剣術稽古会
           19時00分~21時00分
           江東区スポーツ会館 剣道場



11月22日(木曜日) 関西特別講習会
           18時00分~20時00分
           集居夙川館 和室

          
           

11月23日(金曜日) 関西特別講習会
           13時30分~16時00分
           兵庫県立総合体育館 柔道場




11月24日(土曜日) Gold Castle 殺陣&剣術スクール
           15時00分~16時30分
           深川スポーツセンター 剣道場  



11月25日(日曜日) Gold Castle 殺陣&剣術スクール
           13時20分~14時50分
           深川スポーツセンター 剣道場  
           15時10分~16時40分
           深川スポーツセンター 剣道場



11月27日(火曜日) クラーチ剣術教室
           10時00分~11時30分

           

11月29日(木曜日) 金山剣術稽古会
           14時00分~16時00分
           新宿スポーツセンター 第二武道場
           19時00分~21時00分
           江東区スポーツ会館 剣道場



11月30日(金曜日) 金山剣術稽古会
           17時00分~19時00分
           新宿スポーツセンター 第二武道場





 金山剣術稽古会 入会希望の方へ


【 新宿スポーツセンターでの稽古時間 】
◇(月曜日)19時00分~21時00分
毎月第四月曜日は休館日のためお休みとなります。

◇(木曜日/毎週)14時00分~16時00分 

◇(金曜日/第二・第四)17時00分~19時00分


【 江東区スポーツ会館での稽古時間 】
◇(火曜日/毎週)19時00分~21時00分
月曜日が祝日の場合は振替休館日となりお休みとなります。

◇(木曜日/毎週)19時00分~21時00分


完全予約制ですのでお早めにご連絡下さい。
前月までに予約の入っていない日はお休みとなる事があります。
初めての方はこちら金山剣術稽古会についてをご参照の上
金山剣術稽古会のサイトhttps://www.kanayama-kenjutsu.comよりご連絡下さい。

稽古場所の詳細や稽古内容、稽古時間のご相談、道具類その他のご質問等につきましてご不明な点がありましたらご連絡下さい。

都合により日程が変更となる場合がありますので御了承下さい。

【施設休館のお知らせ】
2018年12/1~2019年3/31まで新宿スポーツセンターが空調設備の改修工事にともない休館となります。
2018年10/中旬~2019年3/31まで戸越体育館が耐震化工事のため休館となります。

当期間における「金山剣術稽古会」の開催は、江東区スポーツ会館にて毎週火曜日と木曜日の19時00分~21時00分にて対応させていただきます。そのほか品川区総合体育館で開催を検討しております。曜日と時間は会員の都合を聞いて総合的に判断させていただきます。しばらく、ご負担をお掛けしてしまいますがご協力のほど宜しくお願い申し上げます。


2018-10-05(Fri)
 

つながりの確証

 今日木曜日は、めずらしく稽古が休みとなったため出掛けの用事や自宅パソコン前での連絡&作業の確認などがこれまでに無く多い一日であった。

まずは、昨日の水曜日の稽古から。

 戸越体育館で渡部氏と稽古。この日はGold Castle 殺陣&剣術スクールでおこなう立廻りタイプⅠ、タイプⅡ、新しいMタイプ(みんながおこなえるタイプの略)を全て確認。考えて見ればこの場で生み出されたものはとても重要なものとなっている。もちろん、この場だけで生み出したのではなく、初めの頃は布団の中でも思い出しては電気を点けてメモを取り、また消しては点けての繰り返しだった夜もあった。電車の移動中でも頭によぎればメモを取り、そうした頭の中のイメージをこの戸越体育館の柔道場で試しては悩み、ビデオに撮影しては検討することが、武術稽古を主とする私の中でも集中して憑かれたように取り組むことが出来ている。それは、武術の道を選ぶ以前に私自身役者の道を歩んでいたことも大きく関係している。そして驚くことに、以前よりも演技というものが身体的にも感覚的にも身に入っているように感じるのである。講師として、生徒達の目を身体に浴びながら表現していくことは、視野を育て、説得力を持つものを伝えられることに心血を注ぎ、コミュニケーションの出入りを自然におこなえるように場に溶け込むことが、役者として必要なものと通じているからなのかもしれない。

 立廻りの確認後は、剣術、体術の稽古に入る。剣術では「峰返し潰し」をおこなう。私もこのところ峰返し潰しに再びこだわっているが、昨日の稽古で大事なことを得たのは、木刀の角度が無意識の内に動いてしまっていたということ。これを改めたところ、渡部氏の崩れ方がカクンと両手が一気に畳を付くような崩れ方となった。僅かでも通りが悪いときは渡部氏は崩れない。私に遠慮なくどう違うのかを伝えて下さるので本当にありがたい稽古となっている。渡部氏には申し訳なかったが、25分間、五十回位はおこなっただろう。これが、足に通らず首への圧で崩すとなると一回でも頚椎が心配で嫌になってしまうが、上手く通ると逆に気持ちが良いくらいなので、何度も受けていただけた。この崩し方の原理が体術にも有効に働くようになればと思うが、まだまだこのように、接触部に圧を感じず心地良く足元から崩れていく崩し方は難しい。だから、私の場合杖や木刀でこの技にこだわり、いずれ何らかの働きの原理を得て体術へ応用したいと考えている。

 次に刀の柄を片手或いは両手で掴まれた際の対応を研究。これは、綺麗に投げ飛ばすまでの動きは得られなかったが、相手を傷つけずに外すことは出来る。次回の講習会でおこなう予定。

 最後は「杖整体操」をおこなった。この日は「腰を揺らがせる」操法を発見!これは一人で腰を楽に揺らがせることが出来てなんとも気持ちが良いのである。袴や帯を締めていると床や畳に横になると痛いため、杖整体操では袴を履かずに、帯を締めずにおこなったほうがいい。稽古の後おこなう場合は致し方ない場合もあるが、今度の7日日曜日に講習会としておこなう杖整体操では、裸足で、ゆったりした運動着で参加されることをおすすめいたします。次回は開脚はおこなわない予定です。二人一組での持ち上げも、三人一組でおこなう予定です。

 まだお申し込みを受け付けておりますので、老若男女身体の硬い人問わずおすすめいたします。次回は二回目ということで、場の空間的にもかなり集中的に出来ますし、集中的におこなえる分遊び心も取り入れることができます。

 
 先日NHKのEテレで放送された「先人たちの底力 知恵泉」という番組の、ドラマパートにSさんが出演されていたのを観ました。殆どSさんのお芝居がメインでした。見逃された方は再放送の予定が10月9日(火)午後12時00分~12時45分に放送されますので、Sさんをご存知の方は録画されることをお勧めいたします。

 そして本日は、稽古がお休みになったことで色々な事が前に前進いたしました。まずは、私の身体の調子が軽くなったこと。深川スポーツセンターに行かなければならない用事を早急に済ませることが出来たこと。早朝に出版社の方に構成表のデータを送ることが出来たこと。生徒との連絡。Yさんに作っていただいた名刺が届いたこと。電車内で山本周五郎の小説を読んで涙がこぼれそうになったこと。動画配信「かざあな。杖術編」のMA作業が完了したこと。併せて新たに予告編制作についての連絡を執り行えたこと。出版社のYさんからもご連絡をいただき、皆、いい流れで繋がっていることを実感。稽古がなくとも、こうした色々な方とのつながりを感じながら、それぞれの今と僕自身の今をこれからの今のために心が通じ合うことにありがたさと感謝の気持ちをいただく。

 こうした一日は、大事な一日である。どんな過ごし方をしても、いい人たちと繋がっていけることは幸せなことである。だから、そういう生き方を選んだのであるし、時間が過去の判断を証明し、時の流れが味方となり強くしてくれる。その先に確証がないからこそ、身体を通じて確証にちかいものを感じられる身体感が養われる必要がある。そうすれば、悪い人に騙されず(騙されたフリをして)心を潰されずに、確証にちかいものが見えている人とともに、この時代を生き抜いていける。

 だから人生はまだまだ面白いのだろう。


2018年10月7日(日) 「杖整体操」のお知らせ(お申し込み受付中)

2018年10月13日(土) 「剣術 特別講習会」(お申し込み受付中)

2018年11月22日(木)23日(金) 「関西特別講習会」(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会HP

2018年10月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2018-10-05(Fri)
 

大事なものを見落とさないように

 何事もなかったかのような秋晴れ。無情さを感じるとともに、何事も忘れて前に進まなければならないことを突き付けられているようにも感じる。前に進むのであるがまた再び訪れる。そういう自然との向き合い方は、人間関係においても同様である。良いことも悪いことも、時とともに前に進まざるを得ないのであるが再び同じような出来事は訪れる。だからその災いにどう対応していくかを過去の災いから学び得ていかなければならない。(現時点で災いを感じてはいないが)


 さて、本日は災いとは無縁の「クラーチ剣術教室」に行ってきました。毎年11月に文化祭がおこなわれるそうですが、昨年も話題に挙がったこともあったように、今年も文化祭に剣術教室が出るかどうかいろいろな思いがあるものと思われます。

 しかしながら、発表会というのは大変なもので、この教室の趣旨から少し外れたことを強要してしまうことになる可能性があるため、これまで四年間、最高に楽しく賑わい安定した形が崩れる可能性が高くなると私は考えます。これは私が他の講習会や稽古会でもそうしたイベントに皆で出ないことの理由に稽古の目的が変わり、一度変わったものは元には戻らないことを確信しているからです。

 おそらく、そうしたイベントや発表会をおこないますと、それを目的とした団体ではないので終了後にバラバラになるものと予想できます。その大きな理由の一つには「上手に出来る事が目的」となってしまうからです。もちろん、稽古会や講習会では上手に出来ることを求めて私も含め皆もおこなっていますが、その上手になるための過程が全く異なります。

 私の場合、稽古そのものが目的でありますから、普段の稽古がもっとも大事であり、その瞬間に得るものとジックリ向き合うことが出来る環境であることが大事であると思っております。時間を惜しんでやり方だけを詰め込んでも、仮に短期間で見た目に出来たとしても、その人の学んだもの感じたものというのは何でしょうか?動きにおける問いに応じるには、自己と向き合い得ていける発見があります。その瞬間に感じるものが稽古の中では学びでもあり大事にしなければならないものと思っております。

 もちろん、イベントや発表会を否定している訳ではなく、そちらを趣旨に活動されている団体とはまるで目的が異なりますので、稽古を主体とする活動とイベントなどの発表を主体とする活動とでは相容れないものです。

 仮に発表するとしたら、普段の稽古風景をそのままステージ上でも同じようにやることになりますが、その場合やっている方も観ている方にも辛いものがあるかと思います。技量が均一的にある一定のラインを超えていれば、可能でしょう。それを皆でストレスを抱えながら短期間で仕上げるか、長い時間を掛けて楽しく健康的に仕上がるか、結果としてこれぐらいならいつでも発表出来ますのでやりましょうか?ということがいちばん理想のように思えます。

 今日の講習では、このところ続けておこなっている杖の「二十連円打」が白熱し、気がつけば四十分間休み無くおこなっておりました。否、もちろん気が付いていたのですが、休憩される方は自由に椅子に座っていただいていますし、元気な方々は意欲が衰えず活き活きとされていたものですから、私は時計と睨めっこしながら、止め時を計っておりました。

 剣術では胴斬りの寸止めを重心移動とともにおこなうことをお伝えいたしました。今日は杖の打ち込みに関しましても、難しい重心移動の手続きのタイミングなどを足運びの中でお伝えいたしましたが、難しいながらも皆さんの目が吸収しようと興味を持って下さいましたので、思わずここまでお願いしても良いのだろうかという動き方をおこないました。

 講習後、第一週目恒例のレストランで会食。今日も皆さんとお話が弾みました。杖より剣の方が好きなSさんが、「先生に褒められると、夜寝るときになって思い出しちゃって嬉しくなっちゃうのよ~。」と仰って下さり、「僕も、嘘で褒めませんから、そういうのは目に入った一瞬で分かるんです。」とお伝えし、Sさんが「褒められたときって、動いてて自分でも気持良いのよ~。」とも仰っていましたので「そうなんですよ。嘘で言っても分かりますからね。」という会話を、多少前後が入れ替わったかもしれませんがお話いたしました。

 八十五歳になられるIさんも大病を患いながらも丸三年が経ちました。一時期体調を崩されましたが、お変わりなく元気に笑顔で参加されておりますので本当に嬉しく思います。同じく八十歳代のMさんも一番新しい生徒さんですが、一年三ヶ月余りが経ちました。何をするにも億劫で、いろいろな薬を大量に飲んでいたそうですが、今はずいぶんその量も減り、汗をかくようになり、自分は駄目だと頑なに決め付けていたMさんが今では「自分に自信が持てるようになりました。」と仰るようになりました。精神的なものも含めかなり元気になられ、私といたしましても、今この場でやっている瞬間がとても大事であると、とくにこのクラーチ剣術教室では感じさせられます。

 他にも皆さん、姿勢がシッカリされた方や、覚えるまでの時間が短くなった方、出来ないことから原因を探り出来るための答えを導き出せるようになった方々、総合的に考えましてこの教室の生徒さん達は凄いと思います。私のような若輩講師があっち行ったりこっち行ったりしながらおこなっていますが、みなさんまだまだ上達されるでしょう。動きだけでなくいろいろな部分が同時に無意識の内にも得られていると思いますので、ますます楽しみなクラーチ剣術教室となりそうです。


2018年10月7日(日) 「杖整体操」のお知らせ(お申し込み受付中)

2018年10月13日(土) 「剣術 特別講習会」(お申し込み受付中)

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2018-10-03(Wed)
 

屋根が吹っ飛ぶ!

 昨夜の台風は人生でもっとも強烈だった。もしかすると私が住んでいる地域に竜巻が発生していたのかもしれない。なにしろ、深夜1時過ぎに物凄い風の音にブワッー!っと何かが飛んでいった音の後シーンとした静寂が一瞬その場を包んだ。

 何事かと思い、玄関を少しだけ開けたが、何やら屋根から小さなものが降っており、危ないのですぐに扉を閉めた。しばらくトタンの音がガシーンガシーンと風に煽られていたので、ああ、隣近所でトタンが外れたんだろう。と思い、2時頃睡魔に襲われ就寝。7時に目が覚め、風の音が止んでいたためゴミを出しに外に出たら大変。ウチのトタン屋根が丸ごと隣に住んでいる大家さんの敷地に丸まって落下しているではないか。階段で一階に下りると天井から垂れ下がったトタンが紐で縛られていた。昨夜のガシーンという音の正体はコレか。と解った。

 大家さんの奥様が箒で辺りを掃除しており、お話したものの一睡も眠れずに警察など対応に神経を使われていたのは真っ赤に充血した両目を見て悟った。幸いなことに雨漏りは無く、むしろ大家さんのほうが大変だと思い何と声を掛けていいのやら起き掛けの頭が上手く回らなかった。

 近所でも、ショーウインドーが割れていたり看板が無くなっていたり、ニュースになってない被害は今回の台風24号では相当あったものと思われる。


 台風一過となった本日は新宿スポーツセンターで夜から後藤健太氏と稽古をおこなった。開始前にいつものようにこの一週間の出来事などをお話する。稽古ももちろん大事であるが、後藤氏とはこうした会話がとても身になり活きてくる。一週間、一ヶ月と先に進み続けて行く氏のお話はドラマチックである。

 自分にしか出来ないものは、自分にしか出来ない仕事になる。そうすれば人から求められる人材となり、その能力を活かせる機会が与えられる。そしてその能力をなんのために使うかがその人間の器であり、その大きさを分かち合える人脈がなにより大切である。これからの後藤氏の活躍に大いに期待したい!

 杖術では、「上段扇抜き」や「巻き上げからの裏お辞儀潰し」をおこなった。あらためて巻上げからの裏お辞儀潰しは難しい技であることが分った。

 その後、昨日おこなった高速三十連円打をパートに分けておこなった。これは今後のテーマとなるかもしれないが、ゆっくりおこなうものと速くおこなうものでは身体の使い方をそのまま速くするのは効率が悪いため、今後速くおこなうための操法になんらかの進展が訪れるかもしれない。昨日も思ったが意外にもかなりの運動量なのである。ということはやはり効率が悪いのだろう。

 剣術では、まず先週から気になっていた「峰返し潰し」を後藤氏に受けていただいた。腕を使いすぎたことを改めた事で首への負担は少なく崩すことが出来た。受けが慣れてくると負担を掛けずに崩すのが至難となる。この技はこれからも長いお付き合いとなって行きそうだ。

 そのほか「斬割り」「胴斬り」「袈裟斬り」「正面斬り」などをおこなった。エネルギーが渋滞することなく通っていくことの重要性は甲野先生の教えでもあるが、今日の剣術稽古ではそうした渋滞しないための手続きを幾つか後藤氏に実感して頂くことが出来た。これは、私自身かつて、何事も同時に行えばその分時間は短縮されるものと考えていたこともあったが、それこそまさに渋滞の原因であり、皆がそれ行けとばかりにエネルギーの伝達までの通り道に殺到すれば上手く流れず停滞してしまう。だから身体でも、エネルギーが速やかに通って行くための手続きが大事であり、その手続きをより良くしていくのが稽古である。進化していくための稽古とは、一つにはそうした事が含まれている。だから、進展する実感の無い稽古法というのは何処かに明らかなる原因があるのだろう。

 そして本日もっとも盛り上がったのは、先日木曜日に渡部氏と稽古する前の一人稽古で得た柄に手を掛ける右手の使い方である。今日の稽古で後藤氏が「柄を噛みに行ってる感じですね!」と発せられ、「そう、まるでウツボがバクッと得物を捕食した際の動きみたいですね。」とその時の実感はそのように感じられたのである。

 これもまさに、渋滞の無いエネルギーの飛ばし方であり、同時に筋が張っていて背中とも繋がるため、抜刀術全体の割り合いからしても重要度合は大きい。後藤氏の抜きを見ても目で見てその違いは明らかであり鞘離れの音も変わった。私としても、柄を掴んで抜きに行くのではなく、バクッと捕食した時にはもう抜きに自動的に入っている感覚があるので、既に動いているものを抜いている感覚なのである。今書いていて気がついたが、2013年に撮影した動画にある野菜斬りは無意識の内にそのような右手の働きになっていたような感じがする。映像を観て目で確認出来ないが野菜を離した手が柄を取りに行く無意識の指間接の働きはこれに近いものがある。

抜刀術「速さの検証」

 最後は、15分ほど杖整体操をおこなう。後藤氏も自身の活動の中でお伝えされており、テレビの前に杖または棒を用意している方々がいらっしゃるようだ。この杖整体操は、誰でも気軽に気持ち良くなれるものであり、人と比べて自己完結してしまうと、どんな可能性のあるものも自分で「出来ない!」と声高に反発することを発散材料としてしまいがちなので、その人にとって気持良い形をその人なりに見つけることが大事であり、この杖を使った体操には姿勢をその人に合わせて留めることが出来るという点が痛くなく安心であり、気持良いだけで頑張らなくて良いのである。私も10/7(日)に第二回目となる講習会をおこないますが、今回、最後の20分間はそれぞれの好きなようにやっていただこうと思っている。忙しい人でも気楽に出来るものなのでテレビを見ながらでも、子供と話しながらでもそれでも効果を実感出来る点が杖整体操の魅力である。講習会ではさらに二人一組の施術的操法があり、これが簡単で気持良いので、これは自宅で一人でおこなえませんので講習会に参加して是非目がトロンとなるぐらいの心地良さを味わっていただければと思う。

 明日、というか本日22日(火)は、22時00分からNHK Eテレに俳優のSさんが出られます。コンスタントにテレビでお見かけしておりますので、「この俳優さんよく見かけるなぁ」と思っている方もいらっしゃるでしょう。夏に横浜で日韓合作の舞台「カルメギ」を観に行った際には、終演して三十分後には中華街のお店に駆けつけて下さいました。まさか来て頂けるとは思わず、何処にいますかというご連絡をお返ししたところ、まさかの来店に一同感激いたしました。そういう方とご縁が繋がっていることも人生ありがたいことです。役者さんは、演技を見るというよりも、その人の生き様存在を観るのだと、そこに終演後も残り続ける感動があるのだと思うのです。すべての人にも当て嵌まる事ですが、生き様というと大変な気がいたします。ですが、優しい心を自然に持っている人でも私には無い尊敬の部分でもありますので、そういう人の生き様も、今の自然な姿を観ればとても素晴らしいと思えるのです。


2018年10月7日(日) 「杖整体操」のお知らせ(お申し込み受付中)

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2018年10月 稽古日程

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2018-10-02(Tue)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


松聲館 剣術技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


――――――――――――――

1975年生まれ
福岡県 北九州市出身
東京都 世田谷区在住

1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより俳優デビュー。他分野では、マンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などの活動をおこなってきた。

2006年
小林照子先生とのご縁から  『 からだ化粧 』のモデルを務める。

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む。

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し身体の使い方を研究しながら、『 抜刀術 』『 剣術 』『 杖術 』『 体術 』などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている。

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく
『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』を立ち上げる。

2014年
甲野善紀先生より
『 松聲館 剣術技法研究員 』という名称を頂き、自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている。
 
高齢者向け住宅にて
『 高齢者のための剣術教室 』をおこなっている。

日信工業株式会社の製品『 SAMURAI BRAKE 』のプロモーション活動をおこなう。

2015年
『 金山剣術稽古会 』を立ち上げ、現代における武術稽古の必要性を、身体と心で学べる場として活動している。

2018年
『 関西特別講習会 』として人との繋がりを大事に遠方での講習会もおこなっている。

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