2017年8月 武術稽古日程

『 金山剣術稽古会 』 に関する見学、または参加希望の方はこちらの
「お申し込み専用窓口」よりご連絡下さい。
(詳細につきましてはこちらをご参照下さい。)



                            

8月5日(土曜日)『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』
          09時30分~11時00分
          品川区総合体育館 剣道場  
          12時30分~14時00分
          品川区総合体育館 剣道場



8月6日(日曜日)『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』
          15時00分~17時00分
          戸越体育館 剣道場
          18時30分~20時30分
          品川区総合体育館 剣道場



8月7日(月曜日)『 金山剣術稽古会 』
          17時00分~19時00分
          新宿スポーツセンター 第二武道場



8月8日(火曜日)『 クラーチ剣術教室 』
          10時00分~11時30分

         『 金山剣術稽古会 』
          19時00分~21時00分
          江東区スポーツ会館 剣道場



8月9日(水曜日)『 金山剣術稽古会 』
          12時00分~14時00分
          戸越体育館 柔道場



8月10日(木曜日)『 金山剣術稽古会 』
           14時00分~16時00分
           新宿スポーツセンター 第二武道場
          


8月11日(金曜日)『 金山剣術稽古会 』
           17時00分~19時00分
           新宿スポーツセンター 第二武道場



8月12日(土曜日)『 立廻り 特別講習会 』
           15時30分~17時30分/第一部(基礎編)
           18時30分~20時30分/第二部(立廻り)
           品川区総合体育館 剣道場

           
           
                
8月13日(日曜日)『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』
           09時10分~11時10分
           品川区総合体育館 剣道場
           15時00分~17時00分
           品川区総合体育館 剣道場



8月14日(月曜日)『 金山剣術稽古会 』
           17時00分~19時00分
           新宿スポーツセンター 第二武道場



8月15日(火曜日)『 クラーチ剣術教室 』
           10時00分~11時30分

          『 金山剣術稽古会 』
           19時00分~21時00分
           江東区スポーツ会館 剣道場



8月17日(木曜日)『 金山剣術稽古会 』
           14時00分~16時00分
           新宿スポーツセンター 第二武道場



8月18日(金曜日)『 金山剣術稽古会 』
           17時00分~19時00分
           新宿スポーツセンター 第二武道場



8月19日(土曜日)『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』
           12時30分~14時00分
           品川区総合体育館 剣道場  
           18時30分~20時30分
           品川区総合体育館 剣道場



8月20日(日曜日)『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』
           15時00分~17時00分
           品川区総合体育館 柔道場
           18時30分~20時30分
           品川区総合体育館 剣道場
 


8月21日(月曜日)『 金山剣術稽古会 』
           17時00分~19時00分
           新宿スポーツセンター 第二武道場

              

8月22日(火曜日)『 クラーチ剣術教室 』
           10時00分~11時30分

          『 金山剣術稽古会 』
           19時00分~21時00分
           江東区スポーツ会館 剣道場



8月23日(水曜日)『 金山剣術稽古会 』
           12時00分~14時00分
           戸越体育館 柔道場



8月24日(木曜日)『 金山剣術稽古会 』
           14時00分~16時00分
           新宿スポーツセンター 第二武道場



8月25日(金曜日)『 金山剣術稽古会 』
           17時00分~19時00分
           新宿スポーツセンター 第二武道場



8月26日(土曜日)『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』
           12時30分~14時00分
           戸越体育館 剣道場  
           18時30分~20時30分
           品川区総合体育館 剣道場



8月27日(日曜日)『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』
           09時10分~11時10分
           戸越体育館 剣道場
           18時30分~20時30分
           品川区総合体育館 柔道場



8月29日(火曜日)『 クラーチ剣術教室 』
           10時00分~11時30分
           
          『 金山剣術稽古会 』
           19時00分~21時00分
           江東区スポーツ会館 剣道場



8月31日(木曜日)『 金山剣術稽古会 』
           14時00分~16時00分
           新宿スポーツセンター 第二武道場
           





【新宿スポーツセンターでの稽古時間】
(月曜日・金曜日)17時00分~19時00分
(木曜日)14時00分~16時00分 
※第四月曜日はお休みとなります。

【江東区スポーツ会館での稽古時間】
(火曜日)19時00分~21時00分

【品川区戸越体育館での稽古時間】
(隔週水曜日)12時00分~14時00分

完全予約制ですのでお早めにご連絡下さい。
初めての方はこちら「金山剣術稽古会について」をご参照の上
「お申し込み専用窓口」よりご連絡下さい。

※稽古場所の詳細や稽古内容、稽古時間のご相談、道具類その他のご質問等につきましてご不明な点がありましたら、ご連絡下さい。

※都合により日程が変更となる場合がありますので御了承下さい。


2017-06-30(Fri)
 

何気なくやっていることの重要性

 水木とこの二日間でいろいろあるものだ。一週間がとてつもなく早い。つい最近と思っていたことが一週間経っていることに驚く。何気ないようでも、一日は偉大だ。

 さて、昨日水曜日は戸越体育館でW氏と稽古をおこなった。火曜日の午後自宅にて得物で作る身体ということにあらためて目が向き始め、このところ数ヶ月間私個人としては杖の稽古に時間を費やしていなかったので、ジックリと取り組んだところ、感覚的なものと杖の動きに誤差が生じ、これはいけないと、これまで何気なくおこなっていたことの重要性と、何気なく出来るようになることの重要性にいてもたっても居られなくなった。

 そうしたことから、昨日の戸越体育館での稽古では、相手と打ち合わずに、杖も木刀も、身体の働きを精査しながらおこなった。杖の稽古は、感覚的に身体を作ること、故障しにくい身体の状態を作ること、動きの滞りを無くすこと、そうしたことが無意識の中でおこなわれているように思う。しばらくの期間であったが、杖による自身のための集中稽古をしなかったことで、大きなことに気がつけた事は結果として良かったのだろう。

 稽古をやるほどに稽古時間が足りなくなってくるのは、こうした必要なこと、外せないものに気が付き、何を優先しなければならないのか、もっと有効で効率の良い稽古法はないものかと考えさせられるのである。

 浮きについては、このところあまり意識しないほうが動きの実感としてはいいように思う。自然と最適な浮きになることがいいのだろうし、意識してそのタイミングや大きさがズレてしまえば、何もしないよりはいいと思うが、浮くには自然に最適なものが求められるように感じている。それをどのように探していくのかが稽古であるが、自然とやってくれているということが理想なのかもしれないし、それは浮きのみならず、さまざまな術理に対して言えることなのかもしれない。

 そこに至るには、おそらく「稽古による自然な道筋」があって、全ては後から気が付くことなのだろう。その道筋のなかで、試行錯誤しながら研究し、意識と無意識の狭間で己と向き合い何かを見つけていくことが、観ていくこと、進むこと、となっていくのではないだろうか。

 水曜日は、身体の感覚と芯を養う稽古としたが、感覚で身体の力を引き出し、無感覚で身につけたこれまでの贅筋肉を落としていく必要がある。しなやかさとは、そのための動きにより感覚的に身に付いた肉体なればこそ可能な動きなのだと思う。

 稽古が終わって一旦帰宅し、夜からは甲野善紀先生のメールマガジン用の動画撮影と、それにともなう研究稽古のため松聲館に向かう。途中で小磯さんとお会いし一緒に向かった。到着後程なく田島さんも訪れ、甲野先生のこれまでのさまざまな技を受けさせていただいた。あらためて、受けることで、そうした術というものが存在するのだということを実感出来ることが貴重であり、なかなかに得難いものである。稽古の指針として、そこに向かうべく道を照らして頂いており、どのように進んでいくかが問われている。

 終わった後も活き続ける稽古として、有り難い瞬間を過ごさせていただいています。

 終電一本前の電車で帰宅し、深夜の2時を廻ったところで道衣を洗濯、この時期はほぼ毎日道衣を洗濯しなければならないので、食事も含めて厄介である。

 3時過ぎに就寝したが、本日木曜日も身体の調子はいい。今日は高田馬場にて、W氏とK氏と稽古をおこなった。

 今日は杖の稽古でいろいろと展開があった。

 まず、「巴打ち」を下がりながら膝を抜いておこなうこととし、同じ場所で連続的におこなうことが出来るように二人におこなってもらった。腕の操作と脚部の操作がバラバラでありながら、重心移動に調和を合わせ最後に纏まることが出来るようにおこなう。いわゆる膝の抜きであるが、これまでの稽古の流れから伝えやすいように、「馬突き足」と言っていることが多い。

 その流れから、これまでおこなっていた単体技の組み合わせから突然新しい展開が生まれてきた。とくに終り方がこれまでになかった流れなので、今度の7月22日におこなう「杖術 特別講習会」で皆さんにお伝えしたい。

 稽古は、やったらやったで進展はあるし、やらなければ新たに気が付くこともある。どちらにしても進んでいくのは人生も同じ。何を選び、何に一日の時間を掛けていくのか、その日その瞬間にならなければ分からないが、やはり今の今に向き合って行かなければ全ては何も成し得ていけない。

 明日は6月最後の日。いろいろと雑用があるが、7月に向けての準備を整えておきたい。今夜も3時を廻ってしまったが、明日も意味のある一日を過ごしたい。


2017年7月22日 「杖術 特別講習会」
(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会  

2017年6月 稽古日程

2017年7月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2017-06-30(Fri)
 

愉しむことのレベルアップ

 今日の「高齢者のための剣術教室」は、新しくMさんが仲間に加わり、この教室も総勢11名となりました。得物を使う講習ですので、12名位までが限度かと思っております。以前は、人数が増えてきたら半分ずつ休憩をとりながらおこなおうかと考えたりもいたしましたが、今のメンバーの多くは、講習が始まる30分以上前から自主練習をおこなっていますので、休憩時間を増やす訳にはいかなくなりました。私が会場に到着してロビーでフロントスタッフの方と挨拶を交わすと、「もう練習されていますよ!」とスタッフの女性Mさんも驚いた様子で私にお伝えして下さり、「いやぁ、回を追う毎に皆さん元気になってますね!」と私も驚きを隠せずにお話して稽古場に向かうのでした。

 早出のメンバーと挨拶を交わし、初めて参加されるMさんを紹介され、いろいろ身体の事やこれまでの経緯などをお伺いし、以前Oさんがこの教室の事を熱心にお勧めして下さったことをずっと覚えていらしたようで、体調が軽くなったことをキッカケに参加されることになったそうです。

 やはり皆さんもそうでしたが、初めは相当な不安を持たれています。それは、長年の身体の不調や、それにともなう気持ちの低下が、「諦めることに慣れてきた」からなのかもしれません。ですから、キッカケやタイミングというものが、その方にとってのこれからをどのように過ごされていくのかと考えたときに、重要なものとして考えなくてはならないと思っております。

 そのため、なるべくキッカケやタイミングの確率を上げて行けるように、私に出来ることはそうした受け皿といいますか、教室の雰囲気というものを、皆とともに育てていかなければなりません。統制と自由さ、笑いと集中、運動と休憩、そうしたものが皆さんにとって丁度良く安心できるものであることが大事だと思います。

 そういう意味では今日の講習はこれまでにない変化を感じました。それは、皆さんの目が変わってきたということです。

 つまり、運動の一環として楽しく参加されていた方々が、身体の使い方や手順の覚え方に面白さを感じ始め、これまでと違った質の楽しさを掴み始めてきたように思われます。OさんやWさんは以前からそうした部分を求められておりましたが、近頃は半数以上の方々がそうした伝える側と伝えられる側のやりとりに面白さを感じてきております。

 今は私から見て殆どの方が、運動することという意識よりも「この動きを覚えたい!出来るようになりたい!」ということへの意識が勝っており、結果として身体にとって優れた運動効果が発揮されているのではないかと思うのです。その証拠に、80代半ばを過ぎたKさんが、先日計測したコレステロール値が30下がったと喜んでおられ、他に下がった要因が見当たらないということで、運動もさることながら、皆と笑って無理せずにおこなっていらっしゃることが数値にも表れたのではないかと思います。

 身体にいいとされることはさまざまにあるとは思いますが、ストレス無く、笑いと安心感のなかで少しずつ前に進めることが出来る喜びは重要な要素であります。私が嬉しく思うことは、そうしたことを私が居なくとも、自分で見つけることが出来るようになってきたことです。これはとくにTさんを見ておりますと、活き活きと目が輝き、真剣な姿とともに非常に良い表情となられました。幾つから始めても人は輝くことが出来るのだと、私自身知ることが出来ました。

 そして剣の振り方が一番上手になったNさんは、上腕部の筋肉が発達しておりました。姿勢に関しましても相当変わりました。80が近いとは思えないほど表情も活き活きとされ、Nさんもこのところ大きく変わられた方の一人です。

 今後仲間に加わる方が増えてきそうでしたら、その時は可能であれば、同じ日にもう一コマおこなえれば危なくないようにスペースを確保して出来ますので、その辺は今後相談したいところでもあります。

 この火曜日の「クラーチ剣術教室」は、ここでしか感じることのないエネルギーを頂く事ができます。それは玄関先で毎回皆さんに送られて帰るときに痛感いたします。そうした実地の感動が染み入る学びとなり、未熟な私を少しずつ満たしてくれています。あらためてこの場を過ごさせていただいていることに感謝し、この場のご縁を繋いで下さった方々にお礼申し上げます。


2017年7月22日 「杖術 特別講習会」
(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会  

2017年6月 稽古日程

2017年7月 稽古日程

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2017-06-27(Tue)
 

崩しの見栄え

 今日は6月最後のGold Castle 殺陣&剣術スクールの講習となりました。ここ最近、袴を購入される方が増えてきており、より充実感を持って取り組まれている感じがいたします。武道具に関しましても、最近の生徒になられた方は徐々に揃えるようになり、貸し出し用の武道具の不安が少なくなってきております。ですが、10月中旬から来月の3月一杯位まで、江東区の会場を使うこともあり、その際は貸し出し用の武道具が諸事情により今よりも少なくなってしまいます。おそらく私が持ち運びますので、木刀、杖、それぞれ3本ずつ位になるかもしれません。体験参加の方に優先してお貸しいたしておりますので、数が足りなくなってしまった場合は、それに応じた内容をおこないます。

 昨日は剣術クラスでひさしぶりに「蛙」をおこないましたが、今日辺り筋肉痛になった方もいらっしゃったのではないかと思われます。やはり、私もひさしぶりにおこなってみて、短時間で身体に効いてきますので、これは土曜日の講習で毎回ではないかもしれませんがおこなおうと思います。

 そして本日の講習は殺陣クラスでは「月末恒例立廻り講習」ということで、昼間の部、夕方の部ともに程よい人数の中集中的におこなうことが出来ました。構成など立廻りの動き考えますが、実際に人数が揃って動くのを見るのは、講習で初めてとなりますので、そのあたりで細かい修正が必要となります。

 今日はそうした中で、最後の最後でおこなった、絡み四人のジリジリとした間詰めが、場の起こりを予想させるものとして効果的になりました。そして三番目の絡みの間のとり方、ここがこの場面での難しい部分でもあります。芯に対してそれ以上近寄ってはいけない距離感を知ること。そうした中で払いやすい角度とタイミングを身につけていただくことがこの日の集中的におこなう内容としての重要なポイントです。あまりにも払いやすくするための剣の出し方は、私は好きではありませんので、そのあたりの振り方と止め方というものを、通常の稽古で相手を意識しておこなうことです。

 芯の決めの瞬間の形は、剣を少し斜めに変更いたしましたが、この場合真っ直ぐでも構いません。体の向きと肘の角度が見栄えと言う点ではポイントになります。

 絡み役の立ち方、構え方、というのも芯を引き立てるものとして重要になってきます。つまり、芯を引き立たせるには、微妙な崩しが立ち方、構え方に求められます。通常の稽古ではこうした崩した構えをおこなっていませんので、通常の構えからどのように崩していけばいいのかと言う点では、身体面と心理面の両方から「崩しの見栄え」というものを作っていかなくてはなりません。

 今日は受講五回目のKさんが初めてこの立廻り講習を体験され、今後慣れてくればかなり動けるようになる気がいたしました。ダブル受講の方も、やはり二回目は良くなってきておりますので、全体としてもこの序盤シーンを丁寧におこなっていきたいと思います。

 剣術クラスの前半は、正面斬り、斬割、胴斬りをおこないました。立廻りに比べますと地味な稽古と言えますが、こうした技術の習得のための感覚を探し求める集中した時間というものが、殺陣にも大きく関係してくることが受講されている生徒の皆さんにも伝わっているものと思われます。

 後半は、鹿威しと抜刀からの鹿威しをおこないました。鹿威しでは、剣の振り方というものを、対象物の前でも崩れないようにおこなうことが重要です。当てることに捉われて自分の動きが見えなくなってしまってはなりません。地面を打つ方も結構いらっしゃいますので、当てることだけが目的ではありませんので、姿勢、剣の軌道、そういったものを崩さぬようにおこないます。

 抜刀からの鹿威しでは、三歩進みながらの斬りですので、ブレない足運びと正中線の合わせ方、そして背中が前に引っ張られない剣の振り方、そういったものを身につけるための稽古としておこなっております。成果が分かりやすく、真芯で捉えたときの驚きと快感がこの稽古の特徴でもあります。

 次回は7月になりますが、しばらくお休みされていた方々も復帰されるかと思われます。7月はどのような一ヶ月のなるのか分かりませんが、また楽しみなひと月となりそうです。気温もまだまだ上がってくるでしょうが、良い夏となるように過ごしたいと思います。

 7月22日(土)の「杖術 特別講習会」もお申し込みを受け付けておりますので、初めての方もご参加お待ちしております。ひさしぶりに懇親会もおこないますので、また盛り上がる一日となればと思っております。


2017年7月22日 「杖術 特別講習会」
(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会  

2017年6月 稽古日程

2017年7月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2017-06-26(Mon)
 

愛あるひとに

 梅雨らしからぬ梅雨。そんな今日は午前中にパンを2個食べてから先ほど深夜0時まで何も食べないまま過ごしていた。落ち着いて食べられるまでの時間の使い方がどうにも下手なのである。

 瞬く間に一週間が経過していくが、嫌とか不安とかそんな気持ちではなく、この一週間でどのぐらい進めたのだろうかということに意識が向かう。人生何を学ぶのかそれぞれであるが、私が思うことは直ぐに活かせるものを学び実践したい。それは生きていくための手段であり、私にとって必要なことは、もちろん身体のことやそれに関した知識もそうであるが、やはり日々の人との出会いの中から何を感じどういう時間を生きたかが即実践になる学びとして振り返ることが多い。

 まだまだ自分自身の知らない私という人間について、これから知っていかなければならないし、知った上で見えてくる次なるテーマが訪れるのだろう。気がつけば、そうしたことと私がおこなっている講習会や稽古会が徐々に結びついてきているように感じる。なんというか、例えば「こういう方法があって人と接し結果を知る。」というよりも、「人と出会いどのように接したかで結果から学ばせられる。」ということだと思う。

 人とのやりとりというのは、生ものであり、その時その瞬間に感じるものが自然と発せられるからこそ、温かみや感情が伝わるものであり、その時その瞬間というものは、準備しておこなうべきものではないと思っている。その時その瞬間にどうあるべきか、ということが武術稽古から学んだ教訓でもあり、自然と人との間についてもそうした答えを求めていくことになる。

 こういうことは、これまで武術稽古をやっていなかったら気が付きもしないし、きっと言われても理解できなかった筈である。こうした経験の積み重ねが、今後の私にどういう生き方を求めるものとなるのか今は未だ分からないが、気づかぬうちにそうしたことの下地が無意識の内に作られているようにも思えるのである。


 さて、本日土曜日の講習は、2013年に開講してから最も体験初参加の方が多くお越しになられました。そのため、いつもは空いている土曜日の殺陣クラスが定員となり、そのあとの剣術クラスに移っていただいた方もいらっしゃいました。明日の月末恒例立廻り講習が体験初参加の方は外していただくようにお願いしていたことも要因として挙げられるでしょう。

 このところは俳優さんの参加が増えてきました。世界は狭いもので、この教室で偶然バッタリ再会することも何度か見てきました。今日もそうした事例が起こりましたが、この教室の空間がまた新たな出会いや再会の場として、「知る人ぞ知る教室」となっていくことを楽しみに皆と共に学び育てて行きたいものと思います。

 この教室には、いろんな年齢層の方がいらっしゃいますし、いろいろな個性の方もいらっしゃいます。土曜日日曜日と4コマ開催しておりますと、そうしたいろいろな方とお会いでき、笑ったり心配になったりいろいろですが、生徒の皆さんでこの教室の空間をよりよいバランスにしてくださっていることを感じております。技術を身につけるためには、自然とそういった空間になっていくものと思いますし、そこには純粋に自分が出来るようになったかそうでないかということしかありませんので、余計な心理状態に持っていかれることも無く、そうしたことが私と皆さんとの繋がりにおいて「学ぶ」、「伝える」といった、ただそれだけのことに深く追求できるのだと思うのです。だからこそ私も、変わることなく飽きることなく、気持ちを込めてそれが当たり前のこととして取り組めているのだと思います。

 そうした循環作用が今の教室には働いているものと思われます。

 ただ純粋に、そのことに向き合える心理状態というのは健全なものです。そうした状態になんら疑う余地も無く取り組んでいけることが当たり前に思えているということは凄く幸せなことなんじゃないかと思います。

 人生いつ何が起こるか分かりません。その時まで今を活き活きと生きて行ける時間が掛け替えの無いものであると、愛という言葉を使うのは恥ずかしいですが、愛を無くした生き方というのはやはり、寂しいものです。愛せる日々を生きて行けるように、そのために自分を見つめ、自分を愛せる状態で人を愛せるように、そのなかに強さと覚悟を秘め、新たな明日へと向かっていきたいものです。

 明日もみなさま、お待ちしております。


2017年7月22日 「杖術 特別講習会」
(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会  

2017年6月 稽古日程

2017年7月 稽古日程

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2017-06-25(Sun)
 

都会の音、自然の音

 明日21日は夏至であるが、あいにくの雨となりそうだ。今日も快晴となったが、一日の明るさを最も長く感じられたのはもしかすると今日が最後だったかもしれない。

 そんな今日はいつものように早朝から電車に乗り継ぎ「高齢者のための剣術教室」へと向かった。先週に続き今日も紫陽花とウグイスの鳴き声を堪能しながら、この火曜日以外ではまず聴くことの無いウグイスの鳴き声に、体が緩むというか無意識の緊張状態が解けるような感覚になる。これは海辺での波音もそうであるが、とくに音に関しては私の場合癒されるものである。

 新宿駅構内は、私の地元の年に一度の「門司港港祭り」の人出の数倍であり、当たり前のような日常の風景であるがやはりこれは異常な数である。そうした人混みの雑踏を歩くのは避けたり避けなかったり視覚的に疲れるものであるが、聴覚に意識を持ってくると、この地響きにかなり神経が緊張状態に持っていかれていることに気がつく。とくに階段の昇降時にはかなりの音が響いてくる。目の不自由な人はこうした場所を一体どのように感じられているのであろうかとつい思ってしまう。

 駅によってはいつもマイクで大音響で宣伝活動をおこなっているが、視覚であれば目を背けば問題ないが、聴覚に関してはその場から離れなければ、否応なしに体に緊張状態を押し付けられてしまう。

 そうしたことからも、都会における音、騒音、振動、というものは無意識の内にも神経を疲弊させているのであろう。そんなときに、自然の恵みと言える野鳥の鳴き声であったり、波音であったり、川面のせせらぎであったり、そうした自然が自然らしくあるための音が、自然の一部であるはずの人間にも必要であるのだろう。SNSも、これからは個人の楽しみのためでなく、その場周囲の人々にとって良い影響力を与えるものとして開発していただければ、精神的に自然の恩恵を受けにくい都会で暮らす人々にとって、多少は救いになるようにも思える。こう感じるのは、私の実家が山の中にありそこで育ったことが深く関係しているのだろう。


 さて講習内容に話を戻そう。今日も早出稽古をされていた方々がいらっしゃり、いつもだいたい開始時刻ギリギリになって来られていた方々が、今日は30分前から自主稽古のために来られており、私は何も知らなくてみなさん自主的におこなっていることなのでこのところ毎度驚かされております。

 やはり自主的におこなっていると、自分で決めて自分で見つけ自分で直すことになりますので、心身ともに活き活きとされており、私はもう、それが出来ていても出来ていなくてもどちらでもいいと、今この瞬間がこれ以上無い成果となっていることに、私は黙ってニコニコと見つめるだけなのです。

 そうしているうちに、質問攻めになってきますので、みなさんの情熱を削がないように楽しみながらお答えしております。ほとんどの方が早くお越しになられるようになり、あらためてこの教室に関わる事が出来て本当に有り難い事だと思います。先日のGold Castleもそうですが、私の個人稽古会も気持ちを込めておこなえる方々です。こうした日々のみなさんとの稽古が私にとっては心身ともに救われております。バチが当たらないためにも、その空間と異なる稽古を自身に課していかなければなりません。甘えや油断は、心の隙間に忍び寄って来ます。そうした隙間を作らないためにも、私自身の時間の過ごし方がこれからはとくに重要な気がしています。

 このクラーチ剣術教室でおこなっている内容は数ヶ月間でかなり整理が付いて来ました。私も高齢のみなさんにとってどのような内容とパターンが良いのか試行錯誤の中で感じとってきました。そうしたことから、手順を覚える系統の内容(二十連円打)身体の姿勢とバランスに関わる筋力を養うもの(杖の寸止め打ち/鹿威し/抜刀からの鹿威し)などは今後の主な内容とし、それ以外は、その日そのときに感じたものをお伝えしていこうと考えております。

 とくに私自身見直し重要に感じたことは、杖も剣も寸止めでおこなうことです。素振りですと目的が失われ易くただの運動になりがちですし、打ち込んでしまうと体の姿勢が崩れ、当てることや威力を出すことのみに意識が向かってしまいます。このことは人間の本能的な部分が関わっていると思いますのでなかなか変える事は出来ません。ですが、寸止めに止めることで、対象物に対しての集中度と、打ち込むことよりも力みを押さえやすいため、姿勢も意識的に整いやすくなります。何より安定的に寸止めにするには、姿勢が整ってブレないことが必須ですので、上達を目指せば目指すほどこの稽古の場合、姿勢が向上するものと思われます。なにより一番成果が表れているのは、そのむかし素振りが芋掘りだと自身で仰っていたNさんです。姿勢の良さが杖にしても剣にしても良くなっており、それに関連して後方突きまで良くなっています。今の調子ですと今後ますます良くなっていくものと思われます。

 稽古内容として、自分で振った杖や木刀をピタリと止めるには姿勢にともなう筋力が必要となります。身体が流れてしまえば、筋力への負担は軽減されますが、この稽古の目的の場合は、ピタリととめることですので、否応なしに身体に効いてくるでしょう。寸止めはミリ単位でとめられると気持ちのいいものですし、鹿威しも、真芯で捉えれば自分でもビックリしてしまうほどの衝撃に快感が残ります。年齢を重ねていきますと運動不足による筋力低下が骨を弱くし、転倒骨折やあまり人との触れ合いがなくなってしまうと、認知症などさまざまな病魔が迫ってきます。身体を動かすことが健康にいいのは誰もが分かっている事ですが、それを継続的におこなうには、やはり自分で「やりたい!」と思えるものに巡り合うことが大事なことだと思うのです。

 これからの時代、もうすでに突入していますが、認知症を予防する運動がもっといろいろと出てくるかと思われますが、本当にその人の気持ちになって考えられたものであるかどうかが、理論的や化学的な検証結果より大事なことのように思えます。

 日々感じることは身になるものです。そうしていられる状態が当たり前かと言えば決してそうではありません。だからこそ、自分の心と感覚がリンクしていられる環境に身をおくことが重要であると私は思っています。そこに何らかの道標があり、その道行く先を照らしてくれているものと思います。


2017年7月22日 「杖術 特別講習会」
(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会  

2017年6月 稽古日程

2017年7月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2017-06-21(Wed)
 

追求すべきもの

 本日は高田馬場でI君といつものようにマンツーマンで稽古をおこなった。今日は天気もよく気分的にも少々鍛錬系の稽古をおこなおうと、脚部鍛錬稽古の後、私が昔よく一人稽古でおこなっていた雀をもっと低く姿勢をとり、木刀の末端を柄寄せで持ち、大きく振りかぶった状態から床面スレスレにピタリと止めながら浮き上がらずに前に進んで行くというもの。I君とともに私も久しぶりにおこなってみたが、やはりキツいものであるが同時に気持ちよさもある。

 次に武道場の窓側から師範席側までの空間が空いていたので、武道場の横面を横断するように杖の「馬突き」を十往復おこなった。半分で一息立ち止まったが、I君も全く根を上げずについて来た。これからは彼も身体の成長とともに鍛錬系の稽古を交えて鍛えていこうと思う。彼もこういった自分に厳しい稽古が嫌いではないようだ。そして私自身も体力面などまだまだ向上したい。

 杖術稽古では、この一年と一ヶ月でほぼ全ての内容をおこなってきたように思う。もちろん成長過程において出来る部分でおこなってはいるが、私の想像していたよりも早く進んでいる。だが私も含め、〔今の時点での事〕なので、それらを全て上回る動きというものにしていくために、「もう出来た」ということは過去のものであり、進化していかなければならない。

 剣術では、私にとって今後の方向性というものをフト感じることが出来た。おそらくこれまでの試行錯誤の稽古でおこなってきていたことが、その方向性における言葉により具体的な整理がつき、今後の稽古方法でより追求していくことになるだろう。腑に落ちたということである。

 胴斬りが先週の水曜日の稽古でこれまでの脚部の手順と変わったことで、これまでに比べフライングになりにくく、かつ身体の詰まりが抜け、よりこの胴斬りがスムーズにおこなえるようになった。私もどうして胴斬りにこだわっているのかわからないが、身体がこの稽古を必要としていることを感じている。今となっては剣術稽古では外せない内容の一つとなっている。

 次に歩を進めながらの斬割稽古であるが、今日は打太刀が相手の間を盗んでおこなうことで、仕太刀側の集中と、身体の状態が動けるための静止状態とならなければならず、この状態というのは感覚的に身につけることが出来れば他の稽古にも役に立つと思われる。仕太刀側とすれば、居着かないための心理面の状態と、止まって見えるが止まっていない状態を感覚的に養うことが求められる。打太刀側とすれば、相手の心の状態、観る目を養い、相手の動けない瞬間をついて太刀を振る。今日は互いに引き出せるこの稽古の在り方に気がつけたことが大きい。

 今日の稽古は、私にとってこれからの剣術における自分なりの方向性に気がつけるものとなった。これまでおこなっていたものが、「じゃあそれらはなんなのだ。」と自ら問うた際に、自らの人間性と心の在り方が技に通じるものでなければならないものであり、手っ取り早い手段を選ばず、愚直といえる方向性から愚ではないものを証明していかなければならない。

 今日は武術稽古と、生き方というものの関係性にほんの少しだけ触れることが出来たような気がした。


2017年7月22日 「杖術 特別講習会」
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2017年6月 稽古日程

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2017-06-20(Tue)
 

今週も有り難い日曜日となりました。

 本日は生憎の雨となってしまいましたが、夕方の部&夜間の部ともに賑わう講習となりました。

 私としましては土日計4コマをほぼ毎週おこなっておりますので、この日曜日が終わって深夜の時刻にしみじみとこの二日間を振り返ることが何ともいえない時間であります。

 今日の講習では脇構えからの払いをおこないました。私の場合峰を上向きに下からから摺り上げる方法よりも、刃を向けて払う直前に鎬を当てる方法でおこないます。払うための払いではなく、斬る過程においての払いということです。もちろんこの方が難しくなりますが、私の払い方は総じて直前に回転させますのでこの動きに慣れてくれば問題はないでしょう。

 斬られ方のリアクションも真っ向斬りに対する場合や袈裟斬りに対する場合をおこないました。これまでに見てきた中で、芯が斬って残心をとっても、絡みの斬られ方がそこに合っていなければ、やはり台無しになってしまいます。その斬った瞬間、斬られた瞬間の互いの反応を身体で表現することが、殺陣の面白さでもあり難しさでもあります。そうしたことが、複数の相手に対して手順よくおこなっていくには稽古が重要です。

 今日の夜間の部で最後に、一対四でおこなった稽古では、始めの二人の間合いが広がり過ぎてしまうと、芯の体捌きが活きて来ないため、間合いを詰めておこなったところこれまでと比べて迫力度が全く変わってきました。そうしたことからも、間合いというのはその状況を緊迫感に演出したり、または一呼吸置いて次のための間と繋いだりする効果が、ちょっとした距離感で変わってきます。

 もちろん間合いが近すぎてしまうと体に当たってしまったり、動きが小さくなてしまいます。その状況に応じて広すぎず狭すぎない間合いというものを普段の合わせ稽古の中で掴んでいただきたいと思います。

 次に絡みが斬りかかっていくタイミングというのは、芯の斬り掛かるリズム例えば「タン・タン・・タタン」などそのリズムを崩さないように芯のどの動きで斬り掛かって行けばいいのかを、掴んでいくことが大切です。

 つまり殺陣は、自分の動きだけでは成立しないものですので、全体の求められているリズムや間を皆が共通認識し、相手を見てタイミングであったり間合い、残心を引き立たせる斬られ方など、進んでいる方が遅れている方をフォローしながら調整し、稽古の中で互いに向上していくようにそのポイントを稽古いたします。

 今日はそういった意味で、杖の「二十連円打」を夕方の部&夜間の部ともに、敢えて進んでいる方と経験の少ない方を組ませて、その様子をそれぞれ見ておりました。

 いざ人に伝えるとなりますと、責任が生じあやふやな状態では伝えられないため、そこで初めて自分はどこまで理解していたのかということに気が付きます。そして人に伝えるということは、その先、その前を読み解く思考も働かせられます。相手を見る稽古にもなりますので、たまにはこうした組み合わせも、コミュニケーションという意味でも必要かと思っております。

 それにしましても、生徒さん達によりこの教室の空間というのは嫌な感情の入る余地の無い場所となっております。少なくとも私はそのように感じております。

 この教室を開講してこれまでに多くの方と出会ってきました。毎週のように体験参加の方が訪れ、いろいろな方とのご縁も繋がり深まってきております。やはり思うことは、人間と人間が直に出会い共に励む環境というのは素晴らしいものであるということです。

 そこから何を得て、どう活かしていくのかは人それぞれにあると思われます。主宰しているものとして、この教室で生徒同士の和が広がっていくことも嬉しい事ですし、若い中学生や高校生の生徒達の心身の成長を感じることが出来るのも嬉しい事です。ご年配の方々も活き活きと楽しんで笑顔で帰られていくことに感動いたします。殺陣や剣術というのは、もちろんこの教室の第一の目的としておこなっておりますが、それは手段でもあり、本当に大事なことは人の輪であったり、些細なことの喜びを感じられる心の状態であったり、純粋にその目的のために皆が共通して取り組める一体感の中に、何か学ぶべきことが含まれているように感じます。

 だからこそ、モヤモヤしていたり身体の状態がいまいちな時にこそ、この教室の講習に参加されたほうが前に向かって行けるように思えます。生徒一人ひとりの状態というのは気になるものです。これは私の昔からの性分かもしれませんが、受付の作業や講習内容の進め方などを思案しているときでも、同時に今来ている生徒と体験参加の方の事はチラッと見ただけでも変化を感じております。同じ場所で同じようにお待ちしておりますと、分かるようになるものです。

 そうした色々な方々がお越しいただける環境に巡り合えてほんとうに有り難い気持ちです。これからも私自身成長しながら、人を大事に生きて行きたいと思います。本日もみなさま、ありがとうございました!


(深川での講習風景の一コマ)

2017.5.14 Gold Castle ⑭


2017.5.14 Gold Castle ⑮


2017年7月22日 「杖術 特別講習会」
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2017年6月 稽古日程

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2017-06-19(Mon)
 

ありのままを磨く

 今日も快晴で爽やかな風が気持ちよかった。明日頃からようやく梅雨らしくなりそうな気配。そういえば、クラーチ剣術教室の生徒さんであるKさんの健康診断の結果が向上したとOさんから伺いました。毎週元気に皆さんと身体を動かして、手順を覚えるために脳が活性化し、稽古が前に進むことを喜びながら、上手くいかない時は悔しさとともに集中して取り組まれている85歳の方です。

 身体を動かすことよりも、参加することのほうが難しい場合が多く、その第一歩を踏み出された方の多くは、毎週活き活きと出来ることと出来ないことの中で楽しさを見つけ、始めのころの不安な気持ちは何処へやら・・・・・・という状況です。

 さて、本題に戻り、今日は品川区総合体育館剣道場で昼間の部と夜間の部の講習をおこないました。

 本日は剣術(杖術)クラスの方から先に開催いたしました。会場と時間帯により順番が変わる場合がありますので、申し訳御座いませんが、ご確認をお願いいたします。基本的には、人数の割合から同日開催場所が異なった場合、五反田の総合体育館を剣術クラス、戸越体育館を殺陣クラスとし、時間帯ですと午前の部と夜間の部を殺陣クラス、それ以外を剣術クラスとしております。あくまでも現在のクラス状況での判断としておりますので状況によっては変更する場合も御座います。

 今日は男性のKさんが生徒となられました。ご出身が私と同じ福岡県ということを伺い、この教室に私の知ってるだけでも数名の方が福岡県出身、もしくはゆかりの地であることがわかりました。私は数年に一回位しか彼の地を訪れなくなりましたが、記憶のなかで遥か遠い昔の出来事が、当時の記憶は夢だったのではないかと思える危うさも感じはじめてきますが、こうして福岡ご出身の方とお会いすると、懐かしい感じが記憶とともに、その方を通じて蘇ってきます。

 私も立場上いろいろな情報が入ってきますが、関わっている分野というものの世界は狭いということを感じることはよくあります。SNSが主流の現代では、良い情報も悪い情報もすぐに(SNSを通じた口コミで)伝わります。ですから、これからの時代は、見た目や口先だけでは通用しなくなってくるのは言うまでも無く、自身の中身を育てていけるかが、一部の限られた方だけでなく、全ての方が対象になってくるでしょう。直接関わらなくともかなりの所まで具体的な情報が相手に伝わる時代だからこそ、何を学び何を育てるかが、これからは真に大事なことであると思います。

 策を講じるよりも、ありのままで生きて行ける強さを求めたいものです。だからこそ、ありのままを磨いて行かなければならないのでしょう。我々はそういう時代を生きているということです。

 剣術クラスでは、それぞれの伸びを感じてきております。逞しくなられた方、身体のヨレが無くなった方、動きの習得が早くなった方、余裕を持って相手を観られるようになった方、それぞれに課題はあるかと思いますが、興味や関心のあることからドンドンやっていって下さい。

 殺陣クラスでは、初参加の方が三名集中して取り組まれました。生徒の方々も今日はジックリと真っ向に対するリアクションと袈裟に対するリアクションをおこないました。体がバウンドする感じで魅せ方を研究しながらおこなっております。こうした動きのバリエーションが身体に馴染み、新しくおこなう立廻りの中で理解とともに動けるようになれば大きな前進となるでしょう。台詞もそうですがこうした殺陣というものも、リズムと間が実際のリアルとは異なり、構成の中で求められているものと思われます。これは私の実感で、やはりそこを無視してリアルなものをその場の継ぎ足しでおこなってしまうと、なんとも観てられないものとなるように思えます。もちろん、私が言うのも甚だおこがましい部分もありますが、そこを踏まえて今後の立廻りを構成し、そこにいかに武術としての身体使いを皆さんが身につけられるものとして取り入れていけるかにこれからの私が試されております。

 明日は、品川区総合体育館柔道場にて15時00分から17時00分まで(おそらく多少延長いたします)講習をおこない、続いて隣の剣道場に移り18時30分から20時30分まで(同じく多少延長いたします)講習をおこないます。明日の殺陣クラスでは新たに払いからの真っ向と袈裟をおこないます。明日はあいにくの雨となりそうですが、みなさまお気をつけてお越し下さい。


2017年7月22日 「杖術 特別講習会」
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2017年6月 稽古日程

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2017-06-18(Sun)
 

「杖術 特別講習会」のお知らせ

 2017年7月22日(土) 品川区総合体育館柔道場にて杖術の特別講習会をおこないます。

 これまでに講習会などでおこなった型稽古等を集中的にお伝えしたいと思います。その方に合わせた型稽古がありますので、初心者から経験者まで幅広く取り組めるものとなっております。

 初めての方や他流の方、高齢者の方も歓迎いたします。
 (貸し出し用の軽い杖は用意しています)


2017.7.22 杖術 特別講習会


【開催時間】
12時00分~14時00分
15時00分~懇親会(自由参加)


【会場】
品川区総合体育館 柔道場


【参加費】
3.000円


【お申し込み方法】
ホームページ、または「こくちーず」より下記の内容を明記してご連絡下さい。
①「氏名」 
②「年齢」 
③「性別」 
④「杖の有無」 
⑤「懇親会の参加または不参加」

上記の内容を確認しましたら、こちらより折り返しご連絡させていただきます。


≪プロフィール≫
松聲館 剣術技法研究員
金山剣術稽古会 主宰
Gold Castle 殺陣&剣術スクール 主宰
高齢者住宅 クラーチ溝の口 剣術教室講師


≪参考動画≫
杖 十一之型

2013年 杖術演武映像


2017-06-16(Fri)
 

統制と自由さ

 昨夜は2時頃に寝たのであるが、夜中に地震やら豪雨の音やらで目覚め、わりあい寝た気がしていたが時計を見ると4時30分頃であった。それからどういうわけか1時間ほど眠れず、7時過ぎに起床した。

 よく眠れた訳ではないが、それほど眠気も無く、朝の電車に乗って一時間ほど揺られていくのがいつもの火曜日である。最寄り駅から会場まで徒歩5~7分位であるが、今日は紫陽花が沢山咲いている場所を通るため遠回りして向かった。沢山咲いてはいたが、雨が少なかったせいか小さく萎んだような形で少し残念であった。だが、鶯の鳴き声が十秒と空けずに鳴いているので、その美声を何度も聞きながら会場に到着した。

 8月5日でこの「高齢者のための剣術教室」もl丸三年となるが、今日はまた一段と皆さんのやる気が凄かった。いつもはOさんが一人で稽古をしているところに私が入っていき雑談を交わしたり、動きの質問にお答えしたりして、開始時刻15分ぐらい前になって更衣室に行き着替えてくるのであるが、このところすでに2~3人で練習しており、私が入っていくと、たちまち皆さんやってきて、待ちきれずに自主練習が始るようになってきた。年数が経つほどに皆さんの意欲が増してくることに、嬉しさを感じます。


 さて、今日の講習では、Tさんが他の日にこの場所を使って何人かと自主稽古をされたようで、その成果をまず拝見しました。やはり、自らの意思でやった結果は明らかに出るものです。こうしたことの喜びがキラキラと表情に表れておりましたので、動きを覚えたり出来るようになることはもちろんですが、こうした輝きが自然と発せられるようになることが何より一番であると思います。そうした要因の一つには、この教室でみなさんんとともに作り上げた雰囲気の良さが大きいものと思われます。

 楽しむこと、集中すること、笑うこと、信頼し合えること、身体を動かしながら皆さんでそうした空間を作ってきております。今の状態というのは、私はそこに居るだけで、あとは皆さんがそれぞれの目標や課題が分かってますので、それを皆さん同士で教えあったり、確認しあったりしています。私はその様子を眺めるだけという事も増えてきました。もちろん進行役ですので、合図や号令を掛ける事もありますが、こうしたやり方は、昔よく行っていた甲野善紀先生の講習会の経験がなければ、こうした空間は出来なかったものと思います。

 今日は私自身にも発見があり、相手が刃を上に向けた木刀を正眼から水平に差し出した状態で、それに対して上段から真っ向に打ち落とす「鹿威し」(ししおどし)という稽古法ですが、目の前に対象物があると、どうしても身体が前傾し前腕部から先で振ってしまいがちになります。

 そこで、私が打ち下ろす人の背中の上部に手を当て、「この手が背中から離れないように振ってください。」とおこなったところ、芯で捉える回数が増えたことに驚きました。つまり、背中が前傾しないように剣を振ると、前腕部に頼っていた操作が上腕の付け根、肩甲骨も含めた背中を使えることが、刃筋のブレを小さくし、力感が無く見えても力強さがあることが分かりました。この鹿威しが上手な方は、無意識の内に剣をしっかりと振り上げそこからあまり前傾しないように振っていたように感じます。

 そして今日は、この鹿威しに、上段の構えから歩を三歩進めて振り下ろすようにおこないました。今日初めての試みでしたが、これは足運びと、身体の軸、振り下ろした際の姿勢など、初心者の方には効率よく身につけられるのではないかと思います。ユニークな稽古が私の場合いくつかありますが、そのなかでもこの鹿威しは、芯に当たった時の気持ちよさと驚き(真芯で捉えると木刀が落ちます)からして、刃筋を通す稽古法としても、これは飽きない稽古の部類かと思われます。

 講習を終えて、ひさしぶりに髪を切りに行ってきました。このところなかなか時間がとれず、ようやく落ち着きました。一日一人でボーっとする時間が今は欲しいと身体が訴えているような気もしますが、体が一つしかありませんし、生きていくためには贅沢は言ってられませんね。


金山剣術稽古会  

2017年6月 稽古日程

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2017-06-14(Wed)
 

成長のさなか

 本日は高田馬場でI君と稽古をおこなった。だいたい週に一回顔を合わせているが、このところ身長がさらに伸びてきたのを感じる。私も毎回会うごとに、「背が伸びましたね。」と言っているが、半年前と比べても身体のバランスが変わってきた。それに合わせて、からだのフラつきも減少している。聞いたところ、どうやらお母様の身長を追い越したようである。

 春休みに「高齢者のための剣術教室」に一緒に行った時よりも大きくなっているので、夏休みにまた一緒に行ける機会があれば、皆さんもI君の成長を感じるだろう。その日を今から楽しみにしている。

 さて稽古では、久しぶりに杖術「反転打ち~引き手追い打ち突き」とそれに繋がる「後方受け払い突き」をおこなった。以前は、馬突きの足運びがまだ段階的に難しかったため、この稽古を途中で止めていたが、今ではすぐに動けるようになっているので、あらためて成長と、身に備わったものの蓄積量にこれからの稽古が楽しみとなった。

 子供の成長は本当に早い。数ヶ月後には別人のようになることもある。身体が成長し、顔が精悍になり、考えることが大人びてくる。嬉しい事であるが、同時に寂しくもある。だからこそ、一回毎の稽古というのはある意味この日が最後と思って接するつもりでいたい。

 I君の稽古姿や成長というのは、私だけでなくこの高田馬場の武道場にいつも稽古にいらっしゃる各師範の先生方も離れたところで見守ってくださっている。そう感じさせるI君の人柄もあるのだろう。そうした方々の眼がI君にとってもプラスとなっているので、そうした多くの生徒さんを受け持つ師範の先生方からも気にかけて頂いていることを私も有り難く思いながら、I君との時間を私としても勉強させてもらっている。

 休憩時間にいろいろとお話をすることも、信頼関係の中さまざまに話す内容にも成長を感じた。私の稽古会では、「現代における武術稽古の必要性を、身体と心で学べる場として活動している。」と謡っているが、同時に感じる心を養っていく場としても育んでいくものとしている。私には学も無いし知識などたかが知れているが、生き方には後悔していないので、どの場所でも貫いてきたものは今に繋がっていると思う。そのために苦しんだ日々というものが、今ひとと出会い言葉を交わしていく中で、自分の言葉になっているのかもしれない。何度もゼロからのスタートになったとしても、信念や積み重ねてきた心持ちというものが変わらなければ、ゼロではないし、そうした環境に自然と導かれていくものだと思う。

 人生長いスパンで考えると色々なことが起こるだろう。天災もあれば事件に巻き込まれることもあるかもしれない。事故や病気、考えればきりが無いが、そうした未来の不安を考えるよりも、今どうであるかの方が生きていく中では大事である。それに備えた保険や予防なども必要だとは思うが、死ぬことを恐れ過ぎては今が生き辛くなるし、輝けるものが輝けなくなってしまう。

 長い歴史から死生観を鑑みると、今の時代というのは一般的に若い人達の中で死というものが日常の中でほぼ意識することなく暮らしていけるのではないだろうか。もっともそうでない人も多くいらっしゃることは承知しているが。

 それが良いのか悪いのかは私には分からないが、ただ、こうした時代だからこそ、つまらない事に必死になるより、当たり前のように生きていられることのありがたさや、自らの生き様というものを、誰かの記憶に残せるような、そうした生き方というのがこれからの情報均一化時代、きっとそこに気が付いて救われる人が出るものと思う。

いろいろな競争や闘いとは違った角度で、生き方を考え実践していくことで、結果があとから付いてくるのかもしれないし付いてこなくとも、納得は得られるように思える。心がどうであるかが、これからの時代は益々問われてくるだろう。


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2017年6月 稽古日程

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2017-06-13(Tue)
 

本当の意味で身につけたいもの

 梅雨入りしてからあまりまとまった雨が降っていないが、今夜も綺麗なお月様がよく見える。そういえば昨年の6月は利根川水系ダムの合計貯水率がかなり低下していた。そちら側にまとまった雨が降らなかったということだろう。雨は移動が憂鬱になるが、降らなければ困るもの。まあ、私がこんなことを言っても始らないが・・・・・・

 さて本日は品川区総合体育館武道場にて、昼間の部と夜間の部を続けて開催いたしました。土曜日殺陣クラスしか受けたことのない方も今日は初めて日曜日の講習に参加され、またいつもと違った雰囲気を感じられたのではないかと思います。

 6月はイベントが多いせいか、お休みされる方が結構いらっしゃいますので、今月は人数的に空いている状態となっております。そうしたなか本日は二名の方が新たに正規受講生となられ、またこれからの講習に新しいメンバーが加わることになりました。講習内容も、とくに殺陣クラスに関しましてはかなり変わってきたように思います。私がまず押さえておきたかったことは、「走る」「止まる」「構える」「斬る」そうしたことが最低限できるようにしていくことでした。生徒のみなさまも少しずつ身についてきておりますので、現在はリアクションなど互いに間を合わせることを大事にすすめております。

 あらためて思うことは、「相手を見る」ことの重要性です。言葉では分かっていてもいざ動くとなるとコントロール出来ないものです。それと同様になかなか出来ないのは「ゆっくり動く」ということです。先に進むには、そうした基礎的な部分を心が動じない冷静な状態でおこなえるように稽古していくことが今は大事な時期であると思っております。

 稽古を続けていきますとそうした部分は次第に「見えてくる」ように、または「調整できる」ようになってきます。そうなりますと、自分より経験の浅い人の動きや考えが読めてきます。そこで肝心なことは、今すぐにできるように求めてしまわないことです。経験をしてきたなかで、個人差はありますが進むための葛藤という道程がありますので、そのあたりの指示や誘導は私の役目でもあります。指導者には指導者の経験と葛藤があり、そのひとそれぞれの気持ちを酌みながら甘く辛くしていかなくてはなりません。

 これからは実力が目に見えて上がった生徒も増えてくるでしょう。そうした中で、この教室の空間が現在のようなバランスで保たれていくには、「相手を見ること」「動きを調整できること」そうしたことが殺陣や剣術だけでなく、人として活かしていくことが本当の意味で身につけていただきたいものであると思っております。向上心とは、大人になり、ある程度自由な時間が持てる今だからこそ、その心持ちを大事にしたいものです。

 今日は高校一年生のK君に全体的な変化を感じることが出来ました。百回生でもあるK君は中学一年生のときに、この教室に参加されました。そのときからずっと見て来ておりますので、身体の成長と心の成長を見ていられることは、こうした年代の生徒さんであるから尚更嬉しいものです。私もたまに厳しく言えるようになったのは、互いの信頼関係があるからだと思います。しっかりと武道場の入り口で挨拶をして帰られる姿は、彼の成長と、また次回お願いしますという気持ちが十分に伝わってきますので、これからもちゃんと見ていきたいと思います。

 夕方の部では、四名の方がダブルヘッダーでの受講をされ、合計四時間+延長15分+15分の四時間半受けて行かれました。昨日に続き奈良県のKさんもダブル受講され、いろいろと不安を抱えながらも皆と元気に取り組んでいました。フカフカの妹さんも、ずいぶん逞しくなってきました。今後がますます楽しみです。

 ご婦人Oさんも昨日に続き今日も参加されました。ホームページの生徒さんの声の写真にあるように、初めのころは椅子に座って簡単な稽古をおこなっておりましたが、徐々に徐々に出来ることが増え始め、今では多いときで火曜日、木曜日、土曜日、日曜日と稽古されています。Oさんの御年齢と身体の状態を思えば、並大抵ではないことを「剣術にたいする情熱のちから」でものともせずに活き活きと過ごされております。夕方の部でのYさんとTさんのリアクションを付けた払いからの胴斬りでは、俳優さんでもある二人の迫力に見学しながら感動されておりました。

 あらためて思うことは、目先の物事で、つまり何かの欲のためにおこなうものというのは、いい環境にはなりにくく、それは表面的なものを磨くことと同時に裏の顔を育ててしまうことになり、そうしたことはすぐに見破られるものだと思うのです。不器用でも、その方々の心持ちが目先のものなどチラつかせない環境であれば、何かを得るのは自分次第であり、そこに感じるものや、ありがたさなど、生きていく中で心が養われていくものであります。

 こうしたことは、なかな言葉には出しづらいですし、文字にもし難いものですが、私自身にとりましても追い込んでいることになりますので、これからも考えていく中でもっと自分らしさというものを見つけて発信していけるようになれればと思います。

 本日もみなさま、ありがとうございました。


金山剣術稽古会  

2017年6月 稽古日程

2017年7月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2017-06-12(Mon)
 

各方面の方々にお越し頂きありがとうございました。

 本日は品川区総合体育館剣道場にて「抜刀術特別講習会」をおこないました。

 今回はいつもの常連メンバーに加え、奈良県から参加の方や他流で居合を学ばれている方もご参加下さいました。そうしたこともあって、今日は予定に入れていなかった技を追加しておこないましたので、七本の技をおこないました。

 次の開催までまた期間が空きますが、その時にはまた技が進展しているように私自身研究に努めたいと思います。

 次回の特別講習会は7月22日(土曜日)12時00分~14時00分 品川区総合体育館柔道場にて「杖術 特別講習会」を予定しております。

 本日も有意義な一日となりました。お越し頂いた皆様、ありがとうございました。


2017-06-11(Sun)
 

研究稽古の貴重さにあらためて感じ入る

 2013年ごろから月に一度は井上欣也さんと研究稽古をおこなっていましたが、お互いに活動が忙しくなり始め約4ヶ月ぶりの稽古となりました。

 この4ヶ月間というのは互いに色々稽古を積み進展していると思いますが、稽古をしている時の雰囲気というのは以前となんら変わりなく、なんだかずっと連絡を取り合っていたかのような不思議な感覚でした。

 井上さんとの稽古といえば、会話も重要な稽古となっており、今回はとくに私が井上さんにいろいろと心の詰まりを取り除いていただくことになりました。準備もしていないのにフト言葉が漏れてしまうのは、こうした内容に関しては井上さんを置いて他に居ませんので、本当に有難い存在であると思っております。

 今日の研究稽古では、まず最近気が付いた杖を奪われそうになった場合の対応法をいくつかご紹介しました。次に剣術での「払い突き」や」突き返し」をおこない、寄せ足による「縮地」と言えるほどのものかどうかわかりませんが、両足がさらに伸びる歩法をおこないました。この寄せ足による歩の伸びは、これまでにいろいろな方にお伝えしてきましたが、なかなか重心側から動かして、寄せ足でさらに両足が動くことが出来る方が居らず、井上さんいわく「これは、どうなっているのかわからないですね・・・・・・」とおっしゃっていたように、私にも気づいていないことが動きの手続きの中にあるのかもしれません。

 井上さんは前脚側の股関節に実感を得られたようで、私といたしましても、いつも頂いてばかりなので良かったと思いました。

 私にとりましても、今日は井上さんから仙骨を重心として考えることに気づかされ、「もしかすると、重心というものと、倒れそうになっている状態というものを混同してはいけないのではないか・・・・・・?」ということを考え、このことは今日の研究稽古の中で非常に大きな出来事として、これまでにおこなっていた袈裟斬りや重心移動の際の姿勢の問題点に、一つの研究課題として今後おこなっていけるものとなりました。

 そして最後の平歩で体を押された際の状態も、仙骨の位置により肩に余裕が生まれ、足元の強さが全然違いました。これで前方への重心移動もおこなえることから、ひさしぶりに、ひさしぶりに、取り憑かれたようにこれに関する動きを検証したくなりました。

 今までこうした姿勢は何度も稽古で試してきてはいるのですが、どうして今日のような発見に至らなかったのかは、骨盤角度に対する私の勝手な思い込みがどこか邪魔をしていたからなのかもしれません。

 ですがこれは安易に骨盤角度の問題だけでもなく、股関節の可動域や、大腰筋などの働き、それに重心感覚も関係していると思われますので、今日お土産としてこの仙骨から動くという感覚をお伝えくださった井上さんにはたいへん感謝しております。

 その他の体術稽古では、井上さんの全身がそれぞれに「はらい」の感覚で動かれると、ゆったりとした動きでも、力がぶつからないので止める事が出来ませんでした。こうした感覚は今の私には全く見当たりませんが、こうした方とマンツーマンで稽古ができることの有難さを身に染みて実感いたしました。


 ながれゆく雲のように、ひともそれぞれの方向へと進んでいる。わたしはどこまで進めたのか・・・・・・風はどこへ進ませてくれたのだろうか・・・・・・目に見えない風は、ひとの想いを省みず、ただただ吹いている。心あれば風を感じ、波長をあわせてその場所まで運んでいってくれるのだろうか・・・・・・ただ時のみぞ知るばかりなり。


 稽古が終わり、タイ料理のお店で食事をしました。いろいろと近況などのお話もいたしましたが、お互いの共通点の話には大いに盛り上がりました(笑)。今年はぜひ、井上さんのホームグランドに伺いたいと思います。いつも遠いところお越し頂き申し訳ありません。今日も貴重なものを頂く事ができました。心身ともに詰まりが抜けたような気がいたします。また宜しくお願いいたします。ありがとうございました!


2017-06-10(Sat)
 

日常の過不足を把握し心身のバランスを整えられるか

 昨日はこちら関東でも梅雨入りとなったが、今日の日中は清々しい快晴となった。紫陽花も綺麗に咲いている。私も年々季節のものには関心が湧いてくる。

 さて、本日は高田馬場でW氏とK氏とともに稽古をおこなった。木曜日の午後からの稽古であるが、このところ会場が混んでいる。昼過ぎから夕方にかけての時間帯は空いているのが魅力であったのだが、個人開放なのでそれは致し方ない。

 今日は久しぶりに鹿島神流の木刀を使ってW氏と袈裟斬りをおこなった。相手に両手で斜めに構えた木刀を遠慮なく強く打ち込む稽古である。あまりやり過ぎると指関節などの節々に痛みが残るが、身体の内側に効いてくるので、故障しない範囲で継続したい。

 同様に相手に受けてもらいながら胴斬りをおこなった。相手が怪我をしないように徐々に強くしていったが、木刀が飛んでいってしまったので、胴斬りの受けの持ち手には課題が残る。

 しかし、抑えながらとはいえ強く木刀を斬る様に打ち抜くのは芯に響いて気持ちがいい。だが袈裟斬りもそうであるが、威力にこだわって、形がそのためのものになってしまわないように気をつける必要がある。今日の稽古で私の木刀の物打ち辺りがかなりささくれてしまい、これまでにも何本か鹿島神流の太い木刀でも折ってしまった事がある。自分の武道具には愛着があるが、稽古のためには致し方がない。

 W氏も今月で二年となったが、この稽古会でこれまでに比べ体の芯が練られてきた。身体が変わって出来ることや感覚的に感じやすくなるものもあるので、これからの稽古がよりいっそう楽しみでもある。そうしたことが稽古でも伝えやすくなってきた。

 K氏もジックリ取り組まれる方なので、自得できるまで突き詰めながら自身の世界を作っている感じを受ける。こうした方々と集中して、何かを探し求めながら稽古をおこなうことが私の望んでいる稽古環境でもある。もちろんまだまだ空間として出来ていない部分や共通の発掘作業としての循環周期に至っていないが、いずれその流れに入っていくものと思う。

 最後におこなった抜刀術では「隼抜き」をおこなったが、こうした〔落下系〕のものは力みを抜くことが重要であると、当たり前なのであるが、動きを通じてそのように感じることが出来た。

 明日は久しぶりに井上欣也さんとの研究稽古。怒涛のように色々出てきそうであるが、その瞬間まであまり考えないように務めたい。明日は満月。良い一日となりますように!


2017年6月10日(土曜日)『 抜刀術 特別講習会 』 
お申し込み受付中

金山剣術稽古会  

2017年6月 稽古日程

2017年7月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2017-06-09(Fri)
 

時代背景からなるバランス

 昨日月曜日は高田馬場でI君と稽古をおこないました。18時過ぎごろから雷と激しい雨が降り出し一時間ほどで止むものと思っていましたが、館内で15分ほど時間を潰して小雨となったところで帰りました。

 しかし今度は電車が人身事故の影響で止まっており、あまり影響は無かったといえば幸でしたが、それでも走行中の電車の間隔が詰まっていたため一駅ごとの信号停止時間が長く時間が掛かりました。

 一夜明けて本日は「高齢者のための剣術教室」に行ってきました。

 今日は再びスタッフの方が、お世話になっているこちらのホームページ用に教室の講習風景を写真撮影していただきました。みなさんも笑顔で集中して取り組まれていましたのできっといい写真になっているのではと思います。

 講習後はレストランで皆さんと食事会。今日は再びTさんがニラタマを作ってきてくださり、皆さんと一緒に美味しくいただきました。Sさんからはパイナップルの芯をドライフルーツにしたものや、鶉の燻製をいただきました。私もまだまだ世の中で食べたことが無いものが沢山ありますので、みなさんといろいろな食べ物の話をするとたいへん盛り上がります。

 帰宅してからは、生徒さんに頼まれた居合帯を買いに行ったのと、私が使う居合帯も別の店に買いに行きました。今回のものは果たしてどういう按配か試してみないと何とも言えません。

 数日前からCS放送の時代劇専用チャンネルで22時から「新選組血風録」1965年度版が放映されています。数年前にほぼ全話を観ましたが、ドラマとして非常に優れた作品です。以前ある方に「おすすめの時代劇は何ですか?」と聞かれた時に迷わずこの作品をお伝えした記憶があります。私としてはこれまで感じていた時代劇の印象がガラガラと音を立てて崩れ去るほどの衝撃でした。やはり当時の時代だからこその勢いを全てから感じます。これがテレビドラマということにも驚きますが、今の時代ではいろいろな意味でこうした作品をつくることは不可能に近いものと思われます。それだけに、この作品の価値というのは今後もプレミアがついていくのではないかと思います。

 制作側と視聴者側の需要と供給は、悲しいかな時代背景が物語っているのですね・・・・・・


2017年6月10日(土曜日)『 抜刀術 特別講習会 』 
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2017年6月 稽古日程

2017年7月 稽古日程

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2017-06-07(Wed)
 

魅力

 肌寒さを感じた本日は、9時10分から戸越体育館でおこなう講習のため6時に起床した。昨夜は1時過ぎに布団に入ったものの、しばらく寝付けず2時位に寝たように思う。だが今朝の目覚めは不思議とスッキリとしたものであった。

 午前の部が9時10分~11時10分という中途半端な時間設定となっているのは、会場施設が8時45分にならないと入場できないため、みなさんの着替えや、会場受付の設営準備などを考えると、15分では難しいため、10分押しての開始時刻としている。私の場合、着替えたのち受付準備をおこなうのは無理があるため、自宅から着替えて出掛けている。

 新宿駅で乗り換えると朝の場合、薙刀など袴姿の方を見かけることが多々あり、よく代々木駅で下車されている。おそらく明治神宮の傍にある至誠館だと思われる。至誠館といえば鹿島神流との関連が深いが、昔は稲葉稔師範の(現、名誉師範)映像を見て、熱の入った組太刀稽古に励んだものである。


 さて、本日の講習では、午前の部が剣道場と柔道場の両面を使っての開催となり、広く会場を使って稽古をおこなうことが出来ました。とくに杖術では「四天誕杖」、「馬突き」が奥行きのある会場の端から端までおこなうことができ、「四天誕杖」はかなり進んできたように感じました。

 夜間の部では、午前の部と同様に新しい立廻りの最初の部分をおこないました。午前の部では相手をつけておこなうには時間が足りませんでしたが、夜は会場利用時間に余裕があるため25分押しましたが、相手をつけておこなうことが出来ました。

 今回から絡みが四人となり、目の前に四人が立ち並ぶ際に、「もう少し寄って下さい。」とお願いしたところ、大人の男性2人と女性が1人、中学生が1人だったため、私の想像していた四人の立ち姿と雰囲気がずいぶん異なり、なんだか家族写真のようになってしまい、「家族の仕返し」のような印象に思わず吹き出してしまいました・・・・・・

 微妙な立ち位置の距離感により見える印象というのはずいぶん変わるものだと、今日は強く実感いたしました。新しい手となって初めてですので、細かい部分を点検し稽古して修正していく中で、立ち並んだ四人がそれらしく見えるように務めたいと思います。

 杖の講習では、昨日土曜日と今日午前の部、夜間の部と全て違った内容でおこないました。昨日は引き掴まれた際の対応をテーマにおこない、今朝は歩を進めておこなう「四天誕杖」、「馬突き」をおこない、夜は「下段扇抜き」、「上段扇抜き」をおこないました。とくに日曜夜の部常連生徒は初めておこなった方が多いため、難しく感じられたのではないかと思います。とくに体験参加二回目のTさんには、より悩ませてしまったと思います。ですが俳優業と平行して農業を10年近くされていた方ですので、身体の使い方と適応力には明らかな違いを感じております。そのため、みなさんと同じように進めさせていただきました。まだお会いして二回目ですが、ずっとお会いしていたかのような不思議な魅力の持ち主です。

 手前味噌となりますが、生徒に役者さんがいらっしゃいますが、これは私自身自分がそうであったときに感じていたことで、人に芝居を観てもらうなら、そして人に感動を与えることが出来る職業であるなら人間としてどうであるかが大事であり、私もいろいろな人たちと関わってきた中で疑問に思うことが少なくありませんでした。もちろん私自身不足していた部分も多かったと思います。そうしたことからも、今現在この教室に通われているその世界の方を見ておりますと、向上心はもちろんの事、人間的にも応援したくなるような方が多くいらっしゃいます。

 人の力とは大きなものです。魅力ある人のもつエネルギーというものは、引き寄せられるものから発展的な展開が生まれるものと思われます。魅力ある人と同じ時間を過ごすことは自らにとってもプラスとなるでしょう。そうした方々から私自身学び、少しでも自分の中に吸収出来るものがあればと思います。 

 本日もみなさまありがとうございました!


2017年6月10日(土曜日)『 抜刀術 特別講習会 』 
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2017年6月 稽古日程

2017年7月 稽古日程

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2017-06-05(Mon)
 

今日の百回生はNさん

 今週の土日は珍しく4コマとも、戸越体育館での開催となります。五反田の総合体育館が多かったため、無意識の内に足が総合体育館の方へ向かわないようにお気をつけください。

 さて本日昼からの殺陣クラスでは、少人数で集中的におこないました。各構えや斬り方や払い方など、それぞれに課題が見つかったと思います。魅せる払い方と、すぐに斬り込むための払い方、それに対するリアクションなど。

 難しい動きを身につけることよりも、いや、難しい動きに入っていくには、キチッとした見せるべきところを感じて動いていくことが重要になってきます。こうしたことはやっていく中で自然と分かってくることですが、殺陣はお芝居ですので、常に観られていることを念頭において立ち廻らなくてはなりません。

 そうしたことを踏まえますと、構え方一つにしてもいろいろと考えておこなわなくてはなりません。私の場合、まずは生徒各々がどこまで出来るかを見極めて、逆算的に身につけられるところを稽古内容としておこなっています。もちろんいきなり構え方や斬り方がすぐに身に付くものではないのですが、ずっとその形を稽古させてしまうと、自信を失わせる可能性があるのと、身体の使い方に縛りを掛けてしまう恐れがあるように感じられるのです。もっと自由に、その日の伸びる部分を探し体感していく癖がつくことで、結果として成長速度が早まるものと思っております。

 夕方からの剣術クラスでは、殺陣クラスの3倍の人数となり、戸越体育館剣道場ではこれ以上は厳しいかと思える状況でしたが、それを見越して今回の内容は、杖を片手で、あるいは両手で引き掴まれた場合の対応法でしたので、スペース的には全く問題ありませんでした。この稽古の目的は、力勝負にならない杖の動かし方、そのための持ち手と体の位置、そういったものをお伝えいたしました。私もこれまでこうした杖を奪われそうになった場合の対応法を検討したこともありましたが、先日水曜日に戸越体育館柔道場でおこなった私の稽古会で突然幾つか気が付くことになり、今日の講習でそれらを全ておこないました。

 さすがに、色々とおこないましたので皆さんも大変だったかもしれませんが、上手く対応できた場合の気持ちよさというのは、こうした稽古の面白さでもあります。無理がある場合はどこかにそれを無理なくおこなえる方法が隠れている場合が多いので、そこに目が向き、身体の使い方を自分だけでなく、相手も含めてどうなっているのか、どこに動かされると有効なのかということを考えながらおこなっていきますと色々な部分が養われてきます。


≪今日おこなった杖を引き掴まれた際の対応≫
 「入り身からのお辞儀潰し」
・相手の引き込みに対する足運び
・相手に掴まれた左手を切る際の右廻りによる杖の回転と縦への軌道
・お辞儀潰しでは、相手の首に付けた杖の接触圧が変わらないようにかつ相手と拮抗しない方向へ円を組み合わせて崩すこと

 「袈裟奪り」
・相手に引き込まれた際の左右の持ち手が肝心
・足は、右、左、右、左で切れる場合もあるが、相手の力が強い場合や稽古に相手が慣れてきた場合には、右、左、右、で相手の手が顔の高さまで上がれば、右足を引いて右回りの螺旋切りで外すことが出来る

 「巻き奪り」
・左手首の巻き込みと、相手の右肘にいかに左腕が接触したまま重心を掛け極めることが出来るか。巻き込みとその際の身体の方向に工夫が必要
・相手の右手が離れた瞬間に、引き抜くこと。その際に相手側に重心を掛けてスペースを与えないこと

 「巻き奪りからの大文字潰し」
・相手が再び両手持ちになったその手元を支点とし、右足の扇を閉じながらその動きに合わせ正面に立つ事
・相手が潰されるのを嫌えば螺旋切りにて手の内から剥がし取る


 以上が今日剣術クラスでおこなった主な内容でしたが、ちょっとした方向で効きが大きく変わってきますので、これは来月7月22日(土曜日)に予定している「杖術 特別講習会」でもおこなう予定です。

 そして今日は先日写真撮影でたいへんお世話になりましたNさんが百回生となられました!講習初参加が深川スポーツセンターで、先日の写真も深川スポーツセンターで撮っていただき、この場所にご縁を感じます。物静かな方ですが、誠実さと温かさが伝わってくる方です。ホームページの生徒さんの声を書いてくださった際に、凄い方がご先祖であると知り大変驚きました。

 今年で三年を迎えられますが、これからも宜しくお願いいたします。

 さて、明日は9時10分から戸越体育館で講習をおこないます。今から8時間後には始まっているのかと思うとゾッといたしますが、午前の部は、武道場の仕切りを外して、剣道場と柔道場の両面でおこないます。朝早いですが、会場スペースを考えますと午前の部がおすすめです。

 夜間の部もこのところ比較的空いてきておりますが、明日から殺陣クラスでは新しい内容のものをおこないたいと思いますので、そこに向けて基礎的な部分も丁寧に見ていきたいと思います。

 それでは明日もみなさま、お待ちしております!


(深川での講習風景の一コマ)

2017.5.14 Gold Castle ⑫


2017.5.14 Gold Castle ⑬


2017年6月10日(土曜日)『 抜刀術 特別講習会 』 
お申し込み受付中

金山剣術稽古会  

2017年6月 稽古日程

2017年7月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2017-06-04(Sun)
 

2017年7月 武術稽古日程

『 金山剣術稽古会 』 に関する見学、または参加希望の方はこちらの
「お申し込み専用窓口」よりご連絡下さい。
(詳細につきましてはこちらをご参照下さい。)



                            

7月1日(土曜日)『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』
          12時30分~14時00分
          品川区総合体育館 剣道場  
          18時30分~20時30分
          戸越体育館 剣道場



7月2日(日曜日)『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』
          9時10分~11時10分
          品川区総合体育館 柔道場
          15時00分~17時00分
          品川区総合体育館 剣道場



7月3日(月曜日)『 金山剣術稽古会 』
          17時00分~19時00分
          新宿スポーツセンター 第二武道場



7月4日(火曜日)『 クラーチ剣術教室 』
          10時00分~11時30分

         『 金山剣術稽古会 』
          19時00分~21時00分
          江東区スポーツ会館 剣道場



7月6日(木曜日)『 金山剣術稽古会 』
          14時00分~16時00分
          新宿スポーツセンター 第二武道場
          


7月7日(金曜日)『 金山剣術稽古会 』
          17時00分~19時00分
          新宿スポーツセンター 第二武道場



7月8日(土曜日)『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』
          9時30分~11時00分
          戸越体育館 剣道場  
          15時30分~17時00分
          戸越体育館 剣道場

           
                
7月9日(日曜日)『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』
          15時00分~17時00分
          品川区総合体育館 剣道場
          18時30分~20時30分
          品川区総合体育館 剣道場



7月10日(月曜日)『 金山剣術稽古会 』
           17時00分~19時00分
           新宿スポーツセンター 第二武道場



7月11日(火曜日)『 クラーチ剣術教室 』
           10時00分~11時30分

          『 金山剣術稽古会 』
           19時00分~21時00分
           江東区スポーツ会館 剣道場



7月12日(水曜日)『 金山剣術稽古会 』
           12時00分~14時00分
           戸越体育館 柔道場



7月13日(木曜日)『 金山剣術稽古会 』
           14時00分~16時00分
           新宿スポーツセンター 第二武道場



7月14日(金曜日)『 金山剣術稽古会 』
           17時00分~19時00分
           新宿スポーツセンター 第二武道場



7月15日(土曜日)『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』
           15時30分~17時00分
           品川区総合体育館 柔道場  
           18時30分~20時30分
           品川区総合体育館 剣道場



7月16日(日曜日)『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』
           15時00分~17時00分
           品川区総合体育館 剣道場
           18時30分~20時30分
           品川区総合体育館 剣道場
 


7月17日(月曜日)『 金山剣術稽古会 』
           17時00分~19時00分
           新宿スポーツセンター 第二武道場

              

7月18日(火曜日)『 クラーチ剣術教室 』
           10時00分~11時30分

          『 金山剣術稽古会 』
           19時00分~21時00分
           江東区スポーツ会館 剣道場



7月20日(木曜日)『 金山剣術稽古会 』
           14時00分~16時00分
           新宿スポーツセンター 第二武道場



7月21日(金曜日)『 金山剣術稽古会 』
           17時00分~19時00分
           新宿スポーツセンター 第二武道場



7月22日(土曜日)『 杖術 特別講習会 』
           12時00分~14時00分
           品川区総合体育館 柔道場

           15時~懇親会



7月23日(日曜日)『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』
           12時00分~14時00分
           戸越体育館 剣道場+柔道場
           18時30分~20時30分
           品川区総合体育館 剣道場



7月25日(火曜日)『 クラーチ剣術教室 』
           10時00分~11時30分
           
          『 金山剣術稽古会 』
           19時00分~21時00分
           江東区スポーツ会館 剣道場



7月26日(水曜日)『 金山剣術稽古会 』
           12時00分~14時00分
           戸越体育館 柔道場



7月27日(木曜日)『 金山剣術稽古会 』
           14時00分~16時00分
           新宿スポーツセンター 第二武道場
           


7月28日(金曜日)『 金山剣術稽古会 』
           17時00分~19時00分
           新宿スポーツセンター 第二武道場



7月29日(土曜日)『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』
           9時30分~11時00分
           戸越体育館 剣道場  
           12時30分~14時00分
           戸越体育館 剣道場+柔道場



7月30日(日曜日)『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』
           15時00分~17時00分
           品川区総合体育館 剣道場
           18時30分~20時30分
           品川区総合体育館 剣道場
 


7月31日(月曜日)『 金山剣術稽古会 』
           17時00分~19時00分
           新宿スポーツセンター 第二武道場






【新宿スポーツセンターでの稽古時間】
(月曜日・金曜日)17時00分~19時00分
(木曜日)14時00分~16時00分 
※第四月曜日はお休みとなります。

【江東区スポーツ会館での稽古時間】
(火曜日)19時00分~21時00分

【品川区戸越体育館での稽古時間】
(隔週水曜日)12時00分~14時00分

完全予約制ですのでお早めにご連絡下さい。
初めての方はこちら「金山剣術稽古会について」をご参照の上
「お申し込み専用窓口」よりご連絡下さい。

※稽古場所の詳細や稽古内容、稽古時間のご相談、道具類その他のご質問等につきましてご不明な点がありましたら、ご連絡下さい。

※都合により日程が変更となる場合がありますので御了承下さい。


2017-06-02(Fri)
 

飽きない尽きないもののために

 6月に突入したが、今年に入りすでにいろいろな方とご縁が出来た。月日の早さに焦りを感じるが、出会えた人を思えば、その焦りは消え大きなエネルギーとなっている。

 昨日今日と杖術稽古で幾つか得たものがある。それは体術との関係もあり非常に興味深いものとなった。相手の身体を観ながらどこに誘導していくと効果的であるか、いま杖術稽古で興味があるのはそのところである。今週の土曜日におこなう剣術クラスの講習会でおこなう予定。

 水曜日は、頭で相手を崩すという自分でも不思議な現象がおこったが、そのことよりも崩すということについて少しだけ理解が深まったように思う。相手に反射的に反応されない加減、力の方向と変化への対応。力がぶつからない方法とテンションを掛けるタイミング、そうしたことをどのようにして身体の捌き方でおこなうかが非常に難しいところであるが、私自身としては杖術での自由に居着かずに好きなように調和をもって動く稽古が、こうした予定調和に無い対応への足掛かりとして探りやすいように思う。私としては、浮きや体幹の働きとは違った面での体術稽古として今後も研究していきたい。

 剣術では、これまでよりも間合を意識し剣先をギリギリで突きつけるようにおこなった。これにより互いに精度も向上し心理面における変化も表れるだろう。相手の打ち込んで来る籠手を崩す稽古もおこなった。中心の取り方とそこからの剣の落とし方が大事であるが、この稽古も体術稽古に関連しているものなので、今後も精妙におこなえるように取り組んでいきたい。

 抜刀術では巴抜きという技で、右足の使い方を意識することで軸足となってしまう居着きの感覚が改善された。やはり居着いてしまうとそれは剣の操作に違和感となって表れる。

 毎回少しずつであるが、得られるものがあるから稽古は飽きないし尽きないのだろう。そうした事が続いていくための日々の選択を、より感度が増すような方向で進んでいきたいものである。


2017年6月10日(土曜日)『 抜刀術 特別講習会 』 
お申し込み受付中

『 金山剣術稽古会 』 

2017年6月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2017-06-02(Fri)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


松聲館 剣術技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


――――――――――――――

1975年生まれ
福岡県 北九州市出身
東京都 世田谷区在住

1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより俳優デビュー。他分野では、マンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などの活動をおこなってきた。

2006年
小林照子先生とのご縁から  『 からだ化粧 』のモデルを務める。

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む。

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し身体の使い方を研究しながら、『 抜刀術 』『 剣術 』『 杖術 』『 体術 』などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている。

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく
『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』を立ち上げる。

2014年
甲野善紀先生より
『 松聲館 剣術技法研究員 』という名称を頂き、自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている。
 
高齢者向け住宅にて
『 高齢者のための剣術教室 』をおこなっている。

日信工業株式会社の製品『 SAMURAI BRAKE 』のプロモーション活動をおこなっている

2015年
『 金山剣術稽古会 』を立ち上げ、現代における武術稽古の必要性を、身体と心で学べる場として活動している。

――――――――――――――
    
ご質問や、稽古参加希望の方はこちらの【 お問い合わせ 】よりご連絡下さい。

その他ジャンルを問わずお仕事のご依頼や『 剣技指導 』などのご依頼も受付けておりますのでこちらの【 お問い合わせ 】よりご連絡下さい。

お問い合わせ

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