「確かなもの」に対するありがたみ

 気がつけばもう金曜日になっている。月曜日から水曜日まで、かなり集中して事務作業をおこなった。そのなかで、現在「gold castle 殺陣&剣術スクール」として主に利用している会場は品川区の、総合体育館と、戸越体育館であるが、どうやら他の区域でも団体登録が取れるかもしれないところまで来ている。そうなってくれば品川区の会場に空きがなくとも、他の区域でカバー出来そうな気がしている。その区域では会場が三つ、いずれも武道場であり、いずれも駅からは近い。現在、品川区以外では江東区の登録をしているが、こちらも困ったときには非常にありがたい場所である。しかも、都営浅草線だと、門前仲町から20数分で五反田&戸越に移動出来るのもありがたい。

 安定開催を保てることが、運営していく中で絶対に守らなければならないものなので、動ける時間のある時に動かなければならない。

 先日、数年ぶりにご連絡をいただいた俳優さんと電話でお話したが、この方の筋を通した生き方というのは、電話をいただいたタイミングといい、私も過去の出来事をふり返り、もうそんな事を考えることもなかったのであったが、おたがいに止まっていた時間はそこであったので、私も当時に記憶をもどして、お話を聞いたのであった。

 数年前に、当時たいへんお世話になっていた、中田秀夫監督に近況報告をした際、武術の道に入ったことについて、「いいものに出会いましたね、羨ましいです。」とお返事をいただきましたが、そのとき私は、どうして中田監督が「羨ましいです。」と仰られたのか、よく解からなかった。今にして思えば当時の「迷い」というものが無くなった現在において、そのことは理解出来るように思う。

 「迷い」というものは、どの道が正しいのか判断が鈍くなってしまい、知らず知らずの内に、本来の自分であるべきでない「魔酔い」の姿に変わってしまうこともあるかもしれない。

 ならば、どうして迷うのか・・・・・・

 損をするか、得をするか、そうしたことに魂が大なり小なり奪われてしまうからではないだろうか。

 誰しも、損はしなたくいが、「得をする」ということは、果たして、得を選んだ結果得をしているのだろうか・・・・・・

 得を求め、その予想が外れてしまったら、次なる得を求めるのだろうか・・・・・・

 否、得を求めたことが得に結びつかないのかもしれない。一時的な得を得られても、その得が次には逆効果となりうる場合もある。

 つまり、「得をする」ということは、結果の一部であって、そこを求めるのではなく、何かを追求し、やるべきことに対し真摯に取り組むことが、回り回って一部の得を得るということなのかもしれない。

 自分の身体と向き合うようになって、こうした損とか得とかを考える時間は自然と絶滅していった。(ちっぽけな迷いはあるが)自分の身体を考え、そこから人の身体を考え、そうした中でいま起きていることを伝えていくこと。袴を洗って襞が五本ピンと筋が立って気持ちいいなあ。肩甲骨の動き方が変わってきたから剣術衣が3号だとキツくなってきたなあ。下駄の朴歯の片べりが以前に比べて少なくなってきたぞ。杖に油を塗り、長年使用してほとんど曲がりが無い杖に出会えて、だんだん激しく打ち合うのが勿体無くなってきたなあ。鞘の鯉口を手入れして、鎺(はばき)でシッカリ固定したときの気持ちよさ。

 ふだんの何気無い出来事が、かけがえのない確かな喜びである。もちろん、武術稽古での進展した感動はもっと大きなものであるが、そうした日々を生かせてもらえているのは、これまでの人生の中で「確かなもの」であり、ありがたいことである。

 今夜はなぜだか、そういうことを考えてしまった。もう3時となってしまったが、これから少し井上さんに教わったヨガをやって眠りにつこう。


 2016年10月10日(月)体育の日
 第12回 GM happy コラボレーション 「杖術とヨガ」
 
 (お申し込み受付中)

 2016年10月22日(土)
 抜刀術 特別講習会
 
 (お申し込み受付中)

 「金山剣術稽古会」 
 (会員希望者受付中)

 2016年9月 稽古日程

 2016年10月 稽古日程


2016-09-30(Fri)
 

自由で集中した講習

 本日の「クラーチ剣術教室」では、いつも私は開始時刻20分前ぐらいに到着するのであるが、今日は10分前に到着となった。

 というのも、特急でいつもの乗り換え駅で下車するのだが、仏教に関する本を読んでいたところハッと気がついたら、降りるべき駅の電車の扉が閉まってしまい、次の駅まで乗り越して行くことになった。しかし幸いなことに、特急であったが、2つ先の駅で下車する事が出来たので、通常の10分遅れで事なきを得た。

 今日の講習では、水墨画を長年学んでいらっしゃるSさんから、「先生、昨日先生書いたのよ!これ差し上げます!」と、拝見した画のすばらしさに「Sさん、これは大事にいたします!」と、見入ってしまった。以前にも龍の画を拝見したときにも衝撃的であったが、墨の濃淡や筆の走りで線を描く水墨画には引き込まれてしまう。

 2016.9.27 クラーチ剣術教室


 さて、講習がはじまり、「左右の差し換え突き」がかなりの運動になるので、前回に続いて今回もおこなった。これは短時間で効果のある稽古法なので、できれば毎回取り入れていきたい。

 このところ続けている「繋之型」(つなぎのかた)では、最後まで進めることにより、途中が混乱してしまう場合が多く見られ、先に進めずに形を覚えることと、先を知りたい興味を失わせないこととのバランスに迫られてしまうが、この教室のみなさんは、進めることの安心感と、身体で感じる変化の兆しが、こうした諦め気分を微塵も感じさせない雰囲気で、くやしい!くやしい!と仰るかたもいらっしゃるほど、夢中になって取り組まれている。

 後半おこなった抜刀術「後方突き」では、右手の押さえの掛け方が上手く出来ると、87歳の方でも「あら、かるくなったわよ!」と仰るほど、チョットした指の位置で木刀の重さが大きく変わるのである。そもそも木刀自体の重さなんて、500g~600g前後なので、ペットボトルの水と大して変わらない。ただ、刀は端の方を持つので持ち方というものが重さに影響してくるのである。握ることで逆に重たくなることもあるので身体の使い方というのは、こうした得物で学ぶことも多い。

 今日は最後にもう一人のSさんが後方突きが良くなり非常に喜ばれていた。Sさんは杖の稽古よりも剣の方が好きというほど、得物が剣に変わると目の色が変わってくる(笑)。 今日は私が他の方を見ている間に、周りの方々から教えられて最後に皆さんから、「先生、Sさん上手くなったから見てあげて下さい!」と言われて、見事身体の使い方が前に進まれたので、Sさんも大喜びだし、教えてあげた方々も大喜びして、私としても嬉しい瞬間であった。

 今日は、いつにも増して自由のままに講習をおこなった。「自由に動いて自由に休む」皆さんの熱が高まっているので、そのまましばらく、出来ない部分をどう乗り越えていくのか自由にお任せしていたが、そうすると、自発的に考え行動し、その高まる意欲はやはりこちらから指導して生まれるものではないことに気が付き、テーマや方法を導くことは大事であるが、やり方やその答えというのは、自分で探す興味と、自分で出来た時の醍醐味というのは、この教室のみなさんの元気さに裏付けられているように思う。

 以前ミトコンドリアがアンチエイジングに効果があると聞いてそれを記したが、この教室ではかなりの方が良質なミトコンドリアを保持しているように思う。なにせミトコンドリアの親分と言ってもいいほど(いや、言いすぎか・・・)87歳のDさんは、一番姿勢が良くて覚えも早い。おそらくこの記事を見て想像される87歳と実際のDさんの姿は掛け離れたものであると思われるが、やはり身体を動かすことは大事であるが、単純に動かすだけではなく、好奇心とともに楽しめるという確信の下おこなえる運動が最適である。おそらくそれは、運動のための運動というよりは、夢中になった結果としての運動であることが継続していく上で重要なものであると私は感じている。

 そして83歳にして袴を購入されたIさんも見た目よりも10歳は若く見え、これからも元気に楽しくみなとともに励んでいただきたい。Oさんも、脳がどんどん活性化されてきているので、このまま困難を楽しく乗り越えて行けるように、私としても精進しながらお伝えしていきたい。

 毎週火曜日は、私が元気をいただいている日なので、笑いながらその瞬間を味わうという、武術稽古でもそうであるが、稽古が本番という、そうした空間のエネルギーをこれからも大事におこなっていきたい。


 2016年10月10日(月)体育の日
 第12回 GM happy コラボレーション 「杖術とヨガ」
 
 (お申し込み受付中)

 2016年10月22日(土)
 抜刀術 特別講習会
 
 (お申し込み受付中)

 「金山剣術稽古会」 
 (会員希望者受付中)

 2016年9月 稽古日程

 2016年10月 稽古日程


2016-09-27(Tue)
 

「抜刀術 特別講習会」のお知らせ

 2016年10月22日(土)品川区 総合体育館 剣道場にて抜刀術の特別講習会をおこないます。

 居合刀で抜刀術の稽古が集中的におこないたい方や、抜刀術独特の身体感を得るために、2時間抜刀術と納刀法をおこないます。(鞘付き木刀も可)

 この特別講習会では、現在私の稽古としている抜刀術や納刀法をお伝えして参ります。その中から参加者の方々に合った稽古法をお伝えしていきたいと思います。
(初心者の方でもおこなえるメニューがあります)


2016.10.22 抜刀術 特別講習会



【開催時間】
12時00分~14時00分 『抜刀術&納刀法』
15時00分~懇親会 (自由参加)


【会場】
品川区 総合体育館 剣道場


【参加費】
3.000円


【お申し込み方法】
こちらのブログのお問い合わせフォーム、または「こくちーず」より下記の内容を明記してご連絡下さい。
①「氏名」 
②「年齢」 
③「性別」 
④「刀の有無」(鞘付き木刀でも可) 
⑤「懇親会の参加または不参加」

上記の内容を確認しましたら、こちらより折り返しご連絡させていただきます。


≪プロフィール≫
松聲館 剣術技法研究員
金山剣術稽古会 主宰
Gold Castle 殺陣&剣術スクール 主宰
高齢者住宅 クラーチ溝の口 剣術教室講師


≪参考動画≫
抜刀術 其の壱
抜刀術 其の弐
抜刀術 其の参
イオンカルチャークラブ 抜刀術


2016-09-26(Mon)
 

第12回 GM happy コラボレーション

 2016年10月10日(月)体育の日に特別講習会を開催いたします!

 第12回目の講習は、お馴染みであるヨガとのコラボレーション企画です。
ヨガのルーツから、呼吸法や動作について分かりやすくおこなってまいります。
杖術では、初めての方でも楽しんでおこなえる身体の使い方を説明していきます。
(数に限りがございますが杖を用意してあります。)

 ゲスト講師は、甲野善紀先生の講習会やDVDの撮影などでご縁がありお世話になっている井上欣也さんをお迎えして開催いたします。


2016.10.10 第12回 GM happy コラボレーション



 【開催日】
 2016年10月10日(月)体育の日


 【開催場所】 
 品川区 総合体育館 柔道場 (JR山手線 都営浅草線 五反田駅より徒歩10分)
 

 【時間】
 18時30分~19時30分 『杖術』/金山 孝之

 19時30分~20時30分 『呼吸と動作のヨガ』/井上 欣也


 【持ち物】
 運動着をご用意下さい。杖術の講習では靴下か足袋を履いておこないますのでいずれかお持ちの方は持ってきて下さい。
 杖をお持ちでない方は、貸し出し用の杖がございますので、お申し込みの際に貸し出し希望と書いてください。
 柔道場ですのでヨガマットは入りません。


 【参加費】
 3.000円 


 【お申し込み方法】
 こちらのブログのお問い合わせフォームまたはこちらの「こくちーず」より下記の内容を明記して送信下さい。
 ①「氏名」
 ②「年齢」
 ③「性別」
 ④「杖の有無」 

 その他ご不明な点がございましたら御連絡下さい。上記の内容を確認しましたら、こちらより折り返し御連絡させていただきます。


 【井上欣也さんのプロフィール】
 松聲館 技法研究員
  2007年より松聲館の甲野善紀先生の講習会に参加。講習会のアシスタント等も務める。
 以後、武術、武術を基盤とした身体操作と並行し、指圧、ヨガなど東洋の身体観、思想に学び、研究を行う。

 2009年より卓球の方向けに、身体の使い方や動き、ストレッチ等の指導を始める。
 現在、伊勢原市、海老名市にて身体の使い方を考える講習会を開催中。

 さまざまなご縁があってヨガも人に伝えさせて頂いています。身体が硬い、女性がおこなうイメージ等の理由でやらないのはもったいないと思います。ヨガは身体の変化や自分の裡を観ていくものです。身体が硬い人は、柔らかい人に比べて自身の変化を感じやすいです。身体の硬い人や男性の方も是非ご参加下さい。

 (活動履歴)
 DVD
 「甲野善紀 技と術理2013、2014、2015、2016」に受けとして出演。

 ゲスト講師
 剣術家/金山孝之氏企画・主催
 「GM happyコラボレーション 第1回、第2回、第6回、第7回、第9回」ゲスト講師として参加。
  剣術または杖術とヨガのコラボレーション企画。ヨガ指導。


 (現在の主な活動)
 伊勢原身体操法講習会
 毎月水曜日 月1回
 ※こちらは卓球とセットのご案内となります。

 卓球スクール夢想塾さん主催
 卓球スクール夢想塾
 毎月金曜日 月1回

 海老名身体操法&ヨガ講習会
 毎月土曜日or日曜日 月1回

 (資格)
 医王会指圧センター上級コース修了
 龍村式呼吸法&健康YOGAインストラクター養成コース修了


 こちらのブログのお問い合わせ以外にでも、私や井上さんに直接お申し込みいただいても大丈夫です。初めてお会いになる方、久しぶりにお会いになる方、いつもお会い出来ている方、ぜひお気軽に参加してみてください。お待ちしております!


2016-09-26(Mon)
 

盛り上がった殺陣の講習

 講習会三昧の一週間が終わり、ようやくホッと一息付ける日曜日の深夜である。月曜日に、ハピコラVol.10「剣術と立ち回り」、木曜日にハピコラVol.11「杖術とヨガ」、土曜日に「抜刀術特別講習会」、そして本日日曜日にgold castle 殺陣&剣術スクールにて、殺陣と剣術を2コマ、ダブルヘッダーでおこなった。一週間の内にこれだけ講習会を続けたことは初めてである。しばらくは脳を休めたい気分であるが、11月からの準備に向けて進めていかなくてはならない。

 今日の gold castle では、私が殺陣クラスもおこない、良い意味で予想を裏切る講習ではなかったかと思っている。基本的な部分に於いていかに動けないかを知る必要があり、そこを直す為の集中的な稽古がこれからは必要になってくるだろう。足運び、間合い、位置関係、キッカケの作り方、そうした部分が正確に出来ることで、見るべきものとなってくる。今日は初めてということで、昼間の部、夜間の部ともに慣れない動きに苦労されていたが、どちらの部でも講習後に非常に喜ばれていたのが印象に残った。今日のような動きを合わせる稽古から、1時間の中で絡み、芯、それぞれの稽古をおこない、最後に合わせる方法で皆が少しずつ出来るように進めていきたい。やはり、脳を使う稽古にしなければならないというのは、こうした同時に色々な約束事を手順どおりにおこなう場合、つい一つひとつの動きに普段の自分が出てしまいやすいので、脳を使った講習内容とすることで、立回りに関しても成長速度は上がってくるだろう。

 昼間の部は、Yさんのおかげでたいへん盛り上がった。今後、笑ってしまうような役割の設定も必要に応じて生まれて来るかもしれないので、笑い過ぎて立回りが出来なくなってしまわないように気を付けたい。

 今日は久しぶりに参加されたMさんとUさんから嬉しいご報告を伺う事が出来た。先日舞台に立たれたMさんが、ゲネプロ(本番前に、お客さんがいない状態でおこなう本番の事)で暗転(照明を消して次の場面への準備をおこなう)の際にプロデューサーから「Mちゃんだけ、パタパタと足音がしないけど、どうして?みんなと履物がちがうの?」と言われたそうで、その瞬間剣術クラスでおこなっている脚部鍛練稽古の影響であることに気がつき、Mさんから「私感動したんです!先生ありがとうございます!」と何度もお礼を言われてしまい、私のほうこそ感動しました。

 床を蹴らずに、太腿の付け根を引き上げるような歩法訓練はこの教室では隔週でおこなっているが、ほかの生徒さんにもその効果は出てきている。こうして重要な場面で役に立ったことで私としても、今後の講習に大きな励みとなった。生徒さんが上達するのを直に確認する瞬間も嬉しいが、こうした成果の報告を聞くことも嬉しい。

 これからも、講習内容について研究し、益々成果が出るようなものとなるように、日々精進したい。


 「金山剣術稽古会」 
 (会員希望者受付中)

 2016年9月 稽古日程

 2016年10月 稽古日程


2016-09-26(Mon)
 

常連組の成長を感じた抜刀術特別講習会

 講習会づくしの日々であるが、今日は毎月開催している「抜刀術特別講習会」を品川区総合体育館でおこなった。昨年の10月から始まり、今年の2月から毎月開催している。常連の方も増えて来ており、技術的には進歩している。

 この抜刀術では私の場合、普段一人稽古で取り組む際に、夏場であればジッと動かずに構えていても、他の杖術や剣術稽古に比べ、汗の吹き出る量がもっとも多く感じる。「構え」であるが、構えのための構えでなく、抜刀するあたって、その状況から間に合わせるための最適な手段を整えている状態と言った方が正確な答えかもしれない。

  開始前に思わず言葉に出てしまったが、身体各部が違和感と闘い、その中でどう折り合いをつけ抜くことが出来るか。「よし!今だ!」と思って動いてしまうと、そのときにはもう身体の状況が変わってしまっているので、よし!の「よ」のYOのYの辺りで動くようにすると、今までに無い実感が得られるかもしれない。

 こうした抜刀術では、構えの状態というものが非常に重要であり、まさに先日のハピコラVol.11でおこなった瞑想に近い感覚なのである。ジッと動けずに考えている状態は、周囲を忘れ刻を忘れ非常に感覚的に研ぎ澄まされ、精神的な部分が動きの精度に表れてくる。だからこそ、この抜刀術というものは簡単に抜けるものではなく、練るための稽古が重要とされてくる。もちろん、相手の攻撃に対する対応法であるが、示現流の逸話にもある、直ぐに刀を抜いてしまわぬよう、紙縒り(こより)で鞘と鍔を強く結んでいたが、敵の攻撃に対し無意識の内に紙縒りを引きちぎって抜刀したというぐらい、その瞬間の練られたエネルギーというものは凄まじいものがあるのだろう。抜刀術では、抜きにくい状態を身体が知り、そこをどうやって抜けるようにしていくか・・・・・・そこには、身体の使い方もあるが、静止している状態というのは非常に感覚的であり、その感覚的な部分が集中した心理状態の中では、動きに大きな変化をもたらすものである。私がおこなっている抜刀術はこうした構え(抜く前の身体的状況の操作)における稽古を重要視したものである。簡単に言えば、「なかなか抜けないものを抜けるようにするための手段を探す稽古」である。

 今日は開始間もない頃に、古武道連盟の役員を務められていたOさんがご挨拶に足を運んで下さり、こうした武道、武術における人と人とのつながりというものをあらためて感じた。

 さて、講習では今日は初めて速くおこなう「巴抜き」をおこなった。私としても長い間封印していたので、まだまだ改善点があるが、この高速の巴抜きでは、やはり「脚捌き」が重要になってくる。そしてハッキリしたことは、ゆっくりとおこなう巴抜きと、速くおこなう巴抜きとでは剣の操作法が別物となってくることが分かった。それは、剣に掛かるエネルギーが大きくなってくるため、その力の行き先をどうコントロールしてあげるかが大事であり、おそらくは支点の使い方と、そのための身体の使い方になってくるが、この抜刀術が負担無く軽くかつ速くおこなえるようになれば、大きな感動となるだろうが、今はまだその可能性には近づいていない。だが、これまでの経験からどの抜刀術においても何らかの感動的進展というものがあるので、この高速の巴抜きに関しては、明日からの私の抜刀術研究稽古の重要課題として取り組みたいと思う。

 最後に「趺踞からの抜刀」をおこなった。私のおこなっているものは、甲野善紀先生の抜刀を参考にさせていただいたものであり、抜刀した直後までの動きを主に稽古している。今回、フカフカのお姉さんであるFさんが非常に良く抜けていた。Fさんと言えば「後方突き」が抜群であるが、この「趺踞からの抜刀」も進展が期待できる。構えに関してはW氏がかなりいい。この抜刀術は、構えだけでも身体作りとして稽古になるので、やり過ぎに気をつけて興味のある方は取り組んでいただきたい。おそらく他の抜刀術においてもプラスとなるであろう。

 懇親会では、Fさんから剣術とミトコンドリアの影響について教わることがあった。老化やアンチエイジングには、活性酸素やミトコンドリアの影響があるらしいが、私としては実感として今おこなっている剣術稽古(杖術、抜刀術、体術を含む)で、活き活きとした時間を感じている。確かにFさんは良質のミトコンドリアがかなり増えているように思えるし、ご婦人Oさんも2年10ヶ月前と比べると、きっとミトコンドリアが増えているだろう。おそらく剣術だからという訳ではなく、その稽古法にも関係があるだろう。その人にとって、前に進めることが実感出来る稽古であることが重要であり、ただ同じ事をいつまでも繰り返していると、ストレスと同時に活性酸素による悪影響につながってくるかもしれない。まあ、私も受け売りのみで語っているが、活き活きとしていけるのは科学的にも裏付けられるものがあるだろう。これからも生徒達が活き活きと輝いていられるように、そして私も活き活きとした時間を過ごせるように日々を送っていきたい。

 そのほかに懇親会では、折り紙でHさんとOさんが車剣(忍者が使うタイプの十字手裏剣)をつくったり、和やかな雰囲気で趺踞に悲鳴を上げていた男性のSさんとともに楽しい会話が続いた。今日は、18歳のHさんがその十字手裏剣を折り紙で作ってきて下さり、それぞれの柄のものをプレゼントされていた。思えばイオンで出会った当時16歳の高校生のHさんであったが、イオンが閉講した後、今こうして楽しく稽古や講習会に参加される姿を見て、あらためてgold castle をおこなって良かったと思えるし、Hさんに限らず皆さんにとっての場所として、優しくも厳しく、この教室を育てていかなければと思う。

 本日ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。次回の抜刀術特別講習会は、10月22日(土曜日)12時00分~14時00分 品川区総合体育館剣道場でおこないます。あらためて近日中に告知いたします。

 明日は、12時から品川区総合体育館、18時30分から戸越体育館にて、gold castle 殺陣&剣術スクールの講習をおこないます。明日は、殺陣と剣術それぞれを私がおこないますので、特に殺陣に関しましては皆様初めての経験だと思いますが、おそらく私がやろうとしている内容の半分ぐらいで時間になってしまいそうなので、ペース配分を考えて絡み、芯、立ち回り、とそれぞれの動きを皆でおこなっていきたいと思います。明日は11月からおこなう殺陣クラスの触りという感じで雰囲気を感じていただければと思います。それでは明日も皆様宜しくお願いいたします。


 「金山剣術稽古会」 
 (会員希望者受付中)

 2016年9月 稽古日程

 2016年10月 稽古日程


2016-09-25(Sun)
 

初の瞑想体験

 本日は品川区総合体育館柔道場にて、第11回 GM happy コラボレーション「杖術とヨガ」が無事に終わりました。少人数のため、内容としては集中的におこなうことが出来たかと思います。とくに井上 欣也さんのヨガでは、初めて瞑想を体験できました。

 まずは、講習内容から。

 杖術では、前後の摺り足に合わせての水車をおこない、身体の調子を整えていただいたところで、「杖 十一之型」をおこなった。HさんとWさんは、最終的に13秒ジャストで(私の腹タイマーであるが)おこなうことが出来た。お二人とも、動きの荒さを実感されているので、今後は丁寧に滑らかに結果早く出来ているような動きになるように稽古していただきたい。だがやはり、13秒フラットの動きというのは、ある段階を何度か越えていかなければならないので、その動きを見ていて成長を感じる事が出来た。この型稽古に関しては1秒縮めると世界が変わってくるので、12秒を切る人がもし現れたら、私もその動きを見てみたい。

 KさんとFさんは、最後までの動きを思い出して通して出来るようになった。お二人とも、巴に入る動作からの裏車に課題が見つかった。ここがスムーズに前後の動きと一体化で動けるようになれば、かなり楽に感じられるだろう。四方突きに関してはHさんがブレが少なく、巴追い打ちからの入りは目を見張るものがあった。Hさんは12秒台前半まで直ぐに行けそうな気配がある。Wさんは、四方突きに課題が見えた。浮きが掛けられるはずなので、あとは使い方次第である。

 ヨガの講習では、今日は写真撮影をおこなわず、私も受講生の一人として井上さんのヨガ講習を受けた。あらためて井上さんの身体の詰まりの無さに驚かされてしまう。だが、今日は大きなものを学ぶことが出来た。

 初体験の瞑想であったが、その前に仰向けになりリラックスした状態で呼吸をおこなう。この時になぜだか突然両方の目尻から涙が頬を伝って落ちていった。この時の私の心理状態は非常にリラックスしていたが、もちろんアクビをしていたわけではない。

 最後に座った状態で瞑想に入る。頭が少しずつ前方に下がってくるが、背骨を意識しながら呼吸とともに集中する。呼吸と集中の関連は、瞑想では非常に感じられやすく、こうした瞑想による集中の方法と、身体の観察を細かくおこなうことで、日常における心の乱れがかなり改善されるのではないだろうか。ただし、井上さんも仰っていたが、呼吸法には注意が必要なので、安易に呼吸にのめりこむのは危険である。だが、自らの集中の為に、身体の観察力を高めるために使いこなすことができれば、自身の身体を諦めずに探究し追求する事は出来るように思う。

 瞑想後は、私の場合、心の中、身体の中が、下のほうへ沈殿していった実感があった。沈殿したという言葉がじつにシックリくるのである。井上さんも仰っていたが、たしかに瞑想は武術稽古の中でも自然におこなわれている部分があり、そうした感覚で瞑想をおこなえば、初めての経験であったが、そこから得られるものに感じやすい。

 講習を終えて、今日は参加者の皆様もいつもに比べて濃密な講習会だったと思う。私も大変得るものがあり、本当に井上さんと講習会が出来て良かったと心から思う。本当にこれだけの才能のある方が、私との講習会で半分しかおこなえないのは申し訳ない思いであるが、本当にこれからお一人でドンドン活躍される方であることは間違いないので、今の内に一緒に講習会をさせて頂いているというのが私の本音でもある。

 才能があって、それを直ぐに商売にしようとせず、自らの探究心と研究意欲に情熱をかけられ、そうした講習の雰囲気が空間の隅々にまで行き届き、そこが井上さんとともにやらせていただいて最大の心地よさでもあります。私に力があれば、井上さんの才能を多くの方が感じ取っていただけるように何かしたいとは思うのですが、まだまだ私には力がありません。ですが、お互いに、何が重要で、結果としての拡がりになっていけるような活動を、これからも無理なく続けて行きたいと思っています。

 本日ご参加いただいたみなさま、そして、遠い所いつも力を貸してくださる井上さん、ありがとうございました!次回は10/10(月)体育の日におこないますので、近日中に告知させていただきます。


2016-09-23(Fri)
 

明日はハピコラVol.11「杖術とヨガ」です

 今年の元旦から3足目となる朴歯の高下駄を履いているが、そろそろ朴歯の減りが限界になってきた。昨年は12月で履き潰したが、今年は予想通り秋には履き潰すことになってしまった。昨年に比べ後ろ側の歯の減りが前側と同じぐらい減ってきたので、踵が上がるような足首の使い方が無意識でも抑えられる様になってきたことだと思う。そろそろ来年用のを買わなくてはならないが、年内一杯は、今履いているものと一昨年のものを履いて持たせよう。

 明日の第11回 GM happy コラボレーション「杖術とヨガ」のお申し込みにかなり余裕がありますので、明日の15時までお申し込みを受け付けております。明日は少人数が予想されますので、杖術に関しましては、かなり個人稽古に近い状態になるかと思います。gold castle の生徒さんに関しましては明日一日で「杖 十一之型」がかなりレベルアップ出来るように集中的におこないたいと思います。私としましては14秒を切れるレベルに持っていければと思っています。

 初めての方や、まだ経験が浅い方には、その方に合わせて杖の技をジックリとお伝えしたいと思います。後半は「二十連円打」をおこないますので、初めての方は八番目まで覚えることが出来ればと思っています。

 ヨガに関しましては井上さんから、明日は少人数でしたらヨガの真髄をおこないたいと思います。とご連絡を頂きましたので、私としても、非常に楽しみにしています。

 これまで、夜の開催は会場を借りている時間に余裕があるため、かなり盛り沢山に時間が押していましたが、明日はなるべく20時30分には終えられるように調整して参ります。ご都合のよろしい方、ご連絡お待ちしております。

 2016年9月22日(木)秋分の日
 第11回 GM happy コラボレーション「杖術とヨガ」

 (お申し込み受付中)


2016-09-22(Thu)
 

「運動と緊張と笑い」をあらためて考える

 本日も雨の火曜日となってしまったが、雨が心地よく感じられる道中であった。それはおそらく昨日の講習会の余韻がまだ残っていたからであろう。

 本日の「クラーチ剣術教室」では、開始の挨拶前に先週の動きを待ちきれなく質問されるといういつものパターンで始まり、私としても嬉しくて、すぐに教えてしまいたくなるのであるが、開始時刻が迫っているので「そうですねえ・・・」とその場の雰囲気を楽しんでガマンするのである。だがやはり最高の笑顔で質問されてしまうと、「そこはこうなんですよ。」とつい洩らしてしまうと、もう怒涛のごとくこのまま始まってしまいそうになるので、(凄くありがたい状況ですが)一旦区切って、深呼吸と体操から徐々に肩甲骨と股関節を動かして始めるようにしている。

 今日もいろいろとおこなったが、みなさん本当によく付いて来れていると今こうして振り返ると感動的である。初めの頃は木刀に対する抵抗感を感じていたが、今日の講習では、反転してからの抜付、そこからの胴斬り、逆手納刀までをおこなっているのであるから驚きである。
 だが、それはそれで悩み所でもある。この様子を見てしまうと興味のある方も躊躇されてしまうかもしれない・・・・・・。クラスを分けるということは、人に差をつけることではなく、新しく始めたい方にとっての入り口を整えておくことになるのだと感じた。ある殺陣団体でも、上手い方々と同じ空間でおこなうことに気が引けて通い辛くなったというお話も耳にした。そういう意味では、今後私自身としても、技術面うんぬんではなく、そこに参加される方のことを考えて日程を組むことも状況によっては必要になるかもしれない。そのことは時間を掛けて、何が一番良いのかジックリと検討したい。

 最後におこなった歩きながらの抜刀納刀では大変盛り上がった。こうした、身体を動かすこととチョットした緊張感が、フトしたことで笑いに通じることはこれまでにも感じていたが、人はホッとする時に笑いが生じやすく、動くということは緊張を伴いやすいので、「運動と緊張と笑い」というこの三つの組み合わせは、なかなか計算して出来るものではないが、講習中に感じとれる雰囲気の中でそこに向かって行きたいところである。

 そうしたことが上手な人は、お芝居や司会など空気を察知して臨機応変に対応できるのだろう。私にはまだまだ先の長いテーマであるが、人は環境に育てられるものなので、これからもこのクラーチ剣術教室で、人生の先輩方からいろいろなことを学ばせていただきたいと思う。未熟な講師なので、私自身成長出来るまで、みなさんにはいつまでも元気でいていただきたい!


 2016年9月22日(木)秋分の日
 第11回 GM happy コラボレーション「杖術とヨガ」

 (お申し込み受付中)

 2016年9月24日(土) 
 「抜刀術特別講習会」

 (お申し込み受付中)

 「金山剣術稽古会」 
 (会員希望者受付中)

 2016年9月 稽古日程

 2016年10月 稽古日程


2016-09-20(Tue)
 

剣術があっての立ち回りを実感した

 本日敬老の日は品川区総合体育館剣道場にて、第10回 GM happy コレボレーション「剣術と立ち回り」をおこなった。今回は、参加人数も少なかったが、その分1チームで集中的に指導することができ、前回と比べて別人のように動ける方も見受けられた。

 これには私も青木さんも驚いてしまったが、何か引き出すことに対して、一つのキッカケが見つかれば後はそこからドンドン自分でも知らない能力が引き出されるのだろう。今回のハピコラは、まさにそうした意味で全員の成長が見られた。

 今回も全員が宮本武蔵をおこなうというもので、4時間の講習であったが、参加者6名が交代しながら武蔵を演じるので、4時間の6等分が今日の稽古で振り分けられたそれぞれの持ち時間となる。その他にも、カラミ役もおこなっていただいたので、武蔵ばかりに集中出来ない中、みなさん本当によくやっていただいたと思う。今回は本当にやってよかったと言える立ち回りの講習会であった。

 今回は二刀をテーマにおこない、前回7月18日におこなった時よりも尺を短めにおこなったので、かなり一人一人に時間を掛けて手を付ける事が出来た。全員が主役をおこなうとなると、やはり1チーム6名位が限界であろう。主役を一人に固定してしまえば簡単であるが、それでは参加された方全員が楽しめるとは思えないので、かなり無謀であるが全員主役をやって楽しんでいただくことにしている。

 今回は流れがよく、40分間の休憩を挟む事が出来た。しかし、休憩が長すぎるというのも逆効果で、疲れを感じやすくなってしまう。今回は、懇親会も盛り上がり、また思いも寄らぬ縁がつながった。こういう場を設けて嬉しい事は、そこからの新たな展開や出会いというものが、活き活きとした中で発展していくことにある。若さや真っ直ぐさというのは、それゆえに大変な思いもあるだろうが、その思いを貫くことで得がたいものを手に入れることがあるだろう。困難は誰しも避けたいが、困難を乗り越えることで実感出来る何かを手に入れることがあると思う。その思いや気持ちというものは、若さだけのものでなく、私自身としても歳を重ねて変わってしまわぬように、守るべきものを大事に守り、そこから学ばせていただきたいと思う。

 今日は非常に感慨深い一日であった。あらためて、講習会に参加いただいたみなさま、ありがとうございました。そして、剣術と立ち回りを融合させることに大きな力を貸して下さった青木賢治さん、ありがとうございました。以前私の事を、人を惹き付ける引力の強い人だと過分な御言葉をいただきましたが、私からすると、青木さんこそ人を惹き付ける強力な引力の持ち主であると思います。またご都合が合いましたら、その時は宜しくお願いいたします!

 最後に、本日は撮影をおこなう予定ではなかったのですが、4時間の6等分の時間でおこなった最後の本番の映像を gold castle 殺陣&剣術スクールの生徒さんや、その他私の知っている方にはお見せしたいと思っております。映像を見たい方は私にご連絡下さい。ホームページからでも受け付けております。映像が見たい方はこちらから

 ダウンロード先を添付して送りますので、個人鑑賞でお願いいたします。


2016-09-20(Tue)
 

来週は殺陣クラスの講習をおこないます

 本日のgold castle 殺陣&剣術スクールの講習は、昨日に続いて「左右の足の開き」をおこなった。この動作には、股関節の可動域や、腸骨筋の働きも関わってくると思われるので、見た目は何てこと無いのであるが、夕方の部では4名の方が辛いと教えてくださった。身体の使い方には統一性が求められ、そうした中で気付きや、動きの精度が上がってくるものであり、何となくこれとこれを取り入れると自分のオリジナルになるというレベルのものは危険である。つまりそれは全てが中途半端だから一つの動きとして成り立たっていないのである。説得力を持つには、安易なモノマネや、右から聞いたものを左に流すのではなく、自分の身体で育てたものでなければ、説得力のあるものは伝えられない。

 本日はひさしぶりに、杖の「二十連円打」をおこなったが、かなりの方が忘れてきているので、ふたたび盛り上がる講習となった。ここまでくるとさすがに二十以上増やすわけにはいかないが、杖術においては、この「二十連円打」と「杖 十一之型」さらに「繋之型」(つなぎのかた)が出来るようになっていただきたい。その他「展開シリーズ」など昨年の暮れ頃にはよくやったが、この三つを主体に、他の技法を取り入れておこなう予定である。

 来週は土曜日が抜刀術特別講習会のため、土曜日の剣術クラスの講習はお休みさせていただきます。25日の日曜日は、11月から私が殺陣クラスの講師を務めますので、それに先駆けて殺陣クラスの講習をおこないます。これまでに難しいと思われていたことを、アッサリと出来るように指導していきたいと思っています。ある程度出来る方には、求めるものを高く、まだ経験の短い方などは、完成度を求めず、できる範囲で楽しめるようにおこないます。


 2016年9月22日(木)秋分の日
 第11回 GM happy コラボレーション「杖術とヨガ」

 (お申し込み受付中)

 2016年9月24日(土) 
 「抜刀術特別講習会」

 (お申し込み受付中)

 「金山剣術稽古会」 
 (会員希望者受付中)

 2016年9月 稽古日程

 2016年10月 稽古日程


2016-09-19(Mon)
 

腸骨筋の意識

 本日の講習は戸越体育館柔道場でおこなった。会場予約の都合で、柔道場しか空いてなく少々狭い中での講習となった。今日は、両足の開きかたについて、先日私の稽古会で意外に身体に効いて来るという声を聞いて、今日の講習会でおこなおうと考えていた。

 私としては、足の開きかたの手順を滑らかにおこなうものとしておこなっていたが、これまでに爪先を上げて踵で回るようなことをしていた方にとっては、腸骨筋の働きが活かされてなく、重心が後方に傾きながら不安定な状態で膝を緊張させて踵回りを正しい回りかたとしておこなわれている。特殊競技ではないので身体の使い方の感覚が養われてくれば、こうしたことに違和感と疑問を感じてくるはずであるが、そういうことは考えないように黙々と言われたとおりにしてしまいがちになる。

 この両足の開き方で、腰の開閉、肩の開き、膝の柔らかさ、足の裏の接地感覚、そうしたものを、半身ずつ意識しておこなうことで、悪い癖というものを取り除きながら、これまであまり使っていなかった腸骨筋を働かせて、動ける身体にしていかなければならない。

 次に差し換えによる突きをおこなったが、これは身体を練る稽古の部類といえるもので、頭が動かないように意識しておこなうことで、重心位置が決まり、疲労が軽減されてくる。この稽古では同側の手足の操作に慣れることと、さらに進んだ方は両足が揃わないように入れ替えることで、浮きの感覚が自然と備わってくるので長い時間を掛けられない方の一人稽古としてはお勧めである。

 休憩を挟んで「下段抜き」「影踏み」をおこなった。これは甲野善紀先生の杖術の技であるが、特にこうした脚部の使い方は非常に研究すべきところである。居着かないように、どの瞬簡に居着いているかを感じて稽古していかなければならない。今日の生徒さんには、まだそこまでお伝えできないが、中学2年生のT君はかなり纏まっていた。

 「難しく考えすぎないで下さい。簡単に考えたほうがいいですよ。」と言ったかと思えば、「これはちょっと難しいですからねぇ・・・。」と、私も「どっちなんだ!」と思われてしまうかもしれないが、両方である。

 つまり、手順を知るほどに難しさがドッと押し寄せてくるのであるが、手順が解からずに難しく捉えて出来ないのと、手順が解かったことで途中で壁にぶつかった場合とでは、躓き方が違ってくる。だから、その方にとってどこまでの手順と身体の使い方をお伝えするのかということが大事になってくるが、その壁の入り口まで進めるようにし、あとはジックリと登っていただくしかない。

 そこには、技術だけでない身体の構造や、可動域または、身体感覚が関ってくる場合も多いので、その動きだけを集中的に稽古するよりは、自分の身体のウィークポイントを知り、そこにピンポイントで働きかけることが出来る稽古法を取り入れていったほうが効率がいいだろう。

 最後は抜刀術をおこない、今日は「津波返し」を集中的におこなった。右腕が余計な動きをしないこと。落下していくこと。潜り込むこと。そのための状況を構えの時点で整えておくこと。二之太刀から納刀まで一連の動作でおこない、狭い柔道場にギリギリ一杯の参加人数であったが、皆集中して最後までおこなった。時間を掛けておこなったので、少しずつであるが全体的に前に進んだと思う。

 明日の講習は、15時00分~17時00分 品川区総合体育館 剣道場と、18時30分~20時30分 戸越体育館 剣道場でおこないます。明日も皆様、お待ちしております。


 2016年9月19日(月)敬老の日
 第10回 GM happyコラボレーション 「剣術と立ち回り」

 (お申し込み受付中)

 2016年9月22日(木)秋分の日
 第11回 GM happy コラボレーション「杖術とヨガ」

 (お申し込み受付中)

 2016年9月24日(土) 
 「抜刀術特別講習会」

 (お申し込み受付中)

 「金山剣術稽古会」 
 (会員希望者受付中)

 2016年9月 稽古日程

 2016年10月 稽古日程


2016-09-17(Sat)
 

講習会の秋

 先日は、山本祥子さんの作品が展示されている「ウォンテッド!WARUMONO展」を観にHOWHOUSEというアーティストの集う秘密空間?のような場所で小一時間ほど、山本さんや、他のアーティストの方のご説明を伺いながら、ふだん観ることが出来ないような作品群をジックリと堪能することが出来た。

 都内に住んで13年目となるが、初めて千駄木駅と日暮里駅で乗降した。今回の展示会が無かったらこの地へ訪れる機会は無かったかもしれない。だが、千駄木駅で降りて、作品を観て、谷中商店街を通って日暮里駅までのルートはなんとも良い気分転換になった。谷中商店街は猫のスポットと言われているらしいが、残念ながら見つけることは出来なかった。しかし、猫専門店がいくつかあったので、またの機会にでも谷中で時間を潰してもいいと思った。

 どういうわけだか最近は猫にご縁を感じている。なんとも不思議な感じであるが、もしかすると私の後ろに狐ならぬ猫が憑いているのかもしれないが、恩恵を感じているのでこの気持ちを大事にしたい。

 それにしてもアーティストの方々の作品は凄い。当たりまえのことであるが、おかしなところが無い。よくこんなことが出来るなあ・・・と思えるからこそアーティストであると思わされるし、そうした、不確定要素のなかに魂を込める事が出来るということに、感動があり、人生を感じるのかもしれない。

 どういう職業の人でもそうであるが、いま手がけていることの、その先がどうなっていくのであろうか誰にも分からない。だから不安であり、無駄とも思えることには手を抜いてしまい易い。だが、真にその先が訪れるのは、やはり手を抜かないことを当然としている日常にあるように私は思う。

 昨日は、高田馬場でW氏と稽古をおこなった。まだまだ大粒の汗が吹き出てしまうほどこの会場は暑いが、逆に考えれば、こうした大汗をかけるのはここでしかない。先日ここでよくお会いする伝統空手の先生が、この暑いのが私は好きです。と仰られていたが、75歳で3時間、終始穏やかな雰囲気で、気合いの入った会員の方々にご指導されている姿には、私としても得るものがあり学びとなっている。

 昨日は、「剣 十一之型」をおこなったが、やればやるほどこの型稽古に気づきがあり、細かい部分の動作に自分でも嫌になるくらい精確におこなわなければならないものが見えてくる。だがこうした細かい型稽古にある精確さというものは、自由に動くというものの対極にある稽古法なので、この両方を今の私の稽古会では、段階を踏みながらともに稽古している。

 抜刀術では、速い「巴抜き」をそろそろ解禁しようとW氏にお伝えした。退出時間が迫りあまり時間が無く、2.3回抜いただけであったが、次回9/24(土)の抜刀術特別講習会で、本来の速い「巴抜き」をお伝えしようと思う。これは特に脚部の使い方が複雑なので、ある程度時間が無ければ、難しいとうイメージを刷り込ませてしまうものになってしまうので、短い時間でお伝えするには難しい抜刀術である。だが、手の内に関してはこれまでかなり時間を掛けて、ゆっくりと抜く巴抜きをおこなってきたので、速く抜いてもそこに関しては直ぐに適応できる方もいるだろう。特に居合刀では無理をすると右手首を壊してしまうことになりかねないので、手の内の使い方はゆっくり抜いた稽古で身につけておくことが必要である。

 そして本日金曜日は、今日しかタイミングがないという偶然時間が空いたので、新宿のタイムズスクエアビル内にある東急ハンズに行ってきた。そこで橋を渡って入り口に入ったところ、目の前に、先日HOWHOUSEで見かけた作品と同じ作家さんの作品が展示されており、そのタイミングに驚いてしまった。やはりこうした時間軸はどこかで行動がつながっているのだとあらためて実感した。

 今日はそのハンズで購入したものを自宅で加工しすべて順調に完了した。先に向けて一つ一つの準備が整っているが、やはりそれなりにエネルギーを使うものである。そのコンテンツを最大限活かせるためのパッケージを、今はイメージし安定化させるべく、準備を整えているところである。考えてみればこうしたパッケージ作りというものは昔から自分でやっていたような気がする。企画の中に私なりのルールがあり、そこから選択していくものが見え、出来ることと出来ない事を選び、結果に結び付けなければならない。

 そうした意味では、今は私自身多くの方にご心配をお掛けしている時期かもしれないが、私としては何もブレることは無く、剣術を通じてご縁を大事に、その瞬間を生きて(活きて)いくだけなのである。そのことは武術に出会って今に至るまで不思議に感じているものがあるので、そこに身を任せて行くことが自然であると思っている。

 さて、来週は19日、22日、24日と講習会が目白押しです。19日の「剣術と立ち回り」に関しましては、参加人数が少なく前回のリピーターの方がほとんどですので、ジックリとお伝えしていきたいと思います。22日の「杖術とヨガ」では、杖術は「杖 十一之型」、「二十連円打」をおこなっていきます。まだお申し込みがほとんどありませんので(!)ご参加頂ける方はお早めにご連絡下さい。24日の「抜刀術特別講習会」では、先に記した速い「巴抜き」をおこないます。基本的に抜刀術の講習会は今後も毎月継続していきますので、もう少し技の種類を押さえて、一つ一つに時間を掛けておこなって参ります。こちらもまだまだお申し込みが少ない状況です。ご都合の宜しい方、居合刀を部屋に飾っている方は是非、この機会に刀と向き合ってみませんか。

 明日は12時30分~14時00分 品川区戸越体育館 柔道場でgold castle 殺陣&剣術スクールの講習をおこないます。明日は杖術の講習ですが、特別に抜刀術もおこないますので、居合刀もしくは鞘付き木刀をお持ちの方は持って来て下さい。


 2016年9月19日(月)敬老の日
 第10回 GM happyコラボレーション 「剣術と立ち回り」

 (お申し込み受付中)

 2016年9月22日(木)秋分の日
 第11回 GM happy コラボレーション「杖術とヨガ」

 (お申し込み受付中)

 2016年9月24日(土) 
 「抜刀術特別講習会」

 (お申し込み受付中)

 「金山剣術稽古会」 
 (会員希望者受付中)

 2016年9月 稽古日程

 2016年10月 稽古日程


2016-09-16(Fri)
 

勿体無いレアケース

 明日は、代官山で12時00分~13時30分(会場11時30分)に私もまだ行ったことの無い代官山駅から徒歩150歩(!)にある会場「晴れたら空に豆まいて」というこれまた個性的な名前の会場で、甲野善紀先生の講座がおこなわれます。

 なぜ、勿体無いレアケースかというと、なんと現在まで受講者数が一桁台ということですので、行かれた方は相当貴重な体験となることと思われます。同じ金額を支払うなら、集中的におこなわれる空間というのも密度が濃いので、受講された方にとってはプラスになるものと思います。

 明日のお昼ですので、この記事を見て行かれる方は難しいと思われますが、もし奇跡的にも空いている方がいましたら、こういうタイミングの縁というのは何かが起こることがあるかもしれません。

 ビビビっときた方はこちらのサイトをご覧下さい。
 http://mameromantic.com/?p=47259


2016-09-13(Tue)
 

つながる分析力と感覚の鋭さ

 本日は「クラーチ剣術教室」での講習をおこなった。毎週火曜日に自宅から1時間半ぐらいのところに通っているが、午前8時31分の電車に乗って、乗り換えも楽にほぼ座席が空いているので、仮眠(二度寝?)をとったり、本を読んだりしている内に到着するというのがいつものパターンである。

 火曜日は、私の記憶だと雨に降られることが多いような気がする。いつも両手に荷物を持って移動しているので天気には敏感になっている。これまでの私が移動している際の天候の割合からすると、日曜日がもっとも雨が少なく、月、火、木、に雨に当たることが多い。だが、このところは本降りからは逃れることが出来ているので、いま現在の私の行いに関しては、お天道様から咎められることはしていないと勝手に解釈している(笑)。

 本日の講習では、以前から巴御膳のSさんが、これまでにおこなった講習内容の名前を教えて欲しいと言われてきたが、あえてそれをせずに聞き流していた。それはどうしてかと言うと、面倒だからではなく、動きそのものを感じていく中で、名前を覚えるという目的が主体となり、動きそのものに対する興味が薄れてしまうのではないかという私の考えがあったからである。もちろん、覚えた名前の技が出来ることにこしたことはないのであるが、私の場合、というよりは、甲野先生の影響が強く、動きというものは変わっていかなければならないし、そのための違和感(問題点)を感じることが進展への手掛かりだと思っているので、私としては、名前と動きに対する決まりというものを持たないように心掛けている。違和感が取り除かれるようなヒラメキがあれば、直ぐにでもそれを試し、トライ&エラーの中で、進展を求めたい。そういう意味ではOさんは、これまでに私がさまざまに変えていった内容に対して、自身の身体で持ってそれを感じるようにして新たに取り組まれている。Oさんは昔から剣術への憧れが強い方であるし、今となっては生粋の刀女子であるが、Oさんの見るべきところは、習う際の分析力と自身の身体に対する取り入れ方の感覚の鋭さである。

 そうしたことは稽古のみならず、分析力と感覚の鋭さはつながっており、姐さんと慕われるお人柄にも表れているように私は思う。

 クラーチ剣術教室では、そのOさんも「みなさん元気だから私が苦労した動きがすぐに出来ちゃったらいや~ね~。」と仰っるほど、上達が早い方には驚かされてしまう。中でも先ほどのSさんや、最高齢のDさん、そしてもっともお若いWさんなどは、覚えが早く、思わず年齢を忘れてしまいそうになる。

 だがやはり、情熱を掛けた年月の稽古量というのは、身体は裏切らないもので、Oさんの動きの中に「これは他の方とは別物だなぁ。」と感じさせられるものもあり、そうした動きをDさんが参考によく見られている。本日は、Oさんがこれまでおこなってきた講習内容の大半を、おそらく記憶の中で書き出されたのであろう。それだけでも大変な記憶力と集中力であるが、それらを整理して生徒の皆さんへお渡しされていた。

 もう一つのねらいは、各自でその動きと名前を探し出すということが重要であり、覚えられなくとも、その意識を持ち続けることが、動きへの興味につながり、動作を覚えることにもつながってくる。たしかに、稽古が終わった後に、会話の中で習った動きの名称が分からなければ「あれ、なんだったっけ・・・あの、こうして、こうやる・・・」という風に会話しにくいかもしれない。

 こうした動きに対する会話が、講習中だけでなく、お風呂場や移動のバスの中でもおこなわれていることがあるらしい。そんな影響からか、このクラーチ剣術教室が人気のある教室ということで、かなりの噂になっているようである。とはいえ、三年目に入ったこの教室では、講習中の皆さんの動きを見て、初めて見学に来られた方からしてみれば、かなり気が引けることになってしまったのが、複雑なところである。

 ほんとうに、この教室の盛り上がりとみなさんの成長が、これからの超高齢化社会の中で、人に頼らずに「生かされるのではなく生きてやる」というエネルギーと自信を、当然のように皆が思って生きていけるような、そうした前向きな身体との向き合い方が出来る場というものが必要であるし、そこには指導者が表立つよりも、参加される方とともに同じ時間軸を歩めるような向き合い方のほうが本当に伝わるものが育っていくように思われる。おそらくそうしたことは、武術や剣術、杖術だからということではなく、(もちろんその得物による効果は計り知れないが)人としてどうあるかということが、同一空間内で問われているものであり、そうした部分に於いては、さまざまな分野でも人物は育つものと思われるが、とくに武術、武道というものであれば、本来ならかなりの確率でそうした人間として、その場でのもっとも適切かつ振り幅とバランスを兼ね備えた安心感と安定感のある人物が、その場を照らしていかなくてはならないと感じる。流行というものは、一時的には良いのであるが、玉石混淆(ぎょくせきこんこう)となってしまう定めでもある。その辺りを分かった上で、清々しく生きていける方法というものを私としては身体と心で実感して歩んでいきたい。


 2016年9月19日(月)敬老の日
 第10回 GM happyコラボレーション 「剣術と立ち回り」

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 2016年9月22日(木)秋分の日
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 2016年9月24日(土) 
 「抜刀術特別講習会」

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 2016年9月 稽古日程

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2016-09-13(Tue)
 

同じ時間軸、同じ空間、同じ呼吸

 かなり秋らしくなってきた本日は、高田馬場で稽古をおこなった。まずはI君との稽古であるが、珍しく夕方から混雑気味であったので、脚部鍛練稽古はおこなわず、杖術からおこなった。5月から私とのマンツーマン稽古が始まったが、このところかなり成長著しく感じている。それは技術的なこともそうであるが、互いの信頼関係と、稽古における呼吸が合ってきたことが大きな要因であると感じている。私にとってもI君との稽古は清々しく、本当に気持ちが入りながらも努めて冷静に見てあげなければならない。よくお声を掛けて下さる伝統空手の館長さんも、おそらくそうした雰囲気を感じ取っていらっしゃたのではないかと思うのである。

 単体技、相手を付けての打ち、突き、などをハイペースでおこなったのち、「杖 十一之型」をおこなった。I君のすばらしいところは、前回上手くできなかったところは、次の稽古の時には大抵克服してきているのである。それは私が、練習しておくようになど言わなくても、自主的にやってきている。それはその形になった時に、初めから前回の問題が解決されているので、「あぁ、やってきているな。」というのは一瞬で判るものである。

 杖 十一之型では、そうした前回の躓き易いポイントが改善されてきているので、ゆったりと16秒でおこなうようにやっていただき、15秒まで出来た。そして本日最後に13.5秒でおこなうことが出来た。

 これまでにおこなっていただいた中で誰よりも早く出来たので、荒削りではあるが、私自身感動を抑えながらも褒めずにはいられなかった。かなり練習をした大人でも14秒までが最短だったので、これから丁寧に14秒でおこなうように稽古していくことで、自然とかなりのことが無意識の内に身についてくるだろう。

 剣術では、地味な正面斬り、袈裟斬り、胴斬りの稽古であるが、よく付いて来ている。しかし、一学年上のR君もそうであるが、I君ともに、私は子ども扱いなど到底できないほどシッカリ自分を持っている。いつか子供に剣術を教えられる環境になればと3年位前に想像していたことが、今こうして、探しても探せないようなお二人の若い稽古生とジックリ向き合って稽古が出来ていることは、やはり私が、黙々と取り憑かれたように一人稽古を重ね過ごした月日というものがこうした形となって還ってきているのではないだろうか。

 剣術について、今は面白味のない地味な動作を細かく点検しているところであるが、身体に感覚が芽生えてきたら、いつかさまざまな剣術の技をおこなえるようにしたい。まだ身体が育つまで待たなければならないが、R君も含め、そうしたレベルでの稽古が出来るようになると、私としてもかなり稽古になるしそこからまた発展できると思う。

 最後は、剣術「千鳥之型」と抜刀術「逆手前方抜き」をおこなった。千鳥之型では、足腰のふらつきを直す動きになっているので、この型稽古で、自分自身のウィークポイントが見えてくるだろう。逆手前方抜きでは、意外にこの抜刀術を苦労されている方が多いので、私としては難易度的には低い(手順は多いが)抜刀術だと思っていたが、動きを覚えると言う意味に於いて難しいようである。こうしたことは、杖の二十連円打や、繋之型(つなぎのかた)、そのほかさまざまな型稽古など、私が考えたものに関しては、やはり考えた人が一番よく知っているので有利といえば有利である。

 だが、こうした動きや型稽古を考えるというのは、たまたまということが多く、時には道具を持ってちょっと考えた瞬間、あれよあれよという間に断定的に決まることも多い。またそうした瞬間的断定的に決まった動作というものは、時が経っても変更する事が無い。こうした降ってきたような事というのはあまり考え過ぎずに、その瞬間に身と心を任せるようにしたほうが、後で気付かされるものだと思っている。

 夜からはU氏が参加され、前回筋肉痛が起きなかったという報告を聞いて、やはり脚部鍛練稽古は身体にとって育っていくものであると確信した。私にとっても、千鳥之型での沈みや、抜刀術などにおいて、以前と比べて落下が変わってきた。それは先にも記したが、音にも表れるし、体感的にも感じられる。この場所でずっと続けると、高田馬場の武道場の床がその部分だけ凹むのではないかと心配になってくる。

 U氏の場合、身体から得られる情報回路、つまり脳から身体へ情報を伝えるのではなく、(感覚的なイメージ表現であるが)身体から脳へと情報が伝わる途中に邪魔をする何かが見えるので、これからは、U氏用に身体からの情報でダイレクトに動けるための稽古内容をお伝えしなければならない。

 一生懸命に取り組まれているので、いろいろ不安に思うこともあるかもしれないが、私にとって重要なことはその稽古に取り組む姿なので、これからもU氏にとって少しでも前に進めるように私も稽古法を考えなければならない。

 最近は不思議と、誰かが何かの話をして思い出せずにしているときに、フイに当てることが出来ることがある。たまたま偶然だと思うが、昨日のK氏との電話でも、あの話の流れからどうして黒澤明監督の名前が出てきたのか我ながら不思議であった。

 同じ時間軸、同じ空間、同じ呼吸、それらは意識せずに自然に合っていくものなのかも知れないし、そうした稽古相手と出会える人生というのは、なにものにも代え難い幸せなことである。私にとってはもうそれで十分ではないだろうか。


 2016年9月19日(月)敬老の日
 第10回 GM happyコラボレーション 「剣術と立ち回り」

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2016-09-13(Tue)
 

自分自身深めていけること

 さて今週も一週間が終ったが、時刻はもうすぐ3時である。いろいろな方からご連絡をいただき、つい長話になってしまったり、メールの返信に時間が掛かったり、利害関係とは関係の無いところでのこうしたやり取りはなんとも心が洗われてくる。武術稽古の日々で、なんとも清々しい日々を送り、それを還元していけるような講習であったり稽古会であったり、そうした日々が当たりまえのように感じられていたが、これからはよりそうした私がおこなう武術稽古というものから生み出されてくるもののために、大事なものを守っていくことが私に課せられた使命である。

 本日は戸越体育館での連続講習であったが、夕方の部は間仕切りが無く剣道場と柔道場の両面を使っての講習であったので、丁度良い密度での講習がおこなえた。なかでも走りながらの抜刀、納刀では、意外に納刀の際に歩数が重なっていくことが分かった。ちょっとしたミスで3歩~5歩は歩数が増えてしまうので、目標ライン内で納めることにみなさん苦労されていた。そんななかもっとも納刀が安定していたのは、中学三年生で体重が私を超えてしまったK君である。中学一年生から中学三年生への変化というのは身体もそうであるが、内面も成長している。そうした変化が見られるのも、若い生徒さん達に指導していくなかでの楽しみでもある。

 走りながらの納刀では、右手の押さえが弱いと切っ先が振動で跳ねる為、鯉口まで滑らせることが上手く行かない。そうした意味に於いてこの走りながらという追い込まれた状況下では、右手の押さえ方と、鯉口に切っ先を滑らせるゆったりとしながらも、速やかにおこなえる技術が身に付きやすいだろう。

 剣術「千鳥之型」では、4番目の動作で腰がドンと落ちるのであるが、この時の落ち方には身体の纏まりと浮きが上手く整っていれば、音にもそれが表れるし実感としての心地よさがある。このドンと腰を落す斬り落としは以前からおこなっていたものでは無く、7月か8月の土曜日の剣術クラスの講習で、たしか戸越体育館であったと思うが、その時に浮きをかけて落下するように変えたのであった。

 こうした型稽古や、抜刀術の二之太刀で関ってくる左からの袈裟斬りでは、土曜日の講習でおこなっている螺旋軌道の変化形である袈裟斬りが、やはり重要であることがあらためて分かった。

 今日も昨日に続いて抜刀術まで進めることが出来なかった。だが、昨日は斬り返しからの受け流し、今日の夜間の部では斬り結びへの誘いから抜き技に転じる内容をおこない、みなさん集中的に取り組んでいただいた。

 体験参加の方には、夕方の部、夜間の部ともに、ジックリと刀の抜き方から納め方までを一連の動きとしてお伝えした。技術的な部分を少しずつ伝えていきながら覚えていただくようにおこなっているが、両方の部の方ともに、非常に興味深く取り組んでいただき、それぞれに喜んで帰られた笑顔が印象に残った。

 ひとつひとつの動きには全て意味があり、考えられているものなので、その理由とそのための技術を知る喜びというのが、この教室に参加された方にとって、「次も来よう!」という気持ちになっているようである。そのため、「そうなっているのです。」とか「これが正しいやり方です。」というふうに言わず、身体の使い方として、「こうなっているからこれが出来ます。」ということを具体的に伝えていくと、出来なかったことが、少しずつ出来てくる喜びもあるし、また、出来なかったとしてもその原因がハッキリしてくるので、そこを直すために稽古をするという明確なテーマが目に見えてくる。

 昨日関西からK氏の電話に出る事が出来なかったので、今夜0時に電話を掛け、1時20分過ぎまでいつもの熱い会話を交わした。K氏とお話しすると、K氏の私に対する過分な評価が、私としては自己反省につながり、前に進めるための糸口が紡ぎ出されてくる。そのため時間が許せばいつまででもお話していたいが、明日は月曜日なのでご迷惑は掛けられない。私としては現在完全に武術だけで生計が立てられるように生活がシフトしてきたが、それ故に責任と信頼は口先だけで論ずる訳にはいかない。稽古だけでなく、私にとって掛け替えのない方々の存在に支えられて生きているということはこうした現状に於いて感じられるものである。あらためて、自ら選んだ生き方というものに慢心することなく、精進して私が出会っている素晴らしい先生方や指導者の方に少しでも近づけるように、志を深めて行きたいと思う。

 来週9/17(土曜日)の剣術クラスの講習は杖術でありますが、今回抜刀術が出来ませんでしたので、時間の長い土曜日の講習に関しましては、杖術と最後に抜刀術をおこないます。


 2016年9月19日(月)敬老の日
 第10回 GM happyコラボレーション 「剣術と立ち回り」

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 2016年9月22日(木)秋分の日
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 2016年9月24日(土) 
 「抜刀術特別講習会」

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2016-09-12(Mon)
 

ご協力いただいた皆様ありがとうございました

 今日で10日間続けての稽古となるが、身体の調子は特に悪いところも無い。それは、違和感を感じ始めたときにハピコラで井上さんのヨガの講習を受けて以来、自分なりの調整が出来るようになったことが大きい。まず、背中の詰まりを取るための呼吸と集中、そして、柔らかくしようとするのではなく、詰まりを溶かすように動いてあげることで、何をやっても気持ちいいリラックスモードになってくる。その時は、自分の身体と向き合うので、テレビなどつけずにゆったりと、身体の労をねぎらってあげるようにおこなうことが大事である。今までほったらかしに回復させようとしていた人は、ケガに対する事前察知能力も高まってくるかもしれない。

 さて、広島が盛り上がった本日は、戸越体育館にてgold castle 殺陣&剣術スクールの講習をおこなった。いつものように正面斬り、胴斬り、袈裟斬り、などを中心におこなったが、時間を掛けすぎたせいか他のメニューにたどり着けなかった。最後に斬り返しからの受け流しをおこなったが、合間に一瞬切っ先を向けることで相手の躊躇を誘い、そのまま相手からすれば見えにくい心理状態で受け流しに入るという稽古をおこなった。今日初めておこなったので、そうした心理状態を誘うまで余裕が無かったかと思われるが、相手をつけての型稽古においては、まだまだ周りが見えていない方が多い。周りを見て自分が見えてくるので、そうしたところまでどうやって導いていけるか、私自身の課題でもある。

 時間が足りなかったとは言え、今日は2時間、退出時間一杯まで講習をおこなった。次回からは、土曜日の講習内容をもう少しセーブして、余裕を持っておこなえるようにしたい。

 講習後は、一階でKさんと待ち合わせし、「Gold Castle 殺陣&剣術スクール」としての区内登録を無事取得することが出来ました。今回ご協力いただいたみなさま、そしてご連絡下さったみなさま、ありがとうございました!
 
 明日は品川区戸越体育館にて夕方の部と夜間の部をおこないます。夕方の部は、間仕切りを外して剣道場と柔道場の両面を使えますので、スペース的にかなり余裕があるでしょう。夜間の部は剣道場のみですので、これまで通りです。明日も夕方の部、夜間の部ともに体験参加の方がいらっしゃいます。楽しく技術を伝えられる講習となるように、明日もみなさま宜しくお願いいたします。


 2016年9月19日(月)敬老の日
 第10回 GM happyコラボレーション 「剣術と立ち回り」

 (お申し込み受付中)

 2016年9月22日(木)秋分の日
 第11回 GM happy コラボレーション「杖術とヨガ」

 (お申し込み受付中)

 2016年9月24日(土) 
 「抜刀術特別講習会」

 (お申し込み受付中)

 「金山剣術稽古会」 
 (会員希望者受付中)

 2016年9月 稽古日程

 2016年10月 稽古日程


2016-09-10(Sat)
 

私設武道場への憧れ

 9月はイベントが目白押しである。とくに第3週目の19日月曜日に、第10回 GM happy コラボレーション「剣術と立ち回り」を4時間おこない、その3日後の木曜日には第11回 GM happy コラボレーション「杖術とヨガ」をおこなう。さらに2日後の土曜日24日には、抜刀術特別講習会をおこなう。そして、翌日25日日曜日は、gold castle 殺陣&剣術スクールの講習を殺陣クラス、剣術クラスともに私がおこなうので、この一週間は相当濃密な日々となるであろう。

 忙しくなってきたのはありがたいことである。もちろんそれを望んで過ごしてきたのであるが、大事なことは、それらを継続的に信頼出来る空間としておこなうための活動でなければならない。高田馬場にある新宿スポーツセンターでは、個人開放として、さまざまな団体が同一空間内で互いのスペースを確保して稽古している。こうした個人開放の空間は私も都内で色々調べたが、新宿スポーツセンター程の受け入れ体制でおこなっている会場はなかったように思う。

 もちろん幾つか個人開放施設はあるが、時間帯が限られていたり、会場のスペースが狭かったり、剣道でなければ駄目であったり、そういった面から今現在私が個人開放施設で利用しているのは、高田馬場の新宿スポーツセンターと、住吉にある江東区スポーツ会館の2つである。そして、団体登録をしている会場は品川区と江東区の施設であるが、こうした団体登録というのも区によっては取り辛いものが多い。現在gold castle 殺陣&剣術スクールの開催を安定的におこなうために、この品川区でほとんどまかなえているが、今後久しぶりに江東区を利用することになるかもしれないし、また他の場所での団体登録も必要になってくるかもしれない。

 いつかは、どこかの私設武道場で安定的な開催日程で稽古や講習がおこなえたらと思うが、15名位でもスペース的に問題無くおこなえる会場が見つかれば、賃料と相談して考えても良いかと思う。また、どこかの法人敷地内にある私設剣道場や武道場などで、空いている日時で使わせていただける場所があれば、是非とも相談させていただきたいと思う。

 今の品川区施設での開催は、アクセス的にも使用料の面においても十分であるが、私設武道場での稽古となってくると、空間の雰囲気が違うので、飲食店に例えると、同じメニューが出てきても、混雑した大衆食堂の相席で食べるのと、予約した雰囲気の良いレストランで食べるのとでは、食べ方や味わい方、またそこでの会話などが違ってくる。

 まあ、あまり的を得た例えにはなっていないが、余計なことに気を取られない空間という受け皿が、これから長く空間を育てていくには、そこに思い出が残せる場所にしたいと思い浮かんだのであった。

 これから先、何がどうなっていくのか自分の事ながら全く予想が出来ないので、そういう思いだけは忘れずに持っていたい。人と人が出会える場所があり、互いに信頼関係があれば、互いにとって有益なものごとの発展は進んで行くものである。そういう互いにとってプラスになることが、私が今後も続けていく教室運営のなかで生まれてくるために、自分の為にではなく、人の為になる空間作りを実践していかなければならない。


 2016年9月19日(月)敬老の日
 第10回 GM happyコラボレーション 「剣術と立ち回り」

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 2016年9月22日(木)秋分の日
 第11回 GM happy コラボレーション「杖術とヨガ」

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 2016年9月24日(土) 
 「抜刀術特別講習会」

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 「金山剣術稽古会」 
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 2016年9月 稽古日程

 2016年10月 稽古日程


2016-09-09(Fri)
 

忍者一九三くん

 今日の「高齢者のための剣術教室」では今月から新たにSさんが参加されることになった。三年目となった教室であるが、多少の入れ替わりがあったが、この一年間は安定的に続けられているように思う。今日のSさんも約一年ぶりとなる新人参加者であるが、そうか、初めの頃はみなさん持ち方一つとってもなかなか覚えられなかったなぁ・・・ということを思い出させてもらえる新鮮さがあった。

 初めて触れる杖に、「直ぐに忘れてしまうの・・・」というSさんに、「今は、出来ることよりも、こうして真剣に思い出そうと身体を使いながら考えることが何より重要なんですよ。道具に慣れることからですので、今この瞬間が身体にとって大きな刺激となってますので、心配しなくて大丈夫です。」という風にお伝えした。

 道具を使う稽古の利点は、持ち方一つにしても間違えてしまえばそこで先に行けなくなってしまうので、一つ一つの動きがおろそかに出来ないのである。最後まで続けて動けたということは、手順を間違えずにおこなえたということであり、そこに皆さん楽しさを見出しているように思う。一見難しいと思えるような動きでも、一つ一つの手順が解かってくると「あら、それだけ!」という風に言われてしまう・・・(笑)

 だが、少しずつ手順を覚えることで運動効果とともに自信を付けられているようで、皆さんの顔色が活き活きとしているのである。世話人を務めて下さっているOさんの身体の変化が、今となってはかなりの人に伝染していることは確かである。Oさんとしてもここ近年で今が一番動ける身体であると仰っていただき、それは今のままで行くと毎年更新するだろうと私は感じている。

 今日は講習後にみなさんとレストランでお昼をご馳走になったが、私の稽古会の最年少参加者であるIくんにお土産でいただいた忍者のおもちゃを、Oさんがぜひ見てみたいということで、今日は食事後のテーブル上に、そのぜんまい仕掛けのおもちゃをセットした。

 ぜんまいを巻くと、ギーっと音がし、可愛らしい黒装束の忍者がゆっくりと頭を下げ、ポンっと後ろ向きに宙返りをするもので、これがみなさんに大評判で、なんども何度もぜんまいを巻いて、動画の撮影や、写真に収めたり、みなさんそんなに食いつくの?(笑)と思うほど大好評だった!そのため、この可愛らしい忍者に、「名前をつけたらいいんじゃないの?」と言われ、そうですねぇ・・・・・・じゃあ、「忍者一九三くんにしましょう(笑)」ということになった。

 帰宅後、ひさしぶりに昔お世話になった方から連絡があり、また新たな展開になるかもしれないお話だったので、ご縁のありがたさを感じた。やはり、何かの流れというのはそういう風に決まっているのかなぁと感じずにはいられない。ありがたいことである。


 2016年9月19日(月)敬老の日
 第10回 GM happyコラボレーション 「剣術と立ち回り」

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 2016年9月 稽古日程

 2016年10月 稽古日程


2016-09-06(Tue)
 

武道家と言える方との会話に感ずるもの

 本日は高田馬場にてI君と稽古をおこなった。合間にいろいろな会話を挟みながら、集中力が奪われずにおこなえるようになったのは、小学校5年生のI君にとっては大きな成長だろう。「杖 十一之型」では14秒でおこなえるようになった。今後は余裕を持って丁寧に15秒でおこなえるようにし、そこから1秒ずつ削っていくようにしたい。私がいろいろと試して見せたが、力んでしまうと動きに滞りがでてしまい、所々が速くても、つながりが上手く行かなければタイムは落ちてしまう。この稽古は秒数を短くおこなうことは結果としてのことであり、力まずに同じ動きで時間が詰められるかというところに、動きの中でまだ同時に動けていない箇所を探し、次への動きに対する身体の準備が連続した動きのなかで整えているかということが、時間短縮に大きく関わってくるので、そうしたことを伝えながらI君は14秒を出した。これは他の講習会でもおこなったが、確かその時でも最短の方は14秒だったように記憶している。ちなみに私は10秒であるが、研究すればまだまだ詰められる身体の使い方は見つかりそうである。

 今日の抜刀術では「逆手前方抜き」をおこなった。これまでにずっと「後方突き」をおこなってきたので、かなりのところまで出来るようになってきた。逆手前方抜きでは、抜き上げて左手を峰に添えた際の手の位置が、野球をやっているI君いわく、「プラカードの持ち方みたいですね。」と言われたので、「プラカードの持ち方ってどう持つの?」と聞いたところ、どうやら親指を下向きにして持つそうである。詳しい理由は分からないが、おそらくその方が肘が張って見栄えが良くなるからではないだろうかと思われる。

 私も勉強になったので、次回からこの抜刀術をお伝えする際には、「左手の峰の押さえ方はプラカードを持つ手の形です。」とI君から教わったものを活かしたい。剣術では正面斬りが打太刀も正面斬りでおこなえるようになった。袈裟斬りに関しては、私の袈裟斬りをこの年齢のお子さんにお伝えするのは、集中力が持つか心配であったが、最後まで頑張って付いてこれた。

 I君との稽古では、いつも隣に伝統空手の団体が稽古をされていて、そこの師範の方といつもご挨拶を交わすのが私とI君との恒例になってきた。そして、今日は稽古後に更衣室で先ほどの伝統空手の師範の方とお話しする機会があり、私は前からこの方の雰囲気は本当に心地良いものであり、門人の方々も気合の入った稽古をされており、滅多に周囲は気にならないのであるが、こちらの団体に関しては稽古の雰囲気に格式のようなものを感じ、その雰囲気は周囲にとっても(特に私にとっても)気が引き締まるものであり、そこには師範の(いや、館長と呼ばれていたので館長と記載したほうがいいだろうか、いや私としては先生である。)方の人格が大きな影響力となってその場の空間を支配していることを感じずにはいられない。

 更衣室では2人きりとなり、いろいろなお話を伺うことが出来たが、75歳となられる先生のその場の対応に私としては「ハッ!」っとさせられるものがあり、大変恐縮な気持ちとともに、人としての力量の違いに精進しなければならないと痛感したのであった。

 「お子さんが羨ましい!」とまで仰っていただき、なんとも私としては恥ずかしくなってしまう気持ちであったが、非常に励みになる御言葉をいただき、I君とのびのびと真剣に向き合ってこれからも稽古をおこないたい。ただ、私の一人稽古を見ておられたのか、「稽古のやりすぎには気をつけて下さいね。」とアドバイスをいただき、昔お世話になられた杖術の先生のお話を伺い、その先生の稽古のやりすぎで身体を痛められたのか、その先生の事を思い浮かばれる際の悔やまれていた表情に、私も感ずるところがあり、私としても、よく整骨院の先生からやり過ぎについて何度も注意をされているので、その辺については今後、真剣に考えながら稽古法を改めていきたい。だが、故障しない方法であれば、存分に稽古がしたいので、その方法と稽古後の身体の調整法など、ほったらかしにしない事などがこれからは大事になってくるだろう。

 19時からは青木さんが訪れ、今日は9/19におこなうハピコラ「剣術と立ち回り」についての打ち合わせ稽古の日である。先日台風の影響で、本日に延期となったのであるが、今日は高田馬場もいつも以上に利用者が少なく、青木さんとの打ち合わせも30分程で十分であった。今日は以前約束した、居合刀「和泉守兼定」二尺六寸を持ってきたので、青木さんに好きなように振っていただいた。この兼定モデルは土方歳三の佩刀として有名であるが、司馬遼太郎著、「翔ぶが如く」のなかに、西南戦争で薩軍の戦況が悪化し、退却の途中、桐野利秋こと中村半次郎が、南下軍三番大隊三番中隊長の高城七之丞という人物に幕末、人斬り半次郎と恐れられていた時代に多くの血を吸わせたであろうその佩刀が「和泉守兼定」二尺八寸であったと記されている。もちろん、これは小説であるが、司馬遼太郎の小説は、小説であって小説で無い取材力の凄まじさであるが、この件に関しては、直孫に当たる高城義之氏からの手紙に、桐野利秋から贈られた刀についての印象が記載されているので、そこの記述文を引用したい。

 (この刀を)祖父七之丞は城山で最期を遂げるまで持っておりました。刀身は青黒く光り、凄みを感じる、妖刀の相をしております。桐野利秋さんが中村半次郎時代に京都で多くの生血を吸わせたもので御座います。

 中村半次郎と言えば薩摩御留流と言われる示現流の使い手であるが、その中でも薬丸自顕流のイメージが私には強い。私も示現流の稽古は集中的におこなった時期があったが、薬丸自顕流に関しては取り組まなかったが、こちらは戦闘用の実践剣術で、短期間の内に多くの兵隊を育てるのに有効な剣術であるという認識を持った記憶がある。

 明日も7時には起きなければならないが、今夜はI君との稽古に伝統空手の先生とのお話、青木さんとの打ち合わせ稽古に、そのあとのファミレスでの打ち合わせ(毎回雑談がメインとなってしまうが・・・)のため、まだまだ気力が充実してる。青木さんに久しぶりにお会いしたが、一回り大きく感じられたので、やはり水を得た魚の如くライターのお仕事が順調に向かっているのだと雰囲気から感じられる。今日は色々と話がブッ飛んで大変面白かったが、段々と9/19のハピコラ「剣術と立ち回り」について期日が迫って来ている。今日は二刀と、それに入るまでの流れを青木さんと手合わせして、スムーズに決まった。やはり、武術についての感覚と、刀法についての感覚が近い方とは話が早い。青木さんの技量は、その日数時間前に手を付けただけと言われる「2015年五稜郭祭土方歳三コンテスト優勝者」で動画検索されると直ぐに見られるので、興味のある方は是非みていただければと思う。

 さて今夜はここまで。明日も良い一日が送れることを願って眠りにつこう。


 2016年9月19日(月)敬老の日
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2016-09-06(Tue)
 

神輿を眺めながら

 9月の第一週を終えて、今はのんびりした気分になっている。だいたい日曜日の深夜1時を過ぎた頃が、私の場合一週間のリセットとなるリズムである。

 今夜は簡潔に記そう。

 まず夕方の部はスクエア荏原でおこない、やはりこの会場のせいか参加人数は通常の半分ほどであった。だが、広々と使えたので、剣術クラスでは脚部鍛練稽古から、走りながらの抜刀納刀や、さらに跳躍しての抜刀納刀などをおこなった。やはり、gold castle 殺陣&剣術スクールでは、楽しく運動出来る講習を提供する事が当スクールに参加される方々のニーズであり、他の教室では真似できない内容を技術的に分かりやすくお伝えしていくことが、ニーズに応える誠意であると私は思っている。

 今日は鍛錬稽古や走ったり跳んだりする内容をおこなったので、かなり皆さん汗をかかれたと思う。なにせエアコンも無く、風も入って来ない状況だったので、1名の方が外で休まれるという状況であった。やはりここでの開催に関しては、熱中症の心配もあるので体力的に弱い方には、他の日程に調整していただくほうが、今の時期は致し方ない。

 後半は型稽古、「抜付之型」と「千鳥之型」をおこなった。今日は体験参加の方が2名いらしたので気持ちよく動かれていたように感じた。刀の扱い方のポイントや、自分の体の使い方のクセに気が付かれたのではないだろうか。

 今日はこのまま着替えずに、夜間の部開催の戸越体育館まで歩いて移動。初めての徒歩移動であったが、25分位で行けてしまった。五反田の総合体育館からだと急な上り坂と下り坂があり、40分位かかってしまうが、スクエア荏原からだと、直線一本道でアップダウンも無いので、五反田からの移動に比べて遥かに楽な移動であった。

 そして夜間の部では、杖の講習となり歩を進めながらの打ち込みと突きなどをおこない、「繋之型」(つなぎのかた)に入った。杖の打ちと突きに関しては、やはり実際に打ち込んだり突いたりする稽古体系でないと、ピンと来ないように感じた。次回おこなう場合は、相手を付けての打ち込みと突きにしたい。

 繋之型に関しては、なぜ、つなぎの型なのか?というところが重要であり。動きのつなぎをメインとした型稽古であり、その際の手と足の運び方、体の開きかたというものが、安易に動けないため、自分の弱点=速く動いてしまう箇所。にあるため、そこをいかにゆっくりと合致して動けるかが、この稽古の目的としているところである。こうしたつなぎの体捌きを身に付けたのち、そうした身体の使い方で二十連円打をおこなうと、また違った動きの見えかたと、粗が見えてくる。まるで自由に動いているかのように、この繋之型が出来てくると、かなりの前進となってくる。

 剣術クラスではこれまでに杖術や抜刀術なども含めてさまざまな動きをおこなっているが、それらの動きというものを存分に活かしていただきたいのが、11月から私がおこなう殺陣クラスの講習である。やはり、この教室に参加される方々は、そうした時代劇のような立ち回りを気軽におこないたいと思われている方が少なくないと思われるので、私はその都度技術をお伝えしながら、みなさんで楽しめる講習にしたいと思っている。色々な方から私にご連絡をいただいたり、また11月からの教室に興味を持っていただく方からのご連絡もいただいているので、そのご期待に沿えるように熱意を持って取り組みたい。


 2016年9月19日(月)敬老の日
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2016-09-05(Mon)
 

その日その一瞬を生きなければ

 先週のスクエア荏原の土曜日からもう一週間が経っていることに驚いてしまう。まあ、その間にもいろいろな出来事があったが、月日の経つのは早いなあ・・・と、一日一日はおろそかにできないなあ・・・と、思ってしまう。今の生活では、あとからジックリ噛み締める時間など無いので、その日その瞬間に自分らしく居られること。本来の自分であること。何を感じ何を考えるか、その瞬間をおろそかにしてはならない。そこが私にとっての生きている証なのだから。

 今日の講習では土曜日としては6月11日以来となる品川区総合体育館での開催となった。じつに約3ヶ月ぶりである。そのため、今日は生徒のYさんが戸越体育館のほうへ行かれてしまい、後でYさんからの連絡を確認したのであるが、gold castle 殺陣&剣術スクールでは、主に品川区の会場、総合体育館、戸越体育館、スクエア荏原をメインに活動をおこなっているが、この約3年間で、日曜日に開催出来なかったことは無い。二部制であるが、一コマしか会場が押さえられずやむを得ず一コマのみの開催というのはあった。開講当初は人数も少なかったので、日曜日の夜の一コマのみの開催としていた。そして数ヵ月後に人数が増えてきたため、日曜日の夜間プラス、昼間か夕方、もしくは午前の時間帯を使って2コマおこなうことになった。それでも一杯になってきたので、土曜日の剣術クラスと、水曜日の殺陣クラスを追加した。最大で週に4コマで運営ししていたが、一年後に水曜日の殺陣クラスが閉鎖し、現在の3コマでおこなっている。

 この gold castle 殺陣&剣術スクールの運営方針としては、教室の空間というものを大事に育てていきたいので、私の目の届かないところでの運営は今後もおこなっていくつもりは無い。教室を増やしたり、名前を有名にしたいという考えも無い。つまり、直接指導し、直接現場に関っていく事がこの教室の特徴であり、その中で私の指導法のレベルを上げていく事が私にとっての稽古でもあるし、運営に大切な信頼を失わずに、身体の使い方という確固たる具体的な目的の中で、純粋にご縁のある方とその時間その瞬間を生きていきたいのである。

 あらためて、そうした考えや思考法になったことには、甲野善紀先生との出会いが大きく、武術を始めてから先生にお会いしたのは1年後であったが、学ぶというのは与えられるのではなく、自ら求め見つけ出していくことにあると、こうして日々の生活の中で教わっているように思う。

 今日は、杖の講習ということで、まずは杖の単体技からおこなった。今日は久しぶりに「下段抜き」をおこなおうかと思ったが、久しぶりにお会いしたFさんが、開始前に両足の裏を痛めたという話を聞いていたので、「自由に動く」ことをテーマにおこなってみた。

 やはり皆さん苦労されていたようであるが、これはどういうことかと言うと、基礎的な身体の使い方が身に入ったことで、逆にその動きが足を引っ張り、自由に動くことに対して、身に入った動きの捉われが新しい展開になった時に大きな障害として邪魔になってくるのである。だが、初めからこういう自由に動くことから始めるとおそらく一つ一つの身体の使い方に荒さが出てしまい、ただ流れて動くことが目的になってしまうであろう。そうした、基礎的に身に入った動きと、止まらずに動き続けるという、矛盾したような身体の使い方であるが、それらをどう身体の中で折り合いをつけて動き続けることが出来るかを各人が頭で考えすぎず、失敗するようなつもりで、身体から教えてもらうつもりの気持ちでおこなうと、これまでに学んだ杖の使い方や、体捌きといものの価値に気が付いてくるかと思われる。

 例えて言うなら、ふだんおこなっている基礎的な稽古は、新しいものをタンスの引き出しに仕舞い込むようなもので、それは綺麗に仕舞い込むことだけが目的ではなく、必要に応じて直ぐに最適なものを装うことが出来るかが重要であり、自由に動くということは、今まで閉まっておいた引き出しから、その動きの中で何が必要なのかを、整理されたタンスの引き出しからパッパッパっと取り出さなければならない。簡潔に言えば、「引き出しへ仕舞い込む稽古と、引き出しから取り出す稽古」ということであろう。今日の単体技稽古ではその後者を選択した。

 予定調和に無い動作から、今現在のタンス内の収容量が見えてくる。どちらも大切な稽古法なので、今日お伝えした方法で一人稽古など行ってみると、自分で見つける稽古として非常に学ぶべきところがあるだろう。

 今の時代、あまりタンス、タンスと言うと、自分でも可笑しくなってくるが、クローゼットというのもなんだか違うし、そのうち適当なタンスに変わるものが見つかればそちらに切り替えよう。

 次に、ひさしぶりの方も多い「繋之型」(つなぎのかた。つなぐという漢字が文字化けするので、かな表記しています)これは今日思いの他最後まで到達される方が多かった。ご婦人Oさんの動作を見て思わず、「Oさん、今だからもう見慣れてしまって特にふつうに見れていますが、これが2年前だったら、わたし発狂してますよ!」と言って周囲を笑わせてしまった。苦労されている方も少なくないこの繋之型(つなぎのかた)を最後までおこなえるので、今となっては、凄いですね!と言う方が失礼なので、信頼関係の中で、私も遠慮がなくなり、伝えるという事に気を使うことが無くスムーズに指導がおこなえているのは、Oさんの人徳であろう。

 誰でも初めは礼儀正しいのであるが、雰囲気に慣れある程度出来てくるようになってくると、態度が変わってしまう方も少なくない。私が、級や段位に対して警戒しているのと、初心者、上級者という言葉を極力意識して使わないのは、そうした形作られたもので、自分自身を勘違いさせてしまう原因となりうるからであり、本当の意味で上達した身体の使い方が身に付き始めたなら、人に対する対応というものは、益々謙虚に優しくなる筈であり、そうしたことと身体の使い方に関る思考法というものには統一性があり、身体を変えるには単に動き方ではなく、心の在り方そのものが変わらなければ絶対に身体の新しいところに目は向かないのである。ある程度身体が使える人が陥りやすい問題でもあるので、そうしたことはこれまでに学んできた環境の影響もあるだろうし、身体能力が高くなくても、武術稽古をやるほどに伸びていける人というのは、これまでにお会いしてきた方々のなかで、そうした心の状態が身体の使い方に障害なく溶け込み、身体の使い方と同時に、無意識の内に心の中まで充実したものを身に付けられているように感じている。試合で勝ち負けを競うということを否定はしないが、私もボクシングで試合のために日々殴り合いをしていたので、勝ち負けには相当な意識をして過ごしてきたつもりである。だが、試合というのは会場だけでなく、常に日々の日常に於いて試されているのである。そこで勝つということは、自身のこれからの生き方に大きく関ってくるものであり、そうした強さというのは、一日一日の中に絶えず忍び寄るようにして試されている。これからも強くて負けない日々の試合のために、己と向きあい前に堂々と進んで行きたい。

 話がまとまってしまったが、まだ講習の記事は終っていない。

 後半はこれも久しぶりとなった、十一連続動作之型改め「杖 十一之型」をおこなった。やはり「四方突き」で苦労される方が多かったが、苦手な方も少しずつでも前に進めたのではないだろうか。今日の講習でもう一つ予定に入れていた「二十連円打」をおこなわず、最後までジックリと十一之型をおこなった。今日も時間を延長して合計で1時間50分ぐらい杖の稽古をおこなったが、やはりこれだけの時間があると、かなりそれぞれを伝える時間が持てる。

 この十一之型を行っていた際に、今日は会場の外からずっとこちらを眺めていた方がいらっしゃり、講習後一人で後片付けをしていたところに、次の会場利用者でもあった先ほどの方が入ってこられ、先ほどの杖術について質問をされ、「すみません!3分だけ時間いただいていいですか!」と、私に杖のアドバイスを求められたので、私などがお伝えするのも申し訳なく思いながら、仕舞ったばかりの杖を取り出して、簡単に実演した。「神道夢想流杖術などは、このように持つ場合が多いですが・・・」と説明したところ、「あ、・・・その神道夢想流です。」と仰られ、やはり手之内の使い方が全く異なるので、非常に興味深かったのだと思われる。以前私との少人数集中稽古会にも神道夢想流杖術で師範の目録をいただいているK氏と毎週一回一年半位は稽古をしていたので、私がおこなっている杖術は甲野善紀先生の動きを参考に、今現在の身体の使い方などを試行錯誤しながらおこなっているものである。私もそうであるが、あらためて松聲館の身体の使い方というのは人を魅了するものがあるのだと感じたのであった。それは、魅了するために考えられたのではなく、技が効くための体捌きや得物の扱い方が結果として魅了されるものになっているのであって、そこに、意識的に魅了させようと作られたものと、技が効くための身体の使い方を研究した結果の動作がたまたま魅了されるものとなったのとでは、人の目に映る何かが大きく違うのであろう。私が11月からおこなう殺陣には、おそらくそうした要素が存分に入ってくるであろう。これは先にも記した、結果として魅了されるものが人に感動を与えるのかもしれないし、いい意味で何かの期待や想定を超えているから、人というのは感動するのであろう。

 身を削るようにして深夜に記すこのエネルギーは一体どこから来ているのかと思うが、確かにあまり身体には良くない。だが井上さんから学んだヨガの実践により、かなり体調は戻ってくる。青木さんもライターとして水を得た魚の如く仕事に取り組まれているようなので、またお会いしたときに、ものを書くということについていろいろとお話を伺いたい。

 さて明日は、15時からスクエア荏原で講習があり、そのまま歩いて18時30分からの戸越体育館の講習へと向かう。9月もすでに4日である。その一瞬を大事に、おろそかにしないように自分に言い聞かせ、明日も励んでいきたい。


 2016年9月19日(月)敬老の日
 第10回 GM happyコラボレーション 「剣術と立ち回り」

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 2016年9月22日(木)秋分の日
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 2016年9月24日(土) 
 「抜刀術特別講習会」

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 2016年9月 稽古日程

 2016年10月 稽古日程


2016-09-04(Sun)
 

2016年10月 武術稽古日程              (剣術・抜刀術・杖術・体術)

『 金山剣術稽古会 』 に関する見学、または参加希望の方は
こちらの「お申し込み専用窓口」よりご連絡下さい。
(詳細につきましてはこちらをご参照下さい。)

『 gold castle 殺陣&剣術スクール 』 の詳細やお申し込みにつきましてはこちらをご参照下さい。 http://www.tate-ken.com



                            

  10月1日(土曜日)   『 gold castle 殺陣&剣術スクール 』
                 12時30分~14時00分
                 戸越体育館 剣道場              



  10月2日(日曜日)   『 gold castle 殺陣&剣術スクール 』
                 15時00分~17時00分
                 品川区総合体育館 剣道場
                 18時30分~20時30分
                 戸越体育館 剣道場
              


  10月3日(月曜日)   『 金山剣術稽古会 』
                 17時00分~21時00分
                 新宿スポーツセンター 第二武道場



  10月4日(火曜日)   『 クラーチ剣術教室 』
                 10時00分~11時30分

                 『 金山剣術稽古会 』
                 19時00分~21時00分
                 江東区スポーツ会館 剣道場



  10月5日(水曜日)   『 金山剣術稽古会 』
                 12時00分~14時00分
                 戸越体育館 柔道場



  10月6日(木曜日)   『 金山剣術稽古会 』
                 14時00分~16時00分
                 新宿スポーツセンター 第二武道場
                 19時00分~21時00分
                 江東区スポーツ会館 剣道場



  10月7日(金曜日)   『 金山剣術稽古会 』
                 17時00分~21時00分
                 新宿スポーツセンター 第二武道場
  
            

  10月8日(土曜日)   『 gold castle 殺陣&剣術スクール 』
                 12時30分~14時00分
                 品川区総合体育館 柔道場    



  10月9日(日曜日)   『 gold castle 殺陣&剣術スクール 』
                 18時30分~20時30分
                 品川区総合体育館 剣道場
 


  10月10日(月曜日)   『 第12回 GM happy コラボレーション 』
                   「杖術とヨガ」

                   18時30分~20時30分
                  品川区総合体育館 柔道場




  10月11日(火曜日)   『 クラーチ剣術教室 』
                  10時00分~11時30分

                  『 金山剣術稽古会 』
                  14時00分~16時00分
                  新宿スポーツセンター 第二武道場
                   


  10月13日(木曜日)   『 金山剣術稽古会 』
                  14時00分~16時00分
                  新宿スポーツセンター 第二武道場
                  19時00分~21時00分
                  江東区スポーツ会館 剣道場



  10月14日(金曜日)   『 金山剣術稽古会 』
                  17時00分~21時00分
                  新宿スポーツセンター 第二武道場
                


  10月15日(土曜日)   『 gold castle 殺陣&剣術スクール 』
                  12時30分~14時00分
                  品川区総合体育館 剣道場  



  10月16日(日曜日)   『gold castle 殺陣&剣術スクール 』
                  9時10分~11時10分
                  品川区戸越体育館 柔道場
                  18時30分~20時30分
                  戸越体育館 剣道場



  10月17日(月曜日)   『 金山剣術稽古会 』
                  17時00分~21時00分
                  新宿スポーツセンター 第二武道場



  10月18日(火曜日)   『 クラーチ剣術教室 』
                  10時00分~11時30分

                  『 金山剣術稽古会 』
                  14時00分~16時00分
                  新宿スポーツセンター 第二武道場
                  19時00分~21時00分
                  江東区スポーツ会館 剣道場



  10月19日(水曜日)   『 金山剣術稽古会 』
                  12時00分~14時00分
                  戸越体育館 柔道場



  10月20日(木曜日)   『 金山剣術稽古会 』
                  14時00分~16時00分
                  新宿スポーツセンター 第二武道場
                  19時00分~21時00分
                  江東区スポーツ会館 剣道場

                 

  10月21日(金曜日)   『 金山剣術稽古会 』
                  17時00分~21時00分
                  新宿スポーツセンター 第二武道場


                
  10月22日(土曜日)   『 抜刀術特別講習会 』
                   12時00分~14時00分
                   品川区総合体育館 剣道場
                   15時00分~懇親会




  10月23日(日曜日)   『 gold castle 殺陣&剣術スクール 』
                   9時10分~11時10分
                   品川区総合体育館 柔道場
                   15時00分~17時00分
                  品川区戸越体育館 柔道場
                  18時30分~20時30分
                  品川区戸越体育館 剣道場



  10月25日(火曜日)   『 クラーチ剣術教室 』
                  10時00分~11時30分

                  『 金山剣術稽古会 』
                  14時00分~16時00分
                  新宿スポーツセンター 第二武道場
                  19時00分~21時00分
                  江東区スポーツ会館 剣道場



  10月27日(木曜日)   『 金山剣術稽古会 』
                  14時00分~16時00分
                  新宿スポーツセンター 第二武道場
                  19時00分~21時00分
                  江東区スポーツ会館 剣道場



  10月28日(金曜日)   『 金山剣術稽古会 』
                  17時00分~21時00分
                  新宿スポーツセンター 第二武道場
                


  10月29日(土曜日)   『 gold castle 殺陣&剣術スクール 』
                  15時30分~17時00分
                  品川区総合体育館 剣道場  



  10月30日(日曜日)   『 gold castle 殺陣&剣術スクール 』
                   18時30分~20時30分
                  戸越体育館 剣道場



  10月31日(月曜日)   『 金山剣術稽古会 』
                  17時00分~21時00分
                  新宿スポーツセンター 第二武道場






※新宿スポーツセンターでの稽古時間は
(月曜日・金曜日)の場合、17時00分~21時00分までの間でおこないます。
(火曜日・木曜日)の場合、14時00分~16時00分となります。 


<新宿スポーツセンターでの稽古日程>
①14時00分~16時00分 (火曜日・木曜日)
②17時00分~19時00分 (月曜日・金曜日)
③18時00分~20時00分 (月曜日・金曜日)
④19時00分~21時00分 (月曜日・金曜日)

いずれかの時間帯でお越し下さい。
完全予約制ですのでお早めにご連絡下さい。
初めての方はこちら「金山剣術稽古会について」をご参照の上
「お申し込み専用窓口」よりご連絡下さい。

※稽古場所の詳細や稽古内容、稽古時間のご相談、道具類その他のご質問等につきましてご不明な点がありましたら、ご連絡下さい。

※都合により日程が変更となる場合がありますので御了承下さい。


2016-09-02(Fri)
 

9月のそら

 9月に入り、稽古後に夕方の空模様を見渡すと、秋色になってきたなぁと感じてしまう。この世に生まれ41回目の秋を迎えるが、歳を重ねるごとにこうした季節の変化に心がざわめくのはどうしてなのだろうか。そこに感じたものが生きていく上で、生きてきた上で、何かを思い起こさせ、その当時の自分を蘇らせるのだろうか。

 過去の経験というのは今の自分にとってどこかで活きているのだろうか・・・・・・いろいろな経験をしてきたが、そろそろそうした自分の過ごしてきた日々を、ジックリと私自身が通ってきた道としてこれからの人生を、ただひたすらにがむしゃらに突っ走ってきたつもりであるが、私の周りの環境が少しずつゆっくりと時間を掛けてもゆるされるようになってきたので、これからはがむしゃらでは手に入らない日々の過ごし方を送りたいと思う。

 もちろんそれは、何かを得ることに疲れたとかそういうことではなく、その逆で、これからの自分自身において新しい角度で得られるものに今は気付き始めているのかもしれない。季節の変化に心が揺さぶられるように、これからの自分自身というものに、これまで感じなかったものを感じられるような、何かをゆったりとした時間の中で探すことが私が欲する人としての「自然さ」につながるのかもしれない。

 昨日は、ある動画から「富士スピードウェイ30度バンク」について、これまで全く知らなかった出来事について気が付いたら数時間そのことについて調べている自分がいた。私自身子供の頃からレーサーへの憧れはあったが、あくまでも憧れだけであり、たまにそうした映像を見ることが好きであった。ただ私の場合、F1とかラリーとかに興味がある訳でなく、カリスマ性の高い日本人ドライバーに惹かれるものがあり、その人物のドライビング技術や人柄を見ることが好きだった。今回はたまたま動画で見かけた黒澤元治氏という凄まじい技術を持ったドライバーから、富士スピードウェイの30度バンクを知ったのであるが、その歴史を調べただけでひとつの映画を観終えたような気がした。

 おかげでかなりの気分転換となったが、昨日一日はその他にも山崎弁栄上人に関する本を読了したり、ホームページに11月からの運営体制を記載したり、家に居てもかなりのことが出来た一日であった。

 ホームページにも掲載した11月からの講習については、私が殺陣クラスをおこなうので、「難しくなるのでは?」と心配されるかもしれないが、その方々に合ったものをお伝えしていくので、チーム編成さえ上手く出来れば、その方々にとって楽しく学べる講習となるであろう。その中で見えてくる課題点を取り上げて練習したり、時間配分を上手く使いながら無理やりに押し付けず、殺陣に関しては「楽しくやっていた結果、気付いたら結構出来ちゃった。」というふうに導いていきたい。

 剣術クラスについてはこれまで通り、杖と剣を隔週でおこないながら、かじった程度では伝えられない剣技と、身体操作を、私が動きの中でそれらを見せながらお伝えしたい。

 私の負担を心配される声もあるが、私自身さまざまに講習会や稽古会などをおこなっているので、技術的にも体力的にも全く負担にはなっておらず、むしろ生徒さん達のことが心配なので、その事について早く不安が消え、楽しめる空間の安定化を安心させるものとして、今は準備を整えているところである。

 さて、本日の稽古。

 今日のW氏との稽古では、「制限をつけて自由に動く」ということをおこなった。これは、「基本動作の脱却」でもあり、言うならば、役所の対応みたいなもので、決まり通りにしかやらないことで、現場の滞りとは関係なく、仕事の効率と相手の気持ちを汲み取る心遣いというのは二の次で、何事も決まり通りにおこなうということを第一とした、初心者もベテランもやり方は同じであることが求められる対応なのである。

 同様に、基本動作というものは最初におこなうものであるが、それは初心者が初めに取り組む内容であり、いつまでも初心者用の稽古をしていては、初心者のままである。もちろん基本動作を突き詰めれば奥義に達すると私もそのように思っているが、そこを勘違いして、いつまでも初心者用の基本動作をしていては、身体も心も初心者のままであり、忍耐力が強い人ほど月日を無駄にしてしまう。

 そうしたことから今回、「杖術稽古の理想は自由に好きなように動けること」であると思っているので、水車のみでさまざまに自由に動いていただいたり、左右の持ち替えだけで自由に動いてもらったり、または巴だけで自由に動いていただくことをおこなった。

 決まったことをその通りにこなすことは意外と易しいし、指示される→それをこなす=稽古した という認識が定着してしまうと、そこから脱するのに大きな時間が掛かってしまう。

 制限を設け、身体の使い方のルール(同側の手足がナンバ的に位置していること)の中で、自由にゆっくりと止まらずに動き続けることは、初めておこなう人にとっては大変であろう。だが、この稽古から得られる情報量は相当な密度の濃いものであり、想定に無いところから身体が気付き、脳の引き出しにストックしてくれる効果がある。

 こうした稽古は、段階を踏んでそこに至るが、少人数でなければ伝えにくいし、空間的にも少人数でなければ無理である。私の稽古会は、私の性格もありなかなか人数は増えないが、上手い下手よりも重要視している部分があるので、ここでしか得られない時間を共有出来る方とのご縁を、今後も待ちわびている。

 次に剣術であるが、今回は時間を掛けて剣による十一連続動作之型(ここで名称を変更し、「剣十一之型」としたい。併せて杖については「杖十一之型」とする。)をおこなった。

 私自身、この剣十一之型では、先月8月に関西からK氏が稽古に参加された最終日8月12日の金曜日に、フト杖でおこなっていた十一連続動作之型を、木刀でおこなってみたところ「これは!」という感触があり、ドーパミンが大量放出し始め一気におおよその形が完成したのであった。帰りの高田馬場駅の改札を抜けた昇り階段の辺りで、K氏に向かって、「今日はドーパミンが大量放出しているようで、まだ感覚としては武道場に居る感じがして、ただ映像として駅の改札を抜けたところを見ているようにしか感じられませんね。」という言葉を思わず発してしまった。K氏いわく、「実はあの時からヤバイ!という感じがしていました・・・」と言われてしまい、あの時というのは、指で杖の巻き込みや返しをおこなって相手の杖を払う稽古を行っていた際に、K氏の杖を遠くへ吹っ飛ばしてしまい、その後、木刀に持ち替えてもらい、その威力を検討していた時の事である。

 その8月12日に生まれた「剣十一之型」は、現在において、細かいところでかなり気が付くところがあり、興奮状態の冷めやらぬ8月12日の翌日に、少し冷静になり、「昨日は生まれたと思ったが、少々気が早すぎたかもしれない・・・」と思い直すこともあったが、そこから少しずつ気が付いた動作により、今では完全に稽古内容として必要なものになった。

 この剣十一之型はどういう訳であるか、私が昔学んだ剣の操法が無意識の内にその型の中に入ってきた。「波斬り」「四方斬り」「祓い太刀」などである。今日はその中でも「四方斬り」について時間を掛けてW氏に伝えていたところ、私自身にも左肘の使い方に得るところがあり、あまり好きではなかった四方斬りが面白くなってきた。この四方斬りは手元が支点となるヒンジ運動になりやすく、それを防ぐためには、両肘の使い方が重要である。そのため柄を持つ両手の感覚を開ける必要があるのと両足がソ之字立ちになる必要から、あまり好まない現在の身体の使い方であるが、もしかするとそうした今の身体の使い方で当時の懐かしい動きを研究すると他にも発見があるかもしれない。この支点を固定したヒンジ運動にならない四方斬りは、体術的関節の使い方の意識につながってくる可能性もある。今度井上さんにもご紹介したい。

 この剣十一之型は、杖十一之型の数倍難しいと思われるので、この稽古については急がずに時間を掛けて少しずつ進んでいただければと思う。逆に言えば、先を急いで伝えてしまっては、気付かせるものを気付かせないまま達成感で終らせてしまうかもしれない。

 抜刀術では、私自身剣を抜く稽古も重要であるが、身体を整える日常の意識が、抜刀術においてスランプ無く、現時点ではこのぐらいで動けるだろうといった予測からあまり外れることが無い。つまり、技術の向上を求めるための修練は絶対に必要であるが、身体の状態を把握し、そこに意識と身体のコミュニケーションが停滞してしまっては、日々刀を抜いていてもその技量にムラが出てしまうだろう。井上さんから具体的に学んだ、身体感覚の世界、ヨガと武術を分けて考えずに、統一した身体を探究していく稽古として、これまでに意識出来ていなかったことに気付かせていただいたことは、本当にありがたく、まだまだまだまだ自分の身体というものを知らなければならないなぁ、と思う反面、そうした楽しみがいつか訪れるのだと思うと、それぞれの人の状態において、少しでも知らなかった自分というものに向かっていけることは、稽古や、怪我や、病気など、それぞれの出来事の中で、前に向かって行くための機会と捉えて、その与えられた現実の中で対応していかなくてはならない。そうした生き様というものが、困難な状況であればあるほど、その人の価値を高めてくれるものであり、そこに励みを見出し、さらけ出す勇気というものが、また新しい価値観とご縁が生まれ、そうした人にしか分からない感動と喜びはそこにあるものであると私は思う。厳しさと優しさは表裏一体のものである。素直な心は救いにつながるだろう。



 2016年9月19日(月)敬老の日
 第10回 GM happyコラボレーション 「剣術と立ち回り」

 (お申し込み受付中)

 2016年9月22日(木)秋分の日
 第11回 GM happy コラボレーション「杖術とヨガ」

 (お申し込み受付中)

 2016年9月24日(土) 
 「抜刀術特別講習会」

 (お申し込み受付中)

 「金山剣術稽古会」 
 (会員希望者受付中)

 2016年9月 稽古日程


2016-09-02(Fri)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


松聲館 剣術技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


――――――――――――――

1975年生まれ
福岡県 北九州市出身
東京都 世田谷区在住

1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより俳優デビュー。他分野では、マンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などの活動をおこなってきた。

2006年
小林照子先生とのご縁から  『 からだ化粧 』のモデルを務める。

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む。

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し身体の使い方を研究しながら、『 抜刀術 』『 剣術 』『 杖術 』『 体術 』などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている。

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく
『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』を立ち上げる。

2014年
甲野善紀先生より
『 松聲館 剣術技法研究員 』という名称を頂き、自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている。
 
高齢者向け住宅にて
『 高齢者のための剣術教室 』をおこなっている。

日信工業株式会社の製品『 SAMURAI BRAKE 』のプロモーション活動をおこなっている

2015年
『 金山剣術稽古会 』を立ち上げ、現代における武術稽古の必要性を、身体と心で学べる場として活動している。

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ご質問や、稽古参加希望の方はこちらの【 お問い合わせ 】よりご連絡下さい。

その他ジャンルを問わずお仕事のご依頼や『 剣技指導 』などのご依頼も受付けておりますのでこちらの【 お問い合わせ 】よりご連絡下さい。

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