18年前の瀬戸内海に浮かぶ金色の夕陽

 今夜はまだ23時と記事の書き出しが早い。土曜の23時と言えば「やさしい夜遊び」であるが、その桑田さんも昨日で還暦というから驚きである。年齢は誰しも同じく一日一日と積み重ねていくが、私自身も前に向かって行けるように、突っ走りたい。

 このところ恐らく木星が東の空にシリウスよりも明るく輝きを放って見えている。昨日は21時ジャスト位に東の空から赤い月が恐ろしい存在感を放っていた。明るい内から出ている月は夜に白く見えるが、夜に上ってくる月の出始めは赤く気味の悪いものである。

 そんなことから、今更ながらにどうして月の出始めは赤いのか?夕陽は赤いのか?ということが気になり調べてみた。というよりも、どうして今まで疑問に思わなかったのかが不思議であった。私にとっては、つい最近夜空に見える星の大きさを知ってしまったことも衝撃であったが、陽が沈むのは赤いものだと、大気というものは青いのだと思っていた。恥ずかしながら・・・・・・

 自然というのは一年のサイクルでさまざまに姿を変えていき、空も同じく時間により、天候により、季節により、さまざまな姿を見せてくれる。だが、東京に住んで日々の忙しさや、建物の密集により広範囲が見渡せず、空を眺めるということを忘れまいとしているが、見渡したところで大して見えるものも限られているため、ずいぶん寂しく思うのである。もうそのような諦めに近い年月を随分重ねてきたが、私の実家がある北九州の門司、そのなかでも私の家は山中にあるため、周囲は真っ暗でイノシシやサルにタヌキが出ることもある。実家は一本しかない山道から三十二段階段を上がった所に建てられてあるので、星がよく見えた。夜というものの感動は、やはり真っ暗であり、空一面に満天の星空があることではないだろうか。だが、自然は綺麗なものばかり見せてくれる訳ではなく、台風や暴風雨など、強風の音と共に不安な気持ちにさせられてしまう。まるで空にも感情があるのではないかと思ってしまうが、私はそのように感じていたい。

 6年住んだ広島では夕陽が綺麗な、今でも忘れない思い出の場所がある。「59」(ファイブナイン)という喫茶店から眺める内海大橋と目の前に沈んでいく夕陽の光がこちら側に向かって一筋、穏やかな瀬戸内海の海面に長く浮かび上がり、まだ23歳ぐらいの頃だったろうか、最後の見納めとしてお気に入りの海へと向かうその途中にある喫茶店でこれからの新たな人生に向かって、いろいろな人との別れがあり、これからの何の保証も無い、何の助けも無い、一からのスタートに向けて最後に見た景色は今でも記憶に焼き付いている。 

 18年近く前の思い出は、今こうしてインターネットの地図を見て振り返ると、小さな小さな島から四国の間にある海を眺めていただけの思い出であることに気付かされてしまう。それは門司に住んでいた頃も同じ、小さな小さな土地から、遠く遠く、大きな夢を持って、今居るその場を脱したかった。だが、いずれの地もたいくつな土地であったが、何気無い景色に感動し、空が美しかった。それはこうして今東京に住み、それなりに自分のやりたい生き方を通して来れたが、同時にあの頃のような一人で誰にも邪魔されずに、綺麗な空や海や星を見ることは出来なくなってしまった。

 これからこのままずっと東京に住むのかどうか分からないが、星がたくさん見える地で生活したいという憧れは今後もずっと持ち続けていくだろう。還暦まで残り19年チョットであるが、またあの広島の頃の事の様に、今の人生をその時になってどう感じるのか想像も付かない。ただ、今はあの頃に比べ突き進む速度が迷い無く速く進んでいるように思う。大いに迷った生き方をしてきたが、その間に不安や焦り、それを補うための作業に当時はエネルギーを費やしていた。方向性の定まらないエネルギーは、情熱と夢と希望で続けることが出来た。しかし、突然に訪れる人生の行き止まりに、これまでのエネルギーが失われた時期もあった。歳を重ねることで開けてくることもある。それはこれまでの生き方がどこかで無駄にはなっていないからであり、空を見上げて綺麗だと感じる気持ちにあの頃と変わりが無いまま、これからも人生を過ごしていきたい。

 前置きが長くなってしまったが、今日の講習は初めて参加される方が3名と賑わいを見せた。今日は新しく剣山の上を走る動きをおこなった。一剣山から始まり、二剣山、三剣山まで進めた。これは、これまであまりおこなわない動き方なので、皆さんそれぞれ苦労されていたようであった。身体の使い方の思い込みを変える稽古法としては有効な方法であると思う。

 次に、扇足を小、中、大とおこなった。これもどうしてこんな重要なことをこれまでやらなかったのだろうかと思うほど、身体操作として和の動きに共通する扇足の使い方を集中的におこなう稽古法としては必要である。和の動作に共通するものには、古の日本人が身体の使い方として研究され修練されてきたものの結果が残されている筈である。そういう動作を本当の意味で理解し研究していけば、いろいろな動きを当て嵌めるというようなことは、表面的なモノマネのつなぎ合わせであり、当然それを見て滑稽に思う人はいるだろうが、感動する人は・・・・・・ということであろう。味覚や音楽と同じように、動きを見て感じるものも、直感的にどうなのか感じられなければ危ういものである。

 さあ、明日は昼に五反田、夜に戸越である。1時間という短い時間帯のなかで、多くの参加者にどこまで伝えていけるのか毎回問われる部分であるが、こういう対応力を磨くのも私にとって最高の稽古となっている。思いのこもっていない接客サービスには、言葉使いが丁寧なほど腹立たしく思うこともあり、私はいろいろなお店に行くと、接客ということに対しては非常に敏感になってしまう。接客一つで、そのお店のトップの考えや、そこから順に連鎖される職場内の仕事に対するモチベーション、やらされ感や責任転嫁など、まず思考が常に頭の片隅にあるように感じられてしまう。良くなるのも悪くなるのも人の力なので、そのあたりは人間教育であり、業務通りにおこなってもなかなか上手くいくものではない。自分の身体を把握し感覚を掴めることと、物事に対する対応力というのは非常に共通している部分があると、これまで出会った方々や今現在出会っている方々を思うと、そうとしか思えない。だがそんなことばかり考えていては、額のシワがどんどん深まっていくので、自身の身体について、生き方について、出会っている方々について、綺麗な自然が見られることについて、思いを馳せ日々を送ろう。


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2016-02-28(Sun)
 

さまざまな足の使い方

 2月らしく寒さがまだまだ春の気分に待ったを掛ける。空気が乾燥し、この時期はいつもより明るい星達がうるうると輝いて綺麗である。日没前後に外を歩くことが多いので、一週間経つ度に日が長くなっていることを実感する。

 そんなまだ明るい17時過ぎに住吉の駅に降り、稽古会場へ向かった。途中の川沿いによく見かける一羽だけの白鷺に遭遇。手摺越しの至近距離だったので、しばらく立ち止まり見つめあう。携帯電話で写真を撮るも、ガラケーなのでイマイチ距離感が感じられない。

 まだ明るいうちに会場に到着。今日は連日の稽古と、自宅に帰ってからの運動により身体が重かったが、1時間近く杖術、剣術、抜刀術をおこなった。久しぶりにおこなった鍛練稽古では、連日の蟹と雀と蛙の影響でかなり楽におこなえた。しばらくするとH氏とI氏が到着。皆と一緒に蟹から雀に蛙をおこなう。

 今日は昨日に続いて、前足の接地圧を最小限にして歩を進める動作をおこなったが、昨日のW氏とK氏に続きやはりこの動きは苦戦されていた。どうやらこれは床を蹴ってしまうと遅くなるという事が分かった。あらためて瞬時における体の移動は蹴る足の運用よりも引き上げる運用の方が速い事がこの動きで検証できた。その足運びの例えをさまざまに変えてきたが、始めは池に浮かぶ大きな葉の上を踏む感じと言ってきたが次に、南極あたりの極々薄い氷の上を割れないように踏む感じと伝えたが、どうにもイマイチなので、今日は700℃の鉄板の上を歩く感じと伝えたが、それでも上から踏む勢いが出やすいので、帰りにシラサギが居た川沿いで思いついた、剣山(けんざん)の上に一瞬足を乗せる感じもいいかもしれないが、それぞれに合った方法でおこなった方がいいだろう。

 足を扇に開く動作もこれまで集中的におこなったことがなかったので、今日は小、中、大とそれぞれの大きさを足で描くようにおこない、その中で重心や前足の位置、顔の位置、両手の位置などを私になり気が付くこともあった。それにしても足運びというのはさまざまにあるものだ。この剣術稽古会では、少人数で二時間みっちりとおこなえるので、これら足運びについての体捌きを、違和感無く身体に覚えさせることがこれからの稽古法としては必要であると感じた。

 剣術では木刀を使っての切り結びからの斬り上げなどを体捌きをつけながらおこなった。こういう木刀での切り結びは、これまではあまりおこなってこなかったが、その理由はカンカン当てることが目的になってしまうと技として方向性が変わってしまうように感じていたので慎重になっていたのであるが、今日のように足運びと体捌きを目的とした切り結びなどの連続動作も袋竹刀が手に入るまでの間はおこなってみようと思う。

 抜刀術では、私自身身体がまるで別人のように抜けなくなってしまったので、さすがに連日身体に負担を掛け続けたら駄目であった。まあでも、どうしても抜かなきゃならない状況であったら動いてくれるとは思うが。

 今日は非常に集中した稽古となった。こういう参加者とともに稽古が出来ることは私にとってもありがたいことである。少しずつ体の使い方を装置化して、質を変えて行きながらその段階に応じた稽古をさまざまにおこないながら、いつの間にか出来るようになっていたというふうに毎回進んで行きたい。沢山動くために、とにかく私は少しでも身体を休めよう。


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2016-02-26(Fri)
 

脳のハイブリッド

 本日は戸越体育館柔道場にてW氏とK氏との稽古をおこなった。K氏は今回2回目の参加となり、全ての稽古内容を集中して取り組まれている。今日は、先日井上さんと稽古したときに思いついた、前足を地に着ける際の接地圧をなるべくかけ無い進み方というのをおこない、この稽古はいわゆる身体を装置化させる系統の稽古であり、「高速三段斬り」などと同じく、「考えて動く」というより「動いてみる」という種類のもの。よく例えに使われるのが自転車であるが、考えて乗るよりも、乗ってみて身体でバランス感覚を身につけ、ブレーキやハンドル操作というのを学んでいき、転倒という危険から身を守るための技術を必然的に身に付けていくように、稽古方法の一つとして「その目的を達成させるために動いてみる」ということが大事であり、おそらく文面では伝わらないと思われるが、どのように動こうかとか、さまざまな経験値を引き出そうとしても、経験していないものは引き出せないし、その経験していない動きを手に入れるためには経験値から探すことはナンセンスである。「自転車に乗りたい」という強い欲求があれば自然と身体がいろいろな事を吸収していくように。

 もちろん自転車に於いても考えないといけない事はあるが、今の技術は考えの中から探し求め、新しい技術はその目的を求め、身体が何を吸収するのかということに脳が調整してあげることが重要であるように思う。つまりは、考える事と考えない事を、自然と稽古の中でハイブリッド車のようにガソリンエンジンと電力モーターによる違いが、同じ走りの中で見た目は変わらないのと同じように、脳の使い方を切り替えてもしくは同時に使ってあげたり配分を変えたりなど、そういうふうに取り組むと矛盾する言葉や動きの意味に納得がいくことも多い。

 想像していた以上に踏み出した前足が床に触れたか触れないかで次の歩を進める動きは難しいようであった。これをおこなうと四方突きなどの際に床面との接地感覚が研ぎ澄まされてくるので、身体を転じる際にパッパッと切り替わりやすくなる。下段抜きに於いてはW氏が、この足運びの後かなりいい動きになった。

 二人だけを指導していても2時間というのはあっという間に過ぎてしまう。杖、木刀、居合刀を使いながら、時折体術を挟んだりするとたちまち時間が過ぎてしまう。ダラダラと飽きてしまう瞬間は皆無なので、これに袋竹刀による組太刀稽古や、太い木刀による打ち合い稽古が加わると、何を優先するのか稽古メニューに困ってしまう。そうして振り返ってみれば、昔S師範とともに槍術十手、薙刀術二十手などよくやったものだと思う。これに関しては私がS師範の御自宅で打太刀と仕太刀の手を全て手書きで書いて纏めたものがある。まだまだ私の稽古時間というのは少ない。自分の道場があれば、さまざまな得物の稽古と手裏剣などをもう一度おこないたいと思う。だが、今は今出来ることをどこまで深めていけるかということにエネルギーを注いでいきたい。

 身体のことを考え、感覚を手に入れ、それをどこまで磨いていけるか。自ずとさまざまな稽古法が見つかり、有効な手立てが見えてくる。人は問題を抱えたまま停滞する事や、解決策のための原因が判っているのに変えられないと非常にストレスが溜まっていくだろう。自分の身体に関しては、そのようなやり方をしてあげる必要はない。自分で気付き自分で実践しよう。


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2016-02-24(Wed)
 

それぞれの成果

 寒さが戻ってきた今日は「高齢者のための剣術教室」の講習をおこなった。私自身そう言えば疲労が抜けていない日々をだましだまし重ねて来ているので、今朝はさすがに少し起きるのに抵抗があった。だが、全ての稽古や講習において、行くのが嫌になるような感じは一度も無い。自分が一番やりたいことをやっているので当然と言えば当然である。これが自分のやりたくない仕事やアルバイトであったなら、もう疲労で仕事に行きたくないため、ズル休みをするかもしれないし口を開けば愚痴だらけになってしまうかもしれない。何かを得るためには何かを諦めなければならないが、私の場合自分のやりたいことを自分でおこなうことが性に合っているのだろう。

 今日の講習では、片足立ちのバランスが苦手な方を見て、筋力の低下もあると思われるが、足の上げ方が体の重心を微妙にブレさせていることに気が付き、足の上げ方が重心をブレさせない上げ方になれば、脚にかかる負担も少なくなりやすいと感じた。刀であっても、横にして持つと、重さ1KG以下のものでも重たく感じる方が多いだろう。だが真っ直ぐ立てて持てばかなり楽にその状態を維持出来る。同じ重さでも、重心が中心部にあると軽く感じられることから、身体の姿勢も、真っ直ぐの状態を崩しにくい動作により、ブレが少なくなり、筋力によるブレと反対方向にバランスを取ろうとする力も抑えられてくる。これには身体の姿勢を乱さないための、股関節や腰の可動が関わってくるので、単に筋力低下だけとは言い難いものがある。

 そんな中、今日は最高齢86歳のDさんが、「先生、最近肩の位置が変わったのよ!」と仰られ、どうやら整体院などで先生から「肩が前に出てますから気をつけて下さいね。」と言われていたそうである。この一年半の剣術教室で、Dさんの肩の位置が納まるべきところに納まったのである。もともとヨガを長く続けられている方なので姿勢はこの教室の中でも一番良い方であるが、さらに効果が出たということに、私自身驚いてしまった。

 ここでおこなっている講習風景は、これからの高齢者に対する運動や健康法などについて思い悩んでいる方あるいは組織の方には是非見ていただきたい。これは私の宣伝目的ではなく、本当に、日本の武術である杖術や剣術さらには抜刀術というものが、伝え方によっては非常に効果的であるということが結果として表れているからである。このことは甲野善紀先生も「今までにない職業をつくる」という書籍のなかで、

いわゆるリハビリ的な無味乾燥な運動をおこなうよりも、ああいうふうに刀を振ってみたい、刀を鞘から抜いたり納めたりする動きをやってみたいという強い動機づけがある運動の方がずっとリハビリ効果があるということだと思うのです。

と書かれておりました。このことは以前「クラーチ剣術教室」を開講する要因となった、ご婦人Oさんの身体の変化、いや身体のみならず雰囲気も含め全てが変わられたことを、15年間のリウマチを抱えながらも活き活きと過ごされ、健康診断では身長が1.5㎝伸びたということを喜んでおられ、そのことを甲野先生にご報告したことがあったのです。
 
 現在、クラーチ剣術教室が始まってから一年半が経ちましたが、ご婦人Oさんのように身体に対する変化を実感出来る方が増えて来ました。先ほどの肩が前に出ていた状態から後方に下がったDさん。肩甲骨の可動域が上がったと仰られたNさんは股関節の可動域も上がっており、片足立ちのバランスも最初の頃に比べるとかなり良くなってきた。Iさんはこれまで杖の両端の辺りを持って上に上げる際に頭の後ろに持って行くことが出来なかったが、最近は持って行くことが出来るようになった。これまであまり使っていなかった肩甲骨の可動域が向上したのだと思う。体重31㎏のOさんは昨年の体力測定で、これまで片足立ちが1秒しか立っていられなかったのが10秒立てるようになった。私は3秒から5秒で十分と思っていたのでその報告を聞いたときは驚いてしまった。こうした身体の可動域や足腰の筋力の向上によるバランス力のアップも結果に出てきた。その方々以外にも、動きが上達され楽しんで取り組まれている方や、サークル活動のレベルを超えていくのではないだろうかと思えるような熱心な稽古に取り組まれている方もいらっしゃり、私としては皆さんの好奇心にどう答えていけるのかを、その場の対応として私なりに脳内シャッフルされている。武術稽古の面白いところは、予定調和に無いところで大きな発見があることが多く、案外そういう時の方が重要なことに気が付くことが多い。

 話は変わりますが、ホームページが運営会社から表彰され、先日アクリル版に入った賞状とロゴマークが贈られてきました。あまりホームページの内容とは関係が無いため、せっかくのロゴマークですが、しばらくは現状のままにしたいと思います。ですが、8.000件の登録者数の中から応募した人数にもよりますがグッドコピー賞という内容を評価されたことは嬉しい事であります。このgold castle 殺陣&剣術スクールのホームページは全般的に私が管理しており、「講師紹介」と「講習内容のおしらせ」に関してはそれぞれで書いております。ただ、こういうホームページというものはブログとは違い公に掲示するものとして、慎重にならなければなりませんのでなるべく統一性をもって、誰が何を何のためにおこなうのかということをハッキリ表記しなければならず、有耶無耶に記載する事は、気が付かなかったでは済まされないこともあります。見ている人は仲間内だけではなく、あらゆる方が見ているということを知り、さまざまな価値観を幅広く持ち、その中から何を選択し表記していかなければならないのかということが、そこの団体の器として捉えられてしまいます。そのあたりを今後も気を付けながら進めて行きたいと思います。


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2016-02-23(Tue)
 

交流稽古~今後の打ち合わせ

 本日は月に一度の井上欣也さんとの交流稽古会をおこなった。場所は戸越体育館の柔道場。毎回遠くから電車を乗り継いで来ていただき申し訳なく思う。今日は井上さんから鼠径部の折りたたみ方というか、腰から方向転換していく動きをさまざまに見せていただいた。その流れから互いにさまざまな考えが浮かび、いろいろと展開していく面白さがこの稽古会の定番となってきた。上虚下実、陰と陽、閉じる方向と開く方向、それらが身体の働きとマッチしていることにあらためて気が付き、「なるほど!」と思いながらも、やはり甲野先生はそういうことに気が付いていらしたのだということに、今更ながらに気が付くことも多い。

 井上さんとの稽古では、その流れの展開から、「ああ、こういう動きは面白いなあ!」というものが幾つも発見出来る楽しみもある。ジャンプして足音を立てないように着地する「蛙」も井上さんの動きを見て応用させていただいている。今日はその中から、池に浮かぶ葉っぱを踏んで沈まないうちに(そのようなことはありえないのだが)次の足を出す稽古を今度取り入れてみようと思った。

 体術では、一ヶ月前に全身を波のようにうねらせて使う「全身波」を井上さんにご紹介し、受けていただいた。井上さんも驚かれていたので、今後もこの動作をより全身を使えるように、そして動きを小さく出来るように練っていきたい。

 井上さんからは接触についての技法や、足の甲に張りをもち、その感覚が足の脛から膝まで床面との接触面に圧が掛かっていること、これはヨガの感覚からなる井上さん独自の身体操作の感覚であり、こういうふうに新たなものをドンドン生み出される方との稽古は毎回有り難くそして楽しいものである。ヨガを教えていただくと、いかに私が身体を動かせないかが身に染みて分かり、落ち込むよりも、まだまだ吸収できるものが多いのだと分かり、日々を無駄に過ごしては居られないなと思わされてしまう。

 鋤(すき)のポーズや、机のポーズを教えていただいたので、私の場合背中のバランスを整えるには、このポーズは気持ちが良い。やはり自分の時間を確保するための日程調整が日々の積み重ねの力につながっていくもの思う。今年は、昨年の自分を超えるという目標を立てたので、どの位の幅を持って超えていけるか、3月が迫って来ているので時間を疎かに出来ない。

 今日はいつもの杖や体術に加えて、帯刀した状態から一連の流れの稽古をご紹介した。特に「千鳥之型」では千鳥足のからの動きに興味を持っていただいたように思う。今日の稽古で井上さんから「接触面は全力で優しく」という言葉を聞いて、これは忘れないように記憶しておかなければならないと思った。詰まりの連鎖が接触面から侵食されやすいので、これは今後の体術稽古において常に意識しておこなおうと思う。だが、圧を滑らせても変わってくるし、状況が動きの中で変化していくものなので、その時にさまざまに対応出来るかという部分についてもこれからは稽古していきたい。井上さんともお話に出たが、稽古というのは勝ち負けではなく、上手く行かない状況からどのようにして原因を探して試みることが出来るか。稽古でそれをやらなければ意味が無いというような内容の事を話し合ったのであるが、上手く行かないということの考え方を「良くないこと、悪いこと」などと思ってしまうと、稽古は楽しくならないし、技に対する手掛かりも見つけ辛い。こういう思考法で質を求める稽古をおこなうには、稽古相手の存在が非常に重要であり、井上さんと二時間マンツーマンで稽古が出来る環境というのは有り難いものであると思うのである。

 稽古後はインド料理屋「ドゥルガ」に行き、私が以前から東京都内以外での講習会をおこないたいという考えから、井上さんと神奈川で講習会をおこなうという企画で、いろいろとアイディアが生まれた。神奈川での開催となれば井上さん以外の方のお力もお借りしなければならないと思うので、またいろいろな方とのご縁が広がってくるだろう。開催予定はまだ先であるが、こうした初めてのことにはワクワクしてしまい、いろいろな発想が頭に浮かんでくる。だがあまり無理な要望を言っても調整等負担が大きくなってしまうので、いろいろな方のお力をお借りして、後に残るイベントとしてそして次につながるイベントとして、面白いものが出来ればと思う。

 井上さんと「ドゥルガ」での食事中に伺ったお話で、60歳代の常連参加の女性が、ヨガや身体操作などの講習会に熱心に参加されており、硬かった身体も180度位開脚出来るようになり、かなり身体が変わられたと話されていた。60代で始めてそのような変化が起きているということに、講習会で井上さん曰く「人が少ないときでもその方は毎回熱心に参加され、私もその方を見て感動しています。」と話されていた時の表情がとても印象的であった。私も井上さんの気持ちは良く分かるので、お互いにとって良い出会いがあったのだと嬉しい思いがしたのである。これからの高齢者が増えてくる時代に、2025年には認知症患者数が700万人という現在よりも250~300万人増加する状況において、脳と身体をいかに楽しく気持ちを込めて伝えることができる指導者が現れるかということになると、今この時期に、そうした結果を出せる方の存在というのは非常に貴重な存在であり、純粋に人を思い心を打たれる指導者というのは、今後訪れるであろう社会問題に必ず必要になってくる。

 毎回この月に一回の交流稽古会では、刺激をいただき次に向けての学びとなっております。次の一ヶ月までに、何に気が付けるか、何をおこなっていけるか楽しみにしています。今回もあっという間の二時間でした。また次回も宜しくお願いいたします。井上さんありがとうございました!


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2016-02-23(Tue)
 

好きであるか

 今週も日曜日が終わりホッと落ち着ける深夜の時間帯となった。現在25時30分を回ったところである。今日のgold castle 殺陣&剣術スクールの講習では、夕方の部、夜間の部共に多くの参加者に見舞われ講習スペースを気にしていかなければならない状況であった。まず夕方の部では、剣道場に比べ狭い柔道場であったため、前回同様に多くの参加者でかなりスペース的には気を使った。剣術クラスの講習は本日の予定は全て変更し、「その場蛙」から、体術の「切り落とし」をおこない、次に剣術の「高速三段斬り」をおこない、抜刀術では「抜付け」、「鯰起こし」、「天神抜き」をおこなった。いずれも狭い状況でおこなえるものであり、それなりに良い稽古になったと思う。講習前の挨拶で、先週ニュースになっていた台東区で起きた殺陣の事故のお話をしたが、模造刀で殺陣の稽古をおこなうことは非常に危険であり、刃は切れなくとも切っ先は刺さるので、真剣と同じ緊張感をもっておこなわなければ怪我は起こるだろう。私が動画で野菜を斬っているのも居合刀であるし、剣術のように専門的に身体の使い方を学んでいないお芝居の殺陣では、木刀か竹光でないと危険すぎるだろう。ついでに言っておくが、殺陣の刀の扱い方は実際には重い刀を自在に振れる刀法でないことを知っていない人が多いことも事実である。私共の教室でも居合刀の生徒が増えてきたが、当然殺陣の時間や、周囲に人が多いときは、木刀でおこなっている。

 始めにそのような話をしてしまったので、講習の雰囲気はかなり落ち込んだところからスタートした。当たりまえのように楽しみ、その一週間を楽しみに日常の仕事や学業などに励まれている方もいらっしゃるだろう。その空間をいつまでも存続させていくには、絶対に事故が起きないような配慮が必要である。それは、誰かにそういう役目を与えるとかそういったものではなく、皆一人一人の意識を「楽しむための空間作りの維持」というものに気付いていただき、そのための協力を年齢に関係なくそれぞれのさりげないフォローでおこなっていくことが一人一人を育て、かつ集団を育てることにつながっていく。

 まずは、自分のやっていることが好きであるか。そこに参加していただく方のことが好きになれるか。本気でそう思っているなら、参加してくださっている方に対する対応やフォローというのは余りあるものにならなければならない。自己の都合や見栄のために利用するような経営者は、利害関係が無くなれば直ぐに破綻するだろう。もっと言えば利害関係すら築けなければ何も始まらないだろう。そうなった時に、嘘を言って人を騙すようなことにだけは陥らないように気をつけなければならない。自分に出来ること、そこに焦点を合わせ、失敗の連鎖は気が付かない無知さにあることを認め早く軌道修正しなければ取り返しのつかない状況に呑み込まれていくだろう。あれ?おかしいな。という雰囲気になったなら、空間を皆で変えていく必要性もあるかもしれない。

 こういう話はどこの会社でもあるだろうし、そのための対応法というのは自身の身体で確認できる武術稽古にある。それは感覚を磨くということは、全てに影響してくるものであり、その感覚というのはセンスにもつながってくるので、対応法=センス とも言えるかもしれないし、センス=感覚 とも言えるだろう。会話が通るというのはその辺りが育っているかということだと思う。そういう私はまだまだ全然育っていないが、最近感覚とともに、身体の把握が進んできたご婦人Oさんが、稽古の雰囲気が実に良くなってきた。先日ブログでいろいろと絶賛したため、今日は元に戻っていないか緊張して来られたそうであった。しかし今日は左右の袈裟斬り、下段からの正面斬り、左右胴斬りを、それぞれ私が出した木刀に対し寸止めでおこなっていただき、いずれもこれまでと比べて格段に良くなった。

 この寸止めというのは身体を整える効果もあり、打ち込む稽古も必要であるが、腕で振ったり姿勢が乱れてしまうことになり易いので、今はこの寸止めというのがOさんにとっては身体の事も考えてベストであると思う。

 夜間の部では、夕方の部より2名多い参加人数となり、柔道場に比べれば広めの剣道場でも手狭な状況であった。話が変わるが、先ほどインターネットのニュースからアルゼンチンで6130gのおっきな赤ちゃんが生まれたそうで、思わずSさんの顔を思い浮かべてしまったが、今日はそのSさんが昨日に続いて足が筋肉痛の中、迎え酒ならぬ迎え蛙に歯をくいしばって取り組まれていた。もうこの方のキャラクターの人気ぶりは説明するまでもないだろう。貴重な男性陣ゆえに第二第三の赤ちゃん・・・・・・じゃなかった、Sさんのような、思いやりとユーモアのある男性陣の到来を待っている。もちろん黙っていても絵になる俳優さんもお越し下さい。

 四人斬りの稽古をおこなう際に、後方への突きが今日のスペースでは危ないと感じたため、巴抜きで二人、振り向いて正面斬りで一人までとし、そのままでは皆さんに損をさせてしまうような気がしたので、急遽香取神道流にあるような柄を手の内で弾いて回転させる動作をお伝えした。私はほとんど稽古していないが、随分昔に少し遊び感覚で練習したことはあった。そこで驚いたのが、今日差し入れを下さったYさんが綺麗に柄を回し何気無くスッと納められたので、「Yさん、これやったことありますか?」と聞いたところ、恥ずかしがりながら「やってました。」と答えられ、つい皆さんの前でおこなっていただいた。「オオー!」という声と共に拍手が起こった。

 お陰様で少しずつですが参加人数も増えてきており、毎回の講習も賑わってきております。gold castle 殺陣&剣術スクールでは土曜日1コマ、日曜日2コマの講習となっていますが、皆様のご都合に合わせていただけるように、クラス分け等しておりません。このgold castleで私がもっとも大事に考えていることは、年齢も技量もそれぞれ違う参加者が一緒におこなうことで、人を思いやる気持ちが生まれ、甘えにくい状況となり、思いがけない成長を見ることが出来るということです。そのことは今参加されている生徒さん達を思い浮かべてみても、多くの方はそれぞれの成長を確認しているのではないでしょうか。ただこういった場合、皆さんを進ませる稽古にするには、講師として毎回いろいろと考えてそれを自分の身体を通して整理して生徒さん達にお伝えしていかなければなりません。月謝4.000円だからこの位でいいか。なんていう気持ちはさらさら無いし、月謝4.000円だからこんなレベルかなんて思われたくもありません。私としては、この料金設定は自信が無いから安くしているのではなく、裾野を広げ、まずは人と出会うことの重要性から、なるべく一般の方でも参加しやすい料金形態と講習内容と雰囲気づくりとしてきました。殺陣と剣術により、剣の扱いに混乱される方もいらっしゃるかもしれません。今までにも剣術クラスのみの受講生もいましたし、殺陣クラスのみ、剣術クラスのみの受講も可能です。その方の状況に合わせて遠慮なくご参加下さい。需要に合わせて形態を変えていく必要もあるでしょう。

 その人の実力というのは、その人の肩書きやその人自身が決めるものではなく、その人がどれほど慕われているか。評価を得ているかということであり、それを数値化してしまうと、人柄よりも数値に目が向きだし、日頃さんざん数字の結果に精神的に追い詰められた状況から解放されるべく、週に一度の楽しみに参加されている方にとっては楽しめなくなる状況となるだろう。このgold castleの成長は、自然とそういう日頃のストレスから解放されるべく空間を大事にしてきたことにより伸びてきたと思っているが、それは何よりここに参加してくださる方々の全員が好きになれるからである。もちろん突然来れなくなる方もいるし、連絡のない方も少なくない。だが、久しぶりにポッと参加されてもおそらく私はまたすぐ好きになってしまうだろう。

 最後に、すでに22日となってしまっているが、2月22日はニャンニャンニャン(猫の日)ということらしく、本日というか昨日の講習で教えてもらったのであるが、偶然にも私が先日一目惚れして購入した招き猫の金太郎(そう名付けました)を受付に置いていたので、皆さんから可愛がられていました。三年目を迎える教室ですが、これまで参加されている方や、毎週のように訪れる体験参加の方を迎え入れる気持ちとして、金太郎を入り口に向けておきます。どうぞみなさま、今後とも宜しくお願いします。


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 3月稽古日程

2016-02-22(Mon)
 

2016.3.21 「抜刀術 特別講習会」 のお知らせ

 2016年3月21日(月)春分の日振替休日に、品川区 総合体育館 剣道場にて抜刀術の特別講習会をおこないます。

 居合刀で抜刀術の稽古が集中的におこないたい方や、抜刀術独特の身体感を得るために、2時間抜刀術と納刀法をおこないます。(鞘付き木刀も可)

 この特別講習会では、現在私の稽古としている抜刀術や納刀法をお伝えして参ります。その中から参加者の方々に合った稽古法をお伝えしていきたいと思います。
(初心者の方でもおこなえるメニューがあります。)


2016.3.21 抜刀術特別講習会


【開催時間】
12時00分~14時00分 『抜刀術&納刀法』
15時00分~懇親会


【会場】
品川区 総合体育館 剣道場


【参加費】
2.000円


【お申し込み方法】
こちらのブログのお問い合わせフォーム、またはこちらの窓口http://kokucheese.com/event/index/378239/より下記の内容を明記してご連絡下さい。
①「氏名」 
②「年齢」 
③「性別」 
④「刀の有無」(鞘付き木刀でも可) 
⑤「懇親会の参加または不参加」

※(スマートフォンからの場合は≪PCビュー≫に変換してからお願いいたします)
上記の内容を確認しましたら、こちらより折り返しご連絡させていただきます。


≪プロフィール≫
松聲館 剣術技法研究員
金山剣術稽古会 主宰
gold castle 殺陣&剣術スクール 剣術講師
高齢者住宅 クラーチ溝の口 剣術教室講師


≪参考動画≫
抜刀術 その壱
抜刀術 その弐
抜刀術 その参
イオンカルチャークラブ 抜刀術

2016-02-21(Sun)
 

盛り込んだ土曜日夜間の部

 本日は生憎の雨の中、品川区総合体育館にて土曜日の剣術クラスで初めてとなる夜の講習をおこなった。夜間の部は会場予約の関係で時間に余裕があるので、通常土曜日は1時間30分の講習時間であるが、本日は2時間の講習を予定しておこない実際には2時間20分の講習となった。

 少々盛り込み過ぎた感じがしたが、講習後皆さんの反応も良かったので、また土曜日に夜間の部の講習がある場合は、もう少し構成を変えておこないたいと思う。

 今日は先日一目惚れして購入したあるものを入り口に向けて置いておいた。会場によって向きがそれぞれ異なるが、今後ともそのあるものを皆さんに可愛がっていただければ嬉しく思う。

 今日の講習では「ひさしぶりの蛙が堪えたー!」というSさんがついに笑顔蟹、笑顔雀をおこなっていただいた。2時間越えの講習だったため、後半抜け殻になっている瞬間もあったが、私が皆さんに、「もう少し続けようかと思いますがどうですか?」と周りの反応を伺っていたところ、Sさんが「なんなら蛙やりますよ!」とすばらしい意欲で応えていただき、トータルで、
1.蟹の前歩き
2.雀足歩法
3.蛙(音無しの沈み)
4.納刀四種(横納刀、縦納刀、逆手納刀、三角納刀)
5.千鳥之型
6.抜付之型
7.三人斬り
8.四人斬り
9.抜刀術(右隅抜き)
上記の内容をおこなった。当初の予定では納刀五種として「逆手廻し納刀」をおこなう予定であったが、思いの外納刀だけでかなり時間を使ってしまったので、逆手廻し納刀はいつか集中的におこないたい。さらに抜刀術「左隅抜き」を入れたかったが、時間切れであったため別の日におこないたい。

 明日は品川区戸越体育館にて15時00分~17時00分に柔道場で講習をおこない、18時30分~20時30分に隣の剣道場に移って講習をおこないます。柔道場は若干狭いため、時間的に調整が可能な方は夜間の部の受講をお勧めいたします。明日は天候も回復して晴れそうです。それでは明日もみなさまのご参加楽しみにお待ちしております。


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2016-02-21(Sun)
 

私がおこなう武術稽古を考える

 本日は戸越体育館にて、W氏とK氏との稽古をおこなった。K氏とは今日初めてお会いしたが、合気道を学んでおられ黒帯であるがインターネットで私の動画を見て連絡をいただき今日の稽古となった。久しぶりに武道を学んでいる男性との稽古は会話がスムーズで、言葉が必要なところと必要でないところが分かり易い。

 これまでにも、高田馬場での個人稽古や、gold castle 殺陣&剣術スクールに合気道をおこなっている方は何人か来られた。剣道経験者も多いし、それぞれに経験してきた中で、さらに求めるものが私との稽古にあるのではないかと思っている。2年4ヶ月前に開講したgold castle 殺陣&剣術スクールで、殺陣は知っているが剣術というものを知らない方が多く、講習を続けてきた中で、杖術や抜刀術も含めて、振り付けとは違う「技」というものに対する興味と熱意が増してきている方も少なくない。刀を扱ういわゆる刀法というものは、まぎれも無く剣術にあるのだが、世の中にはそのことを知らない人が10人いれば8人は知らないのではないかと思っている。おそらく10人中半数以上は剣道と答えてしまうだろう。以前、品川区総合体育館剣道場に入る際に、退出した剣道団体の一人から「おたく、何?」と唐突に聞かれ、年齢的に還暦は過ぎているであろう道衣姿の男性に「剣術をやっている者です。」と答えたがよく分からないようで、計3回程剣術という言葉繰り返すという信じられない出来事があった。若造面した私が剣道着を着ているとややこしい出来事が突然降り掛かってくることも少なくない。

 今日も集中した稽古が出来たように思う。稽古後にK氏に感想を尋ねたところ、「普段よりも身体を動かしたのできつかったです!頭も使いながらおこなうのでそれも疲れました!」と仰られていたが、表情は活き活きとされていた。引っ越される4月までの短い期間での稽古となるが、それまでにまだまだ伝えられることは沢山あるので、次回を楽しみにしている。 
 
 どの位の方がこのブログを見ているのか、カウンター機能も付けていないし、その辺りを意識すると媚びた内容になりそうなので分からないが、検索ワードに出てくるので、それなりにチェックしている方はいるのだろう?と思っている。ブログで稽古会のお申し込み連絡というのはなかなか信用がないと難しいと思う。かといってホームページを作成すると、gold castle の存在がおかしなものに感じられてしまうので、私としては迎え入れる窓口はgold castle とし、その体制の中から、より深いご縁がつながる方と稽古会を通じ剣術の世界を深めていきたいと思っている。そのため、全く私とお会いしたことが無い方にとっては、ブログでお申し込みをするには躊躇してしまうかもしれない。平日の開催であったり、そういったさまざまな障害を越えて稽古出来る方は少ないだろう。逆に言えば、そういう障害があるからこそ稽古が濃密になり、会話をしてもしていなくてもコミュニケーションがはかられる。

 明日はgold castle 殺陣&剣術スクールの講習を品川区総合体育館柔道場で、18時30分~20時30分の時間帯でおこないます。明日土曜日は剣術クラス限定講習ですが、夜間は時間的にも余裕がありますので、かなり濃密な講習となるかと思います。講習後は時間の余裕があれば、いろいろな質問にもお答えいたしますので延長指導はいたします。明日は強い雨の予報ですので雨対策をシッカリとして会場に向かいたいと思います。


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2016-02-19(Fri)
 

身体と心の関連性について考える

 今週もすでに時間的には金曜日となってしまった。日々さまざまに稽古をおこなっているが、こうして毎回飽きることなく何かを感じ次に向かって進んで行ける循環の日々が有り難いことであるとしみじみ思う。

 火曜日は「高齢者のための剣術教室」に向かい、ここでは毎回元気な生徒さん達と楽しく講習をおこなっている。今回は新たに本構えからの突きをおこない、実際に私の鳩尾辺りを突いてもらうように一人一人の前に立った。杖先が下がった状態から突くというのは、払い打ちのような軌道になりやすく、皆さん鳩尾をめがけて突くということにかなり苦労されていた。というよりは、私を突くということに緊張もあっただろうし、軽くとは言え人を突いたことなど無い方がほとんどだと思われるので、これは皆さんにとって刺激になるだろうなあと思っておこなったのである。力んでしまう方、突けない方、強めに突く方、いろいろなタイプの方が見受けられ、「これをやると性格が分かるんですよ!」と言って皆さんに突いていただいた。こうした稽古は、実際に痛みが伴う恐れがあるので、両方にとって緊張感が走り、これまで感じなかった身体の変化を感じる事が出来る。私の稽古会では、現在袋竹刀が一本先端が外れて使えなくなってしまったので、こうした実際に当てる稽古が出来なくなってしまった。籠手なり面なり、多少強めに当てる稽古は、居着きが生じやすいため、それを取り除く稽古として肉体的にも精神的にも得られるものがある。もちろん大怪我をさせない程度の制御が出来る打太刀でなければならないことはいうまでもない。そしてそれらを受け入れる仕太刀を育てることも武術稽古としては必要であり、ゴッコとなってしまうような稽古に居着いてはならないと、突然訪れる厳しい状況にも対応出来る精神を育てることも重要であり、また私としてもそういう状況下にまた再び身を置きたいと思っている。もちろん現在の私の稽古会には女性が多いので、打ち込むような稽古はその方に応じておこないたい。とにかく、甘い状況下でおこなう武術稽古というのは、対応力に関わってくるので、ドンドン打ち込んでもらい、私も安心出来ない状況下で成長していかなければならない。袋竹刀はそういう遠慮の無い稽古に重要である。

 途中から話が大きく脱線してしまったが、クラーチ剣術教室では、身体の可動域と体幹を含めた全身の筋力を向上させるための稽古内容と、幾つかの動きがつながった脳トレ的な内容の型稽古と、皆さんが興味を持ってもらえる一連の動きというもので刺激を得られるような内容の講習をバランス良く組み合わせておこなっている。これらは講習のなかで自然に形作られたもので、これからも少しずつ変わっていくだろう。

 この日は久しぶりに、歩きながら抜刀しそのまま斬り下ろし、回転して納刀までおこなう一連の流れをお伝えしたところ、皆さんの目がキラキラと興味深くなっていたので、やはりこうした憧れるような動きというものは作ってお伝えする必要があると感じた。そういうワクワクした状態で取り組むと、いつの間にかかなりの運動量をおこなえていたり、ストレスのない運動というのは身体にもいいので、かなり有効であると思う。

 この日はご婦人Oさんの動きが前回の土曜日の講習に続いて良かった。胴斬りをおこなったのであるが、身体の纏まり感、修正の早さ、姿勢から伝わる雰囲気が、どこがどうなったからとか時間を掛けてチェックしなくとも、パッと見て「ああ、変わったな。」と瞬時に感じるものとなった。この日、講習後の部屋を出る前に少しその辺についてお話をしたが、視覚に頼らないということから少しずつそれぞれの把握が出来てきたのではないだろうか。このことは、おそらく私とOさんの中で感じる部分であり、周囲にはただ記憶力が良くなった、体調がいいのだろうという反応になってしまうかもしれないが、考えてみれば私はOさんにこの2年と3ヶ月間ほぼ毎週約45分程マンツーマンで見てきているので、その辺りの傍目には分かり辛い劇的変化に驚いてしまったのである。

 このように身体の把握を感じられるようになってくると、これまでよりもさらに会話がスムーズになってくる。会話がスムーズに通るということと、身体感覚の把握というのは非常に関連があると私は思う。もう少し言ってしまえば、鈍さというのは、身体も心も通じている。身体から変える素直さが可能性としては残されている。その道が閉ざされてしまうと厳しいだろう。つまり私が考える、礼儀や教育というのは、身体と心の関連性は切り離せないもので、己を知ることで相手を知り、互いに前に進める道を歩むということが自然と生き方のなかに表われてくることで、思いやりや言葉遣い、作法などに心のこもったものとして伝わるのではないだろうか。

 心のこもってない、技術ばかりの礼儀を身に付けても、それは本末転倒であり、全てに心を込めるのは難しいかもしれないが、人が人を判断する場合、予定と準備を上手く当て嵌めたものより、咄嗟の出来事に対する素の状態で何が出来るか、また出来なくても心がその状況をどうとらえているかということが、重要なことであると思う。

 現代における武術稽古の意味に、そういった身体と心の関連性から感覚を育て、それを同時に進展していくための学びの場として、非常に密度の濃い情報が稽古の中には含まれていると思う。もちろんその稽古法にもよるが・・・・・・

 そして水曜日は、夜から甲野善紀先生のメールマガジンの撮影&稽古のため、松聲館を訪れる。甲野先生に初めてお会いしたのは、2010年9月14日に松聲館を訪れた時であったが、2011年の8月辺りから毎月通わせていただくご縁に恵まれた。2012年10月に私の環境である出来事があり、もう東京に居る意味が無くなってしまったと思った時に、唯一東京で高い家賃を払いながら頑張ろうと思ったのは、この毎月の稽古があったからである。このことはあまりブログで記すものでもないが、本当に甲野先生には精神的にも肉体的にも救っていただいたと感謝しています。(この稽古内容は、毎月二回配信されている「夜間飛行」のメールマガジンに記されています。)

 そして本日、といっても昨日であるが、木曜日は住吉でH氏と稽古をおこなった。今日は私自身イスノキの木刀でしばらく袈裟斬りをおこなっていたが、背中の使い方に、これまで右手でおこなってきたものを、出所を胸椎でおこなうようにすることで、より体幹を使える感じがあり、僅かな研究稽古時間であったが、汗が滴り落ちる集中した時間帯であった。おかげで今深夜2時を回ったところであるが、胸椎の辺りが少々炎症気味で軽い痛みがある。使っていないところを使ったことが原因かもしれないが問題なければ、この働きを活かしていきたい。

 久しぶりに「高速三段斬り」~「高速四段斬り」までおこない、イスノキで全力でおこなった。そのせいか、帰りの電車では心地よい腰周りの疲労感があった。この稽古会は、私の中でハッキリとしたこれからのビジョンがあるので、今は稽古の事で一杯一杯であるが、以前高田馬場で個人稽古をおこなっていた時のように、私の元に来られた方と稽古を通じて話が拡がっていけるような、そこに稽古との関連が見受けられ、縛りの無い環境でものの考え方というのをどのように高めていけるのか、身体と心の関連を、武道場という舞台上で演技ではなく素のままに自分自身を表現していければと思う。

 やはり袈裟斬りの感覚というのは間を空け過ぎると鈍ってしまう。稽古時間は限られており、その中で何を優先しておこなうのか、私にとっての袈裟斬りの素振りは(あまり素振りという言葉は使いたくないが)体術も含めた感覚を養う稽古にもなっており、この袈裟斬りは、武術稽古を始めた2009年4月26日から今までずっともっともこだわってきたものであり、その形はすっかり変わってしまったが、これからも変わり続けながらより感覚を育て力感無くフッと振れるようにしたいと思う。

 感覚を育てる稽古というのは、さまざまな面において進化を発揮されると思う。しかし、その稽古運営目的に何か他の欲が生まれ場合、これまでの感覚は枯渇し、別の感覚に目が向き出すのであろう。そうはならないように、日々武術稽古で学び得たものを大切に邪悪な感覚意識を育てないよう、そういう身体感と心の状態でこれからも日々を過ごして行きたい。


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2016-02-19(Fri)
 

岳精流日本吟院 全国吟道大会

 昨年2015年6月21日に川崎市教育文化会館大ホールにて、岳精流日本吟院 全国吟道大会がおこなわれた。これまで私は剣舞というものに御縁がなかったのであったが、昨年の2月7日土曜日の講習に初めて参加されたKさんとのご縁から剣舞というものに私も関わることが出来た。Kさんはその初参加の数日前、たまたま戸越体育館を訪れた際に、武道場でgold castle 殺陣&剣術スクールの講習をおこなっていたのでチラッと見学に来られ、その講習の雰囲気から剣舞の専門的な刀の扱い方を私に教えて頂きたいということで、何度かKさんの稽古場を訪れ指導させていただいた。私にとっても初めての経験で予備知識もほとんど無かったのであったが、身体の使い方という部分において、こんなにも自然に湧き出てくるものかと自分自身驚いた。だが、考えてみれば武術稽古においても、さまざまな型稽古が生まれたり、流れというものを感じ無理のない違和感を感じない動作といういものを意識しておこなっているので、ある程度制限がかかっている状況でやれるべきことを考えるというのは案外やり易いものであるという事が分かった。

 剣舞では表現することが大前提であるため、そういった部分では私にとって、これまで役者として舞台に立ったり、カメラの前で芝居をした経験というのは身体に染み付いているものなので、応用を効かせた魅せ方というのは私自身新鮮で楽しいものでもある。

 この剣舞について興味のあるところは、剣舞用の居合刀を用いているところで、軽いとは言え殺陣などに用いられる竹光と比べると遥かに重量感があるので、手先で操作することが出来ず、専門的な身体の使い方が求められるものである。このことは、先日お借りしたDVDを拝見して感じたことであるが、非常に大きな大会であり参加人数も多く、いろいろな方々の剣舞を拝見したが、所作の美しさは素晴らしく、日本舞踊であったり、修練されたさまざまな身体の使い方が見受けられる。その中で刀法に関して言えば、ある程度の範囲の動きが皆同様におこなわれており、そこにひとそれぞれの技量が見られる。私の見たところまだまだ身体の使い方に気が付けば、刀と身体の表現としての魅せ方は、まだまだ多くのものが発掘出来ると思われる。そこには、剣術や居合い、抜刀術などの技術を、日本舞踊の所作とどのように融合させるかという部分に於いて、新たなる世界があるように思う。

 これからも、剣舞の世界とどのように関っていけるのか分からないが、私自身稽古の中で精進していきながら身に付いたものを伝えられるように、私の人生を歩んでいきたい。刀を通じて、さまざまな方々とご縁がつながっていることに不思議なものを感じているが、未だにどうして武術をやっているのか自分自身はっきりとしたものが分からない。常に進展を求め、生き方や、技に関すること、それに関る人達のことなどを考えているのに、なぜ武術をやっているのかという大前提の部分が分からない。おそらく、言葉に整理されていないが、これまでの人生を振り返っていくと、こうなるしかなかったと思える自身の性格とこれまでの選択があったので、理由ははっきりと言葉に整理してないが、おそらく昔からこういう生き方を自然と模索していたのだろう。最近になってようやくそのことが、私の人生のなかで信頼出来るものになってきたので、ようやく・・・ようやく・・・地に足をつけて自分を、そして人生を信頼して、この存在に根を張り生きていこうと思う。


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2016-02-17(Wed)
 

facebook 『からだ化粧』

 今から10年前の2006年に、小林照子先生とのご縁から『からだ化粧』のモデルを務めさせていただいたことがある。10年前は、役者活動とモデル活動をおこなっていた時期であり、小林先生とのご縁は、当時私がギャツビーのモデルをおこなっていた時期に、そのデザイン会社の社長さんとともに、目黒にあるスタイリストの先生のアトリエでおこなわれるパーティーに参加し、そこで写真家の山田氏と知り合うことなり、その山田氏のご紹介で小林先生が校長を務められる「フロムハンド」メイクアップアカデミ-という当時南青山の骨董通りにあった専門学校に訪れたことが小林照子先生、からだ化粧とのご縁の始まりであった。(現在は原宿のど真ん中神宮前にあります。)

 1980年に初めてからだ化粧として作品が誕生し、当時海外で絶賛された写真集を見せていただいたときは、初めて見る人間の美しさというものに衝撃を受けた。2006年に小林先生に睡蓮を全身に描いていただき、2008年発売の「森羅」という写真集に光栄にも作品として残るものとなった。

 その作品群がfacebookでふたたび観ることが出来る。私としても10年が過ぎ懐かしい思いと共に、さまざまな作品から感性を刺激され、前に進もうという気持ちになってくる。小林先生から人生の生き方を学ぶことは多い。私自身も今を精一杯に、感性を磨いていけるように日々を精進して行きたい。

からだ化粧のfacebookに私がモデルを務めたものが配信されている年月日です)
2013年9月24日
2014年7月31日
2014年8月7日
2014年12月15日
2015年6月8日
2015年9月14日

あれから私の身体も約7年前に武術を始めたことで随分変わってきたので、また機会があればどのような姿になるのか・・・・・・その時は刀を持ってお願いしたい。


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2016-02-16(Tue)
 

転換の時期

 本日は春の生暖かさと強風の中、品川区総合体育館にてgold castle 殺陣&剣術スクールの講習をおこなった。朝方は激しい雨が降っていたが、やはり日曜日の講習は雨に降られにくい。

 今日は夕方の部と夜間の部をおこなった。参加人数が夕方の部に集中してしまったので、かなり混み合ったなかでの講習となった。基本的には夜間の部は空いているので、時間的にご都合の宜しい方は夜間の部をお勧めしたい。

 夜間の部では、昨日の白一点Sさんとは逆に、Kさんが紅一点となってしまった。このgold castle 殺陣&剣術スクールで、男性参加者が一人の場合は時々あるが、女性参加者が一人というのは記憶にない。

 新しく生徒になった方や体験参加に来られる方も継続しており、このところ若い十代の方も増えているので、私としても学ぶ姿勢と場の空気を乱さない方には優先的に時間を掛けて伝えて行きたいと思う。特に目のキラキラした生徒には、こちらも気持ちよく講習をおこなうことが出来る。どこまで進むことが出来るのか、縁をつなげていくことが出来るのか、それはそのひとの在り方に関わってくるが、残念ながらそれは決まっているようにも感じる。

 今はインターネットによるさまざまなツールが情報のやり取りを便利にしているが、それが横並びを生み出し、個人の生き方を不自由にしている面もあるだろう。私もそうであるが、ここでおこなう武術稽古、講習というものをもう一度見つめ直し、今後の空間の作り方等、新たな転換期に来ていることを感じている。

 今後は新しい方や古い方問わず、これからの出会いの中で人が見習うような生徒を育てることが重要な責務であると痛切に感じている。私の講師としての在り方も転換期にきている。


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2016-02-15(Mon)
 

感覚というピースが埋まることで公式が解けること すなわち身体の計算力の習得

 本日は戸越体育館でgold castle 殺陣&剣術スクールの講習をおこなった。土曜日は剣術クラスのみの講習で、日曜日に比べ30分講習時間が長いので、時間を掛けておこなうことが出来る。今日はまず、会場入りして受付などのセッティングを終えたのち、まだ開始時刻30分前ということで、一人しか人が居なかったので久しぶりに15分間ほどぶっ通しで杖の動きを確認した。瞬く間に汗が吹き出てポタポタと落ちだしたが、このところ抜刀術をおこなっていたので、身体が杖を欲していたのを感じながらさまざまに動いた。だがやはり15分ではその先に気が付くことは難しい。スヌケの杖が重く感じたので(実際重いが)しばらくは杖の一人稽古を積まなければならない。

 それにしても、今日明日の気温の高さは桜が咲いてしまうのではないかと思うほどである。しかし、気が付けば2月も中旬となり、あっという間に3月に入るだろう。毎年3月までがあっという間である。とは言えまだまだ寒くなる日も訪れるだろう。暑い、寒い、というのを言い出した私は、やはりそれなりに歳をとってしまったということだ。若い頃はよく年配の方が、暑い、寒い、ということをどうしてそんなに神経質に口にするのかよく分からなかったが、その年齢になってみて、自身の身に降り掛かる災難に対し過敏になってきていることや、さまざまな出来事に対応する習慣から、気温の変化に対しては気の持ちようという精神的な部分も大きいため、子供の頃に比べ、我慢する事に慣れない生活が続いているということだろうか。とにかく、子供時代というのは、何もかも耐えなければならず、一人になることもままならず、意見を聞いてもらうことも少なく大変辛い時代であった。

 今日の講習は女子会状態であったが、杖の体操で「倒れ雀」をおこなっている際に、今年初となるSさんが登場し、今日は杖の日なので、笑顔鍛練フェイスチェック方式はおこなわなかったが、その変わりに「突き雀」をおこなうことにした。この突き雀は、腿の引き上げと腰の移動に力を引き出されるものがあるので、通常の雀に戻った際に、その腰の移動に驚いてしまう。紅一点ならぬ白一点となったSさんもブランク明けの雀に汗で床を濡らしていた。

 本日の内容は、これまでおこなった杖の「展開シリーズ」を幾つかおこなった。後半は「十五連円打」をおこなった。今日は驚いたことがあった。それは、ご婦人Oさんが半分見学の形で今日の講習に望まれていたのだが、人の動きを見ているだけで「なんだか出来るようなきがするわ。」と仰り、展開シリーズの「開き打ちからの展開」、「裏車からの展開」、「裏車からの展開その二」、これらを全て一発で動いて出来たのである。このことに今日は何度となく驚かされ、脳と身体の関連、そして手足を始めとした、身体全体の計算力が備わってきたからだと思う。皆さん苦労されている中で、その動きを見ながら脳内で動きのイメージを作り、それをその通りにおこなうことが出来た。これまでに途中で動きが止まってしまうこともあったが、視覚に頼らない身体操作の目を持つことが自然と身に付き始めているのかも知れない。最後におこなった「十五連円打」も最後までおこなうことができ、皆さんから拍手がわき起こった。今日のOさんの成果は、他の方が悔しいと思ってしまうほどのものであり、私としてもどうして突然人が変わったかのような出来事が起きてしまったのかと思うが、こういう事はジグソーパズルのように、さっぱり分からない、進まない状態が、ある1ピースが埋まったことで、突然よく見えたり理解が進んだりすることがある。その1ピースとは、おそらく身体の感覚であったり、思考法の転換であったり、まるで数学の公式が解かった時のように、これまで難しかった問題がスムーズに解けるような感じである。

 武術稽古は、例えば職人の世界のように、日頃から感覚を研ぎ澄まし年齢を重ねる毎に、人間業とは思えない仕事をおこなわれる方がいらっしゃるように、取り組み方やその修練の方法などそれらが甘くない状況で結果が求められるものであり、ごまかすことや逃げることも許されず、自分の看板を掛けて生きていくという切実な思いから、誰にも真似の出来ない境地まで達していくのではないだろうか。

 そう考えれば、武術稽古で重要なことは自ずと解ってくるので、そういう稽古法を模索しながら、年齢にハンデのない感覚を知り感覚を計算の公式に当て嵌められるような、その公式をどこまで複雑に難解なものまで自分のものに出来るかということに気が付き、見えない部分を考えない視覚に頼ったコピーと筋肉任せのやった感には気をつけなければならない。

 稽古の質が変われば、変わることが出来れば、考え方も変わっている筈である。発言や対応などから、「その程度か。」と思われないように、私自身これからも稽古を模索し実践し、結果を出せるように厳しい状況に身を置いていかなければと思う。

 明日は、今日以上に気温が高くなり20度を超える予報である。強風吹き荒れる中での移動となるので、どこかで事故が起きるかもしれないし、電車など何らかの影響を受けるかもしれない。講習は15時00分~17時00分、18時30分~20時30分、いずれも品川区総合体育館(柔道場の後、剣道場に移動します)でおこないますので、ダブルヘッダーの受講も受けやすい流れとなっております。明日もどのような一日になるのか、みなさまお気をつけてお越し下さい。


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2016-02-14(Sun)
 

2016.2.11 「抜刀術 特別講習会」 を終えて

 快晴の心地よさの中、本日は品川区戸越体育館剣道場+柔道場にて「抜刀術特別講習会」を開催した。今回は、男性5名、女性9名の参加となり、武道場の両面を使って丁度いい密度の中でおこなうことが出来た。

 15時開始のため、14時15分位には会場に到着したが、思いの外早く来られる方が多く、今回は高齢者の方が見学者を含めて4名いらっしゃったので、スタッフの方に椅子を三脚お借りした。goldcastleとしてのここ戸越体育館の使用回数は、おそらく一番多いだろう。スタッフの方々ともやりとりがさらに柔らかくなってきたので、守るべきことを守って迷惑を掛け無いようにこの会場を利用したい。

 gold castle 殺陣&剣術スクールで体験参加されているR君のお父様であるOさんが道衣姿で参加された。まず驚いたのは、一階フロントで待機していたところ、Oさんから「先生もう入れます!」とお声を掛けていただき、地下一階の武道場に入ると、すでに所定の位置にテーブルと椅子がセッティングされており、こんなことは今までに無かったことなので、講習の学び方からもこのOさんの人としての力量というものを強く感じさせられた。講習をスムーズに運ぶための配慮や、場の雰囲気を心得て良い緊張感と距離感を保ちながら、貪欲に学ぼうとされる姿勢に、私はこのOさんに対する信頼が非常に強いものとなった。

 その信頼という意味では、2014年の4月にgold castleに参加されたKさんも、当初から信頼のおける人柄と義理堅い性格に、このKさんとは今後も長くお付き合いしたいと思えるかたの一人である。武術稽古仲間のTさんもそうであるが、名前に「義」の文字が入っている方とは偶然にも良い縁でつながっている。Kさんの抜刀術は全般的に進んできており、足の使い方は昔から良かったので今後が楽しみだ。

 今日の抜刀術の講習でお伝えしたことは、「静」から「動」に移行するまで、さまざまなことに意識が働き出すと動けなくなってくるものである。そうした中で、身体のさまざまな部分と折り合いをつけ、どうやって動けるようにおこなうかという事に意識が向き出す事が重要で、その中から何か気が付く事を感じてもらえれば、今日の講習ではそれぞれの方に得られるものはあるでしょう。とお伝えした。

 これまでに日本語になってない言葉もあるだろうし、文面だけを見るとさっぱりわからないものもあるかと思われるが、こうしたものは、感覚的なことを、感覚的に言葉に記したほうが、それが呪文のように身体と脳の回路につながってくることがある。

 今日の講習で、腕力では到達出来ない速さや、初動にエネルギーが伝わらないもどかしさを持たれていた方も少なくないだろう。先ほども記した、静から動に移行する際の「身体各部との折り合いのつけ方」が重要で、そう簡単に折り合いはつくものではないが、その自身の身体とのやりとりが抜刀術稽古では特に重要になってくる。

 ただ、形をなぞって回数でおこなう稽古法とはまるで違うものであることは、今日ご参加いただいた皆さんには分かっていただけたと思う。納刀稽古と合わせて二時間、途中5分間の休憩を一度挟んだが、参加者全員最後まで集中して取り組むことが出来たように感じている。今回の抜刀術特別講習会で、それぞれの方がどのように感じていただけたか、「静」の難しさ、自身の身体とのやりとり、それらを感じていただければかなり大きな前進である。そのあとは、その問題毎に対する対処法を考えさまざまにトライ&エラーしていく過程が訪れるだろう。そしてその過程がこの抜刀術稽古では悩むところでもあるが非常に面白いところなのである。

 懇親会では、インド料理「ドゥルガ」でいつものディナーバイキングをいただいた。皆さんとの席が近いので会話が通りやすいのであるが、やはり私自身が移動してそれぞれの方とお話するスタイルの方が好きである。会計は前払い制にして、お酒などはその都度支払うほうが後々、誰かに計算させてしまうことにならないだろう。前回はIさん、今回はHさんにご負担をお掛けしてしまった。

 次回は3月21日(月)に抜刀術特別講習会を品川区総合体育館剣道場でおこないます。時間は12時00分~14時00分です。懇親会は15時00分からデニーズを予約しております。生を受けて41回目の日に私がもっとも大事にしている抜刀術の講習会がおこなえることに特別な気持ちを感じます。近日中画像と共にお知らせさせていただきます。

 あっという間の二時間の講習会でありましたが、本日の抜刀術特別講習会にご参加いただいた皆様ありがとうございました!この講習会は私にとりましても甘くはありませんので、今後も自らを追い詰めるべくこのような講習会をおこない、ご参加いただいた方々にとって、それぞれに得るものがある二時間を共に過ごしていければと思います。


2016-02-12(Fri)
 

今後の「金山剣術稽古会」の運営について

 本日は戸越体育館でW氏と稽古をおこなった。その中で杖を使っての「押し雀」は腿の引き上げと同時に腰の使い方を身に付けるのにかなり有効であることが分かった。体術では「全身波」からなる、さまざまな技が有効でありW氏の威力が以前に比べると相当強くなってきた。受け身も少しずつではあるが歩きながらおこなえるようになってきたので、身体の運用に対する恐怖心が完全に消えてくると、さまざまな稽古において身に付くものが増えてくるだろう。

 以前の高田馬場での稽古の頃はこうした体術稽古は極たまにしかおこなっていなかったが、この戸越体育館柔道場では、やはり環境の影響で自然と体術稽古が増えてきた。おかげでいろいろな発見が私なりにあったり、稽古法が少しずつ前に進んでいけるものとなってきた。杖術稽古はこれまでにも、私の稽古会でおこなう場合はもっとも時間を掛けておこなっているが、この杖術稽古は、自由に動けたり、それぞれの身体の感覚を確認するための調整法としておこなうものと考えている。そのため、現在おこなっている、さまざまな連続した動きを身に付けたのち、おそらく自然に動くということに対する苦手意識がかなり薄れてくる筈なので、その段階に来た方は、その人にとって興味のある杖の操法に取り組んでいただき、ともに研究していける形としたい。

 杖に関する稽古時間が短縮できる段階に入ったら、体術に時間をある程度掛けていきたい。だが、この体術に関しては、思い温めてきたものや、学んだもの、フト気が付いたものを実験的におこない検証していくような感覚と操作技術を上げるための時間とし、それらを感じない日は、あまり時間を掛けずにしたい。

 剣術に関しては、木刀と袋竹刀を使っておこなっているが、最近ふたたび鹿島神流の木刀を使って、白樫の芯を感じる剣の実感を手の内から全身に伝わることで学んでいくものとしておこないたいと考えている。これは私相手におこなうことに嫌がる方が、今の状況では多いと思われるので、なかなか踏み切れないで入るが、多少手の指が痺れて痛くなっても構わない方が居れば、この稽古をおこなおうと思う。白樫のカーンと甲高く響き渡る音。手の内から感じる刃筋や、体幹の働きの実感。袋竹刀では感じられない緊張感。リスクが高ければ技術が上がり、そのための集中力も変わってくる。おそらく袋竹刀でおこなう剣術にも大きく作用してくるものと思われる。

 抜刀術に関しては、感覚的なものなので毎回おこなうが、かなり集中しておこなうため、稽古会ではそれほど時間を掛けておこなわない。むしろ時間を掛けて平気でおこなえるということは、稽古になっていないということでもある。

 このように今後の「金山剣術稽古会」の稽古内容を考えているが、4月から高田馬場が復活し私の稽古会の開催も、住吉、戸越、高田馬場の三会場というふうになってくるだろう。高田馬場であれば、夜の時間帯19時~21時も可能なので、これまでに参加したくても出来なかった方や、住吉が遠くて行けなかった方など、平日夜に参加しやすい状況となる。もちろん、武術稽古をおこないたい方とのご縁がそう簡単に生まれるものとは思っていないので時間がかかるだろう。ある程度平日の夜でも参加者が常時3名以上になって来れば、戸越体育館の武道場を貸し切っての稽古も考えるが、(夜は一時間長いため会場費が高い)曜日が安定しないと思われるので、仕事の関係上調整がしにくいと思われる。したがって、しばらくは住吉の夜19時~21時、戸越の昼12時~14時、戸越の夕方15時~17時、高田馬場の夕方17時~19時、高田馬場の夜19時~21時で調整したい。これまでに私のところで稽古されている方やその稽古会員の技量に合わせて調整していくので、開催場所はそのように私がコントロールして調整したい。

 これはまだ思案中であるが、もしご要望があれば高齢者の方限定での稽古会を、戸越体育館かもしくは品川区総合体育館で、毎週水曜日に昼か夕方の時間帯でおこなえればと思う。これは「金山剣術稽古会/高齢者の部」として、これからの時代に必要な『身体と脳の運動法』として、私が現在おこなっている「クラーチ剣術教室」での効果を、もっと一般的に多くの方に知っていただきたいということから、こうした活動を外でおこなうことに、なにか大きな意味があるように感じている。この場合、楽しい空間であることが大前提であるので、開催するとすれば三名以上から始めたいと思う。

 さて、明日は「抜刀術特別講習会」を品川区戸越体育館剣道場+柔道場でおこないます。前回11月23日はふだん私がおこなっている抜刀術のみをおこないましたが、今回は初心者の方もおこなえるように、2グループに分けておこないたいと思います。抜刀術稽古は、心理面の影響が出やすいので、そういう部分も含めておこなっていきたいと思っております。おかげさまでお申し込み人数も前回に近い数となりました。私も含めそれぞれの方にとって得られるものが大きい一日となりますように。明日はどうぞよろしくお願いいたします。


 2016年2月11日 抜刀術特別講習会  【受付終了いたしました】
 
 金山剣術稽古会 【会員希望者受付中】
 2月稽古日程
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2016-02-11(Thu)
 

何を考えて過ごせているか

 本日は春のような暖かさと日差しの中「高齢者のための剣術教室」で講習をおこなった。今日は開始前に、昨年の4月からこの教室に参加されたNさんが「なんだか最近、肩甲骨が以前に比べて動くようになった気がするわ!」とおっしゃり、そう言えば立ち姿が以前と比べて変わっていることに気が付いた。杖の体操で「ラムダのポーズ」という、股関節を深く屈曲させ、体を横に倒し、上部にある腕と、倒す側と反対側の足が斜め一直線になるようにおこなう姿勢で、Nさんの姿勢が以前に比べ良くなっていた事はずいぶん前から気付いていたが、おそらく肩甲骨の可動による、胸椎と骨盤角度の関係性が、股関節の屈曲の深さにつながってきたように思う。この関連性は、gold castle 殺陣&剣術スクールの生徒さん達にも見受けられるように、股関節の可動域が向上すると、これまでキツく感じられた体操のポーズが難なくおこなえるようになってくる。私としては最近胸椎の運動が重要であることを実感しており、それが連動して、肩甲骨や骨盤角度、股関節に関連するので、全身を動ける体にするための第一歩にこの胸椎の運動が故障も無くおこなえるものとして有効であると感じている。

 クラーチ剣術教室の生徒さんでも、上手く出来る方や時間の掛かる方などさまざまであるが、重要なことは上手く出来ることではなく、身体を動かせているかということ。もちろん、上手く出来るようになる可能性が示されるから頑張れるのであって、諦めにつながってしまうような稽古内容にはならないようにしなければならない。そういう意味では、本日おこなった「低速二段斬り」は少々難しい内容であったので、もう少し時期をみてからにしたいと思う。やはりご婦人Oさんは、皆さんよりだいぶ先に進んでいるなあと感じた。

 今後も、このクラーチ剣術教室の生徒さんに身体の変化を実感していただけるように、諦めず夢中になって取り組めるメニューを考えていきたい。最近は少々難しい内容が続いているかもしれない。だが、みなさん確実に成長されているので、これからも元気に楽しく笑い溢れる教室になるように私もいろいろ考えて行きたいと思う。

 夜からは住吉でH氏と稽古をおこなう。今日の内容で私自身杖術での払いからの突きに関して納得がいった。上を突かれても下を突かれても、同様の扱い方でそれぞれに対応出来ることが分かったのであるが、別段複雑なことは何も無く、ただの思い込みによる動作の固執が、もっとシンプルにかつ上にも下にも対応出来るものであることが今更ながらに分かった。

 抜刀術「抜き付け~鞘離れまで」をおこない、昔試みていたが、久しぶりに浮きを掛けて空中で体を開き抜刀をする方法をおこなったが、やはりこちらの方が圧倒的に抜きやすい。いや、抜きにくいが、抜いてしまうと抜きやすい。それは身体の詰まりが生じにくいのと、詳しいことは分からないが、捩れや踏ん張りのようなものが僅かながらにでも働いていたのかもしれない。これは暦の上ではもう明日になったが、2月11日におこなう「抜刀術特別講習会」でおこなおうと思う。

 杖術では、これまでに「十一連続動作之型」、「繋(つなぎ)之型」、「杖主転廻」、「八連円打~十五連円打」、「開き打ちからの展開」、「裏車からの展開」、「裏車からの展開~その二」、「裏車からの展開~その三」、「横払いからの展開」、などさまざまにおこなってきた。これらを全て覚えて連動して動けるようになれば、おそらく自分で自在に好きなように連動して動くことが可能になると思う。こうした稽古とは別に、打ち込みや突きなど、細かい部分に目を向けた実戦向けの稽古も重要である。

 今日はフト帰りの電車内で思ったが、こうして常に考えていることや悩んでいることが、武術の技に関してのことであることが、なんという幸せなことなのだろうと、ギスギスした思いに悩まされる時代が過ぎ去ったことに今はようやく解放された喜びを味わえているところである。だがこうしたことはいつまで続くか分からないし、私が東京にいる意味をギリギリでつなぎ止めて下さった方の存在であったり、一人で自身と向き合う武術稽古の日々が、その後の私に大きな影響を与えたことは確かである。今現在はあの日から大きく前進し、自問自答した日々が人に対するコミュニケーションの中で、何か私の中から吐き出すように言葉が出続けてしまうこともある。苦しむことは、その時は大変であるが、乗り越え方によっては大きな財産になるだろう。

 おかげさまで僅か数年の間に人の和が輪になり、いろいろな人の人生に深く関ってくるようになってしまった。私自身の人生は今後どのようになっていくのか分からないが、捨てている部分もあるので、その分時間を無駄にしないように生き方を模索し、人を大切にご縁のある方に感謝し、これからも共に歩める方と真っ直ぐに進んでいきたい。


 2016年2月11日 抜刀術特別講習会  【お申し込み受付中】
 
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2016-02-10(Wed)
 

無事に日曜日の講習を終えて

 今夜の記事は昨日の分とあわせて少々長くなるかもしれない。誤字脱字、同じ言い回しの連発にはご勘弁下さい。

 まず、昨日土曜日のgold castle 殺陣&剣術スクールの講習では、戸越体育館にて9時30分スタートと朝が早いため、準備万端に戸越銀座の地へ到着。時刻は8時10分を回ったあたり。ここから徒歩15分位なので、ちょっと早く着き過ぎたかと思い、ゆっくりとした足どりで戸越銀座商店街を歩く。会場は8時45分にならないと中に入れないため、まだ人の少ない商店街を快晴の空の下心地よさを感じながら、ちょっと足を止め時間潰しに喫茶店に入ろうかと、カフェヴェローチェを覗く。オープンしてるようだったので、入ろうかなと思った時、突然60歳代ぐらいの男性の方に声を掛けられ「すみませんが、剣道何段ですか?」と突然に切り出され、「あっ、はい、剣道ではなくて剣術をやっております。」とお答えするも、なかなか分かってもらえず、「日本剣道ですか・・・?」と質問され「いえ、剣術や杖術などの武術をやっております。」とお答えし、なんとなく分かってもらえたようで「頑張って下さい!」と早朝の戸越銀座商店街で年配の男性から気持ちよく声を掛けていただき、ヴェローチェに入るのをやめ、空を見上げながらゆっくりと戸越銀座商店街を歩き、途中で毎回無視することは出来ない稲荷神社にお参りして、戸越体育館のすぐ目の前にある「文庫の森公園」のベンチで読書して15分ほど時間を潰し無事に体育館へ入る。

 柔道場の時計が45分遅れており、これでは講習が進めにくいので、受付に行き時計の不調をお伝えする。前日金曜日の17時に同じ柔道場を使用していたがそれまでは何の問題も無かったので、夜から朝方に掛けて電池が切れたか何かしたのだろう。

 昨日の講習では、笑顔蟹と笑顔雀の鍛練稽古をおこない、予想以上に皆さん笑っていただいた。咄嗟に思いついた「対面フェイスチェック方式」は功を奏した。まあ、私もよくいろいろと考えるものだと思ってしまうが、確かに真面目意識が邪魔をすることもあり、表情筋の強張りが、首、肩、全身に繋がっていくように感じている。人間の表情とは心の状態を反映しやすいもので、それが癖になってしまわぬようにしなければ、成長に対する大きな妨げにもなっているように思う。「五輪書」で宮本武蔵は表情一つにとっても、事細かに記されており、以前その一部をこのブログでも引用させていただいたが、心の状態が顔に出やすいのであれば、逆に言えば、顔の表情をコントロール出来れば心理面にも作用するのではないだろうか、いや、おそらく、表情が身体の構造に関する力みや詰まりに影響し、その状態が心理面に感ずるものとなってくるのだと思われる。表情一つでその微妙な身体、心の状態に影響するものなので、姿勢に関しては本当に動けなくなってしまうほどチェックしなければならないことがある。だが、動けなくなってしまっては稽古にならないので、そこをどのように感じて、忘れぬようにコントロール出来るかということが重要であり、それだけさまざまに確認ごとがあれば当然、鏡で視覚を頼りにチェックなどあまりに同時に確認出来る部分が少なくなり、また視覚を使うと他の感覚機能に弊害が生じるように私は思う。

 こういうことは、武術稽古だけに留まらず、自分で考える能力を高めるための稽古でもある。見えているものにしか気が付かなければ、その裏返しにある部分に気が付かず、自分の行動が的外れなものになったり、情報に対し遅れをとってしまったり、対応というのは時期が重要なので、そこを逃すと取り返しのつかないことになるおそれもある。

 その対応に関して、昨日助けられたのは、ホームページに本日2月7日の夕方の部の開催会場を誤って戸越体育館と掲載してしまい、五反田の総合体育館に修正しようと思ったところに、ホームページのサーバーメンテナンスが翌朝の6時30分まで掛かると言う事で、稀に見るピンチな状況となってしまった。

 話を少し戻して、土曜日の講習を終え、会場にて片付けをおこなっている際に、一人生徒さんがやってきて、どうやら誤って五反田の会場に行かれたようで、こちらに辿りついた時にはもう私が一人で撤収作業をおこなっているところであり、その生徒さんの確認不足であったのだが、西葛西から参加されている生徒さんで、イオンカルチャークラブ時代の生徒さんであり、私を頼ってgold castleの講習に参加されるようになり、このまま帰っていただくには忍びないので、目の前にある文庫の森公園で1時間ほど杖術の稽古をおこなった。

 イオン時代の生徒さんであり、互いに気心が知れた信頼関係があるので、遠慮なく厳しくおこなった。最近自分でも気が付いたが、どうやら最近は人によって指導が厳しくなっている。それは一生懸命に取り組む方に対し、私の気持ちも遠慮がなくなり、逆に遠慮していてはいけない空間となっているように感じている。だが、自分が気持ちよくなるための「どうだまいったか!」的な指導法は最悪なので、そこには陥らないように気をつけている。

 公園での杖術稽古が終わり、解散となった。携帯を見ると、もう一人時間を間違われて体育館に到着された方がいらっしゃり、その方は私の連絡が誤っていたため、100%私の責任である。それが昨日一日の落ち込みと、帰りに突然喉が痛くなり、「またこれはやばいなあ・・・」と思いながら、急激に襲われた疲労感とともに帰宅し、パソコンに翌日の講習日程を配信し、夕方から4時間ほど床に着いた。

 夜8時に目が覚め、そこから自分の調整トレーニング等をおこない、夜22時近くにパソコンチェックをしたところ、何人かの方から、明日の講習日程についての確認連絡があり、そこで眠りに付く前の配信ミスに気が付き、慌てて修正しようとしたところ、例のサーバーメンテナンスという緊急事態に遭遇したのであった。

 現在参加している方々ほぼ全員へメールにて連絡をおこない、猛スピードでおこなったため1時間程でほぼ参加されそうな方に送信する事が出来た。こんな緊急事態に備え、名前検索でアドレスが分かるように整理してあったことが幸いした。この整理だけで以前は3~4時間ほど掛かった。

 明けて日曜日の早朝。6時30分に起きて、さっそくホームページの開催会場を書き直し、再び眠りにつく。昨夜はそんな心理状態だったせいか、久しぶりに夜中に夢でうなされてしまった。あまりストレスを抱えてないので、睡眠に関しては特に問題は無かったが、殺されかける夢を見てしまい、「口止めのためにここで全員死んでもらいます」と目の前で人が刃物で簡単に刺されてしまい、多勢に無勢ということで逃げたのだが、自動ドアの前で掴まってしまい、左腕を斬られ、次が来る瞬間にああ終わったなと感じた時に目が覚め、その時の心臓の鼓動の早さと血圧から感じる鼓動の大きさに驚いてしまった。夢でも多少の痛みは感じた。

 さて話を現実に戻して、今日は総合体育館で昼間の部と夕方の部をおこなった。今日は日本武道館で古武道大会がおこなわれ、うちの生徒さん達も観に行かれ刺激を受けて夕方の部の講習に参加された。まずは昼間の部から記したい。毎週体験参加の方が来られるのはありがたいことである。本日も昼間の部と夕方の部に新しい方が参加され、殺陣の人気というものを感じる。それだけに殺陣師というのも今後需要に応じて益々増えてくるだろう。そうなってきたときに、やはり選んで頂けるのは実力と、人間性と、信用である。今はありがたいことにホームページのお陰でたまたま上手くいっているが、生徒さん達をどれほど伸ばしていけるか。他の教室の生徒さん達と比べて、何を学び、どれだけの実力がつけられるのか。そのためには、今の内から危機感を覚えて行かなければ絵に描いた餅で終わってしまう。もちろんこのことは私も含めた技量の未熟さを痛感しているからであり、生徒さんの優しさに甘えてしまってはならないと、その他の世界の厳しさを感じながら「こんなことでいいのか」というもう一人の自分を持たなければ、言い訳に思考が回ってしまう。そうなってしまうと指導するものとして自信が持てなくなるだろうし、そんな人生を選んだ訳ではない。

 昼間の部では昨日に続いて参加されている方々もいて、昨日の講習で柔道場ということや、30分時間が長いということもあって体術稽古をおこない非常に盛況であった。今日は剣道場であるので代わりに最後に抜刀術をおこなった。「懐月」という抜刀術であるが、これは非常に近間の距離でおこなう抜刀術であり、右手の押さえに苦労された方が多く見受けられた。抜刀術「懐月」

 夕方の部では、武道館帰りのIさんとご婦人Oさんが参加され、お二人とも良い刺激を受けられたようである。今日はそのご婦人Oさんと二段斬り~三段斬りをおこなった。一生懸命なOさんに対してつい私の指導も厳しくなってしまうが、なんとか諦めずに着いてきていただければと思う。しばらくはこの身体の使い方をおこない、足腰が格段に鍛えられるので、オーバーワークにならない程度に、この稽古をおこなって行きたいと思う。

 昼間の部、夕方の部ともに昨日解禁した、「笑い蟹」「笑い雀」が盛況であった。ダブルヘッダーで参加された笑い蟹&雀が堂に入ってきたHさん(なんせ、私が気が着く前からすでに笑いを取り入れたのである!もっとも、私が顔が怖いと言ってしまった事が原因でもあるが・・・)のお陰で皆さん大いに自然な笑顔になっていただけた。夕方の部では笑顔配達人のHさん、がいつものようにキレのあるツッコミとともに堂に入ったHさんのポテンシャルを最大限に引き出してくださっている。やはりこのgold castleではこうした笑いがベースにありながら、技術的な部分を惜しむことなく伝えていける環境であり続けたい。待ち望むは、ビッグベビーの笑い蟹&雀だ。(内ネタばかりですみません。)

 最近は小学生の新しい生徒さん達も参加されるようになり。プロ意識の高い吸収力の塊のような存在なので、私としてはこれからの世代の人達に伝えられるものを私のようなレベルで申し訳ないが、出来るだけのものをお伝えしていきたい。何と言っても、そういう純粋な子供から見たものというのはある意味真実であり、それに答えていくために、これまで味わってきたものをどのように伝えていけるか、大人になり思い返したときに、その頃の思い出とはいつまで経っても美しいものであるように私は思うので、これからお会いする一回毎に、責任とともにその子達の記憶に残せるものとしてしっかりと向き合っていきたい。

 二月に入りあっという間にもう八日となってしまった。今日は新たに私の剣術稽古会へのお申し込み連絡をいただき、今後は少しずつこちらの方でも人の輪を大事に育てていきたいと思っている。

 2月11日(木)建国記念日に開催する、「抜刀術特別講習会」が迫ってきました。まだお申し込みには余裕がありますので、他流の方、初心者の方、それぞれ内容を別々におこないますので、お申し込みお待ちしております。


 2016年2月11日 抜刀術特別講習会  【お申し込み受付中】
 
 金山剣術稽古会 【会員希望者受付中】
 2月稽古日程
 3月稽古日程

2016-02-08(Mon)
 

※注! 2月7日(日)の講習は夕方の部も五反田の総合体育館です!

 ホームページの更新情報に、明日2月7日(日)の講習が、昼間の部12時00分~14時00分/品川区総合体育館、夕方の部15時00分~17時00分/品川区戸越体育館と記載しておりましたが、夕方の部も五反田の品川区総合体育館でおこないます。

 ホームページがサーバーメンテナンスのため、明日の午前6時30分まで変更出来ませんので、何人かの方からお問い合わせがありましたが、こちらのブログで確認いただくか、可能な限り私の方からメールで連絡させていただきます。

 ご迷惑お掛けし誠に申し訳ありません。


2016-02-06(Sat)
 

全身波

 本日は戸越体育館でW氏との稽古をおこなった。今日は、開始早々勝手に私の口が言葉を発し出し、何の準備も出来ていないのにしゃべり始めることはよくあるが、そうか既に頭の中ではそういうふうに感じていたのかということをあらためて知った。昨日も記したが、鍛練系の稽古や、身体の可動域を高めるような、思わず力が入ってしまいそうな稽古には、どこか他人事のように、自分が今おこなっていることが、まるで自分の部屋で稽古をしている映像を見ているような現実感の無い、呼吸や体力は確かに乱れてはいるが、脳は少し距離の置いたところにあるような感覚は、私の場合昔トレーニングをしていて何度か経験したことがあった。

 今日の稽古では、これまで意識しながらおこなっていたことを極力やめて、楽しいことや何か全然違うことに意識が集中するような稽古をおこなってみた。それはつまり、新しいものを取り入れるには、容器を空にしておいた方がいいこともあり、常にワンパターンでの稽古法では、一杯一杯の状態である場合、新しいものが入ってくる余地が無い。真面目が邪魔をする事もあり、愚直さが本当に愚かであってはならない。かといって、手を抜くことや楽をすることばかりおこなってしまうと浅い部分でしか理解が進まない。稽古とは全てに於いて常に、どちら寄りでもないほんの僅かな手掛かりの合間を手繰り寄せるようにしておこなっていくことが、何かを得るためには重要なことであると思う。先週は視覚に頼らない稽古と言ってきたが、今日は思考に頼らない稽古をおこなってみた。

 今日も体術稽古に時間を割いた。全身がユラユラと寄せては返す波の動き、言葉が長いので省略して「全身波」と記すことにするが、この働きは私が体術稽古に夢中になってしまうものであり、何度も書いたが恐らく中国武術にあると思われる動きだが、ヨガにある猫のポーズから肩甲骨の可動に目が向き、そこからヒトを四つ足動物と考えた場合、腕が前足となり、その場合の上下方向の力の働きというのは、二足立ちの場合は前後であるが、構造的な働きの強さというのは残っていると思われるのである。この全身波には、微妙なタイミングで気持ちよく感じたり、全く感じなかったり、まだなかなか安定しないところであるが、杖を用いてこれをおこなうと、かなりその感覚は掴みやすくなる。今日の稽古では、これまで大きな腕の丸い動きとしていたが、肩が上がってしまうと、三角筋や、僧帽筋が張り過ぎて、可動域が狭まって抜刀術などに影響してしまう。今までしない動きからなる身体の仕組みの変わりを待つことも考えているが、やはり肩が上がらない状態での丸い円動作と背骨の湾曲による直線運動が、これからの動作としては修正すべき点であろう。今日面白かったのは、この感覚が他の動きにも活かせることが検証出来た事。W氏もこの稽古を良く理解されているので、人が驚くような力の出し方を共に身につけていければと思う。

 剣術では無構えからの正面斬りを、水平に出した木刀に対し最速で寸止めにて止める稽古をおこなった。浮きを掛け、トンと落下するのと回転した切っ先が頭頂部に来るか来ないかのところで、落下していくのが同調すると、力感無くかなり速く振り下ろせる。しかも、浮きによる体の落下で振っているので、止まる位置はバラツキがない。だからこの稽古は目を瞑ってもかなりの精度でミリ単位で止めることが出来る。かなりその場での正面斬りばかり時間を掛けておこなってきたが、今日はその成果が振りに表れていたように思う。覚えの早い人や、停滞の少ない人は、自分であきらめないことや、自分の考えに固執しないこと、余計な言い訳をしないこと、だが何でもイエスマンになって自分が無い人間になっても駄目である。出来るための可能性やそのための心理状態とどう向き合っていくかを、客観的に見ながら自分を育てるための時間にする事。

 さあ、明日は朝から戸越体育館柔道場で講習をおこなう。朝は清々しくて気持ちが良い。体術も交えながら楽しい稽古を皆と共におこないたい。今夜はこの辺で寝るとしよう!


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2016-02-06(Sat)
 

リラックスで身体を練る

 今日も一日の締めくくりとなる記事を書くために、25時30分にパソコンの前に向かっている。ひさしぶりにSuperflyの1st Album 「Superfly」を聴いているが、これはベスト盤といってもいいだろう。圧倒的な歌唱力は、最高の楽器である。

 今日は住吉でK氏とH氏との稽古をおこなった。蟹と雀はやはり笑顔でおこなうと疲労感が少ない。だが、この武道場で三人で笑顔で蟹と雀をおこなっている姿は可笑しな光景である。先日の「スタジオパークからこんにちは」の番組内で、俳優の榎木孝明さんが言霊によって技の効き方が違うことをご紹介されており、先日の戸越での稽古と、今日の住吉の稽古でそれぞれ試してみたが、どうやらそういう違いは身体のどこかに作用していることは確認出来た。以前イチロー選手が、自主トレの際に240球のボールを投げ終えた翌日、嫌な疲労感があったとコメントされていたが、番組でインタビューに応じながら同じように240球を投げた翌日は、身体が何とも無かったと話されており、イチロー選手自身の感覚で、そのことに集中して取り組むよりも、話しながらであったり例えば本を読みながらマシーンでのトレーニングをおこなった方が、身体に対する反応が違うように感じるとコメントされていた。これは私も最近感じていることで、鍛練稽古のような肉体的に負荷のかかることや、身体の可動域を高めるような運動において、筋肉をリラックスさせる効果があるように思う。武術で言えば、詰まりに関係してくるだろう。先を占わない予測しないということの重要性は、無意識の身体の硬直状態を取り除く効果があるように思われるし、柔らかくて力強い体作りのヒントはリラックス効果の演出にあるのかもしれない。

 杖術では新しく本構えからの巻き落とし突きをおこなった。後ろ足の扇の使い方がポイントになり、前足の重心の使い方とともにそれぞれが、それぞれの役目を遂行し、結果的に目的を果たせるための手順動作が求められる。

 抜刀術では、同様に峰返し納刀をおこない、こちらも軸がブレないように、両足に浮きを掛けながら、返した峰を回転させ、所定の右手の位置に手を運ばせると同時に腰と鞘が一体となり、左手のみが居着かないように、切っ先を迎える準備を動作の中でおこなう。全ての動作がバラバラにおこなわれながら、それらが集結した際に、調和と纏まりを実感することが出来る。

 抜刀術「懐月」では、脚部の細やかな連動性の感覚と、右手手の内のあるポイントが成功するか失敗するかというぐらい重要であることに気が付いた。

 剣術では、前回の正面斬りと同様に今回は袈裟斬りを歩を進めながらおこなった。格段に難しくなるが、前後左右の重心を把握しながら、脚部の引き上げと引き寄せをおこなう。これはジックリと取り組むべき稽古なので、現状の少人数集中稽古であれば、その場でおこなう場合と、歩を進めながらおこなう場合に分けておこなうと身に付きやすいと思う。

 今日はK氏から、昨年の12月23日におこなった第5回 GM happy コラボレーション Special『刀と写真』でお世話になった春花園さんの関係で、北村さんや橘田さんのご紹介による展覧会の告知をさせていただきます。


 『 第3回 日本の水石展 』

会期:平成28年2月9日(火) ~ 2月13日(土)

会場:東京美術館 2階第4展示室 (東京都 台東区 上野公園内)

時間:午前9時30分より午後5時30分まで(入場は閉場の30分前まで)
    ※初日は式典のため午前10時開場

伝来名石、日本各地の山水石、床飾り、名品諸道具等、総展示数150点

入場料:一般500円(団体10名様以上400円)
     学生400円(大・高)
     中学生以下無料

主催:一般社団法人 日本水石協会

 期日が迫っておりますが、ご都合の宜しい方は何かのご縁につながるかもしれませんので、普段なかなか観られる機会の無い水石というものにふれてみてはいかがでしょうか。枚数に限りが御座いますがご招待券をいただいております。講習に持って行きますので、ご興味のある方は私にお声掛け下さい。


 抜刀術特別講習会 【お申し込み受付中】
 金山剣術稽古会   【会員希望者受付中】
 2月稽古日程
 3月稽古日程

2016-02-05(Fri)
 

2016年3月 武術稽古日程              (剣術・抜刀術・杖術・体術)

『 金山剣術稽古会 』 に関する見学、または参加希望の方はこちらのブログにある
【お問い合わせ】よりご連絡下さい。
詳細につきましてはこちらをご参照下さい。
http://kanayamatakayuki.blog.fc2.com/blog-entry-609.html
※(スマートフォンからの場合は≪PCビュー≫に変換してからお願いいたします)


『 gold castle 殺陣&剣術スクール 』 の詳細やお申し込みにつきましてはこちらをご参照下さい。
http://www.tate-ken.com/



              

  3月1日 火曜日   『 クラーチ剣術教室 』              
                10時00分~11時30分
             
                『 金山剣術稽古会 』
                19時00分~21時00分
                江東区 スポーツ会館 剣道場




  3月3日 木曜日   『 金山剣術稽古会 』
                19時00分~21時00分
                江東区 スポーツ会館 剣道場
             



  3月4日 金曜日   『 金山剣術稽古会 』
                15時00分~17時00分
                品川区 戸越体育館 柔道場
              



  3月5日 土曜日   『 gold castle 殺陣&剣術スクール 』
                12時30分~14時00分
                品川区 総合体育館 柔道場
               



  3月6日 日曜日   『 gold castle 殺陣&剣術スクール 』
                12時00分~14時00分
                スクエア荏原 アリーナ半面1
              
                18時30分~20時30分
                品川区 戸越体育館 剣道場
              



  3月7日 月曜日   『 金山剣術稽古会 』
                15時00分~17時00分
                品川区 戸越体育館 柔道場




  3月8日 火曜日   『 クラーチ剣術教室 』              
                10時00分~11時30分
             
                『 金山剣術稽古会 』
                19時00分~21時00分
                江東区 スポーツ会館 剣道場




  3月10日 木曜日   『 金山剣術稽古会 』
                 19時00分~21時00分
                 江東区 スポーツ会館 剣道場




  3月11日 金曜日   『 金山剣術稽古会 』
                 15時00分~17時00分
                 品川区 戸越体育館 柔道場




  3月12日 土曜日   『 gold castle 殺陣&剣術スクール 』
                 12時30分~14時00分
                 品川区 戸越体育館 柔道場              




  3月13日 日曜日   『 gold castle 殺陣&剣術スクール 』
                 15時00分~17時00分
                 品川区 総合体育館 剣道場
              
                 18時30分~20時30分
                 品川区 戸越体育館 剣道場
                            



  3月18日 金曜日   『 金山剣術稽古会 』
                 15時00分~17時00分
                 品川区 戸越体育館 柔道場
              



  3月19日 土曜日   『 gold castle 殺陣&剣術スクール 』
                 12時30分~14時00分
                 品川区 総合体育館 柔道場
               



  3月20日 日曜日   『 gold castle 殺陣&剣術スクール 』
                 12時00分~14時00分
                 品川区 総合体育館 剣道場
              
                 18時30分~20時30分
                 品川区 総合体育館 剣道場
              



  3月21日 月曜日   『 抜刀術 特別講習会 』
                 12時00分~14時00分
                 品川区 総合体育館 剣道場
                 15時00分~懇親会





  3月22日 火曜日   『 クラーチ剣術教室 』              
                 10時00分~11時30分
             
                 『 金山剣術稽古会 』
                 19時00分~21時00分
                 江東区 スポーツ会館 剣道場




  3月24日 木曜日   『 金山剣術稽古会 』
                 19時00分~21時00分
                 江東区 スポーツ会館 剣道場
             



  3月25日 金曜日   『 金山剣術稽古会 』
                 15時00分~17時00分
                 品川区 戸越体育館 柔道場
  
            


  3月26日 土曜日   『 gold castle 殺陣&剣術スクール 』
                 15時30分~17時00分
                 品川区 戸越体育館 剣道場




  3月27日 日曜日   『 gold castle 殺陣&剣術スクール 』
                 15時00分~17時00分
                 品川区 総合体育館 剣道場
              
                 18時30分~20時30分
                 品川区 戸越体育館 剣道場




  3月28日 月曜日   『 交流稽古会 』
                15時00分~17時00分
                品川区 戸越体育館 柔道場

 


  3月29日 火曜日   『 クラーチ剣術教室 』              
                 10時00分~11時30分
             
                 『 金山剣術稽古会 』
                 19時00分~21時00分
                 江東区 スポーツ会館 剣道場




  3月30日 水曜日   『 金山剣術稽古会 』
                 15時00分~17時00分
                 品川区 戸越体育館 柔道場



 
  3月31日 木曜日   『 金山剣術稽古会 』
                19時00分~21時00分
                江東区 スポーツ会館 剣道場
             






※稽古場所の詳細や稽古内容、稽古時間のご相談、道具類その他のご質問等につきましてはメールまたは【お問い合わせフォーム】よりお受けいたします。

※都合により日程が変更となる場合がありますので御了承下さい。


2016-02-02(Tue)
 

身体の変化に向けて

 背中の張りがなかなか治まらず、今日は肋骨の辺りまで筋肉痛になってしまった。筋肉が疲れていると身体が休息を求めるせいか睡魔に襲われてしまう。日々稽古をしていたのであるが、身体の使い方に変化があってから、こんなにも身体の背面部が疲れてしまうのかということを知り、これまでいかに使っていなかったか・・・・・・思い知らされている。だが、こういう痛みは次に向かえている証であるので嬉しい気分である。

 今日の「高齢者のための剣術教室」では、講習後先月に続いて溝の口駅近くににある中華料理屋さんでお食事会を開いていただいた。今日はそのお食事会に体調を合わせ、講習をお休みしてまで参加された80歳代半ばの方もいらっしゃり、皆さんとはもう半年から一年半のお付き合いなので、楽しくワイワイと沢山の美味しい料理をご馳走になった。お話の中で、朝5時に目が覚めて、起き上がるまでに足の指から手の指までマッサージをしている方や、同様に直ぐに起きずに足のふくらはぎなどをマッサージされている方、いずれも80代半ばの方であるが、やはり無理をせず自分の体に合わせた自己管理が自然に生活の中に入っているのだと気付かされ、私も家のなかでいろいろと自分に合ったものをやろうとしているので、「ああみんな同じなんだなあ」と今自分の身体に必要な調整法というものに少ない時間を割いているところである。

 今日の講習では、新しく胸椎、肩甲骨、骨盤など背中全体を、寄せては返す波のように身体を使った全身運動を皆さんにおこなっていただいた。この動作は指先から手首まで柔らかく丸く腕も背中も丸く使うので、動いていて気持ちがいいのと、変な動きになりにくいことが分かった。私の身体の背中がこれまでにない疲労感を覚えていることから、身体にとって特に背中を使うということは、身体を強化し、故障しにくい動作の習得という面においても、この運動はこれからの私に欠かせないものとなってくるだろう。おそらく、こういう身体の使い方は中国武術にあると思うが、そういった情報を敢えて取り入れず、今は自分の身体がしたい動きに目を向けそこに向かって何かを身体に気付かせていきたい。

 それにしても、このクラーチ剣術教室の生徒さん達は熱心である。これは難しいから諦めようという空気がまるでないし、なかなか覚えられなくても、悔しそうな面持ちで取り組んでいらっしゃるから、私もつい熱を帯びて指導してしまう。「ああ、ちょっと言い過ぎたかな・・・」と思うこともしばしばあるが、私にしてみれば年齢の事はほとんど気にせずというより忘れて接しているので、前に進んでいけるための身体を通じたコミュニケーションを大事にしたいと思っている。技術や年齢ではなく、そうした諦めない思いで熱心に取り組まれる方との稽古は、本当に気持ちの良い時間であり、私にとっての大事な稽古時間でもある。

 いつまでも皆さんが元気に、真剣さと笑い溢れる教室であるように、これからも頭と身体を使いながら、たまに刺激を入れる内容で「棒振りの先生」から「剣術の先生」へと昇格できるように励んでいきたい!

 
 抜刀術特別講習会 【お申し込み受付中】
 金山剣術稽古会   【会員希望者受付中】
 2月稽古日程
 3月稽古日程

2016-02-02(Tue)
 

流れを知り今を育てる

 本日は戸越体育館にて、昨日気がついた背中の働きを活かすための運動と、それを実際に相手に使うための体術稽古をおこなった。私にしては珍しく今日は体術が九割の稽古内容となった。さまざまに検証しておこなう中で、やはり全体の働きがどのように調和をもっておこなえるかにあり、そうした相手に対する通し方なども含め今日の体術稽古はなかなか充実したものとなった。

 おかげで現在もまだ背中が張っている状態であり、今日ともにおこなったW氏も明日は背中が筋肉痛になるかもしれない。私自身W氏に身体の使い方を伝えながら受けた時に力の通り方が変わったので、この働きを今後どのように自分自身高めていけるかということに興味があり、これからの稽古の時間配分をどうしようかと嬉しい悲鳴に悩んでしまう。

 今日はNHKの「スタジオパークからこんにちは」に、俳優の榎木孝明さんが出演されており、以前から剣術など武術の実力は指導者としても十分な方であることは知っていた。そんな榎木さんはこれからの時代劇復活のため、「時代劇再生運動」を番組内でご紹介されていた。先日1月30日にブログに記した誰でも知っているベテラン俳優さんとは榎木さんのことであり、数年前からこのような活動をされていることは知っていた。番組内でもかなり今後の計画について時間を割いてご紹介されていたので、還暦を迎えた榎木さんの今後の動向に注目したいところである。第一線で活躍されている俳優さんで、このように剣術や武術を本気で取り組まれ、今後の時代劇を復活させるための、国が主体で作品を作る事や、時代劇のために必要な要素を総合的に取り入れた学校を設立する事、さらに京都の丹波に東京ドームと同じぐらいの面積の土地を買い入れ、世界に発進するための時代劇の町を作り、それは太秦のような架空の町ではなく、団塊の世代の方々にまだまだ元気のある方が多く、そういう方々に移り住んでいただき、映画の撮影になればその方々をエキストラとして実際に出演させるというような面白い計画を実行されようとしている。数年前の「半次郎」という映画は確か榎木さんが制作に関り、その作品を拝見したが、私としては榎木さんの思いを伝えられる映画にならなかったのではないかと感じていた。やはり、スポンサーはお金を回収するために、お客さんが観に来るキャスティングを求め、そうなってくると、時代劇にもっとも重要な立ち回りに付け焼刃の素人が重要なキャスティングをされてしまうと一気にその作品が崩壊してしまう。だがビジネスの世界では収益を上げなければならないので、その辺のバランスは致し方がないであろう。そのため、国がスポンサーとなり作品を作るとなれば、良い物を作るということに対し、しがらみを気にせず全力を上げることが可能なのではないだろうか。第一線で活躍されている俳優さんが、そのような活動を企画し実行されようとしていることは非常に稀なことだし、やはりそこには俳優であると同時に、武術を通じて得られたものが大きいのではないかと思っている。昨年10月に長年NHKの大河ドラマなどで殺陣を付けておられた若駒の林邦史朗師範が亡くなられ、これまでの現代の殺陣師のトップとも言える立場の方がこの世を去られたことにより、今後の殺陣に関する流れにも何かしらの影響が起こり得るかもしれない。

 榎木さんの活動がどのように今後の日本のエンターテインメント界に一石を投じられるか大きな期待をしたい。


 抜刀術特別講習会 (お申し込み受付中)
 金山剣術稽古会 (会員希望者受付中)
 2月稽古日程

2016-02-02(Tue)
 

背中を使うための全身の調和

 1月最後の講習となったgold castle 殺陣&剣術スクールは昼間の部を品川区総合体育館で開催し、夜間の部を品川区戸越体育館で開催した。昼間の部では、剣道場が狭く感じるほど多くの生徒さん達が参加され、体験参加の方も含め、受付などの手続きや事務処理を終わらせフト顔を上げて講習風景を見渡すと、その多さに「これはどこの団体だろうか?」と思うほどのエネルギーを感じた。その中でおこなった杖の八連円打~十五連円打まで、皆さん熱心におこなっていた。私もどうしてこのような動きが生まれたのか不思議であるが、こうした動きは熟考して考えたものではなく、パッと閃いて数分で完成するものがほとんどであり、そうでないとどこかに押し込んだような無理が生じ、やる必要性を感じないものとなるだろう。

 今日一番の出来事は、戸越体育館で夜間の部が始まる前に、まだ誰も居ない剣道場で一人、ちょっと軽く身体を動かそうと何も持たずにフワリと動かした動きに「ん・・・これは身体を育てる働きがあるかもしれない・・・」と思い、杖を持って同様の動きをおこない、全身の調和を意識しながら、先日気が付いた背中の働きを感覚的に全身で働かせるように何か育てられるような気がしたので、スイッチが入り、作務衣の上着を脱ぎその動作を点検した。先日気が付いた胸椎と肩甲骨にともなう背中の働きが強力に効いたり、そうでなかったりバラツキがあったのには、おそらく腕の使い方と脚部の使い方がともなっていなかったからではないかと思ったのである。それは今日気がついた動作をおこなってみて、全身の調和を掴みやすいものであったので、しばらく興奮気味に今後の私の稽古に取り入れるべく確認をおこなった。確認後、これは背中の働きを全身とともに連動して、これまで気がつかなかった部分をエネルギーの伝達に使うには必要であると同時に、身体が練られる感じがあるので強さによっては私好みの鍛練系にもなり、今年から自分の時間を確保するべく、武道場以外での自身と向き合う身体の調整時間に研究していこうと思う。動き自体は、おそらく中国武術にあるような、柔らかく丸く身体を使う方法であるが、この動作に関しては何かを見ておこなったとか、人に聞いておこなったとかではないので、流れとしては、昨年の11月から12月にかけてミネアポリスから稽古に参加された加藤氏に教わった肩甲骨の体操と、井上欣也さんから教えていただいたヨガにある「猫のポーズ」が似ている動作であり、その動きの流れから、甲野先生のメールマガジンの撮影と稽古の為に松聲館を訪れた際、対ハンドオフに対する体当たりを見せていただいた時に、その原理は水面走りと内観的振動によるものであったが、合間に田島さんといろいろと稽古するタイミングがあり、その中で背中の使い方というものに、ちょっとした実感があり、帰宅してしばらく考えた後、腕を前足と考えるようになり、そうなった時の腕の使い方、働かせ方に何かもっと気が付かなければならないことがあるように思い、背中が筋肉痛になるほどさまざまに背中を働かせる動きをおこなっていた。その猫のポーズに脚部の浮きと、それを二足で丸くおこなうことで、身体全身をもって何か新たな発見があればと思っている。時間がかかるかもしれないが感覚的には好きな動きなので、猫のポーズなどによる肩甲骨の可動域を広げながら、この一連の運動で新たな展開になればと思う。だが、今日の夜間の部で杖を持っておこなったところ、皆さんの反応が「・・・・・・」であったので、この場所でおこなうにはあまりにも分かり辛いことが分かった。1時間という短い持ち時間の中でおこなうには、他の内容のほうが優先順位としては上であろう。かといって私の剣術稽古会でもおそらく「・・・・・・」となるので、しばらくは一人で研究稽古の中で育てていきたいと思う。だが、クラーチ剣術教室では、高齢者の方を対象におこなうものなので、肩甲骨と骨盤を可動させるこの動きにはおそらく「あら、これは気持ちいいわね」と仰っていただけるような気がしている。

 それにしても、稽古というのは突然発見することがあったり、毎回不思議ではあるが、もうそうなってくると早く稽古がしたいという心境になってくる。

 来週の木曜日に『抜刀術特別講習会』をおこないます。前回2015年11月23日にご参加いただいた方には感じていただいたかと思われますが、これまでの講習とは雰囲気が異なり、私の稽古会に近い雰囲気でおこないます。二時間なるべく怪我の無いように、武術稽古というものを皆さんとともにおこなえればと思います。まだお申し込みは受け付けておりますので、ご連絡いただければと思います。


 抜刀術特別講習会 (お申し込み受付中)
 金山剣術稽古会 (会員希望者受付中)
 2月稽古日程
2016-02-01(Mon)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


松聲館 剣術技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


――――――――――――――

1975年生まれ
福岡県 北九州市出身
東京都 世田谷区在住

1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより俳優デビュー。他分野では、マンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などの活動をおこなってきた。

2006年
小林照子先生とのご縁から  『 からだ化粧 』のモデルを務める。

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む。

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し身体の使い方を研究しながら、『 抜刀術 』『 剣術 』『 杖術 』『 体術 』などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている。

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく
『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』を立ち上げる。

2014年
甲野善紀先生より
『 松聲館 剣術技法研究員 』という名称を頂き、自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている。
 
高齢者向け住宅にて
『 高齢者のための剣術教室 』をおこなっている。

日信工業株式会社の製品『 SAMURAI BRAKE 』のプロモーション活動をおこなっている

2015年
『 金山剣術稽古会 』を立ち上げ、現代における武術稽古の必要性を、身体と心で学べる場として活動している。

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その他ジャンルを問わずお仕事のご依頼や『 剣技指導 』などのご依頼も受付けておりますのでこちらの【 お問い合わせ 】よりご連絡下さい。

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