暑さを乗り越えて稽古に励む

 7月最後の稽古は高田馬場でM氏との個人稽古をおこなった。昨日に続き鍛練系の稽古をやめ手の内など技術的な部分をジックリとおこなった。杖術では、回転の使い方、抜刀術では「滝壺」をおこない、体の回転を強制終了させるかのように、膝を抜き真っ向に深く斬り下ろす。あらためてこの抜刀術における身体の使い方の面白さを思う。

 M氏に初めてタオル抜刀をおこなっていただいた。初動の感覚を身につけていただくためのものであったが、以外にもM氏が夢中になっていたのでしばらくおこなった。私も久しぶりにおこない二尺七寸では出来る気がしないが二回おこない二回成功した。

 体術などもおこないながら、剣術による袈裟斬り、正面斬り、胴斬りなどをおこなった。次回の稽古では、この新しく取り組んでいる袈裟斬りと、体術との関連を検証してみたいと思う。

 暑い高田馬場の武道場であるが、夜はまだマシである。私が稽古している場所ではもっとも暑い環境であるが、他の稽古場所で暑いと思われる環境や、炎天下で甲冑を着込んだ際でも、この高田馬場での暑い中での集中した稽古に比べれば大したことはない。

 怪我をしたり、暑かったり、どんな状況でも自分にプラスとなる気付きは得られる。どう捉えるかが次に繋がり、そこで結果を出していきたい。明日からは8月に入る。暑い日が続くが、食べ物や飲み物に気を配り、どのような状態で稽古に入れるか、この厳しい夏をプラスとなるように乗り越えていきたい。


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 第2回 GM happyコラボレーション(参加者受付中)
 金山孝之 8月稽古日程
 SAMURAI BRAKE
2015-07-31(Fri)
 

時代に翻弄されずに自己を確認できる空間

 本日は高田馬場にてW氏との個人稽古をおこなった。今日も暑い中での稽古であったため、鍛練系をおこなわず、細かい技術的なことを中心におこなった。

 杖の回転は打ちや突きだけでなく持ち替えの際にも有効である。夜からは住吉にてK氏との個人稽古をおこなった。今日は杖術において「自由に動く」ということをテーマにおこなった。そのなかで、体軸を傾かせずにさまざまに動くための足の使い方があらためてよくわかった。軸足を置きすぎると、体軸は傾いてしまうので、足の使い方に複雑な手順が入ってくる。これが考えなくても自然に出来るようになってくると動きが大きく変わってくる。

 剣術では、現在新たにおこなっている袈裟斬りを確認した。やはり木刀による打ち込みは刃筋により大きく感触が異なるので手の内の感覚を積んでいくには木刀による打ち込みがいいようだ。

 今日もK氏とはいろいろと話しこんだが、スポーツと武術を習うことの違いなどについて私なりの見解を述べさせていただいた。時代と共に作られたものと時代と一定の距離を保ち存続しているもの、時代に翻弄されずに、自分の考えを確認するための場所。どこか潜在意識の深いところで、自分の生き方を確認し、今を生きるための術を養おうとしているのかもしれない。


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 金山孝之 8月稽古日程
 SAMURAI BRAKE
2015-07-31(Fri)
 

これからの時代に求められる武術稽古の意味とは

 本日の「高齢者のための剣術教室」では、新しく横に歩く歩法をおこなった。前後左右とペアを組んでの歩法稽古はまるでダンス教室のようで、まあ私も良くいろいろ考えるものだと、先日のGM happyコラボレーションの懇親会の席で、隠れ人気急上昇中のSさんに言われてしまった。だが私がおこなっている講習内容は、これまでに私が学んだものや、稽古に取り組んだものをお伝えしているので、私の身体を通じてお勧めしているものである。

 先週に続きおこなった杖の反転による打ちと突きは、やはり先週と比べて失敗が少なくなってきた。不安に思われていた方も、徐々に慣れてきた様子で、雰囲気にも慣れてきたことから私としても少し安心した。

 しかし、このクラーチ剣術教室でも皆さん真剣に取り組まれている。このことは以前まではあまり意識していなかったが、井上さんと特別講習会をおこなった後、井上さんから頂いた言葉から、私は自然とそういう雰囲気を作っているのかと気付かされたのであった。

 抜刀から納刀まで五歩でおこなう稽古も、綺麗に出来るようになりたいという思いで取り組まれる方が多くなり、初めの頃に比べれば大きな進展であると思うのである。楽しさというのは、真剣であるから継続されるのであり、緊張感があるからその一瞬の間が外れたときに笑いが生じるものであると思っている。そういう意味からも、真剣に取り組むことは大事なことであるが、それを継続させていくには、伝える側と伝えられる側の意思が信頼と共に繋がっていることが大事なのではないだろうか。全体の稽古環境を通じて伝えられる側との意思が繋がらない場合は、受講が本人の意思でなく義務的に参加している場合や、やっているという証のみを手に入れたいという方への場合、そういう心持は一瞬で分かるものなので、伝える側としても均等に時間配分を考慮するわけにはいかなくなってくる。熱意のある方へ指導時間を割いていくのは当然であろう。

 話が逸れてしまったが、このクラーチ剣術教室では、全員熱意を持って受講されているので私としては本当に気持ちが入るし何よりありがたいと心から思う。唯一の男性参加者であるOさんご夫妻のご主人に対しては、私は人として見習うところが多くユーモアのセンスが抜群な方であり、そこのところは本当に笑わされてしまうが、かつて剣道をおこなってきた方に見られる心身の練磨をどこか感じるもので、そういう部分に私としても悪い意味で自分の若さを感じてしまう。

 今日はご婦人Oさんが手作りの稽古着を着て来られ、そのセンスの良さに驚かされた。私は年中剣道着で稽古をおこなうことがこれからも変わら無いが、自分に合った稽古着というのは感覚的にも変わってくるものがあると思うので、体調が悪くても稽古着に着替え、稽古を始めた途端に、いつもの感覚に入ることが出来るものと私は感じている。

 今日も合間をみて読書を続けたが、どうやら私の感じたことは考え直さなければならないという結論に至りそうである。そのことをここでは詳しく記さないが、宗教以外にも信仰しすぎて、周りが全て間違っているという見方をしてしまうことにより、判断に誤りが生じてくるのではないだろうか。このことは読了した際に時間を掛けて考えてみたいと思う。

 講習を終え、次に高田馬場でM氏との個人稽古をおこなった。武道場内の暑さは今年一番のもので、今日はさすがに途中で武道場を退出し20分程外で休憩した。珍しく冷房の風を感じたのであったが(6年3ヶ月経って初めて冷房があったことを知った)まったく役にたっていなかった。

 高田馬場の稽古を終え、池袋にて約1年振りに青木さんとお会いした。私が早く到着したので、待ち合わせ場所を探していたがなかなか空いている所が見つからず何を間違ったのか、ホテルオークラ系のレストランをチョイスしてしまい、そこでアイスコーヒーを飲みながら青木さんと2時間半ほど尽きない会話をした。青木さんは2015年土方歳三コンテストで優勝した方で、以前私と共に激しい稽古をおこなった仲間でもある。激しい稽古の一部を紹介すると、木刀を使っての型稽古では防具無しで、思いっきり振った木刀を少し胸や腕に当てて止めるという、一歩間違えば大怪我をするギリギリのところで数多くおこなってきた。また、素手での格闘術稽古(システマ)では、K師範と青木さんとの三人で、素手で顔面を殴り合う稽古をおこない、さすがに顔が腫れ変形するほどのものだったので、互いにあまりいい気持ちはしなかったと思うが、今にしてみれば二度と出来ないいい思い出である。

 レストランに青木さんが現れ、気が付いたら生き方の話に熱が入っている自分が居て、そこから話がドンドン進みなかなか本題に入らず、むしろ本題に入らなくてもいい位の熱の入りようだったのではないだろうか。武術稽古の意味や、その空間がどうして必要なのか?これからの時代に対する考え方が果たしてこのままでいいのか?など、どうして湧き起こってしまったのだろうと思えるほど言葉が止まらなかった。これは井上さんともそうであったように、武術を通じ、己の身体を見つめ実践していく時間の中で、共通した疑問に対する回答が、日々の稽古の中から養われていくのではないかと想像するのである。

 得てして正当というのは少数派であるものなので、大きな組織で正当を通そうとすると色々な苦労とストレスに苛まれてしまうことが多いのではないだろうか。だからこそ、武術稽古の環境は正当でなければならず、そのためには純粋でいられる日々の暮らしの積み重ねが大切であり、そこが日常で狂わされた自分を取り戻す場所になるのではないだろうか。私は別に、宗教や何か人に指導する立場というものに興味は全く無く、自分がこれまでおこなってきた武術稽古から気が付き出した物事の違和感に対し、これからの時代における価値観とはいったいどういうものになっていくのだろうかと不安を覚えるのである。

 これからもそういった意味で、武術稽古を通じ、武術以外の話が通る方との出会いを求め、私自身も学ばせていただきながら、自らの考えを持ち責任をもって生きていける仲間と共に人生を歩んでいきたい。

 私にとって武術稽古は、欠かすことの出来ない学問でもあり、人と人とを繋いでくれるものでもあり、そこから発生する絆がこれからの人生をよりよいものにしてくれていると感じている。これからも、道を誤らぬよう、信頼出来る仲間と共にこの人生を進んでいきたい。


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 SAMURAI BRAKE
2015-07-29(Wed)
 

「上田わっしょい」に参加

 2015年7月25日に長野県上田市にておこなわれた「上田わっしょい」というお祭りに参加させていただいた。先日にも記した日信工業株式会社の本社がこの上田市にあり、日信工業といえば国内ではNO.1のシェアを誇るブレーキメーカーで世界各地に工場を持ち、日本を支えている会社の一つである。

 上田市と言えば、細田守監督映画「サマーウォーズ」の舞台になったところでもあり、情緒ある雰囲気が所々味わえる。そして2016年に放送される大河ドラマ「真田丸」と、ますます幸村縁の地である上田が盛り上がっていくだろう。そんな上田にあり日本を支えている日信工業さんのプロモーション活動に縁あって参加させていただけることはこれまでの私の人生経験でも、長く記憶に残ることになるだろう。

 そんな盛り上がりを見せている上田でおこなわれた「上田わっしょい」にSAMURAI BRAKE のイメージキャラクターである真田幸村の甲冑を身に着け祭りに参加した。

 おそらく幸村はたくさんいるだろうと想像していたが、今回の二日間に渡る撮影で甲冑に遭遇することはなく、祭りでも皆さんから温かい言葉を掛けていただいた。私は昔からこういう祭りの雰囲気が好きであったが、人々を驚かせながら、喜んでいただきながら、盛り上げ参加できて良かったと後からしみじみ思い浮かんでくる。

 昨夜facebookが更新されており、さっそく祭りの模様が写真で六枚アップされている。
https://www.facebook.com/SAMURAIBRAKE?sk=timeline

 見物客が7万人を超える祭りで、その盛り上がりは地域、自治会の一体感を感じ冷めた人は皆無である。私も思わず皆に合わせて、わっしょい!と両手を上げながらジャンプしてしまった。思いのほか跳んでいるのでなんだか恥ずかしい。私が勝手に跳んでしまったにも関わらず、ピタリとシャッターを切ったカメラマンの腕に驚かされた。

 祭りというのは、心が騒ぎ、どこか懐かしさを思い出し、人の笑顔や、その躍動感に地域の特色と、地元の良さというものを想像する。そこには僅かな時間しか見ることの出来ない一瞬の儚さもあり、まるで夢でも見ていたかのように元の情景にも戻ってゆく。私は、大人になり地元で長く暮らしたことは無く、転々と住む所が変わってきたので、こういう祭りを見る度に、私には感じられない祭りに参加する仲間同士の気持ちを羨ましく思う。

 今回の甲冑を着ての祭りへの参加は、地元の方々と一緒になって盛り上げているという実感があったので、短い時間であったが、本当に嬉しい体験であった。上田市の人々との思い出は、日信工業の方々を含め本当に、東京で暮らすのが嫌になってしまうほど温かく感動的である。

 東京に住んで12年目に入って行くが、ようやく武術という根が広がりつつある。おかげ様で、この一年はこの根が急速に伸びていったと思う。高田馬場や住吉での武術稽古は、私にとって根っこの部分であり、もっとも私が私らしく居られる空間でもある。甘える要素が無ければ、厳しくする必要は無い。厳しくするのは甘える要素を残しているからであり、見た目に厳しくすると言うのは私の場合ナンセンスでしかないと思っているので、本当の厳しさは、繊細なところで判断され実行に移されることであり、そこにごまかしや取り繕いは通用しない。空間を作っていくには、そうした分からない部分での実行がおこなわれ、そういう喚き散らした愚かな行為は、武術的には的を得ていない。

 これからもいろいろな出会いがあり、その中で一喜一憂させられてしまうだろう。どんな時でも武術稽古という空間で、私と共に稽古を積んでくれる方々の存在が、私の根を腐らせずに伸ばしてくれているように思える。特に個人稽古では、私にとっては人を選んで稽古が出来る大変贅沢な環境でもあり、そのために、熱心な思いで連絡をいただいた方や、その方の今後を見据えてご縁とともに参加された方もいいる。当然、何度か参加されたが合わなかった人もいた。この稽古は一回毎のやり取りなので後腐れはない。そんな中、継続して参加される方に対する感謝の思いは強い。どこまで私と共に稽古を積むことが出来るのか、その方々とのご縁が末永く続くことを願いたい。


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 SAMURAI BRAKE
2015-07-27(Mon)
 

書けない夜

 今日は記事が書けない。内容が悪すぎたので二回消去してしまった。こういう日もたまにはある。休養と気分転換が必要である。心配することではないが、温厚ではいられない状態もある。これまでもそういう自分と付き合ってきたが、人間贅沢なものだと自己嫌悪にもある。やはり三回目も内容が悪くなりそうである。

 頑張ろうとすると、自然と目標設定を高くしてしまうので、精神状態が乱されてしまう。頑張る内容を変えなければいけない。目標を高くするのではなく、苦しいときを乗り切ることだ。

 午前の部と夜間の部の合間に、四時間本を読んだ。私は遅読なのでたいしてページ数は読めていないが、途中でジーンとしてくることがあり、早く最後まで読み終えたい。

 こういうときこそ、後に得られる教訓があり、武術的に進めて行く上で、何が要因であったのかが見えてくる。こうしたことに関する記憶の執着心は私の場合、ちょっと異常である。

 こんな記事に2時間近くも掛かってしまった・・・・・・何度書いても今夜は駄目である。


2015-07-27(Mon)
 

信州にて二日間の撮影

 7月24日~7月25日に掛けて、長野にて『SAMURAI BRAKE』のプロモーション撮影をおこなってきた。この活動に関わったのは、2014年7月に那須のテストコースでイメージモデルのベースとなる撮影をおこなったことから始まり、それからは2014年10月に長野県上田市に本社のある日信工業株式会社の工場内で撮影をおこなったり、2014年12月にはインドネシアで広範囲に渡って撮影と演武をおこなった。2015年1月には新潟県直江津市にある工場にて撮影し、そして今回再び長野県での撮影となった。

 今回は許可を得た箇所等含め二日間に渡って撮影をおこなったので、いろいろと経験が出来た。その場所と写真は、現在毎週日曜日の夜に更新されているSAMURAI BRAKEのfacebookで紹介されるだろう。

 非常に思い出深い撮影であったので、facebookで更新されてから、その撮影場所での内容を書き記したいと思う。

 長野県は今回で二回目であったが、心が休まる場所だとあらためて思う。仕事をするには今の場所を離れられないが、落ち着いて住むには良い所だと思う。蕎麦の美味しいお店に連れて行っていただいたが、この美味しさにはチョット驚いた。さらに鮎も美味しくて、昨日は鮎だけでも七匹は食べてしまった。鮎の刺身は珍しいと思うが、これが甘くて歯ごたえのある美味しさで驚いた。

 日信工業の方々や上田わっしょいというお祭りでお話した街の方々、みなさん人間味があって、景色の良さや食べ物の美味しさ、そして人の温かさに惹かれてしまった。いつの日か私も、こういう自然と美味しい水と温かい人のいる土地で過ごしたいと夢に思う。

 そのためには、今はまだ東京で我慢をしなければならないこともある。武術稽古の日々はなんという幸せな時間であろうかと、少し時間が離れてしまうと強く思えてしまう。だが媚を売る生き方とは無縁の現在なので、嫌なものは嫌であると言える準備が常に出来ていることは清々しい思いである。

 さあ、明日は朝からgold castle 殺陣&剣術スクールの講習である。ずいぶん久しぶりな感じであるが、朝早いのでそろそろ寝るとしよう。朝は、五反田にある総合体育館柔道場でおこない、間が空いて、夜は戸越体育館剣道場でおこなう。早いもので7月最後の講習である。明日も暑いだろうが楽しい一日にしたい。


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 SAMURAI BRAKE
2015-07-26(Sun)
 

地に足をつけて生きる

 本日は高田馬場にてM氏とW氏との稽古をおこなった。M氏が1時間以上前から到着しており、1時間早めに開始しようと思ったが、M氏のペースに合わせ、私は私で急務である読書の時間にあてた。今この本を読んで、勉強不足により私の知らなかったこの人物のことを知ることが、なんというか不思議な感覚である。まだ半分も読めていないが、非常に取材が緻密な本だと思う。私も四十歳を向かえ、こういう人物のことを他人事のように感じてはならないと思っている。その時代が生み出した人間の役目というべきか、そういったものがあると私は思う。志ある生き方を見つけることが、迷いから脱線しないためにも、そういった生き方には非常に感銘を受ける。

 剣道、いや剣術を通じ、世代を超え時代を超え感ずるものはあるだろう。もう二十年位前にこういうことに気がつきたかったが、時間は前にしか進んでいかない、常住坐臥稽古を考え、これまで費やしてきた時間を加味して、これからの人生に精進していきたい。

 夜からは住吉にてK氏との稽古をおこなった。先日気が付いた袈裟斬りについての剣の扱い方が、ここでの稽古で突然シックリした感じになった。腕の微妙な高さが要因であったが、特に歩を進めての斬りでは、この剣の振り方と完全に合致している。まるで脇構えから足を差し換えて剣を飛ばすような切っ先の軽さが、この歩を進めながらの袈裟斬りでは体感出来た。今後はもっと研究しながら、腕の位置、操作の仕方、姿勢について調整していきたい。目下の点検項目は右手の形である。

 それにしても稽古は、やるべきことが多すぎて終わりが無い。果てしない道程を歩むしかないのであるが、生きているうちにどの景色まで見られるのか、下手な私がいうのも恥ずかしいが、まだまだまだまだ進みたい。

 明日は、朝から長野に出発し、明日明後日と撮影をおこなってくる。今年一月の直江津以来、久しぶりの撮影である。国内では初めての泊り込みなので、たくさんいい写真が撮れるように、皆と最高の仕事が出来るように頑張りたい。明日に備え今夜はこの辺で寝るとしよう。


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 金山孝之 8月稽古日程
 SAMURAI BRAKE
2015-07-24(Fri)
 

2015年8月 武術稽古日程              (剣術・抜刀術・杖術・体術)

※高田馬場、住吉での(研究稽古、個人指導、少人数集中稽古)に関する稽古見学、または参加希望の方はこちらの【お問い合わせ】よりご連絡下さい。
※(スマートフォンからの場合は≪PCビュー≫に変換してからお願いいたします)

※『GM happyコラボレーション』についてのお問い合わせはこちらをご参照下さい。
http://kokucheese.com/event/index/316855/

※『gold castle 殺陣&剣術スクール』の詳細や申し込みにつきましてはこちらをご参照下さい。
http://www.tate-ken.com

※『イオンカルチャークラブ剣術教室』の詳細や申し込みにつきましては、こちらをご参照下さい。 03-5679-6091(受付時間 9:00~20:00)
http://www.aeonculture.jp/products/detail.php?product_id=3746

http://jmty.jp/tokyo/les-spo/article-mc9d





8月1日(土曜日) 12時30分~14時00分 品川区 戸越体育館
            『gold castle 殺陣&剣術スクール』
            18時00分~19時30分 イオン葛西店
            『イオンカルチャークラブ剣術教室』  


8月2日(日曜日) 12時00分~14時00分 品川区 総合体育館
            18時30分~20時30分 品川区 総合体育館
            『gold castle 殺陣&剣術スクール』


8月3日(月曜日) 19時00分~21時00分 高田馬場
            『研究稽古、個人指導、少人数集中稽古』


8月4日(火曜日) 10時00分~11時30分 『クラーチ剣術教室』
            19時00分~21時00分 住吉
            『研究稽古、個人指導、少人数集中稽古』


8月6日(木曜日) 14時00分~16時00分 高田馬場
            『研究稽古、個人指導、少人数集中稽古』
            19時00分~21時00分 住吉
            『研究稽古、個人指導、少人数集中稽古』


8月7日(金曜日) 17時00分~21時00分 高田馬場
            『研究稽古、個人指導、少人数集中稽古』 


8月8日(土曜日) 12時30分~14時00分 品川区 総合体育館
            『gold castle 殺陣&剣術スクール』
            18時00分~19時30分 イオン葛西店
            『イオンカルチャークラブ剣術教室』 


8月9日(日曜日) 9時10分~11時10分 品川区 総合体育館
            18時30分~20時30分 品川区 総合体育館
            『gold castle 殺陣&剣術スクール』

       
8月10日(月曜日) 17時00分~21時00分 高田馬場
             『研究稽古、個人指導、少人数集中稽古』


8月11日(火曜日) 10時00分~11時30分 『クラーチ剣術教室』
             14時00分~16時00分 高田馬場
             『研究稽古、個人指導、少人数集中稽古』


8月13日(木曜日) 14時00分~16時00分 高田馬場
             『研究稽古、個人指導、少人数集中稽古』
             19時00分~21時00分 住吉
             『研究稽古、個人指導、少人数集中稽古』


8月14日(金曜日) 17時00分~21時00分 高田馬場
             『研究稽古、個人指導、少人数集中稽古』 


8月15日(土曜日) 15時00分~17時00分 品川区 総合体育館
             「剣術とヨガ」
             18時00分~ 懇親会
             『第2回 GM happyコラボレーション』

            
8月16日(日曜日) 12時00分~14時00分 品川区 総合体育館
             15時00分~17時00分 品川区 総合体育館
             『gold castle 殺陣&剣術スクール』


8月17日(月曜日) 17時00分~21時00分 高田馬場
             『研究稽古、個人指導、少人数集中稽古』


8月18日(火曜日) 10時00分~11時30分 『クラーチ剣術教室』
             14時00分~16時00分 高田馬場
             『研究稽古、個人指導、少人数集中稽古』


8月20日(木曜日) 14時00分~16時00分 高田馬場
             『研究稽古、個人指導、少人数集中稽古』
             19時00分~21時00分 住吉
             『研究稽古、個人指導、少人数集中稽古』


8月21日(金曜日) 17時00分~21時00分 高田馬場
             『研究稽古、個人指導、少人数集中稽古』


8月22日(土曜日) 12時30分~14時00分 品川区 総合体育館
             『gold castle 殺陣&剣術スクール』
             18時00分~19時30分 イオン葛西店
             『イオンカルチャークラブ剣術教室』 


8月23日(日曜日) 12時00分~14時00分 品川区 総合体育館
             18時30分~20時30分 品川区 戸越体育館
             『gold castle 殺陣&剣術スクール』


8月25日(火曜日) 10時00分~11時30分 『クラーチ剣術教室』
             14時00分~16時00分 高田馬場
             『研究稽古、個人指導、少人数集中稽古』


8月27日(木曜日) 14時00分~16時00分 高田馬場
             『研究稽古、個人指導、少人数集中稽古』
             19時00分~21時00分 住吉
             『研究稽古、個人指導、少人数集中稽古』


8月28日(金曜日) 17時00分~21時00分 高田馬場
             『研究稽古、個人指導、少人数集中稽古』 


8月29日(土曜日) 12時30分~14時00分 品川区 戸越体育館
             『gold castle 殺陣&剣術スクール』
             18時00分~19時30分 イオン葛西店
             『イオンカルチャークラブ剣術教室』 


8月30日(日曜日) 12時00分~14時00分 品川区 戸越体育館
             18時30分~20時30分 品川区 戸越体育館
             『gold castle 殺陣&剣術スクール』


8月31日(月曜日) 17時00分~21時00分 高田馬場
             『研究稽古、個人指導、少人数集中稽古』





※高田馬場での稽古時間は
(月曜日・金曜日)の場合、17時00分~21時00分までの間で調整いたします。
(火曜日・木曜日)の場合、14時00分~16時00分となります。 

※住吉での稽古時間は
19時00分~21時00分となります。

<高田馬場での稽古日程>
①14時00分~16時00分 (火曜日・木曜日)
②17時00分~19時00分 (月曜日・金曜日)
③18時00分~20時00分 (月曜日・金曜日)
④19時00分~21時00分 (月曜日・金曜日)

いずれかの参加しやすい時間帯でお越し下さい。
前日までには希望日時をメールまたは【お問い合わせ】よりお知らせ下さい。

※高田馬場、住吉での稽古参加費は1回2,000円です。(別途入館料400円かかります)

※稽古場所の詳細や稽古内容、稽古時間のご相談、道具類その他のご質問等につきましてはメールまたは【お問い合わせフォーム】よりお受けいたします。

※高田馬場、住吉での「個人指導」及び「少人数集中稽古」は金山孝之個人の稽古活動に基づいたものであり、会を設けておこなっているものではありません。

※都合により日程が変更となる場合がありますので御了承下さい。


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 第2回 GM happyコラボレーション(参加者受付中)
 金山孝之 7月稽古日程
 SAMURAI BRAKE
2015-07-22(Wed)
 

第1回 GM happyコラボレーション 講習風景

 笑いのたえなかったヨガの講習中に納めた写真をいくつか掲載したいと思います。


2015.7.20 GM happyコラボレーション①
ヨガの講習はこのようにリラックスした状態でおこなわれました。これは、足の裏にある腎臓のツボを押して身体の反り具合の変化を試みているところです。


2015.7.20 GM happyコラボレーション②
栄光のジャージ復活です!(分からない方には申し訳ありません)


2015.7.20 GM happyコラボレーション③
かなり頭が上がっております!肘よりも高く上がっていますね。


2015.7.20 GM happyコラボレーション④
K君とSさんがまるで親子のように楽しんでおられました!Sさんいいですね!!


2015.7.20 GM happyコラボレーション⑤
これは、腕の痛いところを押して、肋骨周りの滞りをほぐしているところです。


2015.7.20 GM happyコラボレーション⑥
痛いときは笑ってください!という井上さんからのお達しです。いい笑顔です!


2015.7.20 GM happyコラボレーション⑦
今回一番効いていた感じのするSさん。溢れる笑いでした!


2015.7.20 GM happyコラボレーション⑧
Hさんも非常に楽しまれたご様子でした!剣術のほうではセンスを感じました。


2015.7.20 GM happyコラボレーション⑨
KさんとHさんにツボを押されているOさん。みなさんリラックスしたいい顔しています。Kさんには、今回杖や木刀を持って来て下さりありがとうございました。


2015.7.20 GM happy コラボレーション⑩
そして私も。なかなか痛いところが見つからず、ようやく見つかった痛みに、皆笑顔!


2015.7.20 GM happyコラボレーション⑪
最後はみんなで記念撮影・・・・・・だが、初めて使うタイマー機能に苦悩する私。
「はい、みなさん2分後にシャッターが切れます!」
そう言って2秒後に切れた写真です。


2015.7.20 GM happyコラボレーション⑫
「では、もう一度お願いいたします!行きますよー!」
そしてまた2秒後にシャッター切れた瞬間。半ば呆れられています(笑)


2015.7.20 GM happyコラボレーション⑬
10秒設定にし、6回目のトライでようやく成功!
みなさま、お付き合い下さりありがとうございました。


というわけで、写真が物語っているように終始和やかで楽しいヨガの講習でした。
あらためて、ご参加いただいた皆様、チラシやWeb関係でサポートしてくださっているMさん、そして今回一緒に講習を務めてくださった井上さん。みなさまのおかげで最高の空間となりました。次回はお盆の期間中となりますが、8月15日(土曜日)が空いている皆様、もしくは空けてくださる皆様、楽しい時間を皆で共有しあって過ごせたらと思っておりますので、ご連絡お待ちしております。


 イオンカルチャークラブ剣術教室
 第2回 GM happyコラボレーション(参加者受付中!)
 金山孝之 7月稽古日程
 SAMURAI BRAKE
2015-07-22(Wed)
 

剣の振りに関する大きな気付き

 本日の「高齢者のための剣術教室」では、杖を使っての前後の打ちと突きをそれぞれおこなった。この前後というのは、手の持ち替えも同時に入っており、これまでおこなってきた内容のものが幾つか含まれているので、適度な難しさとともに、頭や指先やバランスなどを考えながらおこなうメニューとして最適であると思う。この動作がみなさん、難なく出来るようになれば凄いだろう。

 後半は、五歩で抜刀から納刀までをおこなうメニューをおこなった。これも足運びと連動して抜刀、納刀をおこなうので、運動メニューとして効果的であると思う。

 今日は見ていて、杖を使った体操が皆さん良くなってきた。まず、横に倒す「ラムダのポーズ」これは、脇や腰を曲げないように、体に負担が掛からないように股関節を曲げておこなうことであり、今日鏡越しに皆さんを見ていたところ、かなりの方の姿勢がよくなっており、表情に余裕が生まれてきた。次の「大の字」でも最高齢のDさんは楽々におこなっており、他の何名かの方もかなり深いところまで身体が沈ませられるようになってきた。今日はそのDさんから、私の指導法について恐縮するほどお褒めのお言葉をいただき、おそらく私も皆さんとの空間に慣れてきたのと安心感を覚えたことで、より親しく気持ちを込めておこなうことが自然と出来るようになったのではないかと思う。ずっと見続けてきている方々が少しでも良くなれば嬉しいし、そのための変化にも気づきやすくなってくる。今後も誠意をもって楽しく真剣に皆さんとともにこの教室を育てていきたい。

 午後からは、高田馬場にてM氏との個人稽古をおこなった。さっそく昨日井上さんから学んだ内容をM氏にもおこなってみたところ、効果があり驚かれていた。久しぶりにおこなった三歩で移動する通称アメンボが、私とあまり変わらなくなってきているのには驚いた。今日私自身稽古で確認したかったのは、剣の振り方に変化が生まれそうであることから、M氏を相手に木刀による打ち込みでその重さの違いを何度も確認していただいた。

 昨日に話が戻るが、講習に向かうための家を出る二時間前に、部屋の中で木刀を真剣を振っていたところ、突然剣の軌道についての思い込みに気が付き、「これは!」と思い剣の軌道と、腕の使い方に無理の無い様に試してみたところ、「やはり!」という感覚になり、気が着けば1時間程左右の袈裟斬りをおこなっていた。その感覚を相手をつけて検証したかったので、今日の稽古は私にとって重要であった。不思議なことに、私が感じる実感と相手が受けての実感が違うのであった。私としてはこれまでの振りの方が重さを実感出来たのであるが、M氏は私がいろいろ混ぜながら打っていくなかで、やはり新しい振りの方を重いと感じていた。ここで考えられることは、私自身の感じる実感というのは肩に繋がっているもので、そこに生じる詰まりや力みを重さと錯覚していたのかもしれない。まだ一回の稽古の中ではハッキリしていないが、検討していく価値は大いにあることが分かった。

 帰りにお世話になっている武道具屋さんで、居合帯を1本受け取り、さらに1本注文した。購入のために頻繁に訪れているので、店主さんから驚かれるようになってきたが、こうして一つの技術や技が、いろいろな人を巻き込んで幸せにしていけることの素晴らしさというのを感じるようになった。感謝の気持ちを忘れずにこれからも未知なるものの発見に向け、濁りの無い心境で稽古に取り組んでいきたいと思う。


 イオンカルチャークラブ剣術教室
 第2回 GM happyコラボレーション(参加者受付中!)
 金山孝之 7月稽古日程
 SAMURAI BRAKE
2015-07-21(Tue)
 

想定を超えた喜び

 本日7月20日海の日は、2ヶ月程前から告知していたGM happyコラボレーションの第1回目となる開催を、品川区総合体育館でおこなった。この企画は、私が武術を通じていろいろな方と出会うことになり、伝える側、伝えられる側それぞれが幸せな気持ちになれる環境を作りたいという思いからスタートした。

 井上欣也さんとは、毎月高田馬場で稽古を重ねていく中で、「この気分を私以外の人にも知ってもらえたら、絶対にいいだろうなぁ!」という気持ちをいつも抱いていたので、井上さんのご協力を得て今回、ヨガと剣術のコラボレーションが実現出来たのである。

 参加される人がいれば必ず喜んでいただけると確信していたので、まだ第一弾をやってもいないのに第二弾の告知もしてしまった。だが、今日の講習を終えてすでに何名かの方が次におこなう8月15日(土曜日)に開催の第2回 GM happyコラボレーションの申し込みをいただいた。

 今日の講習で感じたことは、井上さんの講習と私の講習における、緊張と緩和のバランスの良さが、緊張の合間に時折出てしまう笑いと、リラックス状態で溢れるようにこぼれ出る笑いと、同じ笑いでもいろいろあることに気がついた。井上さんの独特の空間作りに皆さんが引き込まれていく様子を見て、「ああ、やっぱり間違いなかった!」となかなか言葉で表しにくいが、噛み締めるような喜びに浸っていたのである。

 世間一般のヨガのイメージを修復していくかのような井上さんの活動にはこれからも期待が大きい。それは今日の講習を見て、明らかに皆さん楽しんでおられ、心が解放されたようなリラックス感と、周囲との一体感。自分にも体感出来ることの楽しさと、出来なくとも受け入れられる考え方、無理をしない頑張らないことの必要性など、人のこころを元気にしていく要素がヨガを通じて、井上さんの人柄から皆さんに伝わっていることを感じられる。

 私も本当に学ぶべき部分が多く、こういう生き方そのものが繋がっている方の言葉やものの運び方には、説得力と安心感があり、そういう方が人に何かを伝えていくことは、さまざまな部分から学び吸収出来るものがある。

 懇親会も含め大賑わいであった。私としては、初めてたくさんの生徒さん達や参加者の方々と一緒にこのような席を設けることが出来て、本当に幸せなことであると感動に浸っていた。人と出会い、その中で出会った人同士が縁を繋ぎ、楽しく笑って次へのエネルギーとなる。そういう人達の笑顔を見ていると、何かの場所があり、人が集まり、共有し、笑いがたえない、みんながみんな楽しいとは限らないが、私は絶対に一人も寂しい思いはさせたくない。もちろん私の未熟さなどで、行き届かない部分もあるかもしれないが、それぞれの状況を少しでも把握し、老若男女人に対する愛しい思いというのを感じながら生きていきたい。それがこのハッピーコラボレーションである。



 本日ご参加いただいた皆様ありがとうございました。おかげ様でお申し込みいただいた方全員参加いただくことが出来ました。ヨガに対する不安は今回の講習で無くなったかと思います。次回は、今日の内容プラス、体術のご要望がありましたので取り入れてみたいと考えております。次回は8月15日(土曜日)15時00分~17時00分 品川区総合体育館柔道場にて「剣術とヨガ」をおこないます。懇親会は同じく18時00分からおこないます。詳細は下に記したリンク先からご参照下さい。次回の開催まで一ヶ月をきっておりますので、お早目のお申し込みお待ちしております、なお今回も懇親会の参加または不参加のご連絡も合わせてお願い申し上げます。今日撮りました写真はあらためて掲載させていただく予定です。


 イオンカルチャークラブ剣術教室
 第2回 GM happyコラボレーション(参加者受付中!)
 金山孝之 7月稽古日程
 SAMURAI BRAKE
2015-07-21(Tue)
 

常住坐臥稽古として出来ることを求めたい

 本日は、蒸し暑い一日であったがいつも通り無事にW講習を終えることが出来た。ご婦人Oさんから伺ったが、熱中症になりにくい人は、どうやら筋肉量の多い人らしい。高齢者の熱中症患者数が多いのは、そうした筋肉量の減少も大きいのだろう。私が思うに、筋肉トレーニングをして筋肉の維持に努めるよりも、何か仕事や日頃の日課などで、効率よく体を動かした結果ある程度の筋肉の維持に繋がっていることの方が、頭のいい筋肉として自然と役に立っているように思う。こうしたことは、甲野善紀先生の書籍に記されており、大きく学んだことでもある。今日はそういった意味で、体験初参加の女性Iさんには驚かされた。動きを見て直ぐに、この人は身体が普通ではないと感じ、これまでおこなってきた運動や仕事などから「やはりそうか!」と納得した。世の中にはいろいろな能力の人がいるので、私も稽古が不足しているのを痛感し「これじゃダメだろう!」ともう一人の私が呆れているが、本来であればブログに費やす時間があれば、やっておいたほうがいい稽古があるのだが、こういった頭の中の言葉を文字にするのも、人との会話で大切になってくるので、これも稽古の内と言い聞かせて、よくも飽きずにと思われているかもしれないが、稽古後には書き記すようにしている。

 gold castle 殺陣&剣術スクールの昼間の部では、なんと一人の男の子を除いてあとは参加者全員女性という女子会状態となってしまった。初参加の方が4名いらっしゃったので、驚かれたのではないだろうか・・・・・・

 今日の講習でも昨日に続き、剣術クラスでは抜刀術を集中的におこなった。最近は集中的に抜刀術稽古をおこなっていなかったので、今後の稽古から身体の使い方の把握とともに、おこなっていきたいと思う。

 夜間の部では、昨日に続き中国人の方2名が参加され、一生懸命に取り組まれていた。今日はまた新たにSさんが袴デビューを果たされた。男性にしても女性にしてもこういった武道場での袴というのは本当に良く似合う。このデザインになったのはいつの頃からであろうか・・・そう考えると袴のデザインを考えた人は凄いと思う。

 生徒さんの中に、自宅の近くで練習している方も少なくないと思われるので、私としても甘い時間の過ごし方をせぬよう、常住坐臥稽古となることに時間を使いたいものである。


 さて、いよいよ明日はGM happyコラボレーション 第一弾「剣術とヨガ」を開催いたします。新たな出会いや、新しい何か?に向かってどういった反応となっていくのか非常に楽しみでもあります。明日の剣術の時間では、杖と木刀と居合刀を使って進めていきたいと思っておりますので、お持ちの方はご用意下さい。貸し出し用の杖と木刀もご用意してあります。短い時間ですので、なるべく参加された方にとって、有意義なものとなるように進めて参りたいと思っております。井上さんとの講習も非常に楽しみです、明日は皆様どうぞよろしくお願いいたします!


 イオンカルチャークラブ剣術教室
 第2回 GM happyコラボレーション(参加者受付中!)
 金山孝之 7月稽古日程
 SAMURAI BRAKE
2015-07-20(Mon)
 

抜刀術集中指導

 現在深夜の1時30分、9時30分頃に帰宅したのにどうしてこんなに遅くなっているのかいつも不思議に思う。今は家に居てもやらなければいけないことがあるが、なんとかやりくりを上手くしていきたいと思う。

 さて本日の講習であるが、まず昼におこなったgold castleでは、中国人の体験参加の方が2名来られ、今日の講習が気に入っていただけたのか次回も参加したいということになった。まだ外国の生徒さんはいないので、老若男女、多国籍に至るまでこの教室内の空間がまた面白くなりそうである。

 講習では、久しぶりに抜刀術を中心におこなった。まずは体捌きを取り入れた五種類の納刀で身体をほぐし、抜刀術「鷲眼一閃」をおこなった。この抜刀術は、体の移動とともに抜き打ちに斬っていくのであるが、構えの重要性と、足運びの重要性を説明した上で実践していただいたが、おそらく皆、どうやって動いたら良いのか分からず動けない状況に陥ったのではないかと思う。難しいと皆さん仰っていたが、抜刀術は全て難しいので、私としても皆さんの気持ちが痛い程分かりながらも伝えていくしかない。次に「趺踞からの抜刀」をおこなった。これは私が甲野善紀先生の抜刀を参考に稽古を積んだもので、林崎甚助の流れを汲む流派の抜刀とは異なるものである。この抜刀ではまず趺踞という、独特の座り方に苦労される方が多い。非常に不安定であるが、不安定であるからこそ動きやすいものでもある。この座り方を見てその人の身体の具合が良く分かる。近所に老舗の武道具屋さんがあるIさんの座り方は非常に落ち着いたものであり、まだ体は上がってしまうが、足の浮かせ方と開きかたが抜刀と合っていた。

 次に「逆手前方抜き」をおこなった。これは小太刀に」よる体捌きからヒントを得て考案した抜刀であり、そのため鞘引きをほとんどおこなわず、身体の重心移動により逆手で抜刀する技である。

 いずれの抜刀も簡単なものは無く、今日はアクション派のHさんの顔色がいつもと違い、他の方も集中して取り組んでいた。難しいものばかりのメニューだったので大変だったかもしれないが、身体の使い方のヒントがこれまでおこなってきた、蟹の前歩きや雀足移動にクロール歩行などの要素が含まれていることを体感していただければ、これからの稽古が身になってくると思う。

 中国の方も、いきなり難しい抜刀を一緒におこなっていただいたが、全く分からない状況ながらも、今まで見たことの無い動きを体験したことで、非常に興味をもってもらえたのではないかと思う。

 夜からは、西葛西でイオンカルチャークラブの講習をおこなった。まず、歩き方の練習をおこなった際に、Nさんのバランスを良くするにはどうすれば良いかと考え、片足を高く上げ、片足ずつ真っ直ぐに立ち、その足を下ろしながら床に着く寸前に次の足を高く上げるという歩法をおこなった。つまり、足裏の接地の方法と自分の体重を片足でバランスを取りながら立つことを、感覚的に身に付けていただく必要があり、この場合の身体のブレの要因が、足首の使い方にあることが判明した。ここではほぼマンツーマンに近い形での少数稽古であるため、長年の運動不足による姿勢とバランスの悪さからなる身体の不調を、ジックリと見ていきながら直していく治療的空間でもある。悪ければ悪いほど、私としてはそこから直っていく過程がみえるので楽しみでもある。

 さて、明日はどういうわけだか初めての方や二回目の方が多く、どのような出会いがあるのか楽しみである。明日は、昼に戸越体育館、夜に総合体育館なので、会場間違えの無い様にみなさんお気を付けてお越しいただければと思う。


 7月20日の特別講習会「GM happyコラボレーション」が間もなく開催となります。武道具をお持ちの方は、杖、木刀、居合刀などお持ち下さい。それぞれの方のやりたい動きについて私も得物を使い分けながら進めて参りたいと思います。19日いっぱいまででしたらまだ参加のご連絡は可能ですのでご連絡お待ちしております。


 イオンカルチャークラブ剣術教室
 第1回 GM happyコラボレーション(参加者受付中!)
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 金山孝之 7月稽古日程
 SAMURAI BRAKE
2015-07-19(Sun)
 

「続飯付」からの気付き

 雨台風がゆっくりゆっくり日本列島をまたいで行こうとしている。今朝は猛烈な雨音に目が覚め、「今日は、びしょ濡れになるなぁ・・・」と思っていたが、運の良いことに私が移動しているときは一切雨に降られずに済んだ。午後からおこなった高田馬場での稽古中は、武道場内に吹き込んで来るほどの雨と風であったが、台風らしく降ったり止んだりまったく予測不能な天候の移り変わりであった。

 そんな高田馬場での稽古では、W氏とともに蒸し暑い武道場で汗だくになりながら稽古をおこなった。四方突きに時間を掛けて見て行ったが、後半形にはなってきた。次回は十一連続動作之型を進めて行きたいと思う。最後に少し体術をおこない、身体の中心を取る稽古と、浮きを掛けて沈んでいく稽古などをおこなった。

 次に電車に乗って住吉に向かったのであるが、半蔵門線と都営新宿線の乗り換えを間違えて、九段下から逆に新宿三丁目まで戻ってきてしまった・・・・・・本を読んでいたので途中までまったく気が付かなかったのである。

 住吉の稽古場では、K氏とともに稽古をおこない、剣術では新たに斬り上げをおこなった。これは今後組太刀稽古に取り入れたい動作となっており、正眼からの突きに対する、跳ね上げからの斬り込みや、対正眼に対しそのまま籠手を斬り上げる稽古としておこないたい。

 さらに今日は鹿島神流の組太刀にある「続飯付」をおこなった。これは仕太刀としては数年振りにおこなうことが出来たので、あらためてK氏と稽古が出来て良かったと思うし、袋竹刀を手に入れて良かったと思う。そういう気分になれるほどK氏との稽古で気付いた部分がいろいろと出てきた。相手の力を利用するには、その時期があり、それまでは相手に対し敵意を出さず、むしろ仲良く同調してあげるぐらいの方が技として成立しやすい。そして、相手の力を利用した場合は、やった感が無く、何か間違えているのかズルをしているのか妙な感じなのである。もちろん私程度の技術では甘い部分が沢山あるだろうが、力じゃなくとも相手を崩せることの実感は、打太刀をやってみて非常に良く分かるのである。K氏もこの稽古には非常に夢中になられていたが、この「続飯」がさりげなく出来るように修練したいと思う。これは技術的な部分もあるが、おそらく相手を通じての感覚的なものも大きいので、これからの組太刀稽古では重点的におこないたいものである。


 イオンカルチャークラブ剣術教室
 第1回 GM happyコラボレーション(参加者受付中!)
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 金山孝之 7月稽古日程
 SAMURAI BRAKE
2015-07-16(Thu)
 

愛の鞭

 すでに深夜2時を過ぎてしまったが、今夜はいろいろと気分が盛り上がっているので睡眠不足になってでも一日の締めくくりとなる日記は記しておこうと思う。

 梅雨空が続いた先週とは打って変わって、30度を超える日が続いている。YAHOO!ニュースで記してあったが、この5年間で国内約2.500人が熱中症で亡くなったそうである。そう考えると、平均すれば一年に500人が亡くなっており、それが夏の期間とすれば、かなりの人数が短期間の内に亡くなっている事になる。この人数が何か流行のウイルスであればもっと大騒ぎになるだろう。

 人身事故や、熱中症などによる死亡は、どこか慣れてしまっているような感覚になっているから怖いものである。これが違う要因で毎日同じ人数の死亡者が挙げられれば、大問題となるであろう。暑くなってくると人間心に余裕が持てなくなるのか、今日は電車内で、優先席に座っているまだ若い感じの男性がゲームをしながら肘を張り出して座っており、注意した隣の年配の男性と口論となっていたが、どう考えても、優先席で肘を張ってゲームをしている男性に非があるのであるが、直ぐに喧嘩口調になっていたので、なんだか見ていて悲しくなってしまった。その男性に限らず、最近はスマートフォンにイヤホンというスタイルが増えてきており、音漏れの大きい人も少なくない。ゲームをしている人の率も高く、あまり良い空間ではない。特に電車内というのはどうして人と人がいがみ合いやすいのであろうか・・・・・・そして不思議なことに、エレベーターの中というのは妙に親切になったりする。あれは親切心なのだろうか、それともその場の空気からなる義務的対応なのだろうか・・・・・・他人と他人が同一空間で一緒になるというのは、その場所によって対応がえらく変わってしまうから不思議なものである。そういう意味では茶の湯というのは細やかな計算と配慮によって上手く演出されているのではないかと思う。もっとも茶道にはまるっきり疎い私であるが。

 今日は、高齢者のための剣術教室から始まり、初めてとなる木刀での袈裟斬りをジックリとおこなった。杖の講習では、力みを取りながら身体の可動域を向上させる内容でおこなっていたのに対し、今日の袈裟斬りでは、極力腕を使わずに、身体と剣がブレないように、身体の芯を練っていくための内容をおこなった。この斜めに剣を振るというのはなかなか難しいものである。真っ向斬りであれば、真っ直ぐなので軌道は分かり易いが、袈裟斬りになると、それぞれの角度が微妙に間違っていたりして、それにともない身体の使い方に無理が生じたりするので、なかなか難しいのである。ここでの講習内容は、楽しくワイワイやれる内容や、それぞれが自身の身体と向き合ってジックリ取り組めるものなど、さまざまに幅を広げておこなっていきたいと思う。元気のあるSさんは、今日は一番乗りで早く会場に入られていた。とにかく、回を追うごとに熱心になられているので、その気持ちには全面的に応えていきたいと思っている。毎週火曜日の10時から講習が始まるのであるが、10時前に会場で皆さんと顔を合わせる瞬間が私は好きである。この空間が保たれているのは皆さんのお陰であり、世話人を務めて下さっているご婦人Oさんのご尽力によるものでもある。

 願うことは、皆さんの元気な姿を毎週見ながら、楽しく真剣に、長くこの教室を続けていきたいと思う。今現在の私は、いろいろな人との出会いが毎週増えてきているが、出会いがある分、いつかは別れを覚悟しなければならない。そのことはあまり考えたくないが、とにかく一日一日をその時のために大事にしていきたい。

 午後からは高田馬場にてM氏との稽古をおこなった。M氏にも木刀で袈裟斬りをジックリとおこなっていただいた。不思議なもので、ある段階になってくると雰囲気が変わってくる。それぞれの細かい部分が、ある一定の調和に触れたときに、何かしらの雰囲気となって表れるのだろう。私の思う身体表現の美しさは、そういった身体の各部分が、ある動作に対し完璧な調和となって表れたときに、味覚に通じる、理屈ではない口にした瞬間に、誰でも思える「美味い!」(美しい!)になっていくのではないだろうか。

 ならば、普段から何を口にし(稽古し)味覚の判断(動きの質)が狂わず、より美味しいもの(質の高いもの)へと求めていけるか。より美味しいと誰もが思えるものを作るためには、食材の鮮度(進展した動作)と調理の段取り(技や、形に対する無駄な動きの無い手順)過度の調味料を入れずに(余計な動作を入れず)最適なタイミングで(相手の動きを見て)提供すること。

 組太刀稽古では、M氏には初めてとなる「逆袈裟」「下段籠手打」をおこなった。これまでは竹刀と竹刀で打ち合うような稽古メニューであったが、今回は、M氏の頭や肩、籠手などを打ち込んだ。まあ女性なので初めは面食らったかもしれないが、こういう稽古はK氏ともよくおこなってきたので、M氏もそろそろ必要であると思っていた。こういう理屈ではない、痛みや怖さを感じる稽古というのは必要であることを、今日はいつも以上に実感した。人の多い高田馬場の武道場内でも、防具無しで女性の頭や籠手に打ち込んでいるのは他にいないであろう(籠手だけはサポーターを着けているが、その分強く打っている)今のところ遠慮なくこの稽古が出来るのはK氏とM氏ぐらいだろう。

 夜からは、終電近くまで甲野善紀先生のメールマガジンの撮影のため、受けとして参加させていただく。この日一日のことが過去のものと思えるほどの濃密で、大事なものを得られた時間であった。何年経っても緊張するが、緊張の後にはかならず幸福感があり、次に向けての指針となってくる。今の私があるのはこの空間を経験したことが全てと言っても過言ではない。

 一日一日と、いろいろな出来事が待ち受けているが、今見えている世界、これまで見えていた世界、何かに出会い、学び知ることで、見えてくるものがある。まだまだ知らない世界感を養うためにも、日々やるべきことを積み重ねていかなければならない。だが、自分で決めた道であれば、それは決して苦労だとは思わない。ただ時間だけはもっと欲しいと思う。


 イオンカルチャークラブ剣術教室
 第1回 GM happyコラボレーション(参加者受付中!)
 第2回 GM happyコラボレーション(参加者受付中!)
 金山孝之 7月稽古日程
 SAMURAI BRAKE
2015-07-15(Wed)
 

役者と剣術についての必要性

 このタイトルに関してはいつかその時がきたら声を大に発して行こうと思っている。今はまだその時ではないので、直接稽古に参加された方にお話しすることはある。
 さて、昨日にも増して暑い本日は、高田馬場でM氏と稽古をおこなった。私にしてみれば久しぶりの男性の稽古生である。昨年までは、高田馬場での稽古生は男性しかいなかったのであるが、今は女性の方が多い。そのため今日は新鮮な思いでM氏との初稽古をおこなった。

 本気で取り組む姿勢で参加されているので、一つ一つの稽古にシッカリと向き合うように時間を使っておこなった。役者のM氏とは、生き方などについて話が交わせるので、これからの稽古の中で私としても一言一言が意味のあるものとなるように、互いに何かを探し求めていくような稽古空間となっていくだろう。

 この高田馬場ではこれまでに何人か役者の方と稽古をおこなってきたが、皆同様に真剣に稽古に取り組んで来られた。そしていろいろと話をすることも多く、いずれも濃密な稽古であった。私もこれまでの人生とこれからの人生がどのように変わり、自分らしく生きていけるか・・・・・・自分の望む環境を求め、そこに身を置く時間が長くなるにつれ、変わっていくものだと信じている。夢を持ち、希望を持って情熱と共に励んでいけることは素晴らしいことである。だが、ある時に環境に変化が訪れ、自分だけではどうにもならない悩みや苦しみが、これまでの生き方を見直さなければならないという選択に追い詰められてしまう場合もある。自分の言葉が通じるにはどうすれば良いのか、自分らしく生きていくにはどうすれば良いのか、そう真剣に考えている人は少なくないだろう。答えは自分の中にあるものなので、迷い苦しんでいる間の時間というのはとても重要だと思う。それは次に繋がる縁の始まりでもあるのだから。

 今日は事務作業に追われた一日でもあった。だが、自分の活動に関する事務作業は全く苦には感じないし、むしろ趣味と言ってもいいほどの楽しさを感じている。何かを生み出す、そして広がり発展していく。今の私にとってそれは武術稽古から始まったものであり、そのことについては常に全てに対し感謝の気持ちを忘れずに持っている。縁の繋ぎ渡しがあり今がある。これからの人生もどのように繋がっていくのか、私が取り組まなければならないのは、これまでもこれからも、学びとなる武術稽古をおこなうことである。


 イオンカルチャークラブ剣術教室
 第1回 GM happyコラボレーション(参加者受付中!)
 第2回 GM happyコラボレーション(参加者受付中!)
 金山孝之 7月稽古日程
 SAMURAI BRAKE
2015-07-14(Tue)
 

第2回 GM happy コラボレーション

 8月15日(土)に特別講習会を開催いたします!

 この企画は私、金山孝之がこれまで出会ってきた人の中で、人柄も含め才能のある方とともに講習会をおこなうことで、この企画に参加された方が楽しく有意義に幸せなひとときを体験できることを目指したものであります。そして私自身、この人とともに講習がしてみたいと、互いのセッションからその空間に何が生まれるのか非常に楽しみにしていることから、タイトルをGM happy コラボレーションといたしました。

 第2回目の講習は、第1回目に続き「ヨガと剣術&杖術」のコラボレーション企画です。
ヨガのルーツから、呼吸法や動作について分かりやすくおこなってまいります。
剣術&杖術では、初めての方でも楽しんでおこなえる身体の使い方を説明していきます。(貸し出し用の鞘付き木刀、杖、角帯、など数に限りがございますが用意してあります。)

 ゲスト講師は、甲野善紀先生の講習会やDVDの撮影などでご縁がありお世話になっている井上欣也さんをお迎えして開催いたします。講習終了後は近くのレストランで懇親会を予定しておりますので、ワイワイ楽しくお話出来ればと考えております。

第2回 GM happyコラボレーション


 【開催日】
 2015年8月15日(土)


 【開催場所】
 品川区 総合体育館 柔道場
 (JR五反田駅、JR大崎駅、都営浅草線五反田駅、東急池上線五反田駅)いずれも徒歩10分ぐらいです。
 

 【時間】
 15時00分~16時00分 『剣術&杖術』/金山 孝之

 16時00分~17時00分 『呼吸と動作のヨガ』/井上 欣也


 【参加費】
 3.000円 
 (懇親会でのお食事代は別途それぞれにお任せいたします)


 【お申し込み方法】
 こちらのブログのお問い合わせフォームまたはこちらの窓口http://kokucheese.com/event/index/316855/より下記の内容を明記して送信下さい。
 ①「氏名」
 ②「年齢」
 ③「性別」
 ④「懇親会の参加または不参加」 

 その他ご不明な点がございましたら御連絡下さい。上記の内容を確認しましたら、こちらより折り返し御連絡させていただきます。


 【井上欣也さんのプロフィール】
  2007年より松聲館の甲野善紀先生の講習会に参加。講習会のアシスタント等も務める。
 以後、武術、武術を基盤とした身体操作と並行し、指圧、ヨガなど東洋の身体観、思想に学び、研究を行う。

 2009年より卓球の方向けに、身体の使い方や動き、ストレッチ等の指導を始める。
 現在、伊勢原市、海老名市にて身体の使い方を考える講習会を開催中。

 今ある身体から新たな一面を発見する事はとても面白く、不思議です。また今の身体の状態も分かってくるようになります。様々な動きを通じて、偏りや癖、当たり前だと思っていた動きや考え方を少し視点を変えて観ていくと、思いがけない発見があると思います。

 (活動履歴)
 DVD
 「甲野善紀 技と術理2013、2014、2015」に受けとして出演。

 医王会指圧センター
 上級コース修了

 龍村式呼吸法&健康YOGA
 インストラクター養成コース修了


 こちらのブログ以外にでも、私や井上さんに直接お申し込みいただいても大丈夫です。初めてお会いになる方、久しぶりにお会いになる方、いつもお会い出来ている方、ぜひお気軽に参加してみてください。お待ちしております!


2015-07-13(Mon)
 

皆さんに支えられていることのありがたさ

 暑い日曜日となった今日は、品川区総合体育館と戸越体育館で講習をおこなった。最近生徒さんの稽古着が黒系統になってきており、特に黒でなくてはいけないと言うわけではないのであるが、雰囲気としては引き締まった感がある。私の場合いつも剣道着なので藍色の上下であるが、一年を通じて使っているとかなり色落ちがしてくる。インディゴブルーのジーンズの自然な色落ちも綺麗であるが、藍染めの道衣の色落ちは使うほどに味わいが出てくるので私は好きである。武術稽古を始めたころの道衣は藍色ではなく紺色のものであったが、何度も洗濯して白っぽくなってしまったが、捨てられずにしまっている。夏は洗濯頻度が高いので、新たに同じ道衣と袴を買っているのだが、比べると色が全然違うことに気が付く。高田馬場では年間を通じて、夏用の道衣と袴を使用している。それ以外の場所での冬場の講習のみ、冬用の道衣と袴を使用している。袴はあまり重たくない方が稽古がしやすいだろう。(特に夏用、冬用とは決まっていないが、生地の厚さでそのように分けている。)

 昼間の部では、9歳のK君がいつにも増して元気であった。武道場を所狭しと駆け巡り、杖が好きなので私が心配するほど武道場の端から端まで、打ちや突きをおこなっていた。その中でも感心だったのは、杖の「十連円打」をほぼ覚えていたことであった。九が廻し打ちということを覚えており、大人でもそこまで覚えていない方が多いなか驚かされてしまった。

 今日はそれぞれ最後にこの「八連円打」または「十連円打」をおこなった。全体的に覚えが早く、特に昨日土曜日に初めておこなったKさんは今日の講習で十連円打まで全て出来るようになったから驚きである。生徒さんの上達が早くなるのには、私だけの力ではない、生徒さん同士で教えあうことが実は大きい。たくさんの生徒さんを見て回るので、やはり見られない時間も出てくる。バランスと優先順位でそれぞれを見ているが、そういった時間を効率よく全体の底上げとなっていくのには出来る人が教えて上げることも互いに学ぶ上ではプラスであるし、身体を通じてのコミュニケーションとなる。

 だが、教えることに快感を覚え、求めていないのに教えるようになってしまうとこれはこれで困ったことになる。なので、基本的には勝手に教えないが、その人が困っていて私がそこに居なければ、助け舟という形でサポートしていただく形が全体的な流れとして上手く行くだろう。そういう意味では、今日の講習は昼も夜も合わせて、私としては非常に良かったと思う。「何で私が教えなければならないんですか先生!」というぐらいが実は全てが上手く回っていくものだと思う。

 このgold castle の空間では、私もあまり細かいことは言わないのであるが、ここまで生徒さんのお陰でいい緊張感と笑いが保たれ、このことに関しては本当に感謝している。私と大城先生とのキャラクターからなるご縁で、これまで支えられてきていることをありがたいと思っている。つまり大城先生のキャラクターのお陰でもある。近しい人と常に行動していると忘れてしまいがちになるが、やはりこの教室の現在があるのは、大城先生とでなければ成り立たなかっただろう。生徒さんが安心して、時に助けていただきながら真剣に取り組むことが継続出来ているのは、思いが通じているからなのかもしれない。私も今日の稽古で9歳のK君との十連円打はこれまでにないコミュニケーションであったと思う。子供も大人も相手の思いに対しては敏感である。これからも大事なことを忘れずに不器用ながらも指導させていただく者として成長していきたいと思う。


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 金山孝之 7月稽古日程
 SAMURAI BRAKE
2015-07-13(Mon)
 

自分にとっての稽古環境の在り方

 このところ、いろいろと稽古に集中しがたい状況に追い込められているような感じである。そういう縁が出来てしまったのか、あるいは私自身の稽古に関する何か、取り組み方が微妙に変わってきたのかもしれない。いずれにせよ、毎回誠意を込めて取り組んでいるつもりなので、間違った方向に進んではいないと思う。

 伸びている人が止まってしまう事には、身体的要因よりもその他の要因がさまざまに関わり合っているように思う。そしてその事は残念ながら、本人にはどうしても理解されないことも少なくない。身体と心の関係は密接であることがこういう面においても如実に表れてくる。

 そういった部分が見えながらも、伝えようの無いもどかしさもある。余計な事を考えずに興味を示し続ける人は、真っ直ぐに伸びてきている。そういう部分においては私自身学ばせていただいている。結局のところ何かの事態を招いてしまっているのは本人に原因があり、そういう部分を変えていかなければならないのであるが、それが出来ないのが現実であろうか・・・・・・

 縁に抵抗するならこういった余計な考えに時間を使われてしまう。私も四十歳を超えているので、なるべくなら余計な時間を費やさずにこれまで費やしてきた時間を取り戻すべく、真っ直ぐに突き進んで行きたいものである。縁の見極めに情けをかけ優柔不断な現在であるが、私自身余計なことに巻き込まれたくないので、私が私らしく生きていくために今後どういう対応に迫られるのか、恐らく予想は出来ているが、もうしばらくのあいだ時間を費やすとした。

 さて、愚痴とともに前置きが長くなってしまったが、スッと武術稽古の事を考えられないのは既に大きなマイナス要因である。そんな事は忘れて、今日の講習では、新しい杖の体操「螺旋廻り」をおこなった。先日この螺旋廻りの、締めが甘いことに気がつき、皆さんにおこなっていただいたところ、それぞれ大変そうであった。どうやらそういう時の私の表情は本当に楽しそうにしているようだと、Sさんが仰っていた。果たしてそうなのだろうか・・・?明日確認したいところである。

 今日の講習は杖術をおこなったが、打ち込みにしろ突きにしろ、これまでよりも深い説明をおこなった。それなりに出来るところを伝えてやっていくのもいいが、誠実であるなら、その動きの本質の部分について、理解出来なくとも伝えていくことも必要だと感じた。あまり難しい事を説明すると、シーンとして表情が曇りがちになることが多い。だが、直ぐに出来そうなものと、どうしていいのか分かりにくいものと、その両方は長い目で見ると必要であると思う。心が離れなければ、気付きは得られやすい。

夜からはイオンカルチャークラブでの講習をおこなった。ここでも身体についてゆっくりとしたペースでおこなう必要がある。伸びたい人、伸びなくてもいいから、ある一定のところで型を決めてやりたい方、いろいろなタイプがいると思われるが、私も自分を見失わないように、何でも屋にならにように、自分にとっての稽古になるかどうかということを判断基準に、これからは心を見て稽古を交わしていきたいと思う。

 それにしても私は甘すぎるところがある・・・・・・


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 金山孝之 7月稽古日程
 SAMURAI BRAKE
2015-07-12(Sun)
 

上虚下実による剣の振り

 本日は高田馬場でM氏との稽古をおこなった。その中で、斬り上げについて身体の使い方に気が付くところがあり、対正眼に有効であることが分かった。円に使うことで、威力も出るが、どこから来るか分かり辛いと有効である。下からというのは、脇の下であったり、籠手であったり、また相手の剣を強く跳ね上げることも出来るので、これからの剣術稽古にまた一つ加わることとなった。

 ブログからの「お問い合わせ」が、スマートフォンだと出来ないと言うことを知り、本日携帯用から、PC用のテンプレートに変更したところ、スマートフォンからも「PCビュー」をクリックすれば、お問い合わせが出来ることが分かった。ホームページでもブログでもそうだが、案外このスマートフォン用のテンプレートは、自動設定されていることが多いが、個人的には不便である。割合的には、スマートフォンから訪れている方が多いと思うので、そのあたりは気を付けておかないと間違いに気が付かない事もあるかもしれない。私がスマートフォンを持っていないのですぐに確認する事が困難である。

 先日ホームページで新たに開設した「こくっち!」を3件追加した。まだ私と大城先生の内容であるが、メインは生徒さんなので、ご連絡をいただければと思う。

 今日は袈裟斬りについて少しだけ進展があった。まだ速く振ると力みが出てしまうので、ゆっくりしか振れないが、前回に比べ感覚の再現性が確認出来た。やはり大切なことは「上虚下実」である。


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2015-07-11(Sat)
 

新しい杖の体操「螺旋廻り」

 本日木曜日は、高田馬場と住吉のダブルヘッダー稽古である。まず、高田馬場では新たに杖の体操メニューが加わった。これは、股関節まわりが柔らかい方には優しいが、普段あまりやらない動作であるため、慣れてない方には股関節回りの可動域向上と、バランス向上に効果的であると思う。体を一回転させながら、沈み込み開いた前足のふくらはぎに後ろ脚の膝が当たる動きとなり、その動きから「螺旋廻り」(ねじまわり)と名付けた。高田馬場でW氏とおこなった際には、この螺旋廻りが2,3回で一杯一杯であったが、住吉でおこなったK氏との稽古では、さすがに何度もおこなうことが出来た。こういう半身系の身体の使い方は相当練られているK氏でもあるので、こういう動作は全く苦にならない様子である。

 今日は、「高速三段斬り」が私自身、身体が自動的におこなえるようになってきたので、四段~八段までおこなった。さすがに六段以降となるとまだ高速では出来ないが、八段目となると、足を開いて地面にくっついているように低くなりながらおこなわなければならず、「こういう体捌きは稽古になるなぁ」と思うのであった。この稽古で重要なことは、頭で考えて身に付けるというよりは、手足の各部分を高速で合わせるために装置化した身体の使い方が求められ、今日の住吉の稽古では、抜刀術の「巴抜き」における、足の差し換えからの、前進の際の複雑な足運びがスムーズにおこなえるようになっていたことと、組太刀稽古では「足払い浮船」における、体の沈み込み(千鳥足)が速やかにおこなえるようになっていたことに実感があった。

 剣術稽古では、中段八相からの歩を進めながらの袈裟斬りにおける足運びの感覚が、股関節の引き上げによる速やかかつ力強い足の運び方がなんとなく出来るようになってきたが、これをどう説明していいのか分からないので、脚部の鍛練稽古でその感覚を掴んでいただくしかないのかもしれない。

 気温が低いが湿度が高いため、高田馬場や住吉では大量に汗をかいてしまう。だがこういう汗は全く嫌な感じがしない。身体を動かすことは、運動不足の解消だけでなく、気分的な部分においても重要な役割を果たしていると思う。そのためには、なるべく早いうちから身体を動かすことを心掛けていたほうがいいのかもしれない。昔に比べて今はインターネットで何でも出来る時代になり、人に会ったり身体を動かすことが少なくなってきたのではないだろうか。そのため、どうしても偏った環境で、仕事にしてもプライベートにしても情報を詰め込まされるので疲れてしまうこともあると思う。大人になってからの人生は長いので、気持ちよく身体を動かすことに対しては時間を割いてでも作っておいたほうがいいかと思われる。

 7月20日(海の日)におこなわれる第1回 GM happyコラボレーション開催まであと10日となった。さらに8月15日(土曜日)には第2回 GM happyコラボレーションが開催される。本日新たなチラシとなる画像が出来たので、タイミングを見て発表したい。

 7月24日(金曜日)と7月25日(土曜日)に二日掛かりで長野県上田市までSAMURAI BRAKEの撮影をおこなうことになった。真田幸村の甲冑も私を待っていることだろう!2月におこなった新潟県直江津以来なのではりきって出陣したいと思う。


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 SAMURAI BRAKE
2015-07-10(Fri)
 

なでしこイレブン

 本日の「高齢者のための剣術教室」は、運良く雨に当たらぬ往復の道中であった。七夕と言えば毎年晴れた記憶が無いのであるが、そういえば願い事などいつから考えなくなったのだろう・・・・・・

 そんな曇り時々雨の一日でもある今日の講習は、全員参加の12名、うち男性が1名なので、クラーチのなでしこイレブンが揃ったのである。これは講習で言おうかと思ったがタイミングが上手く合わなかったので躊躇した。

 今日は久しぶりに抜刀術をおこない、難しいながらもやはりこういう雰囲気が好きな方もいらっしゃるので、木刀が重いと言われてしまうこともあるが、時々集中しておこなっている。

 全体的に身体の使い方が良くなってきたように感じる。最近はクラーチでもイオンカルチャークラブでも肩凝りがひどい方がいらっしゃるが、この剣術教室でおこなっている杖の稽古が特に肩凝りに対し効果的である。クラーチのSさんも、初めは首や肩の痛みなどから入会するにあたって不安をお持ちでいらしたが、今日の講習後には、「終わった後は肩が気持ちいいのよ!」と仰っられていた。日常生活で腕を動かしても、ジックリと肩甲骨まで動かすことはないかと思われるので、こういう場所に来て、皆で一緒に身体を動かすことがこれからの身体の状態を考えていくには重要となっている。

 さまざまな運動があるが、このクラーチ剣術教室が口コミで広がってきているのは、運動に対する身体への実感が感じられやすいからではないかと思う。その中でも杖は軽くて滑らせる気持ちよさがあるので好評である。全身を使いながら、ある動作のための手順を考えながらおこなうことが必要であり、肩甲骨の可動や重心の安定など、指先を使いながらおこなうものなので、同時にさまざまなリハビリ要素が働いているので、この講習を受けておられる方は、難しいと思っていたけど、一つ一つ出来るようになってきたことを実感されていると思う。今では、皆さんで教え合うようになってきているので、楽しむことと、集中して身に付けるということが、いいバランスでみなさん取り組まれているように感じる。

 最高齢のDさんは今月で86歳になられ、この教室の中でももっとも覚えが良く姿勢も綺麗で本当に驚きである。おそらくこのブログを読んでイメージされている姿と、実際の姿には大きな開きがあるだろう。たまに小走りしてる様子を見て、それが普通の姿であるから驚きである。そして今日新たに驚いたのは、今現在一番新しい生徒さんであるIさんが、実は82歳であったことが、今日のみなさんとのお昼ご飯の時に分かったのである。これには、お食事に参加されたみなさん口を開けて驚いていた。10歳位は若いと思っていたから、世の中には色々な方がいらっしゃるとあらためて驚かされた。

 クラーチの帰りに、行き着けの武道具屋さんで杖を三本購入し帰宅。今日は七夕ということもあり、新たにホームページにgold castle 殺陣&剣術スクールの講師も含めた生徒さん達のお仕事や活動その他いろいろとお知らせや近況報告が出来るページを開設した。皆さんにとって有益な情報を共有できるものとし、さらに検索上位のホームページでもあることから、なるべくいろいろな方の目に留まるように利用していただければと思っている。私もこれからの活動報告や告知をここに掲載させていただきたいと思っている。どのくらいの方からご連絡があるか分からないが、私もあまり時間がないので、簡略した掲載になるかと思う。そのため出来るなら、詳細についてはリンク先で確認出来るようになっているとありがたい。楽しく、ユーモアのある掲載ページにしたいという思いから、気がるに情報交換していただきたく『こくっち!』という名称にした。

 それにしても一日一日新たな出来事の積み重ねである。久しぶりにSAMURAIの仕事を引き受けたので、またSAMURAI BRAKEのfacebookが楽しみになってくる。久しぶりにいつもの仲間に会うのも楽しみだし今後の活動展開も楽しみである。

 先日のなでしこJAPAN決勝戦前夜に、gold castle のなでしこHさんがついに袴デビューをされました。正確には、前日の土曜日ににデビューされましたので二日目ですが、これからも益々励んでいただきたいと思います。


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 SAMURAI BRAKE
2015-07-07(Tue)
 

なぜ肩が力むのか?そもそも力みとは何なのか?

 このタイトルに関する答えは今の段階では分からないし、この先理解しては新たな疑問にぶつかる、ということの繰り返しになるのではないだろうか・・・・・・

 しかし本日は井上欣也さんとの稽古で少しそのことが分かったような気がした。この月に一度の井上さんとの稽古のおかげで、理解の遅い私にとって本当に身になる稽古となっている。今日の稽古では、いつもは杖術、剣術、体術という流れで進んでいくのだが、今回は井上さんの勢いに委ねて体術からおこない、その中で、力むこと、詰まること、滞ること、そうならないため、またはそうなっている場合の取り除く感覚を学ばせていただくことが出来た。相手と繋がること、力みや詰まりがでないところで下丹田や背中を使う感覚が重要であることも分かった。

 その体術稽古からおこなったことで、剣術における袈裟斬りに発見があった。それは、一ヶ月ほど前から、背中を使う意識が芽生え、そのためには腕の位置が少し前方に移動し、さらに少し上に上がる位置が、肩が楽であり、背中の横の辺りを落とし込んで使えるのではないかと思うのである。だが、その意識が強いと肩が力み、自分で振っていても駄目なのが良く分かるのである。そこで、構えの際に肩の力みを取り除きながら、新たな身体の使い方のための位置を探る。この力みを取る感じが最近はようやくつかめてきたような気がする。

 剣を振る際に、左腕の意識が強すぎて、右腕や背中がバラバラになっていたことに気がつき、その辺りの使い方を工夫してみたところ、井上さんに見てもらいながらハッキリと違いが表れていたことで、極々微妙な違いであるが私の実感と井上さんの反応に誤差がなかったので、こういう方と稽古が出来るのはありがたいことであると感じるのであった。まだまだ速く振ることは出来ないが、この剣がフッと抜けていくような、いつもと違う感覚を今後も逃がさないように、私の中で展開していきたいと思う。

 足運びの稽古では、やはり井上さんに追い抜かれてしまった。三歩で長い距離を移動していく通称「アメンボ移動」であるが、これまでの稽古で見つけた身体の使い方をお伝えさせていただいたところ、これまでの倍近い距離の移動が可能となった。そろそろこの稽古はやめようかと思う。(笑)

 「高速三段斬り」では、全体に通じる剣術の身体動作を、ある種装置化させるための稽古でもあり、この稽古の場合、頭で考えておこなうよりは、自分の身体を乗りこなしていく感覚を掴む事が有効である。しかし、稽古というのは考えたもの勝ちのようなところもあり、自分で見つけた動き方というのを、人にやっていただいた時に、いろいろな粗が見えてくるのである。自分としては、自分で見つけたその動きを数多く稽古してきたことは無く、ただ、「こういう動きが出来たらいいなぁ」というところから、「出来るかも知れない?」に変わり「身体に任せて方法を仰ぐ」というような稽古法でおこなっている。そこで肝心なことは、稽古というのは人に言われた方法を身に付くまでやりこむよりも、自分の中に備わってきたものから、身体にとって有益な稽古内容を見つけそれが技に繋がっていくことが望ましいのではないだろうか。

 そうなってくると、動きを引き出すための条件というのをどのようにして見つけられるかが大事であり、その条件の中で目的を達成させることが身体の使い方、またはそのための感覚を養っていくものであると思う。私の場合それが下丹田や股関節に効く鍛練稽古になる場合が多いが、高速三段斬りや、杖術における繋ぎの動作は、ある条件を設定しているので、身体を装置化させるような操縦技術の習得が必要である。

 そう言うと、抜刀術稽古というのはまさに、鞘の中に入っている刀をある位置に向かって瞬時に斬り込んでいくという、大変厳しい条件設定でもある。だからこそ、独特の身体感覚が養われ、その瞬間装置化した動きを身体が遂行しているのである。

 杖術においては、井上さんからのご指摘により、構えの際の肩の位置が杖の操作に置いて詰まりに関係してくることが分かった。これは今後、背中の使い方と会わせて肩が詰まらない形を追求していきたい。杖術では今回この打ち込みに時間を費やし、黙々と汗を流しながらおこなっていた。こういうそれぞれが自問自答しながらおこなう稽古が自然に生まれてくるのはいいものであり、こういう身体の中身を探るような稽古が出来る人を私としても増やしていければと思う。

 体術では、今回の稽古でかなり沢山おこなったように思う。肩が力まないこと、力んでしまうと身体全体が使えず、そこでエネルギーが止まってしまう。もちろん肩というからには肩甲骨が大きく関係している。今日は井上さんから鎖骨を使っての貫通力を体感した。人間の身体は本当に不思議だと思うし、こういうことが当たりまえのように子供の頃から教えられていたら、どうなっていたのだろうかと考えてしまう。肩が力むのはなぜなのか?なぜ肩が力みやすいのか?そもそも力むということはどういうことなのか?それが弊害をきたしているのであれば、逆の発想でおこなうといいのであろうか?その辺のことが分かってくれば、もっともっと身体の使い方は変わるだろうし、技も効いてくるような気がする。いろいろ考え過ぎてしまうと分からなくなってしまうが、今日学習したことは、これまで何度も言われていることであるが、肩が力まないこととその抜き方による効果の実感だ。今まで以上に、力んでいるということが繊細に認識出来るようになった。井上さんから伺ったが、人間何かを掴んだり、掴まれたりした際に、すでに力みが生じているのである。ついやってしまうことに疑問を感じ、その反射的にやってしまうことを変える事が出来れば、まだまだ身体は面白いことが出来るのだと思う。

 今日は3時間みっちりと汗をかきながら井上さんといい稽古が出来ました。感覚の鋭い方ですから、お話の流れから察する核心の部分に、展開の速さ、解決法に対する手段に繋がり、毎回感謝の気持ちです。こうした感動を、私以外の多くの方に知っていただきたいと思い、二週間後に迫った7月20日の講習会を企画いたしました。現在いろいろな方からの参加連絡をいただいております。よくお会いしている方や、久しぶりにお会いする方、数年ぶりにお会いする方や、全く初めてお会いする方など、あっという間の講習会になるかと思いますので、その中で何をお伝えしていこうかと思案しています。懇親会もありますので、そこでジックリとお話出来ればと思いますし、今回の講習会で興味を持たれる方が多くいらっしゃると予想しております。そのため、まだ早い告知となりますが、8月15日(土曜日)15時00分~17時00分 品川区総合体育館 柔道場にて、第2回 GM happyコラボレーションを開催いたします。次回のゲスト講師も井上欣也さんです。7月20日の講習会に予定が合わなかった方や、ヨガについての認識が変わられた方、身体についての興味が湧いてきた方、もちろん第1回目の参加者の方もお待ちしております。まだ1回目の開催も終わっていないのに2回目の告知をおこなうのは、それだけ今回の「剣術&ヨガ」の講習が楽しみであるからです。

 まだ7月20日のお申し込みも受け付けておりますので、ご参加お待ちしております!
詳細はこちらの記事をご参照下さい。『第1回 GM happyコラボレーション』

 今日の帰り道、井上さんと新宿駅の乗換え口辺りで、いろいろと話が滞ることなく口から溢れてしまい、長い立ち話となってしまいすみませんでした。ただやはりこういう話が通る方とのご縁が持てた事を嬉しく思います。今の時代、苦しんで生きている人が沢山いるのに、手を差し伸べることが難しくなってきていますね。努力できる人、才能のある人、気遣いが出来てがんばる人、そういう人が、潰されない環境でのびのびと実力を発揮していける、そんな明るくオープンな環境が良い連鎖を生み出せると思うのですが、世の中のニュースを見る限り、つまらない事件が後を絶ちません。それらは他人事でなく、今の社会環境の加害者であり犠牲者でもあると思うのです。生きていくとは、そういう実態の掴みづらいものと闘っていかなくてはならない気がします。どういう風に闘うかが、生き方に繋がり、苦しみ続けるのか、活き活きとしていけるのか、当然何か得るものを求めるなら、失うものを覚悟しなければならず、そこに躊躇が生まれ同時に苦しんでいる人が多いような気がいたします。人間も動物の内ですから、身体を動かし、追い詰められない生き方を選びたいと私は思うのです。

 長くなってしまいましたが、本日も実りある稽古をありがとうございました!次回は7月20日の講習会でお会いしましょう!


2015-07-07(Tue)
 

稽古熱、上昇中!

 今日こそは大雨になるかと思っていたが、蓋を空けてみたら傘を差す必要も無いほどの小雨が降ったり止んだりであった。昨年もそうであったが、梅雨でも雨に降られにくい日曜日のgold castle 殺陣&剣術スクールの講習である。

本日の剣術クラスの講習では、昨日に続いて剣術を中心におこなった。その中で「高速二段斬り」「高速三段斬り」をおこない、身体を操縦する難しさを経験していただくことが今回の狙いであった。

 手の動き、足の動き、それぞれの動作は別段難しいものではないのであるが、同時に組み合わせておこなうと、途端に出来なくなってしまうものである。ピアノの演奏においても、右手、左手、足を使ったり、それぞれを別々に操作するのが慣れないと難しいように、剣術においてもそれぞれを別々に、調和を持って動けるかということが、一つの動作を生み出すものでもあり、そのためには、ある条件を付ける事が、身体の動きを高め引き出すものとなっている。私がおこなっている納刀稽古で言えば、刀を正面に対し真っ直ぐにすることが第一条件であり、前重心にしなければならないのは、切っ先で左手を切らないために、鞘と刀身に山形のアングルを付ける事が必要であるためであり、ただ納めるだけであれば刀を正面に対し真っ直ぐにする必要性は無いのであるが、身体の使い方を練っていく稽古としては、この条件が抜刀術の体捌きにも関連しているので、ゆっくりおこなえる納刀稽古だからこそ、この条件で丁寧におこなうことが大切である。

 そして高速二段~三段斬りに関しては、切っ先の軌道が、極々小さく身体の正面の範囲から左右にはみ出ないように、くの字、または稲妻型に切っ先が残像を描いていくことを条件としている。そのため、腕で振ることはほとんど押さえられ、手首は斬り手の角度のまま、手首の巻き込みに連動した足の差し換えが、腕で振らずに体幹で振るための操作法として重要になってくる。この稽古では、全身を使って始めから終わりまでの一瞬の動作に気が抜けないので、気が付いたらかなり汗をかいていた方も少なく無かった。

 次におこなったのは、「裏交差からの斬り」と夜間の部でおこなった「表交差からの斬り」である。これも一瞬の出来事である動きだが、その最中にさまざまなことを同時におこなっている。手首の巻き込みの連続と一足で間合いを詰めるための足運びが重要であり、似て非なる動作になりがちだが、今日おこなった皆さんはこれらの動作が難しいことがお分かりになられたのではないだろうか。手と足、それぞれは理解出来ていても、両方同時に手順を踏まえておこなうことの難しさに、剣術稽古の難しさと面白さを感じられたのではないだろうか、また、こういう身体の使い方は筋力や運動神経よりも、自分の身体の動かし方に慣れて自由に扱える感覚が重要であり、年齢が高くなっても、いやむしろ年齢を積み重ね身体の操縦技術を高めることで、驚くような動きが出来ることになるのだろう。

 今日は昨日土曜日についに袴デビューされたアクション派のHさんが素敵な着こなしで夜の講習に参加されたのであった。「これは納めなければ」と思い、夜間の部終了後に大城先生のスマートフォンで撮影をさせていただいた。近日中にその写真は配信したいと思っているが、そのためにも明日のなでしこには頑張っていただきたい!

 最近は、そのHさんとIさんの稽古熱が凄いことになっている。土日と続けて参加されており、今日などは、昼間の部終了後に、高田馬場の武道場に二人で行き、稽古をおこない、夜間の部の戸越体育館に再び戻っての参加であるから、移動時間の大変さも含めこの稽古にかける情熱には敬服してしまう。

 最近は、御月謝袋が全て埋まってきた方が増えてきており、「ああ、一年間続けてこられた方も増えてきたなあ。」と感慨に浸る思いであった。そこで、お世話になっている皆さんの私信を、それぞれの方にとって有益に発信できるように、私共で何かお手伝いしたいと考えている。そのことについては近日中にホームページに配信していきたいと考えているので、また面白いものになっていけばと、ちょっぴり計画している。そろそろ8月の講習日程も配信しなければ・・・


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 SAMURAI BRAKE
2015-07-06(Mon)
 

人生の羅針盤はどこに向いているか

 本日は品川区総合体育館にて講習をおこなった。今回は「高速二段斬り」と「高速三段斬り」をおこなった。これは腕で極力振らないように、身体の体幹で操作していく感覚でおこなう稽古である。同時に浮きを掛けて足の入れ替えもおこなっている。この稽古では、手の内の操作に連動した脚部の使い方が重要である。手と足、それぞれの操作は極シンプルであるが、調和を保ちながら動くとなるとなぜだか難しくなってくる。だがこれは普段やらない動作であるから、慣れていないということであり、別段難しいということではない。出来ない事=難しい事。と決め付けてしまうと、出来るようになる感覚を掴む手前で自分で見切りをつけてしまいかねない。子供の成長が早いのは、そういう「難しいからこれは無理なんだ。」という思考よりも、「とにかくこの動きをやってみたい」ということから、がむしゃらに動いていくだろう。そのがむしゃらの中に自然と感覚の進展が備わっており、勘のいい子供は驚くほど早く身につけてしまうのではないだろうか。

 私との稽古でこれまで、いろいろな身体に関する仕事をされている方も訪れてきているが、チョット頭でっかちになり過ぎているなぁと感じる部分がある。子供の進展の早さ、吸収力の早さは、そういったさまざまな情報に捉われずに純粋無垢に取り組むことで結果に表れてくるのではないだろうか。そういう意味では、大人になって長い年月を過ごした今でも、自分の生き方において、納得出来る情報が得られているか、勉強して身に付けた結果動けない身体になってしまっていないか、世の中さまざまな事柄に対し、本当の事が言えないものはお金が絡んでいるからこそ、沢山あるだろう。であれば、なんでも人任せにするのではなく、自分の身体の感覚や、自分の味覚、自分の気持ち、自分の体調、そういったものから自分自身で判断していくことが、商売に利用されない、犠牲にならない自衛手段として少しは気に留めておいたほうがいいと私は思っている。

 そうすれば、生きていくのに重要なことは、自分を信じ人に信用される生き方を求めていくことになっていくのではないだろうか。だがなかなかそんな綺麗ごとにならないのはなぜであろうか?ひとりひとりの行動が必然的に今の社会になっており、その結果苦しめられていると言えるのかも知れない。そういった多くの犠牲者であり同時に加害者でもある環境で生き抜いていくのは大変なストレスを抱えるだろう。私もかつては、仕事やアルバイトなどで人間関係や、会社の矛盾に悩み苦しんだことはあったが、そもそもそういう環境に居なければならない、自分で選んでしまったその自分の力の無さを呪ったものである。どんな正当な意見を述べたところで、その環境にしがみつかなければならない立場の者には何も変えられないものである。そういった環境で我慢して生きていくことは、人によっては大変な苦痛であろう。その環境から外れることは、私の経験から言えば後悔する事など全く無く、四十歳となった今でも活力に任せて生きていける。長生きをしたい。老後の蓄えが不安である。年をとって一人になりたくない。安定した仕事の確保。人それぞれさまざまなものの考え方があるので、何が正しいとか私には分からないが、こういった願望を捨てればさまざまなことにチャレンジし、己の可能性を見つける時間が広がってくる。その時期、タイミングは思い悩み苦しんでいる時こそ、次なる人生へのチャンスであると捉えるほうが、人生の時間を有益に使えるように思う。心が壊されない内に助かる人が増えることを願う。

 ずいぶんと話が脱線してしまったが、講習では次に「裏交差からの斬り」と「表交差からの斬り」をおこなった。明日もこれらの内容をおこなう予定であるが、今後も剣術の技を少しずつ時間を掛けておこなおうと思う。

 夜からはイオンカルチャークラブでの講習のため西葛西へと移動。今日は新しく生徒になられたNさんが雨のため自宅から徒歩三十分掛けて来られたのであった。このイオンカルチャークラブでおこなう講習の位置付けは、大勢の参加者を募っておこなうものではなく、会場のスペースも限られているので、少人数で集中的に何とか身体を変えたいという切実な方や、あまり多くの人に顔を知られたくないという方、ワイワイと皆に気を使う煩わしさもなく、純粋に稽古のみに集中したい方など、そういう方にはおすすめの会場であると思う。今日知ったことであるが、どうやら直ぐ近くに区の体育館施設があり、そこはさまざまな教室が予約待ちになるほどの賑わいをみせているという。私としては、家から徒歩三十分掛けて参加される方や、約一年間毎週参加され、毎回ノートで私と勉強して帰られるHさんなど、そういう思いの強い方のために、今日もはりきって稽古をおこなうことが出来た。

 とにかく、ある環境から外れた生き方を選んだ人生でもあるので、何よりも無駄な時間にしないための環境づくりが第一条件であり、そのためには、自分の勘を信じ、駆け引きなどとは無縁の思考の中で、純粋に武術稽古が続けていける生き方を続けていきたい。こう書いてしまうと、甘いと思われるだろう。昨日も書いたが「武士は食わねど高楊枝」であれば、駆け引きするぐらいなら断ってしまえばいいことなので、生き方が狂わされることもない。とにかく私は異常な「人間環境潔癖主義」なのかもしれないが、それは否定しない。そうでなければこれまでの生き方が繋がってこないしこれからも繋がっていかないだろう。

 どういう人生を選択するのか・・・・・・どうしてそれが出来ないのか・・・・・・今は気付かぬ何かの繋がりがあり、それがその人の運命なのかもしれない・・・・・・無情もあれば幸福もある・・・・・・表裏一体の狭間で常に心は揺れ動かされている。


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2015-07-05(Sun)
 

武術稽古に対する心持

 梅雨らしい一日となったが、気温が下がっているのでそれなりに過ごしやすい。だが、武術稽古となると持ち運ぶ武道具が多いので雨はなるべくなら避けたい。

 そんな今日一日も高田馬場での稽古をおこなった。今日はM氏とN氏との稽古で、いつものようにおこなった。私としては昨日の住吉の稽古の影響か、現在の私にとっての大切な稽古場所がそこに移ってしまった感があるので、今後はこの高田馬場での稽古環境をどのように考えていこうかと思っているところである。それはつまり、高田馬場に対する稽古の質を私以外の方に求めることを止め、それなりに楽しめる稽古内容にしてしまうか、それとも厳しさの中から次に繋がる自分で見つけなければならない心持を手に入れる稽古を続けていくか・・・・・・住吉がなければこんなことは微塵も思いつかなかったが、需要に供給を合わせれば自然と前者のようなものとなってしまうかもしれない。供給に需要が合わせられるようになればいいのだが、言葉遊びのようには上手く行かない。

 だがやはり一番重要なことは、「その環境に応じた私にとって無駄な時間とならないための身になる稽古が出来るか?」ということが、「生きている」ということでもあり、生きていながらにして死んだような時の過ごし方はしたくない。金勘定に目先が向いてしまうと、この辺の大切さが失われ、なんのために武術稽古をしてきたのか?ということにもなりかねない。以前ある方に伺った「プロにはなるな、プロは金に汚い。」というある方が仰られた言葉をその方から直接伺うことが出来たのは今でも耳に残っており、どういうわけだか、その言葉は常に思い出してしまう。もちろん、生活して生きていくためには、ある程度の収入がなければ、稽古どころではないので最低限必要な部分はいただいている。だが、それでも私と同年代の方から見れば、話にならないような収入だろう。「武士は食わねど高楊枝」という、私自身、最低限のラインで稽古代等をいただいており、それで生計を立てていくには、ダブルヘッダーなど稽古を増やしていくしかない。高田馬場での個人稽古も非常に安くおこなっており、そのため同時間帯2~3人稽古参加者が重なっても、ご容赦いただきたい。もっとも高い稽古費用をいただいておきながら複数人おこなうのは、お金に汚いやり方であると思う。

 私のような無名の指導者は、安さと、中身で稽古数を増やしていきながら、その中で出会った方と次に繋がるものを生み出していくことが大事になってくる。金勘定に目先がいくなら、如何に自分を大きく見せるかに頭を使い、そのための言葉や文字を巧みに利用し自分を誇大化した指導者として隙の無い様に常に周囲を気にして生きていくのだろう。

 あまり気持ちのいい日記にはならなかったが、そういう空気を吸ってしまう日もある。「武士は食はねど高楊枝」。清々しく生きていくためのには、そういう心持のある人間と共に時間を過ごしていきたいと願うものである。


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 金山孝之 7月稽古日程
 SAMURAI BRAKE 
2015-07-04(Sat)
 

稽古の優しさと難しさ

 今日は湿度が高く、稽古では大量の汗が出た。不思議なもので、動き続けている杖術よりも抜刀術の方が汗が出ている。まずは、高田馬場にてM氏とW氏とによる集中指導をおこなった。脚部の使い方が全てにおいて重要となってくるので、今回はそうした脚部を中心とした身体の使い方をおこなった。ピンポイントでおこなう蟹と雀とアメンボは、あくまで剣術における足運びを身に付けるためのもので、結果として身体がフラつかなくなったり、姿勢が良くなったりするもので、剣術稽古ということを前提におこなっているものである。今日は、次回gold castleでの講習でおこなおうと予定している「高速二段斬り」から「高速三段斬り」をおこなった。その中で私自身、右手首の使い方と足運びとの関連性が明確になったので、続く四段斬りまではふつうにおこなえるようになった。私としてはこの稽古で五段斬り、六段斬りまでは出来るようになりたいと思う。

 次ぎに「裏交差からの斬り」をおこなった。さすがにこれはM氏もW氏も苦労していたが、こういうものがあるということを知っておくことも大切だと思い敢えておこなった。これは次回おこなうgold castleでもおそらく同じような反応になるだろうと思う。裏交差からの斬りは一年程まえに一度だけ講習でおこなったことがあったが・・・・・・

 夜からは住吉にてK氏と稽古をおこなった。高田馬場でも汗をかいたがこの住吉も空調などないので汗が絶え間なく滴り落ちていく。これはこれで夏場の稽古らしく好きである。杖術では「三進五退」を集中的におこない、前進後退の足運びを集中的に見ていった。特に後退する際の足捌きは、私がおこなっている速く後退する方法では、踵の使い方と、重心にともなう姿勢、膝、股関節の柔らかさなどが関係しており、速く後退できるということは有効なのでこの稽古を通じて身に付けていただければと思う。

 抜刀術の「隅返し」では、この住吉で開眼した抜刀術でもあるので、さっそくK氏にもおこなっていただいた。その中でやはり、右手首の使い方と言っても、思いの他複雑な手の内の操作をしていることが分かったので、これは安易にこうすれば出来るようになるというものでもないのかもしれないと感じた。そのため、左利きでもあるK氏には特に右手の手首の使い方を集中的におこなう稽古内容が重要である。

 剣術では、鹿島神流の基本太刀をベースに私なりに身体の使い方を工夫しながら五種をこなった。そのなかでもK氏は「位太刀」に関しては竹刀が曲がりそうな程の強さを持っている。これは神道夢想流杖道で目録を持たれているK氏の身体の練られた部分でもあるのだろう。それにしても、この袋竹刀はこれまでかなり激しく打ち合ってきたがまだ曲がっていない。特別なルートで入手しただけに良い袋竹刀であると思う。

 稽古では「音」も感覚を養うには重要な要素であると感じた。これは手裏剣術における打剣の際の押さえで発する手の内から聞こえる「シュッ」っという音から感じる部分と通じるものがある。袴の音、床を擦る音、刀が鞘に納まる音、剣と剣、または杖と剣が打ち合う音、身体から教えられるものもあるが、得物が教えてくれる音もあるように思う。それにしても「カーン」という樫と樫が打ち合う音は本当に気持ちのいいものである。

 昨日は、鯉口の緩みを直し、杖三本と袋竹刀二本に油を塗り、作務衣など七点にアイロンを掛け、結構な時間が掛かってしまった。面倒くさいがアイロンはたまにやれる時間があると、気分がいいものである。

 
 イオンカルチャークラブ剣術教室
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 金山孝之 7月稽古日程
 SAMURAI BRAKE 
2015-07-03(Fri)
 

臨時講習

 今日は、第5週目の火曜日ということをスッカリ忘れて張り切ってクラーチ剣術教室に向かったところ、受付で「先生・・・今日はお休みではないでしょうか・・・?」というスタッフの方からの声に、やってしまったと苦笑しながらもご婦人Oさんに電話を繋いで頂き、丁度Wさんと二人で自主稽古をおこなう予定だったらしく、臨時開催することになったのであった。

 世話人を務めて下さっているOさんに急遽皆さんへ連絡していただいたのは誠に申し訳なくご負担になられたのではないかと思う。
そんな急にも関わらずOさんとWさんの他4名の方が駆けつけて下さった。私としても、Oさんのご負担と、こちらのスタッフの方への会場設営準備など申し訳ない気持ちであるが、逆ではなくて良かったと思ったので、慌てることはなくいつもよりユッタリした雰囲気で講習をおこなった。そもそもどうして間違ったのか考えてみたところ、本日は夜から初めて訪れる住吉の武道場に行くことが頭にあったので、それが7月7日に日程を組んだ際に、クラーチ&住吉という頭になっていたので、つい同じものだと勘違いしてしまったことが原因だったのである。

 講習終了後にレストランで、参加された皆さんと食事しているところへトモエちゃん改めシズカちゃん改めSさんがニコニコしながら隣に座られお話になっていたが、本当にSさんはその場を盛り上げる才能は凄いし頭の回転の良い人だと思うのであった。皆さんに喜んでいただいて良かったと思いながら楽しいクラーチでの教室を終え、夜は今日初めての稽古場所である住吉の会場へと向かった。

 先までは西大島と記していたが、今日会場に直接行って見て、行きは西大島から行き帰りは住吉に向かい、両方とも地図を見ながら立ち止まったりして徒歩15分位であった。慣れれば12分前後だろうか。住吉に明記を変更したのは、私は都営新宿線を使っているのだが、半蔵門線も同駅の路線なので、アクセスを考えた時に住吉の方が伝わりやすいかと思い変更した。それと今日歩いてみて、地図上ではやや西大島の方が分かり易いかと思ったが、帰りの住吉経由では、川沿いをスカイツリーを眺めながら歩けるので、多少の時間は気にならず、門前仲町もそうであったが、このあたりの雰囲気は肌に心地よく相性の良さを感じた。文字としては西大島の方が明記したい気持ちになるが、新宿側から数えて西大島駅より一駅手前にある住吉駅の方が、1分位は早いだろうし、エスカレーターも地上まで繋がっている。

 そんなこともあり、先日配信した7月の稽古日程を訂正し、西大島と明記していたのを住吉に変更した。さらに、毎週木曜日の19時00分~21時00分を住吉の会場で個人指導または少数集中稽古をおこなう体制にした。今後高田馬場の夜間、特に金曜日の19時00分~21時00分というのを参加者の状況を見ながら減らしていくか、無くしていこうかと思っている。今年の11月1日から来年の3月31日まで高田馬場の会場が使用できなくなるので、少しずつ私のホームグランドを馬場から住吉へと移していきたいと考えている。

 住吉でおこなう初めての一人稽古では、隣が柔道場で、入り口を挟んで両側の稽古が見えるので、高田馬場での柔道場も剣道場も関係ない使用状況に辟易としていたことから、この剣道場内に管理人のような取り仕切っている方がいるこの会場は、個人で稽古する私としては居心地がいい。

 今日の稽古では、新しい場所ということで新鮮な気分だったからなのか昔おこなっていた抜刀術の「隅返し」が、当時は苦手意識だったせいかあまり好きではない抜刀術であり、先日も高田馬場でK氏とともにおこなったところ、数年ぶりに刀身にダメージを与えるミスを犯してしまい、「やはり、この抜刀術とは縁がないのか・・・」とさらなる苦手意識をもっていたのだが、不思議なことに、今日はその苦手であった隅返しが、どうしてこんなに気持ちのいい身体の感覚になったのか分からない程自分の中で激変したのである。

 そのことは先日の高田馬場で数年ぶりにこの隅返しをおこなった際にも感じた、「アレ、もっと抜きにくかった筈だったのだけど・・・」という印象だった。だが、刀身にダメージを与えてからはほとんど抜くことは無く、このままでは次ぎに進めないので、その悪いイメージを消し去ることのために今日の稽古で、「まあ、十本ぐらい無事に抜ければいいだろう。」と思っていたが、身体の感覚が新しくなって、「これは!」となってしまい、気が付くと、抜刀術稽古は隅返ししかやっていなかった。この隅返しをヒントに私のオリジナルでおこなっているのが「隼抜き」であり、あらためてこの隅返しを集中的に稽古したいと思う。何となくであるが、「住吉」も「隅返し」も似たような名前であるし、当時私にこの抜刀を伝えて下さった師範の名前とも似ている。

 この隅返しが当時の感覚とは違った要因には、重心の使い方と、右手首の使い方が大きい。さらには、昨日の鍛錬稽古で苛め抜いた股関節の働きも関係していると思う。その股関節の働きが実感出来たもう一つの稽古は、「歩を進めながらの袈裟斬り」である。

 この歩を進めながらというのは、起こりも出やすいし、身体の使い方がややこしくやっていてあまり気持ちの良い稽古ではなかった。だが、今日はこの後ろ脚の使い方に気が付くところがあって、擦れる床の音や袴の音から「アレッ!」と思い、どうして今までこれを試さなかったのかと思ってしまったが、昨日の鍛錬稽古を含め、このところ脚部の稽古を重点的に、蟹、雀、アメンボ、蛙、とさまざまな移動法をおこなったことで、何か変化が起こり始めたのかもしれない。だが、次の稽古で同じことが出来ているのか今の時点では何とも言えない。

 7月の稽古日程も増えてきているが、新たな受け入れ先を作って、そこから生まれる人の縁を楽しみにこれからも稽古を通じて学び成長していきたいと思う。


 イオンカルチャークラブ剣術教室
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 金山孝之 7月稽古日程
 SAMURAI BRAKE 
2015-07-01(Wed)
 
プロフィール

金山孝之


       金山 孝之
   Takayuki Kanayama


松聲館 剣術技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


――――――――――――――

1975年生まれ
福岡県 北九州市出身
東京都 世田谷区在住

1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより俳優デビュー。他分野では、マンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などの活動をおこなってきた。

2006年
小林照子先生とのご縁から『 からだ化粧 』のモデルを務める。

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む。

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し身体の使い方を研究しながら、『 抜刀術 』『 剣術 』『 杖術 』『 体術 』などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている。

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく
『Gold Castle 殺陣&剣術スクール』を立ち上げる。

2014年
甲野善紀先生より
『 松聲館 剣術技法研究員 』という名称を頂き、自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている。
 
高齢者向け住宅にて
『 高齢者のための剣術教室 』をおこなっている。

日信工業株式会社の製品「SAMURAI BRAKE」のプロモーション活動をおこなっている

2015年
『 GM happy コラボレーション 』と題し、ジャンルを問わず定期的にゲスト講師をお招きし、特別共同講習会を開催している

『 金山剣術稽古会 』を立ち上げ、現代における武術稽古の必要性を、身体と心で学べる場として活動している。

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