2012年 稽古納め

 昨日12月27日は恵比寿にて、半身動作研究会今年最後の稽古とその後の忘年会に参加した。

 ひさしぶりに中島先生の技を体感し、カラダの感覚が互いに連動していく感じ。ぶつからずに相手を動かしていく繊細なカラダの使い方、そして杖を用いての応用など、得物や腕を、本体というか体幹部の使い方でもって、同じく相手の本体部から崩していくということを教えていただいた。

 後半はひさしぶりに方条さんと剣や体術など、たがいに武術に対する想いというものとともに語り合った。方条さんとはこれからも武術を通じてお世話になりたいと思う。あっという間に時間となり、皆とともに忘年会会場へ移動。

 去年の忘年会も参加していたので、「去年はあの席だったなぁ、もう一年か・・・」と一年を振り返りながら、皆さんと楽しい時間をすごした。来年に向けてのエネルギーと方向性がこの宴のなかでより明確になってきたので、来年の今ごろは一体どのようなことを考えているのだろうか、と思いながらも、今年のいろいろな出来事や、参加しての稽古としては締めくくりとなる、今宵を迎えられたことに、大きな喜びを感じた。

 そして本日、私個人の研究稽古の締めとして、武道場にて本年最後の稽古と、【抜刀術】と【杖術】の記録映像を撮影した。カメラは普通のデジカメであるが、撮影に協力してくださる方が居たため、急遽撮影実行という形でおこなわれた。ちかい内にこちらのブログの【映像リンク】から視聴できるようにしたいと思う。現在、YOUTUBEにて、すでに動画の方は配信されています。
 http://youtu.be/Z-MO8C5gJzQ(抜刀術)
 http://youtu.be/KK8NqBCoHIA(杖術)


2012-12-29(Sat)
 

稽古指導に向けて

 2013年1月の稽古日程をザックリとではありますが、左枠内にある【 カテゴリ 】の『 2013年1月度稽古日程 』から日程がわかるようにいたしました。諸々の詳細につきましては、メールまたは、お問い合わせフォームからお受けいたします。


 
 さて、ようやく私自身の武術データの整理も一段落し、一人稽古の研究と実践からなる得られるものの見出し方が掴めてきたところで、組稽古というものに入りたいと思う。つまり対人間をつけての稽古である。そして私と稽古を希望される方が出てきたところなので、毎月の稽古可能な日時を記していくことにした。

 このような武術を始めてまだ4年足らずの私に、稽古を希望される人がいるというのは有難いことである。一人は女優さんで、殺陣は経験しているようだが、武術の方はほとんど経験がないようだ。そしてもう一人の方も女優志望の方で、こちらは何の経験もないということである。逆に言えば、癖のないほうが身に付き易いともいえる。私自身、剣道は一度もやったことが無く、芝居で木刀を持ったことはあっても、何かを習っていたということもない。しいて言えばボクシングを5年間やっていたことだろう。

 武術(剣術、抜刀術)を始めるまで、何の知識も興味も無く、ただ人の繋がりとタイミングで稽古場に参加したのがキッカケである。ただ、殺陣には今でも魅力は感じないのだが、武術に関しては理屈でないなにかピタリと合致するものを感じたのだ。だから今でも何故これほど武術に拘っているのか生活の全てを捧げているのか判らないが、もう一人の私が私を引っ張っていっているような感じがある。だからそのもう一人の私にこれから、時間をかけて教えて貰うことになるのだろう。

 

 【 これから武術をやってみたいという方へ 】
 
 興味はあるけどどうやって入っていけばいいのか分からない。

 怪我をするんじゃないだろうか、ちょっと雰囲気がこわい。

 運動神経が悪いので、自分とは無縁の世界だ。

 カラダがゴツくなってしまうのでは。

 他にもいろいろ不安要素があるかと思われるが、一度生で見て体験されるとよくわかると思う。「百聞は一見に如かず」とはこういう場面には最適な例えである。

 初回は皆、稽古代はいただきませんので興味のある方は体験見学に来て見てください。そしてその際はメールかお問い合わせフォームより事前にご連絡をお願いいたします。


2012-12-23(Sun)
 

2013年 1月稽古日程

1月4日(金) 16:30~21:00 高田馬場 


1月7日(月) 16:30~21:00 高田馬場


1月11日(金) 16:30~21:00 高田馬場


1月14日(月) 16:30~18:00 高田馬場


1月21日(月) 16:30~21:00 高田馬場


1月25日(金) 16:30~21:00 高田馬場


※1人2時間程度と考えておりますので、お仕事や学校などのスケジュールに合わせて時間内に来ていただければこちらで調整いたします。もちろんそのときの状況によって臨機応変に対応いたします。希望日時をメールまたは、お問い合わせフォームよりお知らせください。

※稽古場所の詳細や稽古時間のご相談、稽古費用や道具類その他のご質問等につきましてはメールまたは、お問い合わせフォームよりお受けいたします。


2012-12-22(Sat)
 

武術のカラダと武術のココロ

 左股関節の違和感が腰に広がりそれがようやく治まってきた。この時期というのは、筋肉の炎症が起こっているため、軽い痛みとともに、まるで筋力トレーニングをおこない超回復した直後のような肉体となっている。しばらく安静にしていたのだが、体脂肪がこの時期に一桁台となり通常に比べ4~5%下がっていた。あまり痛めた要因がはっきりしないのだが、しいて言えば一人で3~5時間集中して研究稽古していたぐらいしか思い浮かばず、無理な身体の使い方を酷使した記憶もない。まぁ、その稽古時間以外にも個人としての年間目標の体を使ったトレーニング的自己調整法も継続していたこともあるが、要因には当てはまらないだろう。

 左の股関節が奥に入り込んでいたことが今回の診断結果だったが、予想以上に長引いてしまった。以前まで8時間の長時間稽古や、月に20日以上さまざまなところで稽古していた際にはこのような事態は起こらなかっただけに、今回の私個人の研究稽古の在り方を点検しなければならないと感じた。つまり、集中力の高まっている間に全ての内容をおこなおうとするのではなく、より集中を高めその日の稽古内容を厳選し身体に記憶させる方法に変えていくほうが、身体の強さも徐々に上がってくるだろうし、次の稽古までの意欲がさらに高まってくるだろう。一人稽古だと、どうしても詰め込み、その日の進展を急ぎがちになってしまう。

 しかし今回の身体の違和感は、骨格のズレ(ポジションの変化)に伴うものだとしたら、どのような動きの変化になっているのか興味のあるところではある。もしかすると、骨格位置の微妙な変化による周囲の筋肉などの配置転換がおこなわれ、身体の可動域が変わってくるかもしれない。もし、そのような変化をはっきりと感じられたなら、これまでのような研究稽古を継続しようと思う。



 先日はとある場所にて稽古をおこなった。詳細は書けないが、私がこれから武術稽古をおこなっていく上で、生涯忘れられない空間であった。武術稽古は、私が思うに、技の習得だけでなく、指導者や学びに来る人間、その他その場所に居る人間、そしてそれらを包む空間、そのすべてが繋がっていることがとても大切だと思う。時が経てば、いろいろなことが過ぎ去ってしまうが、身体に記憶されたさまざまな感覚というのは、出会いとともに身体の中に蓄積されている。そこにある蓄積されたものは、生きていくなかで活き活きと自分や相手に働きかけ、そこから学び感じていく部分は僅かながらも体感している。とにかく今は私の研究稽古がなにより重要であり、そのような状況になっている。なにか不思議な縁というものを武術から感じる。


2012-12-21(Fri)
 

ブログについて

 頻繁にブログを書くとは自分自身でも思ってなかったことだが、武術と同じで身体の中に蓄積されたさまざまな情報の記憶が、技のなかでフィードバックされ更新されていくように、なにか自分のなかにある蓄積された情報の記憶などが、吐き出すように文字として打たれているように思える。

 フェイスブックや、ツイッターなどはやっていないため、現在、私個人から発信する情報のすべてはこちらのブログのみとなっている。稽古に関してのことや、どのように活動しているのか、ということなどまだ具体的に記していないため、わかりづらいところはあると思うが、徐々にではあるが、そのあたりも記していくつもりである。しかし、さまざまに肉付けしたくはなく、あくまでシンプルでストレートな目標にむかってのブログにしたいと思っている。


2012-12-15(Sat)
 

メンテナンス

 ここ数日間、左腰の違和感がとれなかったため本日研究稽古を中止し、私が5年位お世話になっている整骨院に8ヶ月振りにいってきた。以前は2ヶ月おき位の頻度でいっていたのだが、身体をあまり反らなくなったことで、腰への負担が激減したのである。

 しかし振り返ってみると、この3年半の間に、さまざまなところをそれぞれ数ヶ月単位で痛めてきた。腰、首、左右親指、右手小指、左アキレス腱、右足親指、右肩甲骨、左右の膝。これらは、私自身無知で怖いもの知らずに勢いでおこなった結果、痛めてしまった場合が多い。しかしそこから身体が危険を理解し、回避してゆくコツを掴んできているように思う。

 もちろん普通にやっていれば、痛めるようなことは少ないように思う。だが、私自身は、その何かを超えられるかどうかというギリギリのところを求めてしまうので、その代償は支払わねばならなくなってくる。

 今回、痛みというほどのものでもないのだが、経験上、これは無理しないほうがいいだろうという事前の察知が、身体からの反応で記憶されていたため、急遽整骨院へいったのである。

 私がお世話になっている「有満整骨院」の先生は、毎回「凄い!」と思ってしまうほど、触れた瞬間に、骨格の状態が解り、的確に施術される。その「手の感覚」には常人離れしたものがあるように思えてしまう。5年間全く他に行こうとも思わず、先生を頼っているのは、この「手」にあるからだと思う。

 違和感の原因は、左の股関節が奥に入っていたためと診断される。
 
 とにかく稽古でも、日常生活でも、股関節は意識して可動させるようにしている。このところ私の研究稽古で3時間~5時間の稽古、特に抜刀術に関しては念を入れておこなってきているため、もっとも瞬間的なエネルギーを用いる抜刀術の稽古による影響とも考えられる。 

 現在の身体の状況は、この左股関節の違和感以外すべて復旧されてきた。とにかく、武術的進展を求めてゆくために、技に関する身体の感覚だけに留まらず、身体から訴えかける危険信号にも、敏感に気づいてあげなければ、大きな時間をロスしてしまうことになってしまう。そのために、身体のための稽古内容の組み方ももう少し考えてゆく必要があるだろう。継続した修練とともに順を追って上げていくことが力になるのだろう。なにごともバランスをとらなければ踏み外してしまう。


2012-12-14(Fri)
 

残念な思いに時をみる

 あまり過激なことを書くのは好まないが、武術稽古を通じて、いやそれ以前から私がずっと感じていた、プラスとマイナス、得るものと失うもののバランス、それを武術的に陰と陽の関係であると学んだことだが、人間は無い物ねだりをしてしまいがちになるが、この陰と陽の法則で言えば、常に人間は不満を抱えどのような状況になっても満足できないのであろう。ただ、目標がブレずに、それ以外のことはこの法則にしたがえば犠牲になることがさまざまにあるだろうが、その現状に絶えながらも、理解しながらも、突き進んでいかねば自分に嘘をつくことになってしまうのではないだろうか。

 だが、世の中自分の思いを通すのは並大抵のことではなく、何かに妥協し協調し目標とは程遠い、生きやすい環境におさまってしまうことが多い。だが、目標に向かって得るための対価として犠牲にしなければならない、さまざまなことを耐えこなしていくことを、人はストイックという言葉でまとめてしまう。

 武術についてまだまだ勉強不足であるが、武術稽古を通じて学ぶべきことが身体のみならず、心についてまで、その稽古の瞬間に、教えられることがある。それは人からではなく、資料でもなく、自分の肉体を通じて何かから学んでいるという実感である。特に最近は、武術稽古会を離れ、自分の武術の道を歩み出し行動し始めたことで、さまざまに何かから教えてもらっている。

 今日は久しぶりにとある場所にて、合同稽古をおこなったが、約二ヶ月振りのその環境の空気に愕然としてしまった。おそらく周りの質云々というより、私自身のその間の稽古からなる「教え」から、私自身が変わってしまったのだろう。もちろんさらに成長しなければならないし、そのための「教え」を感じられる稽古にしたいという探究心は常にある。陰と陽の関係性から言えば、これからも、何かを得るために何かを失い、そこに進路変更しない芯のある探究心が必要になる。そう、武術から教えられる、身体の向上や、心の成長のためであれば、それにともなう、犠牲となる何かに対し喜んで引き受けようではないか。

 残念なのは、それに気づかず自分の変化にも気づかず、取り込まれてゆく稽古生であろう。だが、皆それぞれ、ある部分でのバランスで納得しているのだろう。私は、自分の成長について、常に無い物ねだりをしてしまう。だからその成長に関わる、世間の常識や、適度なバランスという、本音と建前という暗黙の部分に、怒りを感じざるを得ない。これは、世の中さまざまな環境でも感じられることだろう。正直者は馬鹿を見て、適当なズルイ者は、安定して生きていける。だからこそ、自分の武器を磨いて、ストイックと言われようが、何と言われようが、戦って勝てるところまで自分を冷静に道を選択し進んでいける目と判断力を養っていかねばならない。

 気がつくと、批判していたその他大勢の仲間入りしていないだろうか・・・・・・? 常に危機感を持ち、陰と陽からなる、喜びと苦しみに正面からぶつかって、あの頃自分が思い描いていた、自分に近づけるように、その状況に対し真剣に取り組んでいかなければならないだろう。


2012-12-12(Wed)
 

今夜はどうしても

 不思議なタイミングというか縁というものは、どこかでずっと繋がっているような気がする。お金の流れと、人間の流れのように、人の縁という流れも、さまざまに自由に動いているのだが、どこかで繋がっていて、そのタイミングは自分にとって必要であるべき時期に訪れるような気がする。

 なんというか、自分にとってやらなければならない何かを、この数年間ずっと忘れるようにして、全く違う道を歩み出したのである。そしてそのことは、どういうわけだかずっと私の心に残っており、そのことをずっと伝えてくれる方がいる。

 私の身の回りのことも最近大きく変わり始めてきている。なにか、今夜フト私が忘れていた、忘れられなかったことに、ひとつアクションを起こすキッカケになったと思う。それは、私だけでなく、その気に掛けてくださっている方々の気持ちも考えなければならない。この数年間、私はとても感謝しなければならない人がたくさんいる。
そのことに真剣に向き合って、礼をしていかなければならないと思う。

 今夜はどうしても、このようなことを感じるとともに、前に進む意欲と、人のありがたさや優しさというものを感じた。

 とにかく皆、それぞれに頑張っている。その話を聞くと嬉しいし、「よし!自分も!」と思えてくる。そしてまた、皆に合えた時に、それぞれに、進んでいれば、また「よし!自分も!」と思うだろう。

 人の縁は思っている以上に凄いことだと感じた。


2012-12-09(Sun)
 

身体操法の核の部分

 半身、向かえ身、撞木立ち、ソ之字立ち、柄離し持ち、柄寄せ持ち、爪先上げ、踵上げ、ベタ足など・・・・・・

 かるく挙げただけでもさまざまな身体の使い方がある。しかしこれらは、それぞれ関連性があり、身体は拒否しているのに「こうでなければならない」という思い込みにより、実感がないまま、やった感で補おうとしてはいけない。逆に言えば、迷ったとき、「果たしてこれでいいのだろうか・・・?」と悩んだときに、自分の武術における(自分の身体の特性における)身体の使い方に照らし合わせてみると、案外フっと答えが見つかることがある。

 はっきり言ってしまえば、関連性がない身体の使い方で稽古しても、部分部分でダメ出しをしてチェックしたところで、「じゃあなんで、こうでなければならないの?」という疑問に、「判らないけど、まずはひとつひとつが出来ようになることから稽古しなければ・・・・・・」という、迷いの森に入り込んでしまい、身体を通じた感覚を遮断して、ただの確認作業になってしまう。これでは何年経っても進展することは難しいだろう。

 これは、以前の自分がそうであったため(武術を始めて1年4ヶ月位まで)実に能率の悪い稽古方法であった。

 あの頃は身体の故障もたびたびあり、今にして思えばかなり無理をした身体の使い方をしていた。それが大きく変わったのは、2011年1月に、縁治療院院長、MATAWARI JAPAN代表でもある、中村考宏先生の『構造動作トレーニング』に参加したことが非常に大きい。そのお陰で、骨格の位置、重心の使い方、股関節の働かせ方など学ばせていただいた。剣術や抜刀術が身体で考えられるようになってきた。

 今日は、杖を連続で30分間おこなった。新しく購入した白樫の杖は手の内の滑りがよく非常に操作性がよい。以前の赤樫の状は3年半使ってきたが、先日のシンポジウムの時に、甲野先生が杖を見て、「相当杖やってますか?」と聞かれたほど、ヤスリをかけたように木目が浮いてきていた。私自身、その時に始めて私の杖はなぜか他の人と手触りが違うなぁと感じていたことの答えがわかったのである。じっさい手に馴染んで使いやすい杖であった。

 現在は訳あってその杖を手放してしまったので、新たに購入した白樫の杖を私の身体の一部に感じられるぐらい稽古したい。そう、そういう想いもあって30分間連続で杖に任せて動いてみたのだった。

 杖は気持ちがいい。手の内の滑りと、水鳥の足を使った方向転換、杖の慣性に任せた重心移動など腕力に頼らなくても、四尺(約120㎝)の杖はまるでダンスでもしているような感覚で、カラダの動きを引き出してくれる。軽いし怪我の心配も少ないので、子供や女性またはシニアの方にもオススメの得物である。おそらく私のようにやれば体重は嫌でも落ちるだろう。

 抜刀術で久しぶりに、『円月抜き』と『津波返し』をおこなった。

 他の抜刀術に集中的に取り組んでいたためと、なぜだかこの、「沈み系」の抜刀術に対して、私自身があまりやりたがらい身体からの低いテンションに気持ちが入らなかった部分がある。しかし、最近の集中的に取り組めている剣術、抜刀術の研究から、思考に枠が外れたような、身体の核の部分を実感しはじめたことで、自由になれた感覚があり、この「沈み系」の抜刀術に取り組んでみた。

 結果、身体に詰まっている情報から、今までの操法の指摘を受け、「あっ、そうか!なんで無理してこんなに苦労していたのか・・・・・・」というように自分で、自分に指導し、修正していくという、間隔があいていたからこそ、より間違いの気づきと、修正した抜刀の感覚の実感に、「見つけた!」という一瞬の喜びがある。

 そして『納刀』の方でも、気づいたら今までにないほどまとまっている納刀になっていた。これは、「まとまる」という部分においては、抜刀と同等かもしかしたらそれ以上に難しいかもしれない。

 しかし、本日は途中大きな地震の揺れがあったが、特に抜刀に関して進展した稽古が出来た。


2012-12-08(Sat)
 

2013年より

2012年もラストスパートとなってきたが、今年の展開は今までにないくらい慌しいものであった。

 武術漬けの一年であったことは間違いない。振り返ってみると、指導者としては、得物を使ったセミナーを計8回おこなってきた。また、当時お世話になっていた会では、毎週日曜日の稽古指導と隔週水曜日の稽古指導、その他武術としての身体の使い方による、殺陣の稽古で役者の方々にも集中稽古をおこなってきた。会員も少しずつ増え始め、それぞれに身体が動くようになってきた。
 
 そんななか、こちらのブログにもリンクしてあるが、私の以前撮影した動画を見た方が、アイルランドから仕事で日本に来た際に、連絡を取り稽古に参加されたことがあった。私自身武術を始めてまだ僅かだが、このようなことは初めての経験であった。そして、以前ポルトガルで10日間、稽古と指導をおこなった経験があるが(今思えば剣術を始めて半年でよくそのようなことが出来たと不思議であるが)その時に感じたことは、海外の方が日本の武術を学ぶ姿勢というものは、日本にいて日本の方と稽古するのとちょっと質というか、迫力というか、思いの強さというものの違いを感じずにはいられなかった。(もちろん環境や条件によるものの違いがあるからだろうが・・・・・・)
 
 まだちょっと早いが、今年の9月にスタジオで撮影した編集前の演武の映像が手に入ったので見てみた。現在公開されている恵比寿の稽古場で撮影された私の動画と比べ、動きの質や映像の質という部分において、公開後どのような反応がおこるか興味のあるところである。

 初の外注依頼となった、芸能プロダクション主催のワークショップにも、代理講師として武術指導をおこなった。役者であるかぎり時代劇は勉強しなければならないし、殺陣による振り付けもそうだが、昔の時代劇(チャンバラ活劇)の人気の裏には、当時の役者というものは、進んで武術稽古をおこなっていたと聞いている。

出演としては、DVDや書籍、武術雑誌、CS番組や、御嶽神社でのイベントによる演武、WOWOWでの収録、シンポジウムによる演武の打太刀など、振り返ってみるといろいろやっている。だが自分のベースは武術稽古にある。今後もそのスタンスは変わらないだろう。

 2012年10月24日にお世話になっていた会から離れ、一からの始まりとなった。これは、武術稽古から得た身体と心の変化にともなう、私としての道が見えてきたからだと思う。私がこれまでおこなってきた、甲野善紀先生の松聲館初期~中期の頃の抜刀術や鹿島神流系の剣術、そして最新の先生の剣術や体術から、総合的に私自身が身体を練っていく稽古を考えて、これからの「抜刀術」「剣術」「杖術」「体術」にとりいれていく。身体を通じてその情報が蓄積されてきているのは財産であり、今後の古の武術を探究してゆくのに、ほんの僅かだが手掛かりになればと思う。

 そこで、現在は真剣と居合刀に杖という、実に手元に少なくなった得物から出発したところである。しかし、この三つの道具があれば一人稽古の際には非常に充実した稽古となる。これから少しずつであるが、組稽古等を考え必要な得物は揃えていきたい。


 ※2013年からは、私の稽古日程をこちらのブログに記していきたいと思ってますので、興味のある方は、こちらのブログにメッセージをいただけたらと思います。
 こちらのブログの【 カテゴリ 】にある『 稽古日程 』から場所/日時などチェックできるようにしていきたいと思います。


2012-12-06(Thu)
 

師走

 2012年も残り1ヶ月を切った。私自身今は非常に落ち着いた時間を過ごし、相反する部分を程よいバランスでこなしている感じだ。不思議なもので、パッと手にしたものが、偶然今最も興味のあるものであったり、何かと繋がっていたり、今は焦らずとも、導かれるももに身をゆだねるつもりで、今後に関わる自分に重要なものを、見極め吸収しようとしている。そこに関しては、ほとんどブレることはなく、今思うことは、「あぁ、やはりこの方やこの方の仰っている言葉は体に染み込んでくる」というような確信である。そう、広く見ていたものを、ここで一旦集約して、自分なりに中身を確立したいのだ。

 やみくもに稽古するだけでも辿りつけないし、やみくもに知識を集めるだけでも辿りつけない。

 発掘するには、系統の根幹である思想であったり、型であったりするものだと思う。
 
 確立したものがあれば、ブレることもなく、中身を作っていく作業に没頭できるだろう。「急がば回れ」で目先にとらわれない歩み方をしたい。


2012-12-02(Sun)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


松聲館 剣術技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


――――――――――――――

1975年生まれ
福岡県 北九州市出身
東京都 世田谷区在住

1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより俳優デビュー。他分野では、マンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などの活動をおこなってきた。

2006年
小林照子先生とのご縁から  『 からだ化粧 』のモデルを務める。

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む。

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し身体の使い方を研究しながら、『 抜刀術 』『 剣術 』『 杖術 』『 体術 』などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている。

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく
『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』を立ち上げる。

2014年
甲野善紀先生より
『 松聲館 剣術技法研究員 』という名称を頂き、自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている。
 
高齢者向け住宅にて
『 高齢者のための剣術教室 』をおこなっている。

日信工業株式会社の製品『 SAMURAI BRAKE 』のプロモーション活動をおこなっている

2015年
『 金山剣術稽古会 』を立ち上げ、現代における武術稽古の必要性を、身体と心で学べる場として活動している。

――――――――――――――
    
ご質問や、稽古参加希望の方はこちらの【 お問い合わせ 】よりご連絡下さい。

その他ジャンルを問わずお仕事のご依頼や『 剣技指導 』などのご依頼も受付けておりますのでこちらの【 お問い合わせ 】よりご連絡下さい。

お問い合わせ

名前:
メール:
件名:
本文:

管理画面
金山孝之のブログQRコード
QR