ミネアポリスの友人へ

 本日はミネアポリスから稽古に参加された加藤氏がアメリカの地へと旅立って行った。12時間のフライトであると言っていたのでおそらく今頃は飛行機の中ではないだろうか。先日の稽古で杖の十一連続動作の型と、繋ぎの型をお伝えしたが、十一連続動作の型については動画を撮っておこうと思っていたがカメラが無かったので、紙にメモしてお渡ししようと考えたが、こんなときに限って私がノートを持って来てなく、仕方がないので京王ストアのレーシートの裏に①~⑪までの動作をメモしてお渡しした。以前甲野先生が根岸流四代宗家の前田勇師範から昇段の証明書を書かれた紙を見せて頂いたことがあり、その紙がレシートではないが何かとても小さな紙(箸紙であったような・・・)であったことを思い出し、その前田師範の人柄と手裏剣演武会でのエピソードなど伺った話を加藤氏に愉しく話し込んでしまった。

 昨日はその加藤氏からありがたい御言葉を頂き、このような加藤氏との出会いの記録を残したいという私の思いから、再びこのブログに掲載させていただく了承をいただいたので、ここに記したいと思う。





金山先生、

昨日は稽古ありがとうございました。
前回同様、先生から沢山の事を学び大変有意義な時間になったと実感しております。
今回は難易度も上がり手順を憶えるのに一苦労でしたが
これから少しづつ教えて頂いた動きの質を上げて行きたいと思っています。

集中力があるとおしゃってくださいましたが、
おそらく先生との稽古が有ってこその集中力だと思っております。
私を含めて(おそらく)周りの方も先生の考えや人間性に影響といいますか、
何と上手く言えませんが、
その方々にとって良い方向に導かれる、または良い空間を与えられている様に感じます。

これからの先生のご活躍を勝手ながら期待しております。
また来年の帰国の際はぜひ稽古をお願いいたします。
ありがとうございました。

加藤





 昨年は二日間で七時間の稽古をおこない、今回は二日間で八時間の稽古をおこなった。四日間で十五時間の稽古を共にしたことになる。互いのことはほとんど知らないのであるが、不思議と稽古を重ねていくうちに、まるでずっと見てきたような不思議な感覚になっている自分がいる。武術稽古とは私にとって掛け替えの無いものとなり、縁のある方々との出会いに必然性を感じ、これからの人生を共に豊かにしていけるような、現代においての武術稽古の重要性を実感しながら今後も励んでいきたいと思う。
 加藤さんまた来年の暮れに稽古しましょう!ありがとうございました。


2014-12-14(Sun)
 

「演劇集団しんふる」さんより

 昨日、gold castle 殺陣&剣術 出張指導をおこなった『演劇集団しんふる』さんより、早速お礼メールをいただきました。ここに掲載させていただく旨御了承を得ましたので原文のまま掲載させていただきます。





昨日は突然のご依頼にも関わらず、丁寧なご指導頂きどうもありがとうございました。

団員一同、あらためて殺陣の格好良さ、難しさを実感し、興奮冷めやらぬ状況です。教えて頂いたことをもとに少しでも良いものにできるよう頑張ります。

また、もしご都合よろしければ今回の公演を観に来て頂けたら幸いです。
その際には感謝と御礼の意をこめまして、是非ともご招待させて頂きますのでご連絡ください。

また何かの機会にお世話になることございましたら、よろしくお願いいたします。

演劇集団しんふる
劇団員一同





 僅か2時間の出張指導であったが、本番までどのようになっているのか楽しみに観に行きたいと思う。

  
【演目】 『バンク・バン・レッスン』作・高橋いさを

【公演日程】 2014年5月16日~5月18日

【劇場】 アトリエ第七秘密基地(池袋・要町)

【料金】 前売り/1.500円 当日/1.800円

【予約・問い合わせ】 080-3578-4026  http://unitsinful.blog.fc2.com/


2014-04-26(Sat)
 

gold castle 殺陣&剣術スクールでの御感想

 私共gold castle 殺陣&剣術スクールでは、どのような方でも愉しみながら、道具を通じて筋力に頼らない身体の使い方を身に付けていくことを目指しています。現在までいろいろな方が御参加下さいました。役者の方、看護師の方、画家の方、タレント/女優の方、さまざまな方が参加しております。その中でも、今回リハビリも兼ねて御参加頂いている前期高齢者のご婦人から、大変励みになる御言葉を頂きました。

 御了承頂きましたのでここに頂いた御言葉を掲載させていただきたいと思います。





金山先生



一昨日はありがとうございました。また、ブログに詳しく書いて下さってありがとう
ございます。満月とか新月という呼び方は面白いですね。これぞ古武術という感じが
します。男性の方に動画を撮ったら良いとアドバイスを頂きましたが、この手があり
ました。お休みの間に動画の撮り方を覚えて先生にあまりご迷惑をおかけしないよう
に致します。



私の姿勢についてですが、何と言っても初回の杖の稽古が良かったと思います。杖を
水平に持って腕を大きく広げる動作は背中が丸いとやりにくいですから自然に胸を張
るようになり、胸を張ると骨盤も自然に立つように感じます。翌日感じた体の変化は
正に感動ものでした。少し遅れて習い始めた“体のゆがみをなおす”という体操も良
い姿勢の維持に役立っているだろうと思います。せっかく姿勢が良いとおっしゃって
頂いたのですから崩さないよう気をつけます。



これで6回お稽古して頂きました。今もし感想を一言と言われましたら「楽しい」と
答えます。当然ハードルは少しずつ高くなっていくでしょうから大変だとは思います
が、迫りくる老いを迎え撃つべく頑張りたいと思っております。毎回丁寧にご指導頂
き、本当に有難く感謝申し上げます。



今年最後のお稽古は残念ながらお休み致しますが、来年5日には元気で参加したいと思います。先生方もどうぞお元気で良い年をお迎え下さい。



○○○○ (お名前の記載につきましては差し控えさせて頂きます)





 誠にありがたい御言葉に感謝いたします。私としましても、稽古指導を通じて学ぶことが沢山あります。これからも、いろいろな方とのご縁を通じ、よりよい空間づくりが出来るように精進して参ります。
 この場をお借りして、講習にご参加下さった全ての方にお礼を申し上げます。


2013-12-17(Tue)
 

稽古から生まれるもの

 昨日の個人稽古を終えて、本日その加藤氏より私には過分な御言葉を頂いた。誠に心に染み入る内容であったため、加藤氏への承諾を得てここに掲載したい。加藤氏同様に、武術稽古などについて何か探している方へのキッカケとなれば幸いである。現代のインターネットを通じたコミュニケーションはこれからも益々発展していくだろう。その恩恵は私も受けているが、武術という精神の健全な状況から生み出される技という感覚を求めて、対峙し接触する情報量は、人間の持っている機能を最大限引き出しているのではないかと思える。そういった状況下でのコミュニケーションは、(コミュニケーションという言葉が当てはまるかどうか分からないが)全く質の違うものであり、手軽で便利なコミュニケーションツールが発達していく現代社会において、何処かで人間の身体が失われつつある実感を求めているものではないかと私個人として感じている。その実感とは人によってさまざまであると思うが、先にも述べた武術稽古という状況下から感じる実感が、繊細であり内面に届くものであるように思う。



(以下、加藤氏から頂いたメールを掲載させて頂きます)



金山先生、

昨日の稽古ありがとうございました。
3時間以上だったとは思えないほどあっという間でした。
あまりの情報量の多さに脳の方が体より疲労した感じになり昨夜は睡眠というより気絶ぎみに寝ましたが、
先生が教えてくださった沢山の技やまたその課題のおかげで向こうでの稽古が楽しみです。

「こんな事まで教えてもらっていいのですか」っというものから、
「こんなに沢山の事を一瞬で一斉にやっているのか」というものや、
「感覚」という言葉では表すのが難しいことを分かりやすい言葉を使っての的確な助言、
実演と検証などを駆使した教えかたは分かりやすく驚きの連続でした。

私の様な者では上手く言えませんが金山先生には大変感謝しております。
「いくら忙しくなっても今日の様な時間は大切にして行きたい」と別れ際におっしゃっておられましたね。
武術への情熱と追求心や周りの人との接し方など、
私にとって先生みたいな方に出会えた事が大変幸運に思えます。
米国のような所に長く住んでいると昔の自分はどうだったかっというのを忘れがちになってしまいます。
先生の心の持ち様や人への接し方など、まず人として大変大事なことを再確認させて頂きました。
心からお礼を申し上げます。

加藤○○(失礼ながらブログでは苗字だけの掲載とさせて頂きます)

お言葉に甘えて質問等が出た際はまたメールをさせていただきます。
また次回の帰国の際にはぜひ稽古をお願いします。

(掲載終わり)




 私にとって大変励みとなるメールである。二日間で七時間の稽古であったが、加藤氏が感じていたように私自身も、何年か前から稽古をおこなっていたような感じがしていた。縁といえばあっけないが、こういった不思議な出会いがあるから人生は前に進めるのかもしれない。あらためて加藤氏にはお礼を申し上げたい。


2013-12-08(Sun)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


松聲館 剣術技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


――――――――――――――

1975年生まれ
福岡県 北九州市出身
東京都 世田谷区在住

1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより俳優デビュー。他分野では、マンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などの活動をおこなってきた。

2006年
小林照子先生とのご縁から  『 からだ化粧 』のモデルを務める。

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む。

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し身体の使い方を研究しながら、『 抜刀術 』『 剣術 』『 杖術 』『 体術 』などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている。

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく
『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』を立ち上げる。

2014年
甲野善紀先生より
『 松聲館 剣術技法研究員 』という名称を頂き、自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている。
 
高齢者向け住宅にて
『 高齢者のための剣術教室 』をおこなっている。

日信工業株式会社の製品『 SAMURAI BRAKE 』のプロモーション活動をおこなっている

2015年
『 金山剣術稽古会 』を立ち上げ、現代における武術稽古の必要性を、身体と心で学べる場として活動している。

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