忘れられない一日

 今日ほど天気を心配した日も無いぐらい、ここ数日間は天気予報とのにらめっこ。低気圧の通り道が直線的に来れば雨か雪となりカーブを描いて進めば曇りとなる。どこかのチャンネルでは気象予報士が低気圧がカーブを描くというのはあまり考えにくいと言っていたので、機材を雨に濡らすわけにもいかないので、延期の段取りも頭の中に入っていた。しかし、昨日日曜日の夜から、月曜日の朝6時にあった雨やみぞれマークが消え、曇りマークとなり「おっ!」と思いながらも60%の降水確率に不安は変わらず。今朝は3時40分頃に起床し「東京に雨は降りません。」とニュースで断言していたので、ミュージカルだったら歌ってしまいたくなるほどの気分で、まだ暗い空の下、レンタカー屋さんまでピクニックラン。

 日産セレナに荷物を積み込み尾崎さんと待ち合わせ。甲州街道をゆっくりと現地まで向かう。7時過ぎに到着。機材を下ろし、私は車の中で着替えを済ませ、神社の関係者の方へご挨拶。今日はちょっとしたイベントがあるとの事で続々人が集まりヒヤリとしたが、許可を得ていたので問題にはならなかった。

 演武協力として青木さんも到着、記録係としてお願いしていた渡部さんも到着、しばらくして音楽をお願いしているMariさんも訪れ非常にスムーズに撮影は進行した。今回は、今日までの準備がこの日をものにすることが出来たと思う。さすがと言える尾崎さんもかなり体力(脳力)があり、青木さんも私のあれもこれもというアングルからの要望に真摯に協力してくださり、こんなに気持ちの良い疲れ、気持ちの良い痛みはない。

 朝はさすがに冷え込み手がかじかむため、抜刀術「懐月」では出来ないかもしれないと思ったが、構えの際の肩甲骨の操作と開き直りがその後何度も右手小指が言う事を聞いてくれて安堵した。

 芝の上で、地面に凸凹があり、斜面でスライドすると重心が傾き止る事が難しくなる。序盤はそうしたミスがあったが、徐々に足裏の感覚が芝の硬さと滑り具合と凸凹な地面への対応に慣れだし、動きの精度も上がってきた。外での稽古や演武というのはそうした、自然条件に身体の感覚がどう対応するかという事も関係してくる。

 スクリプターの渡部さんのお陰で、一時間半押した神社での撮影も全て撮りきることが出来ました。自分でも今日の時間内で全て撮りきれたのは尾崎さんの腕でもありますが、皆さんの力のおかげであると感謝しています。Mariさんの温かいお茶やコーヒーに手先の操作にも精度が保たれましたので、諦めなければならない技も無くおこなうことができました。

 昼からは青空も顔を覗かせ、セレナに五人機材と共に乗り込み、高速に乗って江戸川橋まで45分のドライブ。車内ではおにぎりやサンドイッチを食べながら、ハンドルを握る私は、この雰囲気はまさにピクニックランではないかクックックと嬉しさの中、尾崎さんのナビゲーションで首都高を走り、次のスタジオへと移動。

 ここでの撮影時間は神社で二時間近く押してしまったので二時間と少し。僅かしかないその緊張感が演武に反映され、稽古場と違った雰囲気で出てくる動きもあった。ここは、私が当初から決めていたスタジオであり、今回の映像に欠かせない場所でもある。

 無事に全てを撮り終える事ができ、幾つか変更したものもあるが、想定内であるためその辺の対応に困る事は無い。今回、限られた時間で、希望するものをほぼ全て撮る事が出来たのは誠に贅沢であった。それに応えて下さったカメラマンの尾崎さん、ギリギリの所を何度も受けてくださった青木さん、記録を付けて進行をスムーズにして下さった渡部さん、この映像の音楽をお願いし、今日は現場に来て下さり、差し入れから諸々細やかなお手伝いをして下さったMariさん、この映像作品は皆さんの協力が形になったものです。2018年2月26日は、これから永く良い想い出として残る事になるでしょう。この映像がどのようなものになるのか、敢えて控えておきたいと思います。本日は本当に寒い中、長い時間ありがとうございました!


2018年3月10日(土) 「抜刀術 特別講習会」
(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会  

2018年2月 稽古予定

2018年3月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2018-02-27(Tue)
 

本日発売

 株式会社夜間飛行から、甲野善紀先生のDVD 『甲野善紀 技と術理 2016 飇拳との出会い』が本日発売となりました。2013年から毎年出ているシリーズですが、今回の主観映像の迫力は必見かと思います。私も先生の剣術や太刀奪りでの打太刀を務めさせていただいてますが、まさにこの映像の感じでいつも受けさせていただいてます。いつもの五十嵐さんに井上さん、そして今回の特典映像には田島さんが出演されてます。あらためてそうした方々と長く共に稽古をさせていただくことに感謝しております。稽古法について悩まれている方には、これからの大きなキッカケになるかもしれません。購入先はこちら『夜間飛行』http://kono.yakan-hiko.com/のこちらの窓口へ、アクセスしてみてください。


2016-07-25(Mon)
 

DVD 『甲野善紀 技と術理 2016 飇拳との出会い』

 2016年7月25日に甲野善紀先生のDVDが発売されます。
 
 2013年の第一弾から続けて私も受けとして参加させていただいております。すでに予約受付中ということですので、予約購入等希望される方は、『夜間飛行』http://kono.yakan-hiko.com/のこちらの窓口へ、アクセスしてみてください。


2016-07-04(Mon)
 

抜刀術の可能性

 連日稽古の日々であるが、たまに休みがある程度で、ほぼ毎日稽古の状況に感謝している。ただ、以前のように無茶な稽古が出来なくなったので、身体の調子を見ながら動くようにしている。昨日は月刊「Lightning」の発売日で、107頁に私のコメントが僅かながら掲載された。剣術士という言葉は聞きなれないが、時代劇映画では数少ない抜刀術が作品の良し悪しを決定付けた黒澤明監督の「椿三十郎」をお勧めした。取材では沢山お話したが、掲載文は少々ニュアンスが違うものとなっているので、少しここに記したい。

 この椿三十郎の最後のシーンが成功したのは、あの近い間合いからおこなったことにある。仲代達矢氏の抜刀も訓練してなければ出来ないものであり、その起こり頭を捉え左手で刀を抜き右手甲側で峰に添えているという、特殊な抜き方をおこなっている。(弧刀影裡流居合術)やはり、生身の人間がその動きを映像加工無しで、おこなったことにこの作品の価値があるように思う。想定外に血が吹き出たと以前なにかのインタビューで拝見した仲代達矢氏の血しぶきも、こうした瞬間的に決まる技においては演出のバランスとしてアリだと思う。

 こうした近接間合いで、軽い竹光を用いた片手用のチャンバラではなく、両氏共に刀を扱う技術で振るっているところが、こうした西部劇の早打ちガンマンのような対決法に、世界的にも珍しい抜刀術という日本のアクションとしての可能性を見るのである。

 今日のYahoo!ニュースではハリウッド資本で「子連れ狼」をリメイクするらしいが、多くは日本人キャストという記事になっていたが、かつての若山富三郎氏のような剣技を魅せられる役者は、無名であっても実力者を使った方が絶対に成功するだろう。

 殺陣である以前に、剣技が身についているかどうかが、お芝居を付け殺陣となった時に重要になってくる。純粋に良いものを作るには、誰かが文句の付けようのないものを作るしかない。そうなってくれば、きっとそれらを模倣したものが溢れてくるに違いないが、今よりはいい流れになっていくであろう。

 さて、今日の稽古では、I君とR君が初めて共に稽古をおこなった。1歳差であるが、体格も髪型も似ている。こうした若い方との稽古は、ひじょうに心がスッキリするものである。これから、礼儀や思いやりなど自然と学びながら、輝いた瞳で何かを感じ育って頂ければ私も嬉しい限りである。

 明日7/2(土)は22時からNHKのEテレで甲野善紀先生と女優の片桐はいりさんとの対談番組が放映される予定である。演劇と武術とのつながりについてもお話をされているそうなので、私も楽しみに明日は観たいと思う。

 明日は戸越体育館で、15時30分~17時00分まで剣術クラスの講習をおこないます。明日のテーマは「起こり」です。7/3(日)も先週に続き体験参加の方が両時間帯ともに多めです。土曜日は比較的体験参加の方が少ない(今のところ体験予約はありません)ので、進行がスムーズに行けるかと思います。

 それでは明日も皆様よろしくお願いいたします!


 2016年7月16日(土)
 「抜刀術 特別講習会」

 (お申し込み受付中)

 2016年7月18日(月)海の日
 第8回 GM happy コラボレーション 「剣術と立ち回り」
 
 (お申し込み受付中)

 「金山剣術稽古会」 
 (会員希望者受付中)

 7月稽古日程

 8月稽古日程


2016-07-02(Sat)
 

facebook 『からだ化粧』

 今から10年前の2006年に、小林照子先生とのご縁から『からだ化粧』のモデルを務めさせていただいたことがある。10年前は、役者活動とモデル活動をおこなっていた時期であり、小林先生とのご縁は、当時私がギャツビーのモデルをおこなっていた時期に、そのデザイン会社の社長さんとともに、目黒にあるスタイリストの先生のアトリエでおこなわれるパーティーに参加し、そこで写真家の山田氏と知り合うことなり、その山田氏のご紹介で小林先生が校長を務められる「フロムハンド」メイクアップアカデミ-という当時南青山の骨董通りにあった専門学校に訪れたことが小林照子先生、からだ化粧とのご縁の始まりであった。(現在は原宿のど真ん中神宮前にあります。)

 1980年に初めてからだ化粧として作品が誕生し、当時海外で絶賛された写真集を見せていただいたときは、初めて見る人間の美しさというものに衝撃を受けた。2006年に小林先生に睡蓮を全身に描いていただき、2008年発売の「森羅」という写真集に光栄にも作品として残るものとなった。

 その作品群がfacebookでふたたび観ることが出来る。私としても10年が過ぎ懐かしい思いと共に、さまざまな作品から感性を刺激され、前に進もうという気持ちになってくる。小林先生から人生の生き方を学ぶことは多い。私自身も今を精一杯に、感性を磨いていけるように日々を精進して行きたい。

からだ化粧のfacebookに私がモデルを務めたものが配信されている年月日です)
2013年9月24日
2014年7月31日
2014年8月7日
2014年12月15日
2015年6月8日
2015年9月14日

あれから私の身体も約7年前に武術を始めたことで随分変わってきたので、また機会があればどのような姿になるのか・・・・・・その時は刀を持ってお願いしたい。


 金山剣術稽古会 【会員希望者受付中】
 2月稽古日程
 3月稽古日程

2016-02-16(Tue)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


松聲館 剣術技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


――――――――――――――

1975年生まれ
福岡県 北九州市出身
東京都 世田谷区在住

1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより俳優デビュー。他分野では、マンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などの活動をおこなってきた。

2006年
小林照子先生とのご縁から  『 からだ化粧 』のモデルを務める。

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む。

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し身体の使い方を研究しながら、『 抜刀術 』『 剣術 』『 杖術 』『 体術 』などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている。

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく
『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』を立ち上げる。

2014年
甲野善紀先生より
『 松聲館 剣術技法研究員 』という名称を頂き、自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている。
 
高齢者向け住宅にて
『 高齢者のための剣術教室 』をおこなっている。

日信工業株式会社の製品『 SAMURAI BRAKE 』のプロモーション活動をおこなう。

2015年
『 金山剣術稽古会 』を立ち上げ、現代における武術稽古の必要性を、身体と心で学べる場として活動している。

2018年
『 関西特別講習会 』として人との繋がりを大事に遠方での講習会もおこなっている。

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