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存在の証明は日々の精進

 明後日19日はスーパームーンといわれているが、東京上空では見られそうな(残念ながら雨となりそうです)気配。だがスーパームーンよりも、地表から昇り始めの赤い月のほうが見応えはある。澄んだ大空が見渡せる土地に住みたいという憧れはあるが、それはまだまだ先の話。今は前を見て日々を過ごしていかなければならない。


 さて、本日は昨日と同じく賑わう講習となりました。2月は体験参加が終わる前に入会希望される方が続いております。1月はインフルエンザが大流行した影響もあり、世間的な動き出しは2月からとなっている気がいたします。

 本日の殺陣クラスではこれまでおこなってきたタイプMの抜き出し稽古から、最後にタイプMの序盤の動きを2チームに分けておこないました。

 タイプⅠの動きでは絡みのタイミングなど慣れている方が多くいましたが、今回のタイプMでは絡みの斬り掛かるタイミングや、細かな位置の調整など一からお伝えすることに懐かしさを覚えました。

 芯はなるべく余計な動きをせずに、ベストな体捌き刀捌きをおこなうことです。それを生かすのが絡みの役割であり、動きの中で芯が引き立つように微調整していかなければなりません。とくに役者さんにとっては、そうした芯を引き立たせる動きを身につけるという事がとても重要であります。

 それは、間合いやアングルの調整であったり、相手の強さを示すメリハリの表現。客観的に立廻りを観たときに、心地良く観られるためのテンポが、芯も絡みも含めて、総合的な協力のもと出し引きして行かなければなりません。そうすれば、どの辺りまでやっていいのか、或いはアッサリと片付くことの意味も解ってきます。

 これは私の考え方なのですが、音楽の力というのは、歌詞も重要ですがやはり曲が良くないと成り立ちません。考えずに感じる要素がリズムにはあり、構成を練られた楽譜が台本であるなら、その台本に書かれた音符をそのテンポでおこなえるための技術が求められます。軽い竹光刀では、片手で振り回せますからテンポ良くカンカンと合間に決めの形を挟みながらおこなわれておりますが、私としましては重たいものを扱う体捌きと剣技の中でそれら音符にあったタイミングで動けることが重要であると考えます。しかし動きの速さを単体で考え、ただ展開を繋げただけでは観ていて心地良くなりませんので、全体的なリズムを皆が掴んだ中でおこなえるようになりますと、芯と絡みのやり取りの連鎖が楽譜どおりに乗った場合、細かい技術はさておき見栄えはグンと作品らしくなってきます。

 見せ方のコツといたしましては、メリハリを逆算的に用いることです。屈む前段階に反らしておくこと。逆に大きく伸び上がる前に低くなっておくこと。対照となるべき動きを逆算的に考えておけば、どのようにリアクションを取ればいいのか動きが見えてきます。スピードも然り、速く動く前にはゆっくり動いたり或いは静止すること。逆に静止する寸前には速く動くこと。剣技だけでなく、そうした表現の理解も殺陣クラスの中では身につけていただきたいところです。リアルな迫力とは、全ての動きが高次元な技量でおこなえる武術家と呼べる人であれば、それがそのまま見栄えに繋がるかもしれませんが、ほとんどの方はそこを目指している訳ではありませんので、リアルな感情は後回しにして、見せ方の技術を違和感の無い動きで安定的におこなえることが、私の講習では心掛けているところです。

 身体が自在に動かせるようになるということは、動いている本人もまたそれを観ている相手も、それが本当に調和の取れた動きであるなら心地良いものである筈です。武術稽古でそれを実感出来るようになれば、自ずと立廻りというお題が現れたときに、どのように全体的な流れの中で調和をもって動けるか、身体が感じ教えてくれるようになるでしょう。ですから、剣術や杖術などで身に付いた身体感というのは殺陣にも通じるものがあるのです。

 今一度、自らの動きを細かく点検し、それを視覚でなく動いている中で感じとれる訓練が大切です。ですからゆっくりと杖をおこない、意識は身体全体へと向かい、動きの中でどうなっているか、自らの癖などを知り、そこから対策を見つけ実践し、新たな身体感を身につけることが稽古法としては望ましいと思われます。

 タイプMは、タイプⅠに比べると動きやすいものと思われますので、今が皆同時に一斉スタートした段階ですので、これから毎週の稽古でどのように伸びて行かれるのか楽しみにしております。


 剣術クラスでは、今日は久しぶりに納刀法と抜刀術のみをおこないました。基礎的な部分から後半は一気に難しい内容に入りましたが、昨日の剣術クラスでもそうでしたが、出来そうなものばかりを初心者の方にやっていただくよりも、いきなり難しいものを体験して頂くことも、その方にとって大きな目標となりますので、熱意のある方にはそうした内容がよろしい場合もあります。

 
 まだ先になりますが3/9(土)15時00分~17時00分品川区総合体育館剣道場にて「杖術 特別講習会」をおこないます。今回も新しい技「風鳴」(かざなり)「玉簾」(たますだれ)「透かし玉簾」「渦潮」(うずしお)をおこなう予定です。まだ殆どの方は知らない動きですので興味を持っていただけるものと思われます。18時からは会場から徒歩3分のところにあるキリンシティ大崎店で懇親会をおこないますので、併せてご参加可能な方はご連絡下さい。

 本日も活気のある講習となりました。体験参加を終えたOさんが来週から正規受講生として生徒になられます。そうして共に人生の共有時間を生きて行ける方が少しずつ増えていただける事は、すべてを一人で取り仕切って活動している者として嬉しい限りです。私はこれからも変わらず、稽古し技を追求しそれをご縁のある方にお伝えし、そのなかで真剣になったり笑いあったりしながら時を重ねて行くつもりです。私が何をお伝えできるか分かりませんが、存在の証明がこうした立場の価値であると思っておりますので、日々精進していくことこそが私の仕事であると思っております。これからも人生の共有時間を過ごしてくださる皆様を大切に生きて参ります。


2019年3月09日(土)「杖術 特別講習会」のお知らせ(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会ホームページ

2019年2月 武術稽古日程

2019年3月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-02-18(Mon)
 

時代に応じて変革が求められるもの

 本日は、品川区総合体育館剣道場にてGold Castle 殺陣&剣術スクール剣術クラスの講習をおこないました。

 今日は先月75歳になられたOさんが三百回目の受講回数となられました。体重30㎏台前半で20年間関節リウマチに症と付き合いながらの三百受講は並大抵ではありません。ザッと計算いたしましても、週に一回毎週参加されても一年で約五十回位ですから、六年間掛かります。実際にOさんは今年で六年目となりますが、安定して継続できたことは怪我や病気の予防がシッカリ出来ていたということでもあります。今後は受講回数は十分な回数ですので、自らの動きの基盤、身体の確認の目安となる動きを自ら定め、周囲とは別に幾つかこだわりの持てる動きをこれから長く付き合う技として選定することをお勧めいたします。

 これまで通り、皆と同じ動きをおこなうのも良いですが、それだけでは本当の意味での動きの追求に辿り着くのは難しいので、自らの動きの進展を実感出来る稽古内容を、杖術、剣術、抜刀術、それらの中から一つか二つずつくらい、ご自身の身体で深く向き合える内容のものを選定し、それと同時に皆と同じ内容のものをおこなっていきますと良いでしょう。こうした稽古は私もそうですが、自らの動きの質を確認するものとして質を確認する基盤の技というものは必要になります。

 他の生徒の皆様も同様に、これまで沢山の技や動きをおこなってまいりましたが、その中で一人稽古が出来る環境の方は、ぜひ自らの動きの進展を確認出来る(トライ&エラー)稽古で学んだことを、自身のこだわりの内容に取り込み検証してみてください。きっと、これまでと違った身体の面白さ不思議さに気が付けると思います。

 Oさんの存在は、他の生徒の皆様にとりましても、「私に出来るかしら…大丈夫か不安…」と思われている運動経験の少ない女性の方には勇気をもらえるのではないでしょうか。Oさんの動きによっては驚く手順の調和が取れているものも見受けられますので、私は決して嘘で褒めませんから、その方の状況を踏まえた上で、動きを観て「いい動きです。」とお伝えしております。今後の課題は、先に申し上げました自らの身体の使い方を判断出来るものを選定することと、動きや技に使われる意識を、別のところにも同じように自らを観察し注意して行かれるとさらなる進展と状況に新しいものが見えてくるようになるものと思われます。難しいことですが、自分と向き合う時間が取れているということは、総合的に進展できる環境にあると言えますので、私の想像にもつかないこれからの成長を若造が生意気に語っているのは百も承知ですが期待しております。ですので、怪我や病気にはくれぐれもお気をつけ下さい。

 
 講習では、常連の皆様以外にも久しぶりとなる65歳のNさんや奈良から体調不良にも関わらず参加して下さったKさん、体験参加が終了し今日から生徒になられたFさん、体験初参加の方がお二人いらっしゃり、11歳のK君が入会したいとお母様にお伝えし、さっそく武道具の発注をお受けいたしました。こうした事は賑わうこの教室の雰囲気を作ってくださる生徒の皆様のおかげであります。初めて訪れた方が安心して楽しめる環境であることが開かれた場には重要ですので、生徒のみなさんの自然な雰囲気が11歳から75歳まで幅広く受け入れられる空間にあるのだと思います。

 剣術では「突き」を一段~三段突きまで、脚部と手之内の連動の妙といいますか、それぞれに興味を持って取り組んでいただけたと思われます。内容といたしましては、突きをさまざまに稽古したのち、「劉之型 霧」のみとなりました。内容といたしましては、それだけなのですが、重心移動など動きの中に「憧れ」を抱くものがあれば、どのようにしてそういう動きが出来るのかをみなさん興味を持って集中して稽古をされます。初めて参加された11歳のK君も一時間半最後まで集中が切れることなく取り組むことが出来ました。見学されていたお母様も息子さんの取り組む様子をご覧になって嬉しさもあったかと思います。小学校五年生といいますと、私にとっての毎週一回一年間マンツーマンで稽古してきた郁己君がいますので、一週間毎の成長には本当に驚かされたものです。その郁己くんも四月で中学二年生。休憩時間になぞなぞを言っていた少年も、声が変わりおそらく身長も私を追い越したかもしれない青年となりつつあります。部活動などで以前のように稽古は出来なくなりましたが、また長期学校が休みになった時に稽古に来られるのを楽しみにしております。

 話が逸れてしまいましたが、子どもは大人をよく観ているものですので、そういう目を感じて私も成長させられます。私は誰にもやとわれず、武術を仕事としてご飯を食べております。ですので、私自身の成績を気にすることや上司の目を気にせず、私は私の言葉をストレートに伝えることが出来ます。しかしながら言葉よりも、大事なことはその人そのものの存在でありますので、日々の生き方が重要になります。

 先日フト思ったのですが、武術や武道が、その時代に求められるものとして成り立ったのであるのなら、時代が変わりその大きく変わった世の中に応ずる武術や武道に変わっていかなくてはならない筈です。

 当然の事ながら時代は変わりゆくものです。今を生きる時代に求められる武道武術とはいかなるものなのかを考えた時に、武道武術自体も変革し今を生きる時代に通じるものでなくてはならない筈です。これから益々時代は未来を現実としたものになってゆくでしょう。なんのために武道武術をやっているのか、ただの懐古主義になってしまわぬよう、いつの時代も最新を求めて探求していくことが望ましいと私は思います。映像が氾濫する時代、そうした情報と目が肥えていく時代においてこれまで普通に存続していたものに対する「違和感」が、時代の変化と共にひそやかに忍び寄って来ているのではないでしょうか。

 
 講習後は、となりの柔道場に移動して「杖整体操」の講習会を開催いたしました。杖整体操は初めて参加される方が少なくなく、これまでに四名の方がこの杖整体操の講習会で初めてお会いすることになりました。その中から、金山剣術稽古会に参加された方もいらっしゃいましたし、先日の剣術特別講習会にご参加下さった方もいらっしゃいました。こうした体操からご縁が生まれる環境も大事にしたいと思っておりますので、「以前から身体のことについて関心はあるけれど、剣術や殺陣はちょっと苦手。」という方には杖整体操はご縁が生まれやすい講習会であると思われます。次回は4/29(月/祝)15時30分~17時00分 品川区総合体育館柔道場でおこないますので、身体の硬い方や自分でリラックス出来る方法を知りたい方、お気軽にご連絡下さい。

 杖整体操では、Fさんが開脚して畳に頭がベタッと着くようになり、身体の硬いYさんは5㎝手が前に着くようになりました。相手に引っ張ってもらう「寝返しゆりかごバージョン」では操作する側も負担がない為、今後はこれをお伝えしていこうと思います。効果は「両手持ち上げ」と同様の目がトロンとしてそのまま寝ていたい状態になりますのでこれで十分です。


 帰宅後は、生徒のNさんより1月14日に撮影した「立廻り特別講習会」の仮編集された映像を送って下さいましたので全員分確認。

 今の段階は、画像の質感が決まり、編集のつながりのタイミングが決まったところです。あとは、先日フリー音源を聴きまくり、そのなかで有料でしたが一つマッチする音源が決まりました。効果音などもNさんが合わせて下さいますので、私としましてもその音を重ねた映像を観て作品感が増すものと想像しております。

 贅沢を言えば、Mariさんにお願いしたかったのですが、まだ「かざあな。抜刀術編」もありますし、この規模のものをお願いするには申し訳なく思いますので、いつか準備して、教室としての作品を作れたらとも思っております。しかし、Nさんが無償で(Nさんが頑なに辞退されますので止むを得ず)撮影と編集まで私のワガママを聴いて下さっており、大学院での授業と研究やドクターとしてのお仕事の合間を縫って作業してくださっております。

 Nさんには諸々ご負担をお掛けしております。編集がもっとも大変かと思いますが、俳優さん達の映像を編集する機会もそうそうないものと思いますので、信頼しているからこそのお願いでもあります。みなさんが喜んでいただける映像を楽しみにしております!

 お陰様で本日も充実した一日となりました。明日もこの幸せな一日が深川スポーツセンター柔道場で待っています。明日もまた賑わいのある講習となりますように、みなさまお待ちしております。


2019年3月09日(土)「杖術 特別講習会」のお知らせ(お申し込み受付中)

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2019年2月 武術稽古日程

2019年3月 武術稽古日程

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2019-02-17(Sun)
 

やる事が少なくなる導き方へ

 今日は三連休の二日目。そのせいか夕方の山手線は混雑し、新宿駅のホームではちょっと斜めに歩けないほど人が溢れていた。人口が減少していても東京は逆に増え続けている。上京する人や外国人観光客である。今は当たり前のように外国人観光客を目にするが、ブームとは永遠のものではないので、そうなったときの世の中の状況がどうなるのかも気にはなっている。

 
 さて本日のGold Castleは、体験参加二回目の方がお越しくださり、その方のペースに合わせてゆっくりと進めて参りました。ガンガン動ける方もいらっしゃれば、ゆっくりマイペースで取りくまれる方、少しずつ慣れて行きながら楽しめるようにおこなっております。

 殺陣クラスでは、タイプMの抜き出し稽古として、二人一組や三人一組となって場面場面をおこないました。今日お伝えいたしました言葉に、「どの瞬間を写真で撮られても動きが絵になっているようなそんな動き方を考えながらおこなって下さい。ですから、その動きを探るにはゆっくりと点検しながら瞬間瞬間を疎かにしない意識を持ち続けることです。」速い動きでおこなってしまいますと、そうした大事な部分がスルーされてしまいますので、ただ速く動けたということを「良し」としてしまっては、動きを見つけることにはなりません。教室も六年目となり何人かの生徒が育ってきておりますので、今後はそうした部分を感じながらやってみるとさらに良くなるでしょう。

 ミュージシャンのWさんも楽しくHAPPYになっていただきました!イベントなどでお忙しい合間を縫ってのご参加にいつもありがたく思います。もちろん他の生徒のみなさんも、日程を優先してご参加くださっている事はいつもありがたく思っております。

 杖術クラスでは、「三段抜き」が皆さん興味を持って取り組んでくださり、「かざあな。杖術編」や今度プロモーション映像として「神田すずらん館」のサイトにも掲載させていただく予定ですが、やはり人が見て「興味を持っていただける動き」というのが講習会や教室などでは、生徒の集中力を引き出すことになりますので、そうした動きを備えておくことは講師としては誠意でもありますし大切なことだと思います。


 最後におこなった「三十連円打」では、丁度良い具合に全て覚えた生徒と、まだ途中までの方や初めての方が半々でしたので、ペアになっていただきそれぞれの組で生徒同士が教えていくという形になりました。

 これはいつも不思議に思うのですが、丁度いい具合にペアが揃うんですね。

 優しい方には(みなさん優しいのですが)初心者の方と組んで頂いたり、いちばんベストな組を瞬間的に決めるのは私の役目で、キャスティングが決まると後はもう眺めてるだけです(笑)。

 いろいろな人の色々な表情を見ながら言葉を堪えて眺める時間が取れるときというのは、ある意味教室として整った状態と言えるのかもしれません。

 今後も、三十連円打に限らず、そうした眺める時間を増やせる(本当は動いたり言葉を伝えたりしたいのですが)導き方が出来るように講師としても精進して行きたいと思います。

 今日も賑わう楽しい時間でした!ありがとうございます。


2019年2月16日(土)「杖整体操」のお知らせ(お申し込み受付中)

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2019-02-10(Sun)
 

最年少の体験参加者

 たった今NHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」を観たところです。Tさんよく走っていましたが最後に抜かれてしまいましたね。橋の上での睨み合いはなんだったのでしょうか(笑)。

 その他にも今日は金山剣術稽古会のI氏もNHKにご出演されており、テレビで生徒の姿を観るのが珍しくなくなってきました。

 
 さて、本日のGold Castleの講習では、体験初参加の方が五名訪れ、殺陣クラス剣術クラスともに賑わう講習となりました。そのなかでも、殺陣クラスでは八歳の女の子が体験参加に来られ、お母様の見守るなか初めてとは思えない綺麗な形が作れることに驚きました。ニコニコと好奇心大盛で一時間半最後まで集中が途切れることなく理解も早く取り組むことが出来たのにはたいへん立派でした。

 教室としましては、これまでの経験から小学校五年生未満は大人と混じって最後までおこなうことが難しく、周囲の生徒達の負担が増えてしまうためなるべく避けてきましたが、その旨をお伝えし「まずは一度体験されてみてください。」ということで今回お越し下さいました。

 八歳の体験参加者は一番若くこれまでに二人ほど来られた記憶があります。いずれも男の子でしたので、女の子は今回が初めてとなりました。形が良く吸収が早く集中も続きましたので、またご縁があればご参加いただきたいと思っております。

 ミュージシャンのWさんも久しぶりに復帰されました。気が付けば五ヶ月間空いておりましたがいつものように楽しんで頂けました。今日は俳優の男の子達と組んで殺陣の稽古内容「払い五斬」などをおこなっていただきました。

 剣術クラスでは、唯一Nさんがダブル受講され、まだ講習回数も十回未満ですが全体的な動きが良くなっておりそれに比例して吸収力も高まってきているのを感じます。上達の流れに乗っている内はやればやるほど伸びて行きますのでそのタイミングを大事にドンドン励んで頂きたいと思います。今日の殺陣クラスは七割~八割位が役者活動やなんらかのアーティスト活動をされている方々だと思いますので、そういう方々が増えてきたことを痛感しております。

 剣術では初めに鍛練稽古をおこない基礎的な剣の操法、次に相手を付けての操法などをおこないました。今日の参加者では、もう少し楽しめる内容にしたほうが良いだろうと考え最後に「誘対稽古」をおこないました。まずは、道具に慣れる事。雰囲気に慣れる事。周囲を観る余裕を持つこと。そこから言葉の理解に入っていく場合もありますので、いきなり技術面からお伝えしても苦手意識を植え付けてしまう場合がありますので、それぞれのペースに合わせて講習内容を組み替えていくこともあります。

 新しい生徒が増えてくると、経験の或る生徒の成長にもつながります。教えるということは考えを言葉に置き換え、周囲を観て判断しておこなう必要があります。人に教えるということは自分自身にとっての学びにもなっておりますので「教えたがり」は良くありませんが、状況を見てベストな判断が出来る生徒の自主性にもこれからは期待しております。


2019年2月09日(土)「剣術 特別講習会」のお知らせ(お申し込み受付中)

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2019-02-03(Sun)
 

明日の大河ドラマに生徒のTさんが出られます

 毎年1月は体験参加者が増える傾向にありますが、今年は2月から動きが感じられます。

 さて講習では、「正面斬り」「袈裟割り」「劉之構」をおこないました。なかでも初めておこなった劉之構による対応には、やはり剣を振る又は斬るという軌道に捉われてしまうと攻防における大きな隙が出ることが判ります。間合いを取っておこなうため危険度は高くありませんが、それでも緊張感のともなう稽古ですので皆それぞれに真剣に集中して取り組んでおりました。そのため、後に予定していた内容が二つほどありましたが、劉之構の攻防をそのまま続けました。

 体験初参加の方と体験三回目の方も、基礎的な技をジックリおこなったほうがいいかと思いましたが、剣術クラスではこのところ体験参加の方も生徒と同じ内容を易しく出来るようにおこなっております。

 来週2月9日の「剣術 特別講習会」では、今日おこなった「劉之構」から少しだけお見せした「劉之型 霧」「劉之型 月」をおこなう予定です。その他に「陰陽之太刀「陰陽之祓い」「陰陽之型」をおこないますので、これだけでも時間が足りるかどうか微妙なところです。

 まだまだお申し込みには余裕がありますのでご連絡お待ちしております。もちろん他流の方や単発で参加される方も歓迎しております。


 明日は深川スポーツセンターで殺陣クラス、剣術クラス合わせて体験初参加の方が五名来られる予定です。剣術クラスに関しましては、あとお一人様受付が可能ですので、殺陣クラスが定員になって参加を断念されている方でも興味深く取り組んでいただける内容です。剣術はレベルが高いと思われている方がいらっしゃるかもしれませんが、殺陣と同様に身体の使い方など共通している部分が多くありますので、両方受講されてみてもよろしいかと思います。

 明日放映の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~ 」で、一昨年の12月から休講中の役者Tさんが出演されます。北海道の富良野塾に9年ほど在籍されていた時期があり、東京に出てきたばかりの頃に生徒になられた役者さんです。一年程休講されておりますが、全国で舞台をおこなわれたり精力的に活動されております。今年になってTさんから「大河ドラマに出ます!」というお話を聞いて私も嬉しくなりました。

 明日はテレビでその姿を拝見するのを楽しみにしております。


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2019-02-02(Sat)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


1975年生まれ
福岡県北九州市出身
東京都世田谷区在住

松聲館技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師

現代武術教室講師


1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより映画に出演。そのほかマンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などをおこなう

2006年
小林照子先生とのご縁から
「からだ化粧」のモデルを務める

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し「抜刀術」「剣術」「杖術」「体術」などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく「Gold Castle 殺陣&剣術スクール」を発足

2014年
甲野善紀先生より
「松聲館技法研究員」を拝命
自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている
 
シニア住宅にて
「高齢者のための剣術教室」をおこなっている

日信工業株式会社の製品
「SAMURAI BRAKE」のプロモーション活動に携わる

2015年
「金山剣術稽古会」を発足
現代における武術稽古の必要性を身体と心で学べる場として活動している

2018年
「関西特別講習会」として定期的に関西地域での講習会を開催

2019年
神田すずらん館にて「現代武術教室」講師を務める

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