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同期の新生徒達

 本日のGold Castleは二ヶ月ぶりとなる深川スポーツセンターでの開催でした。

 前回9/1に殺陣クラスでは立廻りの映像を撮影いたしましたが、今回も同様に撮影いたしました。まだ二回目の撮影ですので、出来不出来は二の次という段階です。今回は立廻りタイプMを最後までおこなうことが出来ました。

 今日撮りましたそれぞれのカットをNさんに編集して繋げて頂く予定ですので、編集終了後ホームページの非公開用のページに掲載いたします。

 映像が出来ましたら、どの辺りに注意しなければならないのか、そうしたポイントを掴んで稽古に望まれると良いでしょう。また互いに間合いやキッカケなどの声、間とリズム、そうしたものを会話の中で話せるまでになれば大きな進歩です。

 次回の講習からは、今回の映像を踏まえて、修正する必要がある部分を重点的に選んで講習内容に組んでいこうと思います。また、今回の撮影に参加された方の動きを一人ずつチェックし、課題箇所をお伝えいたします。より具体的に次への修正稽古になるかと思います。

 非公開の映像ページに掲載後、こちらのブログやGold Castleのホームページでお知らせいたします。ユーザー名とパスワードが分からない生徒はご連絡下さい。


 本日は体験参加の方も多くお越しになられ、お一人ご見学に来られておりましたが、お休みの方がいらっしゃいましたので貸し出し武道具に空き出たことから体験して頂きました。10月は多くの方がお仕事の都合などで休講されましたが、11月になってからは体験参加の方の多くが正規受講生になられます。同時期に一緒に生徒になられた方同士というのは、互いに話しやすいものですので長く続きやすいですし上達も早いものです。一人だと不安なことでも、同年代や同姓の方ですと一緒に相談し合えるというのは滅多にないタイミングでもありますので、Gold Castleという場で良い仲間と巡り合う事を私も期待しております。今回はタイミング的にも同期の参加者が多いかと思われますので、新たなGold Castle 殺陣&剣術スクールの生徒として、これからの新鮮な空間に期待しております。

 
 次回の日曜日は、久し振りに文京スポーツセンター剣道場で開催いたします。すでに殺陣クラスの体験参加のお申し込みは定員となってしまいましたが、杖術クラスには空きがございます。その先の24日(日)の殺陣クラスは残り四名まで受付可能です。

 生徒の総数といたしましてもまだ受け入れ可能ですので、引き続き体験参加のお申し込みは承っております。

 
 後半の剣術クラスでは、全員殺陣クラスからのダブル受講でしたので、合計三時間最後まで集中して稽古に励んでいただきました。

 今日の参加者に合わせた内容に変更し「正面斬り」、「斬突き」、「払いからの斬突き」、「胴斬り」、「横鹿威し」(よこししおどし)などをおこないました。剣の操作、軌道と両腕や手之内の操作に体験参加の方々は苦労されておりましたが、少しずつ感じる部分があったかと思います。生徒のみなさんも、始めは皆例外なく苦労されておりますので、それを苦労と思うのか、興味深く知っていくことに関心を持てるのかでは、感覚の芽に関わってきますので、身体と心、そこに興味が加わり、何を発見出来るか、自らの心身を発掘作業していくように稽古に取り組まれますと、出来ることも出来ないことも納得出来る部分が見えてきますので、あとは乗り越え方を自ら探ることで、出来るための道筋が見えてくるものと思われます。

 
 講習後は、会場を出て門前仲町駅に向って歩いていましたら、体調不良のため二ヶ月ほどお休みされている生徒のIさんと遭遇いたしました。長期療養中のため、自宅から近いこの会場まで、私へのご挨拶のために陽も短くなった夜の道すがらに体調の優れない中、自転車で駆けつけて下さいました。

 とても律儀な方で、一度講習後に、奥様とお子様にご挨拶させて頂きました。そうしたIさんという方もGold Castleの生徒にはいらっしゃいます。私はフェイスブックやツイッターなどのSNSはやっておりませんので、皆様からのお申し込みは殆んどがホームページを見てからのご連絡だと思われます。そうしたSNSの力を使わないのが良いのか悪いのか分かりませんが、今来られている生徒達や、体験参加の方々の雰囲気を見ておりますと、ご縁があればこのままで十分だと感じておりますので、偏らずに、さまざまな方がお越しいただける窓口であるようにこれからも気をつけていきたいと思っております。

 本日もお越しいただいた皆様、ありがとうございました。


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『古武術は速い~“型の手続き”を追求した剣・杖の実践的な体使い~』


金山剣術稽古会

2019年11月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-11-10(Sun)
 

得物との相性

 本日日曜日は品川区総合体育館剣道場でGold Castleの講習をおこないました。

 殺陣クラスでは、タイプMを中心に時間を割いておこないました。徐々にですが動きを覚えてきておりますので、全体で直ぐに合わせられるようになれば、もっと動きが良くなるでしょう。

 基礎稽古だけなら講師としては楽なのですが、立廻りと基礎稽古は別物ですので、殺陣に対する憧れで訪れる方が殆んどだと思いますので、立廻りが出来るように進めて行かなくてはなりません。そういう意味では殺陣クラスというのは、チームプレーでもありますので、剣術クラスや杖術クラスのように、その週の技を稽古するというものではなく、時間を掛けて作り上げて行くという部分が大きく異なるものです。

 杖術クラスでは、十一之型に時間を割いてお伝えいたしました。一つの動き、繋ぐ動き、それらが常に混じり合いながら動いて行きます。上手く行かない部分というのは意識が疎かになっているものでもありますので、疎かにしていいものとそうでないものを把握していけるように自身と向き合いながら一点の洩れも無いように観察し続けることです。

 今日は体験参加の女性が三名お越しいただきましたが、お二人は殺陣クラスのみ受講され、もうお一人は続けて杖術クラスを受講されました。そのときに、杖の動きに対する反応に感じるものがありましたので、いきなりでしたが十一之型の前半部ををおこなっていただきました。

 本来は基礎的な扱い方などを踏んで行かなければ、何も出来ないままに気分が落ちてしまいがちですが、目が輝くほどの関心は、その関心事をほおってしまってはならないと、十一之型をお伝えいたしました。

 そうしますと、思っていたとおり手順をお伝えしなければなかなか覚えられないものが、難しいものであるという思考よりも、この動きがやりたいという思いの方が勝っており、難無く動きが身体に吸収されておりました。

 「杖が身体に合っていますね!」とお伝えしましたが、本当に先の殺陣クラスでお帰りになられていたら、杖で今日のように動ける喜びを得られぬまま体験受講を終えられていたでしょう。

 こうした得物による身体との相性は人によってさまざまにありますので、得意なものから感覚を身に付けていくことが出来れば、苦手なものも気が付いたら克服出来ていたということになるでしょう。

 Gold Castle 殺陣&剣術スクールでは、三回まで無料で体験受講出来ますので、殺陣クラス、剣術クラス、杖術クラス、それぞれを受講してみて、自分に合ったクラスを決めることも出来ますし、全部を調整して受講することも出来ます。

 お仕事の都合で身に付けておく必要のある方は殺陣クラス。時代劇のような立廻りに興味があるけど、主役以外の斬られるお芝居や、キッカケの声、斬られる際の声のリアクションがどうも苦手という方は剣術クラス。デスクワークで運動不足、背中が凝り固まって何か新しいことを始めてみたいという方には杖術クラス。というふうにクラスを固定せず、自分に合ったクラスを自分で選択できるのもこの教室の特徴です。

 来週日曜日は、深川スポーツセンターでおこないます。この日は立廻りの映像を撮りますので、生徒の皆様には前回以上の映像となるように準備をしてきて下さい。

 声、間合い、倒れる位置、カメラとの位置関係、偶然で良いものは撮れませんので、一つ一つを考えて稽古した後撮影に入ります。この日の殺陣クラスは体験参加のお申し込みも定員となりましたので、私も頭の切り替えをフル回転させられるよう準備して参りたいと思います。


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2019年11月09日(土) 『剣術 特別講習会』(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会

2019年11月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-11-04(Mon)
 

身体と心が失われている世の中

 昨夜金曜日は、夜から松聲館へ伺い甲野善紀先生と稽古をいたしました。先生から「最近はどうですか?」と訊かれることに毎回ドキリとしておりますが、それはすなわち稽古が進んでいるかということでもあり、その報告を拙い言葉でお伝えさせていただいております。

 先日の関西特別講習会から帰った翌日の稽古で、「呼雀」に対する「雀返し」の微妙な運ばれ方になんとか工夫するものは無いかと、「蠢動」にて試して見た所、全く駄目であり、続いて浮きと蠢動を合わせたものをおこなったがこれは予想通り駄目。

 では、浮きの直後に蠢動をかけてみてはと思い立ち、これがピタリとはまり、蠢動の特性についてあらためて発見があった。

 もう少し日を溯ると、関西に行く前に身体の安心感を求めた状態は身体の働きにとって弊害があるということに気が付き、無意識で安心していた実感を、そうさせないように、「状態に安心感を与えなくても、もういいですよ。」と解放してあげるように、身体各部を点検することで、以前に比べ蠢動の利きが向上したのであった。

 そうしたことから、蠢動の使い所というのが、身体の抜けた状態において極めて有効であるなら、崩されたり動かされたときにも有効であることが、今回の「雀返し」で検証出来たのである。

 抜け目無く整えた状態で利きが落ちるのであれば、瞬間的に「まずい」と感じたときに使える蠢動は発見したときと同等の興奮に近いものがあり、今後さまざまに状態を保ってくれるものとなるのではないかと期待している。もちろん、この蠢動をいつまでも頼りにしていてはならないので、これを越える状態の整え方を見つけたいと思うが、今はまだこの蠢動を使いこなせるようにしたい。

 
 そうした、これまで頼りにしてきたもの、有効であったものというのは、ある時に弊害となる場合があり、大事にし過ぎてしまったことで先の進展に辿り着けない場合があります。信じていたものをやめるということは、意外にも執着があるものですから、不安を避けたがるのが人の性でもありますので、失敗しながら不安の中で、微かな瞬間を逃さず観察し続ける集中が大切になります。

 意識と無意識を掴んでいくように、身体からの声に意識が譲ってあげられるか。日本語として意味が解り難いものと思いますが、身体的実感からは、詳細に間違いの無いように多くの言葉を使ってお伝えするより、感覚的な表現の方が身体を動かす際にはピタリと嵌ることがあります。ですから、文章というのはある意味実践者の感じた思考、行動、問題、解決法、そうしたさまざまな脳内伝達回路の整理が、身体を通じて嵌る言葉や文章になって行くのだと思います。それは意識と無意識のバランスにも繋がっており、理路整然すぎる説明は意識の割合が多く、無意識に感じる何かを引き出すのは、ある種抽象化されたものや例えの方が伝わりやすいことがあります。

 そこに、身体を使う実践者の言語という名の呪文のような音による気付きが、さまざまなものを状況に合わせて整えていくようになって行くのではないでしょうか。身体と心は益々興味深く、そして身に備えなくてはならないものだと感じます。

 昨今の事件ニュースは、一昔前までは信じられないようなものばかりです。事件の当事者も、その少し前までは多くの人達と同じだったはず。明日も明後日も、凶悪な人を除けば、そうではなかった人が、そのようになってしまうでしょう。こうなった時代はなぜなのか?他人事の批判で溢れる負の連鎖も、根本的な日常の情報過多な商売の犠牲に多くの人々がなってしまっているということ、昔の大人たる姿はなぜ崩壊してしまったのか?その原因は今の世の中をどう考え、何を希望に人が生きて行かなくてはならないのか、そこが完全にモラルの崩壊とともに、希望の見えない今を目先のストレス発散のために人は生かされているように感じるのです。ストレスが溜まる仕組みが構築され、そのストレスを解消させる機能を生み出す。そうしたマッチポンプな世の中の仕組みは不健康であり、まともな人も変わってしまうのではないでしょうか。

 身体と心を見つめること。武術稽古にはこうした異変にも気がつける学びが備わっているものと思われます。

 話がかなり逸れてしまいましたが、日常は生き方でもありますので、どういう日常を過ごしていけるかを、確証の無い将来でなく、今の今をどう過ごすかに目が向けられれば、ストレスを利用したマッチポンプ的な世の流れから離脱し、もっと息が楽になる生き方が出来るような気がいたします。


 甲野先生との稽古を終え終電で帰宅。稽古の余韻が強かったのか、その後二回見た夢でも稽古の続きがありました。夢というのも中には不思議なものがあります。不思議なものは不思議なままにしておいたほうがいい。そんな夢でした。

 
 そして本日土曜日は、戸越体育館にてGold Castleの講習をおこないました。

 先週は土曜日にしては珍しく体験参加の方がお一人お越しいただきましたが、今回はお二人お越し下さいました。

 今日は杖術ということで、始めに一人稽古のポイントと、家に帰ったら稽古をやるやらないに関わらず、まずは袋から得物を出して部屋の一番目に付くところに置くことをお伝えいたしました。

 一人自宅で稽古をおこなうには、狭い空間でどうしていいか分からず、言い訳を作って自分を許してしまいがちです。一人稽古をやりなさいという強制は一切しておりませんが、やった方が良いという事は確実ですので、やりたいけど中々暇が無いという方は、得物を出して目に付くところに置くことを習慣化してみてください。まずは五分でも触ってみる、そうすれば身体の方から興味を持って考え始めますので、気が付けば三十分、一時間と時間が経過してしまうものです。本当に五分だけでも良いのです。

 意識は稽古をしたくなくても、無意識では興味を持って待ち望んでいるかもしれません。ちょっと触れる機会が大事ですので、生徒の皆さんには実践していただきたいと思います。


 さて、明日は品川区総合体育館剣道場で12時から講習です。11月となり復帰される生徒達もいて、久しぶりにお会いできることを楽しみにお待ちしております。体験参加の方々もいらっしゃいますので賑わう講習となるでしょう。


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2019年11月09日(土) 『剣術 特別講習会』(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会

2019年11月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-11-03(Sun)
 

人間も春夏秋冬のように

 前に進み続けることの難しさ。

 それはおそらくメンタル的なものなのだろう。

 しかし、それは自然なものであり、必要だから留まっているのかもしれない。

 きっとそうした時期も、いずれ進みゆくであろう流れにとって必要とされる時期なのであろう。

 だが、そうした自然の流れに身を委ねることはなかなか難しい。

 無理をしない。無理をしたくなるまでは。

 季節の変わり目や天候の不安定さ、さまざまな要因が時の流れに選択肢を迫ろうとしているが、私の選択肢は変わらずである。そこに不安は無い。

 私が私に意見を求めたくなるような気分になるのは初めてかもしれない。

 初めてのことならば、それに甘んじてみることにしてみよう。私は何を教えてくれるのだろうか。


 さて、本日は二週間ぶりとなった「クラーチ剣術教室」の講習日。私が皆さんから元気をいただける日でもあります。

 先週は関西での講習会がありましたので、お休みとさせていただきました。その間、何人かの方が自主稽古に訪れていたようで、本日稽古前にOさんから「自主稽古していたら、なんとIさんが来たのよ~!」と喜んで私にお伝え下さいました。

 Iさんは、現代医学では完治出来ない病にかかっておりますが、進行が緩やかなため今でも教室にお越しくださっております。
 80歳代半ばで目も開けにくく歩幅も少しずつしか前に出せませんが、それでもエレベーターに乗って2階にあるこの場所へ武道具を持って参加してくださいます。

 もちろん、それなりのペースでおこなって頂いておりますので、来られる時間にお越しになられ、出来る時間内でお帰りになられますが、自主稽古に参加されていたのには正直驚きました。周囲の方からの勧めもあったようですが、周囲の方のご理解もそうですし、ご本人のお気持ちも「行動に移された」というエネルギーに力をいただきました。

 自主稽古に参加されたOさんご自身も、20年以上関節リウマチ症と付き合い体調をコントロールしながら、ときに注射を打って稽古に参加されております。もうOさんご自身の中で、間もなく六年となる剣術や杖術の稽古が無い日常は考えられないものとなっていることでしょう。おそらくご本人にとりましても当初は全くそんなつもりも無かったと思いますが、これも確実にご縁あっての大きな出来事であったと思います。かく言う私も、まさか剣術や杖術でこういう生活になるとは全く夢にも思いませんでした。

 しかしながら、ただ何となくやっているのではなく、何故だか解らない思考の不思議さや、感じ方、教えというものが自らの中から説得してくれている感があるのです。

 上手く言葉で説明できないのですが、身体と心、武術稽古ではまずそこと向き合う事になりますが、自分で勝手にああしようこうしようと計画的におこなっているのでは無く、ただその時に訪れた出来事に対して「対応」していった結果が今に繋がっているように思うのです。ですから、ギャンブル的な発想も無いですし、ただ自らの身体と心を通じてご縁のある方と繋がっていく中で必要な行動を実践したということです。

 その中で、全ての根幹は私自身の成長に掛かっておりますので、これからも何を感じ、どう実践し、そこから何を見出していくのか。さまざまな日々の状況から試されることがありますので、私はどういう私であるのかを、私に訪ねながら実践していかなければなりません。自然は、さまざまに様変わりいたします。人間も自然であるならばさまざまに感じることもあるはずです。そこで自らをどのように進めて行くのか、道は間違っていないのか、そういう確認点検時期も必要でしょう。年齢を重ねることで得られるものというのは、突如として訪れるこうした状況からなのかもしれません。そこで何を得て行けるのか、そこに今は居るような気がいたします。

 今日の講習では先週自主稽古されたIさんはお休みされましたが、その他は皆さんお越しになられました。低気圧だと調子が優れないKさんもお越しになられ、ガンを患って一旦退会されましたが、体調が落ち着いたこともあって元気に復帰されました。88歳というご年齢ですので、無理なく楽しんでいただければと思うのですが、やはり、「楽しむ「」というのはある程度出来るようになることでもありますので、寂しい思いをさせないためにもなんとか「楽しめる」ようにお伝えしたいと思うのです。

 精神的に不安感の強いMさんも復帰されてから毎回参加されており、同じく80歳代の方ですが覚えは早い方ですので、こうした手順を覚える稽古は向いていると思われます。Mさんも安心して見ていられる様になりました。

 そのほか、元気な皆さんは、バリバリ動いてらっしゃいますので、同年代の方が見ると驚かれるのではないかと思うほどです。踵を上げずに寄せ足をおこなうことも、若い方でも苦労されておりますが、なかなか見ていて気持ちの良い寄せ足ですので、何度も反射的に「いいですね。」と言ってしまいます。

 Hさんは一番新しい生徒さんですが、熱心に復習をされてると思います。映像を観て何度も確認されてらっしゃることからも、杖の取り回しやそれに応ずる身体の連動に興味を持って頂けたのだと感じております。スポーツジムをお辞めになられ、こちらの教室で集中的に身体を動かされるようになっていただきましたので、これからも先を急がずに、Hさんのペースで楽しめるものが身に付くように出来ればと思っております。

 
 クラーチ剣術教室には、ゲストとして毎年、春休み、夏休み、冬休み、と郁己君が参加してくださっております。
 
 先日、郁己君とは小学五年生の終わりごろから約一年間マンツーマンで毎週一回稽古をしていたと記事に書きましたが、とんだ私の記憶違いで、小学五年生になった5/5ゴールデンウィークの木曜日にお母様とお二人で見学に来られ、翌週の9日が初稽古日となり、中学に入学するまでの約二年間をともに稽古いたしました。その殆んどはマンツーマンで、二時間真剣におこなった記憶は彼の中にも長く残るのではないかと思います。彼の生長した姿は、このブログの「高齢者のための剣術教室」というカテゴリの中で、ゲストとして参加された写真は全て掲載しております。大きくなったものです。

 記事の最後に、やはり私にとって稽古以外にも「記事を書く」という事が私が私であるために必要な事なのだと確信いたしました。それは身体的なバランスと心のバランスを保つには欠かせないものなのでしょう。
 今後はブログの記事に限らず、他のSNSは利用いたしませんが、身体と心を通じて実践し得て来たものを言葉や文字に出来る環境となるように、前に進んで行こうと思います。


 金山孝之 指導・監修 DVD
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金山剣術稽古会

2019年10月 武術稽古日程

2019年11月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-10-29(Tue)
 

自らが整うための場

 気持ちのいい青空となった月曜日。明日はまた雨模様となりそうなので、今日の内に出来る用事を済ませたい。


 さて、昨日は品川区総合体育館剣道場にてGold Castleの講習をおこないました。
 一昨日に続き体験参加の方が二名お越しになられ、一コマ受講の方二コマ受講の方それぞれに楽しんで受講されておりました。

 殺陣クラスではタイプMが少しずつ立廻りっぽくなってきました。とりあえず最後までおこなう事が出来るようになりましたので、11/10(日)深川スポーツセンターで撮影を予定しておりますので、前回よりも良くなった部分を記録できればと思っております。

 剣術クラスでは、ひさしぶりにGold Castleならではとなる「誘対稽古」と「鬼ごっこ」をおこないました。

 これは、相手と共におこなう楽しい稽古でもありますが、精確な足運びと剣の操作をおこないつつ相手を観察し同時に周囲を観察する眼を養う稽古法の一つでもあります。

 心理的に追い込まれたときに人は本来の動きが出てしまいますので、頭と身体におけるこれまで学んだ事がどれほど染み込んでいるかが表れるものです。今後も状況を見て時々行うつもりですが、普段の稽古が表れるものですので、いざという時のために普段の稽古をで意識しておくといいかもしれません。

 中学生のK君が、高校に入ったら弓道部に入りたいと申しておりましたので、非常に良い選択だと思いました。居合いや剣道は、私がおこなっている身体の使い方とは全く異なるものですので、混乱が生じると思われますし、弓道で姿勢や身体の内側を観る稽古を積まれた方が今の剣術や杖術との相性は良いものと思われます。

 私の教室では礼儀作法の所作を細かくはお伝えしておりませんが、そのためどうすればいいのかをそれぞれが考える事になります。大まかな条件として、稽古をおこなう気持ちになっていること。自らの状況よりも周囲の状況に先に目が向くこと。経験年数の高い者が、初学の者に対して道を空けてあげること。更衣室では周囲の迷惑にならない振る舞いをおこなうこと。

 簡単に申し上げましたが、各人がそれをどのように踏まえて実践出来るかが剣や杖を使わない稽古として毎度試されております。

 自らの考えで実践し、そこに形を見出すこと。「責任」を自得し、ただ動きだけ、外見だけの事を考えてしまいますと、得られるものよりも、失われてしまうものの方が実は多いように感じます。ですから、場に向かい、その中で過ごすということは実践稽古の集合体でもありますので、私自身もそうですが、これからもひた向きに生徒の皆様と共に修業していきたいと思っております。


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金山剣術稽古会

2019年10月 武術稽古日程

2019年11月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-10-28(Mon)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


1975年生まれ
福岡県北九州市出身
東京都世田谷区在住

松聲館技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより映画に出演。そのほかマンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などをおこなう

2006年
小林照子先生とのご縁から
「からだ化粧」のモデルを務める

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し「抜刀術」「剣術」「杖術」「体術」などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく「Gold Castle 殺陣&剣術スクール」を発足

2014年
甲野善紀先生より
「松聲館技法研究員」を拝命
自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている
 
シニア住宅にて
「高齢者のための剣術教室」をおこなっている

日信工業株式会社の製品
「SAMURAI BRAKE」のプロモーション活動に携わる

2015年
「金山剣術稽古会」を発足
現代における武術稽古の必要性を身体と心で学べる場として活動している

2018年
「関西特別講習会」として定期的に関西地域での講習会を開催

2019年
BABジャパンよりDVD『古武術は速い』刊行

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