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自分で求めたくなる学びとは

 本日のGold Castle 殺陣&剣術スクールはひさしぶりに日曜日夜間の部で開催いたしました。

 会場予約の都合で時間帯が安定せず申し訳ございません。基本的には昼間の部、夕方の部のどちらかを優先して確保しておりますが、確保できなかった場合は夜間の部、午前の部で調整しております。それでも難しい場合は、深川スポーツセンターであったり、文京スポーツセンターなどの会場で開催しております。

 連休の中日、それも夜間の部でしたが昨日に続き多くの方がお越し下さいました。13歳のRちゃんが体験2回目の参加となり、前回よりも緊張せずに楽しんで取り組まれておりました。同期の女性陣達も熱心に殺陣クラス、杖術クラスと取り組んでいました。中でも最後におこなった「三十連円打」の八番目までを、全部覚えている生徒達にそれぞれお伝えしていただき、「楽しい!」という声が聞こえるほどの盛り上がりでした。

 立廻りの中でお芝居の間と、心理状態を表現する目線というものがあります。これは刀の操作とは別に、心の操作ともいうべきでしょうか、その心になっていないと難しい間と目線です。しかし、お芝居の経験が無い人にとってはどうしていいのか分からないものですので、心で自然におこなうのではなく、一つ一つを細かく押さえておく必要があります。ぎこちなくなってしまうかもしれませんが、最初はわざと用意した見せ方として、どこで何が必要なのかを経験しておくことです。

 役者さんにとっても、こうした立廻りの呼吸というのはセリフの掛け合いに近いものがありますので、実際のリアルな掛け合いではなく、見ている人にとって心地良いテンポと間を計算しながら違和感無くおこなっていく感覚が養われるものと思われます。全てを把握した中で逆算的に作っていきます。そこに求められるリズムなどの布石を敷くのです。つまりその布石というものが、今そのときにやるべき判断材料なのです。そこに、リズムと間以外にもアングルが重要になってきます。こうした立廻りというのは、技や動きありきでなく、まずは、何人でおこないどのぐらいの時間何処で観られているのかということから作って行きますので、そこに当て嵌まるベストな体捌きや剣技が、それらの構成に揃うように当て嵌めて作っていきます。つまり動きと言うのは、制限された中で考えなければならないのです。これを自由に動きありきで作ってしまいますと、観ている人にとっては苦痛になってしまいます。剣術や杖術というのは、体の使い方の工夫をさまざまに技の中で一致させて行きますので、私の場合立廻りを考えるときには、そうした一致感覚を全体の構成の中で心地良く作ることに重点を置いております。ですが、現時点における立廻りでは、人が驚くような剣術の体捌きを考えても、まだそれが講習でおこなえる段階ではありませんので、今おこなっている立廻りは比較的オーソドックスな体捌きであると思います。しかし、私の場合は芯を割りと動かしますので、そのあたりは少し難しいと思われているかもしれません。

 殺陣はあまり難しいものよりも、ある程度出来る内容のものを最後までおこなえるほうが皆さんにとっても喜ばしいことですので、つい難しくなってしまわないように私自身気をつけなければなりません。この教室の役目として、参加される方の希望に応えられるように刀を使う=殺陣という入り口から、剣術や抜刀術に杖術など、今まで知らなかった世界をお伝えし、その世界に興味をもたれる方は、お芝居よりもリアルな「身体」という物語を長期に渡って観て行くことに関心を示されております。勿論、殺陣の世界でも、みんなと合わせて作り上げる面白さもあるでしょうし、役者の方には、現場で即対応出来る刀の使い方や間合い感覚、危険察知能力を身につけておく必要があります。こうしたことは、2ヶ月や3ヶ月では付け焼刃でしかありませんので、お仕事やオーデションが来る前には既に身につけて置かなければ間に合いません。また、先にも言いましたがセリフの掛け合いとも通じる呼吸が掴めますし、身が引き締まる空間と言うのは大人になってからは少ないものですので、何かを失わないためにも必要なものです。

 人生を有意義に過ごすには学びから逃げていられませんので、自分で求めたくなる学びとは何なのかを探り、そこに向かって邁進して行ければそれは幸せなことなのかもしれません。大人になってからの学びとは、何かを成功させるためだけではなく、もっと根本的なものを学ぶことが、今の時代は失われてしまっているように感じます。学校の学び、会社の学び、そうでない本当の学びを自分の時間の中で実践していきたいものです。

 明日は、三連休の最終日。18時から品川区総合体育館柔道場で『杖整体操』の講習会をおこないます。杖を持ってらっしゃる方は飛び入り参加でも大丈夫です。普段お忙しい方はなかなか身体を労わることができませんので、この機会に身体というこの世の借り物に感謝の実践をしてあげましょう!


2020年1月13日(月/成人の日)『杖整体操』(お申し込み受付中)

2020年1月18日(土)『抜刀術 特別講習会』(お申し込み受付中)

2020年2月01日(土)『剣術 特別講習会』(お申し込み受付中)

金山孝之 指導・監修 DVD
『古武術は速い~“型の手続き”を追求した剣・杖の実践的な体使い~』


金山剣術稽古会

2020年1月 武術稽古日程

2020年2月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文

2020-01-13(Mon)
 

杖術の新しい操法をお伝えする

 昨夜は猛烈な睡魔に襲われ、いつもは2時か3時頃に就寝の私が21時過ぎに床に着いた。1/3から一週間毎日稽古だったせいか、それなりに疲労が溜まっていたのかもしれない。

 本日11日は三連休の初日ということもあり、電車内はスーツケースを引く人が多く見られた。特に私が乗り換える品川駅では、新幹線や羽田空港行きの京急に乗り換える人が多く、同じようにスーツケース(キャリーバッグ)を引いている私もこういう日は紛れてしまう。

 今日の講習では多くの方にお越しいただき杖術の新たな操法をお伝えいたしました。両手を寄せ支点をどのように移動させるか、そしてその際の足運びをどうおこなうかがこれまでの操法とは異なります。

 私自身、右肩甲骨を広げることで間合いが縮まり打ちの威力も上がる事が受けていただくことで確認できました。
 まず最初に、体捌きと身体を練る稽古として「差し換え突き」をおこないました。これを見ていると現時点での身体の使い方、浮き身の掛け方がよく見えますので、「ああ、この方は上手になったなぁ」と上下前後左右、重心のブレが少なくなり、それを司る脚足の働きが上達されております。

 続いて「二杖之位」中段の構えから「攻防一体」をおこない、相手の打ちを受け、その力を貰いながら連鎖的に攻撃へ繋げていく稽古をおこない、その働きが身体に入ったところで、今度は抜き技のように相手の起こりを捉え変化させて打ち込んでいく動きをおこないました。

 さらに「二杖之位」下段の構えから「払い打ち」、「払い突き」をおこない、最後は「二杖転換」をおこないました。二杖というのは、杖一本で二本分の働きをさせることからそのように名称を付けました。最後の相手の打ち込みを頭上で受け、そこからの変化で落としながら打ち込んでいく際に、右足に重心を乗せ、そのまま引っ掛け落す際に右足を上げ、打ちに転ずる際には足が落ちていることが解り、この瞬間の働きの多くは右足であることから、あらためてこれは興味深い得物の操法であると確信いたしました。

 体験初参加の俳優さんも興味深く身体の使い方を学ばれておりました。非常に礼儀正しい方でした。このところは、男女共に俳優の方や俳優志望の方が多く参加されております。

 Gold Castle 殺陣&剣術スクールも今年で七年目を向かえますので、この教室名を目にしたことがある方も徐々に増えてきているものと思われます。今では同業者の方も何人か生徒であった時期がありますので、そうした同業者の中での情報交換というのも有益なものでありますし、私としましても「この方の教室なら同業であっても紹介出来る」と思える方を何人か知っております。(もちろんその反対もありますが)指導者との相性というのはありますので、後で後悔しないところで人生の時間とお金を使った方がいいと思います。

 現在お越しいただいているGold Castleの生徒達の年齢や男女比を見ますと、男女比はやや女性の方が多い状況です。年齢層は下が9歳から上が76歳となっております。10代は一昨年から昨年に掛けて増えましたし、20代は男性が少なく女性はこの二ヶ月で三名増えました。30代は男女ともに少なめですが、40代になりますと男女共に多く見受けられます。50代、60代の方もいらっしゃいますので、幅広い年齢層の方が生徒になって下さっております。海外ご出身の方もお二人生徒になられております。体験参加の方も途切れずに起こしいただいておりますが、以前に比べて正規受講生へとなられる方が増えてきたように感じます。それでも、お仕事や学業などでお休みされる方もいらっしゃいますので、一定して生徒数は大きな変動がありません。そうした中で長く続けてくださる方への思いと言うのは、同時に体験参加に来られた頃の事も記憶の中にありますので、感謝の気持ちしかありません。私がこうして指導者として生きていられるのも、生徒の皆様がお越しになっていただけるからであり、その気持ちに甘えることなく皆が「良かった」と思っていただける指導者として精進し伝えて行かなければなりません。まだまだ課題が多いですが、皆で一緒に成長していける、そんな共有空間を大事に明日を生きて行こうと思います。

 明日はひさしぶりに夜からの講習です。18時~品川区総合体育館剣道場でお待ちしております。


2020年1月13日(月/成人の日)『杖整体操』(お申し込み受付中)

2020年1月18日(土)『抜刀術 特別講習会』(お申し込み受付中)

2020年2月01日(土)『剣術 特別講習会』(お申し込み受付中)

金山孝之 指導・監修 DVD
『古武術は速い~“型の手続き”を追求した剣・杖の実践的な体使い~』


金山剣術稽古会

2020年1月 武術稽古日程

2020年2月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文

2020-01-12(Sun)
 

飽きる手前までという通過点

 最近は都内でも星が綺麗に見える。この時期の夜空の主役はオリオン座だろう。一番星といえる金星も星とは思えないほどに明るい。ウルウルと見えるこの時期の星空が好きだ。

 
 さて、本日の講習は品川区総合体育館柔道場にて開催いたしました。今日は若い世代の生徒達が多く、そのためか私自身笑いを誘ってしまう発言が多かったように思います。全員に伝えようとすることよりも、一人の相手に伝えるつもりで発したほうが全体に響くということがあります。

 さいきん感じることは、「剣を振りたい」ということが、殺陣だの剣術だの立廻りだの講習内容を設定しそれぞれのレベルを見ながら進めて行くということ以前に、まずはそこを満たすということが先決かと感じ始めるようになりました。

 楽しく続けられることの要因としては、「何となく気が付けば出来るようになっていた」という、自らを否定したくなるような状態に浸からせず、時間を掛けて飽きそうな頃合を見て次に進めたほうが良いのかもしれません。私としてはもう飽きてしまっているのではないかと、逆に進ませたくなるのですが、剣をただ振ることに飽きることでようやく精確な操作へと身体が求め始めるのかもしれません。これは否定的な思いから書いているのではなく、まずは存分に安全な範囲で剣を振らせるということが最初の通過点であるように感じたからです。もちろん、経験者や長い生徒達はその通りではないと思いますが、未経験の方には、あまり難しくなくドンドン振れることが通過点としては必要なのかもしれません。

 土曜日に不定期ではありますが「殺陣基礎クラス」を開設しましたのも、そうした思いがあってのもので、動きの一部分をジックリ続けておこないたいという方もいらっしゃることと思いますので、つい進んでしまわぬように私が私の手綱を締めておこなうクラスでもあります。

 今日の講習では胴斬りが連続でスムーズに続けられる生徒も増えて来ました。今日初めておこなった新しい生徒達は手足の運びに苦労されておりましたが、全員同じように出来ない状態からスムーズに出来るようになりました。この稽古はたまにしかおこないませんが、杖術や剣術など身体の使い方に眼を向ける事で身体操作の手順が間違えにくくなりさまざまに把握出来るようになってきます。ですので、滅多にやらない内容のものでも、動きの組み合わせと流れが、稽古で経験したものの中から把握に繋がり動けるようになるのです。

 これはよくありがちなことですが、「自分は出来ない人間なんじゃないだろうか…」と自己嫌悪に陥ってしまう場合があります。経験していないものは出来ようがありませんので、意識的にも無意識的にも身体にどういう動き方で感覚や調和それらを統御するための手順を身につける事が出来るかを、失敗しながら経験させていくのです。それが稽古に必要な時間とも言えるでしょう。習うのが上手い人というのは、そうしたことが解っているので、出来ない自分になんらショックを感じることも無く、まずはやるべき事から経験させて行くことを知っているのです。  なんだか、今書いていて自分の今の心境を書いているようで恥ずかしい気もいたしますが、私自身にとりましても出来ないことは当然嫌なものです。しかし、自分のやれる範囲に眼を向けて行きますと、自分にしか出来ない部分も見えてきます。そこをいかに伸ばし、その先を実感出来るかが、その人にとっての進展への道筋の一つであると思われます。どうやらこれは私が私に書いているような文になってしまいました。

 今日はHさんが率先して若い生徒達の袴の着付けを合間におこなって下さり、板に付いたその光景はなかなか良いものでした。中学生の生徒達も大きくなり、袴をつけた若い生徒も徐々に見られるようになりました。これからそうした姿のお子さん達が見られることが私にとりましても楽しみでありますし、当人達にとりましても気持ちが切り替わるものになると思います。

 更衣室で稽古着に着替え、道場に礼をし、稽古に励む。稽古後は掃除をし、道場に礼をして更衣室で着替える。

 この一つ一つを疎かにせずおこなうことで、養われるものは大きいものです。難しいことではありませんが、それだけに油断しがちになってしまうものです。すべてに意味はあり、その中で逸脱せずに自由に振舞えることがこうした習い事の本質であり試されている部分であります。

 「気付くちから」を養うことです。


 今日もそれぞれに励んでいただきました。2020年、令和二年、新たな気持ちを薄めることなく、それぞれ身につけて行きましょう。本日もお越しいただきありがとうございました。


2020年1月13日(月/成人の日) 『杖整体操』(お申し込み受付中)

2020年1月18日(土) 『抜刀術 特別講習会』(お申し込み受付中)

金山孝之 指導・監修 DVD
『古武術は速い~“型の手続き”を追求した剣・杖の実践的な体使い~』


金山剣術稽古会

2020年1月 武術稽古日程

2020年2月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文

2020-01-06(Mon)
 

本日はSさんが正規受講生になられました

 今年の稽古始めは、昨日1/3の夜に松聲館に伺い甲野善紀先生と稽古させていただきました。以前は、先生の技に感動し、興奮冷めやらぬ状態が常でありましたが、このところは、自分の未熟さ稽古の甘さを痛感する苦しみの時間となったように思います。しかしそれは、何かが前に進んだことでもあり、今自分に出来るコトを務めて行くことでしか進んでいけないことも解っております。だからこそ現時点における未熟さに苦しさを感じながらも今を乗り越えて行かなければならないのだと自分に言い聞かせるしか術はありません。

 表裏という事を考えるなら、苦しみは必要であると思います。

 一歩がどの方向に進んでいくかが大事であり、その一歩一歩を積み重ねて行かなければ辿り着けない場所がある筈です。しかし、時の流れと言うのはその先を遥か彼方へ押しやってしまいますので、道というのは果てしなく厳しいものであると痛感いたします。そのことを、承知した上で自分らしく進んでいくことが私の道であると思います。

 学ぶとは常に楽しく心地良く勢い良く展開していくものでもなく、苦しみ考え、自己否定に陥りながらも、そうでなければ得ていけないものもあります。先日の記事でも書いた「対にあるものに時間を使ってあげられるか」という観点からも、対無き物事は存在せず、その両方を知った上で己を観ることが出来るのではないでしょうか。

 終電で家路に着く道すがら、稽古始めから身が引き締まるようなそれは私の中で勝手にそう解釈してしまっていることなのですが、感じるものというのは意図必然でありますので、意識と身体が近づけるようそれに向かって今年一年歩を進めていこうと思います。

 
 そして本日1/4は、私が主催する稽古始めとしてGold Castle 殺陣&剣術スクールの講習をおこないました。本日は土曜日としてはひさしぶりに二コマ、「剣術クラス」と新たに開設した「殺陣基礎クラス」を開催いたしました。

 剣術クラスでは後半小太刀をおこない、殺陣基礎クラスでは、その名前の通り基礎のみをジックリとおこないました。しかしながら私の悪い癖で最後は少し動きを組み合わせて一つの形を即興でおこなえるようにいたしました。その場の雰囲気を見て、即興で組み合わせた流れですが、あくまでも基礎を重点にしたクラスですので、私が想定しているよりももっと立ち止まっておこなうべきであると言い聞かせながら今後もこのクラスを継続して参ります。

 年初めは新たに何かを始められる方が多いものです。本日は体験参加の方が6名いらっしゃり、Sさんは正規受講生となられました。1月中にあと何人かの方が生徒になられる気配ですので、教室としてもさらに学びの場として雰囲気が整ってくるものと感じております。

 1/13(月)には18時00分~19時30分『杖整体操』の講習会をおこないます。今日は講習後に15時30分~17時00分とお伝えいたしましたが、2/24(月)と混同しておりましたので、ここに訂正させていただきます。まだ体験されていない方は是非自分の身体をねぎらってあげるつもりでお越しいただければと思います。参加費も2.000円ですのでマッサージに行くよりも安価です。杖を持っていれば自宅で出来る方法も学べますので是非一度お越しになってみてください。開脚は以前おこなっておりましたが、人によっては心地良さが覚めてしまいますので、講習会では開脚をおこないません。緊張もなく体が痛くない形で果たしてどれほどの効果があるのか体感なさってみてください。

 そして1/18(土)は、15時00分~17時00分『抜刀術 特別講習会』を開催いたします。居合刀を購入された方には絶好の機会ですので、感覚を知る上で二時間の集中した空間とともに静から学ぶことは多いものです。

 そして最後に、昨年5/20に発売された私の初めてとなるDVD『古武術は速い~“型の手続き”を追求した剣・杖の実践的な体使い~』を私の生徒や門人の方限定で定価5.500円のところ、1.000円割り引いて4.500円で私が直接お渡しいたします。(数に限りが御座いますのでお早めにご連絡下さい) 直接お渡しの場合、何かご希望があれば承ることも可能ですので、その際にはお伝え下さい。ご連絡はホームページか、こちらのブログのお問い合わせ、または直接私のメールアドレスをご存知の方はそちらからでも結構です。講習でおこなっていることの理解が進むと思われます。

 
 さあ、明日は品川区総合体育館柔道場で15時~開催いたします。稽古始めの方もいらっしゃるでしょうし、今年から復帰される方もいらっしゃることでしょう。新たなスタートを皆様とともにお待ちしております。


2020年1月13日(月/成人の日) 『杖整体操』(お申し込み受付中)

2020年1月18日(土) 『抜刀術 特別講習会』(お申し込み受付中)

金山孝之 指導・監修 DVD
『古武術は速い~“型の手続き”を追求した剣・杖の実践的な体使い~』


金山剣術稽古会

2020年1月 武術稽古日程

2020年2月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文

2020-01-05(Sun)
 

Gold Castle 殺陣&剣術スクール 2019年稽古納め

 日曜日に家に居ることが不思議な気分である。昨日は私が主催する活動の稽古納めとなり、Gold Castle 殺陣&剣術スクール、金山剣術稽古会ともに2019年最後の稽古をおこないました。

 年末はなにかと忙しくお越しになられる方も少ないのではと思っておりましたが、なんとか都合をつけてお越しいただいた方々もいらっしゃり賑わうものとなりました。

 講習では、杖の新しい技「燕打ち」と「大燕打ち」をお伝えいたしました。これは裏の動きに目が向くようになり、裏の働きというのは目に付きにくくなるべく簡略化して少なくした方が良いとどこか思っていたのかもしれませんが、その事が自然と消え、裏の動きに興味を持つようになっており、そのことから今までに無い動きに気が付く事になりました。

 こうしたことは面白いもので、殆どの人が表の動きは直ぐに入り、裏の部分はゆっくり見せていてもなかなか伝わり難いものでした。どうして表と裏に気がついたかと言えば以前にも記しましたが、目の使い方、誘われ方、「表裏の見眼」という目に誘われないように眼を使うことで見えてくるもの気が付けるものがあるということからです。つまり物が見えていても、その実態までは見えていないということです。表を見れば裏が見えない。裏を見れば表が見えない。というように実態を見るには目に誘われないということです。そのためには目に誘われずに観る眼をいかに養っていくかが重要になります。表ばかりを見続けてきた人ほど、裏の部分を観る眼は退化してしまっている可能性があります。私自身の課題としましては、その「表裏の見眼」を意識的なものから無意識レベルで感じられるように、何年掛かるか分かりませんが、そのことは全てにおいての課題として取り組んで参ります。

 全てのことを意識的に支配してコントロールするのは心に悪影響を及ぼしてしまいます。武術稽古でもそうですが、そのことを意識的に考えなくとも伝えてくれる何かがあります。つまり、深層心理に強い思いがあれば状況に合わせて勝手にお膳立てしてくれるものだと思うのです。それを、稽古において全て段取りし遣るべき内容、話す言葉を全部決めてしまっては全く無駄な労力とストレスになってしまいます。そうした思いが強ければ、自然と御膳立てしてくれる能の優れた働きの出番を封じてしまうことになるのです。

 ですので、何かを本質的に進化させたいという事に対して、どういう想いで取り組むのかという事が、それぞれの人にとっての目指すべき目標に定められる在り方であり、今の根源的な想いや表も裏も含めた存在そのものに生まれ来る自然な導きが、その人の道ということになるのでしょう。深層心理からは逃れることが出来ませんので、深層心理と自身が望むことへの表裏が一体となった生き方が無意識に置ける己の助けとなるのではないでしょうか。

 気が付けば講習内容から話が逸れてしまいましたので軌道修正。

 最後におこなった「捧げ首潰し」や「捧げ首潰し返し」なども初めての方には興味深く取り組んでいただきました。昨年11/7にBABジャパンのDVD撮影をおこないましたが、あれから一年が経ち、杖術や体術などさまざまに有効な技や不思議な身体の使い方が見つかりました。今後はさらに利きを高めながら、根本的に変えていけるような身体の使い方を模索し、さらなる向上へと続いて行きたいと思います。

 今年一年、生徒のみなさまにはお世話になりました。新しく生徒になられた方、仕事の都合などでなかなかお越しいただけない方、体調を崩して長期療養されている方、学業のため勉強に専念しお休みされている方、出会いが増えればそれだけいろいろな状況をご連絡いただくことになります。Gold Castleがこれからも皆様にとりまして、得難い場であるように私自身も精進して参ります。稽古始めは一週間後の1/4(土)となりますが、新年を迎え新たな気持ちで進められるよう皆様良いお年をお迎えくださいませ。
ありがとうございました。


2020年1月18日(土) 『抜刀術 特別講習会』(お申し込み受付中)

金山孝之 指導・監修 DVD
『古武術は速い~“型の手続き”を追求した剣・杖の実践的な体使い~』


金山剣術稽古会

2020年1月 武術稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文

2019-12-29(Sun)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


1975年生まれ
福岡県北九州市出身
東京都世田谷区在住

松聲館技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより映画に出演。そのほかマンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などをおこなう

2006年
小林照子先生とのご縁から
「からだ化粧」のモデルを務める

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し「抜刀術」「剣術」「杖術」「体術」などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく「Gold Castle 殺陣&剣術スクール」を発足

2014年
甲野善紀先生より
「松聲館技法研究員」を拝命
自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている
 
シニア住宅にて
「高齢者のための剣術教室」をおこなっている

日信工業株式会社の製品
「SAMURAI BRAKE」のプロモーション活動に携わる

2015年
「金山剣術稽古会」を発足
現代における武術稽古の必要性を身体と心で学べる場として活動している

2018年
「関西特別講習会」として定期的に関西地域での講習会を開催

2019年
BABジャパンよりDVD『古武術は速い』刊行

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